JP5027402B2 - 微粉粒体の漏出防止用のシール材 - Google Patents

微粉粒体の漏出防止用のシール材 Download PDF

Info

Publication number
JP5027402B2
JP5027402B2 JP2005308022A JP2005308022A JP5027402B2 JP 5027402 B2 JP5027402 B2 JP 5027402B2 JP 2005308022 A JP2005308022 A JP 2005308022A JP 2005308022 A JP2005308022 A JP 2005308022A JP 5027402 B2 JP5027402 B2 JP 5027402B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sealing material
resin
layer
sealing
fiber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005308022A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007113750A (ja
Inventor
一英 稲田
章生 津田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUJICO CO., LTD.
Original Assignee
FUJICO CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by FUJICO CO., LTD. filed Critical FUJICO CO., LTD.
Priority to JP2005308022A priority Critical patent/JP5027402B2/ja
Publication of JP2007113750A publication Critical patent/JP2007113750A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5027402B2 publication Critical patent/JP5027402B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/141Feedstock

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Sealing Devices (AREA)
  • Sealing Material Composition (AREA)

Description

本発明は、主に電子複写機、レーザビームプリンタ、ファクシミリのような写真画像形成プロセスまたは各種の作業機器において、感光ドラム、現像ローラや定着ローラなどの周面に密接することにより、トナーなどの微粉粒体の漏出防止を達成するシール材に関する。
電子複写機やレーザビームプリンタなどの電子写真画像形成プロセスは、特開2001−290405号などに示すように、メンテナンス回数を減らし且つメンテナンス費用を低減化するため、現在では感光ドラム、現像ローラおよび他の基材を一体化し、カートリッジとして着脱自在にしてメンテナンスをユーザ自身で行う方式が一般的である。このプロセスカートリッジ方式は、カートリッジ交換作業が簡単であり、メンテナンスフリーであるので使い勝手が格段に向上する。
このプロセスカートリッジは、クリーニング機構で生じた廃トナーをクリーニング容器内へ排出し、該カートリッジの交換時に同時に廃棄する。このクリーニング機構は、一次転写後に感光ドラム表面から残トナーを掻き取るとともに、感光ドラムに対向させてクリーニングブレードおよびクリーニング容器の開口部の両端部にシール材を取り付けることにより、残トナーが容器両側部から漏出することを防いでいる。このようなクリーニング機構は、通常のプロセスカートリッジにおいて広く実施されている。
電子写真画像形成プロセスにおいて、感光ドラムや現像ローラの周辺は常温より高く、一時的に100℃前後に達することがある。このため、感光ドラムや現像ローラの付近では、シール材として摺動性および耐熱性が優れたPTFE(ポリテトラフルオロエチレン)繊維のフェルトを使用することが一般的であった。また、これらのシール材は、稼動部材のスムースな回転を維持し且つ高い密接度を要求されるため、感光ドラムなどに接触するシート層と、弾性を付与するクッション層との2層構造が有利であり、該クッション層には主にウレタンフォームを用いている。
トナー漏出を防止するシール材の公知例として、特開昭61−129664号、特開平4−134374号、登録実用新案第2537613号が存在し、PTFE繊維フェルトには、ニードルパンチフェルト、植毛シートまたは平滑処理フェルトが存在する。このPTFE繊維は通常のフェルトであると、厚いクッション層を設けても高いシール性を発現させるためにかなり厚くすることを要する。また、特開平11−61101号や特開2003−223047号のように、緻密なパイル状織物からなるシール材を適用することも提案されている。
特開2001−290405号公報 特開昭61−129664号公報 特開平4−134374号公報 登録実用新案第2537613号公報 特開平11−61101号公報 特開2003−223047号公報
電子写真画像形成プロセスに用いるシール材に関して、近年においてトナー微粒子が10μm以下のようにいっそう微細化し且つ重合トナー粒子などの出現により、PTFE繊維のフェルト単独であるとかなり厚くしてもシール性に限界があり、トナー漏出防止効果を十分に発現させることが困難であった。PTFE繊維のフェルトは、裏面にクッション層が設置するだけでは、PTFE繊維の本来の物性である摺動性を維持できても、シール性を所望通りに高くすることはできない。一方、通常の天然または合成繊維には、摺動性の点において、PTFE繊維並みの摺動性を有するものは殆ど存在せず、シール性についてはPTFE繊維よりも若干良いものがあるにすぎない。
一方、パイル状織物のシール材は、モケット織のパイル長が3〜4mmというように比較的長いことにより、その裏面にウレタン発泡体や羊毛フェルトを貼着しなくても、PTFE繊維フェルトに比べて摺動性は多少低く、さらにクッション性が高くてある程度のシール性を発揮する。この種のシール材は、パイル糸を2層の地経糸および地緯糸に織り込んで毛抜けを防ぐことにより、PTFE繊維フェルトの脱毛を防止しにくいという問題も解決している。
この反面、このパイル状織物のシール材は、2層の地経糸および地緯糸を組み合わせるため、4本の地経糸と2本の地緯糸を同時に織機に送り込むことを要し、この織機は汎用機ではなくて特注機となって非常に高価であるうえに、使用糸量も倍になって製造コストが高くなる。また、毛抜けを防ぐためにパイル糸の目付をフルゲージの総詰めとしても、起毛処理後のパイル糸の基部には空隙が残存しやすく、このパイル基部からトナー微粒子が一部漏出することを回避できない。
また、上記に例示したような繊維素材を用いたシール材には、毛羽立ち、毛羽脱落といった課題がある。これにより、稼動部材の汚れ、トナーへの毛羽混入、または機械組み立て時に部材同士が粘着したり絡まったりして生産効率が低下するという問題があった。
本発明は、主に電子写真画像形成プロセスに用いるシール材に関する前記の問題点を改善するために提案されたものであり、低摩擦性であるうえにシール性が高く、微粉粒体の漏出防止性能を十分に発揮するシール材を提供することを目的としている。本発明の他の目的は、シール材本体から繊維の脱落が少なくなり、毛羽の発生や飛散を抑制するシール材を提供することである。本発明の別の目的は、感光ドラムなどの稼動部材の周面に残ったトナーを効果的に掻き取れるシール材を提供することである。
本発明に係るシール材は、微粉粒体の漏出防止用であり、稼動部材の表面と密接して微粉粒体が外部へ漏出することを防ぐ。本発明のシール材では、繊維素材の表面シール層とクッション層との積層構造を有し、該シール層およびクッション層の少なくとも一方においてその全体または部分的に樹脂加工を施している。
本発明のシール材には、クッション層の下側に接着層を設ける。本発明のシール材は、表面シール層の全体、上方部または下方部が樹脂加工されたり、クッション層の全体が樹脂加工されていてもよい。本発明のシール材は、表面シール層および/またはクッション層の一部または全体を不織布で構成してもよい。
本発明のシール材では、表面シール層が、摺動性繊維、フッ素系繊維または摺動性繊維と剛直性繊維を主体として構成されると好ましい。本発明のシール材では、クッション層が、羊毛または合成繊維を主体とする不織布からなることも可能である。好ましくは、樹脂加工に用いる樹脂はフッ素系樹脂またはシリコン系樹脂である。さらに、打ち抜き加工などにより、シール材を様々な平面形状(図2参照)に加工して、トナーなどの微粉粒体の漏れ防止用シール材として用いる。
本発明を図面によって説明すると、本発明に係るシール材1は、例えば、図1に示すように表面シール層2とクッション層3との積層構造を有し、通常、該クッション層の下側に接着層5を設ける。本発明のシール材1では、表面シール層2とクッション層3のいずれかまたは両層を樹脂加工して樹脂加工部7(図1)を形成する。さらに、打ち抜き加工などで様々な平面形状(例えば図2)に加工することにより、トナーなどの微粉粒体の漏れ防止用シール材として用いる。
表面シール層2は、不織布つまりフェルト、織編物または植毛織物(図4参照)などの繊維素材からなり、厚さは0.4〜2.0mmであればよい。表面シール層2の一部を不織布で構成し、他の部分を織編物または植毛織物で構成してもよい(図5参照)。表面シール層2が不織布であれば、一般に繊維の摩擦抵抗が小さく且つシール材1において寸法安定性が優れた摺動性繊維、フッ素系繊維または摺動性繊維と剛直性繊維を主体として構成すると好ましい。
不織布や植毛織物などの繊維素材で構成される表面シール層2は、その上方部または下方部あるいは全面を樹脂加工することが重要である。表面シール層2の下方部を樹脂加工する場合、該シール層で用いた摺動性繊維あるいは摺動性繊維と剛直性繊維のシール性および掻き取り性などの物性をそのまま維持しながら、毛羽立ちおよび毛羽脱落などを減少させることができる。特に、加工する樹脂として、柔軟で離型性を有するフッ素系樹脂などを用いると、柔軟性を確保しつつ、打ち抜きなどでシール材1に加工した際の部材同士の絡まりや粘着などを防止できる。また、表面シール層2の上方部を樹脂加工する場合には、特にフッ素系やシリコン系の樹脂を用いると、該シール層の素材として摺動性繊維を用いる際でも、その摺動性が向上するために繊維の引っ掛かりが減少傾向になり、樹脂付与の効果と相まって、さらに毛羽立ちと毛羽脱落などを減少させることができる。さらに、表面シール層2の全体を樹脂加工する場合には、前記の両方法に比べて必要な樹脂量が多くなり、生地が硬くなる傾向がある反面、樹脂含浸・絞り・乾燥といったいわゆるパッドマングル法により、簡便で樹脂付着量の安定した加工を行うことができる。
前記の樹脂加工の方法は、特に限定されることがなく、表面シール層2の上方部または下方部の加工ではロールコータ方式などのコーティング法、スクリーン印刷法、スプレー法などを選択し、全体の加工ではパッドマングル法などを選択すればよい。また、所望に応じて、樹脂加工後の皮膜を安定させるための熱処理も行うことができる。
不織布の表面シール層2は、摺動性繊維、フッ素系繊維または摺動性繊維と剛直性繊維を主体として構成し、これらの繊維以外の繊維を多少加えることも可能である。また、表面シール層2の寸法安定性を増すために、摺動性繊維や剛直性繊維の基布を2等分のカードラップの間に介在させたり、または該基布を単独のカードラップの下方に配置することも可能である。
不織布の表面シール層2において、好適な摺動性繊維として、ポリイミド繊維、ポリアミドイミド繊維、シリコン系樹脂粉末を練り込んだ繊維などが例示できる。また、好適なフッ素系繊維として、PTFE繊維,FEP(テトラフルオロエチレン−ヘキサフルオロプロピレン共重合体)繊維、PFA(テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体)繊維、ETFE(エチレン−テトラフルオロエチレン共重合体)繊維、フッ素系樹脂粉末を練り込んだ繊維などが例示できる。PTFE繊維は、PTFE微粒子の水分散ディスパージョンを少量のマトリックス物質を混合し、該マトリックス物質が凝固する紡糸液中に押し出して繊維状にしてから、マトリックス物質を熱分解・除去しても、またはPTFE微粒子をナフサなどの有機溶媒と混合し、これを押出成形で生テープ状に成形さらに延伸・焼結した後に、得たフィルムをマイクロスリッタで割繊して繊維状にしてもよい。
また、不織布の表面シール層2は、摺動性繊維と剛直性繊維で構成してもよく、両繊維を含むカードラップをニードルパンチで一体化する。この際に、摺動性繊維は、その繊径が剛直性繊維のそれよりも太いことを要する。摺動性繊維が剛直性繊維よりも太くすれば、立毛8(図1)を形成する別のニードルパンチにおいて、より多い剛直性繊維の立毛8をほぼ切断することができる。
摺動性繊維と剛直性繊維で構成する表面シール層2において、比較的太い摺動性繊維は40〜80重量%、比較的細い剛直性繊維は20〜60重量%であると好ましい。摺動性繊維がシール層全体の40重量%未満であると、シール材1に用いるシール層2として、高温環境における所望の摺動性を得ることが難しく、トナーの漏出を防止する点で問題が発生しやすい。一方、摺動性繊維が80重量%を超えると、シール層2の接触面でカット状の立毛が少なくなってトナー掻き取り性が低下しやすく、しかもコストの上昇の割りにはシール層2の物性が良化しない。
摺動性繊維と剛直性繊維で構成する表面シール層2において、摺動性繊維は、その繊度が7〜50デシテックスであると好ましく、さらに望ましくは10〜35デシテックスである。摺動性繊維の繊度が7〜50デシテックスの範囲から外れると、摺動性繊維のループ状立毛が多くなったり、立毛8の形成が阻害されることになる。一方、剛直性繊維は、その繊度が5〜45デシテックスであると好ましく、さらに望ましくは8〜20デシテックスである。剛直性繊維の繊度が5〜45デシテックスの範囲から外れると、剛直性繊維が不均一に切断されて立毛が形成されなかったり、剛直性繊維の立毛がカット状にならないことが発生する。
摺動性繊維と剛直性繊維で構成する表面シール層2において、摺動性繊維は前記と同じ繊維またはフッ素系繊維である。一方、剛直性繊維として、メタアラミド(ポリ−m−フェニレンイソフタルアミド)繊維、パラアラミド(ポリ−p−フェニレンテレフタルアミド)繊維、66ナイロン繊維などのポリアミド繊維、ポリエステル繊維、液晶ポリエステル繊維、PPS(ポリフェニレンサルファイド)繊維またはポリオレフィン繊維などが例示できる。好適な剛直性繊維は、メタアラミド繊維、パラアラミド繊維またはポリエステル繊維である。
前記の剛直性繊維は、摺動性繊維に比べて剛直であってカット状のものはシール性が高く且つトナーの掻き取り効果が優れ、さらに融点が約250℃以上または無融点であるとシール材1を高温環境で使用する際に、表面シール層2が耐熱性を有するので好ましい。この際に、無融点の繊維は、加熱時に溶融温度よりも分解温度が低いことで融点測定が困難な繊維であり、この繊維は通常約250℃に加熱しても熱分解しない。剛直性繊維が耐熱性でない場合には、各種の回転ローラや往復作動部材などについて、常温での使用環境または比較的温度が低い高温環境において使用することになる。
不織布の表面シール層2を製造するには、各繊維単独のウェブまたは摺動性繊維および剛直性繊維を相互に混綿してウェブとし、用途に応じてウェブを所定枚数積層してカードラップを形成してからニードルパンチすると好ましい。このカードラップは、公知のロッキングニードルによるニードルパンチでフェルト化され、このニードルパンチは下記の特殊ニードルによるニードルパンチで省略してもよい。このニードルパンチにおける針本数は、150〜400本/cm程度であればよく、所望に応じてニードルパンチの後に高圧のウォータジェット処理を行ってもよい。得た不織布は、厚さが1.0〜2.0mm、好ましくは1.2〜1.7mmであり、その目付は300〜500g/m2、好ましくは370〜430g/m2である。
表面シール層2が摺動性繊維と剛直性繊維で構成される場合、ついで立毛用の特殊ニードル(図示しない)によってパンチ深さ6.5〜9.5mm、針本数400〜800本/cmで別のニードルパンチを行い、高さが平均0.1〜1.5mmの立毛8(図1)を表面全体に形成すると好ましい。この特殊ニードルは、先端部が角錐状に先細りであり、後方側部に切り込みを設けて繊維を引っ掛けやすくする。この特殊ニードルによるニードルパンチにより、フェルト表面において繊維が立毛し、その際に多くの立毛8が切断されてカット状になり、且つ一部は切断されずにループ状のままに残る。立毛8の高さは平均0.1〜1.5mmであり、「平均」の高さであるから、高さ2mm前後の立毛または0.1mm未満の立毛もごく稀には存在する。また、立毛8に関してカット状のものは50%以上であり、通常では全立毛の70%以上がカット状である。
シール層2の表面が立毛8によって緻密な凹凸を有すると、感光ドラムや現像ローラのような稼動部材と密接して接触面の摩擦抵抗を減らすことができる。立毛8がカット状であると、ドラム表面などの残トナーをより効果的に掻き取ることができる。立毛8をさらに密度アップさせるために、加熱炉に通してあらかじめ熱処理してもよい。立毛8は、図1のように、加熱ロールプレス(図示しない)などの加熱処理によって一方向に寝かして斜毛とすることにより、感光ドラムや現像ローラなどの稼動部材との接触面の摩擦抵抗をいっそう減らすことができる。
一方、クッション層3は、比較的弾力性に富んだ発泡樹脂、不織布、織編物、軟質ゴムなどからなり、厚さは1.0〜3.0mmであればよい。クッション層3が不織布であれば、羊毛または合成繊維を主体とすると好ましく、さらに添加繊維以外の繊維を多少加えたり、樹脂加工することが可能である。クッション層3は、具体的にはポリウレタンフォーム、羊毛フェルト、ニードルフェルトなどである。クッション層3として羊毛フェルト、ニードルフェルトのような繊維素材を用いる場合には、該クッション層全体を樹脂加工すると、毛羽立ち、毛羽脱落などを減少できるので好ましい。用いる樹脂は特に限定されず、クッション層3を硬くしない柔らかい樹脂を用いればよく、アクリル樹脂、ウレタン樹脂、フッ素系樹脂などが好適である。
表面シール層2は、図1に示すように、樹脂加工の後にクッション層3を貼り付けるか、または樹脂加工済みのクッション層3を貼り付ける。樹脂加工用の樹脂は、例えば、表面シール層2ではフッ素系樹脂またはシリコン系樹脂であり、クッション層3ではウレタン樹脂、アクリル樹脂またはフッ素系樹脂であると好ましい。2種以上の樹脂で加工することも可能である。
表面シール層2には、含浸樹脂の乾燥後に、所望の熱融着シート(図示しない)を介してクッション層3を貼り付ける。この熱融着シートは、ポリアミド、ポリプロピレンなどの単独または共重合体ポリマーの不織布や樹脂シートなどであり、融点が80〜170℃程度であると好ましい。この熱融着シートの代わりに、両面粘着テープ、ホットメルト接着剤、液状の接着剤などを用いてもよい。また、表面シール層2とクッション層3の少なくとも一方が不織布であれば、両者をニードルパンチングで一体化することも可能である。
接着層5は、図1のようにクッション層3の下側の全面に設け、該接着層として両面粘着テープ、液状接着剤、ホットメルト接着剤などを使用すればよい。接着層5により、シール材1を電子写真画像形成プロセスまたは回転ローラや往復作動部材を有する作業機器の適当な部位に取り付けることが可能になる。
本発明に係るシール材1は、図2に示すような小さなL字形平面や矩形平面などに切断して、写真画像形成プロセスにおいて着脱可能に収納するプロセスカートリッジ10(図6)の所定の個所に貼着すればよい。このシール材は、モノクロ複写機のトナーカートリッジ12(図8)に適用したり、トナーを記録紙に溶着して熱定着させる定着ローラなどにも用いることができる。このシール材は、感光ドラムや現像ロールのシールだけでなく、カートリッジにおける現像機構とクリーニング機構との間隔保持、各種の回転ローラや往復作動部材の気密支持などにも利用可能である。
本発明に係るシール材は、高い摺動性およびシール性を有することにより、トナーのような微粉粒体の漏出を効果的に防止できる。本発明のシール材は、表面シール層とクッション層との積層構造を有し、該表面シール層とクッション層のいずれかまたは両層を樹脂加工することにより、両層からの毛羽の発生および飛散を抑制し且つ繊維の脱落を少なくすることができ、該シール材が密接した稼動部材の汚れを未然に防止できる。
一方では、本発明のシール材は、下方部を樹脂加工した表面シール層とクッション層とを積層した構造を有しており、該表面シール層の摺動性やシール性などの物性を維持したまま、毛羽立ち、毛羽脱落などを減少させるので、稼動部材の汚れなどを防止できる。さらに、クッション層下方に接着層を設けて所定の平面形状に打ち抜いてシール材としたときに毛羽立ちが少ないので、シール材同士の絡みを少なくすることができ、生産性を向上させることができる。他方では、本発明のシール材は、上方部または全体をフッ素系樹脂などの柔軟な樹脂で樹脂加工した表面シール層とクッション層とを積層した構造を有しており、樹脂による毛羽立ち、毛羽脱落などの減少効果に加えて、摺動性の向上による同様の効果を併せて得ることができる。
本発明のシール材は、表面シール層について所望の物性を維持しながらコストダウンを図ることが可能であり、組込本体である電子複写機やレーザビームプリンタの販売価格に対して柔軟に対応できる。本発明のシール材は、電子写真画像形成プロセスのほかに、回転ローラや往復作動部材を有する作業機器の適当な部位に取り付けることができる。
次に、本発明を実施例に基づいて説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。図1において、表面シール層2として、繊度33.3デシテックスのPTFE繊維70%と、繊度14.4デシテックスのメタアラミド繊維30%を混綿して400g/mのカードラップを形成した。このカードラップの片面から特殊ニードルにより突き出し処理を行い、突出部である立毛8の反対面(裏面)において、ロールコータを用いてFEP樹脂(商品名:ネオフロンND−1、ダイキン工業製)による樹脂加工を行った。このときの樹脂含浸は生地の厚さ方向で1/3〜1/2、付着量は30g/mであった。
表面シール層2の下側(樹脂塗布面)に、熱融着シートの不織布を介してポリウレタンフォーム15を熱接着してクッション層3を形成し、同時にシール層表面の立毛8一方向に寝かした。さらにクッション層3の下面に両面粘着テープ16を貼り合わせて接着層5を形成した。このシール材を図2に示すようなL字形平面の形状に打ち抜き、その寸法は例えば縦10mm×横6mmであり、切欠き部分17が3mm×2mmである。得たL字形平面のシール材1a,1bは、毛羽立ちが少なく良品率が向上し、且つ粉(毛羽)落ちが少なく、団子状に固まりにくいので組み立て時の作業性も大幅に向上する。
シール材1a,1bは、図6に例示するように、レーザビームプリンタに着脱可能に収納するプロセスカートリッジ10の一部に貼着する。カートリッジ10は、図7において、感光ドラム18、帯電ローラ20およびクリーニング機構22を有するフレーム24と、現像ローラ25を有する現像機構26とで構成し、該現像機構がフレーム24に対して回動可能になるように取り付ける。カートリッジ10をプリンタ本体に着脱可能に収納すると、該カートリッジの上方には、レーザービーム27を照射してドラム表面に静電潜像を形成する露光機構が配置され、感光ドラム18の下周面には、現像したトナー像を一次転写する転写ローラ28が接触する。転写紙30は、感光ドラム18と転写ローラ28との間を通過し、該転写紙の送り方向である矢印の前方に定着装置(図示しない)を配置する。
感光ドラム18には、OPCなどの感光層をアルミニウムシリンダ体の外周面に設けている。このプリンタにおいて、感光ドラム18は矢印向きに所定の周速度で回転され、該ドラムは、その回転に従って、ドラム表面を一様に帯電させる帯電ローラ20と接触してから、順次、レーザービーム27の照射による露光機構、現像ローラ25さらに転写ローラ28と接触する。現像ローラ25の両端部には、図7に示すように、現像ローラ用のシール材1b,1bを取り付け、トナー31が漏出することを防いでいる。
感光ドラム18は、現像機構の現像ローラ25でドラム表面に形成されたトナー像を転写紙30に一時転写した後に、転写後の残トナーを除去するクリーニング機構22と近接する。感光ドラム18は、クリーニング機構22において、クリーニング容器32の開口部34と対向し、該開口部の縁部にウレタンゴム製などのクリーニングブレード36を設置することにより、該ブレードのエッジを感光ドラム18に圧接し、一次転写後に感光ドラム表面から残トナーを掻き取り、クリーニング容器32の内部へ送り込む。
クリーニング機構22において、クリーニングブレード36の形状に合わせてその両端部にシール材1a,1aを取り付け、該シール材は感光ドラム18の表面両端部とも接触する。これらのシール材は、容器開口部34の縁部に沿って取り付けてもよい。シール材1a,1aは、回収した残トナーが容器開口部34の両側から漏出することを防いでいる。クリーニング機構22は、シール材1a,1aの存在によってトナーの除去能力が優れ、プロセスカートリッジ10に適用可能となる。
シール材1a,1aおよび1b,1bは、下側の接着層5によって所定の個所つまり現像ローラ25、クリーニングブレード36およびクリーニング容器32の開口部34の両端部に貼着され、トナーが外部へ漏出することを防いでいる。現像機構26は、シール材1b,1bが間隔保持材として機能することにより、現像ローラ25と感光ドラム18との微小間隔が常に一定保持され、良好な画像を安定して出力できる。また、クリーニング機構22は、両側端のシール材1a,1aのクッション層3の存在によって、クリーニングブレード36および容器開口部34がドラム表面に軽く密着できる。
したがって、シール材1は、トナーの漏出防止およびトナーの除去能力が優れ且つ耐久性が高く、感光ドラム18や現像ローラ25を傷つけることが少ないため、プロセスカートリッジ10において広く適用可能である。
また、シール材1は、図9に示すように、一般的な4色のカラープリンタの定着装置38において、トナー像面を加熱する加熱ローラ40のシリコンゴム周面と接触するクリーニングローラ42にも適用できる。クリーニングローラ42は、シート状のシール材1をロールコア44に巻き付けて筒状に固着することによって作製できる。
このカラープリンタは、図示しないけれども、プリンタ紙カセットから記録紙を引き出す給紙ローラと、中間転写ドラム上のカラートナー像を記録紙に再転写する転写ローラと、該記録紙の背面を除電して中間転写ドラムからの剥離を支援する除電器と、該記録紙に転写されたカラートナー像を記録紙に熱定着させる定着装置38とを備える。定着装置38は、記録紙のトナー像面を加熱する加熱ローラ40と、反トナー像面を加熱する加熱ローラ46を有し、両加熱ローラは、中心に挿入されたヒーターランプによって加熱される。加熱ローラ40の外周面には、クリーニングローラ42、給油シート48、オイルの余剰分を掻き取るオイルブレード50を当接設置する。
定着装置38では、トナー像面の加熱ローラ40の周面から残トナーを除去するクリーニングローラ42を設置するとともに、ローラ40の周面にシリコンオイルを塗布する。加熱ローラ40の表層にはシリコンオイルと親和性の良いシリコンゴム52を使用し、シリコンオイルの塗布により、加熱ローラ40の表面の離型性を高め、記録紙上で溶融したトナーが加熱ローラ40へ転移するのを抑止する。クリーニングローラ42の表面のシール材1は、摺動性および残トナーの掻き取り性が良好であるうえに、耐熱性が高くて熱収縮性が小さい。このため、クリーニングローラ42は、加熱ローラ40を傷つけることが少なく、しかも長期間安定して高いクリーニング性能を有する。
図3に示すように、シール材54の表面シール層56として、繊度3.3デシテックスのPTFE繊維100%で目付450g/mのカードラップを形成し、これにパッドマングル処理によってFEP樹脂を表面シール層全体に付着させ、樹脂の付着量は15g/mであった。これを300℃で熱処理し、樹脂加工のシール層56aを得た。次に、ウレタンフォーム15および両面粘着テープ16を積層接着し、さらに8mm×30mmの矩形状平面に打ち抜き加工した。
打ち抜いたシール材54は、実施例1と同様に、レーザービームプリンタの現像ロール用シール材として使用する。シール材54は、従来品に比べて毛羽立ちおよび毛羽の脱落が大きく改善されるとともに、摺動性が若干向上する。
また、シール材54は、適宜の平面形状に裁断して、図8に示すようなモノクロ複写機用のトナーカートリッジ12にも適用できる。カートリッジ12では、その下方両側壁に円弧状の切り欠き部58を形成し、該切り欠き部に現像ローラ60を回転自在に設置するとともに、カートリッジ内にトナー62を収納する。現像ローラ60の両端部は、両側壁の切り欠き部58まで延設され、シール材54を介して切り欠き部58内に回転自在に取り付ける。トナー供給口の上方には、帯電用ブレード64が現像ローラ60の表面に押圧された状態で保持されている。
現像ローラ60は、例えば、アルミニウム製の円筒体であり、その表面にトナーの薄層を付着させて回転し、複写機本体の感光ドラム65と対向配置されている。感光ドラム65が矢印方向に回転し、それに応じて現像ローラ60が反時計方向に回転すると、ドラム表面の潜像の電荷によって形成される電界の強さに応じて、トナーが現像ローラ60の表面から離脱し、ドラム表面の帯電部分に付着して現像が行われる。シール材54は、カートリッジ12において現像ローラ60に付着したトナー62が側壁の外側に漏出することを効果的に防止できる。
図3に示すように、シール材54の表面シール層56として、繊度6.7デシテックスのPTFE繊維70%と、6.7デシテックスのポリエステル繊維30%とを混綿し、400g/mのカードラップを形成し、その片面にロールコータを用いてPTFE樹脂(商品名:ポリフロンD−1、ダイキン工業製)を塗工し、樹脂付着量は30g/mであった。これを220℃で熱処理し、樹脂加工のシール層56aを得た。次に、この生地の樹脂塗布面の反対面に、実施例2と同様にポリウレタンフォーム15と両面粘着テープ16を積層接着し、さらに実施例1と同様にL字形平面に打ち抜き加工した。
L字形平面のシール材54は、実施例1と同様に、レーザービームプリンタの感光ドラム用シール材として使用したところ、摺動性が向上し且つ毛羽立ちが減少する。
図4に示すように、ポリエステル織物66上に、長さ2mmにカットした繊度2.2デシテックスのレーヨン繊維を静電植毛した。ついで、ポリエステル織物66における植毛68の表面をシリコーン樹脂で樹脂加工し、その付着量は10g/mであった。ポリエステル織物66の裏面にポリウレタンフォーム15を積層して接着し、さらに両面粘着テープ16を接着した。得たシール材70は、実施例1と同様にL字形平面に打ち抜き加工した。
L字形平面のシール材70を感光ドラム用シール材として用いたところ、摺動性および毛羽落ち性ともに良好である。
図5に示すように、パイル長3mmのパイル織物72の下側に、繊度2.2デシテックスのポリエステル繊維100%でウエブ目付400g/mのフェルト74を重合した。この重合体の下側からのニードルパンチングにより、両者を接合するとともに、基布であるパイル織物72の目を突出繊維により詰めた。ついで、フェルト74の下側にロールコータによってFEP樹脂を塗布し、熱処理した後、ポリウレタンフォーム15および両面粘着テープ16を積層して接着した。得たシール材76は、実施例1と同様にL字形平面に打ち抜き加工した。
L字形平面のシール材76感光ドラムシール材として用いたところ、毛羽立ちなどが良好である。
表面シール層として、繊度3.3デシテックスのPTFE繊維100%の450g/mのカードラップを形成し、これにクッション層として羊毛を主体とした目付300g/mのフェルトを積層する。このフェルトには、あらかじめパッドマングル法にてウレタン樹脂を付着させ、その付着量を20g/mとしている。この積層体をPTFE繊維の表面シール層のニードルパンチングで接合した後、クッション層の下側に両面粘着テープを積層して接着した。得たシール材には、さらに打ち抜き加工を施した。
打ち抜いたシール材は、現像ロール用シール材として使用したところ、毛羽落ちが大きく改善される。
本発明に係るシール材を拡大して示す概略断面図である。 図1のシール材の打ち抜き形状を例示する平面図である。 シール材の変形例を示す拡大断面図である。 シール材の別の変形例を示す拡大断面図である。 シール材のさらに別の変形例を示す拡大断面図である。 (1)は現像機構および感光ドラムを取り除いて示すプロセスカートリッジの側面図、(2)は該カートリッジ内に設置する感光ドラムの側面図である。 図6のプロセスカートリッジの使用状態を示す概略断面図である。 シール材としてモノクロ複写機用のトナーカートリッジに取り付けた例を示す概略断面図である。 シール材をクリーニング材として定着装置に用いた例を示す概略断面図である。
符号の説明
1 シール材
2 表面シール層
3 クッション層
5 接着層
7 樹脂加工部
10 プロセスカートリッジ

Claims (5)

  1. 稼動部材の表面と密接して微粉粒体が外部へ漏出することを防ぐシール材であって、繊維素材の表面シール層とクッション層との積層構造を有し、該表面シール層であるカードラップの片面から特殊ニードルによって突き出し処理を行い、突出部である平均高さが0.1〜1.5mmの立毛を形成し、表面シール層の表面はカット状とループ状の立毛が混在して緻密な凹凸になり、さらに該表面シール層樹脂加工を施し、この際の樹脂含浸は生地の厚さ方向で1/3〜1/2である微粉粒体の漏出防止用のシール材。
  2. 稼動部材の表面と密接して微粉粒体が外部へ漏出することを防ぐシール材であって、繊維素材の表面シール層とクッション層との積層構造を有し、該表面シール層であるカードラップの片面から特殊ニードルによって突き出し処理を行い、突出部である平均高さが0.1〜1.5mmの立毛を形成し、表面シール層の表面はカット状とループ状の立毛が混在して緻密な凹凸になるとともに、クッション層には羊毛を主体としたフェルトを積層し、このフェルトに樹脂加工を施している微粉粒体の漏出防止用のシール材。
  3. 表面シール層および/またはクッション層の一部または全体を不織布で構成する請求項1または2に記載のシール材。
  4. クッション層が、発泡樹脂、軟質ゴム、羊毛または合成繊維を主体とする不織布からなる請求項1に記載のシール材。
  5. 樹脂加工に用いる樹脂が、フッ素系樹脂、アクリル樹脂またはウレタン樹脂である請求項1または2に記載のシール材。
JP2005308022A 2005-10-24 2005-10-24 微粉粒体の漏出防止用のシール材 Active JP5027402B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005308022A JP5027402B2 (ja) 2005-10-24 2005-10-24 微粉粒体の漏出防止用のシール材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005308022A JP5027402B2 (ja) 2005-10-24 2005-10-24 微粉粒体の漏出防止用のシール材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007113750A JP2007113750A (ja) 2007-05-10
JP5027402B2 true JP5027402B2 (ja) 2012-09-19

Family

ID=38096117

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005308022A Active JP5027402B2 (ja) 2005-10-24 2005-10-24 微粉粒体の漏出防止用のシール材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5027402B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5061713B2 (ja) * 2007-05-15 2012-10-31 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置
JP2011153659A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Ambic Co Ltd 微粉粒体の漏れ防止用のシール材
JP2014077815A (ja) * 2012-10-06 2014-05-01 Ambic Co Ltd トナーシール材
JP6421002B2 (ja) * 2014-09-18 2018-11-07 株式会社フジコー 2層構造のフェルト材とその製造法
KR20200133302A (ko) 2018-03-05 2020-11-27 가부시키가이샤 후지코 토너 시일재
WO2019171713A1 (ja) 2018-03-05 2019-09-12 株式会社フジコー トナーシール材

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05313473A (ja) * 1992-05-01 1993-11-26 Oobell:Kk 摺動面用シール材
JPH07292567A (ja) * 1994-04-20 1995-11-07 Yoshimitsu Saito 複合天然繊維から成る不織布
JP4268697B2 (ja) * 1997-08-20 2009-05-27 槌屋ティスコ株式会社 粉粒体の漏れ防止用のシール材を備えた電子写真装置及びシール材
JP4778676B2 (ja) * 2003-11-25 2011-09-21 株式会社フジコー トナー漏出防止・掻き取り用の縮充フェルト材
JP4035115B2 (ja) * 2004-03-29 2008-01-16 株式会社フジコー トナー漏出防止用などのパイル状シート材
JP3112862U (ja) * 2005-05-27 2005-08-25 株式会社フジコー トナーシール材

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007113750A (ja) 2007-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4268697B2 (ja) 粉粒体の漏れ防止用のシール材を備えた電子写真装置及びシール材
JP5027402B2 (ja) 微粉粒体の漏出防止用のシール材
US6907207B2 (en) Sealing material for rotary body, usage of the same, and developing apparatus
JP4314317B2 (ja) 粉粒体の漏れ防止用のシール材の製造方法
JP2009037012A (ja) 繊維ローラ、クリーニングローラ、シール部材及びその製造方法
EP1310834B1 (en) Sealing member for preventing escape of micro particles
JP3112862U (ja) トナーシール材
JP3967001B2 (ja) トナーを用いる電子写真装置用のトナーの漏れを防止するためのシール材及びその製造方法
JP5102942B2 (ja) 写真画像形成プロセス用などのフェルト材
JP5102937B2 (ja) トナー漏出防止用のフェルト材
JP4035115B2 (ja) トナー漏出防止用などのパイル状シート材
JP3122466U (ja) トナーシール材
JP4778676B2 (ja) トナー漏出防止・掻き取り用の縮充フェルト材
JP6647446B1 (ja) トナーシール材
JP3188029U (ja) トナーシール材
WO2019171714A1 (ja) トナーシール材
JP2002201461A (ja) シール材
JP3139136U (ja) 軸シール材
JP2015152792A (ja) 紛体シール部材
JPS5842465B2 (ja) 定着装置
JP2011153659A (ja) 微粉粒体の漏れ防止用のシール材
JP2005300910A (ja) 微細粉粒体漏れ防止用シール材
JPS6339912B2 (ja)
JP2015014636A (ja) クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置
JP5831684B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111101

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120605

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120622

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150629

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 5027402

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250