JP6300482B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、カメラを備える加熱調理器に関する。
従来より、カメラを備える加熱調理器が提案されている。特許文献1には、食材と、この食材が載置された食器とがカメラで撮影される加熱調理器が開示されている。この従来技術は、カメラで撮影された食器の形状により食材の種類等が推測されて、推測された食材の種類等に応じて、食材の加熱が行われる。特許文献1は、この構成により、食材毎に異なる設定をする手間を省こうとするものである。
また、特許文献2には、デジタルカメラ部とプロジェクタ部とを備えた調理支援装置が開示されている。この特許文献2は、デジタルカメラ部で食材を撮影し、撮影された食材の種類に基づいた調理方法を、プロジェクタ部でキッチン等に投影する。これにより、この従来技術は、投影された調理方法に基づいて、食材を適切に調理しようとするものである。
特開2003−67747号公報(請求項1、5、第5頁) 特開2010−191745号公報(請求項1、図1)
しかしながら、特許文献1に開示された加熱調理器は、食器の形状により食材の種類を推測しているため、食材を食器に載置する必要がある。また、特許文献2に開示された調理支援装置は、食材の種類に基づいた調理方法を使用者に報知するものであり、食材の種類に応じた加熱を行うことについては考慮されていない。
本発明は、上記のような課題を背景としてなされたもので、食材等の負荷の判定を適切に行い、その負荷判定に基づいた加熱を行う加熱調理器を提供するものである。
本発明に係る加熱調理器は、天板と、加熱部と、天板の上方に設けられ、天板上の被写体を撮影し、被写体画像を取得するカメラと、制御部と、を有し、制御部は、被写体画像に基づいて、被写体を識別する被写体識別手段と、被写体識別手段の識別結果に基づいて、加熱部の火力を制御する火力制御手段と、を有し、被写体は、被加熱物であり、被写体識別手段は、被写体画像に基づいて、被加熱物の量を識別するものであり、火力制御手段は、被写体識別手段で識別された被加熱物の量に基づいて、加熱部の火力を制御することを特徴とする。
本発明によれば、カメラで撮影された天板上の被写体を、被写体識別手段が識別し、その識別結果に基づいて、加熱部の火力を制御する。このため、被写体の識別を適確に行い、その結果、被写体に対し適切な加熱を施すことができる。
実施の形態1に係る加熱調理器1を示す斜視図である。 実施の形態1に係る加熱調理器1を示すブロック図である。 実施の形態1におけるカメラ9が撮影する位置を示す斜視図である。 実施の形態1における被写体画像を示す図である。 実施の形態1に係る加熱調理器1の動作を示すフローチャートである。 比較例1に係る加熱調理器の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2におけるカメラ9が撮影する位置を示す斜視図である。 実施の形態2における被写体画像を示す図である。 実施の形態2に係る加熱調理器1の動作を示すフローチャートである。 比較例2に係る加熱調理器の動作を示すフローチャートである。 実施の形態2の第1変形例における被写体画像を示す図である。 実施の形態2の第2変形例における被写体画像を示す図である。 実施の形態3における被写体画像を示す図である。 実施の形態3に係る加熱調理器1の動作を示すフローチャートである。 比較例3に係る加熱調理器の動作を示すフローチャートである。 実施の形態4に係る加熱調理器1を示す斜視図である。 実施の形態4に係る加熱調理器1を示すブロック図である。 実施の形態4におけるカメラ9が撮影する位置を示す斜視図である。 実施の形態5におけるカメラ9が撮影する位置を示す斜視図である。
以下、本発明に係る加熱調理器の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、図1を含め、以下の図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係る加熱調理器1を示す斜視図である。この図1に基づいて、加熱調理器1について説明する。図1に示すように、加熱調理器1は、調理器本体2と、調理器本体2の上面に載置された天板3とを備えている。天板3において、手前側(矢印Y1方向)には、操作部4が設けられており、奥側(矢印Y2方向)には、吸排気口5を覆う吸排気口カバー5aが設置されている。そして、天板3において、手前側と奥側との間には、調理器具等が載置される載置部6が、例えば3個設けられている。また、調理器本体2において、載置部6の下方には、誘導加熱コイル7bが設置されており、操作部4が操作されることにより、誘導加熱コイル7bの火力が調整される。
なお、調理器本体2には、例えば、グリル部8も設けられており、このグリル部8には例えば上部及び下部に夫々ヒータ7aが設置されている。このヒータ7aと誘導加熱コイル7bとで加熱部7が構成される。そして、天板3の上方には、カメラ9が設置されており、このカメラ9によって、天板3上の被写体が撮影される。そして、カメラ9は被写体画像を取得する。なお、このカメラ9は、ケーブルによって、加熱調理器1に接続されている。
次に、制御部21について説明する。図2は、実施の形態1に係る加熱調理器1を示すブロック図である。図2に示すように、制御部21は、被写体識別手段22と、火力制御手段23とを備えている。なお、被写体識別手段22及び火力制御手段23は、マイクロコンピュータにプログラムを実行させることにより構築される。この被写体識別手段22は、カメラ9によって取得された被写体画像に基づいて、被写体を識別するものである。その識別手法として、例えばニューラルネットワーク等の従来から知られたパターン認識技術を用いることができる。そして、この被写体識別手段22の識別結果が火力制御手段23に出力される。また、加熱調理器1は、報知部10を備えており、制御部21は、被写体識別手段22の識別結果に基づいて、報知部10に報知させる。なお、被写体識別手段22は、別途外付けユニットを設け、その外付けユニットに備わるように構成してもよい。
また、火力制御手段23は、被写体識別手段22の識別結果に基づいて、加熱部7の火力を制御するものである。また、操作部4からの操作が行われた場合も、火力制御手段23は、その操作結果に基づいて、加熱部7の火力を制御する。具体的には、操作部4における操作内容と火力との関係を示すテーブルを備え、そのテーブルを参照して、火力を決定する制御が行われる。
次に、カメラ9が撮影する位置について説明する。図3は、実施の形態1におけるカメラ9が撮影する位置を示す斜視図である。本実施の形態1では、被写体は被加熱物、即ち食材11であり、食材11は、カメラ9で撮影された後、グリル部8に移動される。そして、グリル部8のヒータ7aで加熱される。なお、被写体識別手段22は、被写体である食材11の種類、温度又は量を識別する。食材11の種類としては、魚、ピザ等のほかに、これらの大きさ、色等が挙げられる。本実施の形態1では、図3に示すように、例えば、2個の載置部6の間の位置が、カメラ9で撮影する位置である。この位置に食材11が載置され、カメラ9によってこの食材11が撮影される。
次に、被写体画像について説明する。図4(a)、(b)、(c)は、実施の形態1における被写体画像を示す図である。このうち、図4(a)は、姿焼き用の比較的大きい魚を示す図、図4(b)は、切身を示す図、図4(c)は、小魚を示す図である。被写体である食材11は、例えば魚であり、この魚の態様としては、例えば、図4(a)に示すように、姿焼き用の魚、図4(b)に示すように、切身、図4(c)に示すように、小魚が挙げられる。被写体識別手段22は、被写体画像から、このような被写体の種類を識別する。
次に、本実施の形態1に係る加熱調理器1の動作について説明する。前述の如く、本実施の形態1では、グリル部8による調理について説明する。図5は、実施の形態1に係る加熱調理器1の動作を示すフローチャート、図6は、比較例1に係る加熱調理器の動作を示すフローチャートである。本実施の形態1に係る加熱調理器1の動作についてわかりやすく説明するために、カメラを備えていない比較例1に係る加熱調理器と比較して説明する。
先ず、本実施の形態1に係る加熱調理器1においては、図5に示すように、先ず、撮影位置に載置された被写体である食材11が、カメラ9によって撮影される(ステップS1)。次に、カメラ9によって撮影された被写体画像に基づいて、被写体識別手段22が被写体である食材11を識別する(ステップS2)。本実施の形態1では、このステップS2が負荷判定に相当する。例えば、被写体画像から、姿焼き用、切身、小魚等の魚の種類が識別されたり、その量が識別されたりする。なお、食材11が魚以外のピザ等である場合も、この被写体画像から、魚以外であることを識別することができる。そして、焼き色が選択される(ステップS3)。その後、食材11がグリル部8に移動され(ステップS4)、被写体識別手段22の識別結果に基づいて、火力制御手段23によってヒータ7aの火力が制御された焼き工程が実施される(ステップS5)。
一方、比較例1に係る加熱調理器においては、図6に示すように、グリルメニューキーが選択される(ステップS101)。グリルメニューキーとしては、例えば、「姿焼き」、「切身」、「小魚」、「オーブン」及び「あたため」等が備えられている。そして、例えば、食材が比較的大きい魚であれば、「姿焼き」を選択する。次に、食材の焼き色が選択される(ステップS102)。その後、ヒータに通電され(ステップS103)、このヒータの加熱により、負荷判定が行われる(ステップS104)。この負荷判定は、例えば、グリル部内の温度(庫内温度)の上昇率に基づいて行われ、例えば、魚の量等が判定される。そして、この負荷判定の判定結果に基づいて、焼き工程が行われる(ステップS105)。
このように、本実施の形態1は、食材11の種類が、カメラ9で撮影した被写体画像に基づいて識別されるため、比較例1で必要とされるグリルメニューキーの手動選択を省くことができる。また、比較例1では、庫内温度の上昇率による負荷判定において、周囲の温度又は調理物の温度に影響されることがある。これに対し、本実施の形態1は、負荷判定が、カメラ9で撮影した被写体画像に基づいて行われるため、周囲の温度又は調理物の温度に影響されず、精度良く負荷判定を行うことができる。
更に、比較例1の負荷判定では、ヒータに通電する必要があるが、本実施の形態1では、ヒータ7aに通電せずに負荷判定を行う。このため、省エネルギに資する。また、比較例1の負荷判定においては、ヒータの火力を通常の加熱に用いられる火力よりも弱めている。これに対し、本実施の形態1では、負荷判定においてヒータ7aに通電していないため、カメラ9による撮影後、直ちに焼き工程に移行することができ、従って調理工程の時間を短縮することができるという効果を奏する。
実施の形態2.
次に、実施の形態2に係る加熱調理器1について説明する。図7は、実施の形態2におけるカメラ9が撮影する位置を示す斜視図、図8(a)、(b)、(c)は、実施の形態2における被写体画像を示す図である。このうち、図8(a)は、片手鍋を示す図、図8(b)は、両手鍋を示す図、図8(c)は、フライパンを示す図である。本実施の形態2は、被写体は食材11が収容される調理器具12であり、調理器具12が誘導加熱コイル7bで加熱される点で、実施の形態1と相違し、加熱調理器1の構成は、実施の形態1と同様である。本実施の形態2では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
本実施の形態2では、図7に示すように、カメラ9は、天板3の全域を撮影する。そして、被写体は調理器具12であり、被写体識別手段22は、被写体である調理器具12の種類又は温度を識別する。また、調理器具12の種類としては、例えば、図8(a)に示すように、片手鍋、図8(b)に示すように、両手鍋、図8(c)に示すように、フライパンが挙げられる。また、これらの種別のほかに、大きさ、色等も、被写体識別手段22によって識別される。
次に、本実施の形態2に係る加熱調理器1の動作について説明する。前述の如く、本実施の形態2では、誘導加熱コイル7bによる調理について説明する。図9は、実施の形態2に係る加熱調理器1の動作を示すフローチャート、図10は、比較例2に係る加熱調理器の動作を示すフローチャートである。本実施の形態2に係る加熱調理器1の動作についてわかりやすく説明するために、カメラを備えていない比較例2に係る加熱調理器と比較して説明する。
先ず、本実施の形態2に係る加熱調理器1においては、図9に示すように、先ず、天板3の載置部6上に調理器具12が載置される(ステップS11)。そして、被写体である調理器具12が、カメラ9によって撮影される(ステップS12)。次に、カメラ9によって撮影された被写体画像に基づいて、被写体識別手段22が被写体である調理器具12を識別する(ステップS13)。本実施の形態2では、このステップS13が負荷判定に相当する。例えば、被写体画像から、片手鍋、両手鍋、深鍋、フライパン等の調理器具12の種類が識別される。また、色も識別され、これにより、材質が識別される。なお、このとき、比較例2と同様に、誘導加熱コイル7bに通電することによる負荷判定も同時に実施される。
その後、調理工程が行われる(ステップS14)。この調理工程では、設定された火力で調理が実施され、また、加熱中においても、火力が制御される。この火力の制御は、被写体識別手段22の識別結果に基づいて行われる。例えば、カメラ9から赤外線を当て、その反射光を取り込んだ際に取得される温度データに基づいた制御、調理器具12の形状、材質等に基づいた制御が行われる。なお、これらの調理状況を、逐次カメラ9で確認してもよい。
一方、比較例2に係る加熱調理器においては、図10に示すように、天板上に調理器具が載置される(ステップS111)。次に、誘導加熱コイルに通電され(ステップS112)、この誘導加熱コイルによる調理器具の加熱に基づいて、負荷判定が行われる(ステップS113)。この負荷判定は、誘導加熱コイルに流れる電流及び誘導加熱コイルにかかる電圧等に基づいて行われ、例えば調理器具の材質の判定が行われる。その後、調理工程が行われる(ステップS114)。この調理工程では、設定された火力で調理が実施され、また、加熱中においても、火力が制御される。
なお、ゆでものの場合は、手動で火力が制御される。そして、この火力の制御は、例えばサーミスタ又はIRセンサによる天板を介して間接的に取得された温度検出値に基づいて行われる。また、使用される調理器具の種類に関わらず、いずれの調理器具においても同じ制御が行われる。例えば、温度上昇率、複数のサーミスタで検出された温度の差分、IRセンサによる赤外線レベル等に基づいて制御される。
このように、本実施の形態2は、調理器具12の種類が、カメラ9で撮影した被写体画像に基づいて識別される。比較例2の負荷判定では、誘導加熱コイルに流れる電流及び誘導加熱コイルにかかる電圧等に基づいて行われるため、調理器具の大きさが正確に判定できず、例えば、非磁性鍋においても、磁性鍋であると判定される場合もある。これに対し、本実施の形態2は、被写体画像に基づいた負荷判定が行われるため、調理器具12の種類、例えば大きさ、材質等をより正確に識別することができる。
なお、調理器具12の種類を識別することにより、その種類に応じた火力の制御を行うことができる。例えば、調理器具12がフライパンであるときは、食材11が炒め物であると判定され、炒め制御モードとなる。また、調理器具12が卵焼きフライパンであるときは、卵焼き制御モードとなる。更に、調理器具12が両手鍋であるときは、ゆでものモードとなる。更にまた、調理器具12が片手鍋であるときは、煮込みモードとなる。また、調理器具12がケトルであるときは、湯沸しモードとなる。但し、操作部4から直接使用者が設定することも可能である。
(第1変形例)
次に、実施の形態2の第1変形例に係る加熱調理器1について説明する。図11(a)、(b)、(c)は、実施の形態2の第1変形例における被写体画像を示す図である。このうち、図11(a)は、煮物が収容された両手鍋を示す図、図11(b)は、スープ系が収容された両手鍋を示す図、図11(c)は、揚げ物が収容された揚げ物用鍋を示す図である。第1変形例では、被写体は、調理器具12とその調理器具12に収容された食材11とのいずれをも含む。
食材11及び調理器具12の例としては、図11(a)に示すように、煮物及び両手鍋、図11(b)に示すように、スープ系及び両手鍋、図11(c)に示すように、揚げ物及び揚げ物用鍋が挙げられる。これらの食材11及び調理器具12に応じて、火力の制御が行われる。また、これらのほかに、調理器具12に麺類が投入された場合は、自動的に、ゆでものモードとなるように制御してもよい。これにより、吹き零れを抑制することができる。
また、調理器具12の温度に基づいて、予熱制御を行うこともできる。例えば、加熱部7で予熱が行われている場合、被写体識別手段22で識別された調理器具12の温度が、予め定められた温度に達したときに、加熱部7に予熱を終了させる。加熱調理器1は、カメラ9で撮影された被写体画像に基づいて、調理器具12の温度データを取得しており、従来のように間接的な温度検出ではなく、直接的な温度検出を行っている。このため、より正確に調理器具12の温度を検出することができる。よって、予熱終了の時期も、より正確となる。また、調理器具12の温度は、上面のカメラ9で検出されるため、調理器具12の材質、色、厚み、種類等に依存せずに、より正確に制御することができる。
更に、調理器具12の温度に基づいて、食材11の投入のタイミングを知らせることもできる。例えば、制御部21は、被写体識別手段22で識別された調理器具12の温度に基づいて、食材11を投入するタイミングを報知部10に報知させる。加熱調理器1は、カメラ9で撮影された被写体画像に基づいて、調理器具12の温度データを取得しており、従来のように間接的な温度検出ではなく、直接的な温度検出を行っている。このため、より正確に調理器具12の温度を検出することができる。従って、食材11を投入するタイミングも、より正確となる。
(第2変形例)
次に、実施の形態2の第2変形例に係る加熱調理器1について説明する。図12(a)、(b)は、実施の形態2の第2変形例における被写体画像を示す図である。このうち、図12(a)は、フライパンに餃子が投入されていることを示す図、図12(b)は、このフライパンに蓋13が載置されていることを示す図である。第2変形例では、調理器具12に蓋13が載置されたことを、被写体識別手段22が検知するものであるように構成されている。
図12(a)に示すように、調理器具12であるフライパンに食材11として餃子が投入されて調理されているとき、図12(b)に示すように、フライパンに蓋13が載置されると、フライパンに蓋13が載置されたことが、被写体識別手段22によって検知される。この蓋13の検知は、例えば、画像の差異、又は蓋13にツマミがある場合は、そのツマミを検出することによって行われる。そして、火力制御手段23は、被写体識別手段22でフライパンに蓋13が載置されたことが検知されたとき、タイマー運転を加熱部7に開始させる。ここで、タイマー運転とは、予め決められた時間経過後に運転を終了する運転をいう。これは、フライパンに蓋13が載置されたことが検知されたとき、蒸らし工程に移行したと認識されることによる。また、このとき、加熱調理器1の報知部10に、タイマー運転が行われていることを示すタイマー表示を自動的に表示させてもよい。
実施の形態3.
次に、実施の形態3に係る加熱調理器1について説明する。図13は、実施の形態3における被写体画像を示す図である。本実施の形態3は、揚げ物調理について説明するが、加熱調理器1の構成は、実施の形態1と同様である。本実施の形態3では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
本実施の形態3では、図13に示すように、調理器具12における被写体画像の温度分布データ31を用いて、調理器具12の温度が識別される。例えば、調理器具12の中央部が高温で、調理器具12の周縁部が低温であるとき、これらの平均をとり、その平均値を調理器具12の温度とする。そして、火力制御手段23は、この調理器具12の温度に基づいて、加熱部7の火力を制御する。
次に、本実施の形態3に係る加熱調理器1の動作について説明する。前述の如く、本実施の形態3では、誘導加熱コイル7bによる揚げ物調理について説明する。図14は、実施の形態3に係る加熱調理器1の動作を示すフローチャート、図15は、比較例3に係る加熱調理器の動作を示すフローチャートである。本実施の形態3に係る加熱調理器1の動作についてわかりやすく説明するために、カメラを備えていない比較例3に係る加熱調理器と比較して説明する。
先ず、本実施の形態3に係る加熱調理器1においては、図14に示すように、先ず、天板3の載置部6上に調理器具12が載置される(ステップS21)。そして、被写体である調理器具12が、カメラ9によって撮影される(ステップS22)。次に、カメラ9によって撮影された被写体画像に基づいて、被写体識別手段22が被写体である調理器具12を識別する(ステップS23)。本実施の形態3では、このステップS23が負荷判定に相当する。例えば、被写体画像から、片手鍋、両手鍋、フライパン等の調理器具12の種類が識別される。また、この調理器具12の種類としては、その形状の差異により、加熱調理器1に付属された鍋、誘導加熱に対応する市販された鍋又はそのほかの不特定多数の鍋であるかも識別される。
更に、被写体画像から、食材11の一部である油の温度、量も識別される。なお、このとき、比較例3と同様に、誘導加熱コイル7bに通電することによる負荷判定も同時に実施される。その後、揚げ物調理工程が行われる(ステップS24)。この揚げ物調理工程では、被写体識別手段22の識別結果に基づいて、火力の制御が行われる。例えば、カメラ9から赤外線を当て、その反射光を取り込んだ際に取得される図13に示すような温度分布データ31に基づいた制御、調理器具12の形状等に基づいた制御が行われる。なお、これらの調理状況を、逐次カメラ9で確認してもよい。
一方、比較例3に係る加熱調理器においては、図15に示すように、天板上に調理器具が載置され(ステップS121)、使用者によって揚げ物温度が設定される。次に、誘導加熱コイルに通電され(ステップS122)、この誘導加熱コイルの加熱により、負荷判定が行われる(ステップS123)。この負荷判定は、誘導加熱コイルに流れる電流及び誘導加熱コイルにかかる電圧等に基づいて行われ、例えば調理器具の材質の判定が行われる。その後、揚げ物調理工程が行われる(ステップS124)。この揚げ物調理工程では、例えばサーミスタ又はIRセンサによる天板を介して間接的に取得された温度検出値に基づいて、火力の制御が行われる。また、使用される調理器具の種類に関わらず、いずれの調理器具においても同じ制御が行われる。例えば、温度上昇率、IRセンサによる赤外線レベル等に基づいて制御される。
このように、本実施の形態3では、油の温度は、カメラ9で撮影した被写体画像に基づいて識別されており、従来のように間接的な温度検出ではなく、直接的な温度検出を行っている。このため、より正確に油の温度を検出することができる。なお、油の温度が高いことが識別されたとき、報知部10により、例えば「油温が高めです」といった内容を、音声又は表示で報知させることも可能である。また、油の温度が極めて高いことが識別されたとき、報知部10により、例えば「加熱を停止」といった内容を、音声又は表示で報知させ、且つ加熱部7による加熱を停止させてもよい。
また、調理器具12の種類として、加熱調理器1に付属された鍋、誘導加熱に対応する市販された鍋又はそのほかの不特定多数の鍋のうち、不特定多数の鍋であることが識別されたとき、安全性を考慮して、油の温度を低めにするように制御することもできる。なお、火力の制御は、油の量に基づいて行われてもよい。この場合、油の量は、一定量毎の画像を予め記憶しておき、その画像と、実際の被写体画像とを比較して識別される。
また、油の温度又は量、調理器具12の温度に基づいて、予熱制御を行うこともできる。例えば、加熱部7で予熱が行われている場合、被写体識別手段22で識別された油の温度又は量、調理器具12の温度に基づいて、加熱部7に予熱を終了させる。加熱調理器1は、カメラ9で撮影された被写体画像に基づいて、油の温度又は量、調理器具12の温度を取得しており、従来のように間接的な温度検出ではなく、直接的な温度検出を行っている。このため、より正確に油の温度又は量、調理器具12の温度を検出することができる。よって、予熱終了の時期も、より正確となる。
更に、揚げ物を連続投入する調理が行われる際、油の温度に基づいて、食材11(揚げ物)の投入のタイミングを知らせることもできる。例えば、制御部21は、被写体識別手段22で識別された油の温度に基づいて、揚げ物を投入するタイミングを報知部10に報知させる。適温となった油に、揚げ物が投入されると、油の温度が一旦下がるが、加熱部7による加熱により再び油の温度が適温に近づいていく。そして、適温に達したことが識別されたとき、次の揚げ物を投入することが可能であることを報知部10に報知させる。加熱調理器1は、カメラ9で撮影された被写体画像に基づいて、調理器具12の温度データを取得しており、従来のように間接的な温度検出ではなく、直接的な温度検出を行っている。このため、より正確に調理器具12の温度を検出することができる。従って、食材11を投入するタイミングも、より正確となる。
実施の形態4.
次に、実施の形態4に係る加熱調理器1について説明する。図16は、実施の形態4に係る加熱調理器1を示す斜視図である。本実施の形態4に係る加熱調理器1は、カメラ9で撮影された画像に基づいて、注意喚起を行うように構成されている点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態4では、実施の形態1と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
図16に示すように、加熱調理器1の構造は、実施の形態1と同様であり、天板3のうち、誘導加熱コイル7b等が設置された部分が加熱領域1aであり、それ以外の部分が非加熱領域1bとなっている。また、加熱領域1aの上方に設けられたカメラ9の撮影領域は、これらの加熱領域1a及び非加熱領域1bに及ぶ。
図17は、実施の形態4に係る加熱調理器1を示すブロック図である。図17に示すように、制御部21は、撮影領域識別手段22aと、報知制御手段24と、火力制御手段23とを備えている。撮影領域識別手段22aは、カメラ9で撮影された画像に基づいて、撮影領域、即ち、加熱領域1a及び非加熱領域1bを識別するものである。そして、この撮影領域識別手段22aの識別結果が報知制御手段24に出力される。この報知制御手段24は、撮影領域識別手段22aの識別結果に基づいて、報知部10にその旨を報知させるものである。なお、火力制御手段23は、操作部4からの操作が行われた場合に、その操作結果に基づいて、加熱部7の火力を制御する。
次に、カメラ9が撮影する位置について説明する。図18は、実施の形態4におけるカメラ9が撮影する位置を示す斜視図である。図18に示すように、撮影する位置は、加熱領域1a及び非加熱領域1bである。カメラ9で撮影された画像に基づいて、吸排気口カバー5aの上に載置規制物、例えば調理器具12の蓋13が載置されていることが撮影領域識別手段22aで検出されると、報知制御手段24が、報知部10にその旨を報知させる。これにより、調理器具12の蓋13が吸排気口5を塞いで吸排気に不具合が生じることを抑制することができる。
ここで、載置規制物とは、例えば、加熱調理器1で調理する予定がないもの又は加熱することができないもの等をいう。このように、撮影領域識別手段22aは、カメラ9で撮影された画像に基づいて、載置規制物が吸排気口5を塞いでいることを検出することもでき、報知制御手段24は、載置規制物が吸排気口5を塞いでいることが撮影領域識別手段22aで検出された場合、報知部10にその旨を報知させる。
なお、載置規制物が加熱領域1a又は非加熱領域1bに載置されていることが撮影領域識別手段22aで検出されると、報知制御手段24が、報知部10にその旨を報知させる。これにより、使用者に注意喚起を行うことができる。このように、撮影領域識別手段22aは、カメラ9で撮影された画像に基づいて、載置規制物が加熱領域1a又は非加熱領域1bに載置されていることを検出することもでき、報知制御手段24は、載置規制物が加熱領域1a又は非加熱領域1bに載置されていることが撮影領域識別手段22aで検出された場合、報知部10にその旨を報知させる。なお、本実施の形態4においては、実施の形態1〜3のように、被写体識別手段22を有するように構成してもよい。
実施の形態5.
次に、実施の形態5に係る加熱調理器1について説明する。図19は、実施の形態5におけるカメラ9が撮影する位置を示す斜視図である。本実施の形態5では、子供への注意喚起について説明するが、加熱調理器1の構成は、実施の形態4と同様である。本実施の形態5では、実施の形態1、4と共通する部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1、4との相違点を中心に説明する。
図19に示すように、撮影する位置は、実施の形態4と同様に、加熱領域1a及び非加熱領域1bである。カメラ9で撮影された画像に基づいて、加熱領域1aに子供が近付いていることが撮影領域識別手段22aで検出されると、報知制御手段24が、報知部10にその旨を報知させる。これにより、子供が加熱調理器1に近付こうとすることを抑制することができる。このように、撮影領域識別手段22aは、カメラ9で撮影された画像に基づいて、加熱領域1aに子供が近付いていることを検出することもでき、報知制御手段24は、加熱領域1aに子供が近付いていることが撮影領域識別手段22aで検出された場合、報知部10にその旨を報知させる。なお、本実施の形態5においては、実施の形態1〜3のように、被写体識別手段22を有するように構成してもよい。
1 加熱調理器、1a 加熱領域、1b 非加熱領域、2 調理器本体、3 天板、4 操作部、5 吸排気口、5a 吸排気口カバー、6 載置部、7 加熱部、7a ヒータ、7b 誘導加熱コイル、8 グリル部、9 カメラ、10 報知部、11 食材、12 調理器具、13 蓋、21 制御部、22 被写体識別手段、22a 撮影領域識別手段、23 火力制御手段、24 報知制御手段、31 温度分布データ。

Claims (12)

  1. 天板と、
    加熱部と、
    前記天板の上方に設けられ、前記天板上の被写体を撮影し、被写体画像を取得するカメラと、
    制御部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記被写体画像に基づいて、前記被写体を識別する被写体識別手段と、
    前記被写体識別手段の識別結果に基づいて、前記加熱部の火力を制御する火力制御手段と、を有し、
    前記被写体は、被加熱物であり、
    前記被写体識別手段は、
    前記被写体画像に基づいて、前記被加熱物の量を識別するものであり、
    前記火力制御手段は、
    前記被写体識別手段で識別された前記被加熱物の量に基づいて、前記加熱部の火力を制御する
    ことを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記被加熱物は、食材である
    ことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
  3. 天板と、
    加熱部と、
    前記天板の上方に設けられ、前記天板上の被写体を撮影し、被写体画像を取得するカメラと、
    制御部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記被写体画像に基づいて、前記被写体を識別する被写体識別手段と、
    前記被写体識別手段の識別結果に基づいて、前記加熱部の火力を制御する火力制御手段と、を有し、
    前記被写体は、被加熱物であり、
    前記被写体識別手段は、
    前記被写体画像に基づいて、前記被加熱物の種類、温度又は量を識別するものであり、
    前記火力制御手段は、
    前記被写体識別手段で識別された前記被加熱物の種類、温度又は量に基づいて、前記加熱部の火力を制御するものであり、
    前記火力制御手段は、
    前記加熱部で予熱が行われている場合、前記被写体識別手段で識別された前記被加熱物の温度又は量に基づいて、前記加熱部に予熱を終了させる
    ことを特徴とする加熱調理器。
  4. 天板と、
    加熱部と、
    前記天板の上方に設けられ、前記天板上の被写体を撮影し、被写体画像を取得するカメラと、
    制御部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記被写体画像に基づいて、前記被写体を識別する被写体識別手段と、
    前記被写体識別手段の識別結果に基づいて、前記加熱部の火力を制御する火力制御手段と、を有し、
    前記被写体は、被加熱物であり、
    前記被写体識別手段は、
    前記被写体画像に基づいて、前記被加熱物の種類、温度又は量を識別するものであり、
    前記火力制御手段は、
    前記被写体識別手段で識別された前記被加熱物の種類、温度又は量に基づいて、前記加熱部の火力を制御するものであり、
    報知部を更に有し、
    前記制御部は、
    前記被加熱物が連続投入される際、前記被写体識別手段で識別された前記被加熱物の温度又は量に基づいて、別の被加熱物を投入するタイミングを前記報知部に報知させる
    ことを特徴とする加熱調理器。
  5. 天板と、
    加熱部と、
    前記天板の上方に設けられ、前記天板上の被写体を撮影し、被写体画像を取得するカメラと、
    制御部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記被写体画像に基づいて、前記被写体を識別する被写体識別手段と、
    前記被写体識別手段の識別結果に基づいて、前記加熱部の火力を制御する火力制御手段と、を有し、
    前記被写体は、被加熱物が収容される調理器具を含み、
    前記被写体識別手段は、
    前記被写体画像に基づいて、前記調理器具の種類又は温度を識別するものであり、
    前記火力制御手段は、
    前記被写体識別手段で識別された前記調理器具の種類又は温度に基づいて、前記加熱部の火力を制御するものであり、
    前記調理器具は、蓋を有しており、
    前記被写体識別手段は、
    前記被写体画像に基づいて、前記調理器具に前記蓋が載置されたことを検知するものであり、
    前記火力制御手段は、
    前記調理器具に前記蓋が載置されたことが前記被写体識別手段で検知されたとき、予め決められた時間経過後に運転を終了するタイマー運転を前記加熱部に開始させる
    ことを特徴とする加熱調理器。
  6. 天板と、
    加熱部と、
    前記天板の上方に設けられ、前記天板上の被写体を撮影し、被写体画像を取得するカメラと、
    制御部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記被写体画像に基づいて、前記被写体を識別する被写体識別手段と、
    前記被写体識別手段の識別結果に基づいて、前記加熱部の火力を制御する火力制御手段と、を有し、
    前記被写体は、被加熱物が収容される調理器具を含み、
    前記被写体識別手段は、
    前記被写体画像に基づいて、前記調理器具の種類又は温度を識別するものであり、
    前記火力制御手段は、
    前記被写体識別手段で識別された前記調理器具の種類又は温度に基づいて、前記加熱部の火力を制御するものであり、
    前記火力制御手段は、
    前記加熱部で予熱が行われている場合、前記被写体識別手段で識別された前記調理器具の温度に基づいて、前記加熱部に予熱を終了させる
    ことを特徴とする加熱調理器。
  7. 報知部を更に有し、
    前記制御部は、
    前記被写体識別手段で識別された前記調理器具の温度に基づいて、前記被加熱物を投入するタイミングを前記報知部に報知させる
    ことを特徴とする請求項5又は6記載の加熱調理器。
  8. グリル部を更に有し、
    前記加熱部は、前記グリル部に設けられたヒータを有する
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  9. 前記加熱部は、前記天板の下方に設けられた誘導加熱コイルを有する
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  10. 天板と、
    加熱部と、
    前記天板の上方に設けられ、前記天板上の被写体を撮影し、被写体画像を取得するカメラと、
    制御部と、
    報知部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記被写体画像に基づいて、前記被写体を識別する被写体識別手段と、
    前記被写体識別手段の識別結果に基づいて、前記加熱部の火力を制御する火力制御手段と、を有し、
    前記被写体は、被加熱物であり、
    前記被写体識別手段は、
    前記被写体画像に基づいて、前記被加熱物の温度又は量を識別するものであり、
    前記火力制御手段は、
    前記被写体識別手段で識別された前記被加熱物の温度又は量に基づいて、前記加熱部の火力を制御するものであり、
    前記天板は、加熱領域及び非加熱領域を備え、
    前記カメラは、前記加熱領域の上方に設けられており、
    前記制御部は、
    前記カメラで撮影された画像に基づいて、載置規制物が前記加熱領域又は前記非加熱領域に載置されていることを検出する撮影領域識別手段と、
    前記載置規制物が前記加熱領域又は前記非加熱領域に載置されていることが前記撮影領域識別手段で検出された場合、前記報知部にその旨を報知させる報知制御手段と、を更に有する
    ことを特徴とする加熱調理器。
  11. 天板と、
    加熱部と、
    前記天板の上方に設けられ、前記天板上の被写体を撮影し、被写体画像を取得するカメラと、
    制御部と、
    報知部と、を有し、
    前記制御部は、
    前記被写体画像に基づいて、前記被写体を識別する被写体識別手段と、
    前記被写体識別手段の識別結果に基づいて、前記加熱部の火力を制御する火力制御手段と、を有し、
    前記被写体は、被加熱物であり、
    前記被写体識別手段は、
    前記被写体画像に基づいて、前記被加熱物の温度又は量を識別するものであり、
    前記火力制御手段は、
    前記被写体識別手段で識別された前記被加熱物の温度又は量に基づいて、前記加熱部の火力を制御するものであり、
    前記天板は、加熱領域及び非加熱領域を備え、
    前記カメラは、前記加熱領域の上方に設けられており、
    前記非加熱領域には、吸排気口が設けられており、
    前記制御部は、
    前記カメラで撮影された画像に基づいて、載置規制物が前記吸排気口を塞いでいることを検出する撮影領域識別手段と、
    前記載置規制物が前記吸排気口を塞いでいることが前記撮影領域識別手段で検出された場合、前記報知部にその旨を報知させる報知制御手段と、を更に有する
    ことを特徴とする加熱調理器。
  12. 報知部を更に有し、
    前記天板は、加熱領域及び非加熱領域を備え、
    前記制御部は、
    前記カメラで撮影された画像に基づいて、前記加熱領域に子供が近付いていることを検出する撮影領域識別手段と、
    前記加熱領域に子供が近付いていることが前記撮影領域識別手段で検出された場合、前記報知部にその旨を報知させる報知制御手段と、を更に有する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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