JP3985539B2 - 誘導加熱調理器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、誘導加熱調理器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
誘導加熱調理器は、高周波電流を加熱コイルに供給することにより、この加熱コイルに磁気結合されている被加熱物、例えば調理鍋を加熱している。また、加熱コイルと被加熱物との間に位置するプレートの内部に温度センサーを設けることによって、調理鍋の温度を検出している。調理鍋は、熱源の熱を直接調理物に伝える役割をするので、使用する鍋の受熱特性によって調理の出来映えに差が生じる。
【0003】
従来、誘導加熱調理器における温度センサーは、一般的に加熱コイルの中央に位置し、1箇所で加熱制御するための温度を検出していた。複数の温度センサーを有する場合には、鍋の温度を数箇所で検知することによって、鍋の温度をより正確に捉え揚げ物調理等で異常温度上昇にならないよう加熱制御を行っていた。
【0004】
しかし、従来の誘導加熱調理器の構成では、調理鍋等である被加熱物の種類や大きさにより、前記被加熱物底面の温度上昇が部分的に異なることを考慮した加熱制御が行なわれていなかった。従って、調理する被加熱物の底面に温度差(加熱むら)が生じていても、その温度差をなくすための加熱制御が行なわれていないため調理性能が悪くなり、それにもかかわらず不適当な加熱が続けられていることもあった。さらに、最近では誘導加熱調理器で使用できる調理鍋が多く売り出されており、形状、厚み、重さ、材質等さまざまな種類があり、調理鍋の性質により温度の上昇度合が異なって調理性能が大きく異なるのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、被加熱物の被加熱部分の温度差によって加熱制御を行うことにより、誘導加熱調理器の欠点である加熱むらを小さくし、被加熱物の違いによる調理性能の差を軽減することができる誘導加熱調理器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、複数の温度センサーと、加熱コイルの出力を制御する加熱出力制御手段と、加熱時間を測定する計時手段とを設け、前記加熱出力制御手段は、加熱開始後所定の加熱出力値で加熱し前記複数の温度センサーの少なくとも2つの検出する温度差が所定値に達した時、前記計時手段で計測した前記温度差が所定値に達するまでにかかる時間が短いほど、前記加熱コイルの加熱出力値の低下量が大きくなるようにして前記温度センサーの少なくとも2つの検知する温度差が所定値以下となるよう加熱コイルの出力を制御する加熱出力制御手段を備えたもので、加熱むらを小さくするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、前記被加熱物の温度を検知する複数の温度センサーと、前記加熱コイルの出力を制御する加熱出力制御手段と、加熱時間を測定する計時手段とを備え、前記加熱出力制御手段は、加熱開始後所定の加熱出力値で加熱し前記複数の温度センサーの少なくとも2つの検知する温度差が所定値に達した時、前記計時手段で計測した前記温度差が所定値に達するまでにかかる時間が短いほど、前記加熱コイルの加熱出力値の低下量が大きくなるようにして前記温度差を前記所定値より小さくすることにより、計測した時間と温度差に応じた加熱制御を行い、被加熱物が部分的に温度上昇するの抑え、被加熱物底面の厚みに関わらず、被加熱物内の調理物に加熱むらが生じるのを防ぐことができ、また、厚みが薄い被加熱物の過加熱による変色、変形等を防止することができる。
【0008】
【実施例】
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0009】
(実施例1)
図1は、本発明の誘導加熱調理器における調理鍋を載置した本体部分の断面および電気回路をブロックで示す図である。図1において、1は誘導加熱調理器の本体トッププレート、2は被加熱物である調理鍋で、クラッド材で形成している。3は本実施例では電磁誘導加熱方式を使用した加熱手段である加熱コイル、4aは調理鍋2の底面中央部分の温度を検知する温度センサーで、加熱コイル3の中央付近上部に配置されるように本体トッププレート1の裏面に設けている。
【0010】
4b、4cも調理鍋2の底面外周部分の温度を検知する温度センサーで、加熱コイル3の幅中央付近上部に配置されるように、本体トッププレート1の裏面に設けている。5は加熱コイル3の加熱出力を制御する加熱出力制御手段で、加熱コイル3の加熱出力を制御プログラムに従い制御するもので、本実施例では後述する図2に示す制御プログラムを格納したマイクロコンピュータを主体に構成している。そして、加熱出力制御手段5は、複数の温度センサー4a、4b、4cの検出温度を取り込み、その検出温度によって加熱コイル3の加熱を制御する。
【0011】
以下本実施例における動作について説明する。調理鍋2は本体トッププレート1の中央に載置されているので、温度センサー4b、4cは略同様の温度を検出する。図2は本実施例において、誘導加熱調理器の各温度センサーの検出する温度と、加熱出力値の関係を示す図である。図2において、加熱コイル3に高周波電流を供給して調理鍋2の加熱開始後、温度センサー4aと温度センサー4b、4cの検出する各温度から温度差ΔT1が所定値に達した場合、加熱出力制御手段5が加熱コイル3の加熱出力を今までより低下させる制御をする。
【0012】
そして、加熱出力値を小さくすることによって時間の経過とともに、それぞれの温度センサー4a、4b、4cの傾きが小さくなる。特に、温度センサー4b、4cの傾きが小さくなることから、温度差ΔT1は更に小さくなり、調理鍋2の底面の温度差全体が小さくなるので、加熱むらが軽減され調理性能を向上させることができる。
【0013】
本実施例では、調理鍋2として、ステンレス、アルミ、ステンレスの3層クラッド材で形成した鍋を用いて、ホットケーキを焼く場合の例を示す。なお、前記調理鍋2はアルミ層を含むことから、各温度センサーの検出する温度差は比較的小さい。まず、ホットケーキミックス100[g]、卵50[g]、牛乳75[g]を混ぜ合わせ、生地を作る。次に調理鍋2を予熱し始める。このとき、温度差ΔT1=40[℃]に達した時点から、出力値を200[W]に下げる。そうすることによって、温度センサー4aと温度センサー4bおよび4cの差が小さくなり、調理鍋全体の温度差が小さくなる。調理鍋が十分予熱されたところで、ホットケーキミックスの生地を調理鍋2に流す。そして、調理鍋表面の温度差が小さくなっていることから、ホットケーキをきれいに焼くことができる。
【0014】
以上のように本実施例では、薄焼き卵や、ホットケーキなど温度差が生じると焼き色にむらができやすい調理でも、きれいに焼くことができる。なお、本実施例で用いた上記温度差、下げる出力値は一例であって他の値をとっても構わない。
【0015】
(参考例1)
図3は、本発明の誘導加熱調理器における調理鍋を載置した本体部分の断面および電気回路をブロックで示す図である。本参考例は、温度センサーの配置位置を加熱コイルとの関係で特定し、かつそれによる加熱制御プログラムに設定した加熱出力制御手段が実施例1の発明と異なり、それ以外の同一構成および作用効果を奏する部分には同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
【0016】
図3に示すように、温度センサー4aは、加熱コイル3の中央上部付近に配置されるよう本体トッププレート1の裏面に設け、温度センサー4dは、加熱コイル3の外側付近に配置されるよう本体トッププレート1の裏面に設けている。そして、加熱出力制御手段53は、温度センサー4a、4dの検知した温度を取り込んで加熱コイル3の加熱出力を制御する図4に示す制御プログラムを格納したマイクロコンピュータを主体に構成している。調理鍋7は小鍋を使用する。
【0017】
以下に本参考例の動作を説明する。図3に示すように、調理鍋7の径が小さいことから、温度センサー4dの検知する温度は略室温に等しい。図4は本参考例において、各温度センサーの検出する温度と、加熱出力値の関係を示す図である。加熱コイル3に高周波電流を供給して調理鍋7の加熱開始後、図4に示すように温度センサー4aと温度センサー4dの検出する各温度から温度差ΔT2が所定値に達した場合、加熱出力制御手段5が加熱コイル3の加熱出力を今までより低下させて制御する。
【0018】
このように、加熱コイル3の出力値を小さくすることによって、温度センサー4aの温度上昇が緩やかになる。そして、調理鍋7はその径が小さい小鍋なので、加熱出力値が小さくても、十分に加熱されて円滑に調理が行なわれるのである。従って、大きな加熱出力値で調理鍋7内の調理物を加熱してしまい、過加熱してしまうようなことがなくなる。
【0019】
本参考例では、煮魚を調理する場合の例を示す。調理鍋7に、水1カップ(200[g])、醤油、酒を各大さじ2ずつ入れ、煮立たせる。煮汁が煮立ったら、魚を並べ入れ落し蓋をする。温度差ΔT2=90[℃]に達した時点から加熱出力を300[W]に下げる。そうすることによって、温度センサー4aの温度上昇が緩やかになり、径の小さな鍋に対して余計な出力をせず、適切な出力値を得られることから、魚の身を煮崩れさせることなく調理することができる。なお、本参考例で用いた、温度差ΔT2、このΔT2が所定値に達した場合、下げる出力値は一例であって他の値をとっても構わない。
【0020】
(実施例2)
図5は、本発明の誘導加熱調理器における調理鍋を載置した本体部分の断面および電気回路をブロックで示す図である。本実施例は、実施例1の発明に計時手段の情報を取り込んで制御する加熱出力制御手段を備えた処が実施例1の発明と異なり、それ以外の同一構成および作用効果を奏する部分には同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
【0021】
計時手段6は、加熱開始後の調理時間を計測する。加熱出力制御手段55は、温度センサー4a、4b、4cの検知した温度と計時手段6の情報を取り込んで加熱コイル3の加熱出力を制御する次の表1に示すテーブルと図6に示す制御プログラムを格納したマイクロコンピュータを主体に構成している。調理鍋8はステンレスの1層のものを使用する。
【0022】
以下本実施例の動作を説明する。次の表1は、本実施例における温度センサー4aと温度センサー4b、4cの検知した温度の差ΔT3が所定値に達するまでの加熱時間t1と、制御する加熱出力値との関係を示す表である。
【0023】
【表1】
Figure 0003985539
【0024】
調理鍋8は本体トッププレート1の中央に載置されているので、温度センサー4b、4cは略同様の温度を検出する。図6は本実施例において、各温度センサーの検出する温度と加熱出力値および時間の関係を示す図である。加熱コイル3に高周波電流を供給して調理鍋8の加熱開始後、図6に示すように温度センサー4aと温度センサー4b、4cの検出する各温度から温度差ΔT3が所定値に達し、この所定値の温度差ΔT3と、それに要した時間t1により加熱出力制御手段55が加熱コイル3の加熱出力を制御する。
【0025】
この時、温度差ΔT3に達するまでにかかる時間t1を、計時手段6によって計測する。この時間t1が短いほど調理鍋8の厚さは薄いので、加熱出力制御手段55は表1に示すテーブルに従いこの時の加熱コイル3の加熱出力値をさらに小さくする。これにより、調理鍋8の厚みによらず、調理鍋底面全体の温度の温度差を小さくすることができる。
【0026】
本実施例では、ステンレスの1層で底面厚さ1.5[mm]の調理鍋8を用いて、肉じゃがを調理する場合の例を示す。前記調理鍋は、ステンレス1層の調理鍋であることから、かなり熱伝導率が悪く、温度センサー4aと温度センサー4b、4cの検出する温度に大きな差が生じる。しかも、調理鍋の厚みが薄いため、温度センサー4b、4cの示す温度上昇は速くなる。温度差ΔT3=40℃に時間t1=10[s]で達した場合、表1より500[W]加熱出力値を下げる。
【0027】
そうすることによって、調理鍋8内の温度差を小さくすることができる。鍋が十分予熱されたところで、肉200[g]を炒める。このとき、調理鍋内の温度差が小さいことから、加熱コイル3の上方における調理鍋底に肉がこびりつくことなく、炒めることができる。肉の色が変わったら、じゃがいも500[g]、人参100[g]、しらたき200[g]を炒め合わせ、水、調味料を加えて調理する。以上のようなことから、調理鍋内で炒め物をする場合に、加熱コイルの上方における調理鍋8の底に焦げ付くといったような失敗をせずに調理することが可能になる。
【0028】
さらに、本実施例では温度センサー4bと4cの値が大きく異なった場合は調理鍋8が中央からずれているので、温度センサー4bと4cの差も大きくなる。この場合も、加熱出力制御手段55が加熱出力値を制御することによって部分的に過加熱になることを防止できる。なお、本実施例で用いた温度差ΔT3、この温度差ΔT3に達する時間t1で下げる加熱出力値は一例であって他の値をとっても構わない。
【0029】
参考
図7は、本発明の誘導加熱調理器における調理鍋を載置した本体部分の断面および電気回路をブロックで示す図である。本参考例は、実施例1の発明に加熱時間が所定値を超えた計時手段の情報を取り込んで制御する加熱出力制御手段を備えた処が実施例1の発明と異なり、それ以外の同一構成および作用効果を奏する部分には同一符号を付して詳細な説明を省略し、異なる部分を中心に説明する。
【0030】
計時手段6は、加熱開始後の調理時間を計測する。加熱出力制御手段57は、温度センサー4a、4b、4cの検知した温度と、加熱時間が所定値を超えた時の計時手段6の情報を取り込んで加熱コイル3の加熱出力を制御する図8に示す制御プログラムを格納したマイクロコンピュータを主体に構成している。
【0031】
以下本参考例における動作について説明する。調理鍋2は図7に示すように本体トッププレート1の中央に載置されているので、図8に示すように温度センサー4b、4cは略同様の温度を検出する。加熱コイル3に高周波電流を供給して調理鍋2を加熱する。そして、調理開始後における計時手段6の計時した時間t2分の経過後において、温度センサー4aと温度センサー4b、4cが検出した温度の差ΔT4において、いずれかの温度が100℃を超えていた場合、加熱出力制御手段57によって、100℃以下になるまでは加熱コイル3への通電をオフする。
【0032】
そして、時間t2分の経過後は100℃を超えないように、加熱コイル3の出力を制御しながら、調理を続ける。以上のように長時間の煮込み料理の場合も、いずれかの温度センサーの検出する温度が100℃を超えないようにすることによって、調理鍋2の鍋底面に焦げ付きが生じることなく調理をすることができる。
【0033】
参考例では、ステンレス、アルミ、ステンレスの3層のクラッド材で形成した鍋を用い、カレーを調理した場合の例を示す。なお本参考例では時間t2=480[s]とする。まず、肉200[g]、玉ねぎ250[g]、人参100[g]、じゃがいも200[g]を食べやすい大きさに切り、炒める。水700[g]を加え、煮込む。この、煮込み途中で、時間t2=480[s]は経過する。この時から、調理鍋2の底面が100[℃]を超えないように、加熱出力制御手段57は加熱出力値を制御する。カレールーを溶かした後も、100[℃]を超えないように制御されていることから、調理鍋の底面が焦げ付くことなく調理をすることができる。なお、本参考例で用いた、温度差ΔT4、時間t2は一例であって他の値をとっても構わない。
【0034】
(参考例
図9は、本発明の誘導加熱調理器における本体の要部を切欠いて示す斜視図で、図10(a)、(b)は誘導加熱調理器における加熱力の表示手段が制御経過に応じて表示を変えた状態を示す図である。本参考例は、実施例1の発明で採用している図1、図2に示す構成と同じ構成を採用しているので、これを利用して説明する。そして、9は加熱力を示す表示手段で、調理者に使用中の火力を知らせるために表示をするとともに、通電開始の制御段階では図10(a)に示す表示を行ない、温度センサーの温度の差に基く制御段階では図10(b)に示す表示を行なうものである。
【0035】
上記参考例において、調理者が図10(a)に示すの火力段階で調理を始めたとする。その後、複数の温度センサー4a、4b、4cによって温度差が所定値まで達したと判断し、加熱出力制御手段5によって制御が始まると、変化した火力に応じて図10(b)の表示に変わる。すなわち、図10(b)の表示は、図10(a)の表示が点灯であるのに対して、変化した火力の分だけ点滅に代わっているということである。このように、制御段階により火力段階が変化したことを調理者に表示することによって、違和感なく調理を続けることができる。なお、本参考例で用いた火力表示は一例であって他の火力表示を用いても構わない。
【0036】
【発明の効果】
以上のように本発明の誘導加熱調理器は、被加熱物に生じていた温度むらを小さくできるとともに、調理鍋の材質や、厚みの差によらない調理性能を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例1における調理鍋を載置した誘導加熱調理器の本体部分の断面および電気回路をブロックで示す図
【図2】 同実施例1における誘導加熱調理器の温度センサーの検出温度と加熱出力値の関係を示す特性図
【図3】 同参考例1における調理鍋を載置した誘導加熱調理器の本体部分の断面および電気回路をブロックで示す図
【図4】 同参考例1における誘導加熱調理器の温度センサーの検出温度と加熱出力値の関係を示す特性図
【図5】 同実施例2における調理鍋を載置した誘導加熱調理器の本体部分の断面および電気回路をブロックで示す図
【図6】 同実施例2における誘導加熱調理器の温度センサーの検出温度と加熱出力値および時間の関係を示す特性図
【図7】 同参考における調理鍋を載置した誘導加熱調理器の本体部分の断面および電気回路をブロックで示す図
【図8】 同参考における誘導加熱調理器の温度センサーの検出温度と加熱出力値および時間の関係を示す特性図
【図9】 同参考例における誘導加熱調理器の本体の要部を切欠いて示す斜視図
【図10】 (a)同参考例における加熱制御の経過に対応して火力表示を示す図
(b)同参考例における加熱制御の経過に対応して火力表示を示す図
【符号の説明】
2、7、8 調理鍋(被加熱物)
3 加熱コイル(加熱手段)
4a、4b、4c、4d 温度センサー
5、53、55、57 加熱出力制御手段
6 計時手段
9 表示手段
ΔT1、ΔT2、ΔT3、ΔT4 温度差

Claims (1)

  1. 被加熱物を誘導加熱する加熱コイルと、前記被加熱物の温度を検知する複数の温度センサーと、前記加熱コイルの出力を制御する加熱出力制御手段と、加熱時間を測定する計時手段とを備え、前記加熱出力制御手段は、加熱開始後所定の加熱出力値で加熱し前記複数の温度センサーの少なくとも2つの検出する温度差が所定値に達した時、前記計時手段で計測した前記温度差が所定値に達するまでにかかる時間が短いほど、前記加熱コイルの加熱出力値の低下量が大きくなるようにして前記温度差を前記所定値より小さくする誘導加熱調理器。
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