JP5125244B2 - 加熱調理器およびそのプログラム - Google Patents
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Description
出値の差と該同一値になることを検出することで、高加熱量によりしっかり加熱した後、焦げ付きが始まった時点をとらえて加熱量を制限し焦げ付き防止を行うことができる。
図1は、本発明の第1の実施の形態における加熱調理器のブロック図を示すものである。
一定化や熱の供給と放出のバランスにより安定化していくが、第2の温度検出手段の検出値は、第1の温度検出手段の検出値と同様に一旦安定化していくが、直接加熱されている影響により、焦げ付き開始303のポイントを経ることで水の沸騰による温度一定化の影響がなくなるため、更に大きな傾きで温度上昇することになる。この時、このとき、粘性判定手段107がモニタしている第1の温度検出手段と第2の温度検出手段の差分値は、図3に示すように温度差のピーク301を経た後、ピーク後の傾き302は大きく低下し(例えば温度差のピーク検出後30秒間の温度変化が5度以上)、その後、焦げ付きの開始により温度差のピークと一致304するポイントを経て更に上昇する。
図5は、本発明の第2の実施の形態における加熱調理器のブロック図を示すものである。図5において501は被加熱物特性判定手段である。なお、被加熱物特性判定手段501にはマイクロコンピュータを用いることでこの構成を容易に実現できる。
図6は、本発明の第3の実施の形態における加熱調理器のブロック図を示すものである。図6において601は焦げ付き判定手段である。なお、焦げ付き判定手段601にはマイクロコンピュータを用いることでこの構成を容易に実現できる。
値は、第1の温度検出手段の検出値と同様に一旦安定化していくが、直接加熱されている影響により、焦げ付き開始303のポイントを経ることで水の沸騰による温度一定化の影響がなくなるため、更に大きな傾きで温度上昇することになる。この時、このとき、粘性判定手段107がモニタしている第1の温度検出手段と第2の温度検出手段の差分値は、図3に示すように温度差のピーク301を経た後、ピーク後の傾き302は大きく低下し(例えば温度差のピーク検出後30秒間の温度変化が5度以上)、その後、焦げ付きの開始により温度差のピークと一致304するポイントを経て更に上昇する。
図8は、本発明の第3の実施の形態における加熱調理器のブロック図を示すものである。図8において801は調理モード選択手段、802は加熱制御解除選択手段、803は加熱制御実行表示手段である。なお、調理モード選択手段801、加熱制御解除選択手段802にはスイッチとマイクロコンピュータ、加熱制御実行表示手段803にはLEDを用いることでこの構成を容易に実現できる。
ず加熱制限が行われることがないように、調理モード選択手段801を用いて、あたためを行う調理モードを使用者が選択できるようにすることで、粘性判定手段107を用いた加熱制御を必要な時だけ行うことができる。
図10は、本発明の第5の実施の形態における加熱調理器のブロック図を示すものである。図10において1001は内側加熱コイル、1002は外側加熱コイル、1003は対流モード変更手段である。対流モード変更手段1003にはスイッチによる切り換え手段を用い、外向き対流モードでは内側加熱コイル1001と外側加熱コイル1002を直列に接続し、内向き対流モードでは外側加熱コイル1002のコイル構成をとるようなスイッチ構成とすることでこの構成を容易に実現できる。
1の粘性を判断する。
図12は、本発明の第6の実施の形態における加熱調理器のブロック図を示すものである。
図13は、本発明の第6の実施の形態における加熱調理器のブロック図を示すものである。
102 被加熱物
103 加熱コイル
104 第1の温度検出手段
105 第2の温度検出手段
107 粘性判定手段
108 制御手段
501 被加熱物特性判定手段
601 焦げ付き判定手段
801 調理モード選択手段
802 加熱制限解除選択手段
803 加熱制御実行表示手段
1001 内側加熱コイル
1002 外側加熱コイル
1003 対流モード変更手段
Claims (10)
- 被調理物を入れる鍋などの被加熱物を誘導加熱する複数の加熱コイルと、前記加熱コイルを用いて誘導加熱を行うための高周波電力供給手段と、前記加熱コイルにより前記被加熱物が直接加熱されない位置の前記被加熱物下部温度を検出する第1の温度検出手段と、前記加熱コイルにより前記被加熱物が直接加熱される位置の被加熱物下部温度を検出する第2の温度検出手段と、前記第1の温度検出手段および前記第2の温度検出手段の検出値の差を基に前記被加熱物内の前記被調理物の粘性を判定する粘性判定手段と、前記複数の加熱コイルの接続を変更することで前記加熱コイルの動作モードとして外回り対流モード、内回り対流モードを作り出す対流モード変更手段と、加熱制御を行うための制御手段とを備え、前記制御手段が、前記粘性判定手段により判定された被加熱物内の前記被調理物の粘性を加熱量に反映することで前記被調理物の粘性に応じた加熱制御を行うとともに、前記粘性判定手段による判定に基づき、前記外回り対流モードと前記内回り対流モードとを切り換えることを特徴とする加熱調理器。
- 前記粘性判定手段が処理した前記第1の温度検出手段および前記第2の温度検出手段の検出値の差を基に鍋などの前記被加熱物の熱伝導特性を検出する被加熱物特性判定手段を備え、熱伝導性の悪い被加熱部内に粘性が高い被加熱物がある場合に焦げ付きが発生するのを防ぐため、被加熱物特性判定手段の検出した熱伝導性に応じて、加熱量の上限を制限する請求項1に記載の加熱調理器。
- 前記粘性判定手段が処理した前記第1の温度検出手段および前記第2の温度検出手段の検出値の差を基に被加熱物内の被調理物の焦げ付きが始まったことを判定する焦げ付き判定手段を備え、高加熱量によりしっかり加熱した後、焦げ付きが始まった時点をとらえて加熱量を制限する請求項1または2に記載の加熱調理器。
- 調理モード選択手段を備え、あたためを行う調理モードが選択された時だけ前記粘性判定手段による加熱制御を使用する請求項1〜3のいずれか1項に記載の加熱調理器。
- 加熱制御解除選択手段を備え、加熱制御解除が選択された場合に加熱量の制限を行わないようにすることで、使用者の意図により多少焦げ付きが発生しても高火力で調理すること
が可能な請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。 - 前記粘性判定手段による加熱量制限が行われた場合に加熱制限が行われたことを報知するための加熱制御実行表示手段を備えた請求項1〜5のいずれか1項に記載の加熱調理器。
- 前記複数の加熱コイルは内側加熱コイルと外側加熱コイルに分割され、前記対流モード変更手段で前記外回り対流モードを選択する時は内側加熱コイルと外側加熱コイルで加熱し、前記内回り対流モードを選択する時は外側加熱コイルで加熱する請求項1に記載の加熱調理器。
- 前記複数の加熱コイルは内側加熱コイルと外側加熱コイルに分割され、前記対流モード変更手段で前記外回り対流モードを選択する時は内側加熱コイルで加熱し、前記内回り対流モードを選択する時は外側加熱コイルで加熱する請求項1に記載の加熱調理器。
- 前記調理モード選択手段で、あたためを行う調理モードが選択されている場合、前記粘性判定手段の判定結果が粘性小の時は対流を促進する外回り対流モードを用い、粘性大の時は被調理物に熱的なゆらぎを与えるため外回り対流モードと内回り対流モードを交互に適用する請求項4、7、8のいずれか1項に記載の加熱調理器。
- 前記粘性判定手段が処理した前記第1の温度検出手段および前記第2の温度検出手段の検出値の差を基に被加熱物内の被調理物の焦げ付きが始まったことを判定する焦げ付き判定手段を備え、焦げ付きが始まった時点をとらえて前記対流モード変更手段により対流モードを変更することで焦げ付きを緩和することが可能な1、7〜9のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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