JP6704125B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、調理対象を収容した容器を加熱する加熱調理器に関する。
従来の加熱調理器として、調理対象を収容したなべなどの容器が載置されるトッププレートの下方に配置されてトッププレート上の容器を誘導加熱する加熱コイルを設け、トッププレートの下方に配置されてトッププレート上の容器底側の温度を検出する温度センサの検出温度に基づいて加熱コイルの出力を制御する構成が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−9199号公報
しかしながら、特許文献1記載された加熱調理器の温度センサは、容器底側の温度、すなわちその容器に収容された調理対象の下側部分の温度を測定しているために、調理対象全体を好ましく加熱調理できない場合がある。
例えば、調理対象がシチューなどであって粘性が高く且つ容器が深底容器の場合、調理対象の上側部分は十分に加熱されにくい。したがって、温度センサの検出温度、すなわち調理対象の下側部分の温度に基づいて容器の加熱を制御すると、調理対象全体を好ましく加熱調理できない場合がある。そのため、例えば、調理対象の下側部分が焦げ付く可能性がある。
そこで、本発明は、調理対象を収容する容器をその下方から加熱するとともに、その加熱を容器底側の温度を検出する温度センサの検出温度に基づいて制御する加熱調理器において、調理対象全体を好ましく加熱調理することができる加熱調理器を提供する。
本発明の一態様によれば、調理対象を収容した容器が載置されるトッププレートと、トッププレートの下方に設けられ、トッププレートに載置された容器を加熱する加熱部と、を備える。また、トッププレートの上方に配置され、トッププレートを上方から撮影するカメラと、トッププレートの下方に配置され、トッププレートに載置された容器の温度を検出する温度センサと、を備える。さらに、カメラの撮影画像と温度センサの検出温度とに基づいて容器内の調理対象の状態を推定し、その推定結果に基づいて加熱部の出力を制御する制御部と、を有し、制御部が、カメラの撮影画像に基づいて調理対象の上側部分の温度を算出するように構成され、制御部が、算出した調理対象の上側部分の温度と温度センサの検出温度との間の温度差である上下温度差に基づいて容器内の調理対象の状態を推定するように構成されている。
この構成により、調理対象を収容する容器をその下方から加熱するとともに、その加熱を容器底側の温度を検出する温度センサの検出温度に基づいて制御する加熱調理器において、容器に収容された調理対象全体を好ましく加熱調理することができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る加熱調理器の斜視図である。 図2は、本発明の一実施の形態に係る加熱調理器の構成を概略的に示す図である。 図3は、本発明の一実施の形態に係る加熱調理器の制御系を示すブロック図である。 図4は、本発明の一実施の形態に係る加熱調理器の動作の一例を示すフローチャートである。 図5は、本発明の一実施の形態に係る加熱調理器の動作の別例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態)
図1は、本発明の一実施の形態に係る加熱調理器の斜視図である。また、図2は、本発明の一実施の形態に係る加熱調理器の構成を概略的に示す図である。さらに、図3は、本発明の一実施の形態に係る加熱調理器の制御系を示すブロック図である。なお、図において、X軸方向は加熱調理器の幅方向を示し、Y軸方向は奥行き方向を示し、Z軸方向は高さ方向を示す。
図1に示すように、加熱調理器10は、筐体12と、筐体12の上側に取り付けられ、例えばシチューなどの調理対象Tを収容した容器Cが載置されるトッププレート14とを有する。
図1および図2に示すように、トッププレート14の下方、すなわち筐体12内には、加熱調理器10の加熱部として加熱コイル16A〜16Cを配置している。加熱コイル16A〜16Cは、トッププレート14上に載置された容器Cを誘導加熱する。
この加熱コイル16A〜16Cそれぞれをユーザが操作するための複数のタッチキー18A〜18Cを、加熱調理器10の正面10a側のトッププレート14の部分に設けている。例えば、タッチキー18Aの操作により、対応する加熱コイル16Aの加熱が開始または停止する。また、タッチキー18Aの操作により、その加熱レベル(例えば4段階)が調節できる。
また、加熱コイル16A〜16Cの出力状態(加熱レベル)を表示する複数の出力表示部20A〜20Cも、加熱調理器10の正面10a側のトッププレート14の部分に設けている。
なお、加熱コイル16A〜16Cによる加熱を詳細に設定するために、設定部22を加熱調理器10の正面10a側に設けている。設定部22は、筐体12に対して出し入れ可能であって、加熱コイル16A〜16Cによる加熱を詳細に設定するための設定キー22aと、その設定内容や加熱コイル16A〜16Cの詳細な状態などを表示する設定表示部22bとを備える。この設定部22により、加熱コイル16A〜16Cの加熱温度、加熱時間、タイマーなどを設定する。
また、加熱調理器10は、ユーザに対して報知するスピーカーなどの報知部24を、加熱調理器10の正面10a側に備える。
さらに、加熱調理器10は、トッププレート14上に載置された容器Cの温度を検出する複数の温度センサ26A〜26Cと、トッププレート14上に載置された容器Cの重量を検出する重量センサ28とを有する。
本実施の形態の場合、複数の温度センサ26A〜26Cを、トッププレート14の下方に配置するとともに、加熱コイル16A〜16Cそれぞれの中央に配置する。すなわち、例えば温度センサ26Aは、加熱コイル16Aの上方に配置し、加熱コイル16Aによって誘導加熱されている容器Cの底側の温度を、トッププレート14を介して検出する。
本実施の形態の場合、重量センサ28は、トッププレート14上の載置物の重量、すなわち容器Cが複数ある場合には、その複数の容器Cの重量とそれぞれの容器Cに収容されている調理対象の重量の合計を検出する。
さらに、加熱調理器10は、トッププレート14の上方に配置され、トッププレート14を上方から撮影するカメラ30を有する。
カメラ30は、例えば、静止画、動画、赤外線画像などを撮影可能なカメラであって、トッププレート14全体を撮影する。カメラ30は、加熱調理器10の上方に位置する天井またはレンジフード(図示せず)などに取り付けられる。例えば、カメラ30は、マグネットを介してレンジフードに取り付けられる。あるいは、カメラ30は、加熱調理器10に設けられたアーム(図示せず)にが取り付けられてもよい。
本実施の形態の場合、カメラ30は、加熱調理器10の制御部50と無線通信するように構成されている。そのために、図2に示すように、カメラ30がアンテナ32を備えるとともに、加熱調理器10の筐体12内にアンテナ34を設けている。なお、本実施の形態の場合、カメラ30と制御部50は、ルーター装置36を介して接続されている。すなわち、カメラ30と制御部50は、ルーター装置36を中心とするローカルエリアネットワーク38に無線通信可能に接続されている。また、ルーター装置36は、インターネット40に接続されている。
ここからは、加熱調理器10の動作、すなわちその制御部50が行う制御について説明する。
図3は、加熱調理器10の制御系を示すブロック図である。
図3に示すように、加熱調理器10の制御部50は、タッチキー18A〜18Cおよび設定部22の設定キー22aに対するユーザの操作に対応する信号をこれらから受け取るように構成されている。制御部50はまた、温度センサ26A〜26Cそれぞれによって検出された温度に対応する信号をこれらから受け取るように構成されている。制御部50はさらに、重量センサ28によって検出された重量に対応する信号を受け取るように構成されている。そして、制御部50は、カメラ30によって撮影された撮影画像(データ)をカメラ30から受け取るように構成されている。
加えて、加熱調理器10の制御部50は、加熱コイル16A〜16C、出力表示部20A〜20C、設定表示部22b、および報知部24を制御するように構成されている。
例えば、制御部50は、設定部22の設定キー22aを介してユーザによって設定された加熱温度を温度センサ26A〜26Cが検出し続けるように、加熱コイル16A〜16Cの出力を制御する。これにより、例えば、揚げ物をする場合、容器Cに収容された油を一定の温度に維持することができる。
また例えば、制御部50は、容器C内に水が収容されている場合(ユーザが自動湯沸しモードを、設定部22を介して設定した場合)、温度センサ26A〜26Cが沸騰温度を検出すると、加熱コイル16A〜16Cを停止させるとともに、報知部24を介してユーザに湯沸しが完了したことを報知する。
さらに、制御部50は、カメラ30の撮影画像に基づいて様々な制御を行う。
そのために、加熱調理器10の制御部50は、カメラ30から撮影画像を取得する画像取得部52と、その取得した画像を処理する画像処理部54と、その画像処理結果に基づいて容器C内の調理対象の状態を推定する調理対象状態推定部56と、を備える。さらに、制御部50は、調理対象状態推定部56の推定結果に基づいて加熱コイル16A〜16Cを制御する加熱コイル制御部58と、記憶部60とを有する。
加熱調理器10の制御部50の画像取得部52は、カメラ30が撮影した撮影画像、例えば加熱調理中の調理対象Tを収容する容器Cが載置されている状態のトッププレート14が映る撮影画像を取得する。
画像処理部54は、画像取得部52によって取得したカメラ30の撮影画像に対して画像処理を行う。例えば、取得したトッププレート14全体が映る撮影画像から、そのトッププレート14上に載置されている容器Cの画像をトリミングする。また例えば、画像処理部54は、撮影画像からノイズを除去する、撮影画像のコントラストを調節する、あるいは撮影画像のエッジを強調するなどの処理を行う。
調理対象状態推定部56は、画像処理部54によって画像処理された後のカメラ30の撮影画像に基づいて、場合によっては温度センサ26A〜26Cの検出温度および重量センサ28の検出重量の少なくとも一方に基づいて、容器C内に収容されている調理対象Tの状態を推定する。
加熱コイル制御部58は、タッチキー18A〜18Cおよび設定キー22aからの信号に基づいて、または、調理対象状態推定部56の推定結果に基づいて、加熱コイル16A〜16Cの出力を制御する。
記憶部60は、詳細は後述するが、様々な情報(データ)を記憶する。
このような加熱調理器10の制御部50は、カメラ30の撮影画像に基づいて様々な制御を実行する。
例えば、カメラ30によって撮影画像に写る調理対象Tの上側部分の状態に基づいて、加熱コイル16A〜16Cの出力を制御する。
例えば、制御部50は、カメラ30の撮影画像に写る調理対象Tの上側部分の色合いまたは煮立ちの状態に基づいて、調理対象Tの加熱調理が完了状態であると推定し、加熱コイル16A〜16Cの出力を低下させる、または停止させる。それに加えて、制御部50は、報知部24を介して、ユーザに加熱調理の完了を報知する。
なお、調理対象Tの上側部分の色合いに基づいて調理対象Tの加熱調理の完了を推定する場合、例えば設定部22を介してユーザによって所望する調理対象Tの仕上がり色が選択される。そのユーザが選択した仕上がり色とカメラ30の撮影画像に写る調理対象Tの上側部分の色合いとを比較することにより、加熱調理の完了を推定する。
また、調理対象Tの上側部分の煮立ちの状態に基づいて調理対象Tの加熱調理の完了を推定する場合、異なるタイミングに撮影された複数の撮影画像が使用される。異なるタイミングに撮影された複数の撮影画像が大きく異なる場合、調理対象Tの上側部分に煮立ちが発生していると推定する、すなわち加熱調理の完了を推定する。
また例えば、制御部50は、カメラ30の撮影画像に基づいて、容器Cに蓋が載せられているか否かを判定し、蓋の有無によって加熱コイル16A〜16Cの出力を制御する。例えば、カメラ30によって異なるタイミングに撮影された複数の撮影画像に基づいて、制御部50は、ユーザによって容器Cから蓋が外されたと判断する。その判断に基づいて、加熱コイル16A〜16Cの出力を、蓋が外される前の出力に比べて増加させる。これにより、蓋が外された後の容器Cに収容されている調理対象Tを、蓋が外される前の温度で維持することができる。
また、制御部50は、カメラ30の撮影画像と温度センサ26A〜26Cの検出温度とに基づいて様々な制御を行う。
図4は、カメラ30の撮影画像に基づく加熱調理器10の動作の一例の流れを示すフローチャートである。特に、図4に示すフローは、調理対象Tが高い粘性を備える、特に、例えばカレーやシチューなどを加熱調理するときに適する加熱コイルの制御のフローである。なお、図4に示すフローの制御は、容器C内の調理対象Tが加熱調理されている間、継続される。また、ここでは、加熱コイル16Aを用いる例を挙げる。
図4に示すように、まず、加熱調理器10の制御部50の調理対象状態推定部56は、カメラ30の撮影画像に基づいて、容器Cに収容されている調理対象Tの上側部分の温度を算出する(ステップS100)。例えば、カメラ30が赤外線画像を撮影し、その赤外線画像に基づいて調理対象Tの上側部分の温度を算出する。
次に、加熱調理器10の制御部50は、温度センサ26Aの検出温度を取得する(ステップS110)。すなわち、温度センサ26Aによって検出した調理対象Tの下側部分の温度を取得する。
次に、加熱調理器10の制御部50の調理対象状態推定部56は、ステップS100で算出した調理対象Tの上側部分の温度と、ステップS110で取得した調理対象Tの下側部分の温度との温度差を算出する(ステップS120)。
次に、加熱調理器10の制御部50の調理対象状態推定部56は、ステップS120で算出した調理対象Tの上側部分と下側部分の温度差が所定の温度差に比べて高いか否かを判定する(ステップS130)。
ステップS130で温度差が所定の温度差に比べて大きい場合、調理対象状態推定部56は、調理対象Tが容器Cの底で焦げ付く可能性があると推定する。その推定結果に基づいて、制御部50の加熱コイル制御部58は、調理対象Tの焦げ付きを抑制するために、出力が低下するように加熱コイル16Aを制御する(ステップS140)。そして、ステップS100に戻る。
一方、ステップS130で温度差が所定の温度差に比べて小さい場合、調理対象状態推定部56は、調理対象Tが容器Cの底で焦げ付く可能性が低いと推定する。その推定結果に基づいて、加熱コイル制御部58は、設定値で出力するように加熱コイル16Aを制御する(ステップS150)。そして、ステップS100に戻る。なお、ここで言う「設定値」は、タッチキー18Aを介してユーザによって決定された出力レベルに対応する値、または、設定キー22aを介してユーザによって設定された値である。
このような図4に示す制御によれば、焦げ付きを抑制しつつ、容器C内の調理対象T全体を好ましく加熱することができる。
具体的に説明すると、カレーやシチューなどの粘性が高い調理対象Tは、特にそれを収容する容器Cが深底である場合、その上側部分が十分に加熱されにくい。したがって、ユーザが調理対象Tの上側部分が十分に加熱された後、すなわち上側部分が十分に煮立った後に加熱コイル16Aによる加熱を停止すると、そのときには既に調理対象Tの下側部分が焦げ付いている可能性がある。
この対処として、図4に示すフローのように、調理対象Tの加熱調理中、その調理対象Tの上側部分と下側部分の温度差が所定の温度差に比べて大きい間は加熱コイル16Aの出力を低下させる。これにより、調理対象Tの下側部分の焦げ付きを抑制することができる。また、調理対象Tの上側部分は、下側部分の熱が上側部分に移動することによって加熱される。したがって、ユーザが調理対象Tの上側部分を見て加熱調理が完了したと判断し、そして加熱コイル16Aの加熱を停止したときには、容器C内の調理対象T全体は好ましく加熱されている。
なお、より焦げ付きの発生を抑制するために、調理対象Tが上側部分と下側部分との温度差が所定の温度差に比べて大きく焦げ付きが発生する可能性がある状態のときに、その状態を、報知部24を介してユーザに報知してもよい。例えば、焦げ付く可能性があることを、報知部24を介してユーザに報知する。あるいは、焦げ付きの発生を抑制するために、調理対象Tをかき混ぜるようにユーザに報知部24を介して報知する。
図5は、カメラ30の撮影画像に基づく加熱調理器10の動作の別例の流れを示すフローチャートである。特に、図5に示すフローは、表面と裏面とを備え、ユーザが加熱調理中に上下逆にひっくり返す調理対象T、例えば焼き魚やステーキなどを調理するときに適する加熱コイルの制御のフローである。また、ここでは、加熱コイル16Aを用いる例を挙げる。
まず、図5に示すように、加熱調理器10の制御部50の調理対象状態推定部56が、加熱を始めてから調理対象Tに加えられた累計の熱量(加熱量)を算出する(ステップS200)。
調理対象Tへの加熱量を算出するために、調理対象状態推定部56は、カメラ30の撮影画像に写る調理対象Tの像に基づいて、調理対象Tの種類およびサイズを特定する、すなわち調理対象Tの比熱および質量を特定する。なお、そのために、制御部50の記憶部60には、加熱調理器10を用いて加熱調理される調理対象Tの種類毎に、比熱と密度のデータが予め記憶されている。
また、調理対象状態推定部56は、カメラ30の撮影画像に基づいて調理対象Tの上側部分の温度変化を算出するとともに、調理対象Tの下側部分の温度変化(すなわち温度センサ26Aの検出温度の変化)を算出する。
そして、調理対象状態推定部56は、特定した調理対象Tの比熱および質量と、算出した調理対象Tの上側部分および下側部分の温度変化とを用いて、調理対象Tへの加熱量を算出する。
なお、魚などの三次元形状がある程度決まっている調理対象Tの場合、カメラ30の撮影画像に写る二次元像に基づいてその質量を特定することができる。ステーキなどの厚み(高さ方向のサイズ)が不定な調理対象Tの場合、加熱し始めてから上側部分の温度が変化し始めるまでの時間に基づいて、その厚みを特定することができる。その特定した厚みとカメラ30の撮影画像に写る二次元像とに基づいて調理対象Tの質量を特定することができる。
次に、記憶部60がステップS200で算出された調理対象Tへの加熱量を記憶する(ステップS210)。
続いて、調理対象状態推定部56が、異なるタイミングにカメラ30によって撮影された複数の撮影画像に基づいて、ユーザによってひっくり返されて調理対象Tが上下逆転したか否かを判定する(ステップS220)。
魚やステーキの場合、ユーザは裏面(容器Cに接触する面)の焼き具合を確認する。裏面の焼き具合が所望である場合には、次に表面を焼くために、ユーザは調理対象Tをひっくり返す、すなわち上下逆に逆転させる。この任意のタイミングに行われる調理対象Tの逆転を、ステップS220で検出する。
ステップS220で調理対象Tの逆転が検出されると、ステップS230に進み、そうでない場合はステップS200に戻る。
調理対象Tの逆転が検出されると、調理対象状態推定部56が、ステップS200と同様に、調理対象Tへの加熱量を算出する(ステップS230)。ただし、ここで算出するのは、調理対象Tが上下逆に逆転された後における調理対象Tに対する加熱量である。
次に、において、調理対象状態推定部56は、調理対象Tが上下逆に逆転された後における調理対象Tへの加熱量と、調理対象Tが逆転される前における(すなわちステップS210で記憶された)加熱量とを比較し、これらが略一致しているか否かを判定する(ステップS240)。例えば、調理対象Tが逆転された後における加熱量が、その前における加熱量の0.8〜1.0倍であるか否かを判定する。すなわち、調理対象Tの裏面が所望に焼かれるための加熱量と表面が所望に焼かれるための加熱量とが略一致し、その結果として調理対象Tの両面が所望に焼かれたか否かを判定する。
調理対象Tが逆転される前の加熱量と逆転された後の加熱量が略一致する場合、ステップS250に進み、そうでない場合はステップS230に戻る。
調理対象Tが逆転される前の加熱量と逆転された後の加熱量が略一致する場合、加熱コイル制御部58が加熱コイル16Aを停止させ(すなわち出力を低下させ)、調理対象Tの加熱調理が完了する(ステップS250)。
そして、制御部50は、調理対象Tの加熱調理が完了したことを、報知部24を介して報知する(ステップS260)。
このような図5に示す制御によれば、焦げ付きを抑制しつつ、調理対象T全体を好ましく加熱することができる、特に調理対象Tの表面と裏面とを所望に且つ略等しく焼くことができる。
さらに、カメラ30の撮影画像は様々な用途に使用することができる。
例えば、加熱調理が完了した調理対象T、すなわち調理対象Tの完成品をカメラ30によって撮影し、その撮影画像を加熱調理器10の制御部50の記憶部60に記憶してもよい。
これにより、ユーザの調理履歴を、その調理対象Tの完成品の画像を用いて管理することができる。また、本実施の形態の場合、図1に示すように、加熱調理器10の制御部50は、インターネット40に接続されているルーター装置36を中心とするローカルエリアネットワーク38に組み込まれているため、記憶部60に記憶されている調理対象Tの完成品の画像を、様々な用途に使用可能である。例えば、その画像をホームページに掲載することができる。
また例えば、完成した料理または調理途中の料理が写るカメラ30の撮影画像に基づいてその料理の種類を特定するとともに、重量センサによってその特定した料理の重量を検出することにより、完成した料理のカロリーや栄養成分を推定し、その推定結果を保存してもよい。保存されたカロリーや栄養成分の情報を参照することにより、ユーザは健康を考慮した料理メニューを考えることができ、その結果としてユーザは健康的な食生活をおくることができる。
また例えば、加熱調理器10の制御部50は、カメラ30の撮影画像に基づいて、調理対象Tが完成するまでのプロセスを記録してもよい。
例えば、制御部50は、カメラ30の撮影画像(撮影動画)に基づいて、容器C内にユーザが投入した複数の食材の種類を特定する。また、その食材ぞれぞれの重量を、重量センサ28の検出重量に基づいて特定する。それと同時に、制御部50は、温度センサ26A〜26Cの検出温度の変化を取得する、すなわちユーザの加熱調理器10に対する操作(強火、中火、弱火にする操作)の履歴を取得する。
これにより、調理が完了するまでのユーザの調理プロセスの情報を取得することができる。すなわち、制御部50は、ユーザのレシピを取得することができる。取得したユーザのレシピは、記憶部60に記憶される。
加熱調理器10の制御部50の記憶部60に記憶されたユーザのレシピは、様々な用途に使用可能である。
例えば、図2に示すように、加熱調理器10が、ルーター装置36を中心とするローカルエリアネットワーク38に接続されているユーザの携帯端末42に、レシピ情報(データ)を送信することができる。それにより、ユーザは、携帯端末42に送信されたレシピデータを参照しながら、レシピデータが示す調理と同一の調理を再現することができる。
また、本実施の形態に係る加熱調理器は、ユーザのレシピ情報と理想的なレシピ情報とを比較し、その比較結果に基づいて、理想的な調理方法をユーザにアドバイスすることができる。例えば、加熱調理器10の制御部50は、インターネット40を介して、例えば健康に関して理想的なレシピ情報を取得し、そのレシピ情報とユーザのレシピ情報とを比較する。その比較結果に基づいて、例えば減らすべき食材の種類とその適切な重量との情報を、ローカルエリアネットワーク38を介してユーザの携帯端末42に送信する。これにより、ユーザは、再度同じ調理を行うときに、健康的な料理を作成することができる。なお、記憶部60に記憶されている複数のユーザのレシピ情報に基づいて、栄養の偏りを調べ、その偏りを改善するレシピをユーザに提供してもよい。
さらに例えば、カメラ30によって皿に盛りつけた料理を撮影してもよい。また、ユーザが料理を皿に盛りつけるときに、その料理をカメラ30の撮影画像に基づいて特定し、その料理に含まれる食材を載置すべき皿上の位置を報知部24によって報知してもよい。これにより、調理された食材(料理)を見栄えよく盛り付けることができる。また、調理後の食材に限らず、調理前の食材の載置位置を報知部24によって報知してもよい。例えば、ピザの場合、調理完了後のその見栄えをよくするために、調理する前の生地に対してトッピングされる食材の、生地上の好ましい位置を報知部24によって報知してもよい。
なお、皿に盛りつけた料理を撮影するとき、カメラ30に良好に撮影されるトッププレート14の位置をユーザに示してもよい。例えば、カメラ30によって良好に撮影されるトッププレート14の部分が発光する。その発光は、そのトッププレート14の部分の下方に配置されたLEDが光を照射することによって行われる。
なお、ここでカメラ30に関して補足すると、本実施の形態の場合、図2に示すように、カメラ30と制御部50は、ルーター装置36を中心とするローカルエリアネットワーク38を介して接続されている。そのため、カメラ30と加熱調理器10のトッププレート14との間の距離は調節可能である。したがって、例えばカメラ30が取り付けられるレンジフードの高さが異なる様々な住居に加熱調理器10を設置することが可能である。
ただし、この場合、カメラ30とトッププレート14との間の距離を測定する必要がある。そのために、トッププレート14には既定の大きさのキャリブレーションマークが描かれている。このキャリブレーションマークの実際のサイズとカメラ30の撮影画像に写るキャリブレーションマークの像のサイズとを比較することにより、カメラ30とトッププレート14との間の距離を算出することができる。この算出した距離を用いることにより、制御部50は、カメラ30の撮影画像に基づいて、調理対象Tの上側部分の温度や調理対象Tのサイズを高精度に算出することができる。また、調理対象Tの種類を高い確度で特定することができる。
このような本実施の形態の加熱調理器10によれば、調理対象T全体を好ましく加熱することができる。
以上、上述の実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されない。
例えば、上述の実施の形態の場合、図1に示すように、加熱調理器10は1台のカメラ30を有するが、本発明の実施の形態に係る加熱調理器のカメラは1台に限らない。例えば、複数の加熱コイルそれぞれの上方にカメラが配置されてもよい。
また、上述の実施の形態の場合、図2に示すように、カメラ30と加熱調理器10の制御部50は、ローカルエリアネットワーク38を介して無線接続されているが、これに限らない。カメラ30と制御部50の少なくとも一方が、ローカルエリアネットワーク38に対して有線接続されていてもよい。また、カメラ30が、加熱調理器10の制御部50に対して直接的に無線接続または有線接続されてもよい。
さらに、上述の実施の形態の場合、図1に示すように、加熱調理器10は三基の加熱コイル16A〜16Cを備えるが、本発明の実施の形態に係る加熱調理器10の加熱コイルの数はこれに限らない。加熱コイルは1つであってもよく、また3基以上あってもよい。
加熱コイルの数に関して、多数の加熱コイルがトッププレートの下方にマトリックス状に配列されたマルチコイル式加熱調理器がある。例えば、56基の小型の加熱コイルを7行8列で配列したマルチコイル式加熱調理器がある。このようなマルチコイル式加熱調理器の場合、容器をトッププレートの任意の位置に配置することができる。任意の位置に配置された容器は、その下方に存在する少なくとも1つの加熱コイルによって誘導加熱される。
このとき、その全体が容器の下方に位置する加熱コイルもあれば、一部が容器の下方に位置する加熱コイルも存在する。この場合、一部が容器の下方に位置する加熱コイルによる容器の誘導加熱は効率が悪い。このような加熱コイルを用いるよりは、その全体が容器の下方に位置する加熱コイルの出力を上げる方が効率がよい。
そこで、カメラ30の撮影画像に基づいてトッププレート上に載置された容器のサイズとその載置位置を高精度に特定する。その特定された容器のサイズおよび位置に基づいて、各加熱コイルと容器のオーバーラップ量を算出し、オーバーラップ量が所定値を超える加熱コイルを特定する。そして、その特定した加熱コイルを用いて容器を誘導加熱する。
さらにまた、上述の実施の形態の場合、カメラ30の撮影画像に基づいて算出された調理対象Tの上側部分の温度と温度センサ26A〜26Cによって検出された調理対象Tの下側部分の温度とに基づいて調理対象Tの上下温度差を算出し、その算出した上下温度差に基づいて、焦げ付く可能性がある調理対象Tの状態を推定している。また、調理対象Tの上側部分の温度変化と下側部分の温度変化とに基づいて、調理対象Tへの加熱量を推定している。しかしながら、本発明の実施の形態において、カメラの撮影画像と温度センサの検出温度とに基づいて推定される調理対象の状態はこれに限らない。
例えば、調理対象がスープなどの略液体である場合、上下温度差が概ねゼロになることにより、その調理対象全体が好ましく一様に加熱された状態を推定することができる。また、調理対象への加熱量を記憶することにより、再度同一の調理対象を同様の状態に加熱調理することができる。さらに、カメラの撮影画像に基づいて検出された調理対象の上側部分の変化と温度センサによって検出された下側部分の温度とに基づいて、調理対象の煮詰まり状態を推定することができる。このように、調理対象の上側部分を撮影するカメラの撮影画像と、調理対象の下側部分の温度を検出する温度センサの検出温度とに基づいて、調理対象の様々な状態を、温度センサのみを用いる場合に比べて推定することができる。
以上説明したように、本発明の一態様によれば、調理対象を収容した容器が載置されるトッププレートと、トッププレートの下方に設けられ、トッププレートに載置された容器を加熱する加熱部と、トッププレートの上方に配置され、トッププレートを上方から撮影するカメラと、を備える。また、トッププレートの下方に配置され、トッププレートに載置された容器の温度を検出する温度センサと、カメラの撮影画像と温度センサの検出温度とに基づいて容器内の調理対象の状態を推定し、その推定結果に基づいて加熱部の出力を制御する制御部と、を有する。
この構成により、容器に収容された調理対象全体を好ましく加熱調理することができる。
加えて、制御部が、カメラの撮影画像に基づいて調理対象の上側部分の温度を算出するように構成され、算出した調理対象の上側部分の温度と温度センサの検出温度との間の温度差である上下温度差に基づいて容器内の調理対象の状態を推定する構成とする
さらに、制御部が、算出した上下温度差が所定の温度差を超えると、調理対象はその下側部分が焦げ付く可能性がある状態であると推定し、加熱部の出力を低下させる構成としてもよい。
これにより、焦げ付きの発生を抑制しつつ、調理対象全体を好ましく加熱調理することができる。
また、制御部が、カメラの撮影画像に基づいて調理対象の上側部分の温度を算出するように構成され、算出した調理対象の上側部分の温度の変化と温度センサの検出温度の変化とに基づいて、容器内の調理対象への加熱量を推定する構成としてもよい。
さらに、制御部が、カメラの撮影画像に基づいて、ユーザによってひっくり返されて調理対象が上下逆転したことを検出するように構成され、調理対象の上下逆転を検出した後における調理対象への加熱量がその検出前における調理対象への加熱量と略一致すると、加熱部の出力を低下させる構成としてもよい。
これにより、調理対象の両面を所望に焼くことができる。
加熱調理器が、制御部が推定した調理対象の状態をユーザに報知する報知部を有していてもよい。これにより、ユーザは、調理対象の状態を知ることができる。
本発明は、調理対象を収容した容器を加熱する加熱調理器であれば適用可能である。
10 加熱調理器
14 トッププレート
16A 加熱部(加熱コイル)
16B 加熱部(加熱コイル)
16C 加熱部(加熱コイル)
26A 温度センサ
26B 温度センサ
26C 温度センサ
30 カメラ
50 制御部
C 容器
T 調理対象

Claims (8)

  1. 調理対象を収容した容器が載置されるトッププレートと、
    前記トッププレートの下方に設けられ、前記トッププレートに載置された前記容器を加熱する加熱部と、
    前記トッププレートの上方に配置され、前記トッププレートを上方から撮影するカメラと、
    前記トッププレートの下方に配置され、前記トッププレートに載置された容器の温度を検出する温度センサと、
    前記カメラの撮影画像と前記温度センサの検出温度とに基づいて前記容器内の調理対象の状態を推定し、その推定結果に基づいて前記加熱部の出力を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部が、前記カメラの撮影画像に基づいて調理対象の上側部分の温度を算出するように構成され、
    前記制御部が、算出した調理対象の上側部分の温度と前記温度センサの検出温度との間の温度差である上下温度差に基づいて前記容器内の調理対象の状態を推定するように構成されている加熱調理器。
  2. 前記制御部が、算出した上下温度差が所定の温度差を超えると、調理対象はその下側部分が焦げ付く可能性がある状態であると推定し、前記加熱部の出力を低下させるように構成されている、請求項に記載の加熱調理器。
  3. 調理対象を収容した容器が載置されるトッププレートと、
    前記トッププレートの下方に設けられ、前記トッププレートに載置された前記容器を加熱する加熱部と、
    前記トッププレートの上方に配置され、前記トッププレートを上方から撮影するカメラと、
    前記トッププレートの下方に配置され、前記トッププレートに載置された容器の温度を検出する温度センサと、
    前記カメラの撮影画像と前記温度センサの検出温度とに基づいて前記容器内の調理対象の状態を推定し、その推定結果に基づいて前記加熱部の出力を制御する制御部と、を有し

    前記制御部が、前記カメラの撮影画像に基づいて調理対象の上側部分の温度を算出するように構成され、
    前記制御部が、算出した調理対象の上側部分の温度の変化と前記温度センサの検出温度の変化とに基づいて、前記容器内の調理対象への加熱量を推定するように構成されている、加熱調理器。
  4. 前記制御部が、前記カメラの撮影画像に基づいて調理対象の上側部分の温度を算出するように構成され、
    前記制御部が、算出した調理対象の上側部分の温度の変化と前記温度センサの検出温度の変化とに基づいて、前記容器内の調理対象への加熱量を推定するように構成されている、請求項に記載の加熱調理器。
  5. 前記制御部が、前記カメラの撮影画像に基づいて調理対象の上側部分の温度を算出するように構成され、
    前記制御部が、算出した調理対象の上側部分の温度の変化と前記温度センサの検出温度の変化とに基づいて、前記容器内の調理対象への加熱量を推定するように構成されている、請求項に記載の加熱調理器。
  6. 前記制御部が、前記カメラの撮影画像に基づいて、ユーザによってひっくり返されて調理対象が上下逆転したことを検出するように構成され、
    前記制御部が、調理対象の上下逆転を検出した後における調理対象への加熱量がその検出前における調理対象への加熱量と略一致すると、前記加熱部の出力を低下させるように構成されている、請求項からのいずれか一項に記載の加熱調理器。
  7. 前記制御部が推定した調理対象の状態をユーザに報知する報知部を有する、請求項1からのいずれか一項に記載の加熱調理器。
  8. 前記制御部が推定した調理対象の状態をユーザに報知する報知部を有する、請求項に記載の加熱調理器。
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