JP7178622B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器 Download PDF

Info

Publication number
JP7178622B2
JP7178622B2 JP2018096532A JP2018096532A JP7178622B2 JP 7178622 B2 JP7178622 B2 JP 7178622B2 JP 2018096532 A JP2018096532 A JP 2018096532A JP 2018096532 A JP2018096532 A JP 2018096532A JP 7178622 B2 JP7178622 B2 JP 7178622B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating
unit
image
camera
reference chart
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018096532A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019200031A (ja
Inventor
匡史 貞平
裕弘 幸
知也 藤濤
ザリナ ラフィー
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2018096532A priority Critical patent/JP7178622B2/ja
Priority to PCT/JP2018/034893 priority patent/WO2019059304A1/ja
Publication of JP2019200031A publication Critical patent/JP2019200031A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7178622B2 publication Critical patent/JP7178622B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Induction Heating Cooking Devices (AREA)
  • Electric Stoves And Ranges (AREA)

Description

本開示は、調理対象を加熱する加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器のトッププレートの上方にカメラを設置して食材を撮影する加熱調理器がある。
例えば、特許文献1の加熱調理器は、カメラにより食材を撮影した画像に基づいて、食材の種類又は量を識別し、この識別結果に応じて調理モードが選択されることが記載されている。また、調理状況をカメラで確認することが記載されている。
特開2015-68542号公報
しかしながら、従来の加熱調理器において、調理状況をカメラでどのように確認するかは記載されていない。そこで、カメラを用いて調理対象の色、例えば、焼き色を確認する場合、加熱調理器周囲の照明環境によって、カメラを通して得られる色合いが影響を受ける。その結果、調理対象の正しい色の認識を行うことができない場合がある。
したがって、本開示の目的は、前記課題を解決することにあって、照明環境の影響を低減した調理対象の色を確認することができる加熱調理器を提供することにある。
前記目的を達成するために、本開示の一態様に係る加熱調理器は、
調理対象を収容した容器が載置される容器載置部を備えるトッププレートと、
前記容器載置部に載置された前記容器を下方から加熱する加熱部と、
前記加熱部の加熱出力を制御する加熱制御部と、
前記トッププレートから離れた位置に設置して前記容器および調理対象を撮影するカメラと、
色補正用の基準チャートを表示する基準チャート表示部と、
前記カメラで撮影した画像に含まれる基準チャートの画素値を用いて、前記カメラで撮影した画像の色補正を行う色補正部を有する画像処理部と、
前記色補正された画像における調理対象を基に調理対象の状態を推定する調理対象状態推定部と、を備える。
照明環境の影響を低減した調理対象の色を確認することができる加熱調理器を提供することができる。
実施の形態に係る加熱調理器の概略的斜視図 加熱調理器のトッププレートの上面図 加熱調理器の構成を概略的に示す図 加熱調理器の制御系を示すブロック図 撮影画像の色補正の流れを示すフローチャート図 カメラの一例の撮影画像を示す図 調整用の基準チャートの一例を示す図 標準RGB値と検出されたRGB値を示す図 色補正の一例を示す図 色補正の一例を示す図 抽出された調理対象の領域の一例を示す図 変形例に係る撮影画像の色補正の流れを示すフローチャート図
本開示の一態様によれば、調理対象を収容した容器が載置される容器載置部を備えるトッププレートと、前記容器載置部に載置された前記容器を下方から加熱する加熱部と、前記加熱部の加熱出力を制御する加熱制御部と、前記トッププレートから離れた位置に設置して前記容器および調理対象を撮影するカメラと、色補正用の基準チャートを表示する基準チャート表示部と、前記カメラで撮影した画像に含まれる基準チャートの画素値を用いて、前記カメラで撮影した画像の色補正を行う色補正部を有する画像処理部と、前記色補正された画像における調理対象を基に調理対象の状態を推定する調理対象状態推定部と、を備える、加熱調理器である。
また、前記調理対象状態推定部は、前記カメラで撮影した画像における調理対象の予め定められた色への到達を認識し、前記調理対象状態推定部は、前記画像において前記調理対象が予め定められた色へ到達したことを認識すると、前記加熱制御部は、加熱出力を加減または停止する制御を行ってもよい。
また、前記加熱部から加熱出力中において、前記トッププレート周囲の照明状態を検出する照明状態検出部を備え、前記照明状態検出部により前記照明状態の変化が検出されると、前記色補正部は前記カメラで撮影した画像に含まれる前記基準チャートの画素値を用いて色補正を再び行ってもよい。
また、前記照明状態検出部により予め定められた明るさ以上の照明状態が検出されない場合に、ユーザに警告が報知されてもよい。
また、前記加熱部の加熱状況を表示する表示部を備え、前記画像処理部により前記基準チャートが認識されない場合に、前記表示部からユーザに警告が報知されてもよい。
また、前記加熱部は、前記容器を加熱するために誘導磁界を発生させる加熱コイルを有し、前記加熱制御部は、前記加熱コイルに高周波電流を供給して前記容器の加熱を行ってもよい。
また、前記カメラから前記トッププレートまでの距離は600mm以上、2000mm以内であってもよい。
(実施の形態)
以下に、本開示の実施の形態に係る加熱調理器について説明する。図1は、本開示の実施の形態に係る加熱調理器10の概略斜視図である。図2は、加熱調理器10のトッププレート14の上面図である。図3は、加熱調理器10の構成を概略的に示す図である。図4は、加熱調理器10の制御系を示すブロック図である。なお、図において、X軸方向は加熱調理器10の長手方向(幅方向)を示し、Y軸方向は奥行き方向を示し、Z軸方向は高さ方向を示す。
図1に示すように、加熱調理器10は、本体12を有し、また、その本体12の上側部分として、例えば、シチューなどの調理対象Tを収容した容器Cが載置されるトッププレート14を有する。
また、実施の形態の場合、加熱調理器10は、誘導加熱調理器であって、図1および図3に示すように、トッププレート14における容器載置部(後述する容器載置エリア)に載置された容器Cの下方には、すなわち本体12内には、加熱調理器10の加熱部として加熱コイル16A~16Cが配置されている。加熱コイル16A~16Cは、トッププレート14上に載置された容器Cを下方から誘導加熱する。
この加熱コイル16A~16Cそれぞれをユーザが操作するための操作部として、複数のタッチキー18A~18Cが、加熱調理器10の正面10a側のトッププレート14の部分に設けられている。例えば、タッチキー18Aにより、対応する加熱コイル16Aの加熱が開始または停止される。また、その加熱レベルが、段階的に、例えば4段階に調節される。
また、加熱コイル16A~16Cの加熱状況(出力状態)を表示する複数の出力表示部20A~20Cも、加熱調理器10の正面10a側のトッププレート14の部分に設けられている。出力表示部20Cは、カラーの液晶パネルであり、基準チャート80を表示することができる。出力表示部20Cは、加熱コイル16Cの過熱状況の表示に加えて、基準チャート80を表示する基準チャート表示部として兼用している。出力表示部20Aおよび20Bは、モノクロ又はカラーの液晶パネルである。
なお、加熱コイル16A~16Cによる加熱を詳細に設定するために、設定部22が加熱調理器10の正面側10a側に設けられている。設定部22は、本体12に対して出し入れ可能であって、加熱コイル16A~16Cによる加熱を詳細に設定するための設定キー22aと、その設定内容や加熱コイル16A~16Cの詳細な状態などを表示する設定表示部22bとを備える。この設定部22により、加熱コイル16A~16Cの加熱温度、加熱時間、タイマーなどが設定される。
また、加熱調理器10は、ユーザに対して種々の案内を報知するスピーカなどの報知部24を、加熱調理器10の正面10a側に備える。
また、加熱コイル16A、16B、16Cにそれぞれ対向する容器載置エリア46A、46B、46Cは、トッププレート14の天面14aに印刷された円環状のマーク48A、48B、48Cによりユーザに提示されている。
また、トッププレート14の上面視において、加熱コイル16A、16B、16Cのそれぞれの外側には、リング状に光る発光部49A、49B、49Cがトッププレ-ト14に配置されている。発光部49A、49B、49Cは、例えば、対応するそれぞれの加熱コイル16A、16B、16Cに電流が流れているときに発光する。発光部49A~49Cは、例えば、LED発光基板を有する。
さらに、加熱調理器10は、トッププレート14上の調理対象Tを上方から撮影するカメラ30を有する調理状況認識部31を備える。カメラ30からトッププレート14までの距離は600mm以上、2000mm以内である。この距離であれば、カメラ30の視野内でトッププレート14の全面を適切に撮影することができる。
カメラ30は、例えば、静止画、動画などを撮影可能な可視光カメラであって、例えば、CCDカメラまたはCMOSカメラである。カメラ30は、加熱調理器10の上方に位置する天井またはレンジフード70などに取り付けられ、本体12の上側部分であるトッププレート14の天面14a、すなわち本体12の天面全体を撮影する。実施の形態の場合、調理状況認識部31は、例えば、マグネットを介してレンジフード70に取り付けられる。これにより、加熱調理器10の本体12に対して、カメラ30を自由に設置することができる。その結果、キッチンの意匠性を損なうことのない、ユーザの好む位置にカメラを取り付けることができる。
実施の形態の場合、ユーザの好む位置に配置可能な調理状況認識部31は、加熱調理器10の制御部50と無線通信するように構成されている。そのために、図3に示すように、調理状況認識部31はアンテナ32を備える。また、加熱調理器10の本体12内にアンテナ34が設けられている。なお、実施の形態の場合、調理状況認識部31と、制御部50は、ルーター装置36を介して接続されている。すなわち、調理状況認識部31と制御部50は、ルーター装置36を中心とするローカルエリアネットワーク38に無線通信可能に接続されている。また、ルーター装置36は、インターネット40に接続されている。さらに、ルーター装置36は、ユーザの携帯端末42に無線通信可能に接続されている。
次に、加熱調理器10の動作、すなわちその制御部50が行う制御について図4を参照しながら説明する。
加熱調理器10の制御部50は、1つ又は複数のマイクロプロセッサ、メモリおよび回路基板から構成されている。制御部50は、例えばCPUなどの処理装置であって、ROM、RAM、ハードディスク、または、SSDなどの記憶部60に記憶されているプログラムを実行することによって種々の機能を果たすように(例えば、後述する画像処理部として機能するように)構成されている。
図4に示すように、制御部50は、タッチキー18A~18Cおよび設定部22の設定キー22aに対するユーザの操作に対応する信号をこれらから受け取るように構成されている。また、制御部50は、カメラ30によって撮影された撮影画像(データ)をカメラ30から受け取るように構成されている。また、制御部50は、加熱コイル16A~16C、出力表示部20A~20C、設定表示部22b、および報知部24を制御するように構成されている。
さらに、制御部50は、カメラ30の撮影画像、具体的には、その撮影画像に写る調理対象Tの像に基づいて様々な制御を行うように構成されている。
そのために、加熱調理器10の制御部50は、調理状況認識部31のカメラ30に撮影指示を出力して撮影画像を取得する画像取得部52と、その取得した画像を処理(補正)する画像処理部54と、その補正された撮影画像に写る容器C内の調理対象Tの像に基づいて該調理対象Tの状態を推定する調理対象状態推定部56と、その推定結果に基づいて加熱コイル16A~16Cを制御する加熱制御部としての加熱コイル制御部58と、種々の情報を、出力表示部20A~20Cおよび報知部24からユーザに提示する案内情報出力部59とを有する(として機能する)。
画像取得部52は、カメラ30が撮影した撮影画像(画像データ)を取得する。撮影画像には、例えば、加熱調理中の調理対象Tを収容する容器Cが載置されている状態のトッププレート14が写っている。実施の形態の場合、加熱コイル16A~16Cの加熱が開始されると、制御部50は、カメラ30に撮影指示を出力する。これにより、カメラ30は、予め定められた周期でトッププレート14上の画像を取得し、これらの画像は制御部50に送られる。
画像処理部54は、撮影画像に対して色補正を行う。色補正を行う理由は、加熱調理器10周りの光環境の影響を撮影画像から取り除くためである。
画像処理部54は、領域抽出部72と、照明状態検出部73と、補正用パラメータ算出部74と、色補正部76と、明度算出部78とを備える。領域抽出部72は、カメラ30が撮影した画像中から基準チャート80を、例えば、テンプレートマッチングにより抽出する。また、領域抽出部72は、容器載置エリア46A~46Cに載置されている容器Cおよび調理対象Tの領域を抽出する。照明状態検出部73は、加熱コイル16A~16Cから加熱出力中において、トッププレート14周囲の照明状態を検出する。
補正用パラメータ算出部74は、基準チャート80の画素値を基に調理対象Tの領域のRGBごとの画素値を補正する補正用パラメータを算出する。色補正部76は、補正用パラメータを用いて調理対象Tの領域の画素のRGB値をそれぞれ補正する。明度算出部78は、補正された画像の標準RGB値の画素値を基に、それぞれの画素の明度を算出する。
予め、標準RGB値の基準となる基準チャート80を含めて画像を撮影することで、撮影画像中の基準チャート80の基準画素値からのズレを補正する補正パラメータを算出することができる。基準チャート80を利用した色補正の流れについて、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS300において、ユーザによりタッチキー18A~18Cのいずれかから加熱指示が入力されると、加熱コイル制御部58は、対応する加熱コイル16A~16Cに加熱出力する。加熱コイル制御部58は、加熱コイル16A~16Cに高周波電流を供給する。加熱コイル16A~16Cは、高周波電流が供給されると誘導磁界を発生させる。容器Crの底には、発生した誘導磁界により誘導電流が流れ、加熱される。このようにして、加熱指示された加熱コイル16A~16Cの加熱が開始される。加熱コイル制御部58は、加熱コイル16A~16Cに流す電流量を制御することで、加熱コイル16A~16Cからの加熱量を制御する。制御部50は、加熱コイル制御部58から加熱コイル16A~16Cのいずれかに加熱指示の出力がされると、画像取得部52が調理状況認識部31のカメラ30に画像を撮影するように指示する。また、この指示と同時に、案内情報出力部59は、基準チャート表示部としての出力表示部20Cに、図7に示す色補正用の基準チャート80を表示する。制御部50からの撮影指示により、カメラ30は、例えば、図6に示すようなトッププレート14の画像79を撮影し、撮影した画像79を制御部50へ送信する。
ステップS310において、画像処理部54はカメラ30から送信された画像79を取得する。画像79の一部に色補正用の基準チャート80の像も含まれる。画像79は、画素ごとにRGB値を有する。ステップS320において、領域抽出部72は、画像79から基準チャート80の像をテンプレートマッチング等の画像処理により抽出する。
ステップS330のNoのように、領域抽出部72が画像79から基準チャート80の抽出に成功しなかった場合、すなわち、画像処理部54により基準チャート80が認識されない場合、表示部としての出力表示部20Aまたは20Bからユーザに警告が報知される。なお、基準チャート80が認識されない場合として、トッププレート14の周囲の照明状態が適切でない場合と、基準チャート80を表示する出力表示部20C上に汚れまたは障害物が載置されている場合とがある。そこで、それぞれの場合に応じて警告が報知される。具体的には、ステップS340において、画像処理部54の照明状態検出部73は、トッププレート14を照らす照明状態を検出し、検出された照明状態が暗いか否かを判定する。照明状態検出部73は、例えば、画像79のヒストグラムにより照明状態を検出する。照明状態検出部73は、ヒストグラムに黒つぶれが発生しているか、又は、ヒストグラムのピーク位置により照明状態が暗いか否かを判定することができる。ステップS340のYesのように、照明状態が暗い場合、すなわち、照明状態検出部73により予め定められた明るさ以上の照明状態が検出されない場合、ユーザに警告が報知される。具体的には、ステップS350において、案内情報出力部59は、出力表示部20Aまたは20Bから、トッププレート14を照らす照明状態を明るくすることを示す警告をユーザに報知する。これにより、ユーザがトッププレート14を照らす照明を明るくするので、画像処理部54が基準チャート80を認識することができる。報知した後は、予め定められた時間経過後に、再びステップS310から処理が実施される。
ステップS340のNoのように、予め定められた明るさ以上の照明状態が検出された場合、出力表示部20Cの上部に、汚れまたは障害物が載置されている可能性があるので、ステップS360において、案内情報出力部59は、出力表示部20Aまたは20Bから、出力表示部20Cを露出するように報知する。また、案内情報出力部59は、出力表示部20Aまたは20Bから、汚れまたは障害物を除去するように報知してもよい。また、報知部24から音声案内により報知してもよい。これにより、ユーザが出力表示部20Cを露出させるので、画像処理部54が基準チャート80を認識することができる。報知した後は、予め定められた時間経過後に、再びステップS310から処理が実施される。
ステップS330のYesのように、領域抽出部72が、画像79から基準チャート80の抽出に成功すると、補正用パラメータ算出部74が補正用パラメータを算出する。まず、図7を参照して、基準チャート80を説明する。基準チャート80は、白から黒のダイナミックレンジを表す指標とするために、白から黒の度合いを示す明度が略等間隔となるようにチャート80a~80fにより構成されている。具体的には、例えば、チャート80aは、R、G値が共に243で、B値が242であり、明度が約96.5となっている。チャート80bは、R、G及びB値が共に200であり、明度が約81.3となっている。チャート80cは、R、G及びB値が共に160であり、明度は約66.8となっている。チャート80dは、R、G値が共に122で、B値が121であり、明度は約50.9となっている。チャート80eは、R、G及びB値が共に85であり、明度は約35.7となっている。チャート80fは、R、G及びB値が共に52であり、明度は約20.5となっている。これらチャート80a~80fのRGB値を標準RGB値とする。
出力表示部20Cに表示される基準チャート80の各チャート80a~80fのそれぞれのRGB値は上述した通りである。しかしながら、カメラ30で撮影した画像79に写された基準チャート80の各チャート80a~80fのそれぞれのRGB値は、照明環境の影響により異なっている。
図8は、出力表示部20Cに表示される基準チャート80の標準RGB値D1と、カメラ30により撮影された画像における基準チャート80のRGB値を示すグラフである。なお、標準RGB値D1はR、G、B値それぞれの値が各チャート80a~80fのそれぞれで同じ値又はほとんど同じ値であるので、1本で示している。ここで、出力表示部20Cに表示される基準チャート80のRGB値は標準RGB値であるが、撮影時の照明環境に影響されるため、撮影された画像から得た各チャート80a~80fのR値Rc、G値Gc、及びB値Bcは標準RGB値D1と異なっている。
そこで、撮影時の照明環境による影響を補正するために、ステップS370において、補正用パラメータ算出部74は、各チャート80a~80fのRGB値を標準RGB値に補正するための補正用パラメータを算出する。例えば、R値を例に説明すると、チャート80aは、白色を示すチャートであり、これを標準RGB値に補正することで、ホワイト補正をすることができる。例えば、チャート80aの画像におけるR値が180の場合、標準R値が243なので、標準R値から画像におけるR値を除した値である1.35がホワイト補正のパラメータとなる。G値およびB値についても、それぞれホワイト補正のパラメータを算出する。算出されたこれらRGB値のそれぞれのホワイト補正のパラメータは記憶部60に記憶される。
次に、ホワイト補正のパラメータを全てのチャート80a~80fの画像のR値にそれぞれ乗算する。画像79から取得されたR値であるRcにホワイト補正した値をRcwbとする。図9の破線で示す曲線は、ホワイト補正により得られたR値Rcwbのグラフを示す。
図9において、チャート80aでは色ズレが補正されているが、白以外のチャート80b~80fでは、ホワイト補正されたR値Rcwbと標準R値とでは色ズレが生じている。そこで、ホワイト補正では補正しきれなかった色ズレについてグレースケールの補正を実施する。図10を参照して、グレースケール補正について説明する。図10は、色補正の一例を示す図であり、図9の矩形の破線領域Arを拡大した図である。
例えば、図10において、チャート80dと80eとの間のRcwbnを補正する場合、Rcwbnの両端のチャート80d、80eのそれぞれのホワイト補正したRcwb80dと、Rcwb80eとを取得する。Rcwbnと対応する標準RCB値のRcorとの差であるRdは以下の(1)式により算出される。
Rd=(Rcwbn-Rcwb80e)×(Rs80d-Rs80e)/(Rcwb80d-Rcwb80e) ・・・(1)式
したがって、Rnが標準RGB値に補正されたRcorは、以下の(2)式により算出される。
Rcor=Rd+Rs80e ・・・(2)式
以上のようにして、グレースケール補正用の補正パラメータRdを取得することができ、標準R値において食品の調理状態を確認するために有用な画素値52-243の範囲について補正することができる。また、画素値255-243,52-0の範囲についても同様の線形補間演算を行うことで補正が可能である。補正用パラメータ算出部74は、撮影画像の全ての取り得るRGBそれぞれの値から標準RGB値への変換テーブルを算出し、これを記憶部60に記憶させる。
ステップS380において、領域抽出部72は、調理対象Tを含む調理領域Acを抽出する。図11に示すように、例えば、光るリング状の発光部49A~49C内の領域を画像処理により調理領域Acとして抽出してもよいし、他のマーカを利用して抽出してもよい。また、画像79における調理領域Acをユーザが携帯端末42を利用して制御部50へ入力してもよい。
ステップS390において、色補正部76は、抽出された調理領域Acの全ての画素のRGB値について、算出した変換テーブルを用いてそれぞれ標準RGB値に補正する。算出した変換テーブルは、カメラ30で撮影した画像に含まれる基準チャート80の画素値を用いて算出されている。したがって、色補正部76は、カメラ30で撮影した画像に含まれる基準チャート80の画素値を用いて、カメラ30で撮影した画像の色補正を行っている。
ステップS400において、明度算出部78は、調理領域Acの明度を算出する。明度として、例えば、CIE-L表色系の明度Lを算出する。したがって、RGB値からCIE-XYZ表色系に変換し、さらに、CIE-L表色系に変換する。より、具体的な変換手順を以下に説明する。
カメラ30の画像において取得されたRGB値を、R'G'B'値へ変換する。
R’=R/255 ・・・(3)式
G’=G/255 ・・・(4)式
B’=B/255 ・・・(5)式
次に、R'G'B'値からR''G''B''値に変換する。
Figure 0007178622000001
Figure 0007178622000002
Figure 0007178622000003
次に、R''G''B''値からCIE-XYZ表色系に変換する。なお、用いるのはY値だけであるので、明度算出部78は、Y値だけを算出してもよい。
Figure 0007178622000004
(9)式よりY値は以下の式で算出される。
Y=100×(0.2126×R”+0.7152×G”+0.0722×R”) ・・・ (10)式
次に、算出されたY値から、以下の式により、CIE-L表色系の明度Lを算出する。
=116(Y/Yn)1/3-16 ・・・ (11)式
但し、 Yn=1.00
ステップS410において、案内情報出力部59は、算出された明度Lに対応するIEC規格の焼き色を出力表示部20Cから報知する。この報知は、調理対象T内で最も検出された明度Lに対応する焼き色を調理対象物の色として報知してもよいし、調理対象T内で検出された明度Lのヒストグラムに対応して、焼き色を報知してもよい。
なお、(10)式および(11)式においては、食品の焼き色を判断する際には必要のない状態での変換は省略している。
ステップS420では、調理対象状態推定部56が、調理対象Tの検出した焼き色が予め定められた色に到達したか否かを判定する。この判定は、例えば、算出された明度Lが予め定められた明度に到達したか否かを判定することで実施される。ステップS420のYesにおいて、検出した焼き色が予め定められた色である場合、例えば、調理対象状態推定部56が、カメラ30で撮影した画像における調理対象Tの明度Lが予め定められた明度に到達したことを認識した場合、加熱コイル制御部58は、加熱コイル16A~16Cの加熱出力を低減または停止する。また、案内情報出力部59は、出力表示部20A~20Cから、調理対象Tの調理が終了したことを報知する。
ステップS420のNoにおいて、検出した焼き色が予め定められた色でない場合、例えば、算出された明度Lが予め定められた明度に到達していない場合、調理対象の焼き色はまだ予め定められた色に到達していないので、ステップS310から再び処理が繰り返される。
以上より、実施の形態による加熱調理器10は、調理対象Tを収容した容器Cが載置される容器載置エリア46A~46Cを備えるトッププレート14と、容器載置エリア46A~46Cに載置された容器Cを下方から加熱する加熱コイル16A~16Cと、加熱コイル16A~16Cの加熱出力を制御する加熱コイル制御部58と、トッププレート14から離れた位置に設置して容器Cおよび調理対象Tを撮影するカメラ30と、色補正用の基準チャート80を表示する出力表示部20Cと、カメラ30で撮影した画像79に含まれる基準チャート80の画素値を用いて、カメラ30で撮影した画像79の色補正を行う色補正部76と、色補正された画像の調理対象を基に調理状況を推定する調理対象状態推定部と、を備える。これらの構成により、カメラを用いて調理対象Tの画像を取得する際に、基準チャート80の画像も同時に取得するので、色基準に基づいた画像補正を行うことができる。基準チャート80の標準RGB値は予め知っているので、加熱調理器10の周囲の照明環境の影響を受けた基準チャート80の画素値を用いてカメラ30で撮影した画像の色補正を行うことができる。これにより、加熱調理器10の周囲の照明環境は、ユーザの好みにより、例えば、寒色系から暖色系の様々な照明環境であるが、加熱調理器10の周囲の照明環境の影響を低減し、調理対象Tの、例えば、焼き色の色情報を用いて、調理対象Tの状態を正しく認識することが可能となる。
なお、上述した実施の形態では、基準チャート80として6点(80a~80f)を用いてホワイト補正およびグレースケール補正を実施したが、基準チャート80aと80fとだけを用いて、ホワイト補正だけを実施してもよい。色補正としてホワイト補正だけを実施しても、図9に示すRcwbのように、大幅に色が改善される。また、80a、80d、80fの3点を用いると、ホワイト補正にさらにグレースケール補正もすることができるので、色の正確性を高めることができる。
本開示は、上記実施の形態のものに限らず、次のように変形実施することができる。
(1)上記実施の形態において、カメラ30が画像を撮影するごとに画像中の基準チャート80を抽出して補正用パラメータを算出していたが、本開示の実施の形態はこれに限らない。一度、基準チャート80を抽出して補正用パラメータを算出した後は、ステップS310でカメラ画像を取得すると、ステップS320~ステップS370を省略して、ステップS380の調理領域抽出をしてもよい。また、同様に、一度補正用パラメータを算出して色補正を実施した後は、図12に示す処理を実施してもよい。すなわち、ステップS310の後に、ステップS500において、画像処理部54の照明状態検出部73が、トッププレート14の周囲の照明状態の変化を判別し、照明状態の変化が無い場合にはステップS320~S370を省略してもよい。ここで、照明状態の変化が無い場合とは、照明状態の変化が予め定められた範囲内に含まれる場合である。照明状態検出部73は、例えば、カメラ30が撮影した画像のRGB値のいずれかにおいて前回のサンプリング画像又は補正用パラメータの算出時のサンプリング画像に比べて30以上の変化を検出した場合に、照明状態の変化が有ると判断し、ステップS320からの処理を実施してもよい。また、照明状態検出部73は、例えば、カメラ30が撮影した画像のRGB値のいずれかにおいて補正用パラメータの算出時のサンプリング画像に比べて30未満の変化であった場合に、照明状態の変化は無いと判断し、ステップS320からステップS370の処理を省略して、ステップS380から実施してもよい。このように、照明状態検出部73により照明状態の変化が検出されると、色補正部76はカメラ30で撮影した画像に含まれる基準チャート80を用いた色補正を再び行う。照明状態が変化しない場合は、ステップS320~ステップS370を省略するので、色補正を高速化することができる。また、照明状態が変化した場合は、基準チャート80の画素値を用いて色補正するので、調理対象Tの、例えば、焼き色の色情報を用いて、調理対象Tの状態を正しく認識することが可能となる。
(2)上記実施の形態において、画像処理部54の照明状態検出部73が、画像処理によりトッププレート14の周囲の照明状態を検出していたが、本開示の実施の形態はこれに限らない。照明状態検出部73が撮影画像から照明状態を検出する替わりに、調理状況認識部31が光量計を備えることで、トッププレート14の周囲の照明状態を直接的に検出してもよい。
(3)上記実施の形態において、基準チャート80は、出力表示部20Cから表示されていたが、本開示の実施の形態はこれに限らない。トッププレート14上に直接印刷されていてもよい。
(4)上記実施の形態において、図3に示すように、調理状況認識部31と加熱調理器10の制御部50は、ローカルエリアネットワーク38を介して無線接続されているが、本開示の実施の形態はこれに限らない。調理状況認識部31と制御部50の少なくとも一方が、ローカルエリアネットワーク38に対して有線接続されてもよい。また、調理状況認識部31が、加熱調理器10の制御部50に対して直接的に無線接続または有線接続されてもよい。さらに、カメラ30の撮影画像を携帯端末42に送信してもよく、またインターネット40を介して外部に送信してもよい。これにより、カメラ30が実際に撮影した撮影画像を、ユーザは携帯端末42で確認することができる。
(5)上記実施の形態において、図1に示すように、加熱調理器10は3つの加熱コイル16A~16Cを備えるが、本開示の実施の形態はこれに限らない。加熱コイルは1つ又は2つであってもよく、また3つ以上であってもよい。
(6)上記実施の形態において、図3に示すように、調理状況認識部31は1台のカメラ30を有するが、本開示の実施の形態はこれに限らない。カメラの台数は2台以上でもよく、例えば、複数の加熱コイルのそれぞれの上方にカメラが配置されてもよい。
(7)上記実施の形態において、加熱調理器10は加熱コイル16A~16Cを用いて容器Cを誘導加熱していたが、本開示の実施の形態はこれに限らない。例えば、本開示の実施の形態に係る加熱調理器は、ガス調理器でもよい。ガス調理器の場合、容器は、本体の天面に備えられた容器載置部としての五徳に載置され、その下方から加熱部としてのガスバーナーによって加熱される。
(8)上記実施の形態において、検出した焼き色が予め定められた色である場合、加熱コイル制御部58は、加熱コイル16A~16Cの加熱出力を低減または停止していたが、本開示の実施の形態はこれに限らない。検出した焼き色が予め定められた色に到達した後に、例えば明度Lが予め定められた明度に到達した後に、加熱コイル制御部58は、加熱コイル16A~16Cの加熱出力を増やしてもよい。これにより、例えば、仕上がり調理として焼き色を付けることができる。また、予め定められた焼き色を複数色記憶しておいて、各焼き色に到達するごとに加熱出力を加減してもよい。
(9)上記実施の形態において、出力表示部20Cは、加熱コイル16Cの出力表示と、基準チャート80の表示とを兼用していたが、これに限られない。出力表示部20A~20Cの中で、加熱されていない加熱コイルに対応する出力部表示部から基準チャート80を表示してもよい。また、出力表示部20A~20Cとは別に、基準チャート80を表示するための専用の表示部をトッププレート14上に配置してもよい。
なお、上記様々な実施の形態および変形例のうちの任意の実施の形態を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本開示は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した特許請求の範囲による本開示の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。また、各実施の形態における要素の組合せや順序の変化は、本開示の範囲及び思想を逸脱することなく実現し得るものである。
10 加熱調理器
10a 正面
12 本体
14 トッププレート
14a 天面
14a’ 像
16A 加熱部(加熱コイル)
16B 加熱部(加熱コイル)
16C 加熱部(加熱コイル)
18A タッチキー
18B タッチキー
18C タッチキー
20 表示部
20A 出力表示部
20B 出力表示部
20C 出力表示部
22b 設定表示部
24 報知部
30 カメラ
31 調理状況認識部
32 アンテナ
34 アンテナ
36 ルーター装置
38 ローカルエリアネットワーク
40 インターネット
42 携帯端末
46A 容器載置エリア
46B 容器載置エリア
46C 容器載置エリア
48A 円環状マーク
48B 円環状マーク
48C 円環状マーク
49A 発光部
49B 発光部
49C 発光部
50 制御部
52 画像取得部
54 画像処理部
56 調理対象状態推定部
58 加熱コイル制御部
59 案内情報出力部
60 記憶部
70 レンジフード
72 領域抽出部
74 補正用パラメータ算出部
76 色補正部
78 明度算出部
79 画像
80 基準チャート
80a、80b、80c、80d、80e、80f チャート
C 容器
T 調理対象

Claims (7)

  1. 調理対象を収容した容器が載置される容器載置部を備えるトッププレートと、
    前記容器載置部に載置された前記容器を下方から加熱する加熱部と、
    前記加熱部の加熱出力を制御する加熱制御部と、
    前記トッププレートから離れた位置に設置して前記容器および調理対象を撮影するカメラと、
    色補正用の基準チャートを表示する基準チャート表示部と、
    前記カメラで撮影した画像に含まれる基準チャートの画素値を用いて、前記カメラで撮影した画像の色補正を行う色補正部を有する画像処理部と、
    前記色補正された画像における調理対象を基に調理対象の状態を推定する調理対象状態推定部と、
    を備え、
    前記基準チャートは、前記画像処理部が周囲の光環境の影響を撮影した画像から取り除き、焼き色判断に用いる明度を演算するための、白から黒のダイナミックレンジを表す指標とするために、白から黒の度合いを示す明度が略等間隔となるチャートにより構成されている
    加熱調理器。
  2. 前記調理対象状態推定部は、前記カメラで撮影した画像における調理対象の予め定められた色への到達を認識し、
    前記調理対象状態推定部は、前記画像において前記調理対象が予め定められた色へ到達したことを認識すると、前記加熱制御部は、加熱出力を加減または停止する制御を行う、
    請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記加熱部から加熱出力中において、前記トッププレート周囲の照明状態を検出する照明状態検出部を備え、
    前記照明状態検出部により前記照明状態の変化が検出されると、前記色補正部は前記カメラで撮影した画像に含まれる前記基準チャートの画素値を用いて色補正を再び行う、
    請求項1または2に記載の加熱調理器。
  4. 前記照明状態検出部により予め定められた明るさ以上の照明状態が検出されない場合に、ユーザに警告が報知される
    請求項3に記載の加熱調理器。
  5. 前記加熱部の加熱状況を表示する表示部を備え、
    前記画像処理部により前記基準チャートが認識されない場合に、前記表示部からユーザに警告が報知される
    請求項1から4のいずれか1つに記載の加熱調理器。
  6. 前記加熱部は、前記容器を加熱するために誘導磁界を発生させる加熱コイルを有し、
    前記加熱制御部は、前記加熱コイルに高周波電流を供給して前記容器の加熱を行う、
    請求項1から5のいずれか1つに記載の加熱調理器。
  7. 前記カメラから前記トッププレートまでの距離は600mm以上、2000mm以内である、
    請求項1から6のいずれか1つに記載の加熱調理器。
JP2018096532A 2017-09-25 2018-05-18 加熱調理器 Active JP7178622B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018096532A JP7178622B2 (ja) 2018-05-18 2018-05-18 加熱調理器
PCT/JP2018/034893 WO2019059304A1 (ja) 2017-09-25 2018-09-20 加熱調理器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018096532A JP7178622B2 (ja) 2018-05-18 2018-05-18 加熱調理器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019200031A JP2019200031A (ja) 2019-11-21
JP7178622B2 true JP7178622B2 (ja) 2022-11-28

Family

ID=68612045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018096532A Active JP7178622B2 (ja) 2017-09-25 2018-05-18 加熱調理器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7178622B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023113580A1 (ko) * 2021-12-15 2023-06-22 엘지전자 주식회사 조리 기기 및 그의 동작 방법

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004363814A (ja) 2003-06-03 2004-12-24 Toshiba Plant Systems & Services Corp 基準器、情報処理装置、及び画像処理方法
WO2017033406A1 (ja) 2015-08-27 2017-03-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 加熱調理器

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004363814A (ja) 2003-06-03 2004-12-24 Toshiba Plant Systems & Services Corp 基準器、情報処理装置、及び画像処理方法
WO2017033406A1 (ja) 2015-08-27 2017-03-02 パナソニックIpマネジメント株式会社 加熱調理器

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019200031A (ja) 2019-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20190242584A1 (en) Establishing a degree of browning of food to be cooked
US20200166216A1 (en) Cooking appliance with a user interface
JP7149466B2 (ja) 加熱調理器
KR101789732B1 (ko) 식품 정보 제공 방법 및 장치
JP7065305B2 (ja) 加熱調理器
JP6861345B2 (ja) 文字図形認識装置、文字図形認識方法、及び文字図形認識プログラム
JP2007303804A (ja) ふきこぼれ検知装置、ふきこぼれ検知方法及びふきこぼれ検知プログラム
US10201306B2 (en) Method and system for capturing images for wound assessment with self color compensation
JP7178622B2 (ja) 加熱調理器
JP6927015B2 (ja) 画像処理システムおよび画像処理方法
WO2019059304A1 (ja) 加熱調理器
JP2003309859A (ja) 画像処理装置、画像処理方法、及び画像処理プログラム
JPH06341904A (ja) 赤外線熱画像装置
CN108885009B (zh) 加热烹调器
WO2019208284A1 (ja) 加熱調理器
KR101678557B1 (ko) 고기 로스팅 상태 표시기
JP6906192B2 (ja) 加熱調理器
JP7193390B2 (ja) 調理管理の方法、システム、プログラム、および機器
JP2020165573A (ja) 加熱調理器
JP7300647B2 (ja) 加熱調理器
JP2024053313A (ja) 測定装置、測定システム及び炊飯器
JP2019079283A (ja) 画像処理装置、撮像装置、画像処理方法、および、プログラム
EP4187158A1 (en) Food preparation assembly comprising a camera assembly
JP2022186151A (ja) 加熱調理器
WO2023094078A1 (en) Food preparation assembly comprising a camera assembly

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220609

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220823

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20221018

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20221101

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20221104

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 7178622

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151