JP6264049B2 - デフレクタ、ボールねじ装置、ボールねじ装置の製造方法、及びステアリング装置 - Google Patents

デフレクタ、ボールねじ装置、ボールねじ装置の製造方法、及びステアリング装置 Download PDF

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Description

本発明は、デフレクタ、ボールねじ装置、ボールねじ装置の製造方法、及びステアリング装置に関する。
ボールねじ装置の一つとして、デフレクタ方式のボールねじ装置がある(例えば特許文献1参照)。このボールねじ装置は、外周面に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、ねじ軸のねじ溝に複数のボールを介して螺合されたナットとを備えている。より詳しくは、ナットの内周面には、ねじ軸のねじ溝に対向する螺旋状のねじ溝が形成されており、ねじ軸のねじ溝とナットのねじ溝とにより囲まれた空間からなる螺旋状の転動路に複数のボールが配置されている。また、ナットには、その内周面のねじ溝からナットの外周面に貫通する取付孔が形成されており、この取付孔にデフレクタが装着されている。デフレクタは、転動路の二箇所間を短絡する環流路を形成する。これによりボールが環流路を介して転動路を無限循環することが可能となっている。
特開2011−256901号公報
ところで、ナットに対するデフレクタの組み付けは、例えばナットの取付孔にデフレクタを圧入することにより行われる。具体的には、ナットの取付孔にデフレクタを差し込んだ後、適宜の押圧治具を用いてデフレクタに押圧力を付与することにより、ナットの取付孔にデフレクタを圧入する。しかしながら、デフレクタの外周面は、例えばナットの外周面に合わせた曲面形状等、種々の形状からなるため、デフレクタの外周面の形状によっては、デフレクタに対して押圧治具を組み付け難いことがある。これがナットに対するデフレクタの組み付けを困難とさせる要因となっている。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ナットにデフレクタを組み付ける際の作業効率を向上させることのできるデフレクタ、ボールねじ装置、ボールねじ装置の製造方法、及びステアリング装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、外周面に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、同ねじ軸のねじ溝に対向する螺旋状のねじ溝が内周面に形成された円筒状のナットと、前記ねじ軸のねじ溝と前記ナットのねじ溝とにより囲まれた空間からなる螺旋状の転動路に配置される複数のボールと、を備えるボールねじ装置に用いられ、前記ナットの外周面に形成された取付孔に挿入されることにより前記転動路の二箇所間を短絡する環流路を形成し、同環流路を介して前記転動路における前記ボールの無限循環を可能とするデフレクタにおいて、前記ナットの取付孔に挿入される本体部と、同本体部が前記ナットの取付孔に挿入された際に前記ナットの外周面側に位置する前記本体部の外面に形成される突出部と、を備え、前記突出部は、その先端部に平面状の座面を有することとした。
または、デフレクタにおいて、前記取付孔に挿入される本体部と、同本体部が前記ナットの取付孔に挿入された際に前記ナットの外周面側に位置する前記本体部の外面に形成された凹部と、を備えることとした。
これらの構成によれば、デフレクタの外面に形成された突出部の座面あるいは凹部に押圧治具を組み付けることができるため、デフレクタに対する押圧治具の組み付けが容易となる。そのため、ナットにデフレクタを組み付ける際の作業効率を向上させることができる。
上記デフレクタについて、前記凹部は、その底部に平面状の座面を有し、前記座面は、前記ナットの取付孔に対する前記本体部の挿入方向に直交する平面からなることが好ましい。
この構成によれば、押圧治具により凹部の座面に押圧力を付与した際に、凹部の座面には、本体部の挿入方向と同じ方向の力が付与される。したがって、ナットの取付孔に本体部を押し込み易くなるため、ナットに対するデフレクタの組み付けが容易となる。
上記デフレクタについて、前記凹部は、前記本体部の外面において前記環流路に対向しない部分に形成されることが好ましい。また、上記デフレクタについて、前記凹部は、前記本体部において前記ナットの取付孔に対する前記本体部の挿入方向の厚さが最も厚い部分に形成されることが好ましい。
これらの構成によれば、凹部の座面に押圧力が付与された際の環流路の変形を抑制することができるため、ボールの円滑な循環を確保することができる。
上記デフレクタについて、前記凹部は、前記本体部の外面における長手方向の両端部にそれぞれ配置される一対の凹部からなることが好ましい。
この構成によれば、一対の凹部に押圧力を付与した際にデフレクタが傾き難くなるため、ナットにデフレクタをより容易に組み付けることができる。
そして、外周面に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、同ねじ軸のねじ溝に対向する螺旋状のねじ溝が内周面に形成された円筒状のナットと、前記ねじ軸のねじ溝と前記ナットのねじ溝とにより囲まれた空間からなる螺旋状の転動路に配置される複数のボールと、前記ナットの外周面に形成された取付孔に挿入されるデフレクタと、前記ナットの外周面に組み付けられる環状部材と、を備え、前記デフレクタにより前記転動路の二箇所間を短絡する環流路を形成し、同環流路を介して前記ボールが前記転動路を無限循環するボールねじ装置において、前記デフレクタとして上記のようなデフレクタが用いられることが好ましい。
ここで、前記凹部を有するデフレクタは、前記本体部の外面に設けられた突出部を備え、同突出部が前記環状部材の内周面に当接することが好ましい。
この構成によれば、ねじ軸の作動力がボールを介してナットに伝達された際にデフレクタの突出部が環状部材の内周面に接触することにより、デフレクタのガタツキを抑制することができる。これにより、環流路内のボールが円滑に転動し易くなるため、ねじ軸とナットとの間での駆動力の伝達効率を高めることができる。
た、上記のようなボールねじ装置の製造方法としては、前記デフレクタの凹部を押圧治具で押圧することにより前記ナットの取付孔に前記デフレクタを挿入する工程と、前記ナットの外周面に前記環状部材を組み付ける工程と、を備えることが好ましい。
らに、車両の転舵軸をねじ軸として、前記転舵軸の外周面に形成された螺旋状のねじ溝に対向する螺旋状のねじ溝が形成された円筒状のナット、及び前記転舵軸のねじ溝と前記ナットのねじ溝とにより囲まれた空間からなる螺旋状の転動路に配置される複数のボールを備えるボールねじ装置と、前記ナットにトルクを付与するモータと、を備えるステアリング装置において、前記ボールねじ装置として、上記のようなボールねじ装置が用いられることが好ましい。
上記のようなボールねじ装置をステアリング装置に用いれば、ナットから転舵軸への力の伝達効率を高めることができる。これにより、モータからボールねじ装置を介して転舵軸に伝達されるアシスト力を高めることができる。
これらの発明によれば、ナットにデフレクタを組み付ける際の作業効率を向上させることができる。
電動パワーステアリング装置の一実施形態についてその概略構成を示す断面図。 実施形態の電動パワーステアリング装置についてそのボールねじ装置及び減速機構の断面構造を示す断面図。 実施形態のボールねじ装置についてそのナットの平面構造を示す平面図。 実施形態のボールねじ装置についてそのデフレクタの斜視構造を示す斜視図。 実施形態のデフレクタについてその平面構造を示す平面図。 実施形態のデフレクタについてその側面構造を示す側面図。 実施形態のボールねじ装置についてナットに対するデフレクタの組み付け工程の一部を示す断面図。 実施形態のボールねじ装置についてナットに対するデフレクタの組み付け工程の一部を示す断面図。 実施形態のボールねじ装置についてナットに対するデフレクタの組み付け工程の一部を示す断面図。 デフレクタの変形例についてその平面構造を示す平面図。 デフレクタの他の変形例についてその平面構造を示す平面図。 同他の変形例のデフレクタが用いられるボールねじ装置のナットの平面構造を示す平面図。 ボールねじ装置の変形例についてそのナットに対するデフレクタの組み付け工程の一部を示す断面図。 デフレクタの他の変形例についてその平面構造を示す平面図。 同他の変形例のデフレクタについてその側面構造を示す側面図。
以下、ボールねじ装置が搭載された電動パワーステアリング装置の一実施形態について説明する。
図1に示すように、電動パワーステアリング装置1は、運転者のステアリングホイール2の操作に基づき転舵輪3を転舵させる操舵機構4、及び運転者のステアリング操作を補助するアシスト機構5を備えている。
操舵機構4は、ステアリングホイール2の回転軸となるステアリングシャフト40、及びステアリングシャフト40の下端部にラックアンドピニオン機構41を介して連結されたラックシャフト42を備えている。本実施形態では、ラックシャフト42が転舵軸に相当する。操舵機構4では、運転者のステアリングホイール2の操作に伴いステアリングシャフト40が回転すると、その回転運動がラックアンドピニオン機構41を介してラックシャフト42の軸方向の往復直線運動に変換される。このラックシャフト42の軸方向の往復直線運動がその両端に連結されたボールジョイント43を介してタイロッド44に伝達され、タイロッド44が駆動する。これにより転舵輪3の転舵角が変化することで車両の進行方向が変更される。
アシスト機構5はラックシャフト42に設けられている。アシスト機構5はモータ6及び動力伝達機構7により構成される。モータ6及び動力伝達機構7を含め、ラックシャフト42は、ハウジング10により覆われている。モータ6は、その出力軸60がラックシャフト42の中心軸に対して平行となるようにハウジング10の外壁にボルト等により組み付けられている。また、モータ6の出力軸60は、ハウジング10に形成された貫通孔11を通じてハウジング10の内部に延びている。動力伝達機構7は、ラックシャフト42をねじ軸とするボールねじ装置8、及びモータ6の出力軸60の回転力をボールねじ装置8に伝達する減速機構9からなる。
次に、ボールねじ装置8及び減速機構9のそれぞれの構造について説明する。
図2に示すように、ラックシャフト42の外周面にはねじ溝45が形成されている。ボールねじ装置8は、ラックシャフト42のねじ溝45に対向する螺旋状のねじ溝81が内周面に形成された円筒状のナット80、及びラックシャフト42のねじ溝45とナット80のねじ溝81とにより囲まれた空間からなる螺旋状の転動路R1に配置される複数のボール82を備えている。
図3に示すように、ナット80の外周面86には、その内周面に貫通する断面略小判型状の一対の取付孔83,84が形成されている。一対の取付孔83,84は、ナット80の中心軸mに方向に所定の間隙を隔てて、より詳しくはナット80のねじ溝45を複数列跨ぐように配置されている。また、ナット80の外周面86には、一対の取付孔83,84を連通する凹部85が形成されている。図2に拡大して示すように、一方の取付孔83には、内部に貫通孔21を有するデフレクタ20が挿入されている。デフレクタ20は、転動路R1から掬い上げたボール82を貫通孔21を通じて凹部85に導く機能、及び凹部85内のボールを貫通孔21を通じて転動路R1に排出する機能を有している。他方の取付孔84にも、内部に貫通孔31が形成されたデフレクタ30が挿入されている。このデフレクタ30はデフレクタ20と同様の機能を有している。また、ナット80の外周面86には軸受87及び従動プーリ91が組み付けられている。これら軸受87及び従動プーリ91により、ナット80の外周面86における凹部85の開口部分が閉塞されるとともに、一対の取付孔83,84からのデフレクタ20,30の抜け止めがなされている。そして、デフレクタ20,30にそれぞれ形成された貫通孔21,31と、ナット80の凹部85の内壁面及び従動プーリ91の内壁面により囲まれた空間とにより、転動路R1の二箇所間を短絡する環流路R2が構成されている。この環流路R2を介してボール82が転動路R1を無限循環する。なお、ナット80は、軸受87によりハウジング10に対して回転可能に支持されている。
減速機構9は、モータ6の出力軸60に一体的に組み付けられた駆動プーリ90、ナット80の外周面86に一体的に組み付けられた従動プーリ91、及び各プーリ90,91に巻き掛けられた無端状のベルト92を備えている。
これらのボールねじ装置8及び減速機構9からなるアシスト機構5では、モータ6への通電に基づきモータ6の出力軸60が回転すると、モータ6の出力軸60と一体となって駆動プーリ90が回転する。これにより、駆動プーリ90はベルト92を介して従動プーリ91及びナット80を一体的に回転させる。このときにナット80に付与されるトルクに基づいてボールねじ装置8が駆動する。すなわち、ボールねじ装置8では、ベルト92からナット80に伝達されるトルクによりナット80がラックシャフト42に対して相対回転すると、ボール82がナット80及びラックシャフト42から負荷(摩擦力)を受けて転動路R1及び環流路R2を無限循環する。このボール82の無限循環を通じて、ナット80に付与されたトルクがラックシャフト42に伝達され、ラックシャフト42がナット80に対して軸方向に相対移動する。すなわちラックシャフト42に軸方向の力が付与される。このラックシャフト42に付与される軸方向の力がアシスト力となって運転者のステアリング操作が補助される。
次に、図4〜図6を参照して、本実施形態のデフレクタ20,30の構造について説明する。なお、デフレクタ20,30は同一の構造からなるため、以下では、便宜上、デフレクタ20の構造についてのみ説明する。図4〜図6は、ナット80に装着される前のデフレクタ20の斜視構造、平面構造、及び側面構造をそれぞれ示したものである。なお、図4及び図6に矢印Aで示す方向は、ナット80の取付孔83に対するデフレクタ20の挿入方向を示している。
図4〜図6に示すように、デフレクタ20は、ナット80の取付孔83に挿入される本体部22を有している。本体部22は、挿入方向Aに直交する断面形状が取付孔83の断面形状に対応した断面略小判型状をなしており、その長手方向の両端部にフランジ部23をそれぞれ有している。本体部22は、ナット80の取付孔83に挿入されたとき、挿入方向A側に位置する内面24がラックシャフト42に対向し、挿入方向Aと反対側の方向に位置する外面25がナット80の外周面86から露出する。本体部22には、その側面26の略中央部から、内面24の長手方向の一端部に貫通する曲線状の貫通孔21が形成されている。すなわち、貫通孔21は、本体部22の側面26に第1開口部21aを有するとともに、本体部22の内面24に第2開口部21bを有している。デフレクタ20がナット80の取付孔83に挿入されたとき、貫通孔21の第1開口部21aがナット80の凹部85に接続され、第2開口部21bが転動路R1に接続されることにより、貫通孔21が環流路R2の一部を構成する。
本体部22の外面25における長手方向の両端部には、挿入方向Aと逆方向に突出する一対の突出部27,28がそれぞれ形成されている。一方の突出部27は、本体部22の外面25において貫通孔21に対向しない部分、換言すれば環流路R2に対向しない部分に形成されている。他方の突出部28は、本体部22の外面25において貫通孔21に対向する部分であるが、本体部22において挿入方向Aの厚さが最も厚い部分に形成されている。一対の突出部27,28のそれぞれの先端部には、挿入方向Aに直交する平面からなる座面27a,28aがそれぞれ形成されている。
次に、図7〜図9を参照して、ボールねじ装置8の製造方法に関し、特にナット80へのデフレクタ20の組み付け工程について説明する。
図7に示すように、ナット80の取付孔83にデフレクタ20を組み付ける際には、まず、ナット80の取付孔83にデフレクタ20を差し込んだ後、ナット80に押圧治具50を組み付ける。具体的には、デフレクタ20の外面25に形成された一対の突出部27,28の座面27a,28aに押圧治具50を当接させる。その後、矢印Aで示す方向の押圧力Fを押圧治具50に加えることにより、デフレクタ20をナット80の取付孔83に圧入する。これにより、図8に示すように、デフレクタ20は、その外面25の全てが取付孔83内に収容され、且つ、一対の突出部27,28の一部がナット80の外周面86から飛び出た状態で取付孔83内に挿入されて固定される。その後、一対の突出部27,28においてナット80の外周面86から飛び出た部分、すなわち図中の点ハッチングで示す部分27b,28bを適宜の機器を用いて切削することにより、一対の突出部27,28をナット80の外周面86と面一の状態となるように加工する。また、ナット80の取付孔84に対するデフレクタ30の組み付けについても、同様の圧入工程及び切削工程を行う。こうしてナット80にデフレクタ20,30を組み付けた後、ナット80の外周面86に軸受87及び従動プーリ91を組み付ける。これにより、図9に示すように、デフレクタ20における一対の突出部27,28の切削された部分が軸受87の内周面に当接する。また、図示は割愛するが、デフレクタ30における一対の突出部の切削された部分が従動プーリ91の内周面に当接する。以上により、デフレクタ20,30、軸受87、及び従動プーリ91のナット80に対する組み付けが完了する。
本実施形態によれば、以下の(1)〜(6)に示す作用及び効果を得ることができる。
(1)図7に示すように、デフレクタ20の外面25に形成された一対の突出部27,28の座面27a,28aに押圧治具50を当接させることができるため、デフレクタ20に対する押圧治具50の組み付けが容易となる。そのため、ナット80にデフレクタ20を組み付ける際の作業効率を向上させることができる。なお、デフレクタ30に関しても同様の作用及び効果を得ることができる。
(2)図7に示すように、一対の突出部27,28の座面27a,28aがデフレクタ20の挿入方向Aに直交する平面からなるため、押圧治具50から座面27a,28aに押圧力Fを付与した際に、座面27a,28aには、本体部22の挿入方向Aと同じ方向の力が付与される。したがって、ナット80の取付孔83に本体部22を押し込み易くなるため、ナット80に対するデフレクタ20の組み付けが容易となる。なお、デフレクタ30に関しても同様の作用及び効果を得ることができる。
(3)図5及び図6に示すように、一対の突出部27,28のうち、一方の突出部27は、本体部22の外面25において環流路R2に対向しない部分に形成されているため、突出部27の座面27aに押圧力が付与された際の環流路R2の変形を抑制することができる。また、他方の突出部28は、本体部22の外面25において環流路R2に対向しない部分であるが、本体部22において挿入方向Aの厚さが最も厚い部分に形成されているため、同様に突出部28の座面28aに押圧力が付与された際の環流路R2の変形を抑制することができる。これによりボール82の円滑な動作を確保することができる。なお、デフレクタ30に関しても同様の作用及び効果を得ることができる。
(4)図5に示すように、一対の突出部27,28が本体部22の外面25における長手方向の両端部にそれぞれ配置されているため、一対の突出部27,28の座面27a,28aに押圧力が付与された際にデフレクタ20が傾き難い。そのため、ナット80の取付孔83にデフレクタ20をより容易に押し込むことができる。なお、デフレクタ30に関しても同様の作用及び効果を得ることができる。
(5)図9に示すように、デフレクタ20の一対の突出部27,28が軸受87の内周面に当接するため、ラックシャフト42の作動力がボール82を介してデフレクタ20に伝達された際のデフレクタ20のガタツキを抑制することができる。また、デフレクタ30の一対の突出部が従動プーリ91の内周面に当接するため、同様にデフレクタ30のガタツキも抑制することができる。これにより、環流路R2内のボール82が円滑に転動し易くなるため、ラックシャフト42とナット80との間での駆動力の伝達効率を高めることができる。したがって、モータ6からボールねじ装置8を介してラックシャフト42に伝達されるアシスト力を高めることができる。
(6)図8に示したように、ナット80の取付孔83にデフレクタ20を挿入した後にデフレクタ20の一対の突出部27,28におけるナット80の外周面86から飛び出た部分を削ることとすれば、一対の突出部27,28を、従動プーリ91の内周面に接触するのに適した形状に容易に成形することができる。なお、デフレクタ30に関しても同様の作用及び効果を得ることができる。
なお、上記実施形態は、以下の形態にて実施することもできる。
・上記実施形態では、一対の突出部27,28の座面27a,28aがデフレクタ20の挿入方向Aに直交する平面であったが、座面27a,28aは、挿入方向Aに対して所定角度(>0°)だけ傾斜した平面であってもよい。
・上記実施形態では、一方の突出部27を、本体部22の外面25において貫通孔21に対向しない部分に形成したが、一方の突出部27を、本体部22の外面25において貫通孔21に対向する部分に配置してもよい。また、上記実施形態では、他方の突出部28を、本体部22において挿入方向Aの厚さが最も厚い部分に配置したが、例えば本体部22において挿入方向Aの厚さが最も薄い部分に配置してもよい。要は、デフレクタ20の外面25における一対の突出部27,28の位置は適宜変更可能である。
・一対の突出部27,28のいずれか一方を省略してもよい。
・ボールねじ装置に用いられるデフレクタとしては、上記実施形態のデフレクタ20に限らず、種々の形状のデフレクタがあるため、デフレクタの形状に併せて突出部の位置を適宜変更してもよい。上記実施形態のデフレクタ20とは別のデフレクタとしては、例えば図10に示すデフレクタ100がある。図10に示すように、このデフレクタ100の本体部101は、断面略小判型状の第1挿入部102及び第2挿入部103を連結部104を介して連結した形状からなる。第1挿入部102及び第2挿入部103は、上記実施形態のナット80に形成された一対の取付孔83,84にそれぞれ挿入される部分である。連結部104は、上記実施形態のナット80に形成された凹部85に挿入される部分である。したがって、本変形例では、ナット80の凹部85もデフレクタ100の取付孔に相当する。このデフレクタ100には、一方の挿入部102の長手方向の一端部102aから連結部104を介して他方の挿入部103の長手方向の一端部103aに貫通する貫通孔105が形成されている。この貫通孔105により環流路R2が構成される。なお、図10では、一方の挿入部102において貫通孔105の一方の開口部105aが形成されている一端部102aとは反対側の他端部を符号「102b」で示している。また、他方の挿入部103において貫通孔105の他方の開口部105bが形成されている一端部103aとは反対側の他端部を符号「103b」で示している。このようなデフレクタ100では、本体部101の外面106において、例えば一方の挿入部102の他端部102bに対応した位置に突出部107を形成するとともに、他方の挿入部103の他端部103bに対応した位置に突出部108を形成する。そして、突出部107の先端部及び突出部108の先端部に座面107a及び座面108aをそれぞれ形成してもよい。
・上記実施形態のデフレクタ20とは別のデフレクタとしては、例えば図11に示すデフレクタ110もある。このデフレクタ110は、図12に示すようなボールねじ装置のナット120に用いられる。このナット120には、隣接する二列のねじ溝121を跨るように取付孔122が形成されている。図11に示すように、このデフレクタ110の本体部111は、断面略小判型状をなしている。本体部111には、その長手方向の一端部111aから他端部111bに貫通するS字状の貫通孔112が形成されている。この貫通孔112により環流路R2が構成される。このようなデフレクタ110では、本体部111の外面113において、例えば貫通孔112に対向しない2つの部分113a,113bに突出部114,115をそれぞれ形成する。そして、突出部114の先端部及び突出部115の先端部に座面114a及び座面115aをそれぞれ形成してもよい。
・上記実施形態では、ナット80の取付孔83にデフレクタ20を圧入した後、デフレクタ20の一対の突出部27,28のうち、ナット80の外周面86から飛び出た部分27b,28bを切削する工程を行ったが、図13に示すように、一対の突出部27,28の全てを取付孔83の内部に収容できる場合には、切削工程を割愛してもよい。なお、この場合でも、一対の突出部27,28が軸受87の内周面に当接するため、上記実施形態と同様にデフレクタ20のガタツキを抑制することが可能である。
・上記実施形態では、デフレクタ20の外面25に一対の突出部27,28を形成し、それらの先端部に座面27a,28aを形成することとした。これに代えて、図14及び図15に示すように、デフレクタ20の外面25に一対の凹部130,131を形成し、一対の凹部130,131の底面を座面130a,131aとしてそれぞれ用いてもよい。このとき、デフレクタ20の外面25には、従動プーリ91の内周面に接触する部分として、略半球状の一対の突出部132,133を形成することが有効である。なお、座面130a,131aの形状は、デフレクタ20の挿入方向Aに直交する平面に限らず、例えば挿入方向Aに対して所定角度(>0°)だけ傾斜した平面や、椀状の曲面など、適宜の形状を採用することができる。
・ナット80の取付孔83,84に対するデフレクタ20,30の固定方法は、圧入に限らず、かしめ等の適宜の固定方法を採用してもよい。
・上記実施形態では、デフレクタ20の一対の突出部27,28を軸受87の内周面に当接させたが、これに代えて、例えばデフレクタ20の一対の突出部27,28を軸受87及び従動プーリ91のそれぞれの内周面に当接させてもよい。また、上記実施形態では、ナット80の外周面86に組み付けられる環状部材として軸受87及び従動プーリ91を例示したが、それら以外の環状部材がナット80の外周面に組み付けられる場合には、その環状部材の内周面にデフレクタ20の一対の突出部27,28を当接させたり、デフレクタ30の一対の突出部を当接させてもよい。
・上記実施形態のボールねじ装置8は、電動パワーステアリング装置に限らず、それ以外のステアリング装置にも適用可能である。例えばステアバイワイヤ式のステアリング装置など、ボールねじ装置を備える各種ステアリング装置に適用可能である。また、ステアリング装置に用いられるボールねじ装置に限らず、各種のボールねじ装置にも適用可能である。要は、外周面に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、ねじ軸のねじ溝にボールを介して螺合されたナットと、ナットの外周面に形成された取付孔に挿入されるデフレクタとを備えるボールねじ装置であれば、上記実施形態のボールねじ装置8を適用することが可能である。
A…挿入方向、R1…転動路、R2…環流路、1…電動パワーステアリング装置、3…転舵輪、4…操舵機構、5…アシスト機構、6…モータ、8…ボールねじ装置、20,30,100,110…デフレクタ、22,101,111…本体部、25,106,113…外面、27,28,107,108,114,115…突出部、27a,28a,107a,108a,114a,115a…座面、42…ラックシャフト(ねじ軸)、45…ねじ溝、50…押圧治具、80,120…ナット、81,121…ねじ溝、82…ボール、83,84,122…取付孔、86…外周面、87…軸受(環状部材)、91…従動プーリ(環状部材)、130,131…凹部。

Claims (10)

  1. 外周面に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、
    同ねじ軸のねじ溝に対向する螺旋状のねじ溝が内周面に形成された円筒状のナットと、前記ねじ軸のねじ溝と前記ナットのねじ溝とにより囲まれた空間からなる螺旋状の転動路に配置される複数のボールと、を備えるボールねじ装置に用いられ、
    前記ナットの外周面に形成された取付孔に挿入されることにより前記転動路の二箇所間を短絡する環流路を形成し、同環流路を介して前記転動路における前記ボールの無限循環を可能とするデフレクタであって、
    前記ナットの取付孔に挿入される本体部と、
    同本体部が前記ナットの取付孔に挿入された際に前記ナットの外周面側に位置する前記本体部の外面に形成された凹部と、を備え
    前記凹部は、その底部に平面状の座面を有し、
    前記座面は、前記ナットの取付孔に対する前記本体部の挿入方向に直交する平面からなることを特徴とするデフレクタ。
  2. 請求項1に記載のデフレクタにおいて、
    前記凹部は、前記本体部の外面において前記環流路に対向しない部分に形成されることを特徴とするデフレクタ。
  3. 請求項1又は2に記載のデフレクタにおいて、
    前記凹部は、前記本体部において前記ナットの取付孔に対する前記本体部の挿入方向の厚さが最も厚い部分に形成されることを特徴とするデフレクタ。
  4. 外周面に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、
    同ねじ軸のねじ溝に対向する螺旋状のねじ溝が内周面に形成された円筒状のナットと、前記ねじ軸のねじ溝と前記ナットのねじ溝とにより囲まれた空間からなる螺旋状の転動路に配置される複数のボールと、を備えるボールねじ装置に用いられ、
    前記ナットの外周面に形成された取付孔に挿入されることにより前記転動路の二箇所間を短絡する環流路を形成し、同環流路を介して前記転動路における前記ボールの無限循環を可能とするデフレクタであって、
    前記ナットの取付孔に挿入される本体部と、
    同本体部が前記ナットの取付孔に挿入された際に前記ナットの外周面側に位置する前記本体部の外面に形成された凹部と、を備え、
    前記凹部は、前記本体部において前記ナットの取付孔に対する前記本体部の挿入方向の厚さが最も厚い部分に形成されることを特徴とするデフレクタ。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のデフレクタにおいて、
    前記凹部は、前記本体部の外面における長手方向の両端部にそれぞれ配置される一対の凹部からなることを特徴とするデフレクタ。
  6. 外周面に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、
    同ねじ軸のねじ溝に対向する螺旋状のねじ溝が内周面に形成された円筒状のナットと、
    前記ねじ軸のねじ溝と前記ナットのねじ溝とにより囲まれた空間からなる螺旋状の転動路に配置される複数のボールと、を備えるボールねじ装置に用いられ、
    前記ナットの外周面に形成された取付孔に挿入されることにより前記転動路の二箇所間を短絡する環流路を形成し、同環流路を介して前記転動路における前記ボールの無限循環を可能とするデフレクタであって、
    前記ナットの取付孔に挿入される本体部と、
    同本体部が前記ナットの取付孔に挿入された際に前記ナットの外周面側に位置する前記本体部の外面に形成される突出部と、を備え
    前記突出部は、その先端部に平面状の座面を有することを特徴とするデフレクタ。
  7. 外周面に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、
    同ねじ軸のねじ溝に対向する螺旋状のねじ溝が内周面に形成された円筒状のナットと、
    前記ねじ軸のねじ溝と前記ナットのねじ溝とにより囲まれた空間からなる螺旋状の転動路に配置される複数のボールと、
    前記ナットの外周面に形成された取付孔に挿入されるデフレクタと、
    前記ナットの外周面に組み付けられる環状部材と、を備え、
    前記デフレクタにより前記転動路の二箇所間を短絡する環流路を形成し、同環流路を介して前記ボールが前記転動路を無限循環するボールねじ装置であって、
    前記デフレクタとして、請求項1〜5のいずれか一項に記載のデフレクタが用いられるボールねじ装置。
  8. 請求項7に記載のボールねじ装置において、
    前記デフレクタは、前記本体部の外面に設けられた突出部を備え、同突出部が前記環状部材の内周面に当接することを特徴とするボールねじ装置。
  9. 外周面に螺旋状のねじ溝が形成されたねじ軸と、
    同ねじ軸のねじ溝に対向する螺旋状のねじ溝が内周面に形成された円筒状のナットと、
    前記ねじ軸のねじ溝と前記ナットのねじ溝とにより囲まれた空間からなる螺旋状の転動路に配置される複数のボールと、
    前記ナットの外周面に形成された取付孔に挿入されるデフレクタと、
    前記ナットの外周面に組み付けられる環状部材と、を備え、
    前記デフレクタにより前記転動路の二箇所間を短絡する環流路を形成し、同環流路を介して前記ボールが前記転動路を無限循環するボールねじ装置の製造方法において、
    前記デフレクタとして、請求項1〜5のいずれか一項に記載のデフレクタが用いられ、
    前記デフレクタの凹部を押圧治具で押圧することにより前記ナットの取付孔に前記デフレクタを挿入する工程と、
    記ナットの外周面に前記環状部材を組み付ける工程と、を備えることを特徴とするボールねじ装置の製造方法。
  10. 車両の転舵軸をねじ軸として、前記転舵軸の外周面に形成された螺旋状のねじ溝に対向する螺旋状のねじ溝が形成された円筒状のナット、及び前記転舵軸のねじ溝と前記ナットのねじ溝とにより囲まれた空間からなる螺旋状の転動路に配置される複数のボールを備えるボールねじ装置と、
    前記ナットにトルクを付与するモータと、を備えるステアリング装置において、
    前記ボールねじ装置として、請求項7又は8に記載のボールねじ装置が用いられることを特徴とするステアリング装置。
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