JP6515690B2 - 電動パワーステアリング装置 - Google Patents

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本発明は、ステアリング機構を構成するピニオン軸に螺合しているラック軸がボールねじ機構のねじ軸に連結し、ボールねじ機構のナットにモータの回転が減速機構を介して伝達される電動パワーステアリング装置に関する。
車両のラックピニオン式ステアリング装置は、ステアリングホイールを操舵したときの操舵回転力がステアリング機構のピニオン軸に伝達され、このピニオン軸に螺合するラック軸で直線運動に変換されて、ラック軸の両端に連結されたタイロッドを介して転舵輪に伝達され、この転舵輪が転舵される。
このラック軸を電動モータで駆動するボールねじ機構に連結することにより、電動パワーステアリング装置を構成することができる(例えば、特許文献1参照)。
この特許文献1の電動パワーステアリング装置は、モータの出力軸に同軸に固定した駆動プーリと、ボールねじ機構のナットに同軸にされた従動プーリと、これら駆動プーリ及び従動プーリに巻き掛けられた無端状のベルトを有する減速機構を備え、モータの出力軸の回転を駆動プーリ、ベルト、従動プーリを介して減速して前記ナットに伝達するようにしている。
特開2013−24321号公報
ところで、この特許文献1の電動パワーステアリング装置は、ナットのイナーシャ、駆動プーリ及び従動プーリのイナーシャが大きいので、ステアリングホイールをエンドまで切ってラック軸がステアリングハウジングに衝突させたときに、大きな衝撃荷重が発生し、ラック軸に連結しているねじ軸に影響を与えるおそれがある。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、イナーシャの低減が可能な電動パワーステアリング装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る電動パワーステアリング装置は、外周面にねじ溝を形成したねじ軸、このねじ軸のねじ溝に対応するねじ溝を内周面に形成し、軸方向に貫通する転動体戻し通路を形成したナット、ねじ軸のねじ溝及びナットのねじ溝の間及び転動体戻し通路内に介装された多数の転動体、並びにねじ軸のねじ溝及びナットの前記ねじ溝の間の転動体を転動体戻し通路に案内する転動体循環路を形成してナットの両端面に配置される転動体循環部材を有するボールねじ機構と、モータの出力軸に同軸に固定された駆動プーリ、ナットの外周に同軸に固定された駆動プーリと比較して大径の従動プーリ、並びに駆動プーリ及び従動プーリに巻き掛けられた無端状のベルトを有し、モータの出力軸の回転を駆動プーリ、ベルト及び従動プーリを介して減速してナットに伝達する減速機構と、ボールねじ機構のねじ軸が連結しており、ステアリング機構を構成するピニオン軸に螺合するラック軸と、を備え、環状の芯金の外周に、合成樹脂製の従動プーリが一体に形成されており、ナットの一端に芯金を同軸に固定するとともに、芯金の一部を一端に配置した転動体循環部材に当接することで、転動体循環部材の軸方向移動を規制するようにした。
本発明に係る電動パワーステアリング装置によれば、芯金に合成樹脂製の従動プーリがインジェクション成形等で一体に形成されているので、装置の小型軽量化と、イナーシャの低減化を図ることができる。また、ナットに固定された芯金が転動体循環部材の軸方向移動を規制するので、転動体循環部材を固定する部材が不要となる。
本発明に係る第1実施形態の電動パワーステアリング装置の一実施形態を示す正面図である。 本発明に係る第1実施形態の電動パワーステアリング装置に適用するラック軸を示す正面図である。 本発明に係る第1実施形態の電動パワーステアリング装置の要部を示す拡大断面図である。 本発明に係る第1実施形態のナットの転動体戻し路を示す図であって、(a)は内周面側の斜視図であり、(b)は側面図である。 本発明に係る第1実施形態の転動体循環部材をナットに装着した状態を示す図であって、(a)は断面図であり、(b)は側面図である。 本発明に係る第2実施形態の電動パワーステアリング装置においてナットに芯金を固定する構造を示す図である。 本発明に係る第3実施形態の電動パワーステアリング装置においてナットに芯金を固定する構造を示す図である。
次に、図面を参照して、本発明の第1実施形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は以下の説明を参酌して判断すべきものである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す第1〜第3実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
以下、本発明の一態様に係る第1実施形態の電動パワーステアリング装置の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。
図1は、本発明に係る電動パワーステアリング装置の主要部を示す正面図であり、図2は、ラック軸を示す正面図である。
図中、1は操舵ギヤ機構であって、この操舵ギヤ機構1は、ピニオン機構2とラック機構3とを備えている。
ピニオン機構2はピニオンハウジング4に回転自在に支持されたピニオン軸5を備えている。このピニオン軸5は、図示しないステアリングシャフト等を介してステアリングホイールに連結されている。ラック機構3はラックハウジング6に摺動可能に支持されたラック軸7を備えている。ピニオン軸5とラック軸7は噛合しており、ピニオン軸5に伝達される回転力がラック軸7によって直動力に変換される。
ラック軸7は、図2に示すように、ピニオン軸5が噛合するラック部8と、このラック部8の右方に形成された螺旋状のゴシックアーク断面形状のボールねじ溝9aを有するボールねじ軸9とを備えている。
ラック軸7の右端側に、電動パワーステアリング装置10が配置されている。この電動パワーステアリング装置10は、ボールねじ機構11と、操舵補助用電動モータ12と、ボールねじ機構11と操舵補助用電動モータ12との間を連結する減速機構13とで構成されている。
ボールねじ機構11は、図3に示すように、ラック軸7のボールねじ軸9のボールねじ溝9aにボール14を介して螺合するボールねじナット15を備えている。
このボールねじナット15は、ラックハウジング6における図1の右端部に形成された軸受収容部16に収容された転がり軸受17によって回転自在に支持されている。
転がり軸受17は、ボールねじナット15に一体に組み付けられたものであり、内輪17aがボールねじナット15と一体に形成された内輪17aと、この内輪17aにボール17bを介して連結され軸受収容部16に固定支持された外輪17cとで構成されている。
操舵補助用電動モータ12は、ラックハウジング6の軸受収容部16の半径方向外方に一体に形成されたモータ支持部18のピニオン機構2側に固定支持され、その回転軸12aがモータ支持部18に形成された貫通孔18aを通じて反対側に突出されている。この操舵補助用電動モータ12は、図1に示すように、モータ制御装置40によって回転駆動される。このモータ制御装置40は、ステアリングホイール(図示せず)に入力される操舵トルクを検出するトルクセンサ40aと、車速を検出する車速センサ40bとを有し、トルクセンサ40aで検出した操舵トルク及び車速センサ40bで検出した車速に基づいて操舵補助トルク指令値を算出し、算出した操舵補助トルク指令値に基づいて操舵補助用電動モータ12で必要な操舵補助トルクを発生させるモータ駆動電流を求め、このモータ駆動電流を操舵補助用電動モータ12に出力する。
減速機構13は、操舵補助用電動モータ12の回転軸12aの先端に取付けられた小径プーリ19と、前述したボールねじナット15の半径方向外方に一体に形成された大径プーリ20と、小径プーリ19及び大径プーリ20との間に巻装されたタイミングベルト21とで構成されている。そして、小径プーリ19と、大径プーリ20、及びボールねじ溝9aを覆うようにカバー22が軸受収容部16及びモータ支持部18に例えばボルト締めされている。
この電動パワーステアリング装置10は、操舵補助用電動モータ12の回転軸12aを図3の左方から見て時計方向に回転駆動することにより、小径プーリ19及び大径プーリ20がタイミングベルト21によってそれぞれ時計方向に回転駆動され、これに応じてボールねじナット15が時計方向に回転駆動されるので、ボールねじ軸9すなわちラック軸7が左方に移動され、逆に操舵補助用電動モータ12の回転軸12aを左方から見て反時計方向に回転駆動することによりラック軸7が右方に移動される。また、ラック軸7のラック部8の左端部及びボールねじ軸9の右端部がそれぞれタイロッド23を介して図示しない転舵輪に連結されている。
ここで、図3に示すように、ボールねじナット15の軸方向の一端(図3の右側の端部)に、円環形状の芯金25が固定されており、この芯金25の外周に、合成樹脂製の大径プーリ20がインジェクション成形等で一体に形成されている。
芯金25は、軸心芯位置にねじ軸挿通穴25aが形成され、このねじ軸挿通穴25aに対して径方向外方に離れた位置に、厚さ方向に円環状に突出する圧入部25bが形成されている。
芯金25は、ねじ軸挿通穴25aにボールねじ軸9を挿通した状態で、ボールねじナット15の軸方向の一端の外周に圧入部25bを圧入することで、ボールねじナット15に固定されている。
ボールねじ機構11のボールねじナット15には、図4に示すように、内周面に螺旋状にボール14が転動するゴシックアーク断面形状のボールねじ溝15aが形成されている。また、ボールねじナット15の軸方向の左右両端部にはそれぞれ軸方向最外側のボールねじ溝15aの一部を切り欠いて形成された転動体循環部材装着部31A及び31Bを備えている。また、ボールねじナット15には、内周面のボールねじ溝15aと外周面との間を軸方向に通って両端の転動体循環部材装着部31A及び31B間を連通する転動体戻し通路32が形成されている。
右端側の転動体循環部材装着部31Aは、ボールねじナット15の軸方向の両端のボールねじ溝15aの溝底部に連続して接線方向に転動体戻し通路32の下面まで延長し、ボールねじナット15の中心軸と平行な平坦面31aと、この平坦面31aの前端側に連続してボールねじ溝15aの両側の内周面に湾曲延長する湾曲面31b及び31cと、平坦面31aの後端側に連続し転動体戻し通路32の直径より大きい直径の半円筒面31dと、この半円筒面31dの上端からボールねじ溝15aの両側の内周面まで平坦面31aと平行に延長する上面31eとを有し、ボールねじナット15の軸方向端面に開口する切欠凹部で構成されている。そして、半円筒面31dの上面31eに近い位置に半円筒面31dより深さの浅い抜け止め凹部31fがボールねじ溝15aに沿うように突出形成されている。
また、左端側の転動体循環部材装着部31Bは、右端側の転動体循環部材装着部31Aとは転動体戻し通路32の中心軸の中心点を挟んで点対称形状に形成されていることを除いては転動体循環部材装着部31Aと同一の構成を有し、対応部分には同一部号を付し、その詳細説明はこれを省略する。
そして、ボールねじナット15の転動体循環部材装着部31A及び31Bにはそれぞれ、例えば合成樹脂材で一体成型された転動体循環部材33が装着されている。この転動体循環部材33は、図5に示すように、転動体循環部材装着部31A及び31Bの湾曲面31b及び31c、平坦面31a及び半円筒面31d及び上面31eに対応する側面形状を有する一対の転動体案内側板部33a及び33bと、これら転動体案内側板部33a及び33bの上下方向の中間部から上方側を連結する連結板部33cとで正面から見て門形に形成されている。
そして、転動体案内側板部33a及び33bの先端部は上面側がボールねじ溝15aの欠落部の稜線に沿うように先細り形状とされている。また、転動体案内側板部33aの後端上部側には抜け止め凹部31fに係合する抜け止め凸部33dが形成されている。また、連結板部33cの下面側はボールねじ軸9のボールねじ溝9a内に非接触状態で挿入されてボール14を接線方向に掬い取るタング部33eが形成されている。このタング部33eの先端位置は、転動体循環部材装着部31Aの平坦面31aと湾曲面31b及び31cとの境界位置より半円筒面31d側となるように設定されている。このため、タング部33eで掬い取ったボール14はボールねじ溝15aから離脱してボールねじ溝15aの底面より外周側となる転動体案内側板部33a及び33b間の平坦面31aに接触することになり、タング部33eをボールねじ軸9のボールねじ溝9aに非接触状態で、ボール14を掬い取ることができる。
ここで、芯金25を、ボールねじナット15の軸方向の一端の外周に圧入部25bを圧入してボールねじナット15に固定した際に、芯金25のねじ軸挿通穴25aの周縁部(図3の符号25cで示す穴周縁部)が、ボールねじナット15の右端側の転動体循環部材装着部31Aに装着された転動体循環部材33に当接する。これにより、ボールねじナット15に固定した芯金25の穴周縁部25cが、転動体循環部材33の軸方向移動を規制する。
なお、本発明に係るねじ軸がボールねじ軸9に対応し、本発明に係るナットがボールねじナット15に対応し、本発明に係る駆動プーリが小径プーリ19に対応し、本発明に係る従動プーリが大径プーリ20に対応し、本発明に係るモータが操舵補助用電動モータ12に対応し、本発明に係る芯金の一部が芯金25の穴周縁部25cに対応し、本発明に係るナットの一端に配置した転動体循環部材が転動体循環部材33に対応している。
次に、第1実施形態の電動パワーステアリング装置10の効果について説明する。
第1実施形態では、芯金25に合成樹脂製の大径プーリ20が一体に形成されているので、イナーシャの低減化を図ることができる。
また、ボールねじナット15に固定された芯金25の穴周縁部25cが、ボールねじナット15の右端側の転動体循環部材装着部31Aに装着した転動体循環部材33の軸方向移動を規制することから、転動体循環部材33を固定するための止め輪などの他の部材を配置するスペースを省略できるので、装置の小型軽量化、低イナーシャ化を図ることができる。
また、ボールねじナット15の軸方向の一端の外周に、芯金25の圧入部25bを圧入することで、ボールねじナット15に芯金25を簡単に固定することができ、装置の組立効率を向上させることができる。
ここで、図6及び図7は、ボールねじナット15に芯金25を固定する第2、第3実施形態を示すものである。
図6で示す第2実施形態は、ボールねじナット15の一端側の外周に雄ねじ部34が形成されている。
芯金25は、ねじ軸挿通穴25aに対して径方向外方に、厚さ方向に円環状に突出する螺合部35が形成されており、この螺合部35の内周面に雌ねじ部36が形成されている。
そして、ボールねじナット15の雄ねじ部34に、芯金25の雌ねじ部36を螺合することで、芯金25がボールねじナット15に固定されている構造である。
また、図7で示す第3実施形態は、芯金25のねじ軸挿通穴25aに対して径方向外方に離れた位置に、厚さ方向に円環状に突出する固定部37が形成されており、この固定部37の内周面が、ボールねじナット15の一端側の外周面に接着剤38を介して固定された構造である。
これら図6及び図7で示した第2、第3実施形態のボールねじナット15に芯金25を固定する構造も、ボールねじナット15の右端側の転動体循環部材装着部31Aに装着した転動体循環部材33の軸方向移動が規制されるので、転動体循環部材33を固定するための他の部材が不要となり、装置の小型化を図ることができるとともに、ボールねじナット15に芯金25を簡単に固定することができるので、装置の組立効率を向上させることができる。
1 操舵ギヤ機構
2 ピニオン機構
3 ラック機構
4 ピニオンハウジング
5 ピニオン軸
6 ラックハウジング
7 ラック軸
8 ラック部
9 ボールねじ軸
9a ボールねじ溝
10 電動パワーステアリング装置
11 ボールねじ機構
12 操舵補助用電動モータ
13 減速機構
14 ボール
15 ボールねじナット
15a ボールねじ溝
16 軸受収容部
17 転がり軸受
17a 内輪
17b ボール
17c 外輪
18 モータ支持部
18a貫通孔
19 小径プーリ
20 大径プーリ
21 タイミングベルト
22 カバー
23 タイロッド
25 芯金
25a ねじ軸挿通穴
25b 圧入部
25c 穴周縁部
31A 転動体循環部材装着部
32 転動体戻し通路
33 転動体循環部材
34 雄ねじ部
35 螺合部
36 雌ねじ部
37 固定部
38 接着剤
40 モータ制御装置
40a トルクセンサ
40b 車速センサ

Claims (4)

  1. 外周面にねじ溝を形成したねじ軸、このねじ軸のねじ溝に対応するねじ溝を内周面に形成し、軸方向に貫通する転動体戻し通路を形成したナット、前記ねじ軸の前記ねじ溝及び前記ナットの前記ねじ溝の間及び前記転動体戻し通路内に介装された多数の転動体、並びに前記ねじ軸の前記ねじ溝及び前記ナットの前記ねじ溝の間の前記転動体を前記転動体戻し通路に案内する転動体循環路を形成して前記ナットの両端面に配置される転動体循環部材を有するボールねじ機構と、
    モータの出力軸に同軸に固定された駆動プーリ、前記ナットの外周に同軸に固定された前記駆動プーリと比較して大径の従動プーリ、並びに前記駆動プーリ及び前記従動プーリに巻き掛けられた無端状のベルトを有し、前記モータの出力軸の回転を前記駆動プーリ、前記ベルト及び前記従動プーリを介して減速して前記ナットに伝達する減速機構と、
    前記ボールねじ機構の前記ねじ軸が連結しており、ステアリング機構を構成するピニオン軸に螺合するラック軸と、を備え、
    環状の芯金の外周に、合成樹脂製の前記従動プーリが一体に形成されており、
    前記ナットの一端に前記芯金を同軸に固定するとともに、前記芯金の一部を前記一端に配置した前記転動体循環部材に当接することで、当該転動体循環部材の軸方向移動を規制することを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  2. 前記芯金に、前記ナットの一端側の外周に圧入する環状の圧入部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング装置。
  3. 前記ナットの一端側の外周及び前記芯金の内周に、互いに螺合する雄ねじ部及び雌ねじ部が形成されていることを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング装置。
  4. 前記芯金は、前記ナットの一端側の外周に接着剤で接着されて固定されていることを特徴とする請求項1記載の電動パワーステアリング装置。
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