JP6226787B2 - デコンプ機構付き内燃機関 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関の始動を好適に確保するデコンプ機構付き内燃機関に関する。
デコンプ機構付き内燃機関として、例えば、カムシャフトのギアに一対の支持突起が形成され、一対の支持突起の各差込孔に差し込まれた支持軸にデコンパーおよび付勢スプリングが支持されたものが知られている。
デコンパーは、支持軸に回転自在に支持された状態で一対の支持突起間に配置される。また、カムシャフトの周面には、デコンパーに対向する側に案内凹部が形成されている。この案内凹部に沿ってデコンパーの作動部を移動することによりデコンパーが好適に移動される。
付勢スプリングは、支持軸に支持された状態で一対の支持突起の外側に配置される。付勢スプリングのばね力でデコンパーの作動部が作動位置に向けて付勢され、カムに隣接した状態に保たれる。
作動部がカムに隣接した状態で、カムから微少突出量突出した状態に保たれ、作動部でプッシュロッドが僅かに持ち上げられる。よって、排気弁を僅かに開けた状態に保たれ、内燃機関の始動操作が好適におこなわれる。
一方、内燃機関が所定の回転に到達したとき、デコンパーが遠心力でカムから離れた離間位置に移動する。作動部がカムから離れた離間位置に配置されることにより、作動部でプッシュロッドを持ち上げないようにできる。
よって、排気弁や吸気弁を的確に開閉することができ、内燃機関の駆動が好適におこなわれる(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−235516号公報
しかし、特許文献1のデコンプ機構は、付勢スプリングが一対の支持突起の外側に延長された状態で配置されている。このため、デコンプ機構をコンパクトにまとめることが難しく、この観点から改良の余地が残されていた。
また、特許文献1のデコンプ機構は、デコンパーを好適に移動させるために、カムシャフト(周面)の片側に案内凹部が形成されている。周面の片側に案内凹部を形成することにより、カムシャフトの回転を円滑に保ち難くなり、この観点から改良の余地が残されていた。
本発明は、コンパクト化が図れ、かつ、カムシャフトの回転を円滑に保つことができるデコンプ機構付き内燃機関を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、カムシャフトの中心部に金属の芯棒が鋳込まれ、前記カムシャフトと一体にギア部およびカム部が樹脂成形され、さらに、内燃機関の始動を確保するデコンプ機構を備えたデコンプ機構付き内燃機関であって、前記ギア部に設けられ、差込孔が形成された一対の支持突起と、該一対の支持突起の差込孔に差し込まれた支持軸と、該支持軸に回動自在に支持され、かつ、前記一対の支持突起間に配置された一対の突出部を有し、前記カム部に対して隣接・離間が可能なデコンパーと、該デコンパーを前記カム部に隣接する方向へ付勢するために、前記一対の突出部間に配置され、かつ、前記支持軸に支持された付勢スプリングと、を備え、前記カムシャフトは、前記ギア部および前記カム部間において、前記デコンパーに対向する側に設けられ、前記デコンパーが摺動する凹状の案内凹部と、該案内凹部の反対側に設けられた凹状のバランス凹部と、を備え、前記案内凹部および前記バランス凹部から前記金属の芯棒を露出させたことを特徴とする。
請求項2は、前記一対の支持突起が樹脂成形され、かつ、前記デコンパーが金属材料で形成され、前記デコンパーの前記突出部が、前記支持突起より外方に張り出されていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、デコンパーに備えた一対の突出部を一対の支持突起間に配置し、一対の突出部間に付勢スプリングを配置した。ここで、一対の突出部間には、従来使用されていない空間が形成されている。よって、この空間を利用して付勢スプリングを配置できる。
これにより、付勢スプリングを一対の支持突起の外側に配置する必要がなく、デコンプ機構のコンパクト化が図れる。
また、カムシャフトのギア部およびカム部間には、デコンパーに対向する側に案内凹部が形成され、案内凹部の反対側にバランス凹部が形成されている。このように、カムシャフトの両側に案内凹部およびバランス凹部を形成することにより、カムシャフトのギア部およびカム部間の重心位置をカムシャフトの中心に保つことができる。
これにより、内燃機関の駆動中に、カムシャフトの回転を円滑に保つことができる。
ここで、カムシャフトの中心部には金属の芯棒が鋳込まれている。これにより、カムシャフトの両側に案内凹部およびバランス凹部を形成しても、カムシャフトの剛性・強度を確保できる。
さらに、案内凹部から金属の芯棒を露出させた。よって、デコンパーをカム部に対して隣接・離間させる際に、案内凹部に露出した金属の芯棒でデコンパーを摺動させることができる。これにより、デコンパーの摺動によりカムシャフトが摩耗することを防止でき、デコンプ機構の耐久性を高めることができる。
加えて、カムシャフトの両側に案内凹部およびバランス凹部を形成することにより、カムシャフトの軽量化が図れる。
請求項2に係る発明では、一対の支持突起を樹脂成形し、かつ、デコンパーを金属材料で形成した。さらに、デコンパーの突出部を支持突起より外方に張り出させた。
ここで、突出部の周縁に凸状の突起が形成されている。よって、突出部を支持突起より外方に張り出させることにより、突出部の突起を支持突起より外方に配置できる。
これにより、突出部の角部が支持突起に接触して支持突起が摩耗することを防止できる。
本発明に係るデコンプ機構を備えた内燃機関を示す断面図である。 図1のデコンプ機構に備えた内燃機関の概念を示す斜視図である。 図2のデコンプ機構を示す斜視図である。 図3のデコンプ機構を示す分解斜視図である。 図4の5矢視図である。 図4の6−6線断面図である。 図3の7部拡大図である。 図3の8−8線断面図である。 図4のデコンパーを示す斜視図である。 図3の10矢視図である。 本発明に係るカムシャフト、従動ギア、排気カムおよび吸気カムを成形する例を説明する図である。
本発明を実施するための最良の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
実施例に係るデコンプ機構付き内燃機関10について説明する。なお、構成の理解を容易にするためにデコンプ機構付き内燃機関10を、以下「内燃機関10」として説明する。
図1、図2示す内燃機関10は、一例として、発電機用のエンジンであり、リコイルスタータ(手動用の始動装置)を備えている。
図1、図2に示すように、内燃機関10は、シリンダ12が形成されたシリンダブロック11と、シリンダブロック11の頂部に設けられたシリンダヘッド14と、ピストン13およびクランクシャフトを連結するコンロッド16と、クランクシャフトに連結された動弁機構18と、動弁機構18に連結されたデコンプ機構20とを備えている。
動弁機構18は、クランクシャフトの駆動ギアに噛み合わされた従動ギア23と、従動ギア23を支持するカムシャフト24と、カムシャフト24に設けられた排気カム25および吸気カム26と、排気カム25のカム面25aに接触された排気リフタ28と、吸気カム26のカム面26aに接触された吸気リフタ29とを備えている。
さらに、動弁機構18は、排気リフタ28が排気プッシュロッド31を介して連結される排気ロッカアーム32と、吸気リフタ29が吸気プッシュロッド33を介して連結される吸気ロッカアーム34と、排気ロッカアーム32に連結された排気弁35と、吸気ロッカアーム34に連結された吸気弁36とを備えている。
動弁機構18によれば、クランクシャフトで駆動ギアを回転することにより、従動ギア23と一体にカムシャフト24が回転する。カムシャフト24が回転することにより排気カム25および吸気カム26が回転する。
排気カム25が回転することにより排気カム25のカム面25aで排気リフタ28がリフタ軸37を支点にして上下方向に揺動する。排気リフタ28の揺動が排気プッシュロッド31を介して排気ロッカアーム32に伝えられる。
排気ロッカアーム32が作動することにより排気弁35が作動し、排気弁ばね41との協働により排気口38が開閉する。
また、吸気カム26が回転することにより吸気カム26のカム面26aで吸気リフタ29がリフタ軸37を支点にして上下方向に揺動する。吸気リフタ29の揺動が吸気プッシュロッド33を介して吸気ロッカアーム34に伝えられる。
吸気ロッカアーム34が作動することにより吸気弁36が作動し、吸気弁ばね44との協働により吸気口39が開閉する。
図3に示すように、従動ギア23にデコンプ機構20が設けられ、デコンプ機構20がカムシャフト24および排気カム25に接触した状態に保持されている。
デコンプ機構20は、従動ギア23の壁部23aに所定間隔L1をおいて設けられた一対の支持突起41,42と、一対の支持突起41,42に支持された支持軸44と、支持軸44に回動自在に支持されたデコンパー45と、デコンパー45を付勢する付勢スプリング47とを備えている。
なお、従動ギア23の壁部23aに開口部49が形成されている。
図4に示すように、カムシャフト24は、中心部に金属の芯棒52が鋳込まれ(インサート成形)されている。芯棒52が樹脂製のシャフト外部51で覆われている。金属の芯棒52は断面円形に形成されている。
芯棒52をシャフト外部51で覆う際に、従動ギア23、排気カム25および吸気カム26が樹脂でシャフト外部51と一体に成形されている。すなわち、カムシャフト24が従動ギア23、排気カム25および吸気カム26と一体に成形されている。
図5、図6に示すように、カムシャフト24は、従動ギア23および排気カム25間において、軸線53に対する両側の部位に案内凹部54およびバランス凹部55をそれぞれ略対称(シンメトリー)に備えている。
案内凹部54は、デコンパー45(図3参照)に対向する側に凹状に形成され、芯棒52の一方の側部52aが外部に露出されている。露出された一方の側部52aに沿ってデコンパー45が摺動する。
バランス凹部55は、案内凹部54の反対側に凹状に形成され、芯棒52の他方の側部52bが外部に露出されている。
以下、芯棒52の一方の側部52aを「案内側部52a」と称し、他方の側部52bを「バランス側部52b」と称する。
このように、カムシャフト24の両側に案内凹部54およびバランス凹部55を備えることにより、カムシャフト24において従動ギア23および排気カム25間の重心位置がカムシャフト24の中心(すなわち、軸線53上)に保たれる。
これにより、内燃機関10の駆動中に、カムシャフト24の回転を円滑に保つことができる。
さらに、カムシャフト24の両側に案内凹部54およびバランス凹部55を備えることにより、カムシャフト24の軽量化が図れる。
ところで、カムシャフト24はクランクケースの内部に収納され、クランクケース内の潤滑油に漬けられている。よって、カムシャフト24の両側に案内凹部54およびバランス凹部55を形成することにより、案内凹部54およびバランス凹部55で潤滑油を好適に攪拌・飛沫することができる。
ここで、カムシャフト24の中心部には金属の芯棒52が鋳込まれている。これにより、カムシャフト24の両側に案内凹部54およびバランス凹部55を形成しても、カムシャフト24の剛性・強度を金属の芯棒52で確保できる。
図7、図8に示すように、従動ギア23のうち排気カム25側の壁部23aで、かつ、カムシャフト24の上方に、一対の支持突起41,42が左右方向に所定間隔L1をおいて従動ギア23と一体に樹脂成形されている。
一対の支持突起41,42が排気カム25側に向けて突出されている。一対の支持突起41,42には差込孔57がそれぞれ同軸上に形成され、各差込孔57に支持軸44が差し込まれている。
以下、図8において、一対の支持突起41,42のうち、紙面左側の支持突起を「一方の支持突起41」と称し、紙面右側の支持突起を「他方の支持突起42」と称する。
支持軸44は、一対の支持突起41,42の差込孔57に差し込まれることにより水平に保持された水平軸61と、水平軸61の基端61aから下方に向けて鉛直に延ばされた鉛直軸62とを有する。水平軸61および鉛直軸62で支持軸44が略L字状に形成されている。
水平軸61の先端61bが、他方の支持突起42の差込孔57を貫通し、他方の支持突起42から離れる方向に突出されている。また、水平軸61の基端61aが、一方の支持突起41の差込孔57を貫通し、一方の支持突起41から離れる方向に突出されている。これにより、一対の支持突起41,42に水平軸61が水平の状態に支持されている。
水平軸61の基端61aから鉛直軸62が下方に向けて折り曲げられ、鉛直軸62の上端62aが一対の支持突起41,42の近傍に配置されている。よって、鉛直軸62の上端62aが一対の支持突起41,42に干渉することにより、水平軸61が一方の支持突起41側から他方の支持突起42側に向けて矢印Aの如く抜け出すことを鉛直軸62の上端62aで阻止される。
また、鉛直軸62の下端62bが係止部64の係合溝65に嵌合されている。係合溝65がカムシャフト24に向けて開口されている。一対の支持突起41,42の差込孔57に水平軸61が差し込まれた状態において、鉛直軸62の下端62bがカムシャフト24側から係合溝65に嵌合される。
この状態において、鉛直軸62の下端62bがカムシャフト24側から離れる方向に移動することが係止部64で阻止される。よって、水平軸61が他方の支持突起42側から一方の支持突起41側に向けて矢印Bの如く抜け出すことを、鉛直軸62の下端62bで阻止される。
これにより、水平軸61の先端61bを潰したり、折り曲げたりして、水平軸61が矢印B方向に抜け出すこと防止する必要がなく、デコンプ機構20を組み付ける際の手間を省くことができる。
このように、水平軸61が矢印A方向や矢印B方向に抜け出すことを阻止することにより、水平軸61の基端61aおよび先端61bが一対の支持突起41,42にそれぞれ支持された状態に保たれる。
この水平軸61にデコンパー45が回動自在に支持されている。
図9、図10に示すように、デコンパー45は、金属製の板材が折り曲げられて形成されている。このデコンパー45は、略矩形状に形成された基部67と、基部67の上端に設けられたウエイト68と、基部67の両側端に設けられた一対の突出部71,72と、一対の突出部71,72の一方から延ばされたアーム73と、アーム73の先端に設けられた作動部74とを有する。
一対の突出部71,72のうち一方の突出部71が、基部67の一側端から一方の支持突起41の内壁41aに沿って配置されている。また、一対の突出部71,72のうち他方の突出部72が、基部67の他側端から他方の支持突起42の内壁42aに沿って配置されている。
一対の突出部71,72に支持孔76がそれぞれ形成されている。
一対の突出部71,72の支持孔76が水平軸61に嵌合されることにより、基部67および一対の突出部71,72が一対の支持突起41,42間の空間78に配置される。この状態において、従動ギア23の開口部49(図7参照)にウエイト68が配置されている。
また、一方の突出部71からアーム73が排気カム25に向けて延長され、アーム73の先端に作動部74が設けられている。
一対の突出部71,72が一対の支持突起41,42間の空間78に配置された状態において、一方の突出部71が一方の支持突起41の内壁41に隣接されている。さらに、一方の突出部71の周縁71aが一方の支持突起41から排気カム25側に向けてL2だけ張り出されている。
同様に、他方の突出部72が他方の支持突起42の内壁42aに隣接されている。さらに、他方の突出部72の周縁72aが他方の支持突起42から排気カム25側に向けてL2だけ張り出されている。
一対の突出部71,72を各支持突起41,42より外方に張り出した理由はつぎの通りである。
すなわち、一方の突出部71の周縁71aに凸状の角部71bが形成されている。同様に、他方の突出部72の周縁72aに凸状の角部72bが形成されている。
このため、角部71bが一方の内壁41aに当接し、一方の内壁41aが角部71bで摩耗することが考えられる。同様に、角部72bが他方の内壁42aに当接し、他方の内壁42aが角部72bで摩耗することが考えられる。
そこで、一方の突出部71の周縁71aを一方の支持突起41より外方に張り出させ、他方の突出部72の周縁72aを他方の支持突起42より外方に張り出させるようにした。よって、一方の突出部71の角部71bが一方の支持突起41に接触することを阻止できる。これにより、一方の支持突起41の内壁41aを角部71bで摩耗させることを防止できる。
同様に、他方の突出部72の角部72bが他方の支持突起42に接触することを阻止できる。これにより、他方の支持突起42の内壁42aが角部72bで摩耗することを防止できる。
図7に戻って、デコンパー45は、水平軸61を軸にして矢印C方向に揺動することにより、作動部74が作動位置P1および離間位置P2間で移動する。
作動位置P1は、排気カム25の側壁25b(図10も参照)に作動部74が接触(当接)して、作動部74が排気カム25のベース面25cに隣接される位置である。作動部74は、芯棒52の一方の側部52aに接触した状態において、排気カム25のベース面25cから微少突出量突出するように形成されている(図8も参照)。
よって、作動部74が作動位置P1に配置されることにより、作動部74で排気リフタ28(図2も参照)が微少突出量上昇される。
離間位置P2は、排気カム25の側壁25bから作動部74が離される位置である。よって、作動部74が離間位置P2に配置されることにより、作動部74が排気リフタ28(図2も参照)から離される。
一対の突出部71,72間に付勢スプリング47が配置される。付勢スプリング47は、コイル状に巻かれ、コイル部が水平軸61に嵌合されることにより、付勢スプリング47が水平軸61に支持されている。この状態において、付勢スプリング47の一端47aが従動ギア23の壁部23aに当接して壁部23aを押圧し、付勢スプリング47の他端47bがウエイト68に当接してウエイト68を押圧する。
よって、付勢スプリング47のばね力でアーム73が水平軸61を軸にして作動位置P1に向けて付勢される。付勢スプリング47のばね力で、作動部74が排気カム25の側壁25bに接触し、排気カム25のベース面25cに隣接された状態に保たれる。
ここで、水平軸61の基端61aおよび先端61bが一対の支持突起41,42にそれぞれ両端支持されている。よって、一対の支持突起41,42で両端支持された水平軸61に付勢スプリング47が安定的に支持されている。
これにより、付勢スプリング47のばね力をアーム73に好適にかけることができ、デコンパー45を良好に作動させることができる。
また、付勢スプリング47のコイル部が一対の突出部71,72間に配置されることにより、付勢スプリング47が水平軸61から抜け出すことを一対の突出部71,72で阻止できる。
これにより、付勢スプリング47(コイル部)の端部にカラーなどを設けて、付勢スプリング47の抜出しを防ぐ必要がなく、部品数を減らして、組付作業の手間を省くことができる。
図2、図7に示すように、内燃機関10の始動時にカムシャフト24が所定回転数以下で回転する際に、作動部74で排気リフタ28が微少突出量上昇され、排気プッシュロッド31で排気ロッカアーム32が作動される。
排気ロッカアーム32で排気弁35が作動され、排気口38(図1参照)が僅かに開けられる。内燃機関10のシリンダ圧縮力を低減でき、内燃機関10の始動操作を好適におこなうことができる。
一方、内燃機関10が始動してカムシャフト24の回転数が所定回転数を超えることにより、ウエイト68が遠心力で付勢スプリング47のばね力に抗して矢印Dの如く移動する。よって、作動部74が作動位置P1から離間位置P2に向けて移動する。
作動部74が離間位置P2まで移動することにより、作動部74が排気カム25の側壁25b、すなわち排気リフタ28から離される。これにより、作動部74で排気リフタ28を上昇させないようにして、内燃機関10の通常運転に合わせて排気弁35を的確に開閉できる。
図7、図8に示すように、案内凹部54から金属の芯棒52の一方の側部52aが露出されている。案内側部52aに作動部74およびアーム73の先端が接触されている。よって、デコンパー45が作動位置P1および離間位置P2間で移動する際に、作動部74およびアーム73の先端が案内側部52aに接触された状態で矢印C方向に摺動させることができる。
これにより、デコンパー45の摺動によりカムシャフト24が摩耗することを防止でき、デコンプ機構20の耐久性を高めることができる。
また、一対の突出部71,72間、すなわち一対の支持突起41,42間に付勢スプリング47が配置されている。一対の突出部71,72間には、従来使用されていない空間78が形成されている。よって、この空間78を利用して付勢スプリング47が配置されている。
これにより、付勢スプリング47を一対の支持突起41,42の外側に配置する必要がなく、デコンプ機構20のコンパクト化が図れる。
デコンプ機構20はクランクケース内に設けられている。よって、デコンプ機構20のコンパクト化を図ることにより、クランクケース内の空間を増すことができ、クランクケース内の空間を有効に利用することができる。
つぎに、カムシャフト24、従動ギア23、排気カム25および吸気カム26を成形する例を図11に基づいて説明する。
図11(a)に示すように、成形型81の固定型82および可動型83を型締めした状態でキャビティ84内に金属の芯棒52が配置される。
ここで、樹脂成形の理解を容易にするために、キャビティ84のうち従動ギア23(図5参照)に相当する部位をキャビティ84aとし、排気カム25および吸気カム26(図5参照)に相当する部位をキャビティ84bとして説明する。
また、金属の芯棒52の表面52cがローレット加工で凹凸状に形成されている。表面52cは、従動ギア23と排気カム25との間の部位において、案内凹部54およびバランス凹部55(図5参照)を避けた面である。
この状態において、キャビティ84a側からキャビティ84b側に向けて溶融樹脂を矢印Eの如く射出し、キャビティ84に溶融樹脂を充填する。
ところで、カムシャフト24は、両側に案内凹部54およびバランス凹部55(図5参照)が設けられている。よって、キャビティ84が溶融樹脂の射出方向(すなわち、矢印E方向)に対して略対称(シンメトリー)に形成されている。これにより、溶融樹脂が射出方向に対するキャビティ84の両側に略対称に充填される。
図11(b)に示すように、キャビティ84の両側に略対称に溶融樹脂を充填することにより、キャビティの両側の溶融樹脂を均等に凝固させることができる。これにより、カムシャフト24の成形性を向上させることができる。
溶融樹脂が凝固することによりカムシャフト24、従動ギア23、排気カム25および吸気カム26が成形される。
ここで、金属の芯棒52の表面52c(図11(a)参照)がローレット加工で凹凸状に形成されている。よって、ローレット加工された表面52cの凹部に樹脂が充填され、凝固された樹脂(すなわち、シャフト外部51の一部)51aと表面52cとの密着力を高めることができる。
これにより、カムシャフト24の両側に案内凹部54およびバランス凹部55を設けることが可能になる。
なお、本発明に係るデコンプ機構付き内燃機関は、前述した実施例に限定されるものではなく適宜変更、改良などが可能である。
例えば、前記実施例では、発電機用の内燃機関10を例示したが、これに限らないで、管理機や除雪機などの他の装置に用いる内燃機関10に本発明のデコンプ機構20を適用することも可能である。
また、前記実施例では、デコンプ機構20の作動部74で排気リフタ28を作動させる例について説明したが、これに限らないで、カムシャフト24をシリンダ12の上方に設け、作動部74で排気ロッカアーム32を直接作動させることも可能である。
さらに、前記実施例では、デコンプ機構20を排気カム25(すなわち、排気弁35)に適用する例について説明したが、これに限らないで、デコンプ機構20を排気カム25および吸気カム26の両方に適用させることも可能である。
また、前記実施例で示した内燃機関10、デコンプ機構、従動ギア、カムシャフト、排気カム、一対の支持突起、支持軸、デコンパー、付勢スプリング、芯棒、案内凹部、バランス凹部、差込孔および一対の突出部などの形状や構成は例示したものに限定するものではなく適宜変更が可能である。
本発明は、金属の芯棒が鋳込まれるカムシャフトと一体にギア部およびカム部が樹脂成形され、始動性を好適に確保するデコンプ機構を備えた内燃機関への適用に好適である。
10…内燃機関(デコンプ機構付き内燃機関)、20…デコンプ機構、23…従動ギア(ギア部)、24…カムシャフト、25…排気カム(カム部)、41,42…一対の支持突起、44…支持軸、45…デコンパー、47…付勢スプリング、52…芯棒、54…案内凹部、55…バランス凹部、57…差込孔、71,72…一対の突出部。

Claims (2)

  1. カムシャフトの中心部に金属の芯棒が鋳込まれ、前記カムシャフトと一体にギア部およびカム部が樹脂成形され、さらに、内燃機関の始動を確保するデコンプ機構を備えたデコンプ機構付き内燃機関であって、
    前記ギア部に設けられ、差込孔が形成された一対の支持突起と、
    該一対の支持突起の差込孔に差し込まれた支持軸と、
    該支持軸に回動自在に支持され、かつ、前記一対の支持突起間に配置された一対の突出部を有し、前記カム部に対して隣接・離間が可能なデコンパーと、
    該デコンパーを前記カム部に隣接する方向へ付勢するために、前記一対の突出部間に配置され、かつ、前記支持軸に支持された付勢スプリングと、を備え、
    前記カムシャフトは、
    前記ギア部および前記カム部間において、前記デコンパーに対向する側に設けられ、前記デコンパーが摺動する凹状の案内凹部と、
    該案内凹部の反対側に設けられた凹状のバランス凹部と、を備え、
    前記案内凹部および前記バランス凹部から前記金属の芯棒を露出させたことを特徴とするデコンプ機構付き内燃機関。
  2. 前記一対の支持突起が樹脂成形され、かつ、前記デコンパーが金属材料で形成され、
    前記デコンパーの前記突出部が、前記支持突起より外方に張り出されていることを特徴とする請求項1記載のデコンプ機構付き内燃機関。
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