JPH08121130A - 内燃機関の減圧構造 - Google Patents

内燃機関の減圧構造

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Publication number
JPH08121130A
JPH08121130A JP28592494A JP28592494A JPH08121130A JP H08121130 A JPH08121130 A JP H08121130A JP 28592494 A JP28592494 A JP 28592494A JP 28592494 A JP28592494 A JP 28592494A JP H08121130 A JPH08121130 A JP H08121130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cam
section
weight
arm
tappet
Prior art date
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Pending
Application number
JP28592494A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Kondo
康弘 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
Original Assignee
Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Musashi Seimitsu Industry Co Ltd filed Critical Musashi Seimitsu Industry Co Ltd
Priority to JP28592494A priority Critical patent/JPH08121130A/ja
Publication of JPH08121130A publication Critical patent/JPH08121130A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01LCYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
    • F01L13/00Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations
    • F01L13/08Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for decompression, e.g. during starting; for changing compression ratio
    • F01L13/085Modifications of valve-gear to facilitate reversing, braking, starting, changing compression ratio, or other specific operations for decompression, e.g. during starting; for changing compression ratio the valve-gear having an auxiliary cam protruding from the main cam profile

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Valve Device For Special Equipments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 カム駒の一端端面に切欠き部を形成し、切欠
き部に、始動時タペットと当接しカムシャフトの回転上
昇にともないタペットから外れるデコンパーウェイトの
第一アーム部端部を係合すると共に、デコンパーウェイ
トの第一アーム部端部に球状の鋼体をかしめ固着する。 【効果】 長期の使用に対して鋼体が変形することがな
く耐久性が向上すると共に、更にデコンパーウェイトの
製造工程において、板金成形に連続してかしめ加工で成
形できるので、製造に関する費用を抑制することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関の始動に際
し、排気弁又は吸気弁を自動的に開き圧縮圧力を減少さ
せて始動荷重を軽くする内燃機関の減圧構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、内燃機関においては、始動時に排
気弁又は吸気弁をカムシャフトの回転による遠心力を利
用して自動的に開き、圧縮圧力を減少させて始動荷重を
軽くするものがある。例えば図6及び図7に示す如く、
101はカム軸102にカム駒103,104及びカム
ギア106が一体的に形成されたカムシャフトで、カム
ギア106に隣接するカム駒104のカムギア側端面に
切欠き部105が形成され、その切欠き部105にデコ
ンパーウェイト108の第一アーム部109端部が係合
する。デコンパーウェイト108は、カムギア106に
一体的に形成された第一支持部114,114に挿着さ
れたウェイトピン116により支持され、前記第一アー
ム部109に連続し、ウェイト部110、第二アーム部
117とからなり、第一アーム部109端部にはカム駒
103外周面より突出する突曲部113が形成されてい
る。
【0003】このカムシャフト101の始動において、
図示せぬタペットはカム駒103の外周面に倣って上下
動し排気弁又は吸気弁を開閉するが、デコンパーウェイ
ト108の突曲部113がカム駒103外周面より突出
しているため、本来の圧縮位置にもかかわらず突曲部1
13がタペットを押すため、排気弁又は吸気弁が開き、
始動荷重を軽くする。またカムシャフト101の回転上
昇にともない、カムシャフト101の遠心力によりウェ
イト部108が外周側へ移動すると共に、ウェイトピン
116を支点として第一アーム部109の突曲部113
がカムギア側へ移動し突曲部113がタペットから外れ
ると同時に通常状態になる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上記内燃機関
の減圧構造によれば、板金製のデコンパーウェイト10
8に突曲部113を形成するため、長期の使用に対して
突曲部113が変形してしまい、耐久性が低下するとい
うことがある。
【0005】そこでデコンパーウェイトの第一アーム部
端部に鋼体を溶接固着させることも考えられる。つまり
鋼体を溶接固着させることにより、長期の使用に対して
も突曲部が変形することがなく耐久性が向上する。しか
し鋼体を溶接固着すると、製造工程が増加すると共に設
備等の導入により費用が増加するということがある。
【0006】従って本発明は上述の如き課題を解決し、
耐久性が高く、費用の低減を図る内燃機関の減圧構造を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の内燃機関の減圧
構造を以下に示す。
【0008】カム駒の一端端面に切欠き部を形成し、切
欠き部に、始動時タペットと当接しカムシャフトの回転
上昇にともないタペットから外れるデコンパーウェイト
の第一アーム部端部を係合すると共に、デコンパーウェ
イトの第一アーム部端部に球状の鋼体をかしめ固着す
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図5に基づ
いて説明する。
【0010】図1及び図2は、本発明の実施例による内
燃機関の減圧構造を表し、図1は平面図、図2は図1の
A−A断面側面図を表す。図1及び図2において、1は
カム軸2にカム駒3,4及びカムギア6が一体的に形成
されたカムシャフトで、カムギア6に隣接するカム駒4
のカムギア側端面に切欠き部5が形成され、その切欠き
部5にデコンパーウェイト8の第一アーム部9端部が係
合する。デコンパーウェイト8は、カム駒3の切欠き部
5に係合する第一アーム部9端部に球状の鋼体13がか
しめ固着される。
【0011】このかしめ工程を図5に基づいて説明する
と、まず(イ)に示す如く予め仕上げ形状に板金成形さ
れたデコンパーウェイト8の第一アーム部9端部に、
(ロ)に示す如く貫通孔22を穿設し、次に(ハ)に示
す如く貫通孔22を拡径すると共に一端端面に対して突
出するかしめ部12を成形し、続いて(ニ)に示す如く
かしめ部12をその先端に向かって漸次拡径し、そのか
しめ部12内側に球状の鋼体13を配置すると共に最後
にかしめ部12端部をかしめて、かしめ固着される。
【0012】また、図3及び図4に示す如く、第一アー
ム部9に連続して垂直方向にウェイト部10が延び、更
に連続して垂直方向に第二アーム部17が延びる。つま
りデコンパーウェイト8はコの字状に形成される。そし
て第一アーム部9及び第二アーム部17の対向する適所
には孔21,21が形成される。この孔21,21は、
図2に示す如くカムギア6に並設される第一支持部1
4,14の挿嵌孔と同一軸線に配置され、デコンパーウ
ェイト8の孔21,21及び第一支持部14,14の挿
嵌孔にウェイト支持ピン16の支持腕16aが挿嵌する
と共に支持腕16aに連続して垂直方向に屈曲する固定
腕16bがカムギア6に形成された第二支持部15に固
定され、デコンパーウェイト8がカムシャフト1に固定
される。この際、ウェイト支持ピン16の支持腕16a
端部に装着されたバネ材18は、図1に示す如くデコン
パーウェイト8の第一アーム部9端部がカム駒4の切欠
き部5に当接するようにデコンパーウェイト8の第二ア
ーム部17を付勢する。
【0013】次に上記実施例における内燃機関の減圧構
造の動作を説明する。
【0014】カムシャフト1の始動において、図示せぬ
タペットはカム駒3の外周面に倣って上下動し排気弁又
は吸気弁を開閉するが、デコンパーウェイト8の鋼体1
3がカム駒3外周面より突出しているため、本来の圧縮
位置にもかかわらず鋼体13がタペットを押すため、排
気弁又は吸気弁が開き、始動荷重を軽くする。またカム
シャフト1の回転上昇にともない、カムシャフト1の遠
心力によりウェイト部8が外周側へ移動すると共に、ウ
ェイトピン16を支点として第一アーム部9の鋼体13
がカムギア側へ移動し鋼体13がタペットから外れると
同時に通常状態になる。
【0015】上述の如き内燃機関の減圧構造において
は、タペットに当接するデコンパーウェイト8の第一ア
ーム部9端部に鋼体13をかしめ固着するため、長期の
使用に対して鋼体13が変形することがなく、更にデコ
ンパーウェイト8の製造工程において、板金成形に連続
してかしめ加工で成形できる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カム駒の
一端端面に切欠き部を形成し、切欠き部に、始動時タペ
ットと当接しカムシャフトの回転上昇にともないタペッ
トから外れるデコンパーウェイトの第一アーム部端部を
係合すると共に、デコンパーウェイトの第一アーム部端
部に球状の鋼体をかしめ固着するため、長期の使用に対
して鋼体が変形することがなく耐久性が向上すると共
に、更にデコンパーウェイトの製造工程において、板金
成形に連続してかしめ加工で成形できるので、製造に関
する費用を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による内燃機関の減圧構造を表
す平面図である。
【図2】図1のA−A断面側面図である。
【図3】本発明の実施例によるデコンパーウェイトの平
面図である。
【図4】図3のB−B断面側面図である。
【図5】本発明の実施例によるデコンパーウェイトに鋼
体をかしめ固着する工程を(イ)乃至(ヘ)に表す説明
図である。
【図6】従来の内燃機関の減圧構造を表す平面図であ
る。
【図7】図6のC−C断面側面図である。
【符号の説明】
1 カムシャフト 3 カム駒 4 カム駒 5 切欠き部 8 デコンパーウェイト 9 第一アーム部 13 鋼 体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カムシャフト(1)の回転により、カム
    シャフト(1)に設けたカム駒(3),(4)でタペッ
    トを往復動させ排気弁又は吸気弁を開閉させる内燃機関
    において、前記カム駒(4)の一端端面に切欠き部
    (5)を形成し、該切欠き部(5)に、始動時タペット
    と当接しカムシャフト(1)の回転上昇にともないタペ
    ットから外れるデコンパーウェイト(8)の第一アーム
    部(9)端部を係合すると共に、該デコンパーウェイト
    (8)の第一アーム部(9)端部に球状の鋼体(13)
    をかしめ固着したことを特徴とする内燃機関の減圧構
    造。
JP28592494A 1994-10-26 1994-10-26 内燃機関の減圧構造 Pending JPH08121130A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012077711A (ja) * 2010-10-05 2012-04-19 Suzuki Motor Corp エンジンのデコンプ装置
EP2924249A1 (en) * 2014-03-19 2015-09-30 Honda Motor Co., Ltd. Internal combustion engine equipped with decompression mechanism

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US9850790B2 (en) 2014-03-19 2017-12-26 Honda Motor Co., Ltd. Internal combustion engine equipped with decompression mechanism

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