JP4089068B2 - プレス成形品を用いるロッカーアーム本体及びその製造方法並びにロッカーアーム - Google Patents

プレス成形品を用いるロッカーアーム本体及びその製造方法並びにロッカーアーム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は内燃機関の動弁系に使用され、カムの駆動をバルブに伝えるロッカーアーム本体及びその製造方法並びにロッカーアームに関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
近年、内燃機関の動弁系の慣性重量の低減化の要請があり、このため、ロッカーアームの軽量化が望まれているが、鍛造や鋳造では、軽量化を達成するために薄肉の湾曲形状とすること等の最適設計が困難であり、結局、軽量化が困難であるという問題があった。また、鍛造や鋳造による成形後の後加工等も煩雑であり、製造コストが高いという問題もあった。
【0003】
そこで、プレス成形によりロッカーアームの本体を製造することが提案されている。一般にプレス成形に用いられる軟鋼やアルミニウム合金等の延性材料は、圧縮によっては破壊しないので、圧縮による破壊は考慮する必要がない。したがって、強度上、曲げの圧縮側に一対の側壁を配した溝形に形成する、すなわち上向きに開放する溝形に形成することが通例である。
【0004】
このように上向きに開いた溝形とするのは、ロッカーアーム本体の一端部に下方から当接するバルブクリアランス調整用のラッシュアジャスタとの干渉を避けなければならないという要請があるからでもある。
一方、図12を参照して、上記のように上向きに開いた溝形をなすロッカーアームの本体91の他端には下方からバルブステム92(バルブの棒状の部分をいう)の頂部が当接するが、このバルブステム92の頂部によりロッカーアームが左右にガイドされないので、ロッカーアームの挙動が不安定となり、ロッカーアームがバルブステム92から外れたりするおそれがある。
【0005】
そこで、バルブを受ける部分を別部品で構成し残りの部分に接合する2ピース構造も考えられるが、部品点数が増加したり、接合工数が増加したりする。また、別部品を組み合わせるため完成品の寸法精度を確保することが困難である。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的はバルブステムを安定して案内することのできる安価な、プレス成形品を用いるロッカーアーム本体及びその製造方法並びにロッカーアームを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための課題解決手段として、請求項1記載の発明の態様は、カムに摺接するローラの支軸に平行な軸線を起線として、プレス成形によって180°折り返し形成された折り返し片が、バルブステムを受けるために下向きに開放する溝形部の天壁を構成しており、上記溝形部は、上記天壁の両側部にプレス成形により折り曲げられた一対の対向する折り曲げ片を含み、上記折り返し片は、上記ローラの支軸を挿通させる挿通孔を有する一対の対向する側壁の下端にそれぞれ連続する一対の内向きフランジの下面によって受けられていることを特徴とするものである。
【0007】
本態様では、下向きに開放する溝形部に嵌まるバルブステムの頂部にてロッカーアームを左右にガイドしつつ受けることができ、ロッカーアームの外れを防止することができる。しかも、天壁をプレス成形による折り返し形成によって得ているので、別部品を用いる従来と比較して、部品点数や接合工数を削減でき、製造コストを安くすることができる。
【0008】
また、上記溝形部は、上記天壁の両側部にプレス成形により折り曲げられた一対の対向する折り曲げ片を含むので、下記の利点がある。すなわち、天壁となる部分の両側部に予め一対の折り曲げ片を形成して上向きに開放する溝形部を有する中間体を形成しておき、上向きに開放する溝形部を折り返すことにより、下向きに開放する溝形部を得ることができる。溝形部の寸法精度を良くすることが可能である。
【0009】
また、上記折り返し片は、上記ローラの支軸を挿通させる挿通孔を有する一対の対向する側壁の下端にそれぞれ連続する一対の内向きフランジの下面によって受けられているので、下記の利点がある。すなわち、折り返し片を一対のフランジにより受けるので、溝形部の変形強度を高くすることができる。なお、天壁を構成する折り返し片を一対のフランジに溶接しても良く、この場合、折り返し片のスプリングバックによる溝形の変形を確実に防止することができる。
【0010】
請求項記載の発明は、請求項1に記載のロッカーアーム本体と、ロッカーアーム本体によって支持されたローラとを備えることを特徴とするロッカーアームを提供する。
請求項3記載の発明は、第1及び第2の側壁部の下端にそれぞれ内向きフランジを直角状に折り曲げ形成した状態で、各フランジの一端から各フランジの同一平面上に延びる第1の部分としての連接片を有し、これら連接片の先端はローラの支軸に平行な第2の部分としての連結部を介して互いに連結され、この連結部に連続して天壁を構成するための第3の部分が設けられた中間体Aを形成する工程と、連結部と第3の部分との間に、所定深さの一対の切り込みを互いに対向する位置に形成する工程と、各切り込みを利用して、第3の部分の両側縁をローラの支軸に直交する軸線の回りに直交状に折り曲げて、上向きに開く溝形部を有する中間体Bを形成する工程と、中間体の各連接片を貫通して、ローラの支軸に平行な方向に延びる軸線の回りに第3の部分を180°折り返し、下向きに開く溝形部を形成するとともに、折り返し片が一対のフランジの下面によって受けられるようにする工程とを含むロッカーアーム本体の製造方法を提供する。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態を添付図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の実施の形態のロッカーアームの取り付け状態を示す概略図である。図1を参照して、本ロッカーアーム1はカムフォロワ型のロッカーアームであり、ロッカーアーム本体2と、このロッカーアーム本体2の中央部に支軸3を介して取り付けられ、カム20に係合するローラ4とを有している。ロッカーアーム本体2は第1及び第2の端部5,6を有している。第1の端部5は、内燃機関のシリンダヘッド7から上方へ延びる支点としてのリフタポスト8の上に受容される。第2の端部6はバルブステム9の上端10に係合している。
【0013】
図1において、16はバルブステム9を持ち上げ方向(すなわちバルブを開放する方向)に付勢する圧縮コイルばねであり、17は圧縮コイルばね16を保持するリテーナスプリングである。
ロッカーアームの斜視図である図2を参照して、ロッカーアーム本体2は、第1の端部5を含み上向きに開放する溝形状をなす主体部2aを有している。また、ロッカーアーム本体2の第2の端部6には、下向きに開いた溝形部2bが設けられている。
【0014】
ロッカーアーム本体2は、ローラ4の支軸3の両端をそれぞれ挿通させる挿通孔14を有して相対向する第1及び第2の側壁部11,12を備えており、主体部2aの一部では、第1及び第2の側壁部11,12の下端縁同士が底壁部13によって連結されて上向きに開放する溝形が構成され、全体強度が確保されている。また、主体部2aの一部では上下双方に開放して、ローラ4の上下への露出を許容している。34はリフタポスト8を受けるために底壁部13に形成された深絞り部からなる筒状突起である。
【0015】
図4を参照して、溝形部2bはバルブステム9を受けるために下向きに開放しており、溝形部2bの天壁15は、オーバーヘッドカム20に摺接するローラ4の支軸3に平行な後述する軸線33を起線として、プレス成形によって折り返し形成された折り返し片22により構成されている。
また、図3及び図4を参照して、天壁15を構成する折り返し片22の両側部には、プレス成形により折り曲げられた一対の対向する折り曲げ片23,23が形成され、上記折り返し片22及び一対の折り曲げ片23,23によって溝形部2bが構成されている。
【0016】
天壁14を構成する折り返し片22は、第1及び第2の側壁部11,12の下端にそれぞれ連続する一対の内向きフランジ24,24の下面25(図3参照)によって受けられている。図4において、26は各内向きフランジ24の一端を折り返し片22に連続するU字状の屈曲部である。
図3を参照して、バルブステム9の上端10は溝形部2b内に導入され、天壁15により受けられると共に左右の折り曲げ片23,23によって左右方向への移動を規制されている。バルブステム9はシリンダヘッド7から上記の圧縮コイルばね16を貫通して上方へ延びている。この圧縮コイルばね16は、バルブステム9を取り囲んだ状態でシリンダヘッド7とバルブステム9に取り付けられた環状の上記リテーナスプリング17に当接している。リテーナスプリング17の内周部には、バルブステム9の周溝18に嵌め入れられた一対のコッタピン19が、楔状に係合している。
【0017】
再び図1を参照して、ローラ4に係合するオーバーヘッドカム20が回転すると、これにより、ロッカーアーム1が揺動されてバルブステム9が長手方向に動くときにバルブステム9の下方端に位置するバルブ(図示せず)が開いたり、閉じたりするようになっている。リフタポスト8は油圧式のラッシュアジャスタのプランジャにより構成されている。ラッシュアジャスタは内部のオイルの働きにより、自動的にバルブクリアランスを調整するものである。バルブが開くときには、内部のオイルがプランジャが下がらないように作用し、バルブが閉じるときには、内部のリターンスプング(図示せず)の働きでプランジャが微小量上がり、バルブクリアランスがゼロになる。
【0018】
ロッカーアーム本体2は、板金をプレス成形により打ち抜き形成して得られた図5(a)及び図6(a)に示すような中間体Aを用いて形成される。すなわち、この中間体Aは、図5(a)及び図6(a)に示すように、第1及び第2の側壁部11,12の下端にそれぞれ内向きフランジ24を直角状に折り曲げ形成した状態で、各フランジ24の一端から各フランジ24の同一平面上に延びる第1の部分としての連接片27,27を有し、これら連接片27,27の先端はローラ4の支軸3に平行な第2の部分としての連結部28を介して互いに連結されている。この連結部28に連続して天壁15を構成するための第3の部分29が設けられている。連結部28と第3の部分29との間には、所定深さの一対の切り込み30が互いに対向する位置に形成されている。
【0019】
各切り込み30を利用して、第3の部分29の両側縁をローラ4の支軸3に直交する軸線31の回りに直交状に折り曲げて、図5(b)及び図6(b)に示すように上向きに開く溝形部32を有する中間体Bを形成する。
次いで、中間体Bの各連接片27,27を貫通して、ローラ4の支軸3に平行な方向に延びる軸線33の回りに第3の部分29を180°折り返し、図4及び図6(c)に示すような下向きに開く溝形部2bを形成する。このとき、連接片27,27の中央部は折り返されて屈曲部26となる。また、下向きに開く溝形部2bの天壁15である折り返し片22は、内向きフランジ24,24の下面25に当接する。これにより、ロッカーアーム本体2が完成する。
【0020】
本実施の形態では、下向きに開放する溝形部2bに嵌まるバルブステム9の頂部10にてロッカーアームを左右にガイドしつつ受けることができ、ロッカーアームがバルブから外れることを防止することができる。しかも、天壁15を、プレス成形による折り返し形成によって得ているので、別部品を用いる従来と比較して、部品点数や接合工数を削減でき、製造コストを安くすることができる。
【0021】
また、天壁15となる第3の部分29の両側部に予め一対の折り曲げ片23,23を形成して上向きに開放する溝形部32を有する中間体Bを形成しておき、この中間体Bの上向きに開放する溝形部32を折り返すことにより、下向きに開放する溝形部2bを得ることができる。上向きの溝形部32の形成を一のプレス金型で実施できるので、溝形部2bの寸法精度を良くすることができる。
【0022】
また、天壁15である折り返し片22を一対の内向きフランジ24,24により受けるので、溝形部2bの変形強度を高くすることができる。
また、折り曲げ片23,23間の幅をバルブステム9の頂部10に合わせて自在に設定することができる。
次いで、図7〜図11は本発明の参考形態を示している。図7を参照して、本参考形態が図1の実施の形態と異なるのは、溝形部2bに代えて溝形部2cを形成したことである。図8及び図9を参照して、溝形部2cの天壁35は第1及び第2の側壁部11,12間に折り返された折り返し片36によって構成され、折り返し片36第1及び第2の側壁11,12の下端にそれぞれ連続する一対の内向きフランジ24,24の上面37によって受けられており、これら一対の内向きフランジ24,24と上記天壁35とで上記溝形部2cを構成している。
【0023】
ロッカーアーム本体2は、板金をプレス成形により打ち抜き形成して得られた図10及び図11(a)に示すような中間体Cを用いて形成される。すなわち、この中間体Cは、図10及び図11(a)に示すように、第1及び第2の側壁部11,12の下端にそれぞれ内向きフランジ24を折り曲げ形成した状態で、各フランジ24の一端から各フランジ24の同一平面上に延びる第1の部分としての連接片27,27を有し、これら連接片27,27の先端に、天壁35を構成するための第2の部分38が延設されている。
【0024】
次いで、各連接片27,27を貫通して、ローラ4の支軸3に平行な方向に延びる軸線39を起線として第2の部分38を180°上側へ折り返し、図11(b)に示すような下向きに開く溝形部2cを形成する。このとき、連接片27,27の中央部は折り返されて屈曲部26となる。また、下向きに開く溝形部2bの天壁35である折り返し片36は、内向きフランジ24,24の上面37に当接する。これにより、ロッカーアーム本体2が完成する。
【0025】
参考形態では、第2の部分38を一対の側壁11,12間に折り返して天壁35とし、一対の内向きフランジ24,24を溝形部2cの側壁としてそのまま利用するので、製造コストをより安くすることができる。また、天壁35を一対の内向きフランジ24,24の上面37によって受けるので、溝形部2cの強度を高くすることができる。
【0026】
なお、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、折り返し片からなる天壁15,35を側壁11,12に隅肉溶接したり、内向きフランジ24,24にプロジョクション溶接したりして、溝形部2cの変形強度を高くしても良い。その他、本発明の範囲で種々の変更を施すことができる。
【0027】
【発明の効果】
請求項1記載の発明では、下向きに開放する溝形部に嵌まるバルブステムの頂部にてロッカーアームを左右にガイドしつつ受けることができ、ロッカーアームの外れを防止することができる。しかも、天壁をプレス成形による折り返し形成によって得ているので、別部品を用いる従来と比較して、部品点数や接合工数を削減でき、製造コストを安くすることができる。
【0028】
また、天壁となる部分の両側部に予め一対の折り曲げ片を形成して上向きに開放する溝形部を有する中間体を形成しておき、この中間体の上向きに開放する溝形部を折り返すことにより、下向きに開放する溝形部を得ることができる。溝形部の寸法精度を良くすることができる。
また180°折り返された折り返し片を一対のフランジにより受けるので、溝形部の変形強度を高くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態のロッカーアームの取り付け状態を示す概略図である。
【図2】 ロッカーアームの斜視図である。
【図3】 バルブステム及びロッカーアームの要部の断面図である。
【図4】 ロッカーアーム本体の要部の斜視図である。
【図5】 (a)及び(b)はロッカーアーム本体の製造工程を順次に示す斜視図である。
【図6】 (a)、(b)及び(c)はロッカーアーム本体の製造工程を順次に示す斜視図である。
【図7】 本発明の参考形態のロッカーアームの取り付け状態を示す概略図である。
【図8】 ロッカーアームの斜視図である。
【図9】 バルブステム及びロッカーアームの要部の断面図である。
【図10】 ロッカーアーム本体の製造の一工程を示す斜視図である。
【図11】 (a)及び(b)はロッカーアーム本体の製造工程を順次に示す斜視図である。
【図12】 従来のロッカーアーム本体のバルブステムを受ける部分の正面図である。
【符号の説明】
1 ロッカーアーム
2 ロッカーアーム本体
2b,2c 溝形部
3 支軸
4 ローラ
5 第1の端部
6 第2の端部
9 バルブステム
10 上端
11 第1の側壁部
12 第2の側壁部
15 天壁
22 折り返し片
23 折り曲げ片
24 内向きフランジ
25 下面
27 連接片(第1の部分)
28 連結部(第2の部分)
29 第3の部分
30 切り込み
31 軸線
32 溝形部
33 軸線
35 天壁
36 折り返し片
37 上面
39 軸線

Claims (3)

  1. カムに摺接するローラの支軸に平行な軸線を起線として、プレス成形によって180°折り返し形成された折り返し片が、バルブステムを受けるために下向きに開放する溝形部の天壁を構成しており、
    上記溝形部は、上記天壁の両側部にプレス成形により折り曲げられた一対の対向する折り曲げ片を含み、
    上記折り返し片は、上記ローラの支軸を挿通させる挿通孔を有する一対の対向する側壁の下端にそれぞれ連続する一対の内向きフランジの下面によって受けられていることを特徴とするロッカーアーム本体。
  2. 請求項1に記載のロッカーアーム本体と、ロッカーアーム本体によって支持されたローラとを備えることを特徴とするロッカーアーム。
  3. 第1及び第2の側壁部の下端にそれぞれ内向きフランジを直角状に折り曲げ形成した状態で、各フランジの一端から各フランジの同一平面上に延びる第1の部分としての連接片を有し、これら連接片の先端はローラの支軸に平行な第2の部分としての連結部を介して互いに連結され、この連結部に連続して天壁を構成するための第3の部分が設けられた中間体Aを形成する工程と、
    連結部と第3の部分との間に、所定深さの一対の切り込みを互いに対向する位置に形成する工程と、
    各切り込みを利用して、第3の部分の両側縁をローラの支軸に直交する軸線の回りに直交状に折り曲げて、上向きに開く溝形部を有する中間体Bを形成する工程と、
    中間体の各連接片を貫通して、ローラの支軸に平行な方向に延びる軸線の回りに第3の部分を180°折り返し、下向きに開く溝形部を形成するとともに、折り返し片が一対のフランジの下面によって受けられるようにする工程とを含むことを特徴とするロッカーアーム本体の製造方法。
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