JP6213143B2 - 半導体基板、及び、半導体基板の製造方法 - Google Patents

半導体基板、及び、半導体基板の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、3次元実装デバイスチップに用いられる半導体基板、及び、その製造方法に関する。
3次元実装による電子デバイスチップの搭載は、LSI配線の小型化などを目的に、エレクトロニクス分野で広く利用されている。これまでの3次元実装は、ワイヤボンディングにより行われていたが、電子部品の小型化に対応すべく、ワイヤボンディングの配線スペースを無くし、より短い配線で電子デバイスチップを3次元実装する方法が検討されている。このような方法の一つとして、電子デバイスチップの半導体基板に、半導体基板を貫通する縦配線となる電極を形成し、該電極により、積層した電子デバイスチップどうしを接続する方法がある。
このような電極の形成方法として、次のような方法が知られている。まず、半導体基板の一方の面に、有底の盲穴からなるビアホールを形成し、次いで、ビアホールの内壁面を無機絶縁膜で被覆し、次いで、盲穴内に導電体を充填し、次いで、半導体基板の他方の面を研削して導電体を他方の面から露出させ、半導体基板を貫通する電極を形成する方法がある。
特許文献1には、半導体基板の上面に盲穴からなるビアホールを形成する工程と、ビアホールの内壁面を被覆する無機絶縁膜を形成する工程と、無機絶縁膜の表面に脱水縮合により一端が結合され、他端にメルカプト基又は含硫黄芳香族複素環式基を有するカップリング剤からなるカップリング層を形成する工程と、メルカプト基又は前記含硫黄芳香族複素環式基に触媒金属を結合させた後、触媒金属を活性化する工程と、無電解めっきを用いて、活性化された触媒金属上に金属薄膜からなるシード層を形成する工程と、シード層を一方の電極とする電解めっきを用いて、シード層上に前記ビアホールを埋め込む電解めっき金属からなるビアを形成する工程と、半導体基板の下面を前記ビアが表出するまで研削して、半導体基板を貫通する前記ビアを形成する工程と、を有する半導体装置の製造方法が開示されている。
しかしながら、この方法の場合、半導体基板の盲穴が形成された面とは反対側の面を研削加工する必要がある。かかる研削加工は技術的に難しいため、生産性が低下したり、量産時の品質に大きく影響する傾向にあった。また、特許文献1では、半導体基板とカップリング層との密着性を、化学的結合により確保しているが、密着性は十分とは言えなかった。また、カップリング層を形成する工程が必要となるので、工数が増え、生産性が低下し易かった。
また、半導体基板を貫通する電極の他の形成方法として、次の方法がある。まず。半導体基板に貫通孔を形成し、次いで、スパッタを行って貫通孔内壁にスパッタ層を形成し、次いで、スパッタ層をシード層として電解めっきを行って貫通孔内を電解めっき層で埋め込んで、半導体基板を貫通する電極を形成する方法がある。
特許文献2には、半導体基板の一表面側にCVD法やスパッタリング法により第1の金属層を形成する第1の金属層形成工程と、第1の金属層をシード層として電解めっき法により貫通孔の内側を埋め込む貫通配線材料からなる第1の金属部を半導体基板の厚み方向の途中まで析出させる第1の電解めっき工程と、第1の電解めっき工程の後で半導体基板の他表面側および貫通孔の内側で露出している部位の表面と貫通孔の内側で露出している第1の金属部の表面とに跨ってCVD法やスパッタリング法により第2の金属層を形成する第2の金属層形成工程と、第2の金属層をシード層として電解めっき法により貫通孔の内側の充足されていない空間を埋め込むように貫通配線材料からなる第2の金属部を析出させる第2の電解めっき工程とを備える半導体基板への貫通配線の形成方法が開示されている。
しかしながら、この方法の場合、半導体基板の厚みが厚くなり、貫通孔が深さ方向に長くなると、貫通孔内壁をCVD法やスパッタリング法により金属層で完全に被覆することが困難となる。その結果、その後の電解めっきの工程で形成される電解めっき層の内部にボイドが発生し易くなり、貫通孔内を電解めっき層で隙間なく埋め込むことが困難となる傾向にあった。
特開2012−146784号公報 特開2007−5404号公報
本発明の目的は、半導体基板を貫通する縦配線となる電極が密着性よく形成された半導体基板、及び、その製造方法を提供することにある。
本発明の半導体基板は、3次元実装デバイスチップに用いられる半導体基板であって、前記半導体基板に形成された、両面の開口部から次第に縮径して内部に伸びて連通し、厚さ方向の途中で最も縮径した内径を有する貫通孔と、前記半導体基板の両面及び前記貫通孔内壁を被覆する無機絶縁膜と、前記無機絶縁膜上であって、前記半導体基板の両面及び前記貫通孔内壁の少なくとも前記半導体基板の厚さ方向の途中まで形成されたスパッタ層と、前記スパッタ層及び前記無機絶縁膜の上から、少なくとも前記貫通孔内壁を被覆するように形成された無電解めっき層と、前記無電解めっき層上に、前記貫通孔内を埋め込むように形成された電解めっき層とを備えることを特徴とする。
本発明の半導体基板において、前記半導体基板の厚みが250μm以上であり、前記貫通孔の最大内径が60〜250μmであることが好ましい。
本発明の半導体基板において、前記スパッタ層は、Cu、Ni、Ti、Al、Ag及びAuから選ばれる元素を1種類以上含む金属層で構成されていることが好ましい。
本発明の半導体基板において、前記スパッタ層は、単層膜、又は、2層以上の積層膜であることが好ましい。
本発明の半導体基板において、前記無電解めっき層は、Cu、Ni、Al、Sn、Ag及びAuから選ばれる元素を1種類以上含む金属層で構成されていることが好ましい。
本発明の半導体基板において、前記半導体基板がSi基板であり、前記無機絶縁膜がSiO膜であることが好ましい。
また、本発明の半導体基板の製造方法は、3次元実装デバイスチップに用いられる半導体基板の製造方法であって、半導体基板の両面から孔開け加工を行って、両面の開口部から次第に縮径して内部に伸びて連通し、厚さ方向の途中で最も縮径した内径を有する貫通孔を形成する貫通孔形成工程と、前記半導体基板の両面及び前記貫通孔内壁に無機絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と、前記半導体基板の両面からスパッタを行い、前記半導体基板の両面及び前記貫通孔内壁の少なくとも前記半導体基板の厚さ方向の途中まで、スパッタ層を形成するスパッタ工程と、無電解めっき処理を行って、前記スパッタ層及び前記無機絶縁膜の上から、少なくとも前記貫通孔内壁を被覆するように無電解めっき層を形成する無電解めっき工程と、前記スパッタ層及び前記無電解めっき層をシード層として、電解めっき処理を行って、前記貫通孔内を電解めっき層で埋め込む電解めっき工程とを含むことを特徴とする。
本発明の半導体基板の製造方法において、前記半導体基板の厚みが250μm以上であり、前記貫通孔の最大内径が60〜250μmであることが好ましい。
本発明の半導体基板の製造方法において、前記半導体基板としてSi基板を用い、前記絶縁膜形成工程において、熱酸化処理を行って、前記無機絶縁膜としてSiO膜を形成することが好ましい。
本発明の半導体基板の製造方法において、前記無電解めっき工程は、脱脂工程と、エッチング工程と、触媒付与工程と、無電解めっき液による無電解めっき層を析出させる工程とを含み、前記エッチング工程を、アルカリ系水溶液で、5〜30秒処理して行うことが好ましい。
本発明の半導体基板によれば、両面の開口部から次第に縮径して内部に伸びて連通し、厚さ方向の途中で最も縮径した内径を有する貫通孔を有するので、スパッタ層を孔の内部に形成しやすくなる。また、スパッタ層上に無電解めっき層を形成することにより、貫通孔内壁の一部にスパッタ層が形成されずに無機絶縁膜が露出している部分が存在していても、無電解めっき層によって完全に覆うことができ、このスパッタ層及び無電解めっき層をシード層にして電解めっきすることにより、貫通孔全体にボイドなく充填された電解めっき層を形成することができる。
そして、貫通孔を埋設する電解めっき層は、貫通孔内部の縮径した部分によってくさび効果が得られるため、電解めっき層と半導体基板との熱応力差等の要因により、半導体基板に応力が生じても、電解めっき層が貫通孔から抜け落ち難く、電解めっき層を貫通孔内にしっかりと保持できる。
また、本発明の半導体基板の製造方法によれば、厚さ方向の途中で最も縮径した内径を有する貫通孔及び無機絶縁膜を形成した半導体基板に対し、半導体基板の両面からスパッタを行うので、半導体基板の両面及び貫通孔内壁の少なくとも半導体基板の厚さ方向の途中まで、平滑度が高い表面においても優れた密着性を有するスパッタ層を形成できる。
そして、スパッタ層を形成したのち、無電解めっき処理を行うので、貫通孔内壁の一部にスパッタ層が形成されずに無機絶縁膜が露出している部分が存在していても、無電解めっき層によって完全に覆うことができる。また、貫通孔内壁は、貫通孔の形成加工により粗面化されているので、アンカー効果によって無電解めっき層を貫通孔内壁の無機絶縁膜上に密着性よく形成できる。更に、スパッタ層上には、無電解めっき層を密着性よく形成することができる。
そして、スパッタ層及び無電解めっき層をシード層にして電解めっきすることにより、貫通孔内壁に電解めっき層を形成していくと、貫通孔の内部の最も縮径した部分でめっき層がつながって孔が塞がり、後は、孔を埋めるようにめっき層が形成されて、貫通孔全体にボイドなく充填された電解めっき層を形成することができる。
本発明の半導体基板の概略図である。 本発明の半導体基板の製造工程を示す説明図である。
本発明の半導体基板は、デバイスチップを積層して3次元実装する、3次元実装デバイスチップに用いられるものである。図1を用いて本発明の半導体基板について説明する。
図1に示されるように、半導体基板1には、両面の開口部10aから次第に縮径して内部に伸びて連通し、厚さ方向の途中で最も縮径した内径L3を有する貫通孔10が形成されている。
半導体基板1の材質としては、特に限定は無い。例えば、Si基板、SiC基板、SiO基板、GaN基板、AlN基板、ダイヤモンド基板等が挙げられる。
半導体基板1の厚み、すなわち、貫通孔10の半導体基板1の厚み方向の長さL1は、250μm以上が好ましく、250〜700μmがより好ましく、250〜450μmが特に好ましい。本発明では、貫通孔のL1が250μm以上であっても貫通孔10の内壁に無電解めっき層を密着性よく形成できる。
半導体基板1両面の開口部10a、すなわち、貫通孔10の最大内径L2は、60〜250μmが好ましく、80〜150μmがより好ましい。貫通孔のL2が60μm未満であると、太鼓型の貫通孔形成が困難になる傾向にあり、250μmを超えるとめっき層で埋め込む際にボイドの形成が出来易くなる傾向にある。
貫通孔10の最小内径L3は、好ましくは55〜245μmの範囲、より好ましくは75〜145μmの範囲で、最大内径L2よりも短いことが好ましい。貫通孔10のL3が、50μm未満であると、最大内径L2に対し、加工困難な範囲となる傾向にあり、245μmを超えると、貫通孔10内を後述する電解めっき層で埋め込むのに時間を要する傾向にあり、生産性が低下することがある。
貫通孔10の表面粗さRaは、0.1μm以上が好ましく、1.0〜5.0μmがより好ましい。貫通孔10の表面粗さRaが0.1μm以上であれば、貫通孔内壁の一部にスパッタ層が形成されずに無機絶縁膜が露出している部分が存在していても、無電解めっき層で貫通孔内壁を密着性よく被覆できる。
半導体基板1の両面及び貫通孔10内壁は、SiO、Al等の無機絶縁膜20で被覆されている。
無機絶縁膜20の膜厚は1.0μm以上が好ましく、2.0〜5.0μmがより好ましい。無機絶縁膜20の膜厚が1.0μm未満であると、絶縁性を確保することが困難となる傾向にある。
無機絶縁膜20上であって、半導体基板1の両面、及び、貫通孔10内壁には、Cu、Ni、Ti、Al、Ag及びAuから選ばれる元素を1種類以上含む金属層で構成されたスパッタ層30が形成されている。スパッタ層30は、単層膜であってもよいし、2層以上の積層膜であってもよい。
スパッタ層30の膜厚は、0.01〜1.0μmが好ましく、0.05〜0.2μmがより好ましい。スパッタ層30の膜厚が0.01μm未満であると、後述する無電解めっき層40との密着性が不足する傾向にある。スパッタ層30の膜厚が大きくなると、成膜に時間を要し、生産性が低下するので、上限は1.0μmが好ましい。
なお、図1では、貫通孔10内壁には、半導体基板1の厚さ方向の少なくとも途中までスパッタ層30が形成されている。貫通孔10内壁の全体がスパッタ層30で完全に被覆されていることが好ましいが、スパッタ層30が形成されていない部分があってもよい。貫通孔10のL1が大きくなるに伴い、貫通孔10内壁にスパッタ層30が形成され難くなる。特に、貫通孔10のL1が250μmを超えると、貫通孔10内壁をスパッタ層30で完全に被覆することが困難となる。
貫通孔10内壁の、スパッタ層30の表面及び無機絶縁膜20が露出した表面には、Cu、Ni、Al、Sn、Ag及びAuから選ばれる元素を1種類以上含む金属層で構成された無電解めっき層40が形成されており、貫通孔10内壁の全面が無電解めっき層40で被覆されている。また、半導体基板1の両面のスパッタ層30上にも無電解めっき層40が形成されている。
無電解めっき層40の膜厚は、0.1〜10.0μmが好ましく、1.0〜5.0μmがより好ましい。無電解めっき層40の膜厚が0.1μm未満であると、めっき未付着部が発生する傾向にある。無電解めっき層40の膜厚が10.0μmを超えるとめっき残留応力が大きくなり、密着不良となる傾向にある。
貫通孔10内壁の、無電解めっき層40上には、Cu、Ni、Al、Sn、Ag及びAuから選ばれる元素を1種類以上含む金属層で構成された電解めっき層50が形成されており、貫通孔10内が電解めっき層50で埋め込められている。また、半導体基板1の両面の無電解めっき層40上にも電解めっき層50が形成されている。なお、半導体基板1の両面に形成された、スパッタ層30、無電解めっき層40及び電解めっき層50からなる金属層は、所望のパターンとなるようにエッチングされて、パターン電極となる。
電解めっき層50の膜厚は、貫通孔10のサイズにより異なるが、例えば、貫通孔の最大内径L2が60〜250μmである場合は、30〜200μmが好ましく、丁度貫通孔10を埋めることを考えると、30〜125μmがより好ましい。
本発明の半導体基板1によれば、貫通孔10を埋設する電解めっき層50等の金属層に対して、貫通孔10内部の縮径した部分によってくさび効果が得られるため、金属層と半導体基板1との熱膨張差等の要因により、両者の間で熱応力が生じても、金属層が貫通孔から抜け落ち難く、金属層を貫通孔10内にしっかりと保持できる。
次に、本発明の半導体基板の製造方法について説明する。
まず、図2(a)に示すように、半導体基板1の両面から孔開け加工を行って、両面の開口部10aから次第に縮径して内部に伸びて連通し、厚さ方向の途中で最も縮径した内径L3を有する貫通孔10を形成する。
このような貫通孔は、例えば、半導体基板の両面に、貫通孔形成箇所に開口が設けられたマスクを形成し、半導体基板1の両面から従来公知の方法で異方性エッチングを行って形成する方法が挙げられる。
次に、図2(b)に示すように、半導体基板1の両面及び貫通孔10内壁に無機絶縁膜20を形成する。無機絶縁膜20の形成方法は特に限定は無い。熱酸化処理、オゾン酸化、プラズマ酸化、ラジカル酸化、陽極酸化等の方法で形成できる。例えば、半導体基板1がSi基板の場合、酸素雰囲気下で960〜1100℃で熱酸化処理を行うことで、半導体基板1の両面及び貫通孔10内壁に、SiO膜からなる無機絶縁膜20を形成できる。
次に、図2(c)に示すように、半導体基板1の両面からスパッタを行って、半導体基板1の両面及び貫通孔10内壁の少なくとも半導体基板1の厚さ方向の途中まで、スパッタ層30を形成する。スパッタ条件は、特に限定は無い。ターゲット材としては、Cu、Ni、Al、Sn、Ag、Au及びこれらの合金が好ましく用いられる。スパッタは、片面ずつ交互に行っても良く、両面同時に行ってもよい。
次に、図2(d)に示すように、無電解めっき処理を行って、スパッタ層30及び無機絶縁膜20の上から、貫通孔10内壁を被覆するように無電解めっき層40を形成すると共に、半導体基板1の両面に形成されたスパッタ層30上に無電解めっき層40を形成する。
無電解めっき処理は、従来公知の方法で行うことができる。例えば、脱脂工程と、エッチング工程と、触媒付与工程と、無電解めっき液による無電解めっき層を析出させる析出工程とを経て無電解めっき処理を行う方法が挙げられる。
上記脱脂工程では、表面の油脂成分などを除去するために、洗浄効果を有する脱脂洗浄液で処理する。脱脂洗浄液としては、例えば、塩酸、硫酸、りん酸、硝酸、水酸化ナトリウム、けい酸ナトリウム、りん酸ナトリウム、有機溶剤、界面活性剤等が挙げられる。処理条件は特に限定は無いが、例えば、20〜80℃の脱脂洗浄液に、0.1〜10分間接触させて浸漬して処理する方法等が挙げられる。
上記エッチング工程では、シアン化ナトリウムやフッ化アンモン等のアルカリ系水溶液を、上記脱脂工程後の半導体基板1に接触させて、半導体基板1の表面を処理する。処理条件は、20〜80℃のアルカリ系水溶液に、5〜30秒接触させて処理することが好ましい。処理時間が5秒未満であると、次工程での触媒の付着性が低下する傾向にある。処理時間が30秒を超えると、貫通孔10の内壁や半導体基板1の両面に形成されたスパッタ層30が剥離する恐れがある。
上記触媒付与工程では、Pd、Pt、Ru、Ag等の触媒を含む溶液を、上記エッチング工程後の半導体基板1に接触させて、半導体基板1の表面に触媒を吸着させる。処理条件は特に限定は無く、従来公知の方法で行うことができる。
上記析出工程では、Cu、Ni、Al、Sn、Ag及びAuから選ばれる元素を含む無電解めっき液を、上記触媒付与工程後の半導体基板1に接触させて、半導体基板1の表面に金属を析出させ、無電解めっき層を形成する。無電解めっき液には、上記元素の他に、P、B等のその他合金化可能な金属等を含んでいてもよい。析出条件は、特に限定ない。例えば、Niを88〜94質量%、Pを6〜12質量%含有する無電解めっき液を用いて、無電解Niめっき層を形成する場合を例に挙げて説明すると、無電解めっき浴に、80〜95℃で、5〜25分間浸漬して形成する方法が挙げられる。他の金属の場合においても同様にして形成できる。
次に、図2(e)に示すように、スパッタ層30及び無電解めっき層40をシード層として、電解めっき処理を行って、貫通孔10内を電解めっき層50で埋め込むと共に、半導体基板1の両面にも電解めっき層50を形成する。
電解めっき処理は、従来公知の方法で行うことができる。例えば、電解めっき層50として、電解Cuめっき層を形成する場合、シード層を酸等で洗浄し、硫酸銅を含有する溶液中で、銅をカソード電極として用いて、0.5〜10.0A/dmの電流密度で電解銅めっきを行なうことで、貫通孔10内を電解Cuめっき層で埋め込むことができる。
本発明によれば、貫通孔10及び無機絶縁膜20を形成した半導体基板1に対し、半導体基板1の両面からスパッタを行うので、半導体基板1の両面及び貫通孔10内壁の少なくとも半導体基板の厚さ方向の途中まで、平滑度が高い表面においても優れた密着性を有するスパッタ層30を形成できる。そして、スパッタ層30を形成したのち、無電解めっき処理を行うので、半導体基板の両面には、スパッタ層30上に無電解めっき層40が形成され、貫通孔10内壁には、スパッタ層30上、もしくは、無機絶縁膜20上に無電解めっき層40が形成される。無電解めっき層40は、スパッタ層30上に密着性よく形成できる。また、貫通孔10内壁は、貫通孔10の形成加工により粗面化されているので、貫通孔10内壁の一部が、スパッタ層が形成されずに無機絶縁膜20が露出している部分が存在していても、アンカー効果によって、貫通孔10内壁の無機絶縁膜20上に無電解めっき層40を密着性よく形成できる。そして、このように形成したスパッタ層30及び無電解めっき層40をシード層として、電解めっき処理を行うことで、貫通孔10の内部の最も縮径した部分でめっき層がつながって孔が塞がり、後は、孔を埋めるようにめっき層が形成されて、貫通孔10全体にボイドなく充填された電解めっき層50を形成することができる。
厚さ350μmのSi基板の両面に、レジストを形成し、パターニングを行って、レジストの貫通孔形成箇所に開口を形成した。次に、エッチング液としてKOH溶液を用い、基板の両面から異方性エッチングを行って孔開け加工を行い、両面の開口部から次第に縮径して内部に伸びて連通し、厚さ方向の途中で最も縮径した内径を有する貫通孔を形成した。貫通孔は、開口部の直径が120μmであり、最も縮径した部分の直径が115μmであった。孔開け加工を行ったのち、Si基板の両面からレジストを除去した。
次に、1000℃で10時間加熱処理を行い、半導体基板の両面及び貫通孔内壁に、SiO膜を形成した。
次に、ターゲットとしてCuを用い、半導体基板の一方の面に、出力0.6kW、時間7分、Arガス流量20sccm、圧力0.8Paの条件でスパッタを行い、次いで、他方の面にも、同条件でスパッタを行った。半導体基板の両面及び貫通孔内壁の開口部から深さ約125μmまでは、スパッタ層が形成されていたが、貫通孔内部の約100μmはスパッタ層が形成されていなかった。
次に、無電解めっき処理を行って無電解めっき層を形成した。無電解めっき処理は、界面活性剤で脱脂を行い、次いで、フッ化アンモニウム水溶液を用いて5秒間エッチングを行い、次いで、30℃のSn置換の後、30℃のPd触媒溶液に2分間浸漬してPdを吸着させ、次いで、85℃のNi−P無電解浴に5分間浸漬して行った。貫通孔内壁は、無電解めっき層で被覆されていた。
次に、スパッタ層及び無電解めっき層をシード層として電解Cuめっき処理を行い、貫通孔内を電解Cuめっき層で埋め込むと共に、半導体基板の両面にも電解Cuめっき層を形成した。電解Cuめっき層は、半導体基板に対して密着性よく形成されていた。
1:半導体基板
10:貫通孔
20:無機絶縁膜
30:スパッタ層
40:無電解めっき層
50:電解めっき層

Claims (10)

  1. 3次元実装デバイスチップに用いられる半導体基板であって、
    前記半導体基板に形成された、両面の開口部から次第に縮径して内部に伸びて連通し、厚さ方向の途中で最も縮径した内径を有する算術平均の表面粗さが1.0〜5.0μmの貫通孔と、
    前記半導体基板の両面及び前記貫通孔内壁を被覆する無機絶縁膜と、
    前記無機絶縁膜上であって、前記半導体基板の両面及び前記貫通孔内壁の少なくとも前記半導体基板の厚さ方向の途中まで形成されたスパッタ層と、
    前記スパッタ層及び前記無機絶縁膜の上から、少なくとも前記貫通孔内壁を被覆するように形成された無電解めっき層と、
    前記無電解めっき層上に、前記貫通孔内を埋め込むように形成された電解めっき層とを備えることを特徴とする半導体基板。
  2. 前記半導体基板の厚みが250μm以上であり、前記貫通孔の最大内径が60〜250μmである請求項1に記載の半導体基板。
  3. 前記スパッタ層は、Cu、Ni、Ti、Al、Ag及びAuから選ばれる元素を1種類以上含む金属層で構成されている請求項1又は2に記載の半導体基板。
  4. 前記スパッタ層は、単層膜、又は、2層以上の積層膜である請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体基板。
  5. 前記無電解めっき層は、Cu、Ni、Al、Sn、Ag及びAuから選ばれる元素を1種類以上含む金属層で構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体基板。
  6. 前記半導体基板がSi基板であり、前記無機絶縁膜がSiO2膜である請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体基板。
  7. 3次元実装デバイスチップに用いられる半導体基板の製造方法であって、
    半導体基板の両面から孔開け加工を行って、両面の開口部から次第に縮径して内部に伸びて連通し、厚さ方向の途中で最も縮径した内径を有する算術平均の表面粗さが1.0〜5.0μmの貫通孔を形成する貫通孔形成工程と、
    前記半導体基板の両面及び前記貫通孔内壁に無機絶縁膜を形成する絶縁膜形成工程と、
    前記半導体基板の両面からスパッタを行い、前記半導体基板の両面及び前記貫通孔内壁の少なくとも前記半導体基板の厚さ方向の途中まで、スパッタ層を形成するスパッタ工程と、
    無電解めっき処理を行って、前記スパッタ層及び前記無機絶縁膜の上から、少なくとも前記貫通孔内壁を被覆するように無電解めっき層を形成する無電解めっき工程と、
    前記スパッタ層及び前記無電解めっき層をシード層として、電解めっき処理を行って、前記貫通孔内を電解めっき層で埋め込む電解めっき工程とを含むことを特徴とする半導体基板の製造方法。
  8. 前記半導体基板の厚みが250μm以上であり、前記貫通孔の最大内径が60〜250μmである請求項7に記載の半導体基板の製造方法。
  9. 前記半導体基板としてSi基板を用い、前記絶縁膜形成工程において、熱酸化処理を行って、前記無機絶縁膜としてSiO2膜を形成する請求項7又は8に記載の半導体基板の製造方法。
  10. 前記無電解めっき工程は、脱脂工程と、エッチング工程と、触媒付与工程と、無電解めっき液による無電解めっき層を析出させる工程とを含み、前記エッチング工程を、アルカリ系水溶液で、5〜30秒処理して行う請求項7〜9のいずれか1項に記載の半導体基板の製造方法。
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