JP6965589B2 - 貫通電極基板及び貫通電極基板を備える実装基板並びに貫通電極基板の製造方法 - Google Patents
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Description
前記貫通電極のうち、前記基板の前記第1面に対応する部分を第1部分と称し、前記貫通孔の幅が最小となる位置に対応する部分を第2部分と称する場合、下記の関係式(1)及び(2)が成立していてもよい。
(X2/Y2)<(X1/Y1)・・・(1)
(X2/Z2)<(X1/Z1)・・・(2)
X1は、前記第1部分における前記下地層の厚みを表す。
Y1は、前記第1部分における前記中間層の厚みを表す。
Z1は、前記第1部分における前記本体層の厚みを表す。
X2は、前記第2部分における前記下地層の厚みを表す。
Y2は、前記第2部分における前記中間層の厚みを表す。
Z2は、前記第2部分における前記本体層の厚みを表す。
以下、本開示の実施の形態について説明する。まず、本実施の形態に係る貫通電極基板10の構成について説明する。図1は、貫通電極基板10を示す断面図である。
基板12は、第1面13、及び、第1面13の反対側に位置する第2面14を含む。また、基板12には、第1面13から第2面14に至る複数の貫通孔20が設けられている。
貫通電極22は、貫通孔20の内部に位置し、且つ導電性を有する部材である。本実施の形態において、貫通電極22の厚みは、貫通孔20の幅よりも小さく、このため、貫通孔20の内部には、貫通電極22が存在しない空間がある。すなわち、貫通電極22は、いわゆるコンフォーマルビアである。貫通電極22の厚みは、例えば5.1μm以上且つ22μm以下である。
(X2/Y2)<(X1/Y1)・・・(1)
関係式(1)は、Y2>(X2/X1)*Y1に書き換えられ得る。関係式(1)が成立するように中間層24を形成することにより、第2部分R2における下地層23の厚みの不足を、中間層24によって補償することができる。これにより、下記の関係式(2)が成立するように本体層25を形成することができる。
(X2/Z2)<(X1/Z1)・・・(2)
関係式(2)は、Z2>(X2/X1)*Z1に書き換えられ得る。
次に、第1配線構造部30について説明する。第1配線構造部30は、基板12の第1面13側に電気的な回路を構成するよう第1面13側に設けられた導電層や絶縁層などの層を有する。後述するように、第1配線構造部30の一部によって、キャパシタ15が構成されている。また、第1配線構造部30の一部によって、インダクタ16の一部が構成されている。本実施の形態において、第1配線構造部30は、第1面第1導電層31、第1面第1無機層32、第1面第2導電層33、第1面第1有機層34、第1面第3導電層35及び第1面第2有機層36を有する。
第1面第1導電層31は、基板12の第1面13上に位置する、導電性を有する層である。第1面第1導電層31は、貫通電極22に電気的に接続されていてもよい。また、第1面第1導電層31は、導電性を有する単一の層から構成されていてもよく、若しくは、導電性を有する複数の層を含んでいてもよい。例えば、第1面第1導電層31は、貫通電極22と同様に、基板12の第1面13上に順に積層された下地層23、中間層24及び本体層25を含んでいてもよい。また、第1面第1導電層31は、下地層23、中間層24及び本体層25のうちの一部の導電層のみを含んでいてもよい。これらの場合、下地層23、中間層24の第1層241及び本体層25などは、少なくとも部分的に、貫通孔20の側壁21上から第1面13上にまで連続的に広がっていてもよい。第1面第1導電層31を構成する材料は、貫通電極22を構成する材料と同様である。第1面第1導電層31の厚みは、例えば100nm以上且つ20μm以下である。
第1面第1無機層32は、少なくとも部分的に第1面第1導電層31上及び基板12の第1面13上に位置し、無機材料を含み、且つ絶縁性を有する層である。第1面第1無機層32の無機材料としては、SiNなどの珪素窒化物を用いることができる。その他にも、第1面第1無機層32の無機材料の例として、酸化シリコン、酸化アルミ、五酸化タンタルなどを挙げることができる。第1面第1無機層32の無機材料の比誘電率は、例えば3以上且つ50以下である。また、第1面第1無機層32の厚みは、例えば50nm以上且つ400nm以下である。第1面第1無機層32は、単一の層から構成されていてもよく、複数の層を含んでいてもよい。
第1面第2導電層33は、第1面第1無機層32上に位置する、導電性を有する層である。図1に示すように、第1面第2導電層33の端部33eは、第1面第1無機層32上に位置する。上述の第1面第1導電層31と、第1面第1導電層31上に位置する上述の第1面第1無機層32と、第1面第1無機層32上に位置する第1面第2導電層33とによって、キャパシタ15が構成されている。
第1面第1有機層34は、第1面第1無機層32上及び第1面第2導電層33に位置し、有機材料を含み、且つ絶縁性を有する層である。第1面第1有機層34の有機材料としては、ポリイミド、エポキシなどを用いることができる。第1面第1有機層34の有機材料は、好ましくは0.03以下、より好ましくは0.02以下、更に好ましくは0.01以下の誘電正接を有する。誘電正接の小さい有機材料を用いて第1面第1有機層34を構成することにより、キャパシタ15やインダクタ16を通るべき電気信号が第1面第1有機層34を通ってしまうことを抑制することができる。これにより、キャパシタ15やインダクタ16を備える貫通電極基板10の帯域を高周波側に広げることができる。
第1面第3導電層35は、第1面第1導電層31上、又は第1面第2導電層33上に位置する、導電性を有する層である。図1に示す例において、第1面第3導電層35は、キャパシタ15の一方の電極である第1面第1導電層31に接続された部分、及び、キャパシタ15の他方の電極である第1面第2導電層33に接続された部分を含む。
第1面第2有機層36は、第1面第1有機層34上及び第1面第3導電層35上に位置し、有機材料を含み、且つ絶縁性を有する層である。第1面第2有機層36は、第1面第1有機層34と同様に、好ましくは0.03以下、より好ましくは0.02以下、更に好ましくは0.01以下の誘電正接を有する有機材料を含む。第1面第2有機層36の有機材料としては、第1面第1有機層34と同様に、ポリイミド、エポキシなどを用いることができる。
次に、第2配線構造部40について説明する。第2配線構造部40は、基板12の第2面14側に電気的な回路を構成するよう第2面14側に設けられた導電層や絶縁層などの層を有する。第2配線構造部40の一部と、上述の第1配線構造部30の一部及び貫通電極22とによって、インダクタ16が構成されている。本実施の形態において、第2配線構造部40は、第2面第1導電層41及び第2面第1有機層43を有する。
第2面第1導電層41は、基板12の第2面14上に位置する、導電性を有する層である。第2面第1導電層41は、貫通電極22に電気的に接続されていてもよい。
第2面第1有機層43は、第2面第1導電層41上及び基板12の第2面14上に位置し、有機材料を含み、且つ絶縁性を有する層である。第2面第1有機層43は、第1面第1有機層34や第1面第2有機層36と同様に、好ましくは0.03以下、より好ましくは0.02以下、更に好ましくは0.01以下の誘電正接を有する有機材料を含む。第2面第1有機層43の有機材料としては、第1面第1有機層34や第1面第2有機層36と同様に、ポリイミド、エポキシなどを用いることができる。
図6は、貫通孔20の一変形例を示す断面図である。図6に示すように、貫通電極基板10は、貫通電極22よりも貫通孔20の中心側に位置する有機層26を備えていてもよい。なお、「中心側」とは、貫通孔20の内部において、有機層26と側壁21との間の距離が貫通電極22と側壁21との間の距離よりも大きいことを意味する。有機層26は、好ましくは0.03以下、より好ましくは0.02以下、更に好ましくは0.01以下の誘電正接を有する有機材料を含む。有機層26の有機材料としては、ポリイミド、エポキシなどを用いることができる。誘電正接の小さい有機材料を用いて有機層26を構成することにより、キャパシタ15やインダクタ16を通るべき電気信号の一部が有機層26を通ってしまうことを抑制することができる。これにより、キャパシタ15やインダクタ16を備える貫通電極基板10の帯域を高周波側に広げることができる。
以下、貫通電極基板10の製造方法の一例について、図7乃至図14を参照して説明する。
まず、基板12を準備する。次に、第1面13又は第2面14の少なくともいずれかにレジスト層を設ける。その後、レジスト層のうち貫通孔20に対応する位置に開口を設ける。次に、レジスト層の開口において基板12を加工することにより、図7に示すように、基板12に貫通孔20を形成することができる。基板12を加工する方法としては、反応性イオンエッチング法、深掘り反応性イオンエッチング法などのドライエッチング法や、ウェットエッチング法などを用いることができる。
次に、貫通孔20の側壁21に貫通電極22を形成する。本実施の形態においては、貫通電極22と同時に、基板12の第1面13の一部分上に第1面第1導電層31を形成し、基板12の第2面14の一部分上に第2面第1導電層41を形成する例について説明する。
・硫酸銅 0.02mol/dm3
・EDTA 0.1mol/dm3
・ポリエチレングリコール1000 0.1mol/dm3
このような組成の無電解めっき液に基板12を1分間浸漬させることにより、約0.1μmの厚みを有する第1層241を下地層23上に析出させることができる。
その後、図12に示すように、レジスト層37を除去する。また、下地層23のうちレジスト層37によって覆われていた部分を、例えばウェットエッチングにより除去する。このようにして、下地層23、中間層24及び本体層25を含む貫通電極22、第1面第1導電層31及び第2面第1導電層41を形成することができる。これにより、第2面第1導電層41と、第2面第1導電層41に電気的に接続された貫通電極22と、貫通電極22に電気的に接続された第1面第1導電層31とを備えるインダクタ16を構成することができる。なお、本体層25などの導電層をアニールする工程を実施してもよい。
次に、第1面第1導電層31の表面をNH3プラズマなどのプラズマに晒す表面処理工程を実施してもよい。これにより、第1面第1導電層31の表面の酸化物を除去することができる。例えば、第1面第1導電層31が銅を含む場合、第1面第1導電層31の表面の酸化銅を除去することができる。このことにより、第1面第1導電層31と、第1面第1導電層31上に形成される第1面第1無機層32との間の密着性を高めることができる。
次に、図13に示すように、第1面第1導電層31上、及び基板12の第1面13上に第1面第1無機層32を形成する。第1面第1無機層32を形成する方法としては、例えば、プラズマCVD、スパッタリングなどを採用することができる。好ましくは、第1面第1無機層32を形成する工程は、第1面第1導電層31を形成する工程及び表面処理工程の場合と同一の装置において連続的に実施される。これらの工程は、好ましくは、第1面第1導電層31が酸化することが抑制された雰囲気下で、例えばアンモニアガスなどの還元ガスの雰囲気下で実施される。また、図13に示すように、第1面第1無機層32の一部分上に第1面第2導電層33を形成する。これにより、第1面第1導電層31と、第1面第1導電層31上の第1面第1無機層32と、第1面第1無機層32上の第1面第2導電層33と、を備えるキャパシタ15を構成することができる。第1面第2導電層33を形成する工程は、第1面第1導電層31を形成する工程と同様であるので、説明を省略する。
次に、図14に示すように、第1面第2導電層33の一部分上及び第1面第1無機層32の一部分上に第1面第1有機層34を形成する。例えば、まず、有機材料を含む感光層と、基材とを有する、図示しない第1面側フィルムを、基板12の第1面13側に貼り付ける。続いて、第1面側フィルムに露光処理及び現像処理を施す。これによって、第1面側フィルムの感光層からなり、開口部34aが形成された第1面第1有機層34を、基板12の第1面13側に形成することができる。この際、第1面第1有機層34の場合と同様にして、図15に示すように、基板12の第2面14の一部分上及び第2面第1導電層41の一部分上に第2面第1有機層43を形成してもよい。
上述の実施の形態においては、基板12の面方向における貫通孔20の幅が、基板12の第1面13及び第2面14から基板12の厚み方向における中央部分に向かうにつれて小さくなる例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、図15に示すように、貫通孔20の幅が、第1面13側から第2面14側に向かうにつれて小さくなっていてもよい。図15に示す例において、貫通孔20の幅は、基板12の第2面14に対応する部分で最小になる。なお、「第2面14に対応する部分」とは、基板12の厚み方向において第2面14から第1面13側へ0.2×Tまでの範囲内の部分である。
上述の実施の形態においては、貫通電極22の第2部分R2を、貫通電極22のうち貫通孔20の幅が最小となる位置に対応する部分として定義した。一方、物理成膜法によって貫通孔20の側壁21に下地層23を形成する場合、貫通孔20の形状に依らず一般に、基板12の厚み方向における貫通孔20の中間位置において、下地層23が形成され難くなると考えられる。例えば、基板12の第1面13側及び第2面14側の両方から物理成膜法を行う場合、基板12の厚み方向における貫通孔20の中間位置において、下地層23の厚みが最小になる確率が高い。このような点を考慮し、貫通電極22の第2部分R2を、基板12の厚み方向における貫通孔20の中間位置に対応する部分として定義してもよい。例えば、第2部分R2を、基板12の厚み方向における中間位置、並びに、中間位置から第1面13側へ0.2×Tまでの範囲、及び中間位置から第2面14側へ0.2×Tまでの範囲に位置する、貫通電極22の一部分として定義してもよい。この場合にも、好ましくは、第1部分R1と第2部分R2との間で、下地層23、第1層241及び本体層25に関する上述の関係式(1)、(2)が成立している。
上述の実施の形態においては、レジスト層37を形成した後に中間層24を形成する例を示した。本変形例及び後述する第2変形例においては、レジスト層37を形成する前に中間層24を形成する例について説明する。
上述の実施の形態においては、貫通電極22が、側壁21と中間層24との間に位置する下地層23を有する例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、側壁21と中間層24との間に下地層23が設けられていなくてもよい。例えば、図18に示すように、中間層24の第1層241が側壁21に接触していてもよい。この場合、パラジウムを含む触媒は、貫通孔20の側壁21と第1層241との間に位置する。
以下、図20乃至図24を参照して、貫通電極基板の製造方法の第3変形例について説明する。
上述の実施の形態においては、中間層24の第1層241が、主成分としての銅を含む例を示した。しかしながら、これに限られることはなく、中間層24の第1層241は、主成分としてのニッケルを含んでいてもよい。例えば、第1層241は、80質量%以上のニッケルを含んでいてもよい。ニッケルを含む第1層241の厚みは、例えば0.01μm以上且つ1.0μm以下である。
・ニッケルイオン 6g/L
・ジ亜リン酸ナトリウム 25g/L
・酢酸 40g/L
実装基板
図25は、貫通電極基板10と、貫通電極基板10に搭載された素子50と、を備える実装基板60の一例を示す断面図である。素子50は、ロジックICやメモリICなどのLSIチップである。また、素子50は、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems)チップであってもよい。MEMSチップとは、機械要素部品、センサ、アクチュエータ、電子回路などが1つの基板上に集積化された電子デバイスである。図23に示すように、素子50は、貫通電極基板10の第1面第3導電層35などの導電層に電気的に接続された端子51を有する。
図26は、本開示の実施形態に係る貫通電極基板10が搭載されることができる製品の例を示す図である。本開示の実施形態に係る貫通電極基板10は、様々な製品において利用され得る。例えば、ノート型パーソナルコンピュータ110、タブレット端末120、携帯電話130、スマートフォン140、デジタルビデオカメラ150、デジタルカメラ160、デジタル時計170、サーバ180等に搭載される。
12 基板
13 第1面
14 第2面
15 キャパシタ
16 インダクタ
17 第1配線
18 第1端子
20 貫通孔
21 側壁
22 貫通電極
23 下地層
24 中間層
241 第1層
242 第2層
25 本体層
26 有機層
27 シード層
30 第1配線構造部
31 第1面第1導電層
32 第1面第1無機層
33 第1面第2導電層
34 第1面第1有機層
35 第1面第3導電層
36 第1面第2有機層
37 レジスト層
38 レジスト層
40 第2配線構造部
41 第2面第1導電層
43 第2面第1有機層
50 素子
51 端子
60 実装基板
Claims (16)
- 第1面及び前記第1面の反対側に位置する第2面を含むとともに貫通孔が設けられた基板と、
前記基板の前記貫通孔に位置する貫通電極と、を備え、
前記貫通電極の厚みは、前記貫通孔の幅よりも小さく、
前記貫通電極は、
前記貫通孔の側壁に位置し、銅又はニッケルを含む第1層を少なくとも含む中間層と、
前記中間層上に位置し、銅を含む本体層と、を有し、
前記貫通電極は、前記貫通孔の前記側壁と前記第1層との間に位置し、導電性を有する下地層を更に有し、
前記貫通孔は、少なくとも部分的に、前記基板の前記第1面から前記第2面に向かうにつれて幅が小さくなる形状を有し、
前記貫通孔の幅は、前記基板の厚み方向における中央部分で最小になり、
前記貫通電極のうち、前記基板の前記第1面に対応する部分を第1部分と称し、前記貫通孔の幅が最小となる位置に対応する部分を第2部分と称する場合、下記の関係式(1)及び(2)が成立し、
(X2/Y2)<(X1/Y1)・・・(1)
(X2/Z2)<(X1/Z1)・・・(2)
X1は、前記第1部分における前記下地層の厚みを表し、
Y1は、前記第1部分における前記中間層の厚みを表し、
Z1は、前記第1部分における前記本体層の厚みを表し、
X2は、前記第2部分における前記下地層の厚みを表し、
Y2は、前記第2部分における前記中間層の厚みを表し、
Z2は、前記第2部分における前記本体層の厚みを表す、貫通電極基板。 - 前記第1層は、少なくとも部分的に、前記第1面上又は前記第2面上にまで広がっている、請求項1に記載の貫通電極基板。
- 前記第1層は、80質量%以上の銅を含み、0.01μm以上且つ2.0μm以下の厚みを有する、請求項1又は2に記載の貫通電極基板。
- 前記第1層は、80質量%以上のニッケルを含み、0.01μm以上且つ2.0μm以下の厚みを有する、請求項1又は2に記載の貫通電極基板。
- 前記中間層は、前記第1層と前記本体層との間に位置し、80質量%以上の銅を含み、0.01μm以上且つ2μm以下の厚みを有する第2層を更に備える、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の貫通電極基板。
- 前記第1層は、前記貫通孔の前記側壁に接触している、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の貫通電極基板。
- 前記貫通電極は、前記貫通孔の前記側壁と前記第1層との間に位置し、パラジウムを含む触媒を更に有する、請求項6に記載の貫通電極基板。
- 前記貫通電極は、前記下地層と前記第1層との間に位置し、パラジウムを含む触媒を更に有する、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の貫通電極基板。
- 前記本体層の厚みは、5μm以上且つ20μm以下である、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の貫通電極基板。
- 前記基板は、ガラスを含む、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の貫通電極基板。
- 前記貫通電極に電気的に接続された第1導電層と、前記第1導電層上に位置し、無機材料を含み、絶縁性を有する第1無機層と、前記第1無機層上に位置する第2導電層と、を有するキャパシタを更に備える、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の貫通電極基板。
- 前記貫通電極と、前記貫通電極に電気的に接続されるとともに前記第1面側に位置する導電層と、前記貫通電極に電気的に接続されるとともに前記第2面側に位置する導電層と、を有するインダクタを更に備える、請求項1乃至11のいずれか一項に記載の貫通電極基板。
- 請求項1乃至12のいずれか一項に記載の貫通電極基板と、
前記貫通電極基板に搭載された素子と、を備える、実装基板。 - 請求項1に記載の貫通電極基板の製造方法であって、
前記基板を準備する工程と、
前記基板の前記貫通孔に前記貫通電極を形成する貫通電極形成工程と、を備え、
前記貫通電極形成工程は、
無電解めっき法によって前記第1層を形成する工程と、
前記第1層を含む前記中間層上に電解めっき法によって前記本体層を形成する工程と、を有する、貫通電極基板の製造方法。 - 前記第1層上に電解めっき法によって銅を含む第2層を形成する工程を更に備える、請求項14に記載の貫通電極基板の製造方法。
- 前記基板は、ガラスを含む、請求項14又は15に記載の貫通電極基板の製造方法。
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