JP2021145125A - 電子部品およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】キャパシタの電極表面の平滑性を向上することができる電子部品およびその製造方法を提供する。【解決手段】キャパシタ15において、基板12と、基板12上に位置する第1導電層221、第1導電層221上に位置し、銅を含有する第2導電層222および第2導電層222上に位置する第3導電層223を有する第1電極31と、第1電極31上に位置する誘電体32と、誘電体32上に位置する第2電極33と、を有する。【選択図】図2

Description

本開示は、電子部品およびその製造方法に関する。
従来から、キャパシタを有する電子部品に関する種々の技術が提案されている。例えば、特許文献1では、基板上に形成された下部電極上に高誘電率薄膜を形成し、更にその上に上部電極を形成することでMIM (Metal-Insulator-Metal) 構造のキャパシタを形成する技術が提案されている。
特開平6−89831号公報
キャパシタを製造する際には、基板上に、電解めっきのためのシード層を形成する。シード層を形成した後、シード層上に部分的にレジスト層を形成する。レジスト層を形成した後、レジスト層をマスクとして電解めっき法でシード層上にめっき層を形成する。これにより、キャパシタの下部電極が得られる。下部電極を形成した後、レジスト層を剥離する。レジスト層を剥離した後、レジスト層で覆われていたシード層をエッチングで除去する。
しかしながら、従来は、シード層をエッチングする際に、めっき層もエッチングされることで下部電極の表面が粗くなってしまうことがあった。下部電極の表面が粗くなることで、キャパシタの電気特性に悪影響を与える虞があった。
本開示は、以上の点を考慮してなされたものであり、キャパシタの電極表面の平滑性を向上することができる電子部品およびその製造方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本開示の一態様では、
基板と、
前記基板上に位置する第1導電層、前記第1導電層上に位置し、銅を含有する第2導電層、および前記第2導電層上に位置する第3導電層を有する第1電極と、前記第1電極上に位置する誘電体と、前記誘電体上に位置する第2電極と、を有するキャパシタと、を備える、電子部品が提供される。
前記第3導電層は、前記第1導電層の成分と異なる成分を含有してもよい。
前記第3導電層は、ニッケルを含有してもよい。
前記第3導電層は、
ニッケルを含有する第1の層と、
前記第1の層上に位置し、金を含有する第2の層と、を有してもよい。
前記第3導電層は、チタンを含有してもよい。
前記第1導電層は、
チタンを含有する下層と、
銅を含有する上層と、を有してもよい。
前記第2導電層の厚みは1μm以上であってもよい。
前記第1導電層の厚みは1μm以上であってもよい。
前記基板を貫通し、前記第1電極に電気的に接続された貫通電極を更に備えてもよい。
本開示の他の一態様では、
基板を準備する工程と、
前記基板上にキャパシタの第1電極の第1導電層を形成する工程と、
前記第1導電層上に部分的にレジスト層を形成する工程と、
前記レジスト層をマスクとして前記第1導電層上に銅を含有する前記第1電極の第2導電層を形成する工程と、
前記第2導電層上に前記第1電極の第3導電層を形成する工程と、
前記レジスト層を除去する工程と、
前記レジスト層が形成されていた前記第1導電層を除去する工程と、
前記第1電極上に前記キャパシタの誘電体を形成する工程と、
前記誘電体上に前記キャパシタの第2電極を形成する工程と、を備える、電子部品の製造方法が提供される。
本開示によれば、キャパシタの電極表面の平滑性を向上することができる。
本実施形態による電子部品を示す断面図である。 本実施形態による電子部品においてキャパシタを示す拡大断面図である。 本実施形態による電子部品において、第1面第1導電層を示す平面図である。 本実施形態による電子部品において、第1面第1無機層および第1面第2導電層を示す平面図である。 本実施形態による電子部品の製造方法を示す断面図である。 図5に続く本実施形態による電子部品の製造方法を示す断面図である。 図6に続く本実施形態による電子部品の製造方法を示す断面図である。 図7に続く本実施形態による電子部品の製造方法を示す断面図である。 図8に続く本実施形態による電子部品の製造方法を示す断面図である。 図9に続く本実施形態による電子部品の製造方法を示す断面図である。 図10に続く本実施形態による電子部品の製造方法を示す断面図である。 図11に続く本実施形態による電子部品の製造方法を示す断面図である。 図12に続く本実施形態による電子部品の製造方法を示す断面図である。 図13に続く本実施形態による電子部品の製造方法を示す断面図である。 図14に続く本実施形態による電子部品の製造方法を示す断面図である。 図15に続く本実施形態による電子部品の製造方法を示す断面図である。 本実施形態の変形例による電子部品においてキャパシタを示す拡大断面図である。 電子部品が搭載される製品の例を示す図である。
以下、本開示の実施形態に係る電子部品の構成及びその製造方法について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態は本開示の実施形態の一例であって、本開示はこれらの実施形態に限定して解釈されるものではない。また、本明細書において、「基板」、「基材」、「シート」や「フィルム」など用語は、呼称の違いのみに基づいて、互いから区別されるものではない。例えば、「基板」や「基材」は、シートやフィルムと呼ばれ得るような部材も含む概念である。更に、本明細書において用いる、形状や幾何学的条件並びにそれらの程度を特定する、例えば、「平行」や「直交」等の用語や長さや角度の値等については、厳密な意味に縛られることなく、同様の機能を期待し得る程度の範囲を含めて解釈することとする。また、本実施形態で参照する図面において、同一部分または同様な機能を有する部分には同一の符号または類似の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、図面の寸法比率は説明の都合上実際の比率とは異なる場合や、構成の一部が図面から省略される場合がある。
電子部品10
以下、本開示の実施の形態について説明する。まず、本実施の形態に係る電子部品10の構成について説明する。図1は、本実施形態による電子部品10を示す断面図である。
電子部品10は、基板12と、貫通電極22と、キャパシタ15を構成する第1配線構造部30と、第2配線構造部40とを備える。以下、電子部品10の各構成要素について説明する。
(基板12)
基板12は、第1面13、及び、第1面13の反対側に位置する第2面14を含む。また、基板12には、第1面13から第2面14に至る複数の貫通孔20が設けられている。基板12の厚みは、例えば、200μm〜500μmであってもよい。
基板12は、一定の絶縁性を有する無機材料を含んでいる。例えば、基板12は、ガラス基板、石英基板、サファイア基板、樹脂基板、シリコン基板、炭化シリコン基板、アルミナ(Al)基板、窒化アルミ(AlN)基板、酸化ジリコニア(ZrO)基板など、又は、これらの基板が積層されたものである。基板12は、アルミニウム基板、ステンレス基板など、導電性を有する材料から構成された基板を部分的に含んでいてもよい。
基板12で用いるガラスの例としては、無アルカリガラスなどを挙げることができる。
無アルカリガラスとは、ナトリウムやカリウムなどのアルカリ成分を含まないガラスである。無アルカリガラスは、例えば、アルカリ成分の代わりにホウ酸を含む。また、無アルカリガラスは、例えば、酸化カルシウムや酸化バリウムなどのアルカリ土類金属酸化物を含む。
図1に示す例において、基板12に形成された貫通孔20は、基板12の第1面13及び第2面14から基板12の厚み方向の中央部に向かうにつれて幅が小さくなる形状を有している。しかしながら、貫通孔20の形状が特に限られることはない。例えば、貫通孔20の側壁21は、基板12の第1面13の法線方向に沿って広がっていてもよい。また、側壁21の一部が湾曲していてもよい。
(貫通電極22)
貫通電極22は、貫通孔20の内部に位置し、且つ導電性を有する部材である。第1面13及び第2面14における貫通孔20の幅に対する基板12の厚みの値、いわゆる貫通孔20のアスペクト比は、4〜10であってもよい。上記数値範囲とすることにより、所望の厚みの基板に高密度に孔形成することができる。本実施の形態において、貫通電極22の厚みは、貫通孔20の幅よりも小さく、このため、貫通孔20の内部には、貫通電極22が存在しない空間がある。すなわち、貫通電極22は、いわゆるコンフォーマルビアである。なお、図1において、貫通孔20の内部の、貫通電極22が存在しない空間を空隙として図示しているがこれに限らず、当該空間に樹脂等の絶縁性材料が充填されていてもよい。
貫通電極22が導電性を有する限りにおいて、貫通電極22の構成は特には限定されない。例えば、貫通電極22は、導電性を有する単一の層から構成されていてもよく、若しくは、導電性を有する複数の層を含んでいてもよい。また、貫通電極22は、貫通孔20の側壁21側から中心側へ順に並ぶシード層およびめっき層を含んでいてもよい。この場合、貫通孔20の側壁21とシード層との間に中間層を設けてもよい。中間層を構成する材料としては、例えば、チタン、チタン窒化物、モリブデン、モリブデン窒化物、タンタル、タンタル窒化物等、又はこれらを積層したものを用いることができる。中間層は、例えば、蒸着法やスパッタリング法などの物理成膜法で形成される。中間層は、例えば、側壁21に対するシード層やめっき層の密着性を高めるという役割を果たす。また、中間層は、シード層又はめっき層に含まれる金属が貫通孔20の側壁21を介して基板12の内部に拡散することを抑制するという役割を果たしてもよい。
(第1配線構造部30)
次に、第1配線構造部30について説明する。第1配線構造部30は、基板12の第1面13側に電気的な回路を構成するよう第1面13側に設けられた導電層や絶縁層などの層を有する。第1配線構造部30の一部によって、キャパシタ15、第1配線17及び第1端子18が構成されている。また、第1配線構造部30の一部によって、インダクタ16の一部が構成されている。本実施の形態において、第1配線構造部30は、第1面第1導電層31、第1面第1無機層32、第1面第2導電層33、第1面第1有機層34、第1面第3導電層35及び第1面第2有機層36を有する。
〔第1面第1導電層31〕
第1面第1導電層31は、基板12の第1面13上に位置する、導電性を有する層である。第1面第1導電層31は、貫通電極22に電気的に接続されている。第1面第1導電層31と貫通電極22が一体で構成されていてもよいし、別体で構成されていてもよい。
貫通電極22の厚みは、第1面第1導電層31の厚みの50%〜100%としてもよく、さらに70%〜100%としてもよい。上記数値範囲とすることにより、第1面第1導電層31と貫通電極22の電気接続を良好とすることができる。
図2は、本実施形態による電子部品10においてキャパシタ15を示す拡大断面図である。図2に示される一部の第1面第1導電層31は、キャパシタ31の第1電極すなわち下部電極を構成している。
図2に示すように、第1面第1導電層31は、第1導電層の一例であるシード層221と、第2導電層の一例であるめっき層222と、第3導電層の一例であるバリア層223とを有する。シード層221は、基板12の第1面13上に位置する。めっき層222は、シード層221上に位置する。バリア層223は、めっき層222上に位置する。
シード層221は、電解めっき処理によってめっき層222を形成する電解めっき工程の際に、めっき液中の金属イオンを析出させてめっき層222を成長させるための土台となる、導電性を有する層である。シード層221の材料としては、銅などの導電性を有する材料を用いることができる。シード層221の材料は、めっき層222の材料と同一であってもよく、異なっていてもよい。例えば、シード層221は、チタンと銅を順に積層した積層膜や、クロムなどであってもよい。シード層221の厚みは、例えば、1μm以上である。シード層221の厚みは、3μm以下であってもよい。シード層221は、例えば、スパッタリング法、蒸着法、無電解めっき法などによって形成してもよい。なお、シード層221の厚みは、1μm未満であってもよい。
めっき層222は、めっき処理によって形成される、導電性を有する層である。めっき層222は、銅を含有する。めっき層222は、銅と、銅以外の金属、例えば、金、銀、白金、ロジウム、スズ、アルミニウム、ニッケル、クロムとの合金を含有していてもよく、または、銅と銅以外の金属とを積層したものであってもよい。めっき層222の厚みは、例えば、1μm以上である。めっき層222の厚みは、30μm以下であってもよい。
バリア層223は、シード層221を薬液又はガスを含むエッチャントで除去するエッチングの際に、めっき層22を保護する、導電性を有する層である。以下、薬液又はガスを含むエッチャントのことを、薬液等と呼ぶことがある。シード層221を除去する薬液等でバリア層223が除去されないように、バリア層223は、シード層221の成分と異なる成分、すなわちエッチング耐性を有する成分を含有する。例えば、シード層221がチタンと銅の積層膜である場合、バリア層223は、ニッケルを含有してもよい。また、シード層221がクロムまたは銅である場合、バリア層223は、チタンを含有してもよい。バリア層223の厚みは、10nm以上且つ3μm以下であってもよい。バリア層223は、例えば、スパッタリング法、蒸着法、無電解めっき法などによって形成してもよい。なお、バリア層223の厚みは、シード層221の厚み以上であって、かつ、めっき層222の厚み以下としてもよい。このような関係とすることにより、めっき層222の表面を保護しつつ、キャパシタの下部電極としての導電性の低下を防ぐことが可能となる。
〔第1面第1無機層32〕
第1面第1無機層32は、少なくとも部分的に第1面第1導電層31上及び基板12の第1面13上に位置し、無機材料を含み、且つ絶縁性を有する層である。
図2に示される一部の第1面第1無機層32は、キャパシタ31の誘電体を構成している。
第1面第1無機層32の無機材料としては、SiNなどの珪素窒化物を用いることができる。その他にも、第1面第1無機層32の無機材料の例として、酸化シリコン、酸化アルミ、五酸化タンタルなどを挙げることができる。第1面第1無機層32は、単一の層から構成されていてもよく、複数の層を含んでいてもよい。
第1面第1無機層32は、第1面第1導電層31を部分的に覆っていてもよい。例えば、第1面第1無機層32は、キャパシタ15を構成する第1面第1導電層31の端部31eを覆っていてもよい。これによって、第1面第2導電層33、第1面第1有機層34などを形成する工程において用いる薬液等によって第1面第1導電層31が損傷してしまうことを抑制することができる。
〔第1面第2導電層33〕
第1面第2導電層33は、第1面第1無機層32上に位置する、導電性を有する層である。図1に示すように、第1面第2導電層33の端部33eは、第1面第1無機層32上に位置する。
第1面第2導電層33は、キャパシタ15の第2電極すなわち上部電極を構成している。
第1面第2導電層33は、貫通電極22や第1面第1導電層31と同様に、第1面第1無機層32上に順に積層されたシード層及びめっき層を含んでいてもよい。第1面第2導電層33を構成する材料は、貫通電極22や第1面第1導電層31を構成する材料と同様である。
〔第1面第1有機層34〕
第1面第1有機層34は、第1面第1無機層32上及び第1面第2導電層33に位置し、有機材料を含み、且つ絶縁性を有する層である。第1面第1有機層34の有機材料としては、ポリイミド、エポキシ樹脂などを用いることができる。第1面第1有機層34は、厚みが薄すぎると、絶縁性の低下や配線の被覆性が劣り、厚すぎるとビアの加工が難しくなる。さらには、伝送線路を形成する場合に、第1面第1有機層34の厚みは、第1面第1有機層34を挟んで厚み方向で隣り合う配線間のインピーダンスに影響するため、インピーダンスの整合に好適な厚みとなることが望ましい。このような観点から、第1面第1有機層34の厚みは、例えば、10μm〜25μmとしてもよい。
〔第1面第3導電層35〕
第1面第3導電層35は、第1面第1導電層31上又は第1面第2導電層33上に位置する、導電性を有する層である。図1に示す例において、第1面第3導電層35は、キャパシタ15の第1電極を構成する第1面第1導電層31に接続された部分、及び、キャパシタ15の第2電極を構成する第1面第2導電層33に接続された部分を含む。
第1面第3導電層35は、貫通電極22や第1面第1導電層31と同様に、順に積層されたシード層及びめっき層を含んでいてもよい。第1面第3導電層35を構成する材料は、貫通電極22や第1面第1導電層31を構成する材料と同様である。
〔第1面第2有機層36〕
第1面第2有機層36は、第1面第1有機層34上及び第1面第3導電層35上に位置し、有機材料を含み、且つ絶縁性を有する層である。第1面第2有機層36の有機材料としては、第1面第1有機層34と同様に、ポリイミド、エポキシ樹脂などを用いることができる。第1面第2有機層36は、厚みが薄すぎると、絶縁性の低下や配線の被覆性が劣り、厚すぎるとビアの加工が難しくなる。さらには、伝送線路を形成する場合に、第1面第2有機層36の厚みは、第1面第2有機層36を挟んで厚み方向で隣り合う配線間のインピーダンスに影響するため、インピーダンスの整合に好適な厚みとなることが望ましい。このような観点から、第1面第2有機層36の厚みは、例えば、10μm〜25μmとしてもよい。
(第2配線構造部40)
次に、第2配線構造部40について説明する。第2配線構造部40は、基板12の第2面14側に電気的な回路を構成するよう第2面14側に設けられた導電層や絶縁層などの層を有する。第2配線構造部40の一部と、上述の第1配線構造部30の一部及び貫通電極22とによって、インダクタ16が構成されている。本実施の形態において、第2配線構造部40は、第2面第1導電層41及び第2面第1有機層43を有する。
〔第2面第1導電層41〕
第2面第1導電層41は、基板12の第2面14上に位置する、導電性を有する層である。第2面第1導電層41は、貫通電極22に接続されていてもよい。また、第2面第1導電層41は、貫通電極22や第1面第1導電層31と同様に、基板12の第2面14上に順に積層されたシード層221及びめっき層222を含んでいてもよい。第2面第1導電層41を構成する材料は、貫通電極22を構成する材料と同様である。
図3は、本実施形態による電子部品10において、第1面第1導電層31を示す平面図である。図3においては、第1面第1導電層31上に積層される第1面第1無機層32などの層が省略されている。また、図3においては、第2面14側に位置する第2面第1導電層41が点線で表されている。図1及び図3に示すように、第2面第1導電層41と、第2面第1導電層41に接続された貫通電極22と、貫通電極22に接続された第1面第1導電層31とによって、インダクタ16が構成される。
〔第2面第1有機層43〕
第2面第1有機層43は、第2面第1導電層41上及び基板12の第2面14上に位置し、有機材料を含み、且つ絶縁性を有する層である。第2面第1有機層43の有機材料としては、第1面第1有機層34や第1面第2有機層36と同様に、ポリイミド、エポキシなどを用いることができる。第2面第2有機層43の厚みは、例えば、10μm〜25μmとしてもよい。第2面第2有機層43の厚みは、第1面第1有機層34および第1面第2有機層36と同じ厚みであってもよいが、これらの厚みよりも大きくしてもよい。これにより、絶縁信頼性を強固に保つことができる。
次に、電子部品10の各構成要素について詳細に説明する。図4は、本実施形態による電子部品10において、第1面第1無機層32および第1面第2導電層33を示す平面図である。図4においては、第1面第2導電層33上に積層される第1面第1有機層34や、第1面第3導電層35などの層が省略されている。また、図4においては、第2面第1無機層42によって覆われている構成要素が点線で表されている。なお、図1は、図3や図4に示す電子部品10を線I−Iに沿って切断した場合の断面図に相当する。
図4に示すように、第1面第1無機層32は、基板12の第1面13及び第1面第1導電層31を広域にわたって覆っている。例えば、第1面第1無機層32は、キャパシタ15を構成する第1面第1導電層31の少なくとも端部31eを覆っている。また、第1面第1無機層32は、キャパシタ15を構成する第1面第1導電層31に並行する第1配線17の第1面第1導電層31を、少なくとも第1面第1導電層31の幅方向において覆っている。第1面第1無機層32が、基板12の第1面13及び第1面第1導電層31をこのように広域にわたって覆うことにより、電子部品10の製造工程において基板12の第1面13や第1面第1導電層31が損傷することを抑制することができる。
図4に示すように、第1面第1無機層32には開口部32aが形成されている。開口部32aは、貫通孔20の位置及び第1面第1導電層31と第1面第3導電層35の接続位置などの限られた位置に形成されている。例えば、開口部32aは、第1配線17に接続された第1端子18を構成する第1面第1導電層31の位置において第1面第1無機層32に形成されている。
電子部品10の製造方法
以下、電子部品10の製造方法の一例について、図5乃至図16を参照して説明する。
(貫通孔形成工程)
図5は、本実施形態による電子部品10の製造方法を示す断面図である。まず、基板12を準備する。次に、第1面13又は第2面14の少なくともいずれかにレジスト層を設ける。その後、レジスト層のうち貫通孔20に対応する位置に開口を設ける。次に、レジスト層の開口において基板12を加工することにより、図5に示すように、基板12に貫通孔20を形成することができる。基板12を加工する方法としては、反応性イオンエッチング法、深掘り反応性イオンエッチング法などのドライエッチング法や、ウェットエッチング法などを用いることができる。
なお、基板12にレーザを照射することによって基板12に貫通孔20を形成してもよい。この場合、レジスト層は設けられていなくてもよい。レーザ加工のためのレーザとしては、エキシマレーザ、Nd:YAGレーザ等を用いることができ、これらのフェムト秒レーザ等を好ましく用いることができる。Nd:YAGレーザを採用する場合、波長が1064nmの基本波、波長が532nmの第2高調波、波長が355nmの第3高調波等を用いることができる。
また、レーザ照射とウェットエッチングを適宜組み合わせることもできる。具体的には、まず、レーザ照射によって基板12のうち貫通孔20が形成されるべき領域に変質層を形成する。続いて、基板12をフッ化水素などに浸漬して、変質層をエッチングする。これによって、基板12に貫通孔20を形成することができる。その他にも、基板12に研磨材を吹き付けるブラスト処理によって基板12に貫通孔20を形成してもよい。
第1面13側及び第2面14側の両方から基板12を加工することにより、図5に示す、基板12の厚み方向の中央部に向かうにつれて幅が小さくなる形状を有する貫通孔20を形成することができる。
(貫通電極形成工程)
図6は、図5に続く本実施形態による電子部品10の製造方法を示す断面図である。貫通孔20を形成した後、図6に示すように、貫通孔20の側壁21に貫通電極22を形成する。具体的には、スパッタリング法、蒸着法、無電解めっき法などによって、基板12の第1面13上、第2面14及び側壁21上にシード層221を形成する。
図7は、図6に続く本実施形態による電子部品10の製造方法を示す断面図である。貫通電極22を形成した後、図7に示すように、シード層221上に部分的にレジスト層37を形成する。
図8は、図7に続く本実施形態による電子部品10の製造方法を示す断面図である。レジスト層37を形成した後、図8に示すように、レジスト層37をマスクとした電解めっきにより、レジスト層37によって覆われていないシード層221上にめっき層222を形成する。
図9は、図8に続く本実施形態による電子部品10の製造方法を示す断面図である。めっき層222を形成した後、図9に示すように、スパッタリング法、蒸着法、無電解めっき法などによって、めっき層222上にバリア層223を形成する。
図10は、図9に続く本実施形態による電子部品10の製造方法を示す断面図である。
バリア層223を形成した後、図10に示すように、レジスト層37を除去する。
図11は、図10に続く本実施形態による電子部品10の製造方法を示す断面図である。レジスト層37を除去した後、図11に示すように、シード層221のうちレジスト層37が形成されていた部分を、ウェットエッチングにより除去する。
このとき、ウェットエッチングの薬液としては、バリア層223に対するシード層221の選択比が高い薬液を用いることが望ましい。例えば、シード層221が銅を含有し、バリア層223がニッケルまたは金を含有する場合、薬液としては、例えば、メルテックス社が提供するアンモニア系の薬液であるE−プロセス−WLを適用できる。また、シード層221がクロムを含有し、バリア層223がチタンを含有する場合、薬液としては、例えば、過マンガン酸カリウムを適用できる。
以上の工程により、貫通電極22、第1面第1導電層31及び第2面第1導電層41を形成することができる。これにより、第2面第1導電層41と、第2面第1導電層41に接続された貫通電極22と、貫通電極22に接続された第1面第1導電層31とを備えるインダクタ16を構成することができる。なお、めっき層222をアニールする工程を実施してもよい。
(表面処理工程)
次に、第1面第1導電層31の表面をNHプラズマなどのプラズマに晒す表面処理工程を実施してもよい。これにより、第1面第1導電層31の表面の酸化物を除去することができる。例えば、第1面第1導電層31が銅を含む場合、第1面第1導電層31の表面の酸化銅を除去することができる。このことにより、第1面第1導電層31と、第1面第1導電層31上に形成される第1面第1無機層32との間の密着性を高めることができる。
(第1面第1無機層の形成工程)
図12は、図11に続く本実施形態による電子部品10の製造方法を示す断面図である。貫通電極22、第1面第1導電層31及び第2面第1導電層41を形成した後、図12に示すように、第1面第1導電層31上の全域及び基板12の第1面13上の全域に第1面第1無機層32を形成する。第1面第1無機層32を形成する方法としては、例えば、プラズマCVD、スパッタリングなどを採用することができる。好ましくは、第1面第1無機層32を形成する工程は、第1面第1導電層31を形成する工程及び表面処理工程の場合と同一の装置において連続的に実施される。これらの工程は、好ましくは、第1面第1導電層31が酸化することが抑制された雰囲気下で、例えばアンモニアガスなどの還元ガスの雰囲気下で実施される。
(第1面第2導電層の形成工程)
図13は、図12に続く本実施形態による電子部品10の製造方法を示す断面図である。第1面第1無機層32を形成した後、図13に示すように、第1面第1無機層32の一部分上に第1面第2導電層33を形成する。これにより、第1面第1導電層31と、第1面第1導電層31上の第1面第1無機層32と、第1面第1無機層32上の第1面第2導電層33と、を備えるキャパシタ15を構成することができる。第1面第2導電層33を形成する工程は、第1面第1導電層31を形成する工程と同様であるので、説明を省略する。
(第1面第1有機層の形成工程)
図14は、図13に続く本実施形態による電子部品10の製造方法を示す断面図である。第1面第2導電層33を形成した後、図14に示すように、第1面第2導電層33の一部分上及び第1面第1無機層32の一部分上に第1面第1有機層34を形成する。
(第1面第1無機層の加工工程)
図15は、図14に続く本実施形態による電子部品10の製造方法を示す断面図である。第1面第1有機層34を形成した後、図15に示すように、第1面第1有機層34をマスクとして用いて、第1面第1導電層31上に位置する第1面第1無機層32を、例えば反応性イオンエッチングによって部分的に除去する。これによって、第1面第1有機層34の開口部34aに連通する開口部32aを第1面第1無機層32に形成する。
(第1面第3導電層の形成工程)
図16は、図15に続く本実施形態による電子部品10の製造方法を示す断面図である。第1面第1有機層34を加工した後、図16に示すように、第1面第1有機層34の開口部34aを介して第1面第1導電層31又は第1面第2導電層33に接続される第1面第3導電層35を形成する。
(第1面第2有機層の形成工程)
第1面第3導電層35を形成した後、第1面第1有機層34の一部分上及び第1面第3導電層35の一部分上に第1面第2有機層36を形成する。これによって、図1に示す電子部品10を得ることができる。第1面第2有機層36を形成する方法は特には限定されない。例えば、第1面第1有機層34の場合と同様に、有機材料を含むフィルムや液を用いることによって、第1面第2有機層36を形成することができる。
以下、本実施の形態によってもたらされる作用について説明する。
本実施形態においては、図9に示したように、キャパシタ15の第2導電層を構成するめっき層222上に、キャパシタ15の第3導電層を構成するバリア層223を形成した後、図12に示したように、バリア層223上に、キャパシタ15の誘電体を構成する第1面第1無機層32を形成する。もし、バリア層223を介さずに直接めっき層222上に第1面第1無機層32を形成する場合、めっき層222の形成と第1面第1無機層32の形成との間に行われるシード層221の除去の際に、シード層221とともにめっき層222が薬液等に晒される。めっき層222が薬液等に晒されることで、めっき層222の表面が薬液等との反応で除去されることで、粗くなってしまう。シード層221の厚みが1μm以上となる場合には、エッチング時間が長くなるため、めっき層222の表面の粗さはより顕著になってしまう。めっき層222の表面が粗くなることで、めっき層222とその上層の第1面第1無機層32との密着性が悪くなり、キャパシタ15の電気特性に悪影響を与える虞がある。
これに対して、本実施形態によれば、めっき層222の形成後に、めっき層222上にバリア層223を形成する。これにより、図11に示したように、シード層221を除去する際には、めっき層222は、バリア層223で覆われており、薬液等に晒されない。
これにより、薬液等によるシード層221の除去にともなってめっき層222の表面が粗くなることを防止することができる。すなわち、本実施形態によれば、第1面第1導電層31すなわち第1電極の表面の平滑性を向上することができる。第1面第1導電層31の表面の平滑性を向上することで、第1面第1導電層31と第1面第1無機層32すなわち誘電体との密着性を向上できる。これにより、キャパシタ15の良好な電気特性を確保することができる。また、平滑性が向上された第1電極の表面に第1面第1無機層32を形成することができるので、第1面第1無機層32すなわち誘電体の表面の平滑性も向上することができる。
また、バリア層223がニッケルまたはチタンを含有する場合、バリア層223は、めっき層に含有された銅が第1面第1無機層32に拡散することを防止することができる。
これにより、第1面第1無機層32の絶縁性を確保することができるので、キャパシタ15のより良好な電気特性を確保することができる。
なお、シード層221がチタンおよび銅の積層膜の場合において、バリア層223がチタンを含有してもよい。この場合、シード層221におけるチタンのエッチングの際に、バリア層223もエッチングされるが、めっき層222はエッチングされないので、めっき層222の平滑性は維持することができる。
図17は、本実施形態の変形例による電子部品10を示す断面図である。図1では、バリア層223が単層構造である電子部品10の例について説明したが、本開示はそのような態様に限定されない。例えば、図17に示すように、バリア層223は、チタンを含有する下層223aと、金を含有する上層223bとを有していてもよい。このようなチタンを含有する下層223aと金を含有する上層223bとを有するバリア層223によれば、上層223bが、半田を形成するための最終パッドを兼ねることもできる。
なお、上述した実施の形態に対して様々な変更を加えることが可能である。以下、必要に応じて図面を参照しながら、変形例について説明する。以下の説明および以下の説明で用いる図面では、上述の実施の形態と同様に構成され得る部分について、上述の実施の形態における対応する部分に対して用いた符号と同一の符号を用いることとし、重複する説明を省略する。また、上述の実施の形態において得られる作用効果が変形例においても得られることが明らかである場合、その説明を省略することもある。
貫通電極基板が搭載される製品の例
図18は、本開示の実施形態に係る電子部品10が搭載されることができる製品の例を示す図である。本開示の実施形態に係る電子部品10は、様々な製品において利用され得る。例えば、ノート型パーソナルコンピュータ110、タブレット端末120、携帯電話130、スマートフォン140、デジタルビデオカメラ150、デジタルカメラ160、デジタル時計170、サーバ180等に搭載される。
10 電子部品
12 基板
15 キャパシタ
221 シード層
222 めっき層
223 バリア層
31 第1面第1導電層
32 第1面第1無機層
33 第1面第2導電層

Claims (6)

  1. 基板と、
    前記基板上に位置する第1導電層、前記第1導電層上に位置し、銅を含有する第2導電層、および前記第2導電層上に位置し、チタンを含有する第3導電層を有する第1電極と、前記第1電極上に位置する誘電体と、前記誘電体上に位置する第2電極と、を有するキャパシタと、を備える、電子部品。
  2. 前記第1導電層は、
    チタンを含有する下層と、
    銅を含有する上層と、を有する、請求項1に記載の電子部品。
  3. 前記第2導電層の厚みは1μm以上である請求項1または請求項2に記載の電子部品。
  4. 前記第1導電層の厚みは1μm以上である請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の電子部品。
  5. 前記基板を貫通し、前記第1電極に電気的に接続された貫通電極を更に備える、請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の電子部品。
  6. 基板を準備する工程と、
    前記基板上にキャパシタの第1電極の第1導電層を形成する工程と、
    前記第1導電層上に部分的にレジスト層を形成する工程と、
    前記レジスト層をマスクとして前記第1導電層上に前記第1電極の第2導電層を形成する工程と、
    前記第2導電層上に前記第1電極の第3導電層を形成する工程と、
    前記レジスト層を除去する工程と、
    前記レジスト層が形成されていた前記第1導電層を除去する工程と、
    前記第1電極上に前記キャパシタの誘電体を形成する工程と、
    前記誘電体上に前記キャパシタの第2電極を形成する工程と、を備え、
    前記第1電極の前記第2導電層が銅を含有し、前記第1電極の前記第3導電層がチタンを含有する、電子部品の製造方法。
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