JP6184830B2 - 漂白洗浄剤組成物 - Google Patents

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本発明は、住環境設備等に使用する漂白洗浄剤組成物に関する。
酸化性組成物は、他の物質に対して酸化作用を有する化合物を含む組成物である。この酸化作用は、有色物質に対しては、脱色、漂白、変色などの現象として認識され得るものである。酸化性組成物は、風呂・トイレ・台所等の硬質表面の漂白、カビ取り、衣類の漂白、汚れ・匂い原因物質の分解、除菌、パルプの漂白、などの様々な用途に用いられている。すなわち、硬質表面への適用として、硬質表面の脱色、漂白などの色素の変質に酸化性組成物を用いることが知られている。
生活環境において発生する様々な汚れに対し、外観上の美観維持、衛生などの目的から、洗浄、漂白、除菌などの対処が行われている。なかでも、トイレ、浴室、風呂釜、配水管などの洗浄し難い場所の汚れは、界面活性剤などを主成分とした洗浄剤のみでは除去困難であり、しばしば漂白剤が使用されている。一例を挙げると、浴室の浴槽、タイル目地、ドア枠、窓枠、コントローラや、台所の三角コーナーなどの黒ずみ汚れは、Cladosporium属のカビが生産する色素が原因であり、クレンザーや界面活性剤だけでは除去し難いので、次亜塩素酸ナトリウム水溶液の漂白作用により除去する方法が一般に行われている。
しかしながら、次亜塩素酸ナトリウムを使用したカビ取り剤は、漂白及び洗浄性能は優れているが目や皮膚に対する刺激が強く、特有の塩素系の臭いを有するため、狭い浴室などで使用する場合には注意が必要であり、また、誤って酸性の洗浄剤と混合すると有毒ガスを発生するという問題がある。
このため、このような問題のないカビ取り剤として、酸素系漂白剤を使用した組成物の提案がされている。例えば、特許文献1には、過酸化水素、アルカリ剤及び漂白活性化剤を併用した硬表面用漂白剤組成物が開示されている。
また、特許文献2には、過酸化水素、漂白活性化剤を含有するA剤と、アルカリ剤を含有するB剤とからなる繊維製品の漂白に適した、洗剤と併用しなくても高い漂白洗浄力を有する2剤型液体漂白剤組成物が開示されている。
また、特許文献3には、水に溶解して過酸化水素を発生する過酸化物、キレート剤、銅化合物及びバインダー化合物からなる高い殺菌・除菌効果を発揮する組成物が開示されている。
また、特許文献4、5には、特定のピロリジン誘導体や特定のピペリジン誘導体により、過酸化水素を酸化剤として用いる漂白剤の漂白効果を向上できることが記載されている。
一方、酸素系漂白剤組成物では、特定の香気化合物が分解されやすいことが知られており、香料成分を安定な状態で漂白剤組成物中に存在させるための工夫が必要とされている。例えば特許文献6では二重結合などの構造を有する香料成分が直接過酸化水素によって分解されないようにするために、特定の界面活性剤及び漂白活性剤を組成物に配合している。
特開平3-220298号公報 特開平9-48997号公報 特開2009-155292号公報 特開2007-246455号公報 特開2007-246456号公報 特開2005-239770号公報
しかしながら、カビ汚れは除去困難な強固な汚れであり、従来提案されている酸素系漂白剤を使用したカビ取り剤は、更なる性能向上が望まれる。そこで本発明者らは、鋭意検討の結果、特定の環状アミン誘導体、特にピロリジン類、ピペリジン類又は環状エチレンジアミン誘導体と有機過酸類と過酸化水素を含有する酸素系漂白剤組成物がカビ汚れなどの除去困難な汚れに対する漂白性能や漂白洗浄性能の向上に適することを見出した。
しかし、これら特定の環状アミン誘導体と有機過酸類と過酸化水素を含有する酸素系漂白剤組成物は使用直後に不快なアミン臭を発すること、及び該漂白剤を水で洗い流した後に独特の高級脂肪酸臭が残る場合があることが判明した。また、該漂白剤中において香料の保存安定性が不十分である場合もあった。
そこで本発明は、特定の環状アミン誘導体と有機過酸類と過酸化水素とを含有する酸素系漂白剤の使用時に生じる不快なアミン臭及び高級脂肪酸臭が抑制され、かつ保存安定性に優れた酸素系漂白剤を提供することを課題とする。
本発明者らは鋭意検討した結果、使用時の不快なアミン臭及び漂白剤使用後に水で洗い流した際に残る高級脂肪酸臭の両方のニオイを消臭し、かつ保存安定性を損なわない香料化合物を見出し、これを過酸化水素と分離して配合することで上記課題を解決できることを見出した。
すなわち、本発明は、成分(A)を含有する第1剤と、成分(B)及び(C)を含有する第2剤とを使用直前に混合して使用する組成物であって、第1剤と第2剤の混合物中に成分(A)、(B)、(C)、(D)及び(E)を含有する漂白洗浄剤組成物を提供するものである。
成分(A):過酸化水素及び水中で過酸化水素を生成する過酸化物からなる群より選択される1以上の化合物
成分(B):アルカリ剤
成分(C):以下の香料群から選択される1種又は2種以上の香料化合物
リモネン、シトロネロール、ジヒドロミルセノール、シス-3-ヘキセノール、2,6-ジメチル-2-ヘプタノール、l-メントール、メチルイソオイゲノール、ダマセノン、ローズオキサイド、2,4,6-トリメチル-2-フェニル-1,3-ジオキサン、p-メンタン-8-チオール-3-オン、シトロネリルニトリル、ユーカリ油
成分(D):下記一般式(D1)〜(D4)のいずれかで表される1以上の環状アミン化合物
Figure 0006184830
〔式中、R1〜R12は、それぞれ独立に、水素原子、水酸基、カルボキシ基、炭素数1以上12以下のアシルオキシ基、置換基を有していてもよいアミノ基、炭素数1以上12以下のアルコキシ基、並びに置換基及び/又はエーテル結合を有していてもよい炭素数1以上24以下の炭化水素基からなる群より選択される原子又は基を示す。R1〜R6のうち2つ、R7〜R9のうち2つ、R10〜R12のうち2つはそれぞれ、共同して隣接する窒素原子又は炭素原子と共に環構造を形成してもよい。nは1以上3以下の整数、jは0以上10以下の整数、kは0以上8以下の整数を示す。〕
成分(E):有機過酸前駆体及び有機過酸からなる群より選択される1以上の化合物
本発明の漂白洗浄剤組成物は、カビ汚れなどの除去困難な対象汚れに対する優れた漂白性能を有し、また、漂白性能発現後の副生物に起因する、漂白剤使用時の不快なアミン臭及び水で洗い流した後の高級脂肪酸臭を抑制でき、保存安定性も良好である。
<成分(A):過酸化水素等>
成分(A)は、過酸化水素及び水中で過酸化水素を生成する過酸化物からなる群より選択される1以上の化合物である。
水中で過酸化水素を生成する過酸化物としては、無機過酸化物、過酸化水素付加物が挙げられ、好ましくは、過炭酸塩、トリポリリン酸塩・過酸化水素付加物、ピロリン酸塩・過酸化水素付加物、尿素・過酸化水素付加物、硫酸塩・過酸化水素付加物、過ホウ酸塩、過ケイ酸塩、過酸化塩であり、より好ましくは、過炭酸ナトリウム、トリポリリン酸ナトリウム・過酸化水素付加物、尿素・過酸化水素付加物、又は硫酸ナトリウム・過酸化水素付加物、過ホウ酸ナトリウム一水和物、過ホウ酸ナトリウム四水化物、過ケイ酸ナトリウム、過酸化ナトリウム、過酸化カルシウム等である。
また、更に好ましい成分(A)は、過酸化水素、過炭酸ナトリウム及び過ホウ酸ナトリウムからなる群より選択される1以上の化合物であり、過酸化水素がより好ましく用いられる。
<成分(B):アルカリ剤>
成分(B)は、アルカリ剤である。アルカリ剤としては、漂白性能を高める観点から、アルカリ金属の水酸化物、アルカリ金属の炭酸塩、アルカリ土類金属の水酸化物、アルカリ土類金属の炭酸塩、ケイ酸塩及びアルカノールアミンからなる群より選択される1以上の化合物が好ましい。
漂白性能を高める観点から、成分(B)は、アルカリ金属の水酸化物、アルカリ金属の炭酸塩からなる群より選択される1以上の化合物が好ましく、アルカリ金属の水酸化物より選択される1以上の化合物がより好ましく、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム及び炭酸カリウムからなる群より選択される1以上の化合物が更に好ましい。
<成分(C):特定香料化合物>
成分(C)はリモネン、シトロネロール、ジヒドロミルセノール、シス-3-ヘキセノール、2,6-ジメチル-2-ヘプタノール、l-メントール、メチルイソオイゲノール、ダマセノン、ローズオキサイド、2,4,6-トリメチル-2-フェニル-1,3-ジオキサン、p-メンタン-8-チオール-3-オン、シトロネリルニトリル、ユーカリ油から選ばれる1又は2以上の香料化合物である。
アミン臭及び高級脂肪酸臭の消臭の観点から、ジヒドロミルセノール、シス-3-ヘキセノール、2,6-ジメチル-2-ヘプタノール、ダマセノン、ローズオキサイド、p-メンタン-8-チオール-3-オン、シトロネリルニトリル、ユーカリ油から選ばれる1又は2以上の香料化合物が好ましい。
<成分(D):一般式(D1)〜(D4)で表される環状アミン化合物>
成分(D)は、前記一般式(D1)〜(D4)のいずれかで表される1以上の環状アミン化合物である。
これらのうち、一般式(D1)又は(D2)で表される環状アミン化合物としては、下記一般式(D1a)又は(D2a)で表されるものが好ましい。
Figure 0006184830
〔式中、
1a、R4a及びR5aは、それぞれ独立に、水素原子、水酸基、置換基を有していてもよい炭素数1以上24以下の鎖状炭化水素基、置換基を有していてもよい炭素数3以上18以下の環状炭化水素基、及び下記一般式(d)で表される基(以下、基(d)という)からなる群より選択される原子又は基を示し、R4a、R5aが共に水素原子又は水酸基でない場合、共同して隣接する窒素原子と共に環構造を形成してもよい。
2a及びR3aは、それぞれ独立に、水素原子、置換基を有していてもよい炭素数1以上、24以下の鎖状炭化水素基、置換基を有していてもよい炭素数3以上18以下の環状炭化水素基、及び基(d)からなる群より選択される原子又は基を示し、R2a、R3aが共に水素原子でない場合、共同して隣接する四級炭素原子と共に環構造を形成してもよい。
6aは、水素原子、水酸基、カルボキシ基、炭素数1以上12以下のアシルオキシ基、置換基を有していてもよいアミノ基、炭素数1〜12のアルコキシ基、置換基を有していてもよい炭素数1以上24以下の鎖状炭化水素基、置換基を有していてもよい炭素数3以上18以下の環状炭化水素基、及び基(d)からなる群より選択される原子又は基を示し、R6a、R4a、R5aが全て鎖状炭化水素基の場合、R6aはR4a又はR5aと共同して隣接する窒素原子と共に環構造を形成してもよい。
nは1以上3以下の数を示す。〕
−[(Gly)p/(AO)q](R13)p+1 (d)
〔式中、
Glyは、下記式(Gly1)で表される基(以下、基(Gly1)という)及び式(Gly2)で表される基(以下、基(Gly2)という)からなる群より選択される基を示し、pは0以上20以下の数を示す。
Figure 0006184830
Aは、炭素数2以上4以下のアルキレン基を示し、qは、前記pが0である場合には2以上20以下の数を、前記pが1以上である場合には0以上20以下の数を示す。
“/”は、p個のGlyとq個のAOが順不同に、それぞれの酸素原子と他の基の炭素原子とで結合していることを示す。
13は、水素原子、炭素数1以上24以下の鎖状炭化水素基、及び炭素数3以上12以下の環状炭化水素基からなる群より選択される原子又は基を示し、基(Gly1)、基(Gly2)又はAOの酸素原子に結合する。
当該基(D3)は、Gly又はAOの炭素原子によって一般式(D1a)又は(D2a)中の複素環に結合する。〕
一般式(D1a)及び一般式(D2a)中のR1aが、置換基を有していてもよい炭素数1以上24以下の鎖状炭化水素基である場合、その炭素数は、好ましくは2以上であり、また、好ましくは20以下、より好ましくは10以下である。R1aが、置換基を有していてもよい炭素数3以上18以下の環状炭化水素基である場合、その炭素数は、好ましくは5以上、より好ましくは6以上、また、好ましくは15以下、より好ましくは10以下である。これら鎖状炭化水素基及び環状炭化水素基は、飽和、不飽和のいずれでもよい。これら鎖状炭化水素基及び環状炭化水素基が有し得る置換基としては、水酸基、炭素数1以上12以下のアルキル基が1個以上置換してもよいアミノ基、及び炭素数1以上6以下のアルコキシ基からなる群より選択される1以上の基が挙げられる。
1aが、基(d)である場合、一般式(d)中のpとqの合計は1以上、好ましくは2以上であり、また、好ましくは20以下、より好ましくは10以下、更に好ましくは5以下であり、
pは0以上、好ましくは1以上、より好ましくは2以上の数であり、また、20以下、好ましくは10以下、より好ましくは5以下、更に好ましくは3以下の数である。
pが1以上である場合、qは0以上、好ましくは1以上、より好ましくは2以上の数であり、また、20以下、好ましくは10以下、より好ましくは5以下の数である。pが0である場合、qは2以上、好ましくは3以上の数であり、また、20以下、好ましくは10以下、より好ましくは5以下の数である。
1aが、基(d)である場合、一般式(d)中のR13の炭素数1以上24以下の鎖状炭化水素基、及び炭素数3以上12以下の環状炭化水素基としては、それぞれ、R1aとして挙げたものを選定できる。R13は水素原子が好ましい。
1aは、炭素数1以上、更には2以上の、また、炭素数24以下、更には20以下、更には10以下の鎖状炭化水素基が好ましく、炭素数1以上、更には2以上の、また、炭素数24以下、更には20以下、更には10以下の直鎖炭化水素基、及び炭素数3以上、また、炭素数24以下、更には20以下、更には10以下の分岐鎖炭化水素基からなる群より選択される炭化水素基がより好ましく、炭素数1以上、更には2以上、また、炭素数24以下、更には10以下の、直鎖炭化水素基が更に好ましく、炭素数1以上、更には2以上、また、炭素数24以下、更には20以下、更には10以下の、直鎖アルキル基が更に好ましい。
一般式(D1a)及び(D2a)中のR2a又はR3aが、置換基を有していてもよい炭素数1以上24以下の鎖状炭化水素基である場合、その炭素数は、好ましくは2以上であり、また、好ましくは20以下、より好ましくは10以下である。R2a又はR3aが、置換基を有していてもよい炭素数3以上18以下の環状炭化水素基である場合、その炭素数は、好ましくは5以上、より好ましくは6以上、また、好ましくは15以下、より好ましくは10以下である。これら鎖状炭化水素基及び環状炭化水素基は、飽和、不飽和のいずれでもよい。これら鎖状炭化水素基及び環状炭化水素基が有し得る置換基としては、水酸基、炭素数1以上12以下のアルキル基が1個以上置換してもよいアミノ基、及び炭素数1以上6以下のアルコキシ基からなる群より選択される1以上の基が挙げられる。
2a及びR3aが、基(d)である場合、一般式(d)中のpとqの合計は1以上、好ましくは2以上であり、また、好ましくは20以下、より好ましくは10以下、更に好ましくは5以下であり、
pは、0以上、好ましくは1以上、より好ましくは2以上の数であり、また、20以下、好ましくは10以下、より好ましくは5以下、更に好ましくは3以下の数である。
pが1以上である場合、qは0以上、好ましくは1以上、より好ましくは2以上の数であり、また、20以下、好ましくは10以下、より好ましくは5以下の数である。pが0である場合、qは2以上、好ましくは3以上の数であり、また、20以下、好ましくは10以下、より好ましくは5以下の数である。
2a及びR3aが、基(d)である場合、一般式(d)中のR13の炭素数1以上24以下の鎖状炭化水素基、及び炭素数3以上12以下の環状炭化水素基としては、それぞれ、R2a、R3aとして挙げたものを選定できる。R13は水素原子が好ましい。
なお、R2a及びR3aが共に水素原子でない場合、これらが共同して隣接する四級炭素原子と共に環構造を形成してもよい。
2a及びR3aは、それぞれ独立して、水素原子又は置換基を有していてもよい炭素数1以上、更には2以上の、また、炭素数24以下、更には20以下、更には10以下の鎖状炭化水素基であることが好ましく、水素原子又は炭素数1以上、更には2以上の、また、炭素数24以下、更には20以下、更には10以下の直鎖炭化水素基、及び炭素数3以上、また、炭素数24以下、更には20以下、更には10以下の分岐鎖炭化水素基からなる群より選択される炭化水素基であることがより好ましく、水素原子又は炭素数1以上、更には2以上の、また、炭素数24以下、更には10以下の直鎖炭化水素基であることがより好ましく、水素原子又は炭素数1以上、更には2以上の、また、炭素数24以下、更には20以下、更には10以下の直鎖アルキル基であることが更に好ましい。
一般式(D1a)及び(D2a)中のR4a又はR5aが、置換基を有していてもよい炭素数1以上24以下の鎖状炭化水素基である場合、その炭素数は、好ましくは2以上であり、また、好ましくは20以下、より好ましくは10以下である。R4a又はR5aが、置換基を有していてもよい炭素数3以上18以下の環状炭化水素基である場合、その炭素数は、好ましくは5以上、より好ましくは6以上であり、また、好ましくは15以下、より好ましくは10以下である。これら鎖状炭化水素基及び環状炭化水素基は、飽和、不飽和のいずれでもよい。これら鎖状炭化水素基及び環状炭化水素基が有し得る置換基としては、水酸基、炭素数1以上12以下のアルキル基が1個以上置換してもよいアミノ基、及び炭素数1以上6以下のアルコキシ基からなる群より選択される1以上の基が挙げられる。
4a又はR5aが、基(d)である場合、一般式(d)中のpとqの合計は1以上、好ましくは2以上であり、また、好ましくは20以下、より好ましくは10以下、更に好ましくは5以下であり、
pは、0以上、好ましくは1以上、より好ましくは2以上の数であり、また、20以下、好ましくは10以下、より好ましくは5以下、更に好ましくは3以下の数である。
pが1以上である場合、qは0以上、好ましくは1以上、より好ましくは2以上の数であり、また、20以下、好ましくは10以下、より好ましくは5以下の数である。pが0である場合、qは2以上、好ましくは3以上の数であり、また、20以下、好ましくは10以下、より好ましくは5以下の数である。
4a又はR5aが、基(d)である場合、一般式(d)中のR13の炭素数1以上24以下の鎖状炭化水素基及び炭素数3以上12以下の環状炭化水素基としては、それぞれ、R4a、R5aとして挙げたものを選定できる。R13は水素原子が好ましい。
4a、R5aは、それぞれ独立して、水素原子、置換基を有していてもよい炭素数1以上、更には2以上の、また、炭素数24以下、更には20以下、更には10以下の鎖状炭化水素基、及び基(d)からなる群より選択される原子又は基が好ましく、水素原子、炭素数1以上、更には2以上の、また、炭素数24以下、更には20以下、更には10以下の直鎖炭化水素基、炭素数3以上、また、炭素数24以下、更には20以下、更には10以下の分岐鎖炭化水素基、及び基(d)からなる群より選択される原子又は基がより好ましく、水素原子、炭素数1以上、更には2以上の、また、炭素数24以下、更には10以下の直鎖炭化水素基、及び基(d)からなる群より選択される基がより好ましく、水素原子、炭素数1以上、更には2以上、また、炭素数24以下、更には20以下、更には10以下の直鎖アルキル基、及び基(d)からなる群より選択される原子又は基が更に好ましい。
なお、R4a、R5aが共に水素原子又は水酸基でない場合、これらが共同して隣接する窒素原子と共に環構造を形成してもよい。
一般式(D1a)で表される化合物及び一般式(D2a)で表される化合物は、R4a、R5aとして、前記基(d)を有することが好ましい。すなわち、R4a、R5aの一方又は両方が、基(d)であることが好ましい。また、一般式(D1a)又は一般式(D2a)において、R4a、R5aの一方が、基(d)であり、他方が水素原子であることも好ましい。また、一般式(D1a)又は一般式(D2a)において、R4a、R5aの一方が、基(d)であり、他方が水素原子であり、かつ、一般式(d)中のpが2以上の、また、20以下、更には10以下、更には5以下、更に3以下の数であることも好ましい。また、一般式(D1a)又は一般式(D2a)において、R4a、R5aの両方が、基(d)であることも好ましい。
一般式(D1a)又は(D2a)中のR6aが、炭素数1以上12以下のアシルオキシ基である場合、その炭素数は、好ましくは2以上、また、好ましくは10以下である。R6aが、炭素数1以上12以下のアルコキシ基である場合、その炭素数は、好ましくは2以上、また、好ましくは10以下である。R6aが、置換基を有していてもよい炭素数1以上24以下の鎖状炭化水素基である場合、直鎖、分岐鎖のいずれでもよく、アルキル基、アルケニル基が挙げられる。R6aが、置換基を有していてもよい炭素数1以上24以下の鎖状炭化水素基である場合、その炭素数は、好ましくは2以上であり、また、好ましくは20以下、より好ましくは10以下、更に好ましくは5以下である。R6aが、置換基を有していてもよい炭素数3以上18以下の環状炭化水素基である場合、その炭素数は、好ましくは5以上、より好ましくは6以上であり、また、好ましくは15以下、より好ましくは10以下である。これら鎖状炭化水素基及び環状炭化水素基は、飽和、不飽和のいずれでもよい。これら鎖状炭化水素基及び環状炭化水素基が有し得る置換基としては、水酸基、炭素数1以上12以下のアルキル基が1個以上置換してもよいアミノ基、及び炭素数1以上6以下のアルコキシ基からなる群より選択される1以上の基が挙げられる。
一般式(D1a)又は(D2a)中のR6aが、基(d)である場合、pとqの合計は1以上、好ましくは2以上であり、また、好ましくは20以下、より好ましくは10以下、更に好ましくは5以下であり、
pは0以上、好ましくは1以上、より好ましくは2以上の数であり、また、20以下、好ましくは10以下、より好ましくは5以下、更に好ましくは3以下の数である。
pが1以上である場合、qは0以上、好ましくは1以上、より好ましくは2以上の数であり、また、20以下、好ましくは10以下、より好ましくは5以下の数であり、pが0である場合、qは2以上、好ましくは3以上の数であり、また、20以下、好ましくは10以下、より好ましくは5以下の数である。
6aが、基(d)である場合、一般式(d)中のR13の炭素数1以上24以下の鎖状炭化水素基、及び炭素数3以上12以下の環状炭化水素基としては、それぞれ、R6aとして挙げたものを選定できる。R7は水素原子が好ましい。
6aは、水素原子及び置換基を有していてもよい炭素数1以上、更には2以上の、また、炭素数24以下、更には20以下、更には10以下の鎖状炭化水素基からなる群より選択される原子又は基が好ましく、水素原子、炭素数1以上、更には2以上の、また、炭素数24以下、更には20以下、更には10以下の直鎖炭化水素基、及び炭素数3以上の、また、炭素数24以下、更には20以下、更には10以下の分岐鎖炭化水素基からなる群より選択される原子又は基がより好ましく、水素原子及び炭素数1以上、更には2以上の、また、炭素数24以下、更には10以下の直鎖炭化水素基からなる群より選択される原子又は基がより好ましく、水素原子及び炭素数1以上、更には2以上の、また、炭素数24以下、更には20以下、更には10以下の置換基を有していてもよい直鎖アルキル基からなる群より選択される原子又は基が更に好ましく、中でも水素原子が好ましい。
なお、R6a、R4a及びR5aが全て鎖状炭化水素基の場合、R6aはR4a又はR5aと共同して隣接する窒素原子と共に環構造を形成してもよい。
一般式(D1a)において、nは1が好ましい。
一般式(D3)又は(D4)で表される環状アミン化合物としては、下記一般式(D3a)又は(D4a)で表されるものが好ましい。
Figure 0006184830
〔式中、
7a、R8a、R10a及びR11aは、それぞれ独立して、水素原子、水酸基、置換基を有していてもよい炭素数1以上24以下の鎖状炭化水素基、置換基を有していてもよい炭素数3以上18以下の環状炭化水素基、及び前述の基(d)からなる群より選択される原子又は基を示す。
9a及びR12aは、水酸基、カルボキシ基、炭素数2以上13以下のアシルオキシ基、炭素数2以上13以下のアルコキシカルボニル基、炭素数1以上12以下のアルコキシ基、置換基を有していてもよい炭素数1以上24以下の鎖状炭化水素基、置換基を有していてもよい炭素数3以上18以下の環状炭化水素基、及び前述の基(d)からなる群より選択される基を示す。
9a及びR12aが環状に複数個存在する場合、複数のR9a又はR12aはそれぞれ同一であっても異なってもよい。
j及びkは、前述と同じ意味を示す。〕
一般式(D3a)中のR7a及びR8a、並びに一般式(D4a)中のR10a及びR11aのうち、置換基を有していてもよい炭素数1以上24以下の鎖状炭化水素基としては、飽和でも不飽和でもよく、また直鎖でも分岐鎖でもよい。かかる鎖状炭化水素基としては、アルキル基又はアルケニル基が挙げられ、その炭素数は、好ましくは2以上であり、また、好ましくは20以下、より好ましくは16以下、更に好ましくは12以下、更に好ましくは6以下、更に好ましくは4以下である。この炭素数は、鎖状炭化水素基が置換基を有する場合は、置換基を除いた部分の炭素数である。鎖状炭化水素基の具体例としては、メチル基、エチル基、n-プロピル基、イソプロピル基、n-ブチル基、sec-ブチル基、tert-ブチル基、n-ペンチル基、n-ヘキシル基、n-オクチル基、n-デシル基、n-ドデシル基、2-エチルヘキシル基が挙げられる。
また、一般式(D3a)中のR7a及びR8a、並びに一般式(D4a)中のR10a及びR11aのうち、置換基を有していてもよい炭素数3以上18以下の環状炭化水素基としては、飽和でも不飽和でもよく、またその炭素数は、好ましくは5以上、より好ましくは6以上、また、好ましくは15以下、より好ましくは12以下、更に好ましくは10以下である。この炭素数は、環状炭化水素基が置換基を有する場合は、置換基を除いた部分の炭素数である。環状炭化水素基の具体例としては、フェニル基、ベンジル基、シクロヘキシル基、シクロペンチル基が挙げられる。
これら鎖状炭化水素基及び環状炭化水素基が有してもよい置換基としては、水酸基、炭素数1以上12以下のアルキル基が1個以上置換してもよいアミノ基、炭素数1以上6以下のアルコキシ基が挙げられる。置換基を有する炭化水素基としては、2-ヒドロキシエチル基、3-ヒドロキシプロピル基、2-メトキシエチル基、3-メトキシプロピル基、2-(ジメチルアミノ)エチル基、3-(ジメチルアミノ)プロピル基が挙げられる。
また、一般式(D3a)中のR7a及びR8a、並びに一般式(D4a)中のR10a及びR11aのうち、基(d)において、一般式(d)中のR13は、鎖状炭化水素基であることが好ましく、また、炭素数が3以上、更には5以上、更には7以上、更には8以上、更には9以上、更には10以上であることが好ましく、また、炭素数が20以下、更には15以下であることが好ましい。なお、一般式(D4a)中のR10a及びR11aについては、基(d)は分岐鎖を有する鎖状炭化水素基であることがより好ましい。
一般式(D3a)中、R7a及びR8aとしては、漂白性能向上の点から、それぞれ独立に、水素原子、置換基を有していてもよい炭素数1以上24以下の鎖状炭化水素基、置換基を有していてもよい炭素数3以上18以下の環状炭化水素基、及び前述の基(d)からなる群より選択される原子又は基が好ましい。更には、水素原子、置換基を有していてもよい炭素数1以上24以下の鎖状炭化水素基、及び基(d)からなる群より選択される原子又は基が好ましい。更には、水素原子又は基(d)であることが好ましい。R7a及びR8aは、同一であっても異なっていてもよいが、同一であることが好ましい。
一般式(D4a)中、R10a及びR11aとしては、漂白性能向上の点から、それぞれ独立に、水素原子、置換基を有していてもよい炭素数1以上24以下の鎖状炭化水素基、置換基を有していてもよい炭素数3以上18以下の環状炭化水素基、及び前述の基(d)からなる群より選択される原子又は基が好ましい。更には、置換基を有していてもよい炭素数1以上24以下の鎖状炭化水素基又は基(d)であることが好ましい。更には、基(d)であることが好ましい。R10a及びR11aは、同一であっても異なっていてもよいが、同一であることが好ましい。
一般式(D3a)において、R7a及びR8aの少なくとも一方、更には両方が、基(d)であることが好ましい。また、一般式(D4a)において、R10a及びR11aの少なくとも一方、更には両方が、基(d)であることが好ましい。
一般式(D3a)中のR9a及び一般式(D4a)中のR12aのうち、置換基を有していてもよい炭素数1以上24以下の鎖状炭化水素基、置換基を有していてもよい炭素数3以上18以下の環状炭化水素基、及び基(d)における好ましい態様及び具体例は、R7a、R8a、R10a及びR11aとして示したものと同じものを挙げることができる。
一般式(D3a)中のR9a及び一般式(D4a)中のR12aとしては、置換基を有していてもよい炭素数1以上24以下の鎖状炭化水素基が好ましく、メチル基がより好ましい。
一般式(D3a)において、jとしては、0以上5以下の整数が好ましく、0以上2以下の整数がより好ましく、0及び1が更に好ましく、0が更に好ましい。また、一般式(D4a)において、kとしては、0及び1が好ましく、0がより好ましい。
漂白性能を高める観点から、成分(D)は、酸化電位が0.4V以上、更には0.45V以上、更には0.45V以上、更には0.5V以上であることが好ましく、また10V以下、更には0.95V以下、更には0.8V以下、更には0.7V以下、更には0.65V以下、更には0.6V以下であることが好ましい。本発明において、成分(D)についての酸化電位は、サイクリックボルタンメトリーの酸化波のピーク位置と定義し、サイクリックボルタンメトリーにより10mM、pH12の水溶液として、25℃で測定されたものとする。
本発明の成分(D)を以下に例示する。なお、例示中の化合物番号は、後述の実施例で用いた化合物の番号と一致する。
Figure 0006184830
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Figure 0006184830
Figure 0006184830
成分(D)のうち、一般式(D1)で表される化合物は、例えば特開2007-246455号公報の段落0029〜0125、特開2004-26790号公報の段落0029〜0068に記載されている方法に従って合成することができ、一般式(D2)で表される化合物は、例えば特開2007-246456号公報の段落0027〜0097に記載されている方法に従って合成することができる。
一般式(D3)で表される化合物は、例えばホモピペラジンに対し、ハロゲン化アルキル等の公知の求核置換反応試薬を反応させることで合成できる。また、R7、R8が置換基として水酸基を有する場合には、エポキシ化合物を反応させることで合成することができる。
一般式(D4)で表される化合物は、例えばピペラジンに対し、ハロゲン化アルキル等の公知の求核置換反応試薬を反応させることで合成できる。また、R10、R11が置換基として水酸基を有する場合には、エポキシ化合物を反応させることで合成することができる。
<成分(E):有機過酸前駆体又は有機過酸>
成分(E)は有機過酸前駆体及び有機過酸からなる群より選択される1以上の化合物である。
成分(E)のうち、有機過酸前駆体としては、下記一般式(E1)で表される化合物が挙げられる。
Figure 0006184830
〔式中、R8は炭素数5以上19以下のアルキル基又はアルケニル基を示し、ZはSO3M又はCOOMを示し、Mは陽イオンを示す。〕
一般式(E1)におけるR8の炭素数は、組成物中での安定性を更に高める観点から、好ましくは8以上、更に好ましくは9以上、更に好ましくは10以上、更に好ましくは11以上であり、また、過酸化水素を有効に反応し、効率よく有機過酸を生成する観点から、好ましくは15以下、更に好ましくは13以下、更に好ましくは11以下である。
組成物中での安定性を更に高め、また、過酸化水素を有効に反応し、効率よく有機過酸を生成するために、一般式(E1)におけるR8は、炭素数11であることが好ましく、また、アルキル基であることが好ましい。
一般式(E1)におけるMの陽イオンとしては、ナトリウムイオン、カリウムイオン等のアルカリ金属イオン、アンモニウムイオン、炭素数3以上15以下、更には炭素数7以上15以下のアルキルアンモニウムイオン、モノエタノールアンモニウムイオン、ジエタノールアンモニウムイオン、トリエタノールアンモニウムイオン等が挙げられ、アルカリ金属イオンが好ましい。
一般式(E1)で表される有機過酸前駆体としては、アルカノイル基の炭素数が6以上20以下のアルカノイルオキシベンゼンスルホン酸塩及びアルカノイル基の炭素数が6以上20以下のアルカノイルオキシベンゼンカルボン酸塩からなる群より選択される1以上の化合物が好ましく、アルカノイル基の炭素数が6以上20以下のアルカノイルオキシベンゼンスルホン酸塩がより好ましい。これらのアルカノイル基の炭素数は、16以下、更には14以下、更には12以下が好ましい。
また、成分(E)のうち、有機過酸としては、アルカノイル基の炭素数が6以上20以下の過カルボン酸、アルカノイル基の炭素数が6以上20以下のアルカノイルオキシベンゼン過カルボン酸、3-ヒドロキシ過安息香酸、4-ヒドロキシ過安息香酸からなる群より選択される1以上の化合物が好ましく、アルカノイル基の炭素数が6以上20以下の過カルボン酸及び/又はアルカノイル基の炭素数が6以上20以下の過カルボン酸と4−ヒドロキシ過安息香酸の混合物がより好ましい。これらのアルカノイル基の炭素数は、16以下、更には14以下、更には12以下が好ましい。
漂白性能を高める観点と、組成物中での安定性が高い観点から、成分(E)としては、前記一般式(E1)で表される有機過酸前駆体である化合物が好ましい。
<成分(A)〜(E)の含有量・比率>
本発明の漂白洗浄剤組成物は、成分(A)及び成分(C)の保存安定性の観点から、成分(A)を含有する第1剤、成分(B)及び(C)を含有する第2剤を使用直前に混合し、成分(A)、(B)、(C)、(D)及び(E)を含有する組成物にして使用する漂白洗浄剤組成物である。第1剤は成分(A)及び(E)を含有し、第2剤は成分(A)を含有せず、成分(B)、(C)及び(D)を含有することが好ましい。
本発明の漂白洗浄剤組成物において、第1剤中の成分(A)の含有量は、過酸化水素として、0.02質量%以上、更には0.2質量%以上、更には2質量%以上が好ましく、また、50質量%以下、更には30質量%以下、更には10質量%以下、更には5質量%以下、更には3質量%以下が好ましい。
また、漂白性能を高める観点から、第1剤と第2剤の混合物(以下、単に「混合物」という)中における成分(A)の含有量は、過酸化水素として、0.01質量%以上、更には0.1質量%以上、更には1質量%以上、更には2質量%以上が好ましく、また、保存安定性の観点から、50質量%以下、更には30質量%以下、更には20質量%以下、更には10質量%以下が好ましい。以下、成分(A)の量は、特記しない限り、過酸化水素としての量をいう。
本発明の漂白洗浄剤組成物において、第1剤中の成分(E)の含有量は、0.02質量%以上、更には0.2質量%以上、更には2質量%以上、更には3質量%以上が好ましく、また、50質量%以下、更には30質量%以下、更には10質量%以下、更には5質量%以下が好ましい。
また、漂白性能を高める観点から、混合物中における成分(E)の含有量は、0.01質量%以上、更には0.1質量%以上、更には1質量%以上、更には2質量%以上が好ましく、また、保存安定性の観点から、30質量%以下、更には20質量%以下、更には10質量%以下が好ましい。
本発明の漂白洗浄剤組成物において、第2剤中の成分(B)の含有量は、0.02質量%以上、更には0.2質量%以上、更には2質量%以上が好ましく、また、50質量%以下、更には20質量%以下、更には10質量%以下、更には5質量%以下が好ましい。
また、漂白性能を高める観点から、混合物中における成分(B)の含有量は、0.01質量%以上、更には0.1質量%以上、更には1質量%以上が好ましく、また、漂白性能を高める観点から、50質量%以下、更には30質量%以下、更には20質量%以下、更には10質量%以下、更には5質量%以下が好ましい。
本発明の漂白洗浄剤組成物において、第2剤中の成分(C)の含有量は、アミン臭及び高級脂肪酸臭の消臭の観点から、0.001質量%以上、更には0.01質量%以上、更には0.1質量%以上が好ましく、また、保存安定性の観点から、10質量%以下、更には1質量%以下、更には0.5質量%以下が好ましい。
また、アミン臭及び高級脂肪酸臭の消臭の観点から、混合物中における成分(C)の含有量は、0.0005質量%以上、更には0.005質量%以上、更には0.01質量%以上、更には0.1質量%以上が好ましく、また、保存安定性の観点から、5質量%以下、更には0.5質量%以下が好ましい。
成分(C)は後述する成分(F)と共に香料組成物として第2剤中に配合するのが好ましい。香料組成物中における成分(C)の含有量は、アミン臭及び高級脂肪酸臭の消臭の観点から、0.1質量%以上、更には1質量%以上、更には10質量%以上、更には20質量%以上が好ましい。
本発明の漂白洗浄剤組成物において、第2剤中の成分(D)の含有量は0.02質量%以上、更には0.2質量%以上、更には0.3質量%以上が好ましく、また、40質量%以下、更には20質量%以下、更には5質量%以下、更には2質量%以下が好ましい。
また、漂白性能を高める観点から、混合物中における成分(D)の含有量は、0.001質量%以上、更には0.01質量%以上、更には0.1質量%以上が好ましく、また、経済的な観点から、10質量%以下、更には5質量%以下、更には2質量%以下が好ましい。
混合物中における成分(E)の含有量に対する成分(D)の含有量の質量比(D)/(E)は、漂白性能を高める観点から、0.01以上、更には0.1以上が好ましく、また、50以下、更には30以下、更には20以下、更には15以下、更には10以下が好ましい。
混合物中における成分(D)の含有量に対する成分(C)の含有量の質量比(C)/(D)は、アミン臭の消臭の観点から、0.005以上、更には0.05以上、更には0.1以上、更には0.5以上、更には1以上が好ましく、また、50以下、更には10以下、更には5以下が好ましい。
混合物中における成分(C)の含有量に対する成分(E)の含有量の質量比(E)/(C)は高級脂肪酸臭の消臭の観点から、0.1以上、更には0.5以上、更には1以上が好ましく、また、4000以下、更には400以下、更には50以下が好ましい。
混合物中における成分(D)の含有量に対する成分(A)の含有量の質量比(A)/(D)は、漂白性能を高める観点から、0.1以上、更には0.2以上、更には0.5以上、更には1以上、更には3以上、更には5以上が好ましく、また、50以下、更には30以下、更には20以下、更には15以下、更には10以下が好ましい。
混合物中における成分(E)の含有量に対する成分(A)の含有量の質量比(A)/(E)は、漂白性能を高める観点から、0.01以上、更には0.05以上、更には0.1以上、更には0.3以上、更には0.5以上が好ましく、また、50以下、更には30以下、更には20以下、更には10以下、更には5以下、更には2以下が好ましい。
混合物中における成分(D)の含有量と成分(E)の含有量の合計に対する成分(A)の含有量の質量比(A)/〔(D)+(E)〕は、漂白性能を高める観点から、0.01以上、更には0.05以上、更には0.1以上、更には0.3以上が好ましく、また、20以下、更には10以下、更には5以下、更には3以下、更には1以下、更には0.8以下が好ましい。
<成分(F):他の香料>
本発明の漂白剤組成物には成分(F)として成分(C)以外の任意の香料及び希釈溶剤を使用することができる。任意の香料としては、『香料と調香の基礎知識』(中島基貴編著,産業図書株式会社,1995年6月21日初版)、『合成香料―化学と商品知識』(印藤元一著、化学工業日報社、2005年3月25日 増補改訂版)、『Perfume and Flavor Chemicals』(ステファン・アークテンダー著、自費出版、1969年)に記載されている香料を使用することができる。任意の希釈溶剤としては、ジプロピレングリコール、ジエチレングリコール、グリセリン、クエン酸トリエチル、トリアセチン、ミリスチン酸ベンジル、フタル酸ジエチル等を使用することができる。
成分(F)として用いる香料及び希釈溶剤は1種でも2種以上でもよい。また、本発明において、成分(F)を成分(C)と共に香料組成物として配合することが好ましい。混合物中における香料組成物の含有量は、アミン臭及び高級脂肪酸臭の消臭の観点から、0.01〜50質量%が好ましい。また、保存安定性の観点から、第2剤中の含有量は、0.1〜10質量%が好ましい。
<成分(G):界面活性剤>
本発明の漂白洗浄剤組成物は、更に、成分(G)として界面活性剤を含有することが好ましい。成分(G)としては、非イオン界面活性剤、カチオン界面活性剤、両性界面活性剤及びアニオン界面活性剤からなる群より選択される1以上の界面活性剤が挙げられ、成分(E)の保存安定性の観点から、非イオン界面活性剤が好ましい。また、成分(G)の総量中、非イオン界面活性剤の割合が、50質量%以上、更には60質量%以上、更には70質量%以上、更には80質量%以上であることが好ましい。
成分(G)は第1剤に配合しても、第2剤に配合してもよいが、第1剤に配合することが好ましく、両方に配合することがより好ましい。成分(G)を第1剤に配合する場合における第1剤中の成分(G)の含有量は、漂白性能及び保存安定性を高める観点から、0.1質量%以上、更には1質量%以上、更には4質量%以上が好ましく、また、液の粘度を低くして取り扱いを良好にする観点から、50質量%以下、更には30質量%以下、更には15質量%以下が好ましい。また、成分(G)を第2剤に配合する場合における第2剤中の成分(G)の含有量は、0.01質量%以上、更には0.1質量%以上、更には0.5質量%以上が好ましく、また、50質量%以下、更には30質量%以下、更には10質量%以下が好ましい。
<成分(H):キレート剤>
本発明の漂白洗浄剤組成物は、更に、成分(H)としてキレート剤を含有することが好ましい。キレート剤の具体例としては、エチレンジアミン四酢酸、ニトリロトリ酢酸、ヒドロキシエチルイミノジ酢酸等のアミノ酸系キレート剤、1-ヒドロキシエチリデン-1,1-ジホスホン酸、エタンヒドロキシ-1,12-トリホスホン酸、エタン-12-ジカルボキシ-12-ジホスホン酸、メタンヒドロキシホスホン酸等のホスホン酸系キレート剤、アクリル酸/マレイン酸コポリマー等のカルボン酸系ポリマー、トリポリリン酸等のポリリン酸系キレート剤を挙げることができる。これらの中でも、ホスホン酸系キレート剤及びカルボン酸系キレート剤からなる群より選択される1以上のキレート剤が好ましい。
本発明の漂白洗浄剤組成物は、組成物の安定性の観点から、成分(H)を、好ましくは混合物中に0.01質量%以上、更には0.1質量%以上、更には0.2質量%以上、更には0.3質量%以上、更には0.4質量%以上含有する。また、本発明の漂白洗浄剤組成物は、混合後のpH値をアルカリ性とするために、成分(H)を、好ましくは30質量%以下、更には20質量%以下、更には10質量%以下、更には5質量%以下、更には3質量%以下、更には1質量%以下、更には0.5質量%以下含有する。
<成分(I):水>
本発明の漂白洗浄剤組成物の第1剤及び第2剤は、更に成分(I)として水を含有する液状の形態であることが好ましい。水は、各組成物における他の配合成分の残量(組成物全体を100質量%とする量)で用いられるのが好ましい。
<その他の成分>
本発明の漂白洗浄剤組成物は、その他、pH調整剤、可溶化剤、浸透剤、懸濁化剤、研磨剤、顔料等の任意成分を含有することができる。
<pH>
第1剤のpHは、20℃において、1以上、更には2以上、更には2.5以上であることが好ましく、また、5以下、更には4以下、更には3.5以下であることが好ましい。
第2剤のpHは、20℃において、11以上、更には12以上、更には13以上が好ましく、また、13.8以下、更には13.6以下であることが好ましい。
また、混合物のpHは、20℃において、9以上、更には10以上、更には11以上が好ましく、また、13以下、更には12.8以下、更には12.5以下であることが好ましい。
<用途>
本発明の漂白洗浄剤組成物は、風呂、トイレ、台所等の硬質表面の漂白、カビ取り;衣類の漂白、汚れ又は匂いの原因物質の分解、除菌;パルプの漂白等、ある対象物に対して酸化作用が有用な効果をもたらす様々な用途に用いることができる。例えば、本発明の漂白洗浄剤組成物は、硬質表面用の漂白剤又は硬質表面用の漂白洗浄剤や、衣料用洗浄剤として用いることができ、消臭剤、除菌剤、殺菌剤、カビ取り剤として使用することもできる。なかでも、硬質表面の漂白用又は漂白洗浄用に用いることが好ましく、浴室用のカビ取り剤として用いることも好ましい。カビが発生する硬質表面は一般に耐酸化性が高いこと、及び本発明の漂白洗浄剤組成物が従来技術では除去困難であったカビ汚れに対して顕著な漂白効果を示すことから、本発明の漂白洗浄剤組成物は、カビ取り剤として用いることが最も好ましい。
<剤型>
本発明の漂白洗浄剤組成物は、該組成物をスプレー式容器に充填し、対象物にスプレーして用いることが好ましい。
本発明の漂白洗浄剤組成物は、第1剤と第2剤を分離して収容する収容部と、各収容部から内容物を噴霧する2つのスプレー手段とを備えた容器を用いた2剤型スプレー式漂白洗浄剤物品の形態で使用されることが好ましい。この形態のスプレー物品では、それぞれの収容部から排出される第1の液体組成物と第2の液体組成物が、噴出直後に合一されて混合した状態で対象物に噴射されることが好ましい。従って、それぞれのスプレー口から噴射された内容物が混合されて対象物に付着するよう、2つのスプレー口の開口方向の角度を調整することが好ましい。また、噴出した液が先端部分で固化することを防止するために、2つのスプレー口の間隔は0.01mm以上、更には0.1mm以上、更には1mm以上、更には3mm以上であることが好ましく、噴出した液が混合しやすくするために、10mm以下、更には8mm以下、更には5mm以下であることが好ましい。
実施例1〜13、比較例1〜2
表1に示す組成のA液及びB液を調製し、両者を等量混合して漂白洗浄剤水溶液(pH11.5)を得た。
Figure 0006184830
<アミン臭抑臭効果>
この水溶液を使用し、トリガー式スプレーヤー(1回の噴霧量1mL)で浴槽の内壁面に3回スプレーし、噴霧直後のアミン臭の抑臭効果を以下の基準で評価した。評価は専門パネラー3人で行い、協議により最終評価を決定した。
○:アミン臭が全くしない。
△:アミン臭がごく僅かにある。
×:アミン臭が明らかにある。
<高級脂肪酸臭抑臭効果>
噴霧5分後、浴槽内壁面を水で洗い流した後の高級脂肪酸臭の抑臭効果を以下の基準で評価した。評価は専門パネラー3人で行い、協議により最終評価を決定した。
○:高級脂肪酸臭が全くしない。
△:高級脂肪酸臭がごく僅かにある。
×:高級脂肪酸臭が明らかにある。
アミン臭抑臭効果と高級脂肪酸臭抑臭効果の結果を表2に示す。
Figure 0006184830
実施例14〜26、比較例3〜4
表3に示す組成のA液及びB液を調製し、両者を等量混合して漂白洗浄剤水溶液(pH11.5)を得た。
実施例1〜13、比較例1〜2と同様にして、アミン臭抑臭効果と高級脂肪酸臭抑臭効果を評価した結果を表4に示す。
Figure 0006184830
Figure 0006184830
実施例27〜30
実施例1〜26の漂白洗浄剤水溶液における香料組成物1〜13に代えて、以下の香料組成物16〜19を使用することもできる。
香料組成物16(ハーブ調香料組成物)
(質量%)
(C) ユーカリ油 50
(C) ジヒドロミルセノール 24
(C) l-メントール 10
l-カルボン 4
(C) 2,6-ジメチル-2-ヘプタノール 3
(C) シス-3-ヘキセノール 3
カローン 1
ジプロピレングリコール(無臭溶剤) 5
合計 100
成分(C)の合計量 90質量%
香料組成物17(フローラル調香料組成物)
(質量%)
フェニルエチルアルコール 50
(C) シトロネロール 12
ゲラニオール 8
(C) シス-3-ヘキセノール 8
エチル2-(2-メチル-1,3-ジオキソラン-2-イル)アセテート 4
ラズベリーケトン 4
(C) メチルイソオイゲノール 3
アニシルアセトン 2
トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン-2-カルボン酸エチル
(花王商品名:フルーテート) 1
ジヒドロβ-イオノン 1
(C) ダマセノン 0.5
(C) ローズオキサイド 0.5
ジプロピレングリコール(無臭溶剤) 6
合計 100
成分(C)の合計量 24質量%
香料組成物18(柑橘調香料組成物)
(質量%)
(C) リモネン 50
(C) ジヒドロミルセノール 10
(C) シトロネリルニトリル 10
(C) シス-3-ヘキセノール 8
トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン-2-カルボン酸エチル
(花王商品名:フルーテート) 8
(C) 2,4,6-トリメチル-2-フェニル-1,3-ジオキサン 3
リナロールオキサイド 2
デシルアルデヒド 1
ジプロピレングリコール(無臭溶剤) 8
合計 100
成分(C)の合計量 81質量%
香料組成物19(フルーツ調香料組成物)
(質量%)
γ-デカラクトン 20
(C) リモネン 20
トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン-2-カルボン酸エチル
(花王商品名:フルーテート) 20
γ-ウンデカラクトン 8
γ-ノナラクトン 8
β-イオノン 8
(C) シス-3-ヘキセノール 5
2-シクロヘキシルプロパナール 2
エチルマルトール 0.5
(C) p-メンタン-8-チオール-3-オン 0.5
ジプロピレングリコール(無臭溶剤) 8
合計 100
成分(C)の含有量 25.5質量%

Claims (10)

  1. 成分(A)を含有する第1剤と、成分(B)及び(C)を含有する第2剤とを使用直前に混合して使用する組成物であって、第1剤と第2剤の混合物中に成分(A)、(B)、(C)、(D)及び(E)を含有する漂白洗浄剤組成物。
    成分(A):過酸化水素及び水中で過酸化水素を生成する過酸化物からなる群より選択される1以上の化合物
    成分(B):アルカリ剤
    成分(C):以下の香料群から選択される1種又は2種以上の香料化合物
    リモネン、シトロネロール、ジヒドロミルセノール、シス-3-ヘキセノール、2,6-ジメチル-2-ヘプタノール、l-メントール、メチルイソオイゲノール、ダマセノン、ローズオキサイド、2,4,6-トリメチル-2-フェニル-1,3-ジオキサン、p-メンタン-8-チオール-3-オン、シトロネリルニトリル、ユーカリ油
    成分(D):下記一般式(D1)〜(D4)のいずれかで表される1以上の環状アミン化合物
    Figure 0006184830
    〔式中、R1〜R12は、それぞれ独立に、水素原子、水酸基、カルボキシ基、炭素数1以上12以下のアシルオキシ基、置換基を有していてもよいアミノ基、炭素数1以上12以下のアルコキシ基、並びに置換基及び/又はエーテル結合を有していてもよい炭素数1以上24以下の炭化水素基からなる群より選択される原子又は基を示す。R1〜R6のうち2つ、R7〜R9のうち2つ、R10〜R12のうち2つはそれぞれ、共同して隣接する窒素原子又は炭素原子と共に環構造を形成してもよい。nは1以上3以下の整数、jは0以上10以下の整数、kは0以上8以下の整数を示す。〕
    成分(E):有機過酸前駆体及び有機過酸からなる群より選択される1以上の化合物
  2. 第1剤及び第2剤が更に成分(I)として水を含有し、液状の形態である、請求項1に記載の漂白洗浄剤組成物。
  3. 混合物中の成分(C)と成分(D)の含有量の比率が質量比(C)/(D)で0.1〜50である、請求項1又は2記載の漂白洗浄剤組成物。
  4. 混合物中の成分(C)と成分(E)の含有量の比率が質量比(E)/(C)で0.1〜50である、請求項1〜3のいずれかに記載の漂白洗浄剤組成物。
  5. 成分(E)が、下記一般式(E1)で表される有機過酸前駆体である、請求項1〜4の何れか1項記載の漂白洗浄剤組成物。
    Figure 0006184830
    〔式中、R8は炭素数5以上19以下のアルキル基又はアルケニル基を示し、ZはSO3M又はCOOMを示し、Mは陽イオンを示す。〕
  6. 成分(B)が、アルカリ金属の水酸化物、アルカリ金属の炭酸塩、アルカリ土類金属の水酸化物、アルカリ土類金属の炭酸塩、ケイ酸塩及びアルカノールアミンからなる群より選択される1以上の化合物である、請求項1〜5のいずれか1項に記載の漂白洗浄剤組成物。
  7. 混合物中の成分(C)の含有量が0.0005〜50質量%である請求項1〜6のいずれか1項に記載の漂白洗浄剤組成物。
  8. 混合物中の成分(D)の含有量が0.001〜10質量%である請求項1〜7のいずれか1項に記載の漂白洗浄剤組成物。
  9. 混合物中の成分(E)の含有量が0.01〜30質量%である請求項1〜8のいずれか1項に記載の漂白洗浄剤組成物。
  10. 更に、成分(G)として界面活性剤を含有する、請求項1〜9のいずれか1項に記載の漂白洗浄剤組成物。
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