JPH03140400A - 二剤型液体漂白剤組成物 - Google Patents

二剤型液体漂白剤組成物

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JPH03140400A
JPH03140400A JP1280146A JP28014689A JPH03140400A JP H03140400 A JPH03140400 A JP H03140400A JP 1280146 A JP1280146 A JP 1280146A JP 28014689 A JP28014689 A JP 28014689A JP H03140400 A JPH03140400 A JP H03140400A
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JP
Japan
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hydrogen peroxide
bleaching
liquid
chloro
acid
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Application number
JP1280146A
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English (en)
Inventor
Kazuto Nakamura
和人 中村
Masaru Tamura
勝 田村
Hiroshi Deura
出浦 浩
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Publication date
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Publication of JPH03140400A publication Critical patent/JPH03140400A/ja
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/39Organic or inorganic per-compounds
    • C11D3/3947Liquid compositions

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明品は衣類、橡維、バルブ及び台所廻り用品の漂白
や黴取り、特に衣類や食器類の漂白に好適に用いられる
液体漂白剤組成物に関する。更に詳しくは、過酸化水素
と過酸化水素用活性化剤とを別々の容器に収容した高性
能液体漂白剤組成物に関する。
〔従来の技術〕
従来、液体の漂白剤として汎用されている次亜塩素酸す
) IJウムに代表される塩素系漂白剤は、安価で漂白
刃も強力であるが、色柄物衣料等の色素を変色乃至は退
色させるために色柄物衣料に使用できないという欠点が
あり、さらに近年では酸性の洗浄剤と誤って混合した為
に塩素ガスが発生し死亡事故を引きおこすといった社会
的な問題点もでている。
これに対し、酸素系漂白剤は使用し得る衣類の範囲が広
い点、塩素ガス発生の問題もないといった点で優れてい
るものの、上布されている酸素系漂白側の殆どは過炭酸
ナトリウムや過硼酸ナトリウムを主剤として用いており
、漂白能力も低い上に粉末タイプである為に使い勝手が
悪く、特にシミのような部分的な汚れに対しては、塗布
使用ができないといった欠点を有している。
酸素系の漂白剤の基剤として、過酸化水素を用いること
も、ランドリー工場等を中心にランドリー業者の間では
広く行われているが、このような工業的な衣類の漂白に
用いられる過酸化水素液は、過酸化水素濃度が35重量
%や60重量%(以下%と略称する)といった高濃度の
ものである。又、米国では過酸化水素濃度が3〜6%程
度の家庭用の液体酸素系漂白剤(例えば、クロロツクス
社のリキッドクロロツクス2等)が上布されているが、
これらの液体の過酸化水素液の原液pHは概ね酸性であ
る。これは過酸化水素の分解反応が、H,O□二N” 
+ 0011 であり、pにa=IL6(文献;  Bncyclop
edia ofChemical Technolog
y (Vol、  l 4 ) )であるので、液のp
Hが低いほど過酸化水素が分解しにくい為である。この
為、市販されている高濃度過酸化水素や低濃度の家庭用
過酸化水素漂白剤は通常中性乃至は酸性にpHを調整し
た状態で保存中の分解抑制を図り、漂白目的に使用する
場合に、アルカリ性(又は弱アルカリ性)の洗剤や洗浄
助剤を同時に使用する事で、洗濯(漂白)処理液のpH
を高めて、過酸化水素の分解を促進させて漂白効果の向
上を図っている。即ち、pKaの値から過酸化水素(過
炭酸ナトIJウムのような過酸化水素付加物も含む)は
、pHが11.6付近で最も分解が進むのであるが、こ
のような好条件で漂白処理しても、次亜塩素酸ナトリウ
ムのような塩素系漂白剤に比べれば、漂白効果が劣る事
は否めない。
そこで、上記問題点を解決する為に過酸化水素や過酸化
水素付加物に各種活性化剤を添加して低温で有効な漂白
を行わせる方法が種々提案されている。例えば、活性化
剤として、有機過酸前駆体であるN−アシル化合物を用
いて漂白浴中で過酸化水素と反応させて有機過酸を生成
させて漂白させる方法(特公昭38−10165号)等
が知られている。尚、過フタル酸やノナノイルオキシベ
ンゼンスルホン酸に代表される0−アシル化合物も有機
過酸前駆体であり同様に有機過酸を形成して漂白効果を
高めている。有機過酸は過酸化水素と異なり、分解する
と酸化作用の高いヒドロキシラジカル(・[lH)を大
栄に発生させるので、確かに漂白活性化効果は得られる
が、紅茶や果汁のしみ等を除去するばかりか、色柄物の
衣料の染色色素をも酸化分解してしまい、色柄物が変退
色してしまうという欠点がある。
ところが最近になって、漂白活性に一重項酸素(’02
)を用いて酸化漂白を行う技術が提案されてきた。これ
らの−重積#素を発生させる方法としては、特開昭63
−270800号公報、米国特許第US−482043
7号及び西独特許DE3731506.4A号に記載さ
れた、N−へローヒンダードアミンを使用する方法、特
開昭6310−7−00号公報に記載された、N−ハロ
ースルホンアミドやN−ハロースルホンイミドを使用す
る方法、特開平1−9298号公報に記載されたN〜ハ
ロー脂肪族化合物を使用する方法、及び欧州特許EP−
0315204号に記載されているヒンダードアミン類
と水溶液中で次亜ハロゲン酸イオンを生成させる活性ハ
ロゲン含有化合物を用いる方法がある。以上述べた各種
のN−ハロ化合物(及びヒンダードアミン類と活性ハロ
ゲン含有化合物)を過酸化水素及び過酸化水素付加物と
一緒に用いることによって生ずる一重項酸素で漂白を行
うと、低温でも優れた漂白効果が得られる上に、色柄物
衣料に対して殆ど変退色を生じないという画期的な効果
を得る事が出来る。
一方、漂白剤を液体で使用する方法もいくつか提案され
ている。例えば、特開昭62−230897号公報には
、過酸化水素溶液に固体状の有機過酸前駆体を固体分散
させる事が記載されているが、追試してみると保存安定
生は芳しいものではなかった。
又、特開平1−138299号公報には、これらの有機
過酸前駆体を固体脂肪酸と混合造粒したものを過酸化水
素溶液に分散することが提案されているが、これとて保
存安定性の問題を解決したとは言い難いうえに、このよ
うな造粒法で造粒した活性化剤粒子の溶解性は極めて悪
く、短時間の漂白処理では充分な効果も発揮されないば
かりか、冬季のように洗濯液の水温が10℃以下になる
ような条件では、活性化剤粒子が布に付着してしまうと
いう問題点がある。又、これらの有機過酸前駆体を使用
する場合には、本質的に前述した色柄物衣料に対する変
退色の問題を回避することは不可能であり、特に本発明
が推奨しようとする液体漂白剤を塗布するという使用方
法で用いると、激しく変退色してしまい、消費科学的に
も大きな問題点を有している。
ところで、−重積酸素による漂白活性化剤である各種の
N−ハロ化合物も過酸化水素溶液の中に単純に配合した
だけでは、過酸化水素と徐々に反応が進行してしまうの
で、長期の保存には適さない。従って、前述した先行技
術の中での開示例は、全て粉末の漂白剤組成物乃至は漂
白洗剤組成物にかかわる技術のみであり、液体組成物に
関して言及した例はない。しかしながら、液体組成は汚
れの部分に直接塗布することができ、この使用方法によ
れば漂白剤原液という濃厚な液が直接汚れに作用するの
で性能的に非常に優位である。
〔発明が解決しようとする課題〕
従って、本発明は上記事情に鑑みなされたもので、特に
塗布使用した場合に塩素系漂白剤に匹敵する高い漂白効
果を有しながら、色柄物衣料に対しては変退色の問題の
無い優れた液体漂白剤組成物を提供することを目的とす
る。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、過酸化水素溶液と、活性化剤とを別々の容器
に入れ使用時に混合すると、保存中の安定性を保ち、し
かも使用時には極めて優れた漂白効果を発揮するとの知
見に基づくものである。
即ち、本発明は、過酸化水素を含有する液体組成物(A
液)と、一種又は二種以上の過酸化水素の漂白活性化剤
を含有する液体組成物(B液)とを別々の容器に収容し
、使用時にA液、B液を同時乃至は相前後していっしょ
にして漂白活性化剤を過酸化水素に作用させることを特
徴とする二剤型の液体漂白剤組成物を提供する。
本発明で使用する漂白活性化剤としては、次の(i)〜
(iii )の化合物があげられる。
■ 複素環内の第2級アミノ基の水素原子がハロゲン原
子で置換された含窒素複素環式化合物又は、非複素環式
N−ハローヒンダードアミン化合物であって、その次亜
ハロゲン酸生成加水分解平衡定数がlXl0−”から5
X10−6(25℃)の範囲にある化合物の群から選ば
れる少なくとも1種以上の化合物。
■ N−ハロースルホンアミド化合物又は、N−ハロー
スルホンイミド化合物の群から選ばれる少なくとも1種
以上の化合物。
■ N−ハロー脂肪族アミド化合物、N−ハロカルバミ
ン酸エステル、N−へローアニリド化合物又は、N−ハ
ローベンゾイル化アミノ酸化合物の群から選ばれる少な
くとも1種以上の化合物。
本発明のA液に用いる過酸化水素は電解法や自動酸化法
等種々の製造方法で製造され、その濃度が30〜90%
程度の濃厚なものが市販されており、これらの何れかを
用いても特に差支えない。
尚、本発明で用いるに当っては2〜10%程度に希釈し
て用いるのがよい。但し、日本国内では6%を超えるも
のは「毒物及び劇物取締法」により「医薬周外劇物」に
指定されているので、実質的には過酸化水素濃度が6%
を越える組成は、日用雑貨品として販売することは出来
ない。
これらの濃厚な過酸化水素には、通常製造業者によって
分解安定化剤としてitのリン酸塩類が少攪添加(例え
ばJIS試薬特級規格ではPO2として0.0003%
以下)されているのが普通である。しかしながら、濃厚
過酸化水素液を目的の濃度にまで希釈すると製造業者に
よって添加された分解安定化剤だけでは不充分であり、
希釈と同時に種々の分解安定化剤を添加する必要がある
。このような目的に使用される安定化剤としては種々の
技術が提案されており、たとえば日本薬局方に記載のオ
キジドール(このものは3〜3.5%の過酸化水素液の
ことである)の安定化剤として、リン酸、ハヒツール酸
、尿酸、アセトアニリド、オキシキノリン、ピロリン酸
四ナトリウムやツェナセチン等があげられる。又、特開
昭63−110294号公報に記載の過酸化水素の安定
化剤として、アミノポリフォスフォネートやエチレンジ
アミン四酢酸のようなキレート剤やブチレート・ヒト0
キシ・トルエンやモノ−む−ブチル・ヒドロキノンのよ
うな酸化防止剤があげられる。このように、キレート剤
や酸化防止剤を好適に組み合せて用いるのが過酸化水素
の分解安定化には特に効果的である。このようなキレー
ト剤や酸化防止剤としては、前述した特開昭63−11
0294号公報に記載された化合物と一部重複するが、
エチレンジアミン四酢酸塩、ジエチレントリアミン五酢
酸塩などに代表されるアミノポリカルボン酸類、トリポ
リリン酸塩、ビロリン酸塩などに代表される無機リン化
合物、l−ヒドロキシエタン−11−ジホスホン酸や2
−ホスホノ−1,2,4−)リカルボン酸等のホスホン
酸塩及び下記一般式(1)〜(III)で示される化合
物に代表されるポリアミノホスホン酸類、フィチン酸に
代表される有機リン酸エステルなどが挙げられ、酸化防
止剤としては、DL−α−トコフェロール、没食子酸誘
導体、ブチル化ヒドロキシアニソール(BHA)、2.
 6−ジtert−ブチル−4−メチルフェノール(B
HT)などが挙げられる。これらの安定化剤の添加量は
過酸化水素の濃度にもよるが通常0〜5%程度の間で添
加される。
N (CH2PO,+12) 3 (I) (H2O,3PCH2) 2N (CH□)、N(CI
l、PO,H2)、      (II>(8203P
CH2) 2N (CIl2)Jl(CL) nN(C
tl 2PO,lI 2>2   (ITJ)CH2P
03H2 (式中、rn=2〜6.   n=1〜2を示す)本発
明の過酸化水素溶液のA液のpHは7以下、好ましくは
6以下、特に好ましくは5以下でpHが低い方が安定で
ある。これは前述したように過酸化水素のpKaが11
.6である為にpHがアルカリ性を示すと急激に自己分
解を始めるからである。尚、過酸化水素の安定化剤にエ
チレンジアミン四酢酸塩のようなアミノカルボン酸系の
キレート剤を用いた場合は、pHを3以下にすると、キ
レート剤が水に不溶となって析出し、かえって分解安定
性が悪くなるので、極端にpiを低下させることは不適
当である。尚、フィチン酸のようなリン酸エステル系の
ものやホスホン酸系のキレート剤の場合はr〕11を1
〜2程度にまで下げても特に不都合は生じない。pHを
調整する為には、硫酸、リン酸、塩酸といった無機酸や
トルエンスルホン酸、ベンゼンスルホン酸といった有機
酸を用いたり、前述したキレート剤や後述するアニオン
界面活性剤を酸の型で添加したり、必要に応じて水酸化
ナトリウムや水酸化カリウムといった苛性アルカリを用
いて調整するのが良い。
過酸化水素溶液のA液には、必要に応じて前述した過酸
化水素の安定化剤以外にも、種々の添加剤を配合するこ
とができる。この中で比較的重要な添加剤は、香料のよ
うな油溶性物質の溶解や分散を助けたり、浸透力や洗浄
効果を高める目的で配合される種々の界面活性剤である
。このような界面活性剤として特に好ましいのはノニオ
ン界面活性剤である。ノニオン界面活性剤の例としては
、炭素数的8〜24の高級アルコール、多価アルコール
、脂肪酸、脂肪酸アミド、脂肪酸アミン、アルキルフェ
ノール及びn−パラフィンやα−オレフィンを酸化して
得られる合成アルコールのアルキレンオキシド付加物で
ある。アルキレンオキシドとしては、エチレンオキシド
、プロピレンオキシド、ブチレンオキシドが用いられる
。具体的には、POE (p=I O)ラウリルエーテ
ル、POE (+)=9) Cl2−14第2級アルキ
ルエーテル、POE (D=15)ヘキサデシルエーテ
ル、POE (D=20)ノニルフェニルエーテル、P
OE ([) = 1.1) ステア IJ ルI−テ
Pv、 POE(p=10)グリセリルモノステアレー
ト、POE (p=I O)イソステアリルエーテル、
POE (p=50))リメチロールブロバン、POE
 (i5=30)5化ヒマシ油、POE IJ=60)
硬化ヒマシ油モノラウレート、POE (p=20)ソ
ルビタンモノオレート、POE (p=30)グリセリ
ルトリイソステアレート、POE(p=20)グリセリ
ルモノステアレート、POE (G)=10)モノステ
アレート、POE(p=6)ステアリルアミン、ラウロ
イルジェタノールアミド、POE (i5=10)ステ
アリルアミ ト′、 POE  (f5=9)  PO
E  (p=5)  C,□−0第2級アルキルエーテ
ル等である。尚、POEはポリオキシエチレン、POP
はポリオキシプロピレン、pはアルキレンオキシドの平
均付加モル数を示す。
ノニオン界面活性剤以外にも、アルキルベンゼンスルホ
ン酸塩、オレフィンスルホン酸塩、ポリオキシエチレン
(p=0.5〜8)アルキルエーテル硫酸塩、アルキル
(アルケニル)硫酸塩、飽和又は、不飽和脂肪酸塩及び
α−スルフォ脂肪酸塩又はエステルといったアニオン界
面活性剤、及び、ジアルキルジメチルアンモニウムクロ
ライド、アルキルトリメチルアンモニウムクロライドな
どのカチオン界面活性剤、アルキルアミノベタインなど
の両性界面活性剤、アルキルジメチルアミンオキシドや
N−アシル基を有するモノあるいはジェタノールアミド
などの半極性界面活性剤、フッ素系界面活性剤等である
。尚、ここでいうアルキル基やアシル基とは平均炭素数
が8〜20の飽和、不飽和又は分岐を有するアルキル基
やアシル基の総称である。尚、界面活性剤の配合量は通
常0〜20%、好ましくは0.1〜10%程度配合する
事ができる。
低温での液の安定化・高温での液の分離防止といった効
果を得る為にハイドロトロープ剤を0〜30%、好まし
くは2〜15%添加することも可能であり、このような
ハイドロトロープ剤としては、一般的には、トルエンス
ルホン酸塩、キシレンスルホン酸塩などに代表される短
鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩、エタノール、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ヘキシレングリ
コール、グリセリンなどに代表されるアルコールおよび
多価アルコール、及び一般式 %式% Rは炭素数1から6のアルキル基 R′水素、又はメチル基 R′は水素、又は炭素数1から6のアルキル基 m及びnは0から6 で示されるアルキレングリコールエーテル頚等である。
白物1a維に対する漂白効果を増す為に蛍光増白剤とし
て、チノパール(Tinopal) CB S Cチバ
・ガイギー(Ciba−Geigy) ) 、チノバー
ル S ’vV N〔チバ・ガイギー〕やカラー・イン
デックス蛍光増白剤28.40,61.71などのよう
な蛍光増白剤を0〜5%、好ましくは0.01〜1%添
加しても良い。
組成物の粘度を高め使い勝手を向上させる目的で増粘剤
を0〜20%、好ましくは0.01〜10%添加するこ
とが可能である。一般的には、ポリアクリル酸塩、アク
リル酸マレイン酸共重合体、カルボキシメチルセルロー
ス誘導体、メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロ
ースなどの合成高分子、キサンタンガム、グアーガム、
ケルずンなどの天然高分子、モンモリロナイト、ビーガ
ムなどの水膨潤性粘土鉱物などである。
又、過酸化水素溶液のA液には更に、顔料、染料等の着
色剤、香料、シリコーン類、殺菌剤、紫外線吸収剤、無
機電解質等の種々の微量添加物を適M(各々0〜約2%
程度)配合する事が出来る。
本発明のB液は、活性化剤、好ましくは過酸化水素と反
応して一重項酸素を発生させるN−ハロ化合物より構成
され、このN−ハロ化合物は、下記に明記する3つ群の
化合物に分類される。
第0群の、複素環内の第2級アミノ基の水素原子がハロ
ゲン原子で置換された含窒素複累脂環式化合物、又は非
複素環式N−ハローヒンダードアミン化合物であって、
その次亜ハロゲン酸生成加水分解平衡定数がt x i
 o−”から5×l0(25℃)の範囲にある化合物と
しては、一般式[rV)で示される、■−クロローピペ
リジン誘導体、1−クロロ−モルホリン誘導体、ヘキサ
メヂレンイミン誘導体、ジアザシクロへブタノン誘導体
及び、一般式1:V]、  (:VT]で示される非複
素環式化合物である。
式中、Xはハロゲン、R’−R6は水素又は、アルキル
基であり、これらは同一でも異なっていても良い。又、
R1とR2もしくはR3とR4は一緒になってそれらの
結合している炭素原子と共に環を形成してもよい。Zは
、−C14□−−C(叶)−−C(・0)−C(CN)
 (OH)−−C(CN) (N)12)−1−〇(・
N−0旧−1−CH(−Y)−で示される基等である。
又、Yはアルコキシル基、ヒドロキシカルボキシル基、
−NC3,−CONH7、リン酸基、−〇−糖残基、第
四級アンモニウム基等である。R7−R9はアルキル基
、アルコキシル基、ヒドロキシアルキル基、アルキルカ
ルボキシル基等であり RIOは水素、ハロゲン、ヒド
ロキシ基、アルキル基、アルコキシル基、ヒドロキシア
ルキル基、アルキルカルボキシル基等である。
具体的には、含窒素複素脂環化合物としては、1−クロ
ロ−ピペリジン、1−10ロー2−メチル−ピペリジン
、l−クロロ−3,5−ジメチルピペリジン、■−クロ
ローイソニベコチン酸、1−クロロ−2,2,6,6−
チトラメチルピベリジン、1−クロロ−2,2,6−ト
リメチル6−イソブチルビベリジン、1−クロロ−4−
オキソ−2,26,6−チトラメチルビペリジン、1−
クロロ−4−オキソ−2,2,6−)リメチルー6−n
−へキシルピペリジン、6−クロロ−G−アヂー7,7
−シメチルー9−オキソースピrj[4,5]デカン、
1−クロロ−1−アザ−2゜2−ジメチル−4−オキソ
−スピロ[5,5J ウンテ゛カン1−クロロー4−ヒ
ドロキシ−2,2゜6.6−チトラメチルビペリジン、
l−クロロ−4−ヒドロキシイミノ−2,2,6,6−
チトラメチルビベリジン、1−クロロ−1−アザ−2゜
2−ジメチル−4−ヒドロキシイミノ−スピロ[5,5
1ウンデカン、1−クロロ−4−ヒドロキシ−4−シア
ノ−2,2,6,6−チトラメチルビベリジン、1−ク
ロロ−x−−アザ2. 2−ジメチル−4−ヒドロキシ
−4−シアノ−スピロ[5,5]ウンテ゛カン、l−ク
ロロ−4−アミノ−4−シアノ−2,2,6,6−チト
ラメチルビペリジン、1−0− (1’ −クロロ−2
′  2′6’、6’ −テトラメチル−4′ −ピペ
リジン)クリコシド、1−クロロ−2,2,6,6−テ
トラメチル−4−ピペリジルホスフェート、1−クロロ
−2,2,6,6−テトラメチル−4−イソチオシアネ
ートピペリジン、1−クロロ−[N−(2−ヒドロキシ
エチル)メチルアミノ]−2゜2.6.6−チトラメチ
ルビペリジン、1−クロロ−4−[N−(2,3−ジヒ
ドロキシプロピル)メチルアミノコ−2,2,6,6−
チトラメチルピベリジン、1−り四ロー4− [N−(
2−ヒドロキシエチル)ブチルアミノコ−2,2,6,
6テトラメチルビベリジン、1−クロロ−4[N−(2
,3−ジヒドロキシプロピル)ブチルアミノコ−2,2
,6,6−チトラメチルビベリジン、l−クロロ−4−
[N、N−ビス(2−ヒドロキシエチル)アミノコー2
.2.6.6−チトラメチルビペリジン、i−クロロ−
4−CN −(2−ヒドロキシエチル)−N−(2,3
−ジヒドロキシプロピル)アミノコ−2,2,6,6テ
トラメチルビベリジン、1−クロロ−4−[Nアセチル
−N−メチルアミン]−2,2,6゜6−チトラメチル
ビベリジン、1−クロロ−4[N−アセチル−N−ブチ
ルアミノl−2,2゜6.6−チトラメチルビペリジン
、トリメチルー(1−クロロ−2,2,6,6−テトラ
メチル−4−ピペリジル)アンモニウムバラトルエンス
ルホネート、ジメチル−(1−クロロ−2,2,6゜6
−テトラメチル−4−ピペリジル)アンモニウムクロラ
イド、ジメチル−(l−クロロ−2,2゜6.6−テト
ラメチル−4−ピペリジルアンモニウムアセテート、1
−クロロ−4−メトキシ−2゜2.6.6−チトラメチ
ルビベリジン等の1−タロローピペリジン誘導体、■−
タロローモルホリン等のモルホリン誘導体、■−クロロ
ーへキサメチレンイミン、■−クロローε−カプロラク
タム等のへキサメチレンイミン誘導体、1−クロロ−2
,2,7,7−テトラメチル−1,4−ジアザシクロへ
ブタン−5−オン等のジアザシクロへブタノン誘導体で
ある。
又、非複素環式N−ハロ〜ヒンダードアミン化合物とし
ては、N−クロロ−t−ブチルアミン、2−(N−クロ
ロ−t−ブチルアミノ)−エタノール、N−クロロ−1
,1−ジメチルプロピルアミン、2−(N−クロロ−1
,1−ジメチルプロピルアミノ)−エタノール、2−N
−クロロアミノ−2−メチルプロパツール、2− (N
−クロロ−t−オクチルアミノ)−エタノール、N−ク
ロロシクロヘキシルアミン、N−クロロ−N−メチルシ
クロヘキシルアミン等である。上記以外にも特開昭63
−270800号公報、米国特許084820437号
及び西独特許DB−3731506,4A号明細書に記
載された化合物なら何れも使用可能である。
第0群は、スルホンアミド又は、スルホンイミドの窒素
原子に少なくとも1つのハロゲン原子が結合した化合物
であり、N−ハロースルホンアミド化合物としては、下
記一般式〔■〕で表わされる芳香族ハロスルホンアミド
又は〔■〕で表わさft ル脂肪Mハロスルホンアミド
が、N−ハロスルホンイミド化合物としては下記一般式
〔■〕で表わされるオルトスルホベンズイミドハロゲン
化物が例示される。
nは1〜12の整数である。
1 R11は、−0)1 、−0−C,、L、、、、 、 
−NH−C−CnH,、、、。
式中、 R11、R+2はそれぞれ −H,−[]l(、−F。
−C1、−8r 、 −L−NR2、−N02、−CO
OII、QC,、H2□ I CC,、l’+2.、+ 1 −NH−C−C,lH,r、。
1〜12の整数である。
Xはハロゲンを示す。
yは Na  、、 Li、 K  、  −H,−ロ
l[、−F  、  −C1’ 、Or s  R5−
N)12、−N02、−COOHl−QC,、R2,。
0 111 C−C,1I2n+、   −Nl(−C−CnH2,
、、、−C,、H,、、、、上記一般式で表わされる化
合物として、具体的にはN−へロバラドルエンスルホン
アミド、N−ハロベンゼンスルホンアミド、N−ハロー
スルホンアミド、N−シクロアルキル−N−ハロースル
ホンアミド、N、N−ジハロ−スルファモイル安息を酸
、N、N−ジハロパラトルエンスルホンアミド及びN、
N−ジハロベンゼンスルホンアミドであって、ハロゲン
が塩毒又は臭累である化合物やハロスルホンイミド化合
物であるN−ハロサッカリンなどが例示される。
本発明においては、上記一般式で表わされる化合物のう
ち、式〔■〕で表わされる化合物であって、R1+ 、
R12の両方ともが−)(又はR11、R12のいずれ
か一方が−H1他方が−C1(3であり、yがNa 、
 K 、 Li若しくはF(であるものが好ましい。
特に好ましい化合物として、N〜フタロバラドルエンス
ルホンアミドナトリウム(クロラミンT)が挙げられる
第0群のN−ハロ脂酸アミド化合物としては、分子中の
アミド基(結合)の水素原子が少なくとも1つのハロゲ
ン原子で置換された脂肪族アミド化合物であり、具体的
には、 (1) N−ハロー脂肪族アミド N−クロロアセトアミド: CH3C−NH 1 C1 N−ブロモアセトアミド: LC−NH 1 Br N−クロロプロピオンアミド: CH,C)I2C−NH 1!   CZ N−クロロホルムアミド: HCNfl I  CR N−クロロ−2−クロロアセトアミド;CβCll2C
−NH 1 C1 N−10ロー2,2−ジクロロアセトアミド′: Ci’ 2CHC−NH 1 C1 N−ブロモブチルアミド: CI+3(CH,) 、C−NH 1 Br (ii)  N−ハロカルバミン酸エステルN−タロロ
力ルバミン酸イソプロピルエステル: (IV) CH。
H3C−C−ローC−!IH OCR N−クロロカルバミン酸プロピルエステル: CH3Cl12CH20C−N−H I3 0 CR N−タロロ力ルバミン酸エチルエステル:CH3CH2
0C−N)1 1  Cp 等のN−タロロ力ルバミン酸エステル誘導体。
(iii)  N−ハロアセトアニリドN−クロロアセ
トアニリド; 等のN−クロロアセトアニリド誘導体。
N−ハローカルボベンズアミド化合物 N−クロロ−0−カルボベンズアミド誘導体: N−クロロ−N−メチル−〇−カルボベンズアミド誘導
体: N−クロロ−N−エチル−〇−カルボベンズアミド誘導
体: (v) ベンゾイル化アミノ酸化合物 N−クロロ馬尿酸: N−クロロベンゾイルアラニン: であり、本発明では、上記化合物の塩素を臭素などのハ
ロゲン原子で置換したものも使用可能である。上記化合
物のうち、好ましいものとしては、N−ブロモアセトア
ミド、N−クロロアセトアニリド、N−クロロ−N−メ
チル−〇−カルボベンズアミド、N−クロロ馬尿酸があ
げられる。
本発明に於いては、これらのN−ハロ化合物は1種又は
、2種以上をB液中に0.1%から20%程度の範囲で
配合される。
本発明の二液式液体漂白剤は、A液の過酸化水素とB液
のN−ハロ化合物とを必須成分とし、過酸化水素とN−
ハロ化合物の配合量は任意とすることが出来るが、両者
の配合比率は、モル比で過酸化水素/N−ハロ化合物=
110.0001〜1/2、好ましくは110.001
〜1/1の範囲とするのが良い。但し、上記の比率はA
液とB液を同量使用する場合であり、A液とB液の使用
量の比率が異なる場合は、使用量に於いて上記の比率に
なるよう調整すべきである。
B液のpHは、A液と混合した時に混合液のpHが過酸
化水素の分解に適するpHになるように高めに設定して
おくのが好ましい。特に好ましくは、pH8〜I2、更
に好ましくはpH9〜11の弱アルカリ乃至はアルカリ
性の緩衝液組成としておくのが良い。このような緩衝液
組成にする為には、ホウ酸−水酸化す)IJウム緩衝液
、炭酸水素ナトリウム−水酸化す) IJウム緩衝液、
リン酸水素二ナトリウムー水酸化ナトリウム緩衝液、水
酸化ナトリウム−塩化カリウム緩衝液、Tris緩衝液
等があり、目的とする各種pHに調整する為の緩衝液組
成は、例えば化学便覧等の記載例を参考にして決定すれ
ば良い。但し、A液及びB液の組成にもよるが、A液と
B液を当量混合した時のpHを少なくとも9以上に保つ
為には、B液の緩衝液組成は化学便覧等に記載されてい
る通常の量よりも高めに設定する必要がある。従って、
例えば、炭酸水素す)IJウムの量は、0.5%以上、
好ましくは、2〜4%程度増加して目的のpHになるよ
う水酸化ナトリウムを添加するのが良い。
B液には、N−ハロ化合物、pH調整剤以外にも、必要
に応じて種々の添加剤を配合することが出来る。このよ
うな添加剤としては、A液のところでも述べた、各種の
キレート剤、酸化防止剤、界面活性剤、ハイドロトロー
プ剤、蛍光増白剤、増粘剤、顔料、染料等の着色剤、香
料、シリコーン類、殺菌剤、紫外線吸収剤、無機電解質
等を適量(各々0〜約30%程度)配合することが可能
である。
尚、詳細については、A液のところで記述したのでここ
では省略する。
又、B液に第0群、第0群のN〜ハロ化合物を用いた場
合、更に第0群のN−ハロ化合物の前駆体アミンを併用
しても良い。この前駆体アミンを、B液の方に添加する
と、反応して第0群のN−ハロ化合物を形成する。又、
逆にA液の方に配合しても良好な効果を得ることができ
る。そして、この場合B液には、第0群、第0群の化合
物以外にも欧州特許EP−0315204号に記載され
た活性ハロゲン含有化合物を更に用いることが出来る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、過酸化水素と過酸化水素の活性化剤と
が完全に分離しているので、保存中に両者が反応して効
果が失われてしまう心配がない。
本発明品を漂白に使用する場合、最も高い漂白効果が得
られる方法は汚れの部分に直接塗布して使用する方法で
ある。A液を塗布した後B液を塗布する方法、その逆の
方法、及び両液を同時に塗布する方法の何れで行っても
同様の効果を得ることが出来、紅茶や赤ワインといった
食べ物のしみに対しては、次亜塩素酸す) IJウムの
ような活性塩素系漂白剤に匹敵、場合によってはそれ以
上の漂白効果が得られ、しかも色柄物衣料に対しては殆
ど変退色を生じさせないという画期的な性能を有してい
る。従って、使用勝手を考慮すれば、本発明品はA液、
B液が同時に排出される構造を有する容器に入れて用い
るのが効果的であるが、本発明品は容器構造により限定
されるものではない。
もちろん、A液とB液の両者を水の入った洗濯機や洗い
桶などに所定量投入し、衣料を漬けるといった従来の使
用方法で用いても、過酸化水素や過炭酸す) IJウム
を主剤とする従来タイプの酸素系漂白剤に比べれば、活
性塩素系漂白剤に近い格段の優れた漂白効果を有してい
る。
又、近年問題となっている酸性物質との接触事故があっ
た場合でも、もしB液単品の場合では塩素ガスが発生す
る可能性もあるが、A液、B液の混合液になっていれば
、酸性物質と接触しても塩素ガスを全く発生しない等、
安全性の面も極めて(iれていることが確3忍されてい
る。
以下に実施例により本発明を説明するが、本発明品はこ
れらに限定されるものではない。
〔実施例〕
実施例における漂白効果及び変退色は次の方法で測定し
た。
漂白効果の測定方法 (1)試験布の前処理 平織綿布(# 100.20X30cm)を市販洗剤(
ライオン@製“ハイトップ”)を用いて家庭用洗濯機に
より浴比30倍で50℃で15分間洗浄した後、5分間
脱水する。再度、同一操作にて洗浄、脱水を行う。次い
で、オーバーフロー濯ぎを15分間行った後、5分間脱
水をする。オーバーフロー濯ぎ及び脱水操作を合計5回
謀り返し、その後風乾して前処理布とした。
(2)紅茶汚染布の作成 紅茶(トワイニング紅茶:  0RANGE PEKO
IE TEA)2%溶液を5分間煮沸させ、この中に上
記前処理布を浴比30倍で浸して30分間煮沸し、更に
40℃で30分間放置し風乾後、5 x 5 am、又
は10XIOC[I+に裁断して試験布(紅茶汚染布)
とした。
(3)塗布漂白法 1010X10の紅茶汚染布にA液、B液を所定量ずつ
ピペットを用いて紅茶汚染布に均一に滴下し、所定時間
(1分から5分)放置後、家庭用洗濯機機で1分間のオ
ーバーフロー濯ぎ及び、1分間の脱水工程を順次行った
後、アイロンがけにより乾燥して漂白処理布とした。前
処理布、紅茶汚染布、漂白、処理布の反射度(Z1直)
を測色色差計(日本重色a:5! z−Σ80)を用い
て測定し、次式によりf渠内率を算出した。
(4)予浸漂白法 漂白剤組成物を20℃の水(硬度: 30H)に濃度が
1.5%になるように溶解させ、この中に浴比100倍
で5X5cmの紅茶汚染布を浸して、所定時間(30分
)放置した。このようにして処理した試験布を家庭用洗
濯機で1分間の脱水、1分間のオーバーフロー濯ぎ及び
、1分間の脱水工程を順次行った後、アイロンがけによ
り乾燥して漂白処理布とした。前処理布、紅茶汚染布、
漂白処理布の反射度(Z値)を測定し、塗布漂白処理と
同じ式により漂白率を算出した。
変退色性試験 (1)R−21染色布の作成 水450−に染料(C,1,NCLReactive 
Red−21>0.75g(!:無水硫酸ナトリウム1
3.5 gを溶INL、この中に前記漂白効果試験で調
整したものと同じ前処理布を浴比30倍で入れ、60℃
で20分間保持後、炭酸すl−IJウム9gを加え、更
に60℃で60分間保持した。その後水洗し、0.1%
酢酸水溶液で洗浄し、更に0,2%アニオン界面活性剤
水溶液で5分間煮沸処理した後、水洗、乾燥し、5 X
 5 cm又は、1010X10に裁断しR−21染色
布とした。
(2]  塗布使用に於ける変退色性評価漂白効果試験
法に於ける塗布漂白方法と同じである。但し、紅茶汚染
布の代りに1010X10のR−21染色布を用い、R
−21布の漂白処理前後のL値、a値、b値を測色色差
計を用いて測定し、次式により変退色度(ΔE)として
算出する。
ΔB=   (じ −L)2 +(a’−a)2+(b
’  −b)a但し、ここでいうL値とは明度を意味し
、L′は漂白処理後の明度、Lは漂白処理前の明度の事
である。又、a値とは色相(a値+側は赤色が強く、a
値−側は緑色が強い)を意味し、a′は漂白処理後の色
相、aは漂白処理前の色相の事である。b値も色相(b
値+側は黄色が強く、b値−側は青色が強い)を意味し
、b′は漂白処理後の色相、bは漂白処理前の色相の事
である。尚、へE値が5以下であれば、目視では変退色
が起こった事は判別が出来ない。
(3)浸漬漂白剤使用に於ける変退色性評価漂白効果試
験法に於ける塗布漂白方法と同じである。但し、紅茶汚
染布の代りに5 x 5 cmのR−21染色布を用い
、処理温度は40℃で行い、R21布の漂白処理前後の
L値、a値、b値を測色色差計を用いて測定し、前述し
た式により変退色度(△E)として算出する。
実施例1 下記の組成A液とB液とを別々に調製した。
A液 過酸化水素(三菱瓦斯化学側製 35%品)       5.0(%)■−ヒドロキシ
エタンー1.1− ジホスホン酸(60%品)0.2 ドデシルベンゼンスルホン酸 ナトリウム(96%品)0.5 POE (p=9)ラウリル エーテル            2.0イオン交換水
     バランス(pH: 4.0 )B液 TMPC2,0(%) POE (p=9)ラウリル エーテル            5.0ドデシルベン
ゼンスルホン酸 ナトリウム(96%品)2.0 炭酸水素ナトリウム        2.0水酸化ナト
リウム(49%品)1.2 イオン交換水     バランス(pH:10.6)尚
、1−クロロ−4−ヒドロキシ−2,2,6゜6−チト
ラメチルピベリジン(TMPCと略記)は、特開昭63
−27080(1号公報記載の方法で合成した。ヨウ素
滴定法で純度を測定したところ、99.7%であった。
上記配合量は純分換算であり、特に純度の記載のないも
のについては通常の工業品をそのまま用だ。尚、A液は
イオン交換水を加えて全体を100%にする直前にO,
l規定水酸化ナトリウムと0.1規定硫酸を用いて組成
のpHが4,0になるように調整した。又、B液の9H
は炭酸水素す) IJウムと水酸化す) IJウムの比
率をこのようにすることでpHが10.6のものが得ら
れた。
A液及びB液漂白に用いた結果を表−1に示す。
尚、塗布漂白に於ては各液を1010X10の布1枚当
たり1mlずつ塗布し、漂白効果は3分処理、変退色性
評価は30分処理して評価を行った。
(処理温度:室温)又、浸漬処理では、各液の濃度が各
々1.5%溶液になるように漂白処理液を調整し、漂白
効果は20℃で、変退色性評価は40℃で評価を行った
。(処理時間:30分)表 ■ 木 次亜塩素酸ナトリウム:6.3%、水酸化ナトリウ
ム;0.5%含存の塩素系漂白剤を用いた。
A液、B液単品の使用では、塗布漂白、浸漬漂白共にそ
れほどの効果は得られないのに対して両者を併用する本
発明品は、極めて良好な漂白効果を示すばかりでなく、
色柄物衣料に対して変退色も起こさないことがわかる。
尚、次亜塩素酸ナトリウムは強アルカリ性の為塗布使用
は事実上不可能であるので、本発明品は、実質的に塩素
系漂白剤を越えた性能を有すると言える。しかも、A液
、B液両者ともその保存安定性は良好であり、50℃で
1ケ月保存後の有効成分の残存率は、A液の過酸化水素
が98%以上、B液のTMPCは、80%以上が残存し
ていた。
又、A液1.5mlとB液1.5−の混合液を家庭用品
品質表示法記載の方法(但し、平成元年10月3日付官
報号外第140号記載の改正法)で標亭酸物質3rd、
と接触混合させて、光明理化学(5)製SB型ガス検知
管で塩素ガスを測定したが塩素ガスは検出されなかった
実施例2 A液は実施例1と同じ組成のものを用い、B液としてp
−)ルエンスルホンクロロアミドナトリウム・3H20
(タロラミンT)の量が異なる下記の組成のものを調製
した。
B液 p−)ルエンスルホンクロロアミド ナトリウム・31(20<試薬1級)   0〜10.
0(%)POE (p=9)C+2−+<第2級アルキ
ルエーテル         1.0炭酸水素ナトリウ
ム         2.0水酸化ナトリウム(49%
品)      0.82イオン交換水     バラ
ンス(ptl+10.5)上記組成中、水酸化ナトリウ
ムの配合量は0.82%を基準とし、最終pHが10.
5になるように、0.1規定水酸化ナトリウノ、とO,
l規定硫酸を用いて微調整した。
実施例1と同様にして性能を評価した。結末を表−2に
示す。
尚、使用量はA液、B液共に1mlずつを1枚の101
0X10の紅茶汚染布及び[−21布に塗布し、3分処
理(室温)で評価した。
表 −2 N−ハロ化合物の配合量は、0.1%以上あれば、良好
な漂白効果を示すことが判明する。一方、10%を越え
ても漂白効果はそれほど向」ニしな51こともわかる。
実施例3 配合量及び原液のpHを種々変化させた漂白剤組成物を
調整し、塗布漂白性能を評価した結果を表−3に示す。
これらの漂白剤組成物は何れも良好な漂白効果を示した
。尚、表−3中のN−ハロ化合物乞を次に示す。
TMPC:1−クロo−4−ヒドロキシ−2゜2.6.
6−チトラメチルピペリジ ン(合成品:純度99%) ΔTMPC;I−クロロー4−[N−アセチルN−メチ
ルアミノ]−2,2,6゜ 6−チトラメチルピペリジン(合成 品:純度99%) ;2−(−クロロ−t−ブチルアミノ)−エタノール(
合成品:純度98%) ;p−トルエンスルホンクロロアミド ナトリウム・3H20(試薬1級をそのまま用いた) ;ベンゼンスルホンクロロアミドナト リウム・2H20(試薬1級をそのまま用いた) ;N−ブロモアセトアミド(合成品: 純度99%) ;N−クロロ馬尿酸(合成品:純度 61%) TSA AEC BSA AA HA 実施例4 NALGEN製の125mJl’容量のポリエチレン製
ユニット洗浄びん2本をノズル先端部分と容器側部で固
定した二液式容器を作成した。
この容器に実施例1調整したA液とB液を100rdず
つ充填した。2つのボトルを同時にスクイズして両液を
同時に且つほぼ同量排出させて、紅茶汚染布とR−21
布に塗布した。このような使用法でも実施例Iよ大略間
等の良好な漂白効果を得るこ止ができた。又、子供服に
付着した、カレー汚れ、ケチャツプ汚れに塗布してみた
ところ良好な漂白効果を示し、しかも色柄部分に変退色
はJ忍められなかっtこ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 過酸化水素を含有する液体組成物(A液)と、一種又は
    二種以上の過酸化水素用漂白活性化剤を含有する液体組
    成物(B液)とを別々の容器に収容してなることを特徴
    とする二剤型液体漂白剤組成物。
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