JPH08209194A - 漂白剤組成物 - Google Patents

漂白剤組成物

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JPH08209194A
JPH08209194A JP1704395A JP1704395A JPH08209194A JP H08209194 A JPH08209194 A JP H08209194A JP 1704395 A JP1704395 A JP 1704395A JP 1704395 A JP1704395 A JP 1704395A JP H08209194 A JPH08209194 A JP H08209194A
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JP
Japan
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carbon atoms
acid
linear
group
bleaching
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JP1704395A
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English (en)
Inventor
Koji Saiga
耕司 雑賀
Hiroyuki Yamada
浩之 山田
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Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 (a) 過酸化水素又は水溶液中で過酸化水素を
生成する過酸化物と、(b) 下記式で表される化合物等の
漂白活性化剤と、(c) アジ化ナトリウム等の水溶性アジ
化物を含有する漂白剤組成物。 【化1】 【効果】 浴室等の垂直面や天井等に発生する頑固で落
としにくいかび汚れ、中でもクラドスポリウム(Cladosp
orium)属のかびが生産する色素による黒ずみ汚れに対し
て優れた漂白効果を発揮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、かび取り剤、台所用漂
白剤、浴室用漂白剤及び衣料用漂白剤などの家庭用漂白
剤として有用な、刺激臭がなく、漂白力及びその持続性
に優れた酸素系漂白剤組成物に関する。より詳しくは、
浴室の垂直面である壁や天井等の頑固で落としにくいか
び汚れを対象にした漂白剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】浴室の
天井、タイル目地、プラスチックの壁や台所の三角コー
ナー等の黒ずみ汚れはクラドスポリウム(Cladosporium)
属等のかびの生産する色素が原因であり、クレンザーや
界面活性剤だけでは落とすことができないため、現在は
次亜塩素酸塩等の塩素系漂白剤を使用したかび取り剤が
上市されている。この次亜塩素酸塩を使用したかび取り
剤は、漂白性能は優れているが、目や皮膚に対する危険
性が大きく、特にスプレータイプのものは天井等のかび
に不向きである。更に、特有の塩素系の臭いが強く、狭
い浴室などで使用するには抵抗がある上、あやまって酸
性の洗剤と併用したりすると有毒ガスを発生するという
問題がある。
【0003】近年、このような問題のない酸素系漂白剤
が検討されている。例えば、特開昭62−4794号公報に
は、過酸化水素又は過炭酸ソーダと漂白活性化剤とペル
オキシ二硫酸塩を併用したかび取り剤組成物が開示され
ている。また、特開昭61−81498 号公報、特開昭61−81
499 号公報では、下記の一般式(A)で表される化合物
を、洗濯等の漂白剤に使用できる有機過酸前駆体として
開示している。
【0004】
【化5】
【0005】〔式中、R6は式
【0006】
【化6】
【0007】(R7は水素原子又は炭素数5以下のアルキ
ル基を示す)で表される基、式
【0008】
【化7】
【0009】(R8は炭素数1〜約14のアルキル基、アリ
ール基又はアルカノール基を示し、R9は水素原子又は炭
素数1〜約10のアルキル基、アリール基又はアルカノー
ル基を示し、R10 は炭素数1〜約14のアルキレン基、ア
リーレン基又はアルカリーレン基を示す)で表される基
を示す。〕 しかしながら、上記公報に記載の組成物又は化合物は何
れも、例えば浴室のタイル目地を汚染しているクラドス
ポリウム(Cladosporium)に代表されるようなかび汚れに
対しては、そのかび汚れに含まれるカタラーゼによって
漂白剤組成物中の過酸化水素を分解されることによっ
て、本来の洗浄性能が発揮されないという不都合を生じ
ることがある。一般的に言って、どの家庭でもクラドス
ポリウム(Cladosporium)等のカタラーゼを持っているカ
ビ汚れが見られると考えられ、この問題の解決は非常に
重要である。
【0010】従って、本発明の目的は、刺激臭がなく、
且つ、かび汚れに含まれるカタラーゼの活性を阻害する
ことで頑固なかび汚れに対して、漂白力に優れた酸素系
漂白剤組成物を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成するために鋭意研究した結果、酸素系漂白剤におい
て水溶性アジ化物を配合することにより、かび汚れに含
まれるカタラーゼの活性を阻害でき、漂白力に優れた酸
素系漂白剤組成物が得られることを見出し、本発明を完
成するに至った。
【0012】すなわち本発明は、下記成分 (a)〜(c) を
含有してなる漂白剤組成物を提供するものである。 (a) 過酸化水素又は水溶液中で過酸化水素を生成する過
酸化物 (b) 漂白活性化剤 (c) 水溶性アジ化物 ここで「漂白活性化剤」とは、水溶液中で過酸化水素又
は過酸化物と反応して有機過酸又は漂白活性種を生成す
る化合物をいう。以下、本発明の漂白剤組成物について
詳述する。
【0013】本発明に用いられる成分(a) は、過酸化水
素又は水溶液中で過酸化水素を生成する過酸化物であ
る。これらのうち水溶液中で過酸化水素を生成する過酸
化物としては、過炭酸ナトリウム、トリポリリン酸ナト
リウム・過酸化水素付加物、ピロリン酸ナトリウム・過
酸化水素付加物、尿素・過酸化水素付加物、または4Na2
SO4 ・2H2O2 ・NaCl、過ホウ酸ナトリウム一水化物、過
ホウ酸ナトリウム四水化物、過ケイ酸ナトリウム、過酸
化ナトリウム、過酸化カルシウム等が例示される。これ
らの中でも特に、過酸化水素、過炭酸ナトリウム、過ホ
ウ酸ナトリウム一水化物、過ホウ酸ナトリウム四水化
物、更には過酸化水素、過炭酸ナトリウムが好ましい。
【0014】上記成分(a) の配合量は、本発明の組成物
中、好ましくは 0.1〜98重量%である。上記成分(a)と
して過酸化水素を使用する場合、組成物中の配合量は
0.1〜30重量%、特に 0.5〜6重量%とするのが好まし
い。また、上記成分(a) として水溶液中で過酸化水素を
発生する過酸化物を使用する場合、組成物中の配合量は
0.1〜98重量%、特に 0.5〜60重量%とするのが好まし
い。
【0015】上記成分(a) の配合量が 0.1重量%未満で
は、充分な漂白性能を発揮することができず、また、98
重量%超では、相対的に漂白活性化剤〔成分(b) 〕の比
率が小さくなり、該漂白活性化剤の添加効果を充分に発
揮できない。
【0016】本発明に用いられる成分(b) の漂白活性化
剤としては、特に制限されるものではないが、下記 (1)
〜(7) の化合物からなる群から選ばれる1種以上の漂白
活性化剤が好ましく、中でも下記 (1)〜(4) の化合物か
らなる群から選ばれる1種以上の漂白活性化剤が特に好
ましい。 (1) 下記一般式(I)で表される化合物。
【0017】
【化8】
【0018】〔式中、R1は水素原子、あるいは炭素数1
〜10の直鎖又は分岐鎖のアルキル基、アルケニル基又は
アシル基を示し、R2は炭素数1〜8の直鎖若しくは分岐
鎖のアルキレン基、又は炭素数1〜5の直鎖若しくは分
岐鎖のアルキル基で置換されていてもよいフェニレン基
を示し、R3は炭素数1〜8の直鎖若しくは分岐鎖のアル
キレン基を示し、R4は炭素数1〜5の直鎖又は分岐鎖の
アルキレン基を示し、p は0又は1の数を示し、A は炭
素数2〜4のアルキレン基を示し、n は1〜100 の数を
示し、n 個のA は同一でも異なっていても良い。M はア
ルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、アンモニウ
ム、アルキルアンモニウム又はアルカノールアンモニウ
ムを示す。〕 (2) 下記一般式(II)で表される化合物。
【0019】
【化9】
【0020】〔式中、R1は水素原子または炭素数10以下
の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基、アシル基又はアル
コキシ基を示し、R2は炭素数1〜16の直鎖若しくは分岐
鎖のアルキレン基、又は式 -(R4)p -O-R5-(ここでR4
びR5は同一又は異なって、炭素数1〜8の直鎖若しくは
分岐鎖のアルキレン基を示し、p は0又は1の数を示
す)で表される基を示し、R3は炭素数1〜8の直鎖若し
くは分岐鎖のアルキレン基を示し、A は炭素数2〜4の
アルキレン基を示し、n 個のA は同一でも異なっていて
も良い。M はアルカリ金属原子、アルカリ土類金属原
子、アンモニウム、アルキルアンモニウム又はアルカノ
ールアンモニウムを示し、mは0又は1の数、n は0〜1
00 の数を示す。〕 (3) 下記一般式(III) で表される化合物。
【0021】
【化10】
【0022】〔式中、R1は炭素数1〜5の直鎖又は分岐
鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R2及びR3は同
一又は異なって、炭素数1〜8の直鎖若しくは分岐鎖の
アルキレン基又は炭素数1〜5の直鎖若しくは分岐鎖の
アルキル基で置換されていてもよいフェニレン基を示
し、A は同一又は異なって、炭素数2〜4のアルキレン
基を示し、M はアルカリ金属原子、アルカリ土類金属原
子、アンモニウム、アルキルアンモニウム又はアルカノ
ールアンモニウムを示し、n は0〜100 の数を示す。〕 (4) 下記一般式(IV)で表される化合物の酸無水物、並び
に該一般式(IV)で表される化合物とエチレングリコー
ル、グリセリン、プロピレングリコール、ペンタエリス
リトール及びグルコース等の脂肪族多価アルコールとの
エステル。
【0023】
【化11】
【0024】〔式中、R1は炭素数1〜5の直鎖又は分岐
鎖のアルキル基又はアルケニル基を示し、R2は炭素数1
〜8の直鎖若しくは分岐鎖のアルキレン基又は炭素数1
〜5の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基で置換されてい
てもよいフェニレン基を示し、A は同一又は異なって、
炭素数2〜4のアルキレン基を示し、n は0〜100 の数
を示す。〕 (5) 無水酢酸、無水カプロン酸、無水プロピレン酸、無
水フタル酸、無水トリメリト酸、無水コハク酸、無水マ
レイン酸及び無水グルタル酸等の有機酸の無水物。 (6) テトラアセチルエチレンジアミン、テトラアセチル
グリコールウリル、グルコースペンタアセテート、テト
ラアセチルペンタエリスリトール、トリアセチン、ジア
セトキシエタン及びアセチルコリン等の酢酸エステル。 (7) 過硫酸カリウム及び過硫酸アンモニウム等の無機過
酸化物。
【0025】上記(1) の化合物の好ましい例示として
は、2−フェノキシエトキシ酢酸、2−ベンジルオキシ
エトキシ酢酸、フェノキシポリオキシエチレン酢酸、ベ
ンジルオキシポリオキシエチレン酢酸、ノニルフェノキ
シポリオキシエチレン酢酸、フェノキシポリオキシエチ
レンプロピオン酸、ベンジルオキシポリオキシエチレン
プロピオン酸、ノニルフェノキシポリオキシエチレンプ
ロピオン酸等の有機酸と、2−ヒドロキシエタンスルホ
ン酸(イセチオン酸)、2−ヒドロキシプロパン−1−
スルホン酸、1−ヒドロキシプロパン−2−スルホン
酸、1−ヒドロキシブタン−2−スルホン酸、2−ヒド
ロキシペンタン−1−スルホン酸等のヒドロキシアルカ
ンスルホン酸等のエステルとの、ナトリウム塩、カリウ
ム塩、カルシウム塩、アンモニウム塩、メチルアンモニ
ウム塩、ジエチルアンモニウム塩、トリエタノールアン
モニウム塩等を挙げることができる。特に好ましくは、
2−フェノキシエトキシ酢酸、2−ベンジルオキシエト
キシ酢酸と、2−ヒドロキシエタンスルホン酸(イセチ
オン酸)、2−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸と
のエステルのナトリウム塩である。
【0026】上記(2) の化合物の好ましい例示として
は、安息香酸、フェニル酢酸、3−フェニルプロピオン
酸、4−フェニル酪酸、6−フェニルカプロン酸、アセ
チル安息香酸、プロピオニル安息香酸、ブチリル安息香
酸、ヘキサノイル安息香酸、メトキシ安息香酸、エトキ
シ安息香酸、プロポキシ安息香酸、ブトキシ安息香酸、
フェノキシ酢酸、2−フェノキシプロピオン酸、3−フ
ェノキシプロピオン酸、4−フェノキシ酪酸、6−フェ
ノキシカプロン酸、ベンジルオキシ酢酸、3−ベンジル
オキシプロピオン酸、4−ベンジルオキシ酢酸及びこれ
らの化合物のフェニル基にメチル、エチル、t−ブチル
等の置換基を有するものと、2−ヒドロキシエタンスル
ホン酸、2−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸、1
−ヒドロキシプロパン−2−スルホン酸、3−ヒドロキ
シプロパンスルホン酸、1−ヒドロキシブタン−2−ス
ルホン酸、4−ヒドロキシブタンスルホン酸、ヒドロキ
シポリオキシエチレンエチルスルホン酸等とのエステル
の、ナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、アンモ
ニウム塩、メチルアンモニウム塩、トリエタノールアン
モニウム塩等を挙げることができる。特に好ましくは、
安息香酸、フェニル酢酸と、2−ヒドロキシエタンスル
ホン酸、2−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸との
エステルのナトリウム塩である。
【0027】上記(3) の化合物の好ましい例示として
は、メトキシ酢酸、2−メトキシプロピオン酸、p−メ
トキシ安息香酸、エトキシ酢酸、2−エトキシプロピオ
ン酸、p−エトキシ安息香酸、プロポキシ酢酸、2−プ
ロポキシプロピオン酸、p−プロポキシ安息香酸、ブト
キシ酢酸、2−ブトキシプロピオン酸、p−ブトキシ安
息香酸、2−メトキシエトキシ酢酸、2−メトキシ−1
−メチルエトキシ酢酸、2−メトキシ−2−エチルエト
キシ酢酸、2−エトキシエトキシ酢酸、2−(2−エト
キシエトキシ)プロピオン酸、p−(2−エトキシエト
キシ)安息香酸、2−エトキシ−1−メチルエトキシ酢
酸、2−エトキシ−2−メチルエトキシ酢酸、2−プロ
ポキシエトキシ酢酸、2−プロポキシ−1−メチルエト
キシ酢酸、2−プロポキシ−2−メチルエトキシ酢酸、
2−ブトキシエトキシ酢酸、2−ブトキシ−1−メチル
エトキシ酢酸、2−ブトキシ−2−メチルエトキシ酢
酸、2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ酢酸、2−
(2−メトキシ−1−メチルエトキシ)エトキシ酢酸、
2−(2−メトキシ−2−メチルエトキシ)エトキシ酢
酸、2−(2−エトキシエトキシ)エトキシ酢酸等の有
機酸と、2−ヒドロキシエタンスルホン酸(イセチオン
酸)、2−ヒドロキシプロパン−1−スルホン酸、1−
ヒドロキシプロパン−2−スルホン酸、1−ヒドロキシ
ブタン−2−スルホン酸、2−ヒドロキシペンタン−1
−スルホン酸、4−ヒドロキシフェニルスルホン酸、2
−メチル−4−ヒドロキシフェニルスルホン酸、2−エ
チル−4−ヒドロキシフェニルスルホン酸、2−プロピ
ル−4−ヒドロキシフェニルスルホン酸、2−ブチル−
4−ヒドロキシフェニルスルホン酸、2−(1−メチル
エチル)−4−ヒドロキシフェニルスルホン酸、2−
(2−メチルプロピル)−4−ヒドロキシフェニルスル
ホン酸、2−(2−メチルブチル)−4−ヒドロキシフ
ェニルスルホン酸等のヒドロキシアルカンスルホン酸の
エステルのナトリウム塩、カリウム塩、カルシウム塩、
アンモニウム塩、メチルアンモニウム塩、ジエチルアン
モニウム塩、トリエタノールアンモニウム塩等を挙げる
ことができる。特に好ましくは、メトキシ酢酸、2−メ
トキシエトキシ酢酸、2−メトキシ−1−メチルエトキ
シ酢酸、2−エトキシエトキシ酢酸、2−(2−エトキ
シエトキシ)プロピオン酸と、2−ヒドロキシエタンス
ルホン酸(イセチオン酸)、2−ヒドロキシプロパン−
1−スルホン酸とのエステルの塩が挙げられる。
【0028】上記(4) の化合物の好ましい例示として
は、メトキシ酢酸、2−メトキシプロピオン酸、p−メ
トキシ安息香酸、エトキシ酢酸、2−エトキシプロピオ
ン酸、p−エトキシ安息香酸、プロポキシ酢酸、2−プ
ロポキシプロピオン酸、p−プロポキシ安息香酸、ブト
キシ酢酸、2−ブトキシプロピオン酸、p−ブトキシ安
息香酸、2−メトキシエトキシ酢酸、2−メトキシ−1
−メチルエトキシ酢酸、2−メトキシ−2−メチルエト
キシ酢酸、2−エトキシエトキシ酢酸、2−(2−エト
キシエトキシ)プロピオン酸、p−(2−エトキシエト
キシ)安息香酸、2−エトキシ−1−メチルエトキシ酢
酸、2−エトキシ−2−メチルエトキシ酢酸、2−プロ
ポキシエトキシ酢酸、2−プロポキシ−1−メチルエト
キシ酢酸、2−プロポキシ−2−メチルエトキシ酢酸、
2−ブトキシエトキシ酢酸、2−ブトキシ−1−メチル
エトキシ酢酸、2−ブトキシ−2−メチルエトキシ酢
酸、2−(2−メトキシエトキシ)エトキシ酢酸、2−
(2−メトキシ−1−メチルエトキシ)エトキシ酢酸、
2−(2−メトキシ−2−メチルエトキシ)エトキシ酢
酸、2−(2−エトキシエトキシ)エトキシ酢酸等の有
機酸及びこれらの無水物、或いはこれらの有機酸とエチ
レングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、
ペンタエリスリトール、グルコース等の脂肪族多価アル
コール等のエステル又は部分エステルを挙げることがで
きる。特に好ましくは、メトキシ酢酸、2−メトキシエ
トキシ酢酸、2−メトキシ−1−メチルエトキシ酢酸、
2−エトキシエトキシ酢酸、2−(2−エトキシエトキ
シ)プロピオン酸と、エチレングリコール、プロピレン
グリコールのエステルである。
【0029】上記成分(b) として、上記(5) 、(6) 及び
(7) の群の化合物を用いた場合は、それぞれ単独で使用
してもよいが、上記(1) 、(2) 、(3) 及び(4) の群の化
合物と併用するのが好ましい。特に、上記(6) の酢酸エ
ステル類は、刺激臭が強いため、上記(1) 、(2) 、(3)
及び(4) の群の化合物の1/10以下の量を添加するのが
好ましい。
【0030】上記成分(b) としては、上記(1) 及び(2)
の群から選ばれる1種以上の化合物、又は該化合物と上
記(5) 及び(6) の群の化合物との併用が好ましい。
【0031】上記成分(b) の配合量は、本発明の組成物
中、好ましくは 0.002〜70重量%、更に好ましくは 0.1
〜50重量%である。上記配合量が 0.002重量%未満で
は、漂白活性化剤の添加効果が発揮できず、また、70重
量%超では、添加効果が飽和し経済的でない。
【0032】また、上記成分(a) の過酸化水素又は水溶
液中で過酸化水素を生成する過酸化物及び上記成分(b)
の漂白活性化剤は、漂白力向上の点から、その重量比
(a)/(b) が、50/1〜1/10、特に20/1〜1/5と
なる範囲で配合するのが好ましい。上記重量比が1/10
未満では過剰の未反応漂白活性化剤(有機過酸前駆体)
が系中に残るため経済的に不利となり、また、50/1を
超えて用いても、過酸化水素に対して発生する有機過酸
濃度が相対的に低くなるため、漂白力向上効果が低下す
る場合もある。
【0033】また、上記成分(a) 及び(b) は、使用時の
有効酸素濃度が0.01〜5重量%となるように配合するの
が好ましい。上記有効酸素濃度が0.01重量%未満では、
漂白力が低下し、また、5重量%を超えてもそれ以上の
効果は得られず、経済的にも不利となる傾向にある。
【0034】本発明に用いられる成分(c) の水溶性アジ
化物はかび汚れに含まれるカタラーゼの活性を阻害し、
結果として漂白力を大幅に向上させることができる。水
溶性アジ化物とは水溶性であり、水溶液中でアジ化物イ
オン (N3 - ) を発生させるものをいい、たとえばアジ化
ナトリウムがあげられる。
【0035】上記成分(c) の配合量は、本発明の組成物
中、好ましくは0.0001〜10重量%である。上記配合量が
0.0001重量%未満では上述の効果を充分に発揮しがた
く、また、10重量%を超えてもそれ以上の効果は得られ
ず、経済的にも不利となる傾向がある。
【0036】本発明の漂白組成物には洗浄の向上の水溶
性高分子を配合することができ、かかる水溶性高分子は
特に制限されるものではないが、好ましい例示としては
下記(i)〜(x) の水溶性高分子などが挙げられ、これら
の水溶性高分子を1種または2種以上を混合して用いる
ことができる。 (i) グアーガム、ローカストビーンガム、カラギーナ
ン、アルギン酸、アラビアガム及びペクチン等の植物由
来の天然高分子。 (ii)キサンタンガム等の微生物由来の天然高分子。 (iii) セルロース、澱粉及びセルロース澱粉を酸化、メ
チル化、カルボキシメチル化、ヒドロキシエチル化、ヒ
ドロキシプロピル化、カチオン化等の処理で加工した澱
粉誘導体及びセルロース誘導体。 (iv)ポリアクリル酸ホモポリマー又はアクリル酸と共重
合可能なモノマーとのコポリマーであるポリアクリル酸
誘導体及び該ポリアクリル酸ホモポリマー又は該ポリア
クリル酸誘導体を架橋したもの。 (v) ゼラチン、カゼイン、アルブミン及びシェラック等
の動物由来の天然高分子。 (vi)グアーガム、ローカストビーンガムを酸化、メチル
化、カルボキシメチル化、ヒドロキシエチル化、ヒドロ
キシプロピル化、カチオン化等の処理で加工したグアー
ガム誘導体及びローカストビーンガム誘導体。 (vii) アルギン酸アンモニウム及びアルギン酸プロピレ
ングリコールエステル等のアルギン酸誘導体。 (viii)酢酸ビニルホモポリマー若しくは酢酸ビニルと他
のモノマーとのコポリマーの完全又は不完全鹸化物、又
はこれらを例えば、アルデヒド等により化工した、ポリ
ビニルアルコール若しくはポリビニルアルコール誘導
体。 (ix)ポリエチレンオキシド、ポリプロピレンオキシド、
エチレンオキシドとプロピレンオキシドとのコポリマー
等のポリアルキレングリコール。 (x) ポリジメチルアミノエチルメタクリレート及びその
4級化物又はジメチルアミノエチルメタクリレートと共
重合可能なモノマーとのコポリマー及びその4級化物、
ジメチルジアリルアンモニウムクロライドの閉環重合
物、並びにポリ(N−ビニル−2,3 −ジメチルイミダゾ
リニウムクロライド)等の合成カチオン性ポリマー。
【0037】上記水溶性高分子のうち、特に、上記 (i)
〜(iv)の群から選ばれる1種以上の水溶性高分子が好ま
しい。これらの水溶性高分子は、汚れに対する漂白剤の
付着効果を高め、結果として洗浄力を飛躍的に高めるこ
とができる。
【0038】上記成分の配合量は、本発明の組成物中、
好ましくは 0.001〜10重量%、更に好ましくは0.01〜5
重量%である。
【0039】本発明の組成物には界面活性剤を併用する
ことができ、かかる界面活性剤としては、アルキルグリ
コシド、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ソルビ
タン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂
肪酸エステル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、オ
キシエチレンオキシプロピレンブロックポリマー(プル
ロニック)、脂肪酸モノグリセライド、及びアミンオキ
サイド等の非イオン界面活性剤;石鹸、アルキル硫酸
塩、アルキルベンゼンスルホン酸塩、ポリオキシエチレ
ンアルキル硫酸エステル塩、スルホコハク酸ジエステル
塩等の陰イオン界面活性剤;モノ又はジアルキルアミン
及びそのポリオキシエチレン付加物、モノ又はジ長鎖ア
ルキル第4級アンモニウム塩等の陽イオン界面活性剤;
カルボベタイン、スルホベタイン、ヒドロキシスルホベ
タイン等の両性界面活性剤等が挙げられる。これらの中
でも、洗浄力という点から、アルキルベンゼンスルホン
酸塩、石鹸等の陰イオン界面活性剤が特に優れている。
上記界面活性剤の配合量は、本発明の組成物中、好まし
くは0.01〜70重量%、更に好ましくは 0.1〜20重量%で
ある。
【0040】本発明の漂白剤組成物は、更にpHを調整す
る緩衝剤を配合すれば、効果をより高めることができ
る。本発明の組成物原液のpHは、5〜13、好ましくは9
〜11が適当である。上記pHが5未満であると、上記成分
(a) と上記成分(b)との反応性が低下するため、有効成
分である有機過酸の生成率が低下し、また、上記pHが13
を超えると、生成された有機過酸の安定性が低下してし
まう。
【0041】上記緩衝剤としては、水酸化ナトリウム、
水酸化カリウム等のアルカリ金属の水酸化物、水酸化ア
ンモニウム、あるいはモノエタノールアミン、ジエタノ
ールアミン、トリエタノールアミン等のアミン誘導体、
炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等のアルカリ金属の炭酸
塩、炭酸アンモニウム等の炭酸塩、珪酸ナトリウム、珪
酸カリウム等のアルカリ金属の珪酸塩、珪酸アンモニウ
ム等の珪酸塩等を、本発明の組成物中0.01〜30重量%配
合することができる。更に、必要により、硫酸ナトリウ
ム、硫酸カリウム、硫酸リチウム等のアルカリ金属硫酸
塩、硫酸アンモニウム塩、重炭酸ナトリウム、重炭酸カ
リウム、重炭酸リチウム等のアルカリ金属重炭酸塩、重
炭酸アンモニウム等を、本発明の組成物中0.01〜30重量
%配合することができる。
【0042】また、本発明の組成物に、キレート剤を配
合するのが好ましい。一般に酸素系漂白剤は、微量の金
属によって自己分解することが知られており、上記キレ
ート剤を配合すると微量金属による漂白性能のダウンを
防ぎ、保存安定性を向上させることができる。上記キレ
ート剤としては、トリポリリン酸、ピロリン酸、オルソ
リン酸、ヘキサメタリン酸等のアルカリ金属塩、エチレ
ンジアミン4酢酸、ヒドロキシイミノ2酢酸、ジヒドロ
キシエチルグリシン、ニトリロ3酢酸、ヒドロキシエチ
レンジアミン3酢酸、ジエチレントリアミン5酢酸、ト
リエチレンテトラミン6酢酸、及びこれらのアルカリ金
属塩、テトラアセチルエチレンジアミン、アミノトリメ
チレンホスホン酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1 −
ジホスホン酸、エチレンジアミンテトラメチレンホスホ
ン酸、ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン
酸、アミノトリメチレンホスホン酸のN−オキサイド、
及びこれらのアルカリ金属塩等が挙げられる。上記キレ
ート剤の配合量は、本発明の組成物中、好ましくは0.00
01〜10重量%、更に好ましくは 0.001〜3重量%であ
る。
【0043】その他必要により、本発明の組成物に、p
−トルエンスルホン酸ナトリウム、キシレンスルホン酸
ナトリウム、アルケニルコハク酸ナトリウム、尿素等の
可溶化剤、浸透剤、粘土等の懸濁化剤、研磨剤、キレー
ト剤、顔料、染料、香料等の任意成分を配合することが
できる。
【0044】本発明の組成物に配合し得る上記の任意成
分の組成物中の好ましい組成の一例は、次の通りであ
る。 ・水溶性ポリマー; 0.001〜10重量% ・界面活性剤;0.01〜70重量% ・緩衝剤;0.01〜30重量% ・可溶化剤;0.01〜10重量% ・研磨剤;0.01〜20重量% ・キレート剤;0.0001〜10重量% ・顔料・染料・香料等;適量 本発明の漂白剤組成物を液体型とする場合には、上記必
須成分及び上記任意成分に、水を加えて調製される。
尚、水の配合量は限定されない。
【0045】本発明の漂白剤組成物の使用形態として
は、上記必須成分(a) 、(b) 及び(c)並びに上記の任意
の成分を全て含む1剤型、上記必須成分(a) と、上記必
須成分(b) 及び上記必須成分(c) 並びに上記成分等の任
意成分とを別々に分包した2剤型又は、上記必須成分
(a) 及び上記必須成分(b) と、上記必須成分(c) 及び上
記成分等の任意成分とを別々に分包した2剤型、上記必
須成分(a) と、上記必須成分(b) と、上記必須成分(c)
及び上記の任意成分とを別々に分包した3剤型等、いず
れの形態でも使用することができ、使用時の簡便性の点
から、2剤型とするのが好ましい。
【0046】本発明の漂白剤組成物を1剤型とする場合
は、上記成分(a) として液状の過酸化水素を使用するこ
とは貯蔵安定性上困難であり、水溶液中で過酸化水素を
生成する粉末状の過酸化物を使用することが好ましい。
1剤型の漂白剤組成物では、水は実質的に0重量%の形
態となる。すなわち、1剤型の漂白剤組成物は、粉末状
又は固体状であり、使用に際して、使用前に水で溶解し
た後、対象面に散布又は噴霧して漂白処理を行なうもの
である。
【0047】また、本発明の漂白剤組成物を上記1剤型
以外の形態(2剤型、3剤型等)とする場合は、それぞ
れの分包中には上記任意成分や水を配合することができ
る。上記2剤型又は3剤型の漂白剤組成物は、使用に際
して、使用直前に各分包を混合し(必要により水を添加
し)、溶液、スラリー又はペースト状にして、直ちに対
象面に散布又は噴霧して漂白処理を行うものである。
【0048】
【実施例】以下、実施例及び比較例により、本発明を更
に詳細に説明する。しかしながら、本発明はこれらの実
施例により何ら制限されるものではない。
【0049】実施例1 下記表1に示す組成(組成比単位は重量%)のアジ化ナ
トリウムを含むB液を調製し、A液と等量混合し漂白剤
水溶液を得た。この水溶液を使用し、下記のかび漂白力
試験を実施した。その結果を下記表1に示す。
【0050】実施例2 下記表2に示す組成(組成比単位は重量%)からなる液
状の2剤型漂白剤組成物(A液とB液)を調製し、この
2液を等量混合し、漂白剤水溶液を得た。この水溶液を
使用し、下記のかび漂白力試験を実施した。その結果を
下記表2に示す。
【0051】実施例3 下記表3に示す組成(組成比単位は重量%)の水溶性高
分子、活性剤などを含むA液、B液を調製し、2液を等
量混合し漂白剤水溶液を得た。この水溶液を使用し、下
記のかび漂白力試験を実施した。その結果を下記表3に
示す。
【0052】〔かび漂白力試験〕クラドスポリウム・ヘ
ルバルム(Cladosporium herbarum)を接種し、30℃、14
日間培養したプラスチック板(ABS樹脂製)をモデル
かびプレートとし、漂白性能を比較した。上記漂白剤水
溶液を40μリットル滴下し、15分放置後、水洗、風乾し
た後、日本電気工業株式会社製測色計1001DPを用いて明
度(L値)を測定した。尚、プラスチック板のL値は9
2.4、モデルかびプレートのL値は65〜75であった。数
値が高いほどかびに対する漂白力が優れていることを示
す。
【0053】
【表1】
【0054】
【表2】
【0055】
【表3】
【0056】なお、上記表1、表2、表3の化合物につ
いての詳細は、下記の通りである。 ◎成分(b)
【0057】
【化12】
【0058】◎任意成分 ・ディクエスト2015DN;1−ヒドロキシエチリデン−1,
1 −ジホスホン酸3ナトリウム塩(モンサント社製) ・キサンタンガム(ケルコ社製) ・AS;アルキル(C12〜C14)硫酸ソーダ(花王 (株)
製) ・TAED;テトラアセチルエチレンジアミン 上記表1及び表2の結果から次のことが判る。本発明品
は、カタラーゼの活性を阻害し、そのために漂白効果が
高い。
【0059】
【発明の効果】本発明の漂白剤組成物は、刺激臭がな
く、浴室のタイル目地や壁等に発生したカビ汚れに対し
て、そのカタラーゼ活性を阻害することにより、高い漂
白性能を保持する酸素系漂白剤組成物である。また、本
発明の漂白剤組成物は、前記成分(b) を特定の漂白活性
化剤にすることにより、更に上記効果を向上させること
ができる。従って、本発明の漂白剤組成物は、かび取り
剤、台所用漂白剤、浴室用漂白剤及び衣料用漂白剤等の
家庭用漂白剤として特に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C11D 7/34

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記成分 (a)〜(c) を含有してなる漂白
    剤組成物。 (a) 過酸化水素又は水溶液中で過酸化水素を生成する過
    酸化物 (b) 漂白活性化剤 (c) 水溶性アジ化物
  2. 【請求項2】 成分 (b)が、下記 (1)〜(4) の化合物か
    らなる群から選ばれる1種以上の漂白活性化剤である請
    求項1記載の漂白剤組成物。 (1) 下記一般式(I)で表される化合物 【化1】 〔式中、R1は水素原子、あるいは炭素数1〜10の直鎖又
    は分岐鎖のアルキル基、アルケニル基又はアシル基を示
    し、R2は炭素数1〜8の直鎖若しくは分岐鎖のアルキレ
    ン基、又は炭素数1〜5の直鎖若しくは分岐鎖のアルキ
    ル基で置換されていてもよいフェニレン基を示し、R3
    炭素数1〜8の直鎖若しくは分岐鎖のアルキレン基を示
    し、R4は炭素数1〜5の直鎖又は分岐鎖のアルキレン基
    を示し、p は0又は1の数を示し、A は炭素数2〜4の
    アルキレン基を示し、n は1〜100 の数を示し、n 個の
    A は同一でも異なっていても良い。M はアルカリ金属原
    子、アルカリ土類金属原子、アンモニウム、アルキルア
    ンモニウム又はアルカノールアンモニウムを示す。〕 (2) 下記一般式(II)で表される化合物 【化2】 〔式中、R1は水素原子または炭素数10以下の直鎖若しく
    は分岐鎖のアルキル基、アシル基又はアルコキシ基を示
    し、R2は炭素数1〜16の直鎖若しくは分岐鎖のアルキレ
    ン基、又は式 -(R4)p -O-R5-(ここでR4及びR5は同一又
    は異なって、炭素数1〜8の直鎖若しくは分岐鎖のアル
    キレン基を示し、p は0又は1の数を示す)で表される
    基を示し、R3は炭素数1〜8の直鎖若しくは分岐鎖のア
    ルキレン基を示し、A は炭素数2〜4のアルキレン基を
    示し、n 個のA は同一でも異なっていても良い。M はア
    ルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、アンモニウ
    ム、アルキルアンモニウム又はアルカノールアンモニウ
    ムを示し、mは0又は1の数、n は0〜100 の数を示
    す。〕 (3) 下記一般式(III)で表される化合物 【化3】 〔式中、R1は炭素数1〜5の直鎖又は分岐鎖のアルキル
    基又はアルケニル基を示し、R2及びR3は同一又は異なっ
    て、炭素数1〜8の直鎖若しくは分岐鎖のアルキレン基
    又は炭素数1〜5の直鎖若しくは分岐鎖のアルキル基で
    置換されていてもよいフェニレン基を示し、A は同一又
    は異なって、炭素数2〜4のアルキレン基を示し、M は
    アルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、アンモニウ
    ム、アルキルアンモニウム又はアルカノールアンモニウ
    ムを示し、n は0〜100 の数を示す。〕 (4) 下記一般式(IV)で表される化合物の酸無水物、及
    び該一般式(IV)で表される化合物と脂肪族多価アルコ
    ールとのエステル 【化4】 〔式中、R1は炭素数1〜5の直鎖又は分岐鎖のアルキル
    基又はアルケニル基を示し、R2は炭素数1〜8の直鎖若
    しくは分岐鎖のアルキレン基又は炭素数1〜5の直鎖若
    しくは分岐鎖のアルキル基で置換されていてもよいフェ
    ニレン基を示し、A は同一又は異なって、炭素数2〜4
    のアルキレン基を示し、n は0〜100 の数を示す。〕
  3. 【請求項3】 成分(a) 、成分(b) 及び成分(c) の配合
    量が、下記の範囲内である請求項1又は2記載の漂白剤
    組成物。 (a) 成分: 0.1〜98重量% (b) 成分: 0.002〜70重量% (c) 成分: 0.00001〜10重量%
  4. 【請求項4】 (c) 成分がアジ化ナトリウムである請求
    項1〜3の何れか1項記載の漂白剤組成物。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003147394A (ja) * 2001-11-15 2003-05-21 Kao Corp 衣料用漂白剤組成物
JP2015017236A (ja) * 2013-06-14 2015-01-29 花王株式会社 漂白洗浄剤組成物

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JP2003147394A (ja) * 2001-11-15 2003-05-21 Kao Corp 衣料用漂白剤組成物
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