JP6140628B2 - 変速機潤滑システム - Google Patents

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Description

本発明は、車速に連動して変速機の潤滑オイルを供給し冷却する変速機潤滑システムに関する。
例えば下記特許文献1に示すような従来の車両の変速機における潤滑オイル供給システムにおいては、作動油の余剰分を潤滑オイル源とし、かつ、潤滑オイル源からのオイルを空冷式クーラーを介して冷却したものをギヤ等の潤滑系に供給するように構成されている。すなわち、潤滑オイル源に対してクーラーと潤滑系が直列に配置されている。また、該クーラーの上流側の油路に安全弁が設けられおり、この安全弁の開放圧は、作動油の供給先であるロックアップクラッチの係合状態では、安全弁が開かないような値であって、かつ、ロックアップオフ時にはクーラーへ流入するオイルが過剰にならないように該安全弁が開放されるような値に設定される。
特許第4179364号公報
上述したような従来の潤滑オイル供給システムにおいては、前記クーラーでオイルが詰まった場合や、低油温時にクーラーの圧力損失が大きくなった場合、安全弁が開放され、ギヤ等の潤滑系に対して十分な潤滑オイルが供給されなくなる、という不都合がある。また、作動油の余剰分を潤滑オイル源としているので、潤滑量を確保するためには、低回転時等でも常に作動油の余剰分が生ずるようにオイルポンプのサイズを大きくする必要がある。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、クーラーの状態にかかわりなく潤滑系に対して必要な潤滑オイルの供給を確保すると共に、オイルの熱交換機能を確保し、かつ、オイルポンプのサイズも可及的に小さくできるようにした変速機潤滑システムを提供しようとするものである。
本発明に係る変速機潤滑システムは、変速機(20)の出力軸(30)と連動して駆動されるオイルポンプ(41)と、前記オイルポンプから吐出されたオイルを変速機の潤滑系(45、32、33)に供給するための第1油路(43)と、前記オイルポンプからのオイルを熱交換器(48)に導くために、前記第1油路に対して並列的に設けられた第2油路(44)と、前記第2油路において前記熱交換器の上流側に挿入されてなり、第1設定圧で開弁して、前記オイルポンプからのオイルを前記第2油路に導通させる第1バルブ(46)とを備える。なお、括弧内には、単なる参考のために、後述する実施例における対応する構成要素の図面参照番号を記している。
これによれば、潤滑系に供給するための第1油路(43)と、オイルを熱交換器に導く第2油路(44)とが並列的に設けられているので、熱交換器(クーラー)の状態にかかわりなく潤滑系に対して十分な潤滑オイルの供給を確保することができる。また、オイルポンプから吐出されるオイルが第1油路を介して潤滑系に直接供給される構成であるため、従来のように低回転時等における作動油の余剰分を考慮してオイルポンプのサイズを大きくする必要がなく、オイルポンプを相対的に小型化できる。また、変速機の出力軸と連動して駆動されるオイルポンプからは車速に連動した流量が確保されるところ、第2油路は、第1バルブの第1設定圧で開弁される構成であるため、第1設定圧の設定により、第1油路(潤滑系)と第2油路(熱交換系)へのオイル配分を適切に行うことができるようになり、相対的に小さなサイズのオイルポンプを用いるものでありながら、潤滑系及び熱交換器(クーラー)の両者へのオイル供給を適切に行うことができる。第1設定圧に対応する所定車速(例えば20km/h)よりも低車速領域では専ら第1油路(潤滑系)にのみオイルが供給され、低車速領域であっても必要とされる潤滑系へのオイル供給を確保することができ、また、第1設定圧に対応する所定車速以上の高車速域ではオイル冷却が必要とされるため第2油路(熱交換系)にオイルが供給されるようになり、必要なオイル冷却を確保することができる。そして、このような車速(オイルポンプ出力圧)に応じたオイル配分によって、無駄のないオイル配分が図れるため、相対的に小さなサイズのオイルポンプを使用することができるものとなり、省スペースかつ経済的である。
本発明の一実施例に係る変速機潤滑システムの油圧回路図。 本発明の一実施例に係る変速機潤滑システムが適用される車両の駆動力伝達機構の一例を示すスケルトン図。 車両走行状態に応じた一般的な潤滑と冷却のあり方を示す概念図。 本発明の一実施例に従う、車速(横軸)に対するメカ潤滑系への総潤滑流量(縦軸)の特性例を示すグラフ。 本発明の一実施例に従う、車速(横軸)に対するクーラーオイル流量(縦軸)の特性例を示すグラフ。 本発明に従うオイルポンプの必要吐出量を説明するためのグラフ。 第2油路の最下流の第2デフ潤滑系(第2の供給先)の一例として、駆動出力シャフトを軸受する1対のテーパーローラ軸受に対して潤滑油を供給する構成を示す断面図。
図1は、本発明の一実施例に係る変速機潤滑システムの油圧回路である。図2は、本発明の一実施例に係る変速機潤滑システムが適用される車両の駆動力伝達機構の一例を示すスケルトン図である。まず、図2を参照して、駆動力伝達機構につき概略説明する。
図2において、この車両のエンジンは内燃機関エンジンENGと電気モータジェネレータMOTを備えたハイブリッドタイプである。変速機20は、デュアルクラッチ式の9段変速機構からなり、奇数ギヤ段用の入力軸であるメインシャフト21と、偶数ギヤ段用の入力軸であるセカンダリシャフト22が、互いに平行に、車両走行方向Xに沿って配置されてなる。エンジン(ENG,MOT)からの駆動力が、第1クラッチ11を介してメインシャフト21に伝達され、第2クラッチ12を介してセカンダリシャフト22に伝達される。メインシャフト21には、1速用のギヤ1が一体回転するように固定され、また、3速、5速、7速、9速用の各ギヤ(可動ギヤ)3、5、7、9が一体回転又は相対回転するように選択可能に設けられている。同様に、セカンダリシャフト22には、2速、4速、6速、8速用の各ギヤ(可動ギヤ)2、4、6、8が一体回転又は相対回転するように選択可能に設けられている。また、後進段用のギア(可動ギヤ)Rも、セカンダリシャフト22から駆動力が逆回転で伝達されるように、該セカンダリシャフト22に対して一体回転又は相対回転するように選択可能に設けられている。一体回転又は相対回転するように選択可能に設けられている。公知のように、各ギヤ(可動ギヤ)2〜9、Rの選択は、対応するシンクロ機構によってなされ、選択された変速段のギヤのみが入力軸(メインシャフト21又はセカンダリシャフト22)に連結され、一体回転する。選択されない変速段のギヤは、入力軸(メインシャフト21又はセカンダリシャフト22)の回転に対して相対回転(つまり空回り)する。
入力軸(メインシャフト21又はセカンダリシャフト22)に平行にカウンタシャフト23が配置され、該カウンタシャフト23と一体回転するように設けられた複数の固定ギアが入力軸(メインシャフト21又はセカンダリシャフト22)の各ギヤ(可動ギヤ)2〜9,Rに噛み合っている。カウンタシャフト23に平行に、該カウンタシャフト23と一体回転するように固定ギヤで結合された駆動出力シャフト24が配置されている。駆動出力シャフト24は、該駆動出力シャフト24に対して直交するように配置された出力軸(足軸)30に、ディファレンシャル機構31を介して結合される。公知のように、出力軸(足軸)30の両端には車輪(図示せず)が固定されている。本明細書において、カウンタシャフト23及び駆動出力シャフト24は、中間軸とも言う。入力軸(メインシャフト21又はセカンダリシャフト22)とカウンタシャフト2において設けられた変速用の固定ギヤ群及び可動ギヤ群を総称して、本明細書では、入力軸及び中間軸の間で変速を行うように構成された変速ギヤ機構とも言う。
本実施例において、変速機20の潤滑システムは、2系統からなっており、1つはメカ潤滑システム40、もう1つはクラッチ潤滑システム50である。メカ潤滑システム40は、変速機20における入力軸、変速ギヤ機構、中間軸、ディファレンシャル機構31等、メカニズム全体の潤滑を行う。クラッチ潤滑システム50は、デュアルクラッチ11,12に関連する機構の潤滑を行う。各潤滑システム40、50毎に個別にオイルポンプ41,51が設けられている。本発明に係る変速機潤滑システムは、メカ潤滑システム40において開示される。このメカ潤滑システム40用のオイルポンプ41は、9速用のギヤ9の回転に連動して駆動されるように構成されている。該ギヤ9はカウンタシャフト23の回転に連動して常時回転され、カウンタシャフト23の回転は出力軸(足軸)30に常時伝達されるので、オイルポンプ41は、変速機の出力軸(足軸)30と連動して駆動されることとなり、車速に応じた回転数でオイルを吐出することになる。
図1は、本発明に係る変速機潤滑システムの一実施例であるメカ潤滑システム40の詳細例を示し、クラッチ潤滑システム50の詳細は省略してある。オイルポンプ41はオイルパン42に集められたオイルを吸い上げ、第1油路43に吐出する。第1油路43は、ギヤ潤滑系45及び第1デフ潤滑系32(第1の供給先)に対して潤滑油を供給する。ギヤ潤滑系45は、変速機20における入力軸、変速ギヤ機構、中間軸に対して潤滑油を供給する系統である。第1デフ潤滑系32はディファレンシャル機構31のギヤ及び回転軸に対して潤滑油を供給する系統である。第1油路43に対して並列的に設けられた第2油路44は、オイルポンプ41の吐出口41aに通ずる油路44aと、リリーフ弁(第1バルブ)46を介して該油路44aに結合する油路44bとを含む。第2油路44の下流側の油路44bには、上流側に設けられた空冷式のオイルクーラー48aと下流側に設けられたオイルウォーマー48bとを備える熱交換器48が設けられている。オイルクーラー48aは、第2油路44を通る潤滑油を冷却する。オイルウォーマー48bは、クラッチ潤滑システム50における潤滑油を冷却する(熱を奪う)ために熱交換を行うように構成されている。すなわち、オイルクーラー48aによって冷却されたメカ潤滑システム40の潤滑油を、クラッチ潤滑システム50における熱い潤滑油と熱交換して、温める。これによって、クラッチ11,12の締結に伴って高温になるクラッチ潤滑システム50の潤滑油を効率的に冷却することができる。第2油路44の最下流は、第2デフ潤滑系33(第2の供給先)につながる。第2デフ潤滑系33は、追って説明するように、駆動出力シャフト24を軸受する1対のテーパーローラ軸受34,35に対して潤滑油を供給するように構成されている。なお、クラッチ潤滑システム50それ自身においてもオイルクーラーを具備していてよいが、メカ潤滑システム40のオイルウォーマー48bによる冷却サポートにより、クラッチ潤滑システム50それ自身が持つオイルクーラーのサイズを小型化することができる。
第2油路44において熱交換器48の上流側に挿入されたリリーフ弁(第1バルブ)46は、所定の第1設定圧で開弁して、オイルポンプ41からのオイルを第2油路44に導通させるように機能する。すなわち、オイルポンプ41から吐出されるオイル圧が第1設定圧よりも低い場合(つまり所定の低車速領域で運転されているとき)は、リリーフ弁(第1バルブ)46は閉じており、第2油路44にオイルは供給されない。オイルポンプ41から吐出されるオイル圧が第1設定圧を越えるときを越えると、リリーフ弁(第1バルブ)46が開弁し(つまり、入力ポート46aが出力ポート46bにつながり)、第2油路44にオイルポンプ41からのオイルが供給される。この第1設定圧は、追って説明するように、第1油路43(潤滑系45,32)と第2油路44(熱交換器48)へのオイル配分を効率的に行うように適切に設定される。
第2油路44において熱交換器48の上流側かつリリーフ弁(第1バルブ)46の下流側にチェック弁(第2バルブ)47が設けられている。このチェック弁(第2バルブ)47は、前記第1設定圧よりも高圧の所定の第2設定圧で開弁し、第2油路44の余剰オイルを第3油路49にリリーフする。第3油路49のオイルはオイルパン42に排出される。このチェック弁(第2バルブ)47は、熱交換器48に行くオイル圧が所定の高圧以上にならないようにし、熱交換器48を保護する機能を果たす。
次に、第1設定圧の設定コンセプト、すなわち、第1油路43(潤滑系45,32)と第2油路44(熱交換器48)へのオイル配分制御のコンセプトについて説明する。
まず、車両走行状態に応じた一般的な潤滑と冷却のあり方について、図3を参照して説明する。図3において、横軸Vは車速又は差回転、縦軸Pは面圧若しくはトルクである。市街地をゆっくり走行しているときのように、VもPも小さい領域Aにおいては、要求される潤滑油量が小、冷却能力も小であってよい。登坂又は発進時のように、Vは小さいがPは大きい領域Bにおいては、要求される潤滑油量が大となるが、冷却能力は小であってよい。高速クルーズ走行時のように、Vは大きいがPは小さい領域Cにおいては、要求される潤滑油量は中となるが、冷却能力は小であってよい。サーキット走行あるいは最高速(Vmax)走行時のように、VもPも大きい領域Dにおいては、要求される潤滑油量は大となり、冷却能力も大であることが要求される。
上記から理解できるように、潤滑性能はPが大きい領域(高トルク領域)で重要であり、冷却性能はVが大きい領域(高車速領域)で重要である。Pが大きい領域は、高速領域に限らず(D)、低速領域にもある(B)ので、オイル潤滑量はどの車速領域でも適切に確保される必要がある。すなわち、オイル潤滑量は、メカ系の破損及び焼き付きを防止するためには、低車速領域であっても適切な量が要求される。これに対して、冷却すべきオイル流量は、車速に応じた流量が必要とされるが、低速領域ではあまり重要ではない。従って、潤滑系と冷却系とを分けた油圧回路システムが最適であると考えられる。この点に鑑みて、本発明では、オイルポンプ41から吐出されたオイルを、潤滑系に供給するための第1油路43と、冷却系(熱交換器48)熱交換器48に導く第2油路44の2系統に並列的に配分している。
リリーフ弁(第1バルブ)46の第1設定圧は、図3における領域Bのような低Vかつ高Pの領域において必要なオイル潤滑量を確保しうるように、かつ、潤滑油の冷却を適切に開始するように、設定される。すなわち、冷却が必ずしも必要とされない低速域の所定車速(図における“Z”km/h)までに必要な潤滑量を立ち上げるものとし、該所定車速におけるオイルポンプ41の吐出圧に対応して第1設定圧を設定する。その場合、車速(横軸)に対するメカ潤滑システム40における総潤滑流量(縦軸)の特性は、一例として図4に示すようになる。すなわち、車両が走行開始してから第1設定圧に対応する所定の低車速(“Z”km/h)に達するまでの低車速領域においては、総潤滑流量の傾斜が急であり、必要なオイル潤滑量が速やかに確保される。この点につき、図1の動作を説明すると、第1設定圧に対応する所定の低車速(“Z”km/h)よりも低速域で走行しているときは、リリーフ弁(第1バルブ)46は閉じており、オイルポンプ41から吐出されたオイルは第1油路43のみを通り、ギヤ潤滑系45及び第1デフ潤滑系32に供給される。これにより、冷却用にオイルが回されないため、オイルポンプ41が小容量であっても、図3における領域Bのような低Vかつ高Pの領域において必要なオイル潤滑量を確保することができる。
図1において、車速の増加により、オイルポンプ41から吐出されるオイル圧が第1設定圧を超えると、リリーフ弁(第1バルブ)46が開き、油路44aが油路44bに通じることにより、余剰分のオイルが第2油路44に流れ、クーラー48aで冷却されるようになる。勿論、これに並行して、第1油路43を通した潤滑系へのオイル供給は維持される。車速(横軸)に対するクーラー48aへのオイル流量(縦軸)の特性は、一例として図5に示すようになる。すなわち、第1設定圧に対応する所定車速(“Z”km/h)よりも低速域で走行しているときは、第2油路44にオイルが流されないので、クーラー48aによるオイル冷却は行われない。しかし、このような低車速領域においては、潤滑油がそれほど加熱されないので、オイル冷却を行わないことが許容される。逆に言えば、潤滑油の冷却を行わないことが許容される低車速領域においては、第2油路44にオイルを流さないように、リリーフ弁(第1バルブ)46の第1設定圧が設定される。なお、図5において、破線は前記チェック弁(第2バルブ)47が開弁した状態を示す。、チェック弁(第2バルブ)47の第2設定圧は、前記所定車速(“Z”km/h)よりもかなり高い所定車速(図における“Y”km/h)に対応する圧が設定されている。
図6は、本発明に従うオイルポンプ41の必要吐出量を説明するためのグラフである。図6において、線43は、第1油路43を介して潤滑系に供給されるオイルの流量(必要潤滑量)を示す。線44は、第2油路44を介して熱交換器48に供給されるオイルの流量(必要クーラー流量)を示す。線43及び44で示される必要流量の合計に従って、線41で示すオイルポンプ41の必要吐出量が規定される。線41で示すオイルポンプ41の必要吐出量の傾きは、該オイルポンプ41の性能(サイズ)に対応する。前述のように、所定車速(“Z”km/h)よりも低車速の領域では必要潤滑量だけが考慮されればよく、また、所定車速(“Z”km/h)以上の領域では車速に応じた必要クーラー流量と一定の必要潤滑量だけが考慮されればよい。すなわち、本発明によれば、必要潤滑量(第1油路43)と必要クーラー流量(第2油路44)とを独立に考慮すればよいので、オイルポンプ41の必要吐出量は相対的に少なくなり、ポンプサイズを小型化することができる。図6において、破線41’は、参考のために、リリーフ弁(第1バルブ)46を設けずに、潤滑系の第1油路と熱交換系の第2油路を並列に設けた場合のオイルポンプ41の必要吐出量を例示するものである。その場合は、どの車速域でも車速に応じた潤滑量とクーラー流量の合計が確保されるようにポンプ41の必要吐出量が決定されることになるため、オイルポンプ41の必要吐出量は相対的に多くなり、ポンプサイズを小型化することができない。従って、リリーフ弁(第1バルブ)46を設けることがオイルポンプ41を小型化するために有利であることが理解できる。
図7は、第2油路44の最下流の第2デフ潤滑系33(第2の供給先)の一例として、駆動出力シャフト24を軸受する1対のテーパーローラ軸受34,35に対して潤滑油を供給する構成を示す断面図である。変速機20の駆動出力シャフト24は、公知のように、1対のテーパーローラ軸受34,35で軸受けされており、その一端に設けられたハイポイドピニオン25を介してディファレンシャル機構31に結合している。また、駆動出力シャフト24の他端寄りには前記カウンタシャフト23側の固定ギヤにかみ合う固定ギヤ26が設けられている。1対のテーパーローラ軸受34,35の間(テーパーローラの小径側)の空間36に、前記第2油路44の出口が開口しており、前記熱交換器48を経由してきたオイルが該空間36に排出される。空間36に排出されたオイルは、駆動出力シャフト24の回転に伴い、テーパーローラ軸受34,35のテーパー面に沿って自動的に外側(テーパーローラの大径側)に掻き出されて遠心力によって更に飛び散り、その周辺の機構(ハイポイドピニオン25、固定ギヤ26など)までが潤滑される。従って、潤滑油の排出箇所であるテーパーローラ軸受34,35のみならず、その周辺の機構までをも効率的に潤滑することができる。
ENG 内燃機関エンジン
MOT 電気モータジェネレータ
11,12 クラッチ
20 変速機
21 メインシャフト(入力軸)
22 セカンダリシャフト(入力軸)
23 カウンタシャフト
24 駆動出力シャフト
30 出力軸(足軸)
31 ディファレンシャル機構
34,35 テーパーローラ軸受
40 メカ潤滑システム
41 オイルポンプ
42 オイルパン
43 第1油路(潤滑系)
44 第2油路(熱交換系)
45 ギヤ潤滑系
46 リリーフ弁(第1バルブ)
47 チェック弁(第2バルブ)
48 熱交換器
48a オイルクーラー
48b オイルウォーマー
32 第1デフ潤滑系
33 第2デフ潤滑系33

Claims (4)

  1. 変速機の出力軸と連動して駆動されるオイルポンプと、
    前記オイルポンプから吐出されたオイルを変速機の潤滑系に供給するための第1油路と、
    前記オイルポンプからのオイルを熱交換器に導くために、前記第1油路に対して並列的に設けられた第2油路と、
    前記第2油路において前記熱交換器の上流側に挿入されてなり、第1設定圧で開弁して、前記オイルポンプからのオイルを前記第2油路に導通させる第1バルブとを備え
    前記第2油路において前記熱交換器の上流側かつ前記第1バルブの下流側に設けられ、前記第1設定圧よりも高圧の第2設定圧で開弁して、前記第2油路の余剰オイルを第3油路にリリーフする第2バルブを更に備え、前記第3油路は前記オイルポンプの吸引ポートに通ずるように構成される変速機潤滑システム。
  2. 変速機の出力軸と連動して駆動されるオイルポンプと、
    前記オイルポンプから吐出されたオイルを変速機の潤滑系に供給するための第1油路と、
    前記オイルポンプからのオイルを熱交換器に導くために、前記第1油路に対して並列的に設けられた第2油路と、
    前記第2油路において前記熱交換器の上流側に挿入されてなり、第1設定圧で開弁して、前記オイルポンプからのオイルを前記第2油路に導通させる第1バルブとを備え、
    前記熱交換器は、上流側に設けられたオイルクーラーと、下流側に設けられたオイルウォーマーとを備え、前記オイルウォーマーは、別の系統のオイルと熱交換を行うことにより該別の系統のオイルの熱を奪うように構成されている変速機潤滑システム。
  3. 前記第1油路のオイルは、前記変速機の潤滑系における第1の供給先に供給され、
    前記第2油路のオイルは、前記変速機の潤滑系における前記第1の供給先とは異なる第2の供給先に供給され、
    前記変速機の入力軸は前記出力軸の軸線に対して直交するように配置され、
    前記変速機は、前記入力軸に平行に配置された中間軸と、該入力軸及び中間軸の間で変速を行うように構成された変速ギヤ機構とを有し、前記中間軸の出力が前記出力軸に伝達されるように構成されてなり、
    前記中間軸は1対のテーパーローラ軸受で支持され、
    前記第2の供給先は、前記1対のテーパーローラ軸受の間である、請求項1又は2の変速機潤滑システム。
  4. 前記変速ギヤ機構は、前記中間軸に一体回転するように固定された固定ギヤと、前記固定ギヤに噛み合い、前記入力軸に対して一体回転又は相対回転するように選択可能な可動ギヤとを含み、
    前記オイルポンプは前記可動ギヤ又は固定ギヤに連動して駆動されるように配置されている、請求項3の変速機潤滑システム。
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