JP6139974B2 - ファンモータ駆動装置、駆動方法ならびにそれを用いた冷却装置および電子機器 - Google Patents
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Description
第1駆動部は、(ii-1)駆動状態において、第1制御信号に応じた第1駆動電圧をファンモータのコイルの一端に印加し、(ii-2)回生状態において、その出力段によりコイルに流れる電流を回生させる。
第2駆動部は、(ii-1)駆動状態において、第2制御信号に応じた第2駆動電圧をファンモータのコイルの他端に印加し、(ii-2)回生状態において、その出力段によりコイルに流れる電流を回生させる。
ファンモータの回転数が高く電磁ノイズに起因する騒音が問題とならない状況では、回生状態を長くすることにより効率を高め、発熱量を低減でき、ファンモータの回転数が低く電磁ノイズに起因する騒音を低減すべき状況では、回生状態の区間を短く、すなわちスロープを利用したソフトスイッチングの期間を長くとることで、静粛性を改善することができる。
この場合、出力段のローサイドトランジスタを経由してコイル電流を回生することができる。
この場合、出力段のトランジスタのボディダイオードを経由してコイル電流を回生することができる。
この場合、第1駆動電圧(第2駆動電圧)がローレベル電圧となる期間、コイル電流が回生することになる。この態様によれば、実質的にコイル電流が回生する時間が徐々に変化するため、第1駆動電圧(第2駆動電圧)を固定的にローレベルとする場合に比べて、静音性を高めることができる。
この態様によれば、しきい値電圧が高いほど、第1回生区間および第2回生区間の長さを長くすることができる。
指令信号は、周囲温度に応じた電圧を生成するサーミスタからの電圧であってもよい。あるいは指令信号は、ファンモータの回転数を指示するアナログ電圧であってもよいし、目標回転数(目標トルク)に応じたデューティ比を有するパルス信号であってもよい。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
また回生コントローラ50は、第2制御信号VC2の下りのスロープの終端とオーバーラップするように第2回生区間TRGN2を設定し、第2回生区間TRGN2の間、第2駆動部30を回生状態φRGNとし、それ以外の区間を駆動状態φDRVに設定してもよい。
第1ホールアンプ22は、一対のホール信号VH+、VH−の差分VH+−VH−を非反転増幅することにより第1制御信号VC1を生成する。第1ホールアンプ22の利得は、第1制御信号VC1が、相遷移区間において傾斜を有し、それ以外の区間で平坦となるように定めることが望ましい。
図4は、図3の駆動装置2の動作を示す波形図である。図4には、第1回生区間TRGN1、第2回生区間TRGN2の長さがゼロとし、第1駆動部20および第2駆動部30がいずれも駆動状態φDRVに設定されたときの波形が示される。ここでは理解の容易のために、パルス信号SPWMのデューティ比は100%であるものとする。
第1制御電圧VC1、第2制御電圧VC2は、相遷移期間TPTの間、傾斜を有している。当業者によれば、第1制御信号VC1、第2制御信号VC2は、第1ホールアンプ22、第2ホールアンプ32の利得、それらの電源電圧、ホール信号のバイアスレベル、振幅に応じた波形を有することが理解される。
この駆動装置2によれば、相遷移区間TPTにおいて、図4に示すように、第1駆動部20、第2駆動部30を駆動状態φDRVに設定すると、モータ駆動装置2は、BTL駆動方式として動作する。したがって駆動装置2を、低ノイズで動作させることができる。
実施の形態では、回転数を指示する指令信号が、回転数の目標値と負の相関を有するアナログ電圧である場合を説明したが、本発明はそれには限定されない。たとえば指令信号は、ファンモータ102の回転数の目標値を指示する、回転数と正の相関を有するアナログ電圧であってもよい。この場合、図6のしきい値電圧生成部52は省略できる。
実施の形態では、回生コントローラ50が、ファンモータ102の回転数を指示する指令信号VTHにもとづいて、回生区間の長さを制御したが、本発明はそれには限定されない。たとえば回生コントローラ50は、現在のファンモータ102の回転数を検出し、検出した回転数に応じて、回生区間の長さを制御してもよい。
実施の形態では、第1制御信号VC1、第2制御信号VC2それぞれの下りスロープとオーバーラップして、回生区間を設定したが、本発明はそれには限定されない。たとえば、電流位相のずれが問題とならない場合、下りスロープに代えて、あるいはそれに加えて、上りスロープの先端とオーバーラップするように回生区間を設定してもよい。
実施の形態では、回生状態φRGNにおいて、駆動電圧VOUTを所定電圧に固定する場合を説明したが、本発明はそれには限定されない。回生状態φRGNにおける、第1駆動部20および第2駆動部30の動作には、以下の変形例が考えられる。
図9(b)は、第5の変形例に係る駆動電圧VOUT1(VOUT2)を示す波形図である。第1制御信号VC1のスロープのうち、第1回生区間TRGN1以外の部分において、デューティ比が徐々に変化(下りスロープにおいて減少、上りスロープにおいて増大)する態様にて、駆動電圧VOUT1をスイッチングしてもよい。同様に、第2制御信号VC2のスロープ区間TSLOPEのうち、第2回生区間TRGN2以外の部分において、デューティ比が徐々に変化(下りスロープにおいて減少、上りスロープにおいて増大)する態様にて、駆動電圧VOUT2をスイッチングしてもよい。なお、このスイッチングは、トルク制御のためのPWM制御とは区別すべきものである。これにより、さらに静粛性を高めることができる。
実施の形態では、ファンモータ102の回転数を、パルス信号SPWMにもとづくスイッチングにより制御したが、本発明はそれに限定されない。たとえば出力段の第1ホールアンプ22、第2ホールアンプ32の電源電圧VDDを変化させることで、回転数を制御してもよい。
回生コントローラ50の構成は、図6のそれには限定されない。たとえば回生コントローラ50は、デジタル回路で構成してもよい。デジタルの回生コントローラ50は、ファンモータ102の回転周期を検出し、回転周期に、ファンモータ102の回転数に応じた係数を乗算することにより、回生区間の長さを計算してもよい。
実施の形態において、冷却装置100を電子機器に搭載してCPUを冷却する場合について説明したが、本発明の用途はこれには限定されず、発熱体を冷却するさまざまなアプリケーションに用いることができる。さらにいえば、本実施の形態に係る駆動装置2の用途は、ファンモータの駆動に限定されるものではなく、その他の各種モータの駆動に用いることができる。
実施の形態では、ホール素子104が駆動装置2に外付けされる場合を説明したが、ホール素子104は、駆動装置2に内蔵されてもよい。
Claims (21)
- ホール素子からの駆動対象のファンモータの回転子の位置を示す互いに逆相の一対のホール信号にもとづき、前記ファンモータを駆動するファンモータ駆動装置であって、
(i)前記一対のホール信号の差分を第1の極性で増幅して第1制御信号を生成するとともに、(ii)前記第1制御信号に応じた第1駆動電圧を前記ファンモータのコイルの一端に印加する駆動状態と、その出力段が前記コイルに流れる電流を回生可能となる回生状態と、が切りかえ可能に構成された第1駆動部と、
(i)前記一対のホール信号の差分を第2の極性で増幅して第2制御信号を生成するとともに、(ii)前記第2制御信号に応じた第2駆動電圧を前記ファンモータのコイルの他端に印加する駆動状態と、その出力段が前記コイルに流れる電流を回生可能となる回生状態と、が切りかえ可能に構成された第2駆動部と、
前記第1駆動部および前記第2駆動部それぞれの状態を制御する回生コントローラと、
を備え、
前記第1駆動部は、前記回生状態において、前記第1駆動電圧の包絡線を前記第1制御信号にもとづいて変化させながら、デューティ比が徐々に変化する態様にて前記第1駆動電圧をスイッチングし、
前記第2駆動部は、前記回生状態において、前記第2駆動電圧の包絡線を前記第2制御信号にもとづいて変化させながら、デューティ比が徐々に変化する態様にて前記第2駆動電圧をスイッチングすることを特徴とするファンモータ駆動装置。 - 前記回生コントローラは、前記第1制御信号の下りのスロープに第1回生区間を設定し、前記第1回生区間の間、前記第1駆動部を前記回生状態に設定し、それ以外の区間を前記駆動状態に設定し、前記第2制御信号の下りのスロープに第2回生区間を設定し、前記第2回生区間の間、前記第2駆動部を前記回生状態とし、それ以外の区間を前記駆動状態に設定することを特徴とする請求項1に記載のファンモータ駆動装置。
- 前記回生コントローラは、前記ファンモータの回転数が高いほど、前記第1回生区間および前記第2回生区間の長さを長く設定することを特徴とする請求項2に記載のファンモータ駆動装置。
- 前記第1駆動部は、前記回生状態において、前記第1制御信号にかかわらず、前記第1駆動電圧を所定電圧に固定し、前記第2駆動部は、前記回生状態において、前記第2制御信号にかかわらず、前記第2駆動電圧を所定電圧に固定することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のファンモータ駆動装置。
- 前記第1駆動部および前記第2駆動部はそれぞれ、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)で構成される出力段を含み、前記回生状態において、前記MOSFETがオフとなり、ボディダイオードを介して前記コイルに流れる電流を回生することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のファンモータ駆動装置。
- 前記回生コントローラは、
前記ファンモータの回転数に応じたしきい値電圧と前記第1制御信号を比較し、前記第1制御信号の方が低くなるとアサートされる第1検出信号を生成する第1コンパレータと、
前記しきい値電圧と前記第2制御信号を比較し、前記第2制御信号の方が低くなるとアサートされる第2検出信号を生成する第2コンパレータと、
前記第1検出信号がアサートされると、前記第1駆動部を前記回生状態に遷移させ、前記第2検出信号がアサートされると、前記第2駆動部を前記回生状態に遷移させるロジック部と、
を含むことを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のファンモータ駆動装置。 - ホール素子からの駆動対象のファンモータの回転子の位置を示す互いに逆相の一対のホール信号にもとづき、前記ファンモータを駆動するファンモータ駆動装置であって、
(i)前記一対のホール信号の差分を第1の極性で増幅して第1制御信号を生成するとともに、(ii)前記第1制御信号に応じた第1駆動電圧を前記ファンモータのコイルの一端に印加する駆動状態と、その出力段が前記コイルに流れる電流を回生可能となる回生状態と、が切りかえ可能に構成された第1駆動部と、
(i)前記一対のホール信号の差分を第2の極性で増幅して第2制御信号を生成するとともに、(ii)前記第2制御信号に応じた第2駆動電圧を前記ファンモータのコイルの他端に印加する駆動状態と、その出力段が前記コイルに流れる電流を回生可能となる回生状態と、が切りかえ可能に構成された第2駆動部と、
前記第1駆動部および前記第2駆動部それぞれの状態を制御する回生コントローラと、
を備え、
前記回生コントローラは、
前記ファンモータの回転数に応じたしきい値電圧と前記第1制御信号を比較し、前記第1制御信号の方が低くなるとアサートされる第1検出信号を生成する第1コンパレータと、
前記しきい値電圧と前記第2制御信号を比較し、前記第2制御信号の方が低くなるとアサートされる第2検出信号を生成する第2コンパレータと、
前記第1検出信号がアサートされると、前記第1駆動部を前記回生状態に遷移させ、前記第2検出信号がアサートされると、前記第2駆動部を前記回生状態に遷移させるロジック部と、
を含むことを特徴とするファンモータ駆動装置。 - 前記回生コントローラは、前記ファンモータの回転数を指示する指令信号に応じて、前記第1駆動部および前記第2駆動部それぞれ状態を制御することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のファンモータ駆動装置。
- 前記指令信号は、前記ファンモータの回転数の目標値が高いほど低い値をとり、
前記回生コントローラは、
前記指令信号を反転増幅することにより、しきい値電圧を生成する反転増幅回路をさらに含むことを特徴とする請求項8に記載のファンモータ駆動装置。 - ホール素子からの駆動対象のファンモータの回転子の位置を示す互いに逆相の一対のホール信号にもとづき、前記ファンモータを駆動するファンモータ駆動装置であって、
(i)前記一対のホール信号の差分を第1の極性で増幅して第1制御信号を生成するとともに、(ii)前記第1制御信号に応じた第1駆動電圧を前記ファンモータのコイルの一端に印加する駆動状態と、その出力段が前記コイルに流れる電流を回生可能となる回生状態と、が切りかえ可能に構成された第1駆動部と、
(i)前記一対のホール信号の差分を第2の極性で増幅して第2制御信号を生成するとともに、(ii)前記第2制御信号に応じた第2駆動電圧を前記ファンモータのコイルの他端に印加する駆動状態と、その出力段が前記コイルに流れる電流を回生可能となる回生状態と、が切りかえ可能に構成された第2駆動部と、
前記第1駆動部および前記第2駆動部それぞれの状態を制御する回生コントローラと、
を備え、
前記回生コントローラは、前記ファンモータの回転数を指示する指令信号に応じて、前記第1駆動部および前記第2駆動部それぞれ状態を制御し、
前記指令信号は、前記ファンモータの回転数の目標値が高いほど低い値をとり、
前記回生コントローラは、前記指令信号を反転増幅することにより、しきい値電圧を生成する反転増幅回路をさらに含むことを特徴とするファンモータ駆動装置。 - 前記回生コントローラは、前記ファンモータの現在の回転数を示す検出信号に応じて、前記第1駆動部および前記第2駆動部それぞれ状態を制御することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のファンモータ駆動装置。
- 前記回生コントローラは、前記ファンモータに流れる電流に応じて、前記第1駆動部および前記第2駆動部それぞれ状態を制御することを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載のファンモータ駆動装置。
- ホール素子からの駆動対象のファンモータの回転子の位置を示す互いに逆相の一対のホール信号にもとづき、前記ファンモータを駆動するファンモータ駆動装置であって、
(i)前記一対のホール信号の差分を第1の極性で増幅して第1制御信号を生成するとともに、(ii)前記第1制御信号に応じた第1駆動電圧を前記ファンモータのコイルの一端に印加する駆動状態と、その出力段が前記コイルに流れる電流を回生可能となる回生状態と、が切りかえ可能に構成された第1駆動部と、
(i)前記一対のホール信号の差分を第2の極性で増幅して第2制御信号を生成するとともに、(ii)前記第2制御信号に応じた第2駆動電圧を前記ファンモータのコイルの他端に印加する駆動状態と、その出力段が前記コイルに流れる電流を回生可能となる回生状態と、が切りかえ可能に構成された第2駆動部と、
前記第1駆動部および前記第2駆動部それぞれの状態を制御する回生コントローラと、
を備え、
前記回生コントローラは、前記ファンモータに流れる電流に応じて、前記第1駆動部および前記第2駆動部それぞれ状態を制御することを特徴とするファンモータ駆動装置。 - 前記第1駆動部は、前記一対のホール信号の差分を非反転増幅することにより前記第1制御信号を生成する第1ホールアンプを含み、
前記第2駆動部は、前記一対のホール信号の差分を反転増幅することにより前記第2制御信号を生成する第2ホールアンプを含むことを特徴とする請求項1から12のいずれかに記載のファンモータ駆動装置。 - 前記第1ホールアンプの利得は、前記第1制御信号が、相の切り替わりの区間において傾斜を有し、それ以外の区間で平坦な制御信号を生成するように定められ、
前記第2ホールアンプの利得は、前記第2制御信号が、相の切り替わりの区間において傾斜を有し、それ以外の区間で平坦な制御信号を生成するように定められることを特徴とする請求項14に記載のファンモータ駆動装置。 - 前記回生コントローラは、前記ファンモータの起動直後の期間、前記第1駆動部および前記第2駆動部を、前記駆動状態に固定することを特徴とする請求項1から15のいずれかに記載のファンモータ駆動装置。
- 前記所定電圧はローレベル電圧であることを特徴とする請求項4に記載のファンモータ駆動装置。
- ひとつの半導体基板上に一体集積化されたことを特徴とする請求項1から17のいずれかに記載のファンモータ駆動装置。
- ファンモータと、
前記ファンモータの回転子の位置を示す一対のホール信号を生成するホール素子と、
前記一対のホール信号にもとづいて前記ファンモータを駆動する請求項1から18のいずれかに記載のファンモータ駆動装置と、
を備えることを特徴とする冷却装置。 - プロセッサと、
前記プロセッサと対向して設けられたファンモータと、
前記ファンモータの回転子の位置を示す一対のホール信号を生成するホール素子と、
前記一対のホール信号にもとづいて前記ファンモータを駆動する請求項1から18のいずれかに記載のファンモータ駆動装置と、
を備えることを特徴とする電子機器。 - ファンモータを駆動する方法であって、
ホール素子により、前記ファンモータの回転子の位置を示す互いに逆相の一対のホール信号を生成するステップと、
前記一対のホール信号の差分を第1の極性で増幅して第1制御信号を生成するステップと、
前記第1制御信号に応じた第1駆動電圧を前記ファンモータのコイルの一端に印加するとともに、前記第1制御信号の下りのスロープに設定される第1回生区間の間、前記コイルの電流を回生させるステップと、
前記一対のホール信号の差分を第2の極性で増幅して第2制御信号を生成するステップと、
前記第2制御信号に応じた第2駆動電圧を前記ファンモータのコイルの他端に印加するとともに、前記第2制御信号の下りのスロープに設定される第2回生区間の間、前記コイルの電流を回生させるステップと、
前記ファンモータの回転数が高いほど、前記第1回生区間および前記第2回生区間の長さを長く設定する制御ステップと、
を備え、
前記制御ステップは、
前記ファンモータの回転数に応じたしきい値電圧と前記第1制御信号を比較し、前記第1制御信号の方が低くなると第1検出信号をアサートするステップと、
前記しきい値電圧と前記第2制御信号を比較し、前記第2制御信号の方が低くなると第2検出信号をアサートするステップと、
前記第1検出信号がアサートされると、前記第1回生区間に遷移させ、前記第2検出信号がアサートされると、前記第2回生区間に遷移させるステップと、
を含むことを特徴とする方法。
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