JP4885549B2 - モータ駆動回路、駆動方法およびそれを用いた冷却装置 - Google Patents

モータ駆動回路、駆動方法およびそれを用いた冷却装置 Download PDF

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Description

本発明は、モータ駆動技術に関し、特にその起動時の制御に関する。
単相モータや多相モータを所望のトルクで回転させるために、モータのコイルの通電期間をパルス幅変調信号などのパルス信号によって制御する技術が広く用いられる。
停止したモータの駆動を開始する場合に、モータのコイルに対して、目標のトルクに応じたパルス幅を有するスイッチング電圧をいきなり印加すると、モータのコイルに急激に電流が流れることになる。モータの起動時、特にその回転数が0に近い場合、発電機能がないため、コイルに流れる電流は、印加された電圧を、巻き線抵抗で除した値となる。コイルの抵抗値は電力損失を低減するために、非常に低く設計されており、コイル電流が、駆動回路や、コイル自身の定格を超え、回路の信頼性に影響を及ぼす場合がある。
また、コイルで発生する逆起電圧は、コイルに流れる電流の時間変化率に比例する。したがって、上述のように、コイル電流が急激に増加すると、非常に大きな逆起電圧が発生し、駆動回路の定格を超えるおそれもある。
かかる理由から、モータの起動開始直後に、コイルに流れる電流を徐々に増加させるソフトスタート制御が行われる(たとえば、特許文献1、2参照)。特許文献1に記載のソフトスタート制御では、時間に応じて電圧値が緩やかに増大するソフトスタート電圧を生成し、このソフトスタート電圧を、三角波あるいはのこぎり波状の周期電圧と比較し、デューティ比が緩やかに増加するパルス変調信号を生成し、コイルの通電時間をゆるやかに増加させ、ソフトスタートを行っている。
特開平7−95792号公報 特開2001−45790号公報
本発明は、特許文献1、2に記載されるような技術と同様に、モータの起動時のソフトスタートの実現を課題とするものであり、その目的は、従来とは異なるアプローチによってソフトスタート制御を実現可能なモータ駆動回路の提供にある。
本発明のある態様は、パルス状の駆動信号を生成し、駆動対象のモータのコイルに接続されるスイッチング回路のオンオフを制御することにより、モータの通電時間を制御するモータ駆動回路に関する。このモータ駆動回路は、モータのトルクの目標値に応じてパルス変調された駆動信号を生成し、スイッチング回路に出力する駆動信号生成回路と、モータのコイルに流れる電流を検出する電流検出回路と、電流検出回路において検出された電流が、所定の電流上限値を超えないように、駆動信号生成回路により生成される駆動信号の論理値を制御する電流制限回路と、を備える。電流制限回路は、モータの起動時において、電流上限値を時間とともに上昇せしめる。
この態様によると、モータのコイルに流れる電流は、電流上限値以下に抑制される。起動時において、電流上限値をゆるやかに上昇させることにより、モータのコイルに流れる電流も電流上限値を上限として緩やかに上昇するため、ソフトスタートを実現することができる。
電流制限回路は、モータの起動期間の経過後、電流上限値を所定の値に固定してもよい。この場合、起動後においても、電流上限値によってモータのコイルに流れる電流が制限されるため、回路保護を図ることができる。
電流検出回路は、スイッチング回路を介してモータのコイルに流れる電流の経路上に設けられ、かつ一端の電位が固定された検出抵抗を含み、検出抵抗に発生する電圧降下を、モータのコイルに流れる電流に応じた検出電圧として出力してもよい。電流制限回路は、検出電圧を電流上限値に応じて設定される上限電圧と比較し、検出電圧が上限電圧を上回らないように駆動信号の論理値を制御し、モータの起動時において、上限電圧を上昇せしめてもよい。
電流制限回路は、検出電圧を上限電圧と比較するコンパレータを含み、検出電圧が上限電圧を上回ったとき、スイッチング回路によるモータへの電流供給が停止するように、駆動信号生成回路により生成される駆動信号の論理値を固定し、その後、所定のタイミングで論理値の固定を解除してもよい。
この場合、コイルに流れる電流が電流上限値に達すると、その後、所定のタイミングで論理値の固定が解除されるまでの期間、モータのコイルへの電流供給が停止するため、コイルに流れる電流が、電流上限値を上回るのを抑制することができる。
電流制限回路は、駆動信号生成回路において生成される駆動信号と同期して所定レベルとなる解除信号を生成する解除信号生成部をさらに含み、解除信号生成部により生成された解除信号が所定レベルとなったことを契機として、駆動信号の論理値の固定を解除してもよい。
モータをスイッチング駆動(パルス駆動)する場合、駆動信号によるスイッチングのタイミングにおいて、モータのコイルに流れる電流に、スパイク状のノイズが発生する場合があり、このノイズによって検出電圧が上限電圧を上回り、過電流状態を誤検出する場合がある。そこで、駆動信号の論理値の固定状態を、駆動信号と同期した解除信号によって解除することにより、ノイズがモータの回転制御に及ぼす影響を低減することができる。
電流制限回路は、検出電圧を所定の周期電圧と比較する第1コンパレータと、上限電圧を周期電圧と比較する第2コンパレータと、第1コンパレータおよび第2コンパレータの出力信号を論理演算により合成した制限パルス信号を生成する合成回路と、を含んでもよい。駆動信号生成回路は、スイッチング回路に出力する駆動信号のデューティ比を、制限パルス信号のデューティ比に応じて制限してもよい。
電流制限回路は、検出電圧を上限電圧と比較し、2つの電圧の誤差を増幅した誤差電圧を出力する誤差増幅器と、誤差増幅器から出力される誤差電圧を、所定の周期電圧と比較して駆動信号のパルス幅の上限値もしくは下限値を規定するパルス幅を有する制限パルス信号を生成する制限コンパレータと、を含んでもよい。駆動信号生成回路は、スイッチング回路に出力する駆動信号のデューティ比を、制限パルス信号のデューティ比に応じて制限してもよい。
モータ駆動回路は、1つの半導体基板上に一体集積化されてもよい。「一体集積化」とは、回路の構成要素のすべてが半導体基板上に形成される場合や、回路の主要構成要素が一体集積化される場合が含まれ、回路定数の調節用に一部の抵抗やキャパシタなどが半導体基板の外部に設けられていてもよい。モータ駆動回路を、1つのLSIとして集積化することにより、回路面積を削減することができる。
本発明の別の態様は、冷却装置である。この冷却装置は、ファンモータと、ファンモータを駆動する上述のモータ駆動回路と、を備える。
本発明のさらに別の態様は、電子機器である。この電子機器は、上述の冷却装置を備える。この態様によると、電子機器の内部の冷却対象を、温度に応じて好適に冷却することができる。
本発明のさらに別の態様は、パルス状の駆動信号を生成し、駆動対象のモータのコイルに接続されるスイッチング回路のオンオフを制御することにより、モータの通電時間を制御するモータ駆動方法に関する。このモータ駆動方法は、モータのトルクの目標値に応じてパルス変調された駆動信号を生成し、スイッチング回路に出力する駆動信号生成ステップと、モータのコイルに流れる電流を検出する検出ステップと、検出ステップにおいて検出された電流が、モータの起動時において時間とともに上昇する電流上限値を超えないように、駆動信号生成ステップにおいて生成される駆動信号の論理値を制御する電流制限ステップと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、ソフトスタートを実現することができる。
本発明の実施の形態は、デスクトップ型あるいはノート型のパーソナルコンピュータやワークステーションなどの電子計算機、あるいは冷蔵庫などの電子機器を冷却するための冷却装置に使用されるモータ駆動回路に関する。
図1は、本発明の実施の形態に係る冷却装置200の構成を示す回路図である。冷却装置200は、モータ駆動回路100、スイッチング回路110、ファンモータ(以下、単にモータという)120を含む。
モータ120は、本実施の形態において単相全波モータであって、図示しない冷却対象物に対向して配置される。このモータ120は、モータ駆動回路100およびスイッチング回路110によって生成されるスイッチング信号Vsw1、Vsw2によりコイル電流、すなわち通電状態が制御されて回転が制御される。
スイッチング回路110は、第1ハイサイドトランジスタMH1、第2ハイサイドトランジスタMH2、第1ローサイドトランジスタML1、第2ローサイドトランジスタML2を含み、いわゆるHブリッジ回路が構成される。第1ハイサイドトランジスタMH1、第1ローサイドトランジスタML1は、電源電圧端子112と接地端子GND間に直列に接続され、トランジスタ対(以下、第1トランジスタ対という)を構成する。同様に、第2ハイサイドトランジスタMH2、第2ローサイドトランジスタML2も、トランジスタ対(以下第2トランジスタ対という)を構成する。本実施の形態において、第1ハイサイドトランジスタMH1、第2ハイサイドトランジスタMH2は、PチャンネルMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)である。また、第1ローサイドトランジスタML1、第2ローサイドトランジスタML2は、NチャンネルMOSFETである。
第1トランジスタ対を構成する第1ハイサイドトランジスタMH1、第2ハイサイドトランジスタMH2は、交互に相補的にオンオフする。第1ハイサイドトランジスタMH1、第1ローサイドトランジスタML1のオンオフは、各トランジスタのゲートに印加される、第1ハイサイド駆動信号SDH1、第1ローサイド駆動信号SDL1によって制御される。
第1ハイサイドトランジスタMH1、第1ローサイドトランジスタML1の接続点の電圧が、第1スイッチング信号Vsw1として、モータ120のコイルの一端に印加される。第1ハイサイドトランジスタMH1がオンのとき、第1スイッチング信号Vsw1は電源電圧Vddとなり、第1ローサイドトランジスタML1がオンのとき、第1スイッチング信号Vsw1は接地電位(0V)となる。
第2トランジスタ対を構成する第2ハイサイドトランジスタMH2、第2ローサイドトランジスタML2のオンオフは、各トランジスタのゲートに印加される第2ハイサイド駆動信号SDH2、第2ローサイド駆動信号SDL2によって制御される。2つのトランジスタの接続点の電圧は、第2スイッチング信号Vsw2として、モータ120のコイルの他端に印加される。第2スイッチング信号Vsw2は、第1スイッチング信号Vsw1と逆相となるように制御される。
なお、スイッチング回路110を構成する4つのトランジスタは、モータ駆動回路100に一体集積化して内蔵されてもよい。また、第1ハイサイドトランジスタMH1、第2ハイサイドトランジスタMH2のソースと、電源電圧Vddを出力する電源(図示せず)には、逆接防止用のダイオードを設けてもよい。
モータ駆動回路100は、パルス状の駆動信号SDH1、SDH2、SDL1、SDL2(以下、必要に応じて駆動信号SDと総称する)を生成し、駆動対象のモータ120のコイルに接続されるスイッチング回路110の各トランジスタMH1、MH2、ML1、ML2に出力する。スイッチング回路110の各トランジスタMH1、MH2、ML1、ML2は、駆動信号SDに応じてオンオフが制御され、モータ120のコイルの通電時間が制御される。
モータ駆動回路100には、モータ120のトルクの目標値に応じて設定される回転制御電圧Vcntが外部から入力される。この回転制御電圧Vcntは、モータ駆動回路100内部において生成してもよい。モータ駆動回路100は、回転制御電圧Vcntにもとづいて、駆動対象のモータ120のコイルの通電時間を規定するパルス変調された駆動信号SDH1、SHL1、SDH2、SDL2を生成し、出力段であるスイッチング回路110に対して出力する。
図1に示すように、モータ駆動回路100は、駆動信号生成回路10、電流検出回路20、電流制限回路30を含む。駆動信号生成回路10および電流制限回路30は1つの半導体基板上に機能IC90として集積化される。
はじめに、図1のモータ駆動回路100の構成およびその機能の概要について説明する。
駆動信号生成回路10には、モータのトルクを指示する回転制御電圧Vcntと、図示しないホール素子から出力されるホール信号VH+、VH−が入力される。後述するように、駆動信号生成回路10は、回転制御電圧Vcntおよびホール信号VH+、VH−にもとづき、目標とするトルクに応じてパルス幅変調された駆動信号SDを生成し、スイッチング回路110に出力する。
電流検出回路20は、モータ120のコイルに流れる電流(以下、コイル電流Icoilともいう)を検出する。本実施の形態において、電流検出回路20は、スイッチング回路110を介してモータ120のコイルに流れる電流Icoilの経路上に設けられ、かつ一端の電位が固定された検出抵抗R10を含む。電流検出回路20は、検出抵抗R10に発生する電圧降下を、モータ120のコイルに流れる電流に応じた検出電圧Vdetとして出力する。検出電圧Vdetは、コイル電流Icoilに比例した電圧であって、電流制限回路30へと出力される。なお、検出抵抗R10は、スイッチング回路110の接地端子側ではなく、電源電圧端子112側に設けてもよい。検出抵抗R10における電力消費を低減するため、その抵抗値は数十mΩから数百mΩ程度とするのが好ましい。
電流制限回路30は、電流検出回路20において検出されたコイル電流Icoilが、所定の電流上限値Imaxを超えないように、駆動信号生成回路10により生成される駆動信号SDの論理値を制御する。電流制限回路30は、駆動信号生成回路10に対して制御信号S2を出力する。電流制限回路30は、この制御信号S2によって、駆動信号SDの論理値を制御する。制御信号S2および駆動信号生成回路10内部における信号処理の具体例については後述する。
電流制限回路30には、モータ120の駆動開始(回転)を指示する起動信号S1が入力されている。電流制限回路30は、起動信号S1により起動が指示される起動時において、電流上限値Imaxを時間とともに上昇せしめる。その後、モータ120の起動期間の経過後、電流制限回路30は、電流上限値Imaxを所定の値に固定する。
図2(a)、(b)は、本実施の形態に係るモータ駆動回路100の動作状態を示すタイムチャートである。図2(a)、(b)を含む本明細書に示すタイムチャートは、説明を簡略化し、または理解を容易にするために、縦軸、横軸を適宜拡大、縮小して示すものとする。
図2(a)に示すように、時刻t0に、起動信号S1がハイレベルとなり、モータ120の起動が指示される。起動信号S1がハイレベルとなると、駆動信号生成回路10は、トルクの目標値に対応したパルス幅を有するパルス信号を生成して、駆動信号SDとしてスイッチング回路110へと出力する。
時刻t0に、起動信号S1がハイレベルとなると、電流制限回路30は、図2(b)に示すように、電流上限値Imaxを時間とともに上昇させ、ある値に達すると、所定の値に固定する。
電流制限回路30によるコイル電流の制限を行わない場合、停止したモータの駆動を開始する際に、モータのコイルに対して、トルクの目標値に応じたパルス幅を有するスイッチング電圧Vsw1、Vsw2をいきなり印加すると、モータに流れるコイル電流は、図2(b)に破線で示すように急激に上昇しようとする。
電流制限回路30は、急激に上昇するコイル電流Icoilが電流上限値Imaxを超えないように、駆動信号SDの論理値を制御する。上述のように、電流上限値Imaxは時刻t0以降、時間とともにゆるやかに上昇するように制御される。その結果、実際にモータ120のコイルに流れる電流Icoilは、図2(b)に実線で示すように、電流上限値Imaxの上昇とともに、緩やかに上昇することになる。
その後、時刻t1に、モータ120のコイル電流Icoilが、トルクの目標値に対応した電流値に達すると、コイル電流Icoilの上昇は停止する。時刻t1以降も、電流上限値Imaxは徐々に上昇し、時刻t2に所定の値に達し、その後一定値に固定される。もし、時刻t2以降、何らかの異常によって、コイル電流Icoilが上昇した場合においても、コイル電流Icoilは、所定値以下に制限され、回路保護が実現される。
このように構成されたモータ駆動回路100によれば、モータ120のコイルに流れるコイル電流Icoilは、電流上限値Imax以下に抑制される。起動時において、電流上限値Imaxをゆるやかに上昇させることにより、モータのコイル電流Icoilも電流上限値Imaxを上限として緩やかに上昇するため、ソフトスタートを実現することができる。
次に、本実施の形態に係るモータ駆動回路100の各回路ブロックの構成例について詳細に説明する。
図3は、図1のモータ駆動回路100の構成例の詳細な回路図である。以降の図1において、同一または同等の構成要素には同一の符号を付し、適宜説明を省略する。
駆動信号生成回路10は、コンパレータ12、ロジック回路14、パルス幅変調器40を含む。コンパレータ12は、図示しないホール素子から出力されるホール信号VH+、VH−の電位を比較し、モータ120のロータおよびステータの位置関係(相)に応じてハイレベル、ローレベルが変化する周波数発生信号(以下FG信号という)を生成する。
ロジック回路14は、コンパレータ12から出力されるFG信号にもとづき、駆動信号SDH1、SDH2、SDL1、SDL2を生成する。本実施の形態において、モータ駆動回路100は、モータ120をパルス幅変調方式によって通電期間の制御を行う。このパルス幅変調方式によるモータ駆動制御に際し、本実施の形態では、ローサイドトランジスタML1、ML2のオンオフはモータ120の相切り替えに応じて交互にオンオフし、ハイサイドトランジスタMH1、MH2を、パルス幅変調された信号にもとづいてスイッチング制御するものとする。もっとも、本発明はこれに限定されるものではなく、ローサイドトランジスタをパルス幅変調した信号により駆動してもよいし、ハイサイド、ローサイド両側のトランジスタをパルス幅変調した信号によって駆動してもよい。
たとえば、ロジック回路14はFG信号がハイレベルのとき、第1ハイサイドトランジスタMH1、第2ローサイドトランジスタML2がオンし、第2ハイサイドトランジスタMH2、第1ローサイドトランジスタML1がオフするように、駆動信号SDを生成する。ここで、第1ハイサイドトランジスタMH1、第1ローサイドトランジスタML1が同時に、あるいは第2ハイサイドトランジスタMH2、第2ローサイドトランジスタML2が同時にオンしないように、信号レベルの遷移に遅延を与え、デッドタイムを設けるのが望ましい。
ロジック回路14から出力される駆動信号SDL1、SDL2は、それぞれローサイド側の第1ローサイドトランジスタML1、第2ローサイドトランジスタML2に出力される。その結果、第1ローサイドトランジスタML1、第2ローサイドトランジスタML2は、FG信号のハイレベル、ローレベルに応じて交互にオンオフを繰り返す。
一方、ロジック回路14から出力される駆動信号SDH1、SDH2は、パルス幅変調器40へと出力される。パルス幅変調器40は、モータ120のトルクの目標値に応じたパルス幅を有するパルス幅変調信号(以下、PWM信号という)Vpwmを生成し、駆動信号SDH1、SDH2と論理演算により合成する。
パルス幅変調器40は、PWMコンパレータ42、オシレータ44、合成部46を含む。オシレータ44は、所定の周波数を有する三角波状あるいはのこぎり波状の周期電圧Voscを生成する。PWMコンパレータ42は、回転制御電圧Vcntを、周期電圧Voscと比較することによりPWM信号Vpwmを生成する。PWMコンパレータ42の非反転入力端子には回転制御電圧Vcntが入力され、反転入力端子には周期電圧Voscが入力される。その結果、PWM信号Vpwmは、Vcnt>Voscのときハイレベル、Vcnt<Voscのときローレベルとなる。PWM信号Vpwmのハイレベルの時間は、モータの通電時間に相当し、制御電圧Vcntが高くなるほど長くなる。合成部46は、ロジック回路14により生成された駆動信号SDH1、SDH2と、PWM信号Vpwmを論理演算により合成し、第1ハイサイドトランジスタMH1、第2ハイサイドトランジスタMH2へと出力する。合成部46から出力される駆動信号SDH1、SDH2は、トルクに応じてパルス幅が変化するパルス幅変調された信号となる。
次に、電流制限回路30の構成について説明する。電流制限回路30は、時定数回路32、コンパレータ34を含む。
時定数回路32は、モータ120の起動時に、起動信号S1がハイレベルとなったことを契機として、電圧値が時間とともに上昇するソフトスタート電圧を生成する。このソフトスタート電圧は、電流制限回路30による電流上限値Imaxに応じて設定される上限電圧Vmaxに相当する。
時定数回路32は、キャパシタを定電流で充電するタイプや、ランプ波形のデジタル信号やカウンタ回路の出力信号をデジタルアナログ変換するタイプなど、さまざまな構成のものを利用することができ、特にその回路構成が限定されるものはない。
電流制限回路30は、電流検出回路20から出力される検出電圧Vdetを電流上限値Imaxに応じて設定される上限電圧Vmaxと比較し、検出電圧Vdetが上限電圧Vmaxを上回らないように駆動信号SDH1、SDH2を調節する。コンパレータ34は、検出電圧Vdetと、時定数回路32から出力される上限電圧Vmaxを比較する。コンパレータ34の出力信号は、Vdet>Vmaxのときハイレベル、Vdet<Vmaxのときローレベルとなる。コンパレータ34の出力信号(以下、比較信号S3という)は、駆動信号生成回路10へと出力される。比較信号S3および後述の解除信号S4は、図1の制御信号S2に相当する。
電流制限回路30は、比較信号S3がハイレベルとなると、スイッチング回路110によるモータ120への電流供給が停止するように、駆動信号生成回路10により生成される駆動信号SDの論理値を固定し、その後、所定のタイミングで論理値の固定を解除する。
本実施の形態において、比較信号S3がハイレベルとなると、電流制限回路30は、第1ハイサイド駆動信号SDH1、第2ハイサイド駆動信号SDH2の論理値を固定し、第1ハイサイドトランジスタMH1、第2ハイサイドトランジスタMH2を強制的にオフしてモータ120へ電流供給を停止する。具体的には、比較信号S3が入力された合成部46において、第1ハイサイド駆動信号SDH1、第2ハイサイド駆動信号SDH2の論理値を固定する。
もっとも、本発明はこれに限定されるものではなく、第1ローサイド駆動信号SDL1、第2ローサイド駆動信号SDL2の論理値を固定して第1ローサイドトランジスタML1、第2ローサイドトランジスタML2をオフしてもよいし、駆動信号SDすべての論理値を固定して、スイッチング回路110を構成するすべてのトランジスタをオフしてもよい。
その後、合成部46は、所定のタイミングで第1ハイサイド駆動信号SDH1、第2ハイサイド駆動信号SDH2の論理値の固定を解除する。本実施の形態において、論理値の固定解除は、解除信号生成部36によって生成される解除信号S4にもとづいて行われる。
電流制限回路30の解除信号生成部36により生成される解除信号S4は、一定周期毎に所定レベル(本実施の形態においてはハイレベル)となるように構成するのが望ましい。合成部46は、解除信号S4を参照し、ハイレベルとなるごとに、第1ハイサイド駆動信号SDH1、第2ハイサイド駆動信号SDH2の論理値の固定を解除する。このような制御は、ラッチ回路やフリップフロップに、比較信号S3および解除信号S4を入力することにより容易に実現することができる。
ここで、解除信号生成部36は、駆動信号生成回路10において生成される駆動信号SDと同期して、解除信号S4を生成するのが好ましい。たとえば、解除信号生成部36は、オシレータ44により生成される周期電圧Voscのピーク電圧あるいはボトム電圧ごとにハイレベルとなるように解除信号S4を生成してもよい。
モータ駆動回路100を、図3のように構成することにより、コイル電流Icoilが電流上限値Imaxに達すると、その後、所定のタイミングで論理値の固定が解除されるまでの期間、スイッチング回路110のトランジスタがオフし、モータ120のコイルへの電流供給が停止するため、コイル電流Icoilが、電流上限値Imaxsを超えて増加するのを抑制することができる。
なお、論理値の固定解除のタイミングは、比較信号S3がハイレベルとなってから、予め定めた所定時間が経過した後に行ってもよい。この場合、比較信号S3に応じて時間測定を行うタイマ回路や、ワンショット回路を用いればよい。
図3のモータ駆動回路100によれば、時定数回路32によって上限電圧Vmaxが徐々に上昇する結果、電流上限値Imaxも時間とともに上昇する。その結果、図2(a)、(b)で説明したソフトスタート動作を好適に実現することができる。
また、モータ120をパルス駆動(PWM駆動)する場合、駆動信号SDによるトランジスタのスイッチングのタイミングにおいて、モータ120のコイルに流れる電流に、スパイク状のノイズが発生する場合があり、このノイズによって検出電圧Vdetが上限電圧Vmaxを上回り、過電流状態を誤検出する場合がある。本実施の形態に係るモータ駆動回路100では、過電流状態において一端固定した駆動信号SDの論理値を、駆動信号SDと同期した解除信号S4によって解除することにより、スパイク状のノイズがモータ120の回転制御に及ぼす影響を低減することができる。
上記実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
また、実施の形態では、モータ駆動回路100のうち、駆動信号生成回路10、電流制限回路30をひとつのLSIに一体集積化される場合について説明したが、これには限定されず、さらに電流検出回路20を含んで構成されてもよく、あるいは、スイッチング回路110を構成するトランジスタが一体集積化されてもよい。たとえば、スイッチング回路110は、ディスクリートのパワートランジスタを用いて構成してもよいし、モータ駆動回路100に内蔵されてもよい。逆に、機能IC90の一部の構成要素がLSIの外部にディスクリート素子あるいはチップ部品として設けられ、あるいは複数のLSIにより構成されてもよい。
また、実施の形態において使用されるトランジスタは、バイポーラトランジスタとFETを相互に置換してもよいし、Pチャンネル、Nチャンネルトランジスタを置換して構成してもよい。
実施の形態では、パルス変調として、パルス幅を制御するパルス幅変調を例として説明したが、本発明は、パルス周波数変調(PFM)などの他のパルス変調を行うモータ駆動回路にも適用することができる。
実施の形態においては、単相モータを駆動する場合について説明したが、本発明はこれには限定されない。すなわち、3相モータなどを駆動するモータ駆動回路においても適用することができる。
実施の形態において、モータ駆動回路100は、ファンモータを駆動する場合について説明したが、本発明に係るモータ駆動回路の駆動対象となるモータは、ファンモータに限定されるものではなく、その他の単相、多相モータに幅広く適用することができる。
実施の形態で説明した回路において、信号のハイレベル、ローレベルの論理値の設定は一例であって、インバータなどによって適宜反転させることにより自由に変更することが可能である。また、これに応じて、ANDゲートやORゲートを置換することは、当業者に容易に想到することができるものである。
本発明の実施の形態に係るモータ駆動回路を利用した冷却装置の構成を示す回路図である。 図2(a)、(b)は、図1のモータ駆動回路の動作状態を示すタイムチャートである。 図1のモータ駆動回路の構成例の回路図である。
符号の説明
90 機能IC、 100 モータ駆動回路、 110 スイッチング回路、 112 電源電圧端子、 120 モータ、 200 冷却装置、 10 駆動信号生成回路、 12 コンパレータ、 14 ロジック回路、 20 電流検出回路、 R10 検出抵抗、 30 電流制限回路、 32 時定数回路、 34 コンパレータ、 36 解除信号生成部、 40 パルス幅変調器、 42 PWMコンパレータ、 44 オシレータ、 46 合成部、 SDH1 第1ハイサイド駆動信号、 SDH2 第2ハイサイド駆動信号、 SDL1 第1ローサイド駆動信号、 SDL2 第2ローサイド駆動信号、 MH1 第1ハイサイドトランジスタ、 ML1 第1ローサイドトランジスタ、 MH2 第2ハイサイドトランジスタ、 ML2 第2ローサイドトランジスタ、 Vsw1 第1スイッチング信号、 Vsw2 第2スイッチング信号。

Claims (6)

  1. パルス状の駆動信号を生成し、駆動対象のモータのコイルに接続されるスイッチング回路のオンオフを制御することにより、前記モータの通電時間を制御するモータ駆動回路であって、
    前記モータのトルクの目標値に応じてパルス変調された所定の周波数のパルス幅変調信号を生成するパルス幅変調器と、
    前記モータのコイルに流れる電流を検出する電流検出回路と、
    前記電流検出回路において検出された電流が、前記モータの起動時において時間とともに上昇する電流上限値に達すると所定レベルとなる比較信号を生成するコンパレータと、
    前記所定の周波数を有し、前記パルス幅変調信号と同期して所定レベルとなる解除信号を生成する解除信号生成部と、
    前記パルス幅変調信号と、前記比較信号と、前記解除信号と、にもとづき前記駆動信号を生成する合成部であって、(1)前記比較信号が前記所定レベルと異なるレベルをとるとき、前記駆動信号の論理値を、前記パルス幅変調信号に応じた論理値とし、(2)前記比較信号が前記所定レベルに遷移すると、次に前記解除信号が前記所定レベルに遷移するまでの間、前記パルス幅変調信号の論理値に関わらず前記駆動信号の論理値を前記スイッチング回路のオフに対応する値に固定し、前記解除信号が前記所定レベルに遷移すると、前記駆動信号の論理値の固定を解除して前記駆動信号の論理値を前記パルス幅変調信号に応じた論理値とする合成部と、
    を備えることを特徴とするモータ駆動回路。
  2. 記モータの起動期間の経過後、前記電流上限値を所定の値に固定することを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動回路。
  3. 前記電流検出回路は、前記スイッチング回路を介して前記モータのコイルに流れる電流の経路上に設けられ、かつ一端の電位が固定された検出抵抗を含み、前記検出抵抗に発生する電圧降下を、前記モータのコイルに流れる電流に応じた検出電圧として出力し、
    前記コンパレータは、前記検出電圧を前記電流上限値に応じて設定される上限電圧と比較することを特徴とする請求項1または2に記載のモータ駆動回路。
  4. 1つの半導体基板上に一体集積化されたことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のモータ駆動回路。
  5. ファンモータと、
    前記ファンモータを駆動する請求項1から4のいずれかに記載のモータ駆動回路と、
    を備えることを特徴とする冷却装置。
  6. パルス状の駆動信号を生成し、駆動対象のモータのコイルに接続されるスイッチング回路のオンオフを制御することにより、モータの通電時間を制御するモータ駆動方法であって、
    前記モータのトルクの目標値に応じてパルス幅変調された所定の周波数のパルス幅変調信号を生成するステップと、
    前記モータのコイルに流れる電流を検出するステップと、
    検出された前記コイルに流れる電流が、モータの起動時において、時間とともに上昇する電流上限値に達すると所定レベルとなる比較信号を生成するステップと、
    前記所定の周波数を有し、前記パルス幅変調信号と同期して所定レベルとなる解除信号を生成するステップと、
    前記パルス幅変調信号と、前記比較信号と、前記解除信号と、にもとづき前記駆動信号を生成するステップであって、(1)前記比較信号が前記所定レベルと異なるレベルをとるとき、前記駆動信号の論理値を、前記パルス幅変調信号に応じた論理値とし、(2)前記比較信号が前記所定レベルに遷移すると、次に前記解除信号が前記所定レベルに遷移するまでの間、前記パルス幅変調信号の論理値に関わらず前記駆動信号の論理値を前記スイッチング回路のオフに対応する値に固定し、前記解除信号が前記所定レベルに遷移すると、前記駆動信号の論理値の固定を解除して前記駆動信号の論理値を前記パルス幅変調信号に応じた論理値とするステップと、
    を備えることを特徴とするモータ駆動方法。
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