JP2006345668A - モータ駆動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低電圧電源によって駆動されるステッピングモータを、十分に高速回転させることができるようにする。
【解決手段】ステッピングモータ6が高速回転するときには、指令パルス入力信号7の周波数に応じた指令値の電圧指令を制御回路5が生成し、その指令値に基づいてステップアップコンバータ2が電源電圧1を昇圧する。ステップアップコンバータ2が昇圧した電圧をステップダウンコンバータ3とPWMインバータ4とに印加することで、ステッピングモータ6が高速回転する。ステッピングモータ6の停止時や低速回転時には、制御回路5の指令に基づいてステップアップコンバータ2のスイッチング素子のスイッチングを停止し、電源電圧を昇圧せずにステップダウンコンバータ3とPWMインバータ4とに印加することで、スイッチング素子のスイッチングロスが低減される。
【選択図】図3

Description

この発明は、直流電源によってステッピングモータを駆動するモータ駆動装置に関する。
直流電源によってステッピングモータを駆動する従来のモータ駆動装置として、図1及び図2に示す構成を備えたものがある。
図1に示す構成において、抵抗101は、ステッピングモータ108に流れる総電流を電圧に変換する。比較回路102は、抵抗101によって変換された電圧を定電流基準電圧103と比較する。パルス幅変調回路104は、比較回路102の比較結果に応じてステッピングモータ108に流れる電流が多いときにオフし、ステッピングモータ108に流れる電流が少ない時にオンするパルス幅変調(PWM)信号を生成する。
励磁シーケンス発生回路105は、指定パルス入力信号106に基づいてステッピングモータ108を駆動するための各相の励磁信号とパルス幅変調回路104が生成したPWM信号とをゲート回路に通し、ステッピングモータ108の電流の相切換を制御するための各相駆動信号111を生成する。
PWMインバータ107は、各相のそれぞれに2個のスイッチング素子を直列に接続して1つのハーフブリッジ回路を構成したものである。図1に示す例では、ステッピングモータ108が5相ステッピングモータであるため、PWMインバータ107は計10個のスイッチング素子109,110で構成されている。上側のスイッチング素子109は、ターンオンすることによってステッピングモータ108に電流を加え、ターンオフすることによって電流を停止する。下側のスイッチング素子110は、ターンオンすることによってステッピングモータ108の電流を吸引し、ターンオフすることによって電流を停止する。
上側のスイッチング素子109及び下側のスイッチング素子110は、励磁シーケンス発生回路105からの各相駆動信号111に基づいてターンオンとターンオフとを繰り返し、ステッピングモータ108の電流及び相切換を制御することでステッピングモータ108を回転させる。
励磁シーケンス発生回路105は、パルス幅変調回路104が生成したPWM信号に基づき、ゲート回路を用いて各相の励磁信号をオン/オフする。PWM信号は定電流基準電圧103と抵抗101で変換したステッピングモータ108の総電流に比例した電圧とを比較した信号であるため、ステッピングモータ108に流れる総電流は定電流基準電圧103に応じた一定の電流値となる。PWMインバータ107には直流電源から電源電圧112が印加されるため、ステッピングモータ108に印加される電圧は電源電圧112より高くなることはない。
一方、図2に示す構成において、抵抗201は、ステッピングモータ208に流れる総電流を電圧に変換する。比較回路202は、抵抗201によって変換された電圧を定電流基準電圧203と比較する。パルス幅変調回路204は、比較回路202の比較結果に応じてステッピングモータ208に流れる電流が多いときにオフし、ステッピングモータ208に流れる電流が少ない時にオンするパルス幅変調(PWM)信号を生成する。
励磁シーケンス発生回路205は、指定パルス入力信号206に基づいてステッピングモータ210を駆動するための各相駆動信号211を生成する。
PWMインバータ207は、各相のそれぞれに2個のスイッチング素子を直列に接続して1つのハーフブリッジ回路を構成したものである。図2に示す例では、ステッピングモータ208が5相ステッピングモータであるため、PWMインバータ207は計10個のスイッチング素子209,210で構成されている。上側のスイッチング素子209は、ターンオンすることによってステッピングモータ208に電流を加え、ターンオフすることによって電流を停止する。下側のスイッチング素子210は、ターンオンすることによってステッピングモータ208の電流を吸引し、ターンオフすることによって電流を停止する。
上側のスイッチング素子209及び下側のスイッチング素子210は、励磁シーケンス発生回路205からの各相駆動信号211に基づいてターンオンとターンオフとを繰り返し、ステッピングモータ208の電流及び相切換を制御することでステッピングモータ208を回転させる。
抵抗201、比較回路202、パルス幅変調回路204及びスイッチング素子214を含むステップダウンコンバータ212は、直流電源から印加される電源電圧213を、パルス幅変調回路204が生成したPWM信号に基づいてスイッチング素子214によってチョッピング制御し、さらに内部のコイル、ダイオード及びコンデンサで平滑及び降圧し、モータ制御電圧としてPWMインバータ207に供給する。モータ制御電圧は定電流基準電圧203とステッピングモータ208の総電流に比例した電圧とを比較した信号であるため、ステッピングモータ208に流れる総電流は定電流基準電圧203に応じた一定の電流値となる。ステップダウンコンバータ212の出力は電源電圧213より高くすることができないため、モータ制御電圧は電源電圧213より高くなることはない。
図1及び図2に示す構成において、電源電圧112,213は、ステッピングモータ108,208を高速回転させるために、ステッピングモータ108,208の起電圧よりも高くされている(例えば、特許文献1及び2参照。)。
特開2002−291293号公報 特開2003−033071号公報
しかしながら、半導体搬送機器のステッピングモータを従来のモータ駆動装置を用いて高速回転させようとすると、半導体搬送機器では電気的な安全性を確保するために低電圧の直流電源が多用されていることから、以下の問題を生じる。
即ち、ロータに永久磁石を用いたステッピングモータは、回転によって回転速度に応じた起電圧が各相に発生する。この起電圧Eは、起電圧定数をKe、回転速度をNとして、
E=Ke・N ・・・式1
で表される。起電圧Eは駆動回路に印加される電源電圧を超えることはないから、起電圧Eが電源電圧と等しくなる回転速度がステッピングモータの限界速度となる。したがって、電源電圧をVdcとすると、
E=Vdc
N=Vdc/Ke ・・・式2
となる。
起電圧定数Keは、ステッピングモータに固有の値であるため、同一のステッピングモータをより高速に回転させるためには、式2から駆動回路に印加する電源電圧Vdcを高くする必要があることがわかる。ステッピングモータのモータトルクTは、トルク定数をKt、ステッピングモータに流れるモータ電流をIとして、
T=Kt・I ・・・式3
で表される。モータトルクTは、式3よりモータ電流Iに比例する。ステッピングモータのモータ電流Iは、ステッピングモータの巻き線抵抗をRとして、
I=(Vdc−E)/R ・・・式4
によって近似される。式4より、電源電圧Vdcを高くすることでステッピングモータを高速回転させるためのモータトルクTを発生できることが明らかである。
しかし、図1及び図2に示した従来のモータ駆動装置では、モータ駆動電圧を電源電圧よりも高くすることはできないため、電源電圧で制限される限界回転速度よりも高速でステッピングモータを回転させることができない。
また、電源電圧を高くするとモータ駆動装置に高い電圧が印加され、起電圧を高くしてステッピングモータを高速回転させることができる。ところが、起電圧が発生しないステッピングモータの停止時や起電圧が低い低回転速度時においても、常にPWMインバータ回路やステップダウンコンバータ回路に高い電圧が印加され、回路内のスイッチング素子が高い電圧でターンオン及びターンオフを繰り返すことになり、スイッチング素子は立ち上がり時及び立ち下がり時におけるスイッチングロスによって発熱を生じる。このスイッチングロスの電力Pは、損失定数をKp、スイッチング素子の印加電圧をV、スイッチング素子に流れる電流をI、立ち上がり又は立ち下がりに要する時間をtとして、
P=Kp・V・I・t ・・・式5
で近似される。
式5において、及び立ち上がり又は立ち下がりの時間tは、スイッチング素子の能力とモータ駆動装置の構成とによって一義的に定まる。スイッチング素子に流れる電流Iは、定電流基準電圧に応じた一定値となるように制御されるために変化しない。損失定数Kpは、モータ駆動装置の構成によって一義的に定まる。したがって、スイッチング素子に印加される電源電圧を高くするにつれてスイッチングロスが増加し、モータ駆動装置の発熱量も多くなる。
この発明の目的は、電気的な安全性の見地から低電圧電源が用いられる半導体搬送機器等の装置に備えられるステッピングモータを、半導体搬送機器における搬送時間の短縮化等に対応して十分に高速回転させることができるモータ駆動装置を提供することにある。
上記の課題を解決するための手段として、この発明は、以下の構成を備えている。即ち、図3に示すように、ステッピングモータ6が高速回転するときには、指令パルス入力信号7の周波数に応じた指令値の電圧指令を制御回路5が生成し、その指令値に基づいてステップアップコンバータ2が電源電圧1を昇圧する。ステップアップコンバータ2が昇圧した電圧をステップダウンコンバータ3とPWMインバータ4とに印加することで、ステッピングモータ6が高速回転する。ステッピングモータ6の停止時や低速回転時には、制御回路5の指令に基づいてステップアップコンバータ2のスイッチング素子のスイッチングを停止し、電源電圧を昇圧せずにステップダウンコンバータ3とPWMインバータ4とに印加することで、スイッチング素子のスイッチングロスが低減される。
また、図3のステップダウンコンバータ3を省略して電流比較信号を制御回路5に戻し、励磁シーケンス信号とゲート回路を通して励磁シーケンス信号でステッピングモータ6の電流と回転を制御するようにしてもよい。
この発明によれば、電源電圧をステップアップコンバータによって昇圧してステップアップコンバータ及びPWMインバータに印加することで、ステッピングモータを高速回転させることができる。一方、ステッピングモータの停止時や低速回転時には、ステップアップコンバータのスイッチング素子のスイッチングを停止させ、電源電圧を昇圧せずにステップダウンコンバータ及びPWMインバータに印加することでスイッチング素子のスイッチングロスを低減することができる。これによって、低電圧電源を用いてステッピングモータを十分に高速回転させることができる。
図4は、この発明の実施形態に係るモータ駆動装置の構成を示す図である。図4に示す構成において、抵抗301は、ステッピングモータ308に流れる総電流を電圧に変換する。比較回路302は、抵抗301によって変換された電圧と外部からにゅうりょくされたモータ電流制御信号である定電流基準電圧303とを比較する。パルス幅変調回路304は、比較回路302の比較結果に応じてステッピングモータ308に流れる電流が多いときにオフし、ステッピングモータ308に流れる電流が少ない時にオンするパルス幅変調(PWM)信号を生成する。励磁シーケンス発生回路305は、指令パルス入力信号306に基づいてステッピングモータ308を駆動するための各相の励磁信号319を生成する。
PWMインバータ307は、この発明のモータ駆動回路であり、各相のそれぞれに2個のスイッチング素子を直列に接続して1つのハーフブリッジ回路を構成したものである。図4に示す例では、ステッピングモータ308が5相ステッピングモータであるため、PWMインバータ307は計10個のスイッチング素子309,310で構成されている。上側のスイッチング素子309は、ターンオンすることによってステッピングモータ308に電流を加え、ターンオフすることによって電流を停止する。下側のスイッチング素子310は、ターンオンすることによってステッピングモータ308の電流を吸引し、ターンオフすることによって電流を停止する。
上側のスイッチング素子309及び下側のスイッチング素子310は、励磁シーケンス発生回路305からの各相駆動信号311に基づいてターンオンとターンオフとを繰り返し、ステッピングモータ308の電流及び相切換を制御することでステッピングモータ308を回転させる。
抵抗301、比較回路302、パルス幅変調回路304、スイッチング素子320及びコイル322を含むステップダウンコンバータ311は、この発明の降圧回路であり、パルス幅変調回路304が生成したPWM信号に基づき、直流電源317から印加される電源電圧をスイッチング素子320によってチョッピング制御し、さらに内部のコイル、ダイオード及びコンデンサで平滑したモータ制御電圧をPWMインバータ307に供給する。モータ制御電圧は定電流基準電圧303と抵抗301で変換したステッピングモータ308の総電流に比例した電圧とを比較した信号であるため、ステッピングモータ308に流れる総電流は定電流基準電圧303に応じた一定の電流値となる。
抵抗301、比較回路302及びパルス幅変調回路304がこの発明の第2のスイッチング素子駆動回路を構成しており、スイッチング素子320及びコイル322が同じく第2のチョッピング回路を構成している。
励磁シーケンス発生回路305は、ステッピングモータ308の回転速度を規定する入力信号に基づき、ゲート回路を用いて各相の励磁信号をオン/オフする。PWM信号は定電流基準電圧303と抵抗301で変換したステッピングモータ308の総電流に比例した電圧とを比較した信号であるため、ステッピングモータ308に流れる総電流は定電流基準電圧303に応じた一定の電流値となる。
抵抗312は、ステップダウンコンバータ311に供給する電圧を分圧して検出する。比較回路313は、抵抗312によって検出された電圧と電圧制御回路318から出力される制御基準電圧(電圧制御信号)314とを比較する。パルス幅変調回路315は、比較回路313の比較結果に応じてステップダウンコンバータ311に印加される電圧が高いときにオフし、ステッピングモータ311に印加される電圧が低い時にオンするパルス幅変調(PWM)信号を生成する。
抵抗312、比較回路313、パルス幅変調回路315及びスイッチング素子321を含むステップアップコンバータ316は、この発明の昇圧回路であり、パルス幅変調回路315が生成したPWM信号に基づき、直流電源から印加される電源電圧317をスイッチング素子321によってチョッピング制御し、さらに内部のコイル、ダイオード及びコンデンサで昇圧し、直流電源の電源電圧317より高い電圧をステップダウンコンバータ311に印加する。
抵抗312、比較回路313及びパルス幅変調回路315がこの発明の第1のスイッチング素子駆動回路を構成しており、スイッチング素子321及びコイル323が同じく第1のチョッピング回路を構成している。
ステップダウンコンバータ311には、制御基準電圧314と抵抗312が検出したステップダウンコンバータ311の電圧に比例した電圧とを比較した結果に基づく電圧が印加されるため、ステップダウンコンバータ311の電圧が高ければステップダウンコンバータ311に印加される電圧が低くされ、ステップダウンコンバータ311の電圧が低ければステップダウンコンバータ311に印加される電圧が高くされる。このため、ステップダウンコンバータ311の電圧は、制御基準電圧314に基づいた電圧に制御される。
電圧制御回路318は、外部から供給される指令パルス入力信号306がステッピングモータ308の回転速度となるため、指令パルス入力信号306のパルス周波数が高くなると制御基準電圧314を高くし、パルス周波数が低くなると制御基準電圧314を低くする。したがって、指令パルス入力信号306に応じて、パルス周波数が高くなるとステップダウンコンバータ311の電圧が電源電圧317よりも高くなり、パルス周波数が低い時又は停止中にはステップダウンコンバータ311の電圧が電源電圧317に等しくされる。
以上のようにして、指令パルス信号306のパルス周波数に応じてモータ駆動電圧をモータの高速回転時には電源電圧317よりも高く、モータの低速回転時又は停止時には電源電圧317と同じにすることで、モータの回転速度の高速化と発熱量の低減との両方を実現することができる。これによって、この発明のモータ駆動装置によれば、電源電圧が同一の従来のモータ駆動装置に比較して、ステッピングモータを高速で回転させることができる。また、同一の回転速度では、この発明のモータ駆動装置は従来のモータ駆動装置よりも入力電圧を低くすることができ、発熱量を少なくし、発熱対策部品を小型にするこ
とができる。
図5は、この発明の別の実施形態に係るモータ駆動装置の構成を示す図である。図5に示す構成では、図4に示した構成におけるステップダウンコンバータ311に代えて、抵抗351、比較器352、パルス幅変調回路353及びゲート回路354を備えている。その他の構成は図4に示した構成と同様であり、同一の符号を付して説明を省略する。
この構成におては、抵抗351においてステッピングモータ308に流れる電流を電圧に変換し、比較器352において抵抗351によって変換された電圧と定電流基準電圧303とを比較する。比較器352における比較結果をパルス幅変調回路353に入力し、ステッピングモータ308に流れる電流が高い場合にはOFF、ステッピングモータ308に流れる電流が低い場合にはONのPWM信号をパルス幅変調回路353からゲート回路354に出力し、PWMインバータ307の上側のスイッチング素子に対する制御信号をゲート回路354においてON/OFFする。
この構成により、ステッピングモータ308に流れる電流が高い場合にはステッピングモータ308に対する電流の供給を停止し、ステッピングモータ308に流れる電流が低い場合にはステッピングモータ308に電流を供給することで、ステッピングモータ308に定電流基準値の電流が流れるように制御することができる。
図6は、この発明のさらに別の実施形態に係るモータ駆動装置の構成を示す図である。図6に示す構成では、図4に示した構成における電圧制御回路318に代えて電圧電流制御回路418を備えている。その他の構成は図4に示した構成と同様であり、同一の符号を付して説明を省略する。
電圧電流制御回路418は、外部から供給される指令パルス入力信号306に基づいて、比較回路313に供給する制御基準電圧314だけでなく、比較回路302に供給する定電流基準電圧(モータ電流制御信号)303をも変更する。電圧電流制御回路418は、図7に示すように、ステッピングモータ308の停止時には定電流基準電圧303よりも低い基準電圧501を発生し、ステッピングモータ308の定速回転時及び減速時には定電流基準電圧303と等しい基準電圧503を発生し、ステッピングモータ308が回転を開始する加速中は定電流基準電圧303よりも高い基準電圧502を発生する。
この構成により、指令パルス入力信号306によって電圧電流制御回路418がステッピングモータ308が加速中であることを検出すると、定電流基準電圧303よりも高い電圧を比較回路302に供給する。これによってステッピングモータ308の負荷とともに加速トルクが作用するステッピングモータ308の加速中には、ステッピングモータ308がこれに見合ったモータトルクを発生するようにし、加速時間を短縮することができる。
従来のモータ駆動装置の第1の例を示す回路図である。 従来のモータ駆動装置の第2の例を示す回路図である。 この発明のモータ駆動装置の構成を示すブロック図である。 この発明の実施形態に係るモータ駆動装置の回路図である。 この発明の別の実施形態に係るモータ駆動装置の回路図である。 この発明のさらに別の実施形態に係るモータ駆動装置の回路図である。 同さらに別の実施形態に係るモータ駆動装置における基準電圧の変化状態を示すタイミングチャートである。
符号の説明
301,312 抵抗
302,313 比較回路
304,315 パルス幅変調回路
305 励磁シーケンス発生回路
307 PWMインバータ
308 ステッピングモータ
309,310,320,321 スイッチング素子
311 ステップダウンコンバータ
316 ステップアップコンバータ
317 電源電圧
318 電圧制御回路

Claims (5)

  1. ステッピングモータの回転速度を規定する入力信号に応じた電圧制御信号を出力する制御回路と、
    前記入力信号に応じて前記ステッピングモータの各相の励磁信号を生成する励磁シーケンス発生回路と、
    直流電源が印加されコイルとスイッチング素子とを直列接続してなるチョッパ回路、及び、前記制御回路から出力された電圧制御信号に基づいて前記スイッチング素子をオン/オフ駆動するスイッチング素子駆動回路を含む昇圧回路と、
    前記チョッパ回路の出力電圧が印加され、前記励磁シーケンス発生回路から出力された励磁信号に基づいて前記ステッピングモータに回転磁界を発生させるモータ駆動回路と、
    を内蔵したことを特徴とするモータ駆動装置。
  2. 前記昇圧回路は、前記電圧制御信号と前記モータ駆動回路に印加される電圧とを比較した結果に基づいて、前記直流電源の電圧を昇圧して前記モータ駆動回路に印加することを特徴とする請求項1に記載のモータ駆動装置。
  3. ステッピングモータの回転速度を規定する入力信号に応じた電圧制御信号を出力する制御回路と、
    前記入力信号に応じて前記ステッピングモータの各相の励磁信号を生成する励磁シーケンス発生回路と、
    直流電源が印加されコイルとスイッチング素子とを直列接続してなる第1のチョッパ回路、及び、前記制御回路から出力された電圧制御信号に基づいて前記スイッチング素子をオン/オフ駆動する第1のスイッチング素子駆動回路を含む昇圧回路と、
    前記第1のチョッパ回路の出力電圧が印加されコイルとスイッチング素子とを直列接続してなる第2のチョッパ回路、及び、外部から入力されるモータ電流制御信号に基づいて前記スイッチング素子をオン/オフ駆動する第2のスイッチング素子駆動回路を含む降圧回路と、
    前記第2のチョッパ回路の出力電圧が印加され、前記励磁シーケンス発生回路から出力された励磁信号に基づいて前記ステッピングモータに回転磁界を発生させるモータ駆動回路と、
    を内蔵したことを特徴とするモータ駆動装置。
  4. 前記降圧回路は、外部から入力されるモータ電流制御信号と前記モータ駆動回路に流れる電流に応じた電圧とを比較した結果に基づいて、前記昇圧回路の出力電圧を降圧して前記モータ駆動回路に印加することを特徴とする請求項3に記載のモータ駆動装置。
  5. ステッピングモータの回転速度を規定する入力信号に応じた電圧制御信号及びモータ電流制御信号を出力する制御回路と、
    前記入力信号に応じて前記ステッピングモータの各相の励磁信号を生成する励磁シーケンス発生回路と、
    直流電源が印加されコイルとスイッチング素子とを直列接続してなる第1のチョッパ回路、及び、前記制御回路から出力された電圧制御信号に基づいて前記スイッチング素子をオン/オフ駆動する第1のスイッチング素子駆動回路を含む昇圧回路と、
    前記第1のチョッパ回路の出力電圧が印加されコイルとスイッチング素子とを直列接続してなる第2のチョッパ回路、及び、前記制御回路から出力されたモータ電流制御信号に基づいて前記スイッチング素子をオン/オフ駆動する第2のスイッチング素子駆動回路を含む降圧回路と、
    前記第2のチョッパ回路の出力電圧が印加され、前記励磁シーケンス発生回路から出力された励磁信号に基づいて前記ステッピングモータに回転磁界を発生させるモータ駆動回路と、
    を内蔵したことを特徴とするモータ駆動装置。
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