JP2010226794A - ホール素子を用いたブラシレスモータ駆動回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】ホール素子によるモータ回転位置の検出出力を入力電圧とするために必要なホールバイアス回路を、モータ電源電圧に起因する消費電力増大関わらず、集積回路に内蔵可能とする。
【解決手段】高電圧仕様の場合、駆動電圧Vccをそのままホールバイアス回路32の動作電圧として用いると、ホール素子30が動作するときのバイアス電流に起因する電力損失が、低電圧仕様の場合に比べて、極めて大きくなり、集積回路14としてホールバイアス回路32をパッケージングすることが困難となる可能性がある。
そこで、本実施の形態では、ブラシレスモータの駆動電圧Vccを抵抗34によって降圧することで、ホール素子30が動作するときのバイアス電流に起因する、電力損失を抑制するようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、ホール素子による位置検出出力を入力電圧とするホール素子を用いたブラシレスモータの駆動回路に関するものである。
従来、この種のホール素子を用いたブラシレスモータ装置は、特許文献1に開示されるものがある。この特許文献1の回路例を図6に示す。
単相モータ駆動回路Sは、ホール素子100と、モータコイル200を除き、同一チップ上に集積化された集積回路104として提供される。なお、図示はしていないが、パワートランジスタが外付けとなる場合がある。
単相モータの場合は、ホール素子100は1個であり、その信号を増幅するアンプも1個設ければよい。このホール素子100からの信号(ホール信号)を位置信号として駆動信号を生成している。
ホール素子100は、例えば、モータのステータの所定位置に固着され、ホールバイアス回路106のバイアス電圧VBが印加されると動作(信号出力)する。
ホール素子100の出力は、モータのロータが回転しているときは正弦波状であり、ホール素子100の2つの出力端子A、Bからは、互いに逆位相となるホール素子出力信号SHA、SHBが出力される。
このホール素子出力信号SHA、SHBが、モータのロータの回転位置を示すだけでなく、その周波数が、モータの回転速度に比例することになる。
従って、このホール素子出力信号(すなわち、位置信号)SHA、SHBを増幅し、モータに印加される電圧を決定することで、モータを回転駆動させることができる。より具体的には、ホール素子出力信号SHA、SHBのそれぞれを、増幅器108、110で増幅し、モータコイル200の両端子に逆位相の駆動信号を与えることにより、モータコイル200に電流を通電する。これにより、モータは回転トルクを得て回転する。この駆動信号は、モータの位置信号も含んでいる。ホール素子出力信号が、上記と逆位相のときは、モータに通電される電流が逆位相になる。
特開2007−37386公報
しかしながら、特許文献1(図6の回路)では、モータの電源102の電圧が大きいとき、ホール素子100にはその電源電圧に基づいて電流供給されるため、ホール素子100に流れる電流に起因して、集積回路104の電力損失が大きくなり、所謂一般的パッケージに封じ出来なくなるという問題がある。
例えば、相対的に低電圧(5Vや12V駆動等があるが、ここでは5Vとする)での使用の場合にホールバイアス回路106からホール素子100に流れる電流を10mAとする。またその他の制御系の合計電流を3mAとすると、損失は、(10mA+3mA)×5V=0.065W程度であり、特に問題はない(一般的パッケージ可能)。
一方、相対的に高電圧(ここでは、50Vとする)での使用の場合にホールバイアス回路106からホール素子100に流れる電流を10mAとする。またその他の制御系の合計電流を3mAとすると、損失は、(10mA+3mA)×50V=0.65W程度となり、このような高電圧仕様では、電力損失が増大により、ホールバイアス回路106を集積回路104に内蔵(パッケージング)できない。
本発明は上記事実を考慮し、ホール素子によるモータ回転位置の検出出力を入力電圧とするために必要なホールバイアス回路を、モータ電源電圧に起因する消費電力増大関わらず、集積回路に内蔵することができるホール素子を用いたブラシレスモータ駆動回路を得ることが目的である。
本発明は、ブラシレスモータ駆動用の電源電圧を用いて動作するブラシレスモータ駆動回路であって、前記ブラシレスモータ駆動用電圧を生成する駆動用電圧生成回路と、前記ブラシレスモータの回転体に対峙するように配置され、当該回転体の回転周期に応じて相互に逆位相となる一対の周期的信号を出力するホール素子と、前記ブラシレスモータ駆動用の電源電圧を入力源として、前記ホール素子へ動作用電圧を印加するホールバイアス回路と、少なくとも前記ホール素子の動作用電圧を降圧する負荷部材と、前記ホール素子から出力される周期的信号に基づいて、前記駆動用電圧生成回路を制御する制御回路とを有し、少なくとも前記駆動用電圧生成回路、前記ホール素子、前記ホールバイアス回路、前記制御回路を集積回路として構成したことを特徴としている。
本発明によれば、負荷部材によりホールそしの動作用電圧が降圧されるため、消費電力を抑制することができ、この結果、少なくとも前記駆動用電圧生成回路、前記ホール素子、前記ホールバイアス回路、前記制御回路を集積回路として構成することが可能となる。
本発明において、前記ホールバイアス回路の動作用電圧及び前記ホール素子の動作用電圧の双方が、前記負荷部材を介して、降圧されることを特徴とする。
前記ホール素子の動作用電圧のみならず、前記ホールバイアス回路の動作用電圧も負荷部材を介して降圧することで、さらに消費電力を抑制することができる。
また、本発明において、前記ホールバイアス回路が、前記ホールバイアス回路自体を駆動するための動作用電圧が印加される第1の入力端と、前記制御回路からのブラシレスモータ動作信号が入力される第2の入力端と、前記第2の入力端から入力される前記ブラシレスモータ動作信号に応じてホール素子の動作用電圧の出力を指示する指示信号を出力する出力端とを備えており、前記出力端から出力される指示信号に応じて、前記降圧された動作用電圧を前記ホール素子へ印加するスイッチング素子をさらに有することを特徴とする。
ホールバイアス回路の出力端(ホール素子との間)にスイッチング素子を設けることで、既存のホールバイアス回路が適用可能となる。
以上説明した如く本発明では、ホール素子によるモータ回転位置の検出出力を入力電圧とするために必要なホールバイアス回路を、モータ電源電圧に起因する消費電力増大関わらず、集積回路に内蔵することができるという優れた効果を有する。
本実施の形態に係るブラシレスモータ駆動回路の概略図である。 コイルへの電圧印加、並びに電流方向を決定するためのスイッチング素子の基本回路となるHブリッジ回路の概略図である。 ブラシレスモータ駆動回路の動作時のタイミングチャートである。 変形例1に係るブラシレスモータ駆動回路の概略図である。 変形例2に係るブラシレスモータ駆動回路の概略図である。 従来例に係るブラシレスモータ駆動回路の概略図である。
図1は、本実施の形態に係るブラシレスモータ駆動回路(以下、単に「駆動回路」という)10が示されている。
この駆動回路10は、電圧Vccの起電力を持つ電源部12が備えられている。
電源部12のマイナス端はアース接地され、プラス端は集積回路14のブラシレスモータ駆動用電圧入力端子14Aに接続されている。
また、集積回路14には、アース接地端子14Bが設けられ、前記ブラシレスモータ駆動用電圧入力端子14Aと対になっている。
すなわち、集積回路14の内部において、ブラシレスモータ駆動用電圧入力端子14Aとアース接地端子14Bとの間には、駆動用電圧生成回路の一部を構成するHブリッジ回路16が生成されている。
Hブリッジ回路16は、4個のNMOSトランジスタ18A、18B、18C、18Dが、所謂トーテムポール構成で配線されている。
トーテムポール構成とすることで、必要に応じて4個のNMOSトランジスタ18A、18B、18C、18Dを1セットして複数段重ねることで、パワー段を設定することができる。
Hブリッジ回路16は、ブラシレスモータ駆動用電圧入力端子14Aが前記NMOSトランジスタ18A、18Cのドレインに接続され、NMOSトランジスタ18B、18Dのソースがアース接地端子14Bに接続されている。
また、NMOSトランジスタ18Aのソースと、NMOSトランジスタ18Bのドレインが接続され、NMOSトランジスタ18Cのソースと、NMOSトランジスタ18Dのドレインが接続されている。
さらに、NMOSトランジスタ18AのソースとNMOSトランジスタ18Bのドレインとの間と、NMOSトランジスタ18CのソースとNMOSトランジスタ18Dのドレインとの間に、ブラシレスモータのコイル20が接続されている。
なお、前記ブラシレスモータ駆動用電圧入力端子14Aとコイル20の一端、並びに、アース接地端子14Bとコイル20の他端には、それぞれコンデンサ22、23が接続されている。
図2は、NMOSトランジスタ18A、18B、18C、18Dをスイッチング素子OUT1P、OUT1N、OUT2P、OUT2Nとして簡略化し、H型に組んだ場合の回路図である。
この図2において、NMOSトランジスタ18A、18D、すなわちOUT1P、OUT2Nがオンすると、コイル20には、図2の左から右に電流i1が流れる。一方、NMOSトランジスタ18C、18B、すなわちOUT2P、OUT1Nがオンすると、コイル20には、図2の右から左に電流i2が流れる。
図1に示される如く、このように構成されたHブリッジ回路16は、NMOSトランジスタ18A、18B、18C、18Dのそれぞれのゲートが、プリドライブ24A、24B、24C、24Dの出力端26A、26B、26C、26Dに接続され、このプリドライブ24A、24B、24C、24Dからの信号により、それぞれドレイン−ソース間が導通するようになっている。
プリドライブ24A、24B、24C、24Dは、制御回路28からの信号に応じて、前記NMOSトランジスタ18A、18B、18C、18Dのオン・オフを制御するようになっている。
制御回路28は、図示は省略したが、集積回路14の外部からのブラシレスモータ動作指示に基づいて起動するようになっており、前記プリドライブ24A、24B、24C、24Dに加え、ブラシレスモータのロータ等の回転体に対峙するように取り付けられたホール素子30からの信号(回転位置信号)を受けて、ブラシレスモータの駆動をフィードバック制御する役目を有している。
制御回路28には、ホールバイアス回路32が接続されている。このホールバイアス回路32の電源入力端32Aには、前記電源部12から負荷部材である抵抗(ここでは、3KΩ)34、並びに集積回路14のVin端子14Cを介して動作用電圧が印加されるようになっている。
ホールバイアス回路32は、前記ホール素子30を動作させるために動作電圧を印加する役目を有しており、その出力端は、エミッタフォロワ型のスイッチングトランジスタ36のベースに接続されている。
スイッチングトランジスタ36のコレクタは、前記Vin端子14Cとホールバイアス回路32の電源入力端32Aとの間に接続され、エミッタが前記ホール素子30の一方の電源端子30Aに接続されている。なお、ホール素子30の他方の電源端子30Bはアース接地されている。
ホール素子30には、一対の信号出力端30C、30Dが設けられており、互いに逆位相となるブラシレスモータの駆動に基づく周期的信号(通常は、正弦波信号)が出力されるようになっている。この周期的信号は、ブラシレスモータの回転位置を示す信号であるため、以下、「位置信号」という。
この一対の位置信号は、それぞれホールアンプ38のプラス側入力端38Aと、マイナス側入力端38Bとに接続されている。なお、ホールアンプ38は、ホールバイアス回路32から動作電圧が印加されることで動作する。
ホールアンプ38は、前記位置信号を増幅して、制御回路28へ送出するようになっている。
制御回路28では、この位置信号からFG信号を生成すると共に、前記プリドライブ24A、24B、24C、24Dに送出する、オン・オフ信号を生成する。
上記構成のブラシレスモータ駆動回路10において、抵抗34は、ホールバイアス回路32が駆動することによる消費電力を抑制する役目を有している。
すなわち、ホールバイアス回路32の動作電圧は、ブラシレスモータ駆動電圧(Vcc)と共用であり、ブラシレスモータの仕様によって、この駆動電圧Vccは、低電圧(3V〜5V程度)の場合もあるし、高電圧(50V前後)の場合もある。
高電圧仕様の場合、駆動電圧Vccをそのままホールバイアス回路32の動作電圧として用いると、ホール素子30が動作するときのバイアス電流に起因する電力損失が、低電圧仕様の場合に比べて、極めて大きくなり、集積回路14としてホールバイアス回路32をパッケージングすることが困難となる可能性がある。
そこで、本実施の形態では、ブラシレスモータの駆動電圧Vccを抵抗34によって降圧することで、ホール素子30が動作するときのバイアス電流に起因する、電力損失を抑制するようにした。
以下に本実施の形態の作用を説明する。
まず、本実施の形態に係るブラシレスモータ駆動回路の動作について説明する。
図3に示される如く、最上段のグラフAは、ブラシレスモータ駆動時(ランニング時)のホール素子30の出力信号である。なお、互いに逆位相の一対の信号の内、一方のみを示している。
図3の上から2段目のグラフBは、グラフAに基づいて生成したFG信号に相当し、おおよそホール素子30の出力信号(グラフA)のゼロクロス信号で反転する信号となっている。
図3の上から3段目から6段目のグラフC1、C2、C3、C4は、Hブリッジ回路16のNMOSトランジスタ18A、18B、18C、18Dのそれぞれのゲートへ入力する信号であり(ドレイン−ソース間の導通)、NMOSトランジスタ18A、18B、18C、18Dの動作信号ということができる。
記号Pは、図2に示すハイサイド側のドライブ状態を示し、記号Nは、図2に示すローサイド側のドライブ状態を示す。
数字の「1」は、図2に示すHブリッジ回路16のハーフブリッジの左側を示し、数字の「2」はハーフブリッジの右側を示す。従って、NMOSトランジスタ18A、18B、18C、18Dをこの記号で示すと、以下のようになる(図1と図2との対応)。
(1)NMOSトランジスタ18A→OUT1P
(2)NMOSトランジスタ18B→OUT1N
(3)NMOSトランジスタ18C→OUT2P
(4)NMOSトランジスタ18D→OUT2N
図3に示される如く、最初の期間は、OUT1PとOUT2Nがオンで通電され、次に、OUT2PとOUT1Nがオンで通電され、図3の最下段のグラフDに示される如く、コイル20に交互に逆の電流(i1→i2→i1→i2→・・・)が流れ、この結果、ブラシレスモータは回転駆動する。
ここで、本実施の形態では、ホールバイアス電流は、エミッタフォロワのスイッチングトランジスタ36を介して出力され、そのエミッタ電圧がホールバイアス電圧となる。
スイッチングトランジスタ36のコレクタは集積回路14のVin端子14Cから抵抗34を介して、電源部12に接続されており、このスイッチングトランジスタ36の電源は、当該電源部12から抵抗34で降圧された電圧が印加される。
例えば、電源部12の電圧Vccを50V(高電圧)とする。また、ホールバイアス電圧を3V、ホールバイアス電流を10mA、その他の制御系の合計電流を3mAとする。さらに、スイッチングトランジスタ36のコレクタに接続される抵抗34を3KΩとすると、抵抗34間に係る電圧が39Vとなる。従って、コレクタ電圧が11Vとなる。
このときの、ホールバイアス系の電力損失は、約0.14W(≒13mA×11V)となる。この値は、図6(従来技術)で示した高電圧電源50Vの下での電力損失(0.65W)に比べて、約1/5程度に抑えることができ、集積回路14にパッケージング可能な範囲とすることができる。
(変形例1)
なお、本実施の形態では、抵抗34には、ホールバイアス電流と、各バイアス系の電流が加算された電流が消費される構成であったが、図4に示される如く、ホールバイス電流のみ外付けの抵抗34で消費される構成としてもよい。抵抗34の抵抗値は、ホールバイアス電流による損失のみを考えればよいので、本実施の形態の3KΩに対して、3.9KΩ程度が好ましい。これにより、同様に計算すると、ホールバイアス系の電力損失は、0.11Wとなる。
この場合、集積回路14のバイアス回路自身による電力損失は発生することになる。
(変形例2)
また、図5に示される如く、ホールバイアス用のエミッタフォロワのスイッチングトランジスタ36を、抵抗34と共に集積回路14の外(すなわち、外付け)にした構成であってもよい。この場合、ホールバイアス系は外付け部品で消費されるので、集積回路14の損失を抑えることができる。
なお、本実施の形態、並びに変形例1及び変形例2では、ホール素子30を集積回路14外での構成したが、ホール素子30が内蔵できるプロセスであれば、このホール素子30を集積回路14に内蔵するようにしてもよい。この場合、ホール素子30は、内蔵された集積回路14において、電力損失を担う抵抗36を外付けとする構成となる。
なお、本実施の形態では、負荷部材として抵抗34を適用したが、電源部12の電圧を降下させるための他の負荷部材(インダクタンス等)であってもよい。また、エネルギー変換の際の負荷(例えば、発熱、点灯等による負荷)を適用してもよい。
10 ブラシレスモータ駆動回路
12 電源部(駆動用電圧生成回路)
14 集積回路
14A ブラシレスモータ駆動用電圧入力端子
14B アース接地端子
16 Hブリッジ回路(駆動用電圧生成回路)
18A、18B、18C、18D NMOSトランジスタ
20 コイル
22、23 コンデンサ
24A、24B、24C、24D プリドライブ
26A、26B、26C、26D 出力端
28 制御回路
30 ホール素子
32 ホールバイアス回路
34 抵抗(負荷部材)
14C Vin端子
36 スイッチングトランジスタ
32A 電源入力端
30A 電源端子
30B 電源端子
38 ホールアンプ
38A プラス側入力端
38B マイナス側入力端

Claims (3)

  1. ブラシレスモータ駆動用の電源電圧を用いて動作するブラシレスモータ駆動回路であって、
    前記ブラシレスモータ駆動用電圧を生成する駆動用電圧生成回路と、
    前記ブラシレスモータの回転体に対峙するように配置され、当該回転体の回転周期に応じて相互に逆位相となる一対の周期的信号を出力するホール素子と、
    前記ブラシレスモータ駆動用の電源電圧を入力源として、前記ホール素子へ動作用電圧を印加するホールバイアス回路と、
    少なくとも前記ホール素子の動作用電圧を降圧する負荷部材と、
    前記ホール素子から出力される周期的信号に基づいて、前記駆動用電圧生成回路を制御する制御回路とを有し、
    少なくとも前記駆動用電圧生成回路、前記ホール素子、前記ホールバイアス回路、前記制御回路を集積回路として構成したことを特徴とするブラシレスモータ駆動回路。
  2. 前記ホールバイアス回路の動作用電圧及び前記ホール素子の動作用電圧の双方が、前記負荷部材を介して、降圧されることを特徴とする請求項1記載のブラシレスモータ駆動回路。
  3. 前記ホールバイアス回路が、
    前記ホールバイアス回路自体を駆動するための動作用電圧が印加される第1の入力端と、
    前記制御回路からのブラシレスモータ動作信号が入力される第2の入力端と、
    前記第2の入力端から入力される前記ブラシレスモータ動作信号に応じてホール素子の動作用電圧の出力を指示する指示信号を出力する出力端とを備えており、
    前記出力端から出力される指示信号に応じて、前記降圧された動作用電圧を前記ホール素子へ印加するスイッチング素子をさらに有する請求項1又は請求項2記載のブラシレスモータ駆動回路。
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