JP5399085B2 - ブラシレスモータの駆動回路、モータユニット、ならびにそれを用いた電子機器 - Google Patents

ブラシレスモータの駆動回路、モータユニット、ならびにそれを用いた電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、モータ駆動技術に関し、特にブラシレスモータの駆動技術に関する。
携帯電話端末やポケットベル(ページャ)などの電子機器には、ユーザに着信を知らせるために、振動モータが搭載される。この振動モータは、回転軸に偏心したおもりが接続され、ロータを回転させることにより、電子機器を振動させる。こうした振動モータは、負荷として接続されるおもりが偏心しているため、振動モータ専用の駆動回路が利用される。特許文献1には、関連技術が記載される。
国際公開第08/026319号パンフレット
振動モータには、ブラシ付きモータとブラシレスモータが存在するが、ブラシレスモータを駆動する場合には、ホール素子によってモータのロータ位置を検出し、Hブリッジ回路でモータのコイルの通電状態を制御する。ブラシレスモータは、ブラシ付きモータに比べて小型、長寿命であるという利点を有する。
しかしながらブラシレスモータとその駆動回路とを一体にしたモータユニットは、電源ラインと接地ラインの2線に接続されて駆動される2線駆動方式である場合が多い。この2線駆動方式では、ブラシレスモータを起動するためには電源ラインからの電源の供給を開始し、停止するためには、電源ラインからの電源の供給をストップする。ここで電源の供給がストップされた後は、モータ内の内部摩擦等によって自然に回転数が減少するが、偏心したおもりによってロータが重くなっているため慣性が高く、停止するまでに時間がかかるという問題があった。このような問題は、ブラシレスの振動モータだけでなく、他の種類のブラシレスモータにも同様に起こりうる。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的は、ブラシレスモータにブレーキをかけることのできるモータ駆動技術の提供にある。
本発明のある態様は、ブラシレスモータ駆動回路に関する。このブラシレスモータ駆動回路は、駆動対象となるブラシレスモータのコイルに接続される出力回路と、ブラシレスモータのロータの位置情報を示すホール信号を受け、矩形信号に変換するホール信号処理回路と、ブラシレスモータのコイルの通電時間を規定するパルス変調されたパルス信号を生成し、パルス信号および矩形信号にもとづき、出力回路を駆動するための駆動信号を生成する駆動信号生成部と、駆動信号を受けて出力回路を駆動するプリドライバと、ブラシレスモータを起動する際には所定の第1期間以上第1レベルとなり、ブラシレスモータを止める際には所定の第2期間以上第1レベルとは異なる第2レベルとなる制御信号が外部から入力される制御端子と、制御信号の第1レベルが第1期間より長く持続する場合、駆動信号生成部にブラシレスモータの駆動を開始するための駆動信号を生成せしめ、制御信号の第2レベルが第2期間より長く持続する場合、駆動信号生成部にブラシレスモータのロータの回転の向きとは逆向きのトルクを発生するための駆動信号を生成せしめる制御信号処理部と、を備える。
この態様によると、制御信号の第2レベルが第2期間より長く持続する場合、ブラシレスモータにそのロータの回転の向きとは逆向きのトルクをかけることができる。
制御信号処理部は、制御信号の第1レベルが持続する期間をカウントし、そのカウントされた期間が第1期間より長くなるとアサートされる信号を出力する第1カウンタと、制御信号の第2レベルが持続する期間をカウントし、そのカウントされた期間が第2期間より長くなるとアサートされる信号を出力する第2カウンタと、を含んでもよい。第1カウンタの出力信号がアサートされると、駆動信号生成部にブラシレスモータの駆動を開始するための駆動信号を生成せしめ、第2カウンタの出力信号がアサートされると、駆動信号生成部にブラシレスモータのロータの回転の向きとは逆向きのトルクを発生するための駆動信号を生成せしめてもよい。この場合、カウンタのカウント値を適宜設定することにより様々な制御信号の形態に対応することができる。
制御端子に入力される制御信号は、ブラシ付きモータを駆動するために用いられる制御信号であってパルス幅変調されており、第1期間および第2期間は、制御信号のパルス幅変調の周期よりも長くてもよい。この場合、ブラシ付きモータを想定したプラットフォームでも、ブラシレスモータを駆動できる。
本発明の別の態様は、モータユニットである。このモータユニットは、ブラシレスの振動モータと、振動モータのロータの位置情報を示すホール信号を出力するホール素子と、ホール信号に基づき振動モータを駆動する上述のブラシレスモータ駆動回路と、外部から制御信号が入力され、ブラシレスモータ駆動回路と接続される制御端子と、外部から電源電圧が印加され、ブラシレスモータ駆動回路と接続される電源端子と、外部から接地電圧が印加され、ブラシレスモータ駆動回路と接続される接地端子と、を備える。
この態様によると、ブラシレスの振動モータを停止させる際、振動モータのロータの回転の向きとは逆向きのトルクをかけることができる。
本発明のさらに別の態様は、電子機器である。この電子機器は、基地局と通信し、制御信号を生成する通信部と、上述のモータユニットと、を備える。通信部は、振動モータを起動する場合、制御信号を第1期間以上第1レベルとし、振動モータを止める場合、制御信号を第2期間以上第2レベルとする。
この態様によると、ブラシレスの振動モータを停止させる際、振動モータのロータの回転の向きとは逆向きのトルクをかけることができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を、方法、装置、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、ブラシレスモータにブレーキをかけることができる。
実施の形態に係る電子機器の構成を示す回路図である。 図1のブラシレスモータ駆動回路の動作状態を示すタイムチャートである。 変形例に係る制御信号処理部の構成を示す回路図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図面における部材の寸法は、理解を容易にするために適宜拡大、縮小して示される。また、各図面において本発明に係る実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
本明細書において、「部材Aが部材Bに接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合や、部材Aと部材Bが、電気的な接続状態に影響を及ぼさない他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
本発明の実施の形態は、携帯電話端末等の電子機器に搭載されるブラシレスの振動モータの駆動回路に関する。こうした電子機器には、基地局と通信する通信部が搭載され、たとえば基地局から着信があると振動モータの駆動を開始する。また、ブラシレスモータ駆動回路は、制御信号からブラシレスモータを停止するよう指令を受けると、電源電圧と接地電位とを利用してブラシレスモータに逆回転トルクをかけて素早く停止させる。
図1は、実施の形態に係る電子機器6の構成を示す回路図である。電子機器6は、モータユニット2と、通信部4と、アンテナ5と、を備える。モータユニット2は、ブラシレス振動モータ1と、ホール素子3と、モータ駆動回路100と、電源端子P3と、接地端子P4と、制御端子P5と、を備え、ひとつのパッケージを構成する。電源端子P3には電源電圧Vddが印加され、接地端子P4は接地される。通信部4は、アンテナ5と接続され、基地局と通信する。通信部4はブラシレス振動モータ1を駆動するもしくは停止するための制御信号SCONを生成して制御端子P5に入力する。
ブラシレス振動モータ1は、ロータ軸に偏心したおもりが付けられたブラシレスモータであり、コイルの両端子P1、P2に、外部から電圧を印加可能に形成される。ホール素子3は、ブラシレス振動モータ1のロータの位置情報を示すホール信号H+、H−を出力する。ホール信号H+、H−は、ブラシレス振動モータ1の回転数に応じた周波数を有し、互いに逆相となる周期信号である。
モータ駆動回路100は、ホール素子3に電源電圧Vddおよび接地電位を供給し、ホール素子3から出力されるホール信号H+、H−にもとづき、ブラシレス振動モータ1の駆動相を判定し、コイルに流す電流の向きおよびその大きさを制御して駆動する。モータ駆動回路100は、一つの半導体基板上に機能ICとして一体集積化されている。
モータ駆動回路100は、Hブリッジ回路10、コンパレータ12、制御信号処理部14、駆動信号生成部16、デッドタイム生成部18、プリドライバ20、を備える。
Hブリッジ回路10は、駆動対象となるブラシレス振動モータ1の端子P1、P2に接続される。Hブリッジ回路10は、第1ハイサイドトランジスタMH1、第2ハイサイドトランジスタMH2、第1ローサイドトランジスタML1、第2ローサイドトランジスタML2を含む。このHブリッジ回路10は、ブラシレス振動モータ1を駆動するための出力回路に相当する。第1ハイサイドトランジスタMH1、第1ローサイドトランジスタML1は、電源端子P3と接地端子P4間に直列に接続される。同様に、第2ハイサイドトランジスタMH2、第2ローサイドトランジスタML2も、電源端子P3と接地端子P4間に直列に接続される。本実施の形態において、第1ハイサイドトランジスタMH1、第2ハイサイドトランジスタMH2は、PチャンネルMOSFETである。また、第1ローサイドトランジスタML1、第2ローサイドトランジスタML2は、NチャンネルMOSFETである。これらのトランジスタは、すべてNチャンネルMOSFETであってもよいし、あるいは、バイポーラトランジスタであってもよい。
第1ハイサイドトランジスタMH1と第1ローサイドトランジスタML1の接続点の第1スイッチング電圧Vsw1は、ブラシレス振動モータ1の第1端子P1に印加される。
第1ハイサイドトランジスタMH1、第1ローサイドトランジスタML1のオンオフ状態は、各トランジスタのゲートに印加される第1ハイサイド駆動信号SH1、第1ローサイド駆動信号SL1によって制御される。第1ハイサイドトランジスタMH1がオンのとき、第1スイッチング電圧Vsw1は電源電圧Vddとなり、第1ローサイドトランジスタML1がオンのとき、第1スイッチング電圧Vsw1は接地電位(0V)となる。
同様に、第2ハイサイドトランジスタMH2と第2ローサイドトランジスタML2の接続点の第2スイッチング電圧Vsw2は、ブラシレス振動モータ1の第2端子P2と接続される。第2ハイサイドトランジスタMH2、第2ローサイドトランジスタML2のオンオフ状態は、各トランジスタのゲートに印加される第2ハイサイド駆動信号SH2、第2ローサイド駆動信号SL2によって制御される。
本実施の形態では、ハイサイドトランジスタMH1およびローサイドトランジスタML2を一対、ハイサイドトランジスタMH2およびローサイドトランジスタML1を他の一対とし、それらの対を交互にオンオフすることによってブラシレス振動モータ1を駆動する。その際、パルス信号Spwmにもとづいてオン期間の長さを調節する。
コンパレータ12は、ブラシレス振動モータ1のロータの位置情報を示すホール信号H+、H−を受け、その電圧比較を行うことにより、矩形信号であるFG信号S_FGに変換する。コンパレータ12は、必要に応じて、ホール信号H+、H−を増幅した後に、電圧比較を行ってもよい。
制御信号処理部14は、制御端子P5に入力される制御信号SCONを受け、ブラシレス振動モータ1の駆動状態を指示する指示信号Sを駆動信号生成部16に出力する。制御信号SCONは通信部4によって生成される。通信部4は、ブラシレス振動モータ1を起動する際には制御信号SCONをアサートし(たとえば、制御信号SCONを所定の第1期間TRISE以上ハイレベルとする)、ブラシレス振動モータ1を止める際には制御信号SCONをネゲートする(たとえば、制御信号SCONを所定の第2期間TFALL以上ローレベルとする)。
制御信号処理部14は、そのような制御信号SCONを受け、制御信号SCONのハイレベルが第1期間TRISEより長く持続する場合、駆動信号生成部16にブラシレス振動モータ1の駆動を開始するための駆動信号を生成せしめる。制御信号処理部14はさらに、制御信号SCONのローレベルが第2期間TFALLより長く持続する場合、駆動信号生成部16にブラシレス振動モータ1のロータの回転の向きとは逆向きのトルクを発生するための駆動信号を生成せしめる。
制御信号処理部14は、第1カウンタ142と、第2カウンタ144と、駆動状態選択回路146と、を含む。制御信号処理部14に入力された制御信号SCONは、第1カウンタ142および第2カウンタ144に入力される。第1カウンタ142は、制御信号SCONがハイレベルである期間をカウントし、そのカウントされた期間が第1期間TRISEより長くなるとアサートされる第1信号Sを出力する。第2カウンタ144は、制御信号SCONがローレベルである期間をカウントし、そのカウントされた期間が第2期間TFALLより長くなるとアサートされる第2信号Sを出力する。第1信号Sおよび第2信号Sは、駆動状態選択回路146に入力される。
駆動状態選択回路146は、第1信号Sおよび第2信号Sを監視し、それらの状態に基づいて指示信号Sを生成し駆動信号生成部16へ出力する。駆動状態選択回路146は、第1信号Sがアサートされると、指示信号Sをアサートし(たとえば、ハイレベルとする)、第2信号Sがアサートされると、指示信号Sをネゲートする(たとえば、ローレベルとする)。駆動状態選択回路146は、第1信号Sがアサートされた後は次に第2信号Sがアサートされるまで指示信号Sのハイレベルを維持する。また、第2信号Sがアサートされた後も、次に第1信号Sがアサートされるまで指示信号Sのローレベルを維持する。
駆動信号生成部16は、指示信号Sがローレベルからハイレベルとなるとブラシレス振動モータ1の駆動を開始し、指示信号Sがハイレベルからローレベルとなると、ブラシレス振動モータ1に逆回転のトルクをかけることでブレーキをかける。駆動信号生成部16は、パルス生成回路162と、ロジック部164と、を含む。
パルス生成回路162は、ブラシレス振動モータ1のコイルの通電時間を規定するパルス変調されたパルス信号Spwmを生成する。パルス生成回路162は、指示信号Sがローレベルからハイレベルとなると、パルス信号Spwmのデューティ比を100%に設定し、その後、ブラシレス振動モータ1の回転数に応じてパルス信号Spwmのデューティ比を切り換える。すなわち、デューティ比100%のパルス信号Spwmで駆動するフルオンタイム駆動と、デューティ比が目標トルク(回転数)に応じて設定されるPWM駆動と、が切り換えられる。このPWM駆動のPWM周波数はおよそ384kHzに設定される。
パルス生成回路162は、指示信号Sがローレベルからハイレベルとなってから所定の起動期間TFULLの間、パルス信号Spwmのデューティ比を100%に設定する。パルス生成回路162はまた、指示信号Sがハイレベルからローレベルとなってから所定のブレーキ期間TBRKの間、パルス信号Spwmのデューティ比を100%に設定する。これはブレーキ期間TBRKにおいて、デューティ比100%の逆回転トルクをブラシレス振動モータ1にかけるためである。
ロジック部164は、指示信号S、パルス信号SpwmおよびFG信号S_FGにもとづき、Hブリッジ回路10を駆動するための駆動信号SH1、SH2、SL1、SL2を生成する。
ローサイドトランジスタML1、ML2を駆動するための駆動信号SL1、SL2は、FG信号S_FGにもとづいて生成される。一例として、SL1はS_FGであり、SL2は、S_FGを論理反転して生成される。ハイサイドトランジスタMH1、MH2を駆動するための駆動信号SH1、SH2は、パルス信号SpwmおよびFG信号S_FGにもとづいて生成される。一例として、SH1は、S_FGとSpwmの論理積であり、SH2は、S_FGの論理反転と、Spwmの論理積である。
指示信号Sがローレベルからハイレベルとなると、ロジック部164は駆動信号SH1、SH2、SL1、SL2の生成を開始する。指示信号Sがハイレベルからローレベルとなると、ロジック部164は指示信号Sがハイレベルからローレベルとなってからブレーキ期間TBRKの間、入力されるFG信号S_FGを論理反転させる。するとブラシレス振動モータ1にはそのロータの回転の向きとは逆向きのトルク、つまり逆位相のトルクがかけられることとなり、回転数が減少してゆく。ロジック部164は、ブレーキ期間TBRKの後、駆動信号SH1、SH2、SL1、SL2を、ブラシレス振動モータ1の停止に対応する状態にする。
デッドタイム生成部18は、第1ハイサイドトランジスタMH1、第1ローサイドトランジスタML1が同時にオンしないように、また、第2ハイサイドトランジスタMH2と第2ローサイドトランジスタML2が同時にオンしないように、駆動信号を遅延させる。
プリドライバ20は、デッドタイム生成部18から出力される駆動信号SH1、SH2、SL1、SL2にもとづき、Hブリッジ回路10を駆動する。プリドライバ20は、駆動信号SH1、SH2、SL1、SL2を増幅するバッファ回路を含んで構成される。
以上のように構成されたブラシレスモータ駆動回路100の動作について説明する。
図2は、図1のブラシレスモータ駆動回路100の動作状態を示すタイムチャートである。図2は、上から順に、電源電圧Vdd、制御信号SCONの電圧、指示信号Sの電圧、スイッチング電圧Vsw1、Vsw2、ブラシレスモータ駆動回路100のロータの回転数frotを示す。
通信部4がブラシレス振動モータ1を駆動するために制御信号SCONをハイレベルとする時刻t1に、第1カウンタ142はカウントを開始する。第1カウンタ142は、時刻t1から第1期間TRISE後の時刻t2までカウントを続けると第1信号Sをアサートし、指示信号Sがハイレベルとなる。時刻t2に指示信号Sがハイレベルとなると上述のように、パルス信号Spwmのデューティ比は100%に設定され、DC信号となる。時刻t2の後まずは第1ハイサイドトランジスタMH1、第2ローサイドトランジスタML2がオンとなり、Vsw1=Vdd、Vsw2=0Vとなる。その結果、ブラシレス振動モータ1のコイルには、端子P1からP2に向かう向きの電流が流れ、ロータが回転し始める。
ロータの回転にともなって、ホール信号H+、H−が変化し、その大小関係が反転すると、図1のコンパレータ12によって、FG信号S_FGのレベルが遷移し、駆動相が切り換えられる。すると第2ハイサイドトランジスタMH2および第1ローサイドトランジスタML1がオンとされ、出力電流が、コイルの端子P2からP1へ向かう向きに流れる。
その後、ホール信号H+、H−の大小関係が反転すると、再度、駆動相が切り換えられる。ブラシレスモータ駆動回路100は、時刻t2から所定の起動時間TFULLが経過する時刻t3までの間、駆動相を切り換えながら、100%のデューティ比で、ブラシレス振動モータ1をフルオンタイム駆動する。
時刻t3に、モードが切り換えられ、PWM駆動を開始する。PWM駆動を開始すると、スイッチング電圧Vsw1、Vsw2のオン状態の長さが、パルス信号Spwmのデューティ比に従って、ブラシレス振動モータ1の回転数が所望の値になるように調節される。
通信部4がブラシレス振動モータ1を停止するために制御信号SCONをローレベルとする時刻t4に、第2カウンタ144はカウントを開始する。第2カウンタ144は、時刻t4から第2期間TFALL後の時刻t5までカウントを続けると第2信号Sをアサートし、指示信号Sはローレベルとなる。時刻t5に指示信号Sがローレベルとなると上述のように、パルス信号Spwmのデューティ比は100%に設定され、DC信号となる。時刻t5からブレーキ期間TBRKの間、FG信号S_FGは論理反転する。すると時刻t5より前のVsw1およびVsw2の位相とは逆の位相のスイッチング電圧が生成される。この逆位相のスイッチング電圧によりブラシレス振動モータ1にはそのロータの回転の向きとは逆向きのトルクがかけられることとなり、ロータの回転数frotが自然減少よりも速く減少してゆく。
100%デューティ比の逆向きのトルクは、時刻t5からブレーキ期間TBRK後の時刻t6までかけられ続ける。これにより時刻t6ではロータは停止しているか、その回転数frotは十分に小さい値となっている。時刻t6ではブラシレス振動モータ1への通電を停止する。時刻t6の後、ブラシレス振動モータ1のロータの回転が残っていても、内部摩擦等によりその回転数は減少していく。
このように本実施の形態に係るブラシレスモータ駆動回路100によれば、ブラシレスモータ駆動回路100に入力される電源電圧のオンオフによってブラシレス振動モータ1の起動および停止が制御されるのではなく、電源電圧および接地電位とは異なる制御信号によってブラシレス振動モータ1の起動及び停止が制御される。したがって、ブラシレス振動モータ1を停止する際にロータの回転とは逆向きのトルクを加えることができる。これによりより素早くブラシレス振動モータ1を停止することができる。
既存のプラットフォームがそのまま使えるなどのメリットがあるため、市場ではブラシ付き振動モータを使用し続けているという現状がある。ブラシ付き振動モータのプラットフォームのなかには、その制御信号がモータのオン状態の最中やオフ状態の最中でもパルス幅変調されるものがある。このプラットフォームにブラシレスモータを搭載しようとすると、動作しないか、動作しても制御信号のパルス幅変調が予期せぬ誤動作を引き起こす場合があった。しかしながら本実施の形態に係るブラシレスモータ駆動回路100では、そのような制御信号の特性に左右されずにブラシレス振動モータ1を正常に駆動することができる。したがって市場で多く出回っているブラシ付き振動モータのプラットフォームをかえずにそのままブラシレス振動モータを電子機器に搭載できるメリットがある。
図2を用いてこの利点を説明する。図2では、モータのオン状態の最中やオフ状態の最中においても制御信号がパルス幅変調される場合が示されている。制御信号SCONは、モータのオン状態の最中である時刻taにおいてパルス幅変調され始める。また、オフ状態の最中である時刻tbにおいてパルス幅変調され始める。しかしながら第1カウンタ142の第1期間TRISEおよび第2カウンタ144の第2期間TFALLは制御信号SCONのパルス幅変調の周期よりも長く設定されている。したがって時刻taから始まる制御信号SCONのパルス幅変調に対しても駆動状態選択回路146から出力される指示信号Sはハイレベルをとり続け、ブラシレスモータ駆動回路100はブラシレス振動モータ1の駆動を継続する。また、時刻tbから始まる制御信号SCONのパルス幅変調に対しても駆動状態選択回路146から出力される指示信号Sはローレベルをとり続け、ブラシレスモータ駆動回路100は誤ってブラシレス振動モータ1の駆動を開始することはない。
上記実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施の形態では、指示信号Sがハイレベルとなる時刻t2の後まずは第1ハイサイドトランジスタMH1、第2ローサイドトランジスタML2がオンとなり、Vsw1=Vdd、Vsw2=0Vとなり、ブラシレス振動モータ1のコイルには、端子P1からP2に向かう向きの電流が流れ、ロータが回転し始める場合について説明したが、これに限られない。たとえば、指示信号Sがハイレベルとなる時刻t2の後まずは第2ハイサイドトランジスタMH2、第1ローサイドトランジスタML1がオンとなり、Vsw1=0V、Vsw2=Vddとなり、ブラシレス振動モータ1のコイルには、端子P2からP1に向かう向きの電流が流れ、ロータが回転し始めてもよい。
実施の形態では、カウンタを用いて制御信号SCONを監視する場合について説明したが、これに限られない。たとえばローパスフィルタおよび比較器を用いた構成も可能である。図3は、変形例に係る制御信号処理部22の構成を示す回路図である。制御信号処理部22は、ローパスフィルタ24と、比較器26と、定電圧源28と、を含む。
ローパスフィルタ24は制御端子P5と接続され、制御信号SCONが入力される。ローパスフィルタ24の出力信号SLPFが比較器26の非反転入力端子に入力され、定電圧源28からの基準電圧Vrefが比較器26の反転入力端子に入力される。ローパスフィルタ24のカットオフ周波数は、制御信号SCONがパルス幅変調される場合でも出力信号SLPFがDC電圧であると見なせる程度に設定される。基準電圧Vrefは、モータのオン状態における制御信号SCONのパルス幅変調によって出力信号SLPFに生じるDC電圧よりも低く、オフ状態におけるパルス幅変調によって出力信号SLPFに生じるDC電圧よりも高く設定される。比較器26は、モータのオン状態においてハイレベルとなり、モータのオフ状態においてローレベルとなる指示信号SCOMPを駆動信号生成部16に出力する。このように制御信号処理部の構成には様々なバリエーションが可能である。
また制御信号のパルス幅変調の周波数よりも十分大きいクロック周波数が利用可能な場合、制御信号処理部はそのクロック周波数で制御信号をサンプリングしてもよい。この場合、制御信号のパルス幅変調のパルス幅の情報を取得することができ、ブラシレス振動モータ1の駆動における制御可能なパラメータ数を増やすことができる。
実施の形態では、制御信号処理部14は制御信号SCONのパルス幅変調を無視する場合について説明したが、これに限られない。たとえば、制御信号処理部は制御信号SCONのパルス幅変調からその周波数情報を抽出し、駆動信号生成部におけるPWM駆動の周波数を当該周波数情報から決定してもよい。この場合、制御信号SCONのパルス幅変調の周波数を調節することにより、ブラシレス振動モータ1の定常駆動状態におけるPWM駆動の周波数を所望の値に調節することができる。
実施の形態では、ブレーキ期間TBRKにおいて100%のデューティ比で回転とは逆向きのトルクをかける場合について説明したが、これに限られない。たとえば駆動信号生成部16はブレーキをかける際、ロータの回転数を監視し、その減少の速さが所望の速さになるようデューティ比を調節してもよい。この場合、駆動するブラシレス振動モータの特性、たとえば内部摩擦、によらないブレーキ特性を得ることができる。
実施の形態では、ホール素子3がブラシレスモータ駆動回路100の外部に設けられる場合について説明したが、これがブラシレスモータ駆動回路100に内蔵されていてもよい。
実施の形態においては、ブラシレス振動モータ1を駆動する場合について説明したが、本発明は超小型のファンモータやゲーム機等のリモコンに搭載される小型モータの駆動にも適用することができる。
実施の形態で説明した回路において、信号のハイレベル、ローレベルの論理値の設定は一例であって、インバータなどによって適宜反転させることにより自由に変更することが可能である。また、これに応じて、ANDゲートやORゲートを置換することは、当業者が容易に想到することができるものである。
1 ブラシレス振動モータ、 2 モータユニット、 3 ホール素子、 4 通信部、 10 Hブリッジ回路、 12 コンパレータ、 14 制御信号処理部、 16 駆動信号生成部、 18 デッドタイム生成部、 20 プリドライバ、 100 ブラシレスモータ駆動回路、 142 第1カウンタ、 144 第2カウンタ、 146 駆動状態選択回路、 162 パルス生成回路、 164 ロジック部。

Claims (4)

  1. 駆動対象となるブラシレスモータのコイルに接続される出力回路と、
    前記ブラシレスモータのロータの位置情報を示すホール信号を受け、矩形信号に変換するホール信号処理回路と、
    前記ブラシレスモータのコイルの通電時間を規定するパルス変調されたパルス信号を生成し、前記パルス信号および前記矩形信号にもとづき、前記出力回路を駆動するための駆動信号を生成する駆動信号生成部と、
    前記駆動信号を受けて前記出力回路を駆動するプリドライバと、
    前記ブラシレスモータを起動する際には所定の第1期間以上第1レベルとなり、前記ブラシレスモータを止める際には所定の第2期間以上前記第1レベルとは異なる第2レベルとなる制御信号が外部から入力される制御端子と、
    前記制御信号の前記第1レベルが前記第1期間より長く持続する場合、前記駆動信号生成部に前記ブラシレスモータの駆動を開始するための前記駆動信号を生成せしめ、前記制御信号の前記第2レベルが前記第2期間より長く持続する場合、前記駆動信号生成部に前記ブラシレスモータのロータの回転の向きとは逆向きのトルクを発生するための前記駆動信号を生成せしめる制御信号処理部と、を備え
    前記制御端子に入力される制御信号は、ブラシ付きモータを駆動するために用いられる制御信号であってパルス幅変調されており、前記第1期間および前記第2期間は、前記制御信号のパルス幅変調の周期よりも長いことを特徴とするブラシレスモータ駆動回路。
  2. 前記制御信号処理部は、
    前記制御信号の前記第1レベルが持続する期間をカウントし、そのカウントされた期間が前記第1期間より長くなるとアサートされる信号を出力する第1カウンタと、
    前記制御信号の前記第2レベルが持続する期間をカウントし、そのカウントされた期間が前記第2期間より長くなるとアサートされる信号を出力する第2カウンタと、を含み、
    前記第1カウンタの出力信号がアサートされると、前記駆動信号生成部に前記ブラシレスモータの駆動を開始するための前記駆動信号を生成せしめ、前記第2カウンタの出力信号がアサートされると、前記駆動信号生成部に前記ブラシレスモータのロータの回転の向きとは逆向きのトルクを発生するための前記駆動信号を生成せしめることを特徴とする請求項1に記載のブラシレスモータ駆動回路。
  3. ブラシレスの振動モータと、
    前記振動モータのロータの位置情報を示すホール信号を出力するホール素子と、
    前記ホール信号に基づき前記振動モータを駆動する請求項1または2に記載のブラシレスモータ駆動回路と、
    外部から前記制御信号が入力され、前記ブラシレスモータ駆動回路と接続される制御端子と、
    外部から電源電圧が印加され、前記ブラシレスモータ駆動回路と接続される電源端子と、
    外部から接地電圧が印加され、前記ブラシレスモータ駆動回路と接続される接地端子と、を備えることを特徴とするモータユニット。
  4. 基地局と通信し、前記制御信号を生成する通信部と、
    請求項に記載のモータユニットと、を備え、
    前記通信部は、前記振動モータを起動する場合、前記制御信号を前記第1期間以上第1レベルとし、前記振動モータを止める場合、前記制御信号を前記第2期間以上前記第2レベルとすることを特徴とする電子機器。
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