JP2008118842A - モータ制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】モータの回転方向が相互に反転する場合の起動を、インバータ回路に余分な電流を流すことなく確実に行うことができるモータ制御装置を提供する。
【解決手段】切替指令信号の出力レベルがモータ1の正転,逆転を指示するレベルに亘って変化すると、オフセット電圧付与回路24は、ゲイン制御アンプ6によって出力される差電圧信号Voに、モータ1の出力トルクを増加させるようにして所定のオフセット電圧を付与する。
【選択図】図1

Description

本発明は、モータの可変速制御を行うためのモータ制御装置に関する。
モータの可変速制御を行う場合には、インバータ回路を含んで成るモータ制御装置を利用することが一般的である。図6は、この種のモータ制御装置の一例であり、特許文献1に開示されている構成である。制御対象のモータ1は、三相のブラシレスDCモータ(永久磁石同期モータ)により構成されたもので、例えば車両エンジン用バルブカムの開閉タイミングを制御するための電動制御装置の駆動源として設けられる。
このモータ1を可変速駆動するPWM制御型のインバータ回路2は、電源端子+Vとグランド端子との間に、6個のNチャネル型のパワーMOSFETQ1〜Q6を三相ブリッジ接続して構成され、モータ1のU、V、W各相用コイルに120°通電矩形波駆動方式により給電する。尚、各MOSFETQ1〜Q6には、それぞれ図示極性の還流ダイオード(符号なし)が接続若しくは一体的に設けられている。また、電源端子+V及びグランド端子間には、π型のLCフィルタ回路3が接続されている。
モータ1の回転位置(ロータの位置)を検出する3個のホールIC1u、1v、1wは、互いに位相が120°ずつ異なった状態の位置検出信号Su、Sv、Swを出力する構成となっており、それら位置検出信号Su、Sv、Swを回転数検出回路の機能も備えた制御回路4に与える。制御回路4は、入力された位置検出信号Su、Sv、Swに基づきモータ1の回転方向を認識すると共に、モータの実回転数に比例した電圧レベルの回転数信号VNを出力する。尚、回転数信号VNは、上記実回転数に応じて得られる周波数信号を、内部のF/V変換部12(但し、特許文献1の図面では図示されていない)によりF/V変換することで得られている。
また、制御回路4は、モータ1の回転方向の認識結果及び各位置検出信号Su、Sv、Swの入力タイミングに基づいて、インバータ回路2の上アームを構成するMOSFETQ1、Q3、Q5、並びに下アームを構成するMOSFETQ2、Q4、Q6の通電タイミングを決めるU、V、W各相用のゲート制御信号群を、所定パターン(モータ1を正回転または逆回転させるためのパターン)で出力する。この場合、上アーム側のゲート端子には各ゲート制御信号が直接与えられ、下アーム側のゲート端子には、各ゲート制御信号がAND回路5(実際は各相用に3個)を介して与えられる。
また、制御回路4は、回転方向切替端子Tに切替指令信号としてローレベルが入力されると各相用のゲート制御信号の出力パターンをモータ1の正回転用パターン(U→V→W)に設定し、回転方向切替端子Tにハイレベルが入力されると、ゲート制御信号の出力パターンを同逆回転用パターン(W→V→U)に設定する。
ゲイン制御アンプ6(増幅回路に相当)は、モータ1の目標回転数を指令するための目標電圧信号VSと制御回路4からの回転数信号VNとの偏差を、所定の利得Gで増幅した差電圧信号Vo(=VS+G(VS−VN))を発生する。尚、上記目標電圧信号VSは、例えば外部に設けられた車両用ECU(図示せず)から与えられた周波数信号を、F/V変換部13(但し、特許文献1の図面では図示されていない)によりF/V変換したもので、モータ1の目標回転数に比例した電圧レベルの信号である。
第1コンパレータ7(第1比較回路に相当)は、非反転入力端子(+)にゲイン制御アンプ6からの差電圧信号Voを受けると共に、反転入力端子(−)に図示しない発振回路から出力される三角波信号VT(例えば、振幅範囲4V〜2.5V)を受け、その比較に基づいて生成した第1PWM信号を信号切替スイッチ8(切替回路に相当)に与える。
信号切替スイッチ8は、第3コンパレータ10(電圧検知回路に相当)より出力される信号レベルに応じて、AND回路5の一方の入力端子に上記PWM信号を与える正転モード位置と、第2コンパレータ9(第2比較回路に相当)からの第2PWM信号を与える逆転モード位置との何れかに切り替える。また、AND回路5の他方の入力端子には、ゲート制御信号が入力される。
ヒステリシス特性を備える第3コンパレータ10は、反転入力端子(−)にゲイン制御アンプ6からの差電圧信号Voを受けると共に、非反転入力端子(+)に前記三角波信号VTの下限電圧VTL(=2.5V)を図示しない電圧信号発生回路(例えばピークホールド回路)から受ける。即ち、信号切替スイッチ8は、Vo≧VTLの状態にあればが正転モード位置に切り替わり、Vo<VTLの状態にあれば逆転モード位置に切り替わる。但し、第3コンパレータ10の出力反転動作には所定のヒステリシス電圧が関与する。また、上記出力信号は制御回路4の回転方向切替端子Tにも与えられる。
増幅率が「1」に設定された折り返しアンプ11(信号発生回路に相当)は、ゲイン制御アンプ6からの差電圧信号Voを三角波信号VTの下限電圧VTL基準で折り返すために設けられ、出力される補正差電圧信号Vo2は、Vo2=5−Voで得られる。第2コンパレータ9は、非反転入力端子(+)に折り返しアンプ11からの補正差電圧信号Vo2を受けると共に、反転入力端子(−)に三角波信号VTを受けるように接続され、その比較に基づき生成した第2PWM信号を信号切替スイッチ8に与える。
上記構成によれば、ゲイン制御アンプ6が出力する差電圧信号Voが2.5V(三角波信号VTの下限電圧VTL)以上あれば、信号切替スイッチ8は正転モード位置に切り替わり、第1コンパレータ7の出力をAND回路5に与える。またこの時、折り返しアンプ11からの補正差電圧信号Vo2が2.5V未満になり、第1コンパレータ7では有効パルス幅を有したPWM信号が生成され、第2コンパレータ9ではデューティ比が零%の第2PWM信号が生成される。更に、第3コンパレータ10から出力されるローレベル信号により、制御回路4は、各相用のゲート制御信号出力パターンを正回転用パターンに設定する。従って、モータ1は、目標電圧信号VSに応じた回転数となるようにフィードバック制御された状態で正回転される。
斯様な制御状態から目標回転数が急激に低下すると、目標電圧信号VSの急減に伴い回転数信号VNとの間の偏差が過渡的に拡大し、差電圧信号Voの電圧レベルが2.5V未満に一時的に低下する。すると、その低下期間に第3コンパレータ10からハイレベル信号が出力され、信号切替スイッチ8が逆転モード位置に切り替えられ、第2コンパレータ9からの第2PWM信号がAND回路5に与えられる。
また、補正差電圧信号Vo2は2.5V以上になり、第1コンパレータ7ではデューティ比が零%の第1PWM信号が生成され、第2コンパレータ9では有効パルス幅を有した第2PWM信号が生成される。更に、制御回路4は各相用のゲート制御信号の出力パターンをモータ1の逆回転用パターンに設定する。従って、モータ1に逆転トルク(制動トルク)が生成されて、その実回転数が急激に低下する。
この後、目標回転数とモータ1の実回転数との差が所定値以上に縮小すると、差電圧信号Voの電圧レベルは三角波信号VTの下限電圧VTL以上に復帰する。すると、第3コンパレータ10の出力がローレベル信号に反転し、信号切替スイッチ8が第1コンパレータ7からの有効パルス幅を有したPWM信号をAND回路5に与える状態に戻り、そのPWM信号に基づいてモータ1の回転数制御が行われる定常状態に復帰する。その結果、図7に示すように、モータ1の回転数と目標電圧信号VS及び回転数信号VNとの関係は、モータ1の逆回転領域まで広がることになる。即ち、目標電圧信号VSが2.5V〜4Vの範囲は正転指令、目標電圧信号VSが1V〜2.5Vの範囲は逆転指令となる。
特開2006−280091号公報
ところで、上記モータ1の回転数と目標電圧信号VS及び回転数信号VNとの関係は、特許文献1では図2として示されているが、これはあくまでも理想的な特性として示されているもので、実際には、モータ1の回転方向が正転,逆転に相互に切替わる場合、図8に示すようにPWMデューティにオフセット電圧を付与している。
即ち、モータ1の回転数に応じたデューティのPWM信号を与えるだけでは、モータ1が回転を停止している状態から起動するために必要なトルクを得ることができなくなるからである。そして、上記の処理は、F/V変換部13が、第3コンパレータ10より出力される切換え指令信号のレベルが変化するタイミングに応じて、内部でオフセット電圧を加算した目標電圧信号VSを出力することで行っている。
しかしながら、上記のように目標電圧信号VSにオフセット電圧を付与すると、回転方向が切替わる際に、ゲイン制御アンプ6に入力される目標電圧信号VSと回転数信号VNとの差が一時的に大きくなるため、ゲイン制御アンプ6で付与されるゲインも作用する結果、インバータ回路2に出力されるPWMデューティが極めて大きくなる。すると、モータ1に流れる電流が増加して、インバータ回路2を構成する各FETの発熱量も増加するという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、モータの回転方向が相互に反転する場合の起動を、インバータ回路に余分な電流を流すことなく確実に行うことができるモータ制御装置を提供することにある。
請求項1記載のモータ制御装置によれば、増幅回路は、モータの実回転数に応じた電圧レベルの回転数信号とモータの目標回転数を指令するための目標電圧信号との偏差を増幅した差電圧信号を出力し、第1比較回路は、その差電圧信号とキャリア信号との比較により第1PWM信号を生成して制御回路に与え、制御回路は、その第1PWM信号を、インバータ回路に対して所定のタイミングで供給してモータを所定方向へ回転させる。
そして、モータを正転させている状態から、目標電圧信号→差電圧信号が逆転を指示するレベルに変化し、電圧検知回路が切替指令信号の出力状態を変化させると、信号発生回路がキャリア信号の下限電圧より高いレベルの補正電圧差信号を発生し、第2比較回路は、その補正電圧差信号とキャリア信号との比較により有効パルス幅を有した第2PWM信号を生成する。すると、切替回路は、第1PWM信号に替えて第2PWM信号を制御回路に与える状態に切り替り、制御回路は、インバータ回路を駆動する際にモータに逆転トルクが発生するように制御する。また、モータが逆転している状態から目標電圧信号→差電圧信号が正転を指示するレベルに変化すれば、上記と逆の作用となる。
このように、切替指令信号の出力レベルがモータの正転,逆転を指示するレベルに亘って変化すると、オフセット電圧付与回路は、増幅回路によって出力される差電圧信号に、モータの出力トルクを増加させるようにして所定のオフセット電圧を付与する。即ち、従来構成とは異なり、増幅回路に入力される目標電圧信号にはオフセット電圧を付加しないため、目標電圧信号自体は、図7に示すようにリニアに変化することになる。
そして、増幅回路が出力する差電圧信号にオフセット電圧を付与すれば、目標電圧信号を増幅した結果にオフセット値が加わるので、PWM信号のデューティは、従来構成に比較して大きく変化することはない。従って、インバータ回路を構成するスイッチング素子に電流を過剰に流すことを回避し、発熱を防止することができる。
請求項2記載のモータ制御装置によれば、モータが車両用負荷の動力源として使用されるので、例えばエンジン用バルブカムの開閉のように、回転方向が交互に反転する状態で駆動されることが多いモータの制御に有効に適用することができる。
(第1実施例)
以下、本発明の第1実施例について図1及び図2を参照して説明する。尚、図6と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。本実施例の車載用モータ制御装置では、図6に示すF/V変換部13を、F/V変換部21に置き換えている。F/V変換部21は、従来構成とは異なり、目標電圧信号VSに対してオフセット電圧を付与せず、図2(a)に示すように、目標電圧信号VSをリニアに出力するように構成されている。
オフセット回路22は、第3コンパレータ10が出力する切替指令信号を参照し、その切替指令信号が示すレベルに応じて目標電圧信号VSに所定のオフセット電圧を生成出力するように構成されている。例えば、以下のようにオフセット電圧を生成する。
切替指令信号 オフセット電圧
ロウ(正転) +1.0V
ハイ(逆転) −1.0V
そして、ゲイン制御アンプ6と第1コンパレータ7との間には加算回路23が挿入されており、加算回路23は、ゲイン制御アンプ6より出力される差電圧信号Voに、オフセット回路22より出力されたオフセット電圧を加えた信号Vo’を、第1コンパレータ7及び第3コンパレータ10に出力する。尚、オフセット回路22及び加算回路23は、オフセット電圧付与回路24を構成している。その他の構成は、図4に示すものと同様である。
次に、本実施例の作用について図2も参照して説明する。図2(a)に示すように、F/V変換部21は、目標電圧信号VSを1.0V〜4.0Vの範囲でリニアに出力する。
そして、モータ1の正転指令範囲は2.5V〜4.0V,逆転指令範囲は1.0V〜2.5Vとなる。そして、第3コンパレータ10が出力する切替指令信号は、上記電圧範囲に応じて出力レベルをロウ,ハイに変化させるので、オフセット回路22は、正転指令時には+1.0V,逆転指令時には−1.0Vを出力する。
そして、加算回路23は、ゲイン制御アンプ6より出力される差電圧信号Voに上記オフセット電圧を加算するので、加算電圧信号Vo’は、図2(b)に示すようにオフセットが付与された変化を示す。従って、指令回転数が「0」付近となり、目標電圧信号VS→差電圧信号Voのレベルが低下する場合でも、オフセット電圧に応じたデューティのPWM信号がインバータ回路2に与えられるので、モータ1は各回転方向に応じて確実に起動することができる。
以上のように本実施例によれば、切替指令信号の出力レベルがモータ1の正転,逆転を指示するレベルに亘って変化すると、オフセット電圧付与回路24は、ゲイン制御アンプ6によって出力される差電圧信号Voに、モータ1の出力トルクを増加させるようにして所定のオフセット電圧を付与する。即ち、従来構成とは異なり、ゲイン制御アンプ6に入力される目標電圧信号VSにはオフセット電圧を付加しないので、目標電圧信号VS自体はリニアに変化する。そして、ゲイン制御アンプ6が出力する差電圧信号Voにオフセット電圧を付与すれば、目標電圧信号VSを増幅した結果にオフセット値が加わるので、PWM信号のデューティは、従来構成に比較して大きく変化することはない。従って、インバータ回路2を構成するFETQ1〜Q6に電流を過剰に流すことを回避し、発熱を防止することができる。
そして、モータ1は車両用負荷の動力源として使用されるので、エンジン用バルブカムの開閉のように、回転方向が交互に反転する状態で駆動されることが多いモータの制御に有効に適用することができる。
(第2実施例)
図3は本発明の第2実施例であり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分について説明する。第2実施例の車載用モータ制御装置では、図1に示すF/V変換部21を、Duty/V変換部25に置き換えて構成されている。その他の構成は第1実施例と同様である。
すなわち、第2実施例は。車両用ECUより与えられるモータ1の駆動指令が、PWM信号のデューティを変化させる形式となる場合に対応しており、Duty/V変換部25は、上記デューティに応じて変換した目標電圧信号VSをリニアに出力するように構成されている。
以上のように構成される第2実施例によれば、モータ1の駆動指令がPWM信号として与えられる場合にも対応することができる。
(第3実施例)
図4は本発明の第3実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分のみ説明する。第3実施例の車載用モータ制御装置では、図1に示すF/V変換部12,21を、D/A変換部26,27に置き換えて構成されており、その他の構成は第1実施例と同様である。すなわち、第3実施例は。車両用ECUより与えられるモータ1の駆動指令が、バイナリデータ形式となる場合に対応しており、D/A変換部27は、そのデータをD/A変換することで目標電圧信号VSをリニアに出力するように構成されている。
一方、制御回路4Aに内蔵されるD/A変換部26の前段には、ホールIC1u、1v、1wより出力される位置検出信号Su、Sv、Swのレベル変化エッジを検出し、そのエッジ間隔をカウントするカウンタなどをそなえたロジック回路(図示せず)が配置されている。尚、エッジ間隔は、立上り,立下り間について位置検出信号の半周期をカウントしても良いし、同一(例えば立上り)エッジ間について位置検出信号の1周期をカウントしても良い。そして、D/A変換部26は、上記カウンタにより出力されるカウントデータをD/A変換することで、回転数信号VNを出力する。
以上のように構成される第3実施例によれば、モータ1の駆動指令がバイナリデータ形式で与えられる場合にも対応することができる。
その他、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、例えば以下のような変形または拡張が可能である。
制御回路4、ゲイン制御アンプ6、第1コンパレータ7、信号切替スイッチ8、第2コンパレータ9、第3コンパレータ10、折り返しアンプ11,F/V変換部21、オフセット電圧付与回路24などは、モノリシック構造のIC回路として構成することができる。
F/V変換部21により出力する目標電圧信号VSは、必ずしもリニアである必要はなく、例えば、図5(a)に示すように2次曲線的に変化させたり、図5(b)に示すような曲線で変化させても良い。また、図5(b)に示す目標電圧信号VSに対して、加算電圧信号Vo’は、図5(c)に示すように付与すれば良い。
オフセット電圧は必ずしも一定に付与する必要はなく、回転数に応じて変化させても良い。
各電圧等の具体数値は、個別の設計に応じて適宜変更すれば良い。
モータは、車両用負荷の動力源として使用されるものに限ることなく、駆動対象とする負荷の種類はどのようなものでも良い。
本発明の第1実施例を示す電気的構成図 (a)はモータ回転数と目標電圧信号との関係、(b)はモータ回転数と加算電圧信号との関係を示す図 本発明の第2実施例を示す図1相当図 本発明の第3実施例を示す図1相当図 (a),(b)は図2(a)の特性の変形例、(c)は(b)の特性に対してオフセット電圧を付与した例を示す図 従来構成を示す図1相当図 モータ回転数と目標電圧信号及び回転数信号との関係を示す特性図 実際のモータ回転数と目標電圧信号との関係を示す図
符号の説明
1はモータ、2はインバータ回路、4は制御回路(回転数検出回路)、6はゲイン制御アンプ(増幅回路)、7は第1コンパレータ(第1比較回路)、8は信号切替スイッチ(切替回路)、9は第2コンパレータ(第2比較回路)、10は第3コンパレータ(電圧検知回路)、11は折り返しアンプ(信号発生回路)、24はオフセット電圧付与回路を示す。

Claims (2)

  1. モータを駆動するためのPWM制御型のインバータ回路と、 このインバータ回路に対するPWM信号の供給タイミングを決定する制御回路と、
    前記モータの実回転数に応じた電圧レベルの回転数信号を発生する回転数検出回路と、
    前記回転数信号と前記モータの目標回転数を指令するための目標電圧信号との偏差を増幅した差電圧信号を出力する増幅回路と、
    前記差電圧信号と所定周波数のキャリア信号との比較により第1PWM信号を生成して前記制御回路に与える第1比較回路と、
    前記差電圧信号の電圧レベルが前記キャリア信号の下限電圧未満となったときに切替指令信号を逆転指示レベルに変化させる電圧検知回路と、
    前記差電圧信号の電圧レベルが前記キャリア信号の下限電圧未満となった状態で当該キャリア信号の下限電圧より高い電圧レベルの補正差電圧信号を発生する信号発生回路と、
    前記補正差電圧信号と前記キャリア信号との比較により第2PWM信号を生成する第2比較回路と、
    前記切替指令信号のレベル変化に応じて、前記第1PWM信号と前記第2PWM信号とを切り替えて前記制御回路に与える切替回路とを備え、
    前記制御回路は、前記切替指令信号が逆転指示レベルを示す期間は、前記第2PWM信号に応じて前記インバータ回路を駆動する際に前記モータに逆転トルクが発生するように制御し、
    前記切替指令信号が示す正転,逆転の指示レベルに応じて、前記増幅回路によって出力される前記差電圧信号に、所定のオフセット電圧を付与するオフセット電圧付与回路を有することを特徴とするモータ制御装置。
  2. 前記モータは、車両用負荷の動力源として使用されることを特徴とする請求項1記載のモータ制御装置。
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