JP2005176457A - ブラシレスモータの位置検出回路 - Google Patents

ブラシレスモータの位置検出回路 Download PDF

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博 宮崎
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Abstract

【課題】単一の電源を用いても誤動作の発生がなくて精度良い位置検出ができ、部品点数が少なく、駆動装置の小型化を可能するという単電源使用の利点を生かせるブラシレスモータの位置検出回路を提供することにある。
【解決手段】位置検出回路8は、単一電源型のコンパレータCPu〜CPwを用いるとともに、インバータ回路4に電源電圧を印加する電源接続端の近傍位置で電源接続端との間の電位差がほぼ0の位置から取り込んだ直流電圧Vmを抵抗分圧回路で分圧してコンパレータCPu〜CPwの反転入力端に印加するオフセット電圧の基準電圧Vr1と、非反転入力端に印加する比較基準電圧Vr2とを得ている。
【選択図】図1

Description

本発明は、固定子巻線の誘起電圧から回転子の位置を検出するようにしたブラシレスモータの位置検出回路に関する。
従来ブラシレスモータを使用した電動工具が提供されている(例えば特許文献1)。
この特許文献1に記載のブラシレスモータの駆動装置では、回転子の位置検出にマグネットを用いているが、このようなマグネットを用いず開放相の固定子巻線の誘起電圧で位置検出を行う位置検出回路を用いた駆動装置も提供されている。
図3はこの従来例の駆動装置の回路構成を示し、駆動回路1はトリガボリュームのような操作手段の操作量でブラシレスモータMの回転速度を設定する速度設定回路2からの速度設定値を取り込み、この速度設定値に対応してブラシレスモータMの固定子巻線3u,3v、3wヘの印加電圧の調整と各相の固定子巻線3u,3v、3wへの通電切り換えをインバータ回路4を通じて行うもので、インバータ回路4のドライブ回路5に前記通電切り換えのタイミングと印加電圧を指令するための指令電圧信号を出力する制御回路6と、ブラシレスモータMの永久磁石を有する回転子7の位置検出を行う位置検出回路8とを備え、外部電源として2次電池からなる直流電源9が接続されている。
ここで、インバータ回路4は図示するように6個のスイッチング素子Q1〜Q6がブリッジ結線された回路から構成されており、前記指令電圧信号に基づいてドライブ回路5でオンオフ制御して転流することによりブラシレスモータMの各相の固定子巻線3u,3v、3wに所定のタイミングで電流を流し、回転子7を回転させる。またドライブ回路5はスイッチング素子Q1〜Q6をPWM制御することで固定子巻線3u,3v,3wへの印加電圧を調整する。
位置検出回路8は、通電されていない開放相の固定子巻線3u又は3v又は3wの誘起電圧Vu又はVv又はVwと比較基準電圧とをコンパレータ(図示せず)で比較することで回転子7の磁極位置を検出し、その位置検出信号を制御回路6へ出力するものである。制御回路6は、図4に示すように位置検出回路8からの位置検出信号により回転子7の回転速度、つまりブラシレスモータMの回転速度を検出する速度検出回路60と、速度設定回路2からの速度設定値を受けとって指令速度値を設定する指令速度設定回路61と、指令速度設定値と、速度検出回路60の検出速度値とに基づいて速度設定値に対する検出速度値の偏差がゼロとなるように指令電圧値を求める演算を行う速度制御回路62と、演算された指令電圧値に基づいてインバータ回路4のドライブ回路5へ与える指令電圧信号を出力する電圧制御回路63とで構成され、回転子7の磁極の位置検出から所定位相遅延させて転流するようにインバータ回路4を制御することで回転子7を回転させる機能と、回転子7の位置検出間隔から求めた実際の回転速度と設定速度とが一致するように速度制御演算を行って印加電圧を求める機能を備えている。尚同様な位置検出回路を備えたブラシレスモータの駆動装置も提供されている(例えば特許文献2)
特開2003−199310号公報(第1頁左欄参照) 特開平7−308092号公報(図1参照)
そしてコンパレータの比較入力としては、図5(a)〜(c)に示すように通電されていない開放相の固定子巻線3u又は3v又は3wの誘起電圧Vu又はVv又はVwは0Vを中心にプラスマイナス対称に発生するため、図3に示す駆動装置に用いられる従来の位置検出回路8のコンパレータにはプラス電源+Vとマイナス電源−Vとを用いる2電源型のものが使用されているのが一般的であった。
しかしながら、直流電源9として2次電池等の単一の電源を使用している場合、位置検出回路8のためにプラス用とマイナス用の2組の電源回路を追加しなければならず、そのため部品点数が多くなり、駆動装置の小型化には適していないという課題があった。
そこで単一の電源を使用するコンパレータを用いて位置検出回路を構成した場合、図6に示すようにコンパレータにはグランドに対して正側となる固定子巻線の誘起電圧(図6ではU相の誘起電圧Vuを示す)を入力とすることとなり、そのため誘起電圧の0レベルに相当する電圧をコンパレータの比較基準電圧Vrと設定する。
しかしこのような単一の電源を用いた位置検出回路8では、次のような問題があった。つまり図7(a)に示すように例えばインバータ回路4のスイッチングQ2と、スイッチング素子Q4をオンしてスイッチング素子Q2、V相の固定子巻線3v、U相の固定子巻線3u、スイッチング素子Q4の経路で電流Iaが流れている場合固定子巻線3vには誘起電圧Vvが発生していないが、スイッチング素子Q5のみがオンするように通電切り換えが行われると、図7(a)の時点で発生していたW相の固定子巻線3wに発生していた誘起電圧Vwにより図7(b)に示すようにスイッチング素子Q4、Q5,Q6に並列に接続されている還流用ダイオード(寄生ダイオード)を介して還流電流Ibが図示するように流れ、そのためダイオードの順方向電圧分だけ開放相の電圧が下がり、グランド以下となる。例えば通電の切り換えによってU相の固定子巻線3uの誘起電圧Vuは図6に示すように変化するが、上述のようにダイオードの順方向電圧分だけグランド以下(図6のイ部分)となる。つまりコンパレータには比較入力として負の電圧が入力することになり、コンパレータが誤動作し、正確な位置検出ができないという問題があった。
本発明の上述の点に鑑みて為されたもので、その目的とするところは、単一の電源を用いても誤動作の発生がなくて精度良い位置検出ができ、部品点数が少なく、駆動装置の小型化を可能とするという単電源使用の利点を生かせるブラシレスモータの位置検出回路を提供することにある。
前記目的を達成するために、請求項1の発明では、永久磁石を有した回転子と複数相の固定子巻線を有した固定子とからなるブラシレスモータを、直流電源から供給される直流電圧をインバータ回路のスイッチング素子をオンオフして各相の固定子巻線への通電状態を切り換えることにより駆動する駆動装置に用いられ、回転子の回転に伴って開放相の固定子巻線に生じる誘起電圧を比較基準電圧と比較することで回転子の回転位置を検出してインバータ回路の通電状態の切り換えのための位置検出信号を出力するブラシレスモータの位置検出回路において、単一電源で動作し、前記誘起電圧と比較基準電圧を比較する各相の比較手段と、各相の前記誘起電圧が入力する各比較手段の一方の入力端に対して印加するオフセット電圧の基準電圧及び前記誘起電圧の中点に対応し、各比較手段の他方の入力端に印加する比較基準電圧を直流電圧を抵抗分圧回路で分圧して得る基準電圧発生回路とを備え、前記抵抗分圧回路で分圧する直流電圧を、前記直流電源の供給路に接続する前記インバータ回路の電源接続端近傍で該電源接続端との間の電位差がほぼ0の位置の前記供給路から得ることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、単一の電源を用いることができることによって、部品点数を減らせるとともに、駆動装置の小型化を可能とし、しかも比較手段に入力する誘起電圧をオフセット電圧によって嵩上げすることで、通電状態の切り換え時に還流用ダイオードに還流電流が流れることによって生じる電圧降下による比較手段への影響を無くすことができ、しかもインバータ回路の電源接続端子での直流電圧とほぼ同じ直流電圧を分圧して、比較基準電圧とオフセット電圧の基準電圧を得ることができ、その結果直流電源の供給路の引き回しによる電圧降下の影響を受けず、正確な回転子の磁極位置を検出することができる。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記抵抗分圧回路と供給路との間には、動作中のみオンする電力遮断手段を備えていることを特徴とする。
請求項2の発明によれば、待機中の抵抗分圧回路での消費電力をなくすることができ、直流電源が2次電池の場合では過放電を防ぐことができる。
本発明は単一の電源を用いることができることによって、部品点数を減らせるとともに、駆動装置の小型化を可能とし、しかも比較手段に入力する誘起電圧をオフセット電圧によって嵩上げすることで、通電状態の切り換え時に還流用ダイオードに還流電流が流れることによって生じる電圧降下による比較手段への影響を無くすことができ、しかもインバータ回路の電源接続端子での直流電圧とほぼ同じ直流電圧を分圧して、比較基準電圧とオフセット電圧の基準電圧を得ることができ、その結果直流電源の供給路の引き回しによる電圧降下の影響を受けず、正確な回転子の磁極位置を検出することができるという効果がある。
以下本発明を図1に示す一実施形態により説明する。
図1は本実施形態の位置検出回路8を用いた電動工具等に用いるブラシレスモータMの駆動装置の回路構成を示しており、ブラシレスモータMを駆動する駆動回路1には図3に示す従来例と同様な構成のインバータ回路4と、速度設定回路2からの速度設定値を取り込むとともに位置検出回路8の位置検出信号に基づいた回転子の回転速度とから指令電圧信号をインバータ回路4へ出力し、インバータ回路4のスイッチング素子による通電状態の切り換えとPWM制御とを行う制御回路6とを備えるとともに、機械的スイッチからなる電源起動スイッチSWがオンされたときに2次電池からなる直流電源9から電源供給を受け、制御回路6の電源用電圧及び位置検出回路8の電源用電圧V1を発生させる単一電源型の電源回路10と、この電源回路10からの電源供給を受けて動作を開始した制御回路6から出力される電源保持信号によりオンして電源起動スイッチSWをバイパスする半導体スイッチからなる電源保持回路11とを備えている。
電源起動スイッチSWは電動工具のトリガボリュームに備わったスイッチであって、指で押し込み操作されているときにオンし、押し込み操作が解除されたときにオフするようになっている。また押し込み量によって抵抗値が変化するボリュームが速度設定回路2として設けられ、その抵抗値を速度設定値として制御回路6へ出力するようになっている。
制御回路6は電源回路10から電源が供給されて動作を開始したときに上述の電源保持信号を出力し、ブラシレスモータMの運転操作が一定時間行われなくなったときに電源保持信号をオフして電源回路10の動作を停止させる機能以外の構成及びその動作は図3、図4に示すものと同じであるので、ここではその具体的な動作説明及び構成の図示は省略する。
さて本実施形態の位置検出回路8は、開放相となった固定子巻線3u又は3v又は3wの両端に発生する誘起電圧Vu又はVv又はVwの中点を検出したときに位置検出信号を出力する点で従来例回路と同じものであって、直流電源9の供給路を構成する配線のインダクタンス成分L1,L2を介して直流電源9に接続されるインバータ回路4の電源接続端の近傍で、これら電源接続端との電位差がほぼ0の位置の供給路に接続してその接続点から後述するオフセット電圧用の基準電圧及び比較基準電圧のための抵抗分圧回路に印加する直流電圧を得ている。ここで直流電源9の両端電圧をVbとすると、インダクタンス成分L1,L2及び電源保持回路11の内部回路によって生じる電圧降下によりインバータ回路4の電源接続端の直流電圧はVmとなっており、この直流電圧Vmとほぼ同じ電圧が前記抵抗分圧回路に印加されることになる。
基準電圧発生回路は、スイッチング素子Q7を介して取り込んだインバータ回路4に印加する電圧Vmとほぼ同じ直流電圧Vmを抵抗R1,、R2からなる抵抗分圧回路で分圧した後、アンプAPで増幅することでオフセット電圧用の基準電圧Vr1を得るとともに、前記直流電圧Vmを抵抗R3,R4からなる抵抗分圧回路で分圧して、固定子巻線3u,3v,3wの誘起電圧Vu,Vv,Vwと比較する比較基準電圧Vr2を得るようになっており、両抵抗分圧回路の一端とグランドGmとの間には電源回路10から出力される電源用電圧V1によりゲート電圧が供給されてオンスするスイッチング素子Q7を挿入している。このスイッチング素子Q7は動作中のみオンするもので、待機時に抵抗分圧回路に直流電源9から電流が流れて電力消費が発生するのを防ぐためであり、そのオン抵抗は極めて小さいため無視できるものとする。
また位置検出回路8は、ブラシレスモータMの固定子巻線3u,3v,3wの両端に開放相となったときに発生する誘起電圧Vu,Vv,Vwと、前記オフセット電圧用基準電圧Vr1とが抵抗R5u〜R5wと,R6u〜Rwとを介してそれぞれ反転入力端に入力し、非反転入力端に前記比較基準電圧Vr2を入力して両電圧を比較する各相に対応した比較手段たるコンパレータCPu,CPv,CPwと、各コンパレータ8u,8v,8wに対応して設けられ、対応するコンパレータCPu,CPv,CPwの出力を入力して対応相の位置検出信号として出力するシュミットトリガ回路Tu,Tv,Twとを備えている。そして前記アンプAP、コンパレータCPu,CPv,CPw、シュミットトリガ回路Tu,Tv.Twの動作電源は電源回路10から出力される電源用電圧V1より得るようになっている。
ここで各相については同じであるのでU相についての位置検出回路8における各部の電圧について説明する。
まずコンパレータCPuの反転入力端に入力する電圧Vuiは、
Vui=(R6u/(R5u+R6u))×(Vu−Vr1)+Vr1 …(1)
と表される。
つまり電圧VuiにはアンプAPから出力される基準電圧Vr1を基にしたオフセット電圧Voが加えられ電圧となる。
そして上述したように誘起電圧Vuがインバータ回路4のスイッチング素子に逆並列接続されている還流用ダイオード(寄生ダイオードを用いる場合も)の順方向電圧の影響を受けて負になっても、コンパレータCPuの反転入力端の印加電圧は0Vよりも大きくなるように抵抗R5u,R6uを設定する。
一方コンパレータCPuの非反転入力端に印加する基準電圧Vr2は誘起電圧VuがVm/2になったことを検出する電圧でよい。つまりこれは誘起電圧Vuの中点はインバータ回路4に電源として印加される直流電圧Vm/2になることを意味している。
従って、これらの条件から比較基準電圧Vr2、オフセット電圧用基準電圧Vr1は、次のように表される。
Vr2=R6u/(R5u+R6u))×(Vm/2−Vr1)+Vr1 …(2)
Vr1=(R2/(R1+R2))×Vm ‥‥(3)
Vr2=(R4/(R3+R4))×Vm‥‥(4)
また比較基準電圧Vr2とオフセット電圧用の基準電圧Vr1とを得る基準電圧発生回路の分圧回路用の電源接続端とグランド接続端は上述したようにインバータ回路4の電源接続端の近傍に接続しているのは、直流電源9の近傍で接続した場合、直流電源9の電圧Vbが配線のインダクタンス成分や電源保持回路11の抵抗成分による電圧降下によって、直流電源9付近の直流電圧Vbと、インバータ回路4の電源接続端付近での直流電圧Vmとの間に電位差が生じ、これにより誘起電圧Vu,Vv,Vwを比較するための比較基準電圧Vr2やオフセット電圧用の基準電圧Vr1が電位差分の影響を受けることになり、正確な位置検出ができなくなるためである。
而して本実施形態の位置検出回路8では式(1)〜(4)を満たすように抵抗R1〜R4,R5u〜R5w、R6u〜R6wの抵抗値を設定することで、単一電源型のコンパレータCPu,CPv,CPwの反転入力端に入力する電圧Vui,Vvi,Vwiはオフセット電圧Voだけ0Vよりも嵩上げされた電圧となり、そのためインバータ回路4のスイッチング素子によって通電状態を切り換えるときに流れる還流電流によって還流用ダイオードの電圧降下の影響を受けても、マイナスとはならないため、コンパレータCPu、CPv、CPwは誤動作を起こすことはない。また配線のインダクタンス成分や電源保持回路11の抵抗成分によって生じる電位差の影響を排除した形で得られた比較基準電圧Vr2によってコンパレータCPu、CPv、CPwが誘起電圧Vu,Vv,Vwの中点を正確に検出することができ、結果正確な回転子の磁極位置を検出することができることになる。
図2は誘起電圧Vuに対応したコンパレータCPuの反転入力端に入力する電圧Vuiを示しており、電圧Vuiは、誘起電圧Vuに対してオフセット電圧Vo分だけ嵩上げした電圧となっている。また比較基準電圧Vr2は誘起電圧Vuの中点に対応するように設定されており、オフセット電圧Voの基準電圧Vr1と比較基準電圧Vr2は同じ電源で電圧Vmを分圧して得るため両者には相対的な誤差は生じないため、比較基準電圧Vr2をオフセット電圧Voだけ嵩上げされた誘起電圧Vuの中点に対応させて精度良く設定できる。
本発明の一実施形態を用いたブラシレスモータの駆動装置の回路構成図である。 同上に用いるコンパレータに入力する電圧と比較基準電圧との関係を示す波形図である。 従来の2電源型の位置検出回路を用いたブラシレスモータの駆動装置の回路構成図である。 同上の駆動装置に用いる制御回路の構成図である。 同上の位置検出回路に入力するブラシレスモータの各相の固定子巻線の誘起電圧の波形図である。 単一電源型のコンパレータを用いた位置検出回路の比較用の入力電圧の波形図である。 (a)(b)は単一電源型のコンパレータを用いた位置検出回路の課題説明用の回路図である。
符号の説明
1 駆動回路
2 速度設定回路
3u〜3w 固定子巻線
6 制御回路
7 インバータ回路
8 位置検出回路
9 直流電源
10 電源回路
11 電源保持回路
CPu〜CPw コンパレータ
Tu〜Tw シュミットトリガ回路
AP アンプ
Q7 スイッチング素子
R1〜R4,R5u〜R5w,R6u〜R6w 抵抗
SW 電源起動スイッチ
L1,L2 インダクタンス成分
Vb 直流電圧
Vm 直流電圧
V1 電源用電圧
G1、Gm グランド
M ブラシレスモータ

Claims (2)

  1. 永久磁石を有した回転子と複数相の固定子巻線を有した固定子とからなるブラシレスモータを、直流電源から供給される直流電圧をインバータ回路のスイッチング素子をオンオフして各相の固定子巻線への通電状態を切り換えることにより駆動する駆動装置に用いられ、回転子の回転に伴って開放相の固定子巻線に生じる誘起電圧を比較基準電圧と比較することで回転子の回転位置を検出してインバータ回路の通電状態の切り換えのための位置検出信号を出力するブラシレスモータの位置検出回路において、単一電源で動作し、前記誘起電圧と比較基準電圧を比較する各相の比較手段と、各相の前記誘起電圧が入力する各比較手段の一方の入力端に対して印加するオフセット電圧の基準電圧及び前記誘起電圧の中点に対応し、各比較手段の他方の入力端に印加する比較基準電圧を直流電圧を抵抗分圧回路で分圧して得る基準電圧発生回路とを備え、前記抵抗分圧回路で分圧する直流電圧を、前記直流電源の供給路に接続する前記インバータ回路の電源接続端近傍で該電源接続端との間の電位差がほぼ0の位置の前記供給路から得ることを特徴とするブラシレスモータの位置検出回路。
  2. 前記抵抗分圧回路と前記供給路との間には、動作中のみオンする電力遮断手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のブラシレスモータの位置検出回路。
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