JPH11146685A - Dcブラシレスモータの制御装置 - Google Patents
Dcブラシレスモータの制御装置Info
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- JPH11146685A JPH11146685A JP9306757A JP30675797A JPH11146685A JP H11146685 A JPH11146685 A JP H11146685A JP 9306757 A JP9306757 A JP 9306757A JP 30675797 A JP30675797 A JP 30675797A JP H11146685 A JPH11146685 A JP H11146685A
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Abstract
囲の拡大、あるいは運転時の回転数の安定を可能にす
る。 【解決手段】 ロータと、多相巻線とを有するDCブラ
シレスモータと、このDCブラシレスモータの各巻線に
対して通電の切替およびチョッピングによる可変速制御
を行うインバータと、DCブラシレスモータの各巻線に
発生する誘起電圧よりロータの位置を検出する位置検出
回路と、この位置検出回路より出力される信号をもとに
インバータを制御するマイコンと、位置検出回路に設け
られ、抵抗とスイッチング素子とで構成され、スイッチ
ング素子の動作によりインバータの母線電圧より分圧に
より得られる仮想中性点を変化させる中性点生成部とを
備えたものである。
Description
送風機などに用いられるDCブラシレスモータの駆動装
置に関するものである。
(以下DC−BLMと略す)の制御装置の構成図である。
図において、M1は巻線U,V,Wを有するDC−BL
Mである。MC1は位置検出回路より出力される位置検
出信号に従って、インバータに対して所定の制御信号を
出力するマイコンである。TRup,TRun,TRv
p,TRvn,TRwp,TRwnは、インバータを構
成するスイッチング素子で、それぞれマイコンMC1に
接続され制御されている。位置検出回路は、抵抗R1,
R2,Ru1,Ru2,Rv1,Rv2,Rw1,Rw
2およびコンパレータCPu,CPv,CPwにより構
成され、巻線U,V,Wに発生する誘起電圧と、インバ
ータの母線電圧より得られる中性点電圧の比較から位置
検出信号を出力する。モータM1にホールIC等のロー
タの位置センサが取付けられていて、これよりロータ位
置を得る場合もあるが、圧縮機用モータのように位置セ
ンサを取り付けることが困難な環境で使用されるモータ
の場合、上記のようなセンサを用いない制御方式が用い
られることが多い。
のである。モータM1を120゜通電により駆動する場
合、通電を行わない時間(区間)においては、相に電流
が流れないため、モータM1の端子には巻線に誘起電圧
が発生する。この誘起電圧は、モータM1のステータ巻
線とロータの永久磁石の相対位置に同期して正弦波状に
発生する。位置検出回路は、この誘起電圧が中性点電圧
と交差する点(以下、ゼロクロス点と称す)のタイミン
グをコンパレータで検出し、位置検出信号として出力す
る。
タM1のロータの回転位置の情報を得て所定の駆動信号
をインバータのスイッチング素子へと出力する。これに
より、モータM1のセンサレス駆動が可能となる。
子位置検出方法においては、相の通電を行わない区間が
電気角60゜であるため、この区間の中心にゼロクロス
点があらわれるように制御する場合を基準として考える
と、通電タイミングは、前後に30゜の範囲で可変にす
ることができる。
上に拡大しようとする場合、例えば、特開昭62−12
3979号公報に示されたブラシレス直流モータでは、
図19に示すように、位置検出回路中のコンパレータに
ヒステリシスを持たせることで、30゜以上遅らせるこ
とを可能にしている。コンパレータにヒステリシス特性
を持たせることで、仮想中性点の電位はヒステリシスの
幅だけ上下に変動することと同様の効果を得られる。
検出回路から出力される位置検出信号は、実際のゼロク
ロス点に対して、ヒステリシスの幅に応じた遅れを含む
ことになる。このため、本来の通電タイミングの遅れの
最大値30゜をこえて遅らせることが可能となる。
WM制御を用いる場合、誘起電圧の波形は、図21に示
すようにチョッピングされた波形となる。この場合、誘
起電圧のゼロクロス点が、このチョッピング波形にあら
われていれば正確な位置検出が可能であるが、波形にあ
らわれない場合、位置検出信号は遅れを生じ、最大でP
WM信号のオフ時間だけ遅れる。
示された駆動装置では、図22に示すように、仮想中性
点の電位を複数設定して、それらの電圧と誘起電圧をそ
れぞれコンパレータにより比較して、その結果をマイコ
ンへと入力している。これにより、実際の誘起電圧のゼ
ロクロス点がPWMのオフ時間に重なった場合でも、そ
の前のオン時間で異なる電圧と比較するコンパレータに
おいて、信号検出されていれば、そこから補正をかける
ことで、位置検出の誤差を小さく抑えている。
LMの制御装置および回転子位置検出方法においては、
相の通電を行わない区間が電気角60゜であるため、こ
の区間の中心にゼロクロス点が来るように制御する場合
を基準として考えると、通電タイミングは、前後に30
゜の範囲で可変にすることができる。
を埋め込んだ構造をもつロータ(以下IPMロータと略
す)を用いたDC−BLMの場合、固定子側から発生す
る磁束は、φdとφqで、経路の磁石の有無によりロー
タのd軸とq軸のインダクタンスLd,Lqが異なり逆
突極性(Ld<Lq)を持つため、リラクタンストルク
を併用することで、効率化を図ることができる。また、
弱め界磁制御を用いて運転範囲を拡大することも可能で
ある。
し、また、弱め界磁制御を行うためには通電のタイミン
グを大きく進める必要がある。これに対して、上記のD
C−BLMの駆動方式では、30゜までしか進めること
ができないため、リラクタンストルク、弱め界磁効果制
御の効果を十分に得ることができない。
束を極の中心付近へ集中させるように磁石を配置する構
造を取っており、極の中心付近の磁束密度が一様に近く
なり誘起電圧がゼロクロス点付近で平らになる場合があ
る。この時、上記の位置検出方式では、ゼロクロス点の
検出が不安定となり、回転ムラや騒音、振動の原因とな
りやすい。
用いた場合、コンパレータのヒステリシスによって、通
電タイミングを30゜以上に遅らせることは可能である
が、逆に30゜以上進めることはできないため、上記の
リラクタンストルク、弱め界磁制御への利用には適して
いない。
された方法は、PWM制御による位置検出の遅れを小さ
く抑えることが可能であり、複数設定した仮想中性点電
圧と中性点の電位差を大きくすることで、通電タイミン
グを30゜以上進めたり、遅らせたりすることが可能で
ある。しかし、各設定電圧とモータの各相の電圧をそれ
ぞれ比較するために、多くのコンパレータが必要であ
り、また、それらの出力をマイコンで処理するためのマ
イコンの入力ポートも多く必要となり、コスト的に不利
である。
るためになされたもので、通電タイミングをより大きく
進めることを可能とし、リラクタンストルク・弱め界磁
制御の効果を十分に得られるようにし、さらにロータの
位置検出精度を向上すること等を低コストで実現できる
DCブラシレスモータの駆動装置を提供することを目的
とする。
シレスモータの制御装置は、ロータと、多相巻線とを有
するDCブラシレスモータと、このDCブラシレスモー
タの各巻線に対して通電の切替およびチョッピングによ
る可変速制御を行うインバータと、DCブラシレスモー
タの各巻線に発生する誘起電圧よりロータの位置を検出
する位置検出回路と、この位置検出回路より出力される
信号をもとにインバータを制御するマイコンと、位置検
出回路に設けられ、抵抗とスイッチング素子とで構成さ
れ、スイッチング素子の動作によりインバータの母線電
圧より分圧により得られる仮想中性点を変化させる中性
点生成部とを備えたものである。
からの出力信号が誘起電圧のゼロクロス点の検出よりも
早いタイミングで出力するように動作させるものであ
る。
からの出力信号が誘起電圧のゼロクロス点の検出よりも
遅いタイミングで出力するように動作させるものであ
る。
点を実際の中性点より低い電圧にのみ、又は高い電圧に
のみ複数設定するものである。
束が広範囲で小さいもので、抵抗の値の組合せにより仮
想中性点の変化量をわずかにしたものである。
一つ用い、1つのゼロクロス点検出に対して、二つの中
性点電圧を順次比較するものである。
を、インバータの駆動信号より生成する論路回路を備え
たものである。
実施の形態1を図を用いて説明する。図1は、この発明
の実施の形態1を示す図で、DC−BLMの駆動装置の
構成図である。図において、M1は巻線U,V,Wを有
するDC−BLMである。1はモータの各巻線に対して
通電の切替およびチョッピングによる可変速制御を行う
インバータ、2はモータM1に発生する誘起電圧よりロ
ータの位置を検出する位置検出回路である。MC1は、
位置検出回路2より出力される信号をもとにインバータ
1の各スイッチング素子を制御するマイコンである。
1、位置検出回路2、マイコンMC1により構成され
る。インバータ1は、モータM1の巻線U,V,Wに対
して、通電制御を行うスイッチング素子TRup,TR
un,TRvp,TRvn,TRwp,TRwnから構
成される。位置検出回路2は、インバータ1の母線電圧
より分圧によって仮想中性点を得る抵抗R1,R2,R
3,R4と、スイッチングによって仮想中性点の電位を
変動させるスイッチング素子TR1,TR2と、モータ
の巻線(相)の端子電圧を分圧する抵抗Ru1,Ru
2,Rv1,Rv2,Rw1,Rw2と、仮想中性点電
圧と巻線の分圧された端子電圧とを比較するコンパレー
タCPu,CPv,CPwにより構成される。
よって、仮想中性点の電位は変動するが、この時の変動
幅は抵抗R1,R2,R3,R4の値によって決定され
る。図の場合では、スイッチング素子TR1,TR2の
動作で、3種類の電位が得られ、2つがすべてオフして
いるとき、仮想中性点の電位が最も高くなる。
くなり、TR2のみがオンする時がその中間の電位をと
る。ここでは、TR2のみがオンするときに、通常の中
性点の電位となり、これを基準に電位の変動が上下に同
じ幅になるように抵抗の値を選択する。抵抗Ru1,R
u2,Rv1,Rv2,Rw1,Rw2は、モータM1
の端子電圧をコンパレータCPu,Cpv,CPwの動
作範囲に分圧するためのものである。
の動作とモータM1の端子電圧波形を示した図である。
図に示すように、従来の中性点と端子電圧に発生する誘
起電圧とを比較して位置検出を行う方式では、通電位相
は最大でも30゜までしか進められないのに対し、この
実施の形態では仮想中性点を変動させることで、位置検
出信号が従来よりも進んだ位相の位置で出力させること
ができ、従来以上に通電位相を進めて駆動することが可
能となる。
示すフローチャート図である。また、図4は、DC−B
LMの駆動装置の位置検出回路の例を示す図である。以
下、図3に従って実施の形態1の動作を説明する。イン
バータ1の通電パターンは、6通りあり、これをロータ
の位置に従って順次切り替えていく。ここでは、6通り
の通電パターンをステージと称し、順を追って動作の説
明を行う。
ステージ6において、V,W相の通電を行っているた
め、ステップa1では、TRwpをオフし、TRupを
オンする処理を行う。同時にTR1をオフする。ステー
ジ1では、W相に通電を行わないため、端子電圧には誘
起電圧が発生する。誘起電圧は、中性点に対して高い電
圧から低い電圧へ交差するように発生するため、仮想中
性点を高い電圧へシフトして、実際のゼロクロス点より
も進んだ位相で位置検出信号が発生するようにする。ス
テップa2において、コンパレータCPwの出力がオフ
となることを確認したら、次のステージ2へと処理を移
行する。
ステップa3において、TRvnをオフしてTRwnを
オンする。また同時に、TR1をオンする。通電を行わ
ないV相に発生する誘起電圧は、中性点に対して低い電
圧から高い電圧へ交差するように発生するので、仮想中
性点を低い電圧へとシフトさせて進んだ位相で位置検出
信号が出力するようにする。ステップa4において、コ
ンパレータCPvの出力がオンとなることを確認した
ら、ステージ3へと処理を移す。
で順次行うことで従来よりも進んだ通電位相での駆動が
可能となる。
ンストルクを有効に利用することができるようになり、
より効率の良い運転が可能となる。また、弱め界磁制御
も可能となり、モータの高速回転が行えるようになり、
運転範囲が拡大する。
性点をインバータ1の母線電圧を分圧することによって
得ているが、図4に示すようにモータM1の端子電圧得
られる中性点を分圧することで、得ることも可能であ
る。
グ素子は、TR1,TR2の2つで構成して、仮想中性
点を3段階に変化させているが、図5示すように、スイ
ッチング素子を4つにすることで、仮想中性点の設定電
圧を5段階にすることも可能である。
で、設定電圧を多段階にすることもできる。仮想中性点
を多段階に設定しようとするとき、図1、図5の延長で
スイッチング素子、分圧抵抗を増すのは、n段階の設定
電圧を得るために、n−1個のスイッチング素子が必要
となり、あまり効率のよい方法とはいえない。この時に
は、図6に示すような回路構成を取ることで、スイッチ
ング素子数を少なくすることも可能である。
態2を図を用いて説明する。実施の形態2を示すDC−
BLMの構成図は、実施の形態1のDC−BLMの構成
図と同じである。位置検出回路2のスイッチング素子T
R1の動作が実施の形態1と異なる。図7は、モータM
1の駆動時の巻線の端子電圧の波形と、その時のスイッ
チング素子TR1、TR2の動作を示す図であり、図8
は、この時の動作を示すフローチャートである。
ータM1の駆動時、ロータの位置に従い、巻線U,Vへ
の通電を行う。ステージ1のステップb1では、スイッ
チング素子TRwpをオフし、TRupをオンする。ス
テージ6において、あらかじめTRvnがオンされてい
るため、これによりU,V相の通電がなされる。この
時、同時にTR1をオンする。TR2は常にオフしてい
るため、これによって仮想中性点は中性点より高い電圧
となる。W相には通電が行われていないため、誘起電圧
があらわれる。b2においてこの誘起電圧波形と仮想中
性点との比較により、コンパレータCPwの出力がオフ
になったことが確認された場合b3において電気角で6
0゜−αの時間が経過した後、処理をステージ2のb4
へと移す。
ら相電流が停止するまでの時間よりも長い時間を設定す
る。相電流が流れている間は誘起電圧が発生しないた
め、この時間は位置検出が不可能である。また、図6に
あるように端子電圧は、この時間には直前の通電時の電
圧に対して反転するため、コンパレータの出力も反転
し、誤った検出信号が出力されてしまう。この誤検出の
間に本当に検出すべきゼロクロス点が入ってしまわない
ように、通電を開始するタイミングは位置検出後60゜
よりもαだけ早いタイミングで行う。
相の誘起電圧が低い電圧から高い電圧へと変化するのに
対して高い電圧の仮想中性点電圧で比較するため、従来
の位置検出ポイントより遅れたタイミングで出力され
る。
う。b4において、スイッチング素子TRvnをオフ、
TRwnをオンする。同時にTR1をオフして、仮想中
性点を高い電圧へ設定する。b5においてコンパレータ
CPv出力がオンとなることを確認した後、b6におい
て60゜−α経過後、処理をステージ3へと移してい
く。
うことで、DC−BLMを駆動する。実施の形態1と大
きく異なるのは、スイッチング素子TR1の動作であ
り、スイッチング素子TRup,TRun,TRvp,
TRvn,TRwp,TRwnの動作に対して、ちょう
どオンとオフが反転した動作をとる。
電圧に設定していたタイミングでは低い電圧、低い電圧
を設定していたタイミングでは高い電圧をそれぞれ設定
するため、コンパレータからの位置検出の出力は実際の
誘起電圧のゼロクロス点より遅れたタイミングで出力さ
れることとなる。
た30゜以上の通電位相遅れでの駆動が可能となる。
可能となるため、運転時の力率が大きく低下する。この
ため、低回転、低トルクの状態でモータに多くの電流が
流れることになり、モータの発熱が増大する。ルームエ
アコンの圧縮機のモータにおいてこの方法を用いると、
発熱を利用して霜取りの時間を短縮することができる。
態3を図を用いて説明する。実施の形態3に示すDC−
BLMの駆動装置の構成図は実施の形態1による駆動装
置と同様であるが、位置検出回路2の分圧抵抗R1,R
2,R3,R4の値の組合せが異なる。スイッチング素
子TR1,TR2の動作によって、仮想中性点の電圧が
中性点の電圧と、それより高い電圧あるいは低い電圧に
変化する。実施の形態1と異なるのは、変化する電圧
が、中性点電圧に対して高い電圧のみ、あるいは低い電
圧のみであるという点である。
に変化するように設定する場合、スイッチング素子TR
1,TR2がともにオフしている状態の時に、仮想中性
点は通常の中性点の電圧を取るように抵抗の値を設定す
る。このようにすることで、スイッチング素子TR2を
オンすると、仮想中性点は低い電圧となり、スイッチン
グ素子TR1をオンすると、仮想中性点はさらに低い電
圧へと設定される。
するように設定する場合には、スイッチング素子TR1
をオンしたときに、仮想中性点電圧が通常の中性点電圧
になるように抵抗の値を設定する。これにより、スイッ
チング素子TR1をオフ、TR2をオンしたと仮想中性
点は高い電圧へ変化し、TR1,TR2ともにオフした
ときには、さらに高い電圧へと変化する。
示したものである。この場合では、仮想中性点の電圧
を、中性点電圧よりも低い電圧のみに設定している。通
常の運転の場合、スイッチング素子TR1,TR2はオ
フの状態にあり、図9(a)のように仮想中性点電圧
は、本来の中性点電圧に等しい。この時の通電の位相角
は進み、遅れともに30゜以内である。
後で運転したい場合、スイッチング素子TR2をオンす
る。これにより、図9(b)のように仮想中性点の電圧
は、中性点電圧より低い電圧となる。この時に位置検出
回路より出力される信号は、誘起電圧が立ち上がってい
るところでは進み位相、立ち下がりの部分では遅れ位相
となる。進み位相で運転するため、ここでは誘起電圧の
立ち上がり部分での位置検出信号をもとに運転を行う。
場合には、スイッチング素子TR1をオンして、仮想中
性点の電圧をさらに低い電圧へと変更する。これによっ
て、図9(c)に示すように、位置検出信号は、さらに早
いタイミングで出力されるようになり、より大きな進み
位相で運転が可能となる。
分で出力される位置検出信号をもとに運転を行うと、逆
に遅れ位相での運転が可能となる。また、仮想中性点の
電圧を中性点電圧より高い電圧に設定することでも同様
の効果を得ることが可能である。この場合、スイッチン
グ素子の動作と、位置検出信号の出力タイミングが異な
ることに注意する必要がある。
圧に対して、高いあるいは低い方向へ複数設定すること
によって、通電の位相角の設定を細かく設定することが
可能となる。実施の形態1の効果でも述べたように、通
常の位相角を従来以上に進めることで、IPMモータに
おいてはリラクタンストルクの有効利用と、同時に弱め
界磁制御が可能となる。しかし、リラクタンストルクを
利用して最大の効率の得られる位相角に対して、弱め界
磁制御の効果が得られる位相角はより大きく進んだとこ
ろにあり、両方の効果を得るには、より位相角の設定が
細かく行えるほうが有利である。
細かくできるため、リラクタンストルクの有効利用によ
る高効率な運転と、弱め界磁瀬御による運転範囲の拡大
の両方を行うことが可能となる。また、実施の形態1に
おいて、仮想中性点の電圧を複数設定して位相角を細か
く設定しようとすると、分圧抵抗とスイッチング素子の
数を増やさなくては行けなくなるため、コスト的に不利
となる。実施の形態3では、少ない素子数で位相角を細
かく設定できる点がコスト的に有利となる。
態4を図を用いて説明する。実施の形態4によるDC−
BLMの駆動装置の構成は、実施の形態1による駆動装
置と同様であるが、スイッチング素子TR1,TR2の
動作によって変化する仮想中性点の電圧の変化が少なく
なるように分圧抵抗R1,R2,R3,R4の値を選択
するする点が異なる。
を示す図である。図10(a)に示すように、仮想中性
点電圧の変化は実施の形態1の場合よりも少なくなって
いる。動作を示すフローチャートは、図3の実施の形態
1のフローチャートと同様である。
の磁束を集中させる目的でロータ内部に磁石を埋め込ん
だ形状を取ることがあるが、この場合、ロータの極が反
転する付近の磁束密度が小さくなるため、ロータ回転中
にこの部分から発生する磁束がステータの巻線に鎖交し
始めるとき、あるいはしなくなる時の巻線全体に鎖交す
る磁束の変化が小さくなる。これにより、誘起電圧の発
生が小さくなり、波形上ゼロクロス付近で平坦な部分が
生じる。このため、雑音等の影響によって、位置検出信
号が出力されるタイミングが不安定となり易く、DC−
BLMの回転ムラや振動、騒音の原因となる。
仮想中性点の電圧を駆動パターンに応じて、中性点電圧
の上下の電圧へと切り替える。これによって、図10
(b)に示すように、誘起電圧が平坦な部分での電圧比
較を回避して、誘起電圧が比較的勾配を持っている部分
で電圧比較を行う。こうして、位置検出信号の出力タイ
ミングを安定化する。これによって、DC−BLMの回
転を安定させ、振動、騒音の発生を抑えることが可能と
なる。ここで変化させる仮想中性点電圧の変化量は、誘
起電圧波形の平坦部を避け、十分な勾配が得られるのに
十分な電圧を設定する。
態5を図を用いて説明する。図11は、実施の形態5に
よるDC−BLMの駆動装置の構成図である。実施の形
態1の構成と比較すると、仮想中性点電圧を可変とする
スイッチング素子の数が1つである点が異なる。
ことにより、仮想中性点電圧を中性点電圧の上下に変動
させる。図12は、モータM1の駆動時の巻線の端子電
圧の波形とスイッチング素子TR1の動作を示した図で
あり、図13はこの時の動作を示すフローチャートであ
る。
モータM1の駆動時、ロータの位置に従い巻線U,Vへ
の通電を行う。ステージ1のステップC1では、スイッ
チング素子TRwpをオフ、TRupをオンする。前の
ステージ6において、TRvnがオンされているため、
U,V相の通電がなされる。この時、TR1はオンの状
態であり、仮想中性点の電圧は、中性点電圧より低い電
圧にある。W相には通電が行われていないため、誘起電
圧が発生する。
点の比較により、コンパレータCPwの出力がオフとな
ったことが確認された場合、C3においてTR1をオフ
して、今度は、仮想中性点の電圧を中性点より高い電圧
に設定する。この時点で、仮想中性点電圧は、誘起電圧
よりも高くなるため、CPwの出力がオンとなる。
性点電圧を比較して、CPwが再びオフとなったことを
確認した後、処理をステージ2へ移し、C5においてT
Rvnをオフ、TRwnをオンする。
でDC−BLMを駆動していく。例えば、実施の形態4
の場合、仮想中性点電圧を中性点電圧に対して上下に変
化させるため、検出される位置信号は、位相の進みまた
は遅れを持っている。この位相は、誘起電圧の振幅や波
形がモータの回転数やロータ形状等でも異なるため、一
意に決定できない。一定速度で運転する場合、位置検出
信号の発生と、ロータ位置との間に変動は発生しない
が、通電の位相角を正確に把握するのは難しくなる。
て、2回検出を行う場合、実際の誘起電圧のゼロクロス
タイミングは、2回の位置検出信号の検出タイミングの
中間に発生するため、位相角は容易に推測ができる。以
上のように位置検出精度が向上し回転を安定させること
が可能となる。
態6を図を用いて説明する。図14は、実施の形態6に
よるDC−BLMの駆動装置の構成図である。実施の形
態4の構成図と比較すると、スイッチング素子TR1を
駆動するための信号を生成する論理回路が存在する点が
異なる。この論理回路は、インバータの駆動信号TRu
p,TRun,TRvp,TRvn,TRwp,TRw
nよりスイッチング素子TR1の駆動信号を生成する
が、この論理回路の構成は、インバータの速度制御の方
法によって異なってくる。
1の駆動信号を出力必要がないため、論理回路を追加す
るだけで実施の形態4と同等の効果を得ることができ
る。このため、マイコンのプログラムを変更する必要が
無く、既存のシステムに対する適用が容易となる。
の前後重畳方式のようにインバータのスイッチング素子
のすべてにおいてチョッピング動作を行う場合、図15
(a)に示される論理回路を用いることで、TR1の駆
動信号を生成することができる。また、PWMを下側の
み重畳する方式、つまり、TRun,TRvn,TRw
nのみでチョッピング動作を行う場合には、図15
(b)に示す回路によっても信号生成が可能である。T
Rup,TRvp,TRwpにおいてチョッピングが行
われないため、これらの信号を用いることで回路構成が
簡単になっている。速度制御をPAMで行う場合には、
インバータのスイッチング素子のチョッピングを行わな
いため、図15(c)に示す回路によっても信号生成が
可能となり、さらに回路構成が簡単になる。
ることにより、実施の形態1および2と同等の効果を得
ることが可能となる。仮想中性点をモータの駆動にあわ
せて変動させるスイッチング素子TR1の駆動信号は、
インバータの駆動信号より論理回路により生成し、仮想
中性点を中性点電圧に一致させるためのスイッチング素
子TR2の駆動信号は、マイコンより出力される。
は、同時にスイッチング素子TR1へも出力され、スイ
ッチング素子TR1の動作を制御している。通常の運転
を行う時、マイコンよりスイッチング素子TR2をオン
させる信号を出力する。この信号は、同時にスイッチン
グ素子TR1に対してオフさせる信号を出力するため、
位置検出回路において中性点電圧が設定される。次に、
通電位相を大きく進めるあるいは遅らせて運転する場
合、マイコンよりスイッチング素子TR2をオフする信
号を出力する。この時、TR1に対しては、オンさせる
信号を出力するため、スイッチング素子TR1は、ロジ
ック回路により生成された駆動信号に従って動作する。
TR2をオン、オフさせる信号を1つ出力するのみであ
り、この出力は運転時の通電位相を大きく進めるあるい
は遅らせるかどうかを切り替えるために用いられるた
め、モータの運転にあわせて、常に切り替える必要はな
い。このため、マイコンの処理への負担は少ないととも
に、プログラムの変更も少なくてすむ。
ことで、マイコンのソフトウェアの変更を行うことなし
に、例えば、実施の形態4と同様の効果を得ることが可
能である。また、マイコンのソフトウェアを変更しない
ため、既存のシステムに対して少しの回路変更で効果を
得ることも可能である。
ンのソフトウェアの変更を最小限にし、また、運転時の
マイコンの処理への負担も最小限におさえて、例えば実
施の形態1,2あるいは4の効果が得られる。
制御装置は、ロータと、多相巻線とを有するDCブラシ
レスモータと、このDCブラシレスモータの各巻線に対
して通電の切替およびチョッピングによる可変速制御を
行うインバータと、DCブラシレスモータの各巻線に発
生する誘起電圧よりロータの位置を検出する位置検出回
路と、この位置検出回路より出力される信号をもとにイ
ンバータを制御するマイコンと、位置検出回路に設けら
れ、抵抗とスイッチング素子とで構成され、スイッチン
グ素子の動作によりインバータの母線電圧より分圧によ
り得られる仮想中性点を変化させる中性点生成部とを備
えた構成にしたので、位置検出回路の部品点数を低減で
きる。
からの出力信号が誘起電圧のゼロクロス点の検出よりも
早いタイミングで出力するように動作させることによ
り、IPMモータではリラクタンストルクを有効に利用
することができるようになり、より効率の良い運転が可
能となる。また、弱め界磁制御も可能となり、モータの
高速回転が行えるようになり、運転範囲が拡大する。
からの出力信号が誘起電圧のゼロクロス点の検出よりも
遅いタイミングで出力するように動作させることによ
り、通電位相を大きく遅らせて駆動することが可能とな
るため、運転時の力率が大きく低下する。このため、低
回転、低トルクの状態でモータに多くの電流が流れるこ
とになり、モータの発熱が増大する。例えば、ルームエ
アコンの圧縮機のモータにおいてこの方法を用いると、
発熱を利用して霜取りの時間を短縮することができる。
点を実際の中性点より低い電圧にのみ、又は高い電圧に
のみ複数設定することにより、位相角の設定が細かくで
きるため、リラクタンストルクの有効利用による高効率
な運転と、弱め界磁瀬御による運転範囲の拡大の両方を
行うことが可能となる。
束が広範囲で小さいもので、抵抗の値の組合せにより仮
想中性点の変化量をわずかにすることにより、位置検出
信号の出力タイミングを安定化する。これによって、D
Cブラシレスモータの回転を安定させ、振動、騒音の発
生を抑えることが可能となる。
一つ用い、1つのゼロクロス点検出に対して、二つの中
性点電圧を順次比較することにより、位置検出精度が向
上し回転を安定させることが可能となる。
を、インバータの駆動信号より生成する論路回路を備え
た構成にしたので、マイコンの負担が少なく、また、従
来の駆動装置のマイコンのソフトウェアの変更が不要あ
るいは最小に抑えられる。
駆動装置の構成図である。
の駆動装置の各部動作波形を示す図である。
の駆動装置の動作を示すフローチャート図である。
の駆動装置の位置検出回路の例を示す図である。
の駆動装置の位置検出回路の例を示す図である。
の駆動装置の位置検出回路の例を示す図である。
の駆動装置の各部動作波形を示す図である。
の駆動装置の動作を示すフローチャート図である。
の駆動装置の各部動作波形を示す図である。
Mの駆動装置の各部動作波形を示す図である。
の駆動装置の構成図である。
Mの駆動装置の各部動作波形を示す図である。
Mの駆動装置の動作を示すフローチャート図である。
の駆動装置の構成図である。
Mの駆動装置の論理回路を示す図である。
Mの駆動装置の構成の例を示す図である。
す図である。
波形を示す図である。
す図である。
波形を示す図である。
波形を示す図である。
す図である。
る。
CPw コンパレータ、MC1 マイコン、M1 モー
タ、R1,R2,R3,R4,Ru1,Ru2,Rv
1,Rv2,Rw1,Rw2 抵抗、TRup,TRu
n,TRvp,TRvn,TRwp,TRwn,TR
1,TR2 スッチング素子、U,V,W巻線。
Claims (7)
- 【請求項1】 ロータと、多相巻線とを有するDCブラ
シレスモータと、 このDCブラシレスモータの前記各巻線に対して通電の
切替およびチョッピングによる可変速制御を行うインバ
ータと、 前記DCブラシレスモータの前記各巻線に発生する誘起
電圧より前記ロータの位置を検出する位置検出回路と、 この位置検出回路より出力される信号をもとに前記イン
バータを制御するマイコンと、 前記位置検出回路に設けられ、抵抗とスイッチング素子
とで構成され、該スイッチング素子の動作により前記イ
ンバータの母線電圧より分圧により得られる仮想中性点
を変化させる中性点生成部と、を備えたことを特徴とす
るDCブラシレスモータの制御装置。 - 【請求項2】 前記スイッチング素子を、前記位置検出
回路からの出力信号が前記誘起電圧のゼロクロス点の検
出よりも早いタイミングで出力するように動作させるこ
とを特徴とする請求項1記載のDCブラシレスモータの
制御装置。 - 【請求項3】 前記スイッチング素子を、前記位置検出
回路からの出力信号が前記誘起電圧のゼロクロス点の検
出よりも遅いタイミングで出力するように動作させるこ
とを特徴とする請求項1記載のDCブラシレスモータの
制御装置。 - 【請求項4】 前記抵抗の値の組合せにより、前記仮想
中性点を実際の中性点より低い電圧にのみ、又は高い電
圧にのみ複数設定することを特徴とする請求項1記載の
DCブラシレスモータの制御装置。 - 【請求項5】 前記DCブラシレスモータは磁極間の磁
束が広範囲で小さいもので、前記抵抗の値の組合せによ
り前記仮想中性点の変化量をわずかにしたことを特徴と
する請求項1記載のDCブラシレスモータの制御装置。 - 【請求項6】 前記位置検出回路に前記スイッチング素
子を一つ用い、1つのゼロクロス点検出に対して、二つ
の中性点電圧を順次比較することを特徴とする請求項1
記載のDCブラシレスモータの制御装置。 - 【請求項7】 前記スイッチング素子を駆動する信号
を、前記インバータの駆動信号より生成する論路回路を
備えたことを特徴とする請求項1記載のDCブラシレス
モータの制御装置。
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