JP2006287990A - ブラシレスモータ駆動方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】三相ブラシレスモータを駆動する装置において、パワートランジスタ面積増加を節約し、駆動トルクを増加させる方法を提供する。
【解決手段】三相ブラシレスモータの中性点を駆動するパワートランジスタセルを構成し、相電流の3次高調波電流を流すように駆動することにより、相電流の尖頭が平坦化されトルクを増加させる事ができ、パワートランジスタサイズの拡大を節約して、駆動トルクを増加させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、三相ブラシレスモータ駆動装置の小型化及びそのための駆動方法に関するものである。
三相ブラシレスモータの駆動装置の中でも光ディスクやプリンタ機器等に用いられる比較的小型のモータ駆動装置においては、パワートランジスタを制御回路とともに集積化されることが一般的である。従って、これらのパワートランジスタのサイズはできるだけ小型であることがコスト上望ましい。
従来の三相ブラシレスモータの駆動装置は(特許文献1)に図8のように図示されている。シリアルポート部に入力されたトルク指令信号に基づいて重み付けされた三相PWM(Pulse Width Modulation)電圧がモータ巻線に同期整流出力されるものである。ここで電源電圧を有効利用するために、三相巻線に与えられるPWM信号のデューティ比は図9(a)の61,62,63に示す三相電圧波形を重み付けとして持つ。このようなデューティ比を有するPWM信号を三相巻線に付与した結果の三相電流波形は、図9(b)の71,72,73のように正弦波形になる。モータはインダクタンスを含むので相電圧位相に対して相電流位相は本来遅れるが、図9(b)では簡便のためこの遅れは省略している。
三相の電流波形を
Iu=I・sin(θ),
Iv=I・sin(θ−120°),
Iw=I・sin(θ−240°)
とし、三相の巻線への各鎖交磁束のモータ回転方向変位に対する変化率を正弦波
Φu=Φm・sin(θ),
Φv=Φm・sin(θ−120°),
Φw=Φm・sin(θ−240°)
とすると、三相合成トルクΣIi・Φiの波形は図9(b)の74のようになる。即ち、トルクのリップルがないのでモータの振動及び騒音が小さい。
特開平11−341861号公報
モータの振動及び騒音は、上述したトルクリップルに対してよりも、ロータとステータとの間でモータ軸方向に働く力の成分に依存するところが寧ろ大である。モータのステータに対してモータのロータが軸方向に仮想変位したときに各相の巻線に交わる磁束の変化率が存在し、これは回転方向変位に対する磁束変化率とは位相が90度異なっており、一般的に当該相の巻線に鎖交している総磁束と同じ波形をしている。以後これをモータ軸方向の磁束変化率と呼ぶ。従って、正弦波Ψu=Φm・sin(θ−90°),Ψv=Φm・sin(θ−210°),Ψw=Φm・sin(θ−330°)を三相の巻線への鎖交磁束のモータ軸方向変位に対する変化としたときにΣIi・Ψiが三相合成軸方向力となる。三相電流が互いに位相が120度ずつシフトした基本正弦波について三相合成軸方向力を計算すればゼロとなり全く振動成分を持たない。
三相ブラシレスモータ駆動装置は、図8に示したモータ駆動装置を含めて一般的に正弦波形状の電流駆動を行っている。このようにモータ巻線電流を正弦波形とする場合に、駆動トルクを増加させるために一般的に正弦波形を保持したままその電流値を増加させる。
パワートランジスタ部の出力ダイナミックレンジを広げるためには、相電流の増加分を許容するために駆動集積回路の出力段のオン抵抗を低減しなければならない。通常、駆動集積回路の出力段ハイサイド及びロウサイドの各オン抵抗を仮に等しくRonとしたとき、その内訳はパワートランジスタ自身のオン抵抗Rtr、アルミ配線抵抗Ral、ワイヤ抵抗Rwiである。この内、アルミ配線抵抗とワイヤ抵抗はチップレイアウトを工夫しても大きく減少させる事は難しい。
よって、通常は駆動集積回路の出力段オン抵抗の減少をパワートランジスタ自身のオン抵抗Rtrの減少で実現しなければならない。
具体的に、Ron=0.30Ω、Rtr=0.15Ω、Ral=0.10Ω、Rwi=0.05Ω、として駆動トルクを15%増加させる場合ついてパワートランジスタの面積増加の算出を例示する。
相電流を図9(b)の状態から15%増加させた場合の三相電流、合成トルク及び合成軸方向力をそれぞれ図10の81,82,83,84及び85に示す。相電流波形が基本正弦波のみなので軸方向力は当然ゼロで振動成分を持たない。
駆動トルクを15%増加させるために相電流を15%増加させる場合、巻線抵抗や逆起電圧を全く無視したとしてもトランジスタ部のオン抵抗Rtrを15%減少させなければならない。Ron=0.3Ωの1/1.15は0.26Ωとなり、RalとRwiが不変ならばオン抵抗減少分0.04Ωを全てパワートランジスタ自身のオン抵抗の減少で担わせてRtr=(0.15−0.04)=0.11Ωにしなければならない。
この0.11Ωは0.15Ωに比べて1/1.36倍であるからパワートランジスタの面積を以前の面積の1.36倍にしなければならない。三相上下分を合計すると以前のRtr=0.15Ωのパワートランジスタセルの0.36×6=2.16個分の面積増加になる。出力ダイナミックレンジ増大前と増大後のパワートランジスタの面積増加の様子を図11,図12に模式的に表す。
図11において76u,76v,76wは各々U相,V相,W相のハイサイドパワートランジスタを示し、77u,77v,77wは各々U相,V相,W相のロウサイドパワートランジスタを示している。同様に図12において86u,86v,86wは各々U相,V相,W相のハイサイドパワートランジスタを示し、87u,87v,87wは各々U相,V相,W相のロウサイドパワートランジスタを示している。88は図11のパワートランジスタ幅を、89は図12のパワートランジスタ幅における図11からの増加分を示す。
上記のように駆動トルクを増加させるためには、パワートランジスタの大幅な面積増加が必要である。本発明はパワートランジスタ面積の増加を抑制しつつ、駆動トルクを増加させることができるブラシレスモータ駆動方法を提供することを目的とする。
本発明のブラシレスモータ駆動方法は、正弦波形のプロファイル形成部からの信号と前記正弦波形の3倍周波数のプロファイル形成部からの信号との合成によって、前記正弦波形プロファイルに基づく相電流波形成分のピーク部の位相において前記3倍周波数プロファイルに基づく相電流波形成分の逆相ピークが現れるように三相駆動電流及び中性点駆動電流を実現するものである。
本発明の請求項1記載のブラシレスモータ駆動方法は、三相モータ駆動巻線への通電を制御し、前記モータ駆動巻線の端子にそれぞれ接続された高電位側パワートランジスタ及び低電位側パワートランジスタを駆動制御するに際し、外部から入力されたトルク指令信号とロータ位置情報に基づいてモータ駆動用のトルク指令信号を発生するとともに、各トルク指令信号に基づいて各相駆動用の通電制御信号を生成し、この通電制御信号に基づいて前記モータ駆動巻線の通電を所定の周期で通電制御し、かつ前記三相の巻線に基本波である正弦波に加えて3倍高調波を重畳した電流を通流することを特徴とする。
本発明の請求項2記載のブラシレスモータ駆動方法は、請求項1において、中性点を流出入する電流が3倍高調波を含むことを特徴とする。
本発明の請求項3記載のブラシレスモータ駆動方法は、請求項2において、前記モータ駆動巻線の各々が含む3倍高調波成分の略3倍の大きさで逆極性の3倍高調波を中性点に流出入させることを特徴とする。
本発明の請求項4記載のブラシレスモータ駆動方法は、請求項2において、基本波成分の位相に対して3倍高調波成分の位相差を制御して3倍高調波成分を基本波成分に重畳した信号をパワートランジスタの出力端子電圧としてリニア出力することを特徴とする。
本発明の請求項5記載のブラシレスモータ駆動方法は、請求項2において、基本波成分の位相に対して3倍高調波成分の位相差を制御して3倍高調波成分を基本波成分に重畳した信号をパワートランジスタの出力端子電圧として重み付けしたPWM出力することを特徴とする。
本発明の請求項6記載の三相ブラシレスモータ駆動装置は、モータ固定子巻線の各相を駆動するパワートランジスタと前記モータの回転子位置検出手段と、前記モータ固定子巻線の所定の相の電流もしくは電圧を検出するモータ出力検出手段と、トルク指令信号と前記回転子位置信号から周期的に変化する生成指令信号を生成する手段と、前記検出のモータ出力信号と前記トルク指令信号もしくは前記生成指令信号との誤差信号を生成する手段と、前記モータ固定子巻線の中性点へ電流を流す電流印加手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の請求項7記載の三相ブラシレスモータ駆動装置は、請求項6において、前記モータ固定子巻線の中性点への電流印加手段のパワートランジスタの面積が各相の相電流駆動手段パワートランジスタ面積よりも小さいことを特徴とする。
本発明の請求項8記載の三相ブラシレスモータ駆動装置は、請求項6において、前記モータ固定子巻線電流が基本正弦波に3倍高調波を含むものであって、前記中性点に流出入する電流が、前記モータ各相電流の基本波の3倍高調波電流であることを特徴とする。
本発明の請求項9記載の三相ブラシレスモータ駆動装置は、請求項8において、前記中性点に流出入する3倍高調波電流が、各巻線に重畳された3倍高調波電流の略3倍の大きさで逆極性になるよう構成したことを特徴とする。
上記の構成により、各相の正弦波電流に3次高調波が重畳され、前記正弦波電流の尖頭が平坦化する。平坦化した分、相電流の基本波成分の振幅を増加させてパワートランジスタの許容量まで電流を増加させることが出来る。その結果、ピーク電流値を維持したまま最大駆動トルクを増加させることが出来る。
中性点を駆動するパワートランジスタは相電流の増加分(3相分の和)の電流を流すだけの能力があればよく、通常の三相パワートランジスタと比較して充分小さい面積で構成できる。よって、本発明は三相駆動パワートランジスタと中性点駆動パワートランジスタとの合計面積増加を抑制して、駆動トルクの増加を実現できる。また、3次高調波電流成分はトルクリプルも軸方向力も生じない。すなわちモータの振動及びそれに由来するノイズを生じることもなくパワートランジスタサイズの増大を抑制できる。
以下、本発明のブラシレスモータ駆動方法を具体的な実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1〜図3は本発明の(実施の形態1)を示す。
図1(a)は本発明のブラシレスモータ駆動方法を実行する三相ブラシレスモータ駆動装置を示す。
同図において、1は三相ブラシレスモータで、1u,1v,1wはその三相巻線である。2a,2b,2cはモータ1の回転子位置を検出する3個の位置センサ、3は位置検出信号を増幅する位置検出信号増幅部、4はトルク指令信号発生部、5は電流センサ、6は相電流信号生成部、70は誤差信号生成部、8は通電制御部、9はパワートランジスタ部、10はトルク指令入力端子、21は三角波発生部、22は比較部である。
パワートランジスタ部9の内部は、4組のハーフブリッジからなり、その出力端子は各々三相巻線端子及び中性点端子に接続されている。またこれら4個の出力端子に流出入する4電流のうち3電流を電流センサ5によって検出する。
本図では三相巻線電流を検知する構成となっているが、4電流の内の任意の3電流を選んで検出してもよい。残りの1つの電流は節点方程式から一意的に決定される。また本図では3個の位置センサを使用した例を示しているが、1個だけの位置センサを使用しても、2個の位置センサを使用してもよい。
誤差信号生成部70の内部構成を図1(b)に示す。各トルク指令信号とそれに対応する相電流信号生成部6からの信号とを入力としており、トルク指令信号発生部4から発生する各トルク指令信号と、相電流信号生成部6から発生する各検出信号との誤差を検出する4つの減算器69で構成されている。
三相ブラシレスモータ1の回転子の位置を位置センサ2a,2b,2cで検出する。位置検出信号増幅部3は、位置センサ2a,2b,2cで検出した位置信号を増幅する。トルク指令信号発生部4は、トルク指令入力端子10に入力された外部トルク指令信号を受けてモータ1の固定子巻線1u,1v,1w及び中性点に印加する電流の指令信号を作成する回路で、位置検出信号増幅部3で得られる位置信号の周期と外部トルク指令信号を、電流指令信号の周期及び振幅に反映して固定子巻線1u,1v,1w及び中性点へのトルク指令信号として作成する。
モータ1の3つの固定子巻線1u,1v,1wに流れる電流を電流センサ5で検出する。
相電流信号生成部6は、電流センサ5で検出した三相の電流信号から中性点の電流信号を生成して、モータ1の固定子巻線1u,1v,1wと中性点に流れている電流信号を出力する。
誤差信号生成部70は、トルク指令信号発生部4で所定のプロファイルを付与された各電流指令信号と相電流信号生成部6で得られる各電流信号との誤差を増幅出力され、比較部22において三角波発生部21から出力される三角波信号と比較される。比較部22の出力は通電制御部8において貫通防止等の処理を施した後にパワートランジスタ9を駆動し、モータ三相巻線電流および中性点電流を前記所定のプロファイル形状に通流する。
図1に示す三相ブラシレスモータ駆動装置を用いて、モータ固定子巻線の相電流に3次高調波電流を重畳させるとき、三倍高調波はトルク波形にも軸方向力波形にも影響せず、駆動トルクがモータ相電流の基本波成分の振幅で決定されることを説明する。
モータの各相電流Iu’,Iv’,Iw’は以下のようになる。
Iu’=A’・sinθ−B・sin(3θ)、
Iv’=A’・sin(θ−120°)−B・sin(3θ)、
Iw’=A’・sin(θ−240°)−B・sin(3θ) ・・・(1)
ここで、A’は相電流の基本波成分の振幅、Bは相電流3次高調波電流の振幅である。
このときのモータのトルクTa’は
Ta’=ΣIi・Φi=Φu・Iu’+Φv・Iv’+Φw・Iw’
=Φm・A’(sinθ+sin(θ−120°)+sin(θ−240°))− Φm・Bsin(3θ)・(sinθ+sin(θ−120°)+sin(θ−240°))
・・・(2)
となる。但しsin3θ=sin3・(θ−120°)=sin3・(θ−240°)を用いた。120°ずつ位相のずれた3つの正弦関数の和はゼロとなるから式(2)の第2項、すなわち3次高調波成分によるトルクは0となるため、トルクはモータ相電流の基本波成分で決まり3次高調波成分には無関係であることがわかる。
さらに、このときのモータの軸方向力Tj’はΦmより90度遅れるモータ軸方向の磁束変化率と相電流との各相毎の積の和で表わされ、
Tj’=ΣIi・Ψi=Ψu・Iu’+Ψv・Iv’+Ψw・Iw’
=Ψm・sin(θ−90°)・Iu’+Ψm・sin(θ−120°−90°)・
Iv’+Ψm・sin(θ−240°−90°)・Iw’
=−A’/2×(sin2θ+sin2(θ−120°)+sin2(θ−240°))+B×sin3θ×(cos θ+cos(θ−120°)+cos(θ−240°))=0・・・(3)
となる。但しsin3θ=sin3・(θ−120°)=sin3・(θ−240°)を用いた。120°ずつ位相のずれた3つの余弦関数の和はゼロであるから式(3)のsin3θの項すなわち3次高調波成分による合計の軸方向力は0となるため、軸方向力は3次高調波成分には無関係である事がわかる。
式(3)の途中の式のA’/2の項も0となるため結果合成軸方向力は0である。この結果から各相電流に3次高調波電流を重畳させた場合でも軸方向力は0である事がわかる。
上記図11の状態から駆動トルクを15%増加させる場合の各相電流の印加例を以下に説明する。
図11の15%増のトルクを得るには式(2)におけるA’を所定の倍率例えば1.15倍すればよい、すなわちモータ相電流の基本波成分の振幅を15%増加させればよい。基本波成分の振幅のみを増加したのでは図10と同様の相電流波形となるため尖頭値が大きくなりパワートランジスタ面積を上記図12のように大きくする必要性が生じる。そこで、この(実施の形態1)では、基本波の尖頭値を抑制するように所定の振幅、例えば基本波振幅増加分である0.15倍の振幅の3次高調波電流を重畳させる。
三相のそれぞれに3次高調波3fを重畳すると0.15の3倍の0.45倍の振幅の流出入電流が中性点電流3fAとして必要になる。
このようにそれぞれ基本波に3次高調波を重畳した際の各相電流及び中性点電流を図2の11,12,13及び16に示す。このときの三相合成トルクの波形及び三相合成軸方向力の波形を式(1)(2)(3)を用いて算出したものを図2の14及び15に示す。すなわち結果的に三相合成トルクには基本波のみが寄与し3次高調波は寄与せず、三相合成軸方向力を生じることがない。
すなわち、図2からわかるように各相電流に3次高調波電流を重畳させることで、相電流の尖頭を平坦化して最大電流を維持しながら基本波成分の振幅A’を大きくすることが可能となり、パワートランジスタの許容量相電流を最大限に利用してモータの駆動トルクを増加させることが出来る。
その一方で、中性点に電流を流出入させるためのパワートランジスタが必要になるが、相電流の3倍高調波成分の略3倍を駆動する能力があればよい。この能力を有するパワートランジスタは図12に示した相電流を駆動するパワートランジスタ能力を増大するよりも小さい面積で構成できる。具体的な中性点駆動パワートランジスタの面積増加算出例を示す。
相電流駆動パワートランジスタとして、Ron=0.3Ω、Rtr=0.15Ω、Ral=0.10Ω、Rwi=0.05Ωとした場合を考える。駆動トルクを15%増加させる場合、中性点の3倍高調波電流は相電流の増加分45%(15%×3)で駆動すればよい。このとき、中性点駆動のパワートランジスタ出力段のオン抵抗Ron4は、Ron4=Ron/0.45=0.666Ωでよい。よって、中性点駆動パワートランジスタセル自身の正味のオン抵抗Rtr4=0.666−0.15=0.516Ωであればよく、Rtr=0.15Ωのパワートランジスタセルのオン抵抗0.15Ωと比較すると(0.15/0.516)=0.29個分の面積でよい。ハイサイドとロウサイド合せて駆動に必要な中性点駆動パワートランジスタの面積はRtr=0.15Ωのパワートランジスタセルの0.58個分である。この様子を図3に示す。
これに対して従来方式では、Rtr=0.15Ωのパワートランジスタセル2.16個分の面積増加を必要とした。3倍高調波を利用することによって全体として電流駆動能力向上に要するパワートランジスタの増加幅は25で示され上記図12の89に比べて小さいことが分かる。中性点電流の制御段はパワートランジスタ面積よりも十分小さい面積で形成できるのでトータルのチップ面積の増大を抑制して電流駆動能力を増大することが可能になる。
(実施の形態2)
図4は本発明の(実施の形態2)を示す。
図4(a)は電圧駆動タイプの三相ブラシレスモータ駆動装置を示し、図1と同じ作用を成すものには同一の符号を付けて説明を省略する。7は誤差信号生成部、31はプロファイル生成部、32はシャント電流検出部、33はシャント電流増幅部である。
シャント電流検出部32の電流に応じた電圧値は、シャント電流増幅部33でサンプルホールドまたは平均化処理及び増幅を行って、トルク信号入力端子10から入力されたトルク信号との差異が誤差信号生成部7で増幅される。
プロファイル生成部31は、誤差信号生成部7からの信号を振幅情報に、位置検出信号増幅部3からの信号を位相情報として反映した3相電流及び中性点電流に対応する信号を発生する。
プロファイル生成部31から出力されるこれらの信号は、三角波発生部21から出力される三角波信号と比較部22において比較されて、それぞれ周期的に重み付けされたデューティ比をもつPWM信号となり通電制御部8及びパワートランジスタ部9を介してモータ1を駆動する。
ここでプロファイル生成部31の内部構成例を図4(b)を用いて説明する。
本図において34は位相選択部、35は基本波プロファイル生成部、36は3倍高調波プロファイル生成部、37は合成プロファイル生成部である。位置検出信号増幅部3からの信号を受けて位相選択部34は実時間が対応する位相を割り出し基本波プロファイル生成部35及び3倍高調波プロファイル生成部36から時間毎の位相に対して適切な駆動信号レベルを選択する。また基本波プロファイル生成部35及び3倍高調波プロファイル生成部36から出力される駆動信号レベルは誤差信号生成部7からの出力信号による強度変調を受ける構成としている。比較部22から出力される電圧PWM出力駆動を行った結果として三相巻線及び中性点に流れる電流の基本波成分と3倍高調波成分とで電圧信号に対する位相遅れは異なるため基本波プロファイル生成部35からと3倍高調波プロファイル生成部36からとでは負荷や回転速度などに応じて位相差を設けることによって相電流の基本波成分の尖頭値を適切に平坦化することができる。なお、所定の定常回転速度における電流波形制御性のみが特に要求される場合には、基本波プロファイルの位相と3倍高調波プロファイル位相との相対関係が上記の定常回転速度においてのみ所定の関係にあればよい。上記定常回転速度以下においては上記両プロファイルの位相差は緩和される方向になるので留意する必要がない。この場合には図4(b)における基本波プロファイル生成部35と3倍高調波プロファイル生成部36とを予め合成した1ブロックとしてもよい。
以上によってモータ巻線1u,1v,1w及び中性点を流れる電流を図2のように3倍高調波を含ませて制御することが可能となり、中性点電流の制御段はパワートランジスタ面積よりも十分小さい面積で形成できるのでトータルのチップ面積の増大を抑制して電流駆動能力を増大することが可能になる。
(実施の形態3)
図5は本発明の(実施の形態3)を示す。
図5は図4(a)における三角波発生部21及び比較部22を削除するとともに通電制御部8の代わりにパワートランジスタをリニア駆動するプリ駆動段を含むリニア通電制御部38を用いるものである。図4(a)と同じ番号を付与した構成部は図4(a)の構成部と等しい動作を行うので説明を省略する。
リニア通電制御部38とパワートランジスタ9を合成した構成を図5(b)に示す。リニア通電制御部38とパワートランジスタ9で電圧バッファを4個構成する。100u,100v,100wはそれぞれのモータ巻線1u,1v,1wを駆動する電圧バッファ、100cは中性点を駆動する電圧バッファである。電圧バッファ100u,100v,100w,100cはプロファイル生成部31からの出力信号をパワートランジスタ出力部に電圧波形として出力する。
図4(a)では電圧PWM駆動であるのに対し、本実施形態では電圧リニア駆動であるが、同様にモータ巻線1u,1v,1w及び中性点を流れる電流を図2のように3倍高調波を含ませて制御することが可能となり、中性点電流の制御段はパワートランジスタ面積よりも十分小さい面積で形成できるのでトータルのチップ面積の増大を抑制して電流駆動能力を増大することが可能になる。
(実施の形態4)
図4(a)では三相電流及び中性点電流が総て電圧PWM駆動であり、図5では三相電流及び中性点電流が総て電圧リニア駆動であった。しかし三相電流及び中性点電流の駆動を電圧PWM駆動または電圧リニア駆動の一方で統一する必要はなく両者を混在させてもよい。例えば中性点電流のみを電圧リニア駆動し、3相電流は電圧PWM駆動するなどをしてもよい。中性点電流値は3相電流値よりも小さいので中性点駆動を行うパワートランジスタにおける発熱は比較的小さい。このような場合にもモータ巻線1u,1v,1w及び中性点を流れる電流を図2のように3倍高調波を含ませて制御することが可能となり、中性点電流の制御段はパワートランジスタ面積よりも十分小さい面積で形成できるのでトータルのチップ面積の増大を抑制して電流駆動能力を増大することが可能になる。
(実施の形態5)
図6は本発明の(実施の形態5)を示す。
図6(a)は図5におけるプロファイル生成部31を電流駆動用プロファイル生成部39に置き換えるとともに、リニア通電制御部38を電流ミラー駆動用通電制御部40に置き換えたものである。図5と同じ番号を付与した構成部は図5の構成部と等しい動作を行うので説明を省略する。
本実施例では電流駆動なので形成したい三相電流及び中性点電流のプロファイルを位相遅れに留意することなく形成できる。すなわち、電流駆動用プロファイル生成部39は、基本波プロファイルと3倍高調波プロファイルとの位相を一致固定してよい。従って、電流駆動用プロファイル生成部39からの出力波形は図2の11,12,13,16と等形状になる。電流ミラー駆動用通電制御部40とパワートランジスタ部9の詳細な構成図を図6(b)に示す。ミラー駆動用通電制御部40の出力とパワートランジスタ部9は電流ミラーを形成しており、ミラー駆動用通電制御部40の出力を一次側、パワートランジスタ部9を二次側とする。110u中のV/Iで示されたブロックは一次側の電圧電流変換部であり、110v,110w,110cにも同様のブロックが含まれている。110u,110v,110wはそれぞれモータ巻線1u,1v,1wを電流駆動するV/I変換回路,110cは中性点を電流駆動するV/I変換回路である。V/I変換回路110u,110v,110w,110cは電流駆動用プロファイル生成部39の出力信号を受けてパワートランジスタを電流ミラーで駆動する。本実施形態で三相電流及び中性点電流の電流波形を図2に示すように制御可能となる。図5の実施例では電圧リニア駆動であったが、本実施例では電流リニア駆動である。本実施例においても中性点電流の制御段はパワートランジスタ面積よりも十分小さい面積で形成できるのでトータルのチップ面積の増大を抑制して電流駆動能力を増大することが可能になる。
(実施の形態6)
図7は本発明の(実施の形態6)を示す。
図7は、図1における電流センサ5の代わりにシャント抵抗32と前記シャント抵抗32の電圧を比較部22からの信号で制御されたタイミングでサンプルホールドするサンプルホールド部41を有する実施例である。3相電流及び中性点電流を時分割的に得ることができるのでそれぞれをトルク指令信号発生部4からの各信号との誤差信号出力を三角波と比較するものである。図1と同じ番号を付与した構成部は図7の構成部と等しい動作を行うので説明を省略する。
本実施例では電流PWM駆動である。本実施例においても中性点電流の制御段はパワートランジスタ面積よりも十分小さい面積で形成できるのでトータルのチップ面積の増大を抑制して電流駆動能力を増大することが可能になる。
以上のように本発明は、電圧PWM、電圧リニア、電流PWM、電流リニアなどの駆動方式に依らず、3相電流に3倍高調波を基本波の尖頭値が低下するように重畳させるとともに基本波振幅を向上することによって3相電流波高値を上昇させることなくトルクを向上し、トルクリップルも軸方向力も増加しない駆動を実現するものである。なお、このとき中性点電流としては3相分の3倍高調波すなわち前記重畳された3倍高調波の3倍の振幅の電流を流出入させる能力を要するがこれに要する面積は比較的小さい。従って、本発明は電流駆動能力を向上するためにパワートランジスタ面積の増大を抑制するものである。
本発明に係るモータ駆動方法及び駆動装置はパワートランジスタの面積を抑制しつつ電流駆動能力を増大するものであり、パワートランジスタ内蔵集積回路において有用である。
本発明の(実施の形態1)におけるモータ駆動装置の構成図 同実施の形態におけるモータ駆動装置において、駆動トルクを15%増加させる駆動を行った場合の三相正弦波電流とトルク、軸方向力の波形を示す図 同実施の形態におけるモータ駆動装置において、駆動トルクを15%増加させる場合のパワートランジスタの面積を示す図 本発明の(実施の形態2)におけるモータ駆動装置の構成図とプロファイル生成部の構成図 本発明の(実施の形態3)におけるモータ駆動装置の構成図 本発明の(実施の形態5)におけるモータ駆動装置の構成図 本発明の(実施の形態6)におけるモータ駆動装置の構成図 従来のモータ駆動装置を示す図 従来のモータ駆動装置における三相正弦波電流とトルクの波形図 従来のモータ駆動装置において、駆動トルクを15%増加させる駆動を行った場合の三相正弦波電流とトルク、軸方向力の波形図 従来のモータ駆動装置におけるパワートランジスタの面積を示す図 従来のモータ駆動装置において、駆動トルクを15%増加させる場合のパワートランジスタの面積を示す図
符号の説明
1 モータ
2a〜2c 位置センサ
3 位置検出信号生成部
4 トルク指令信号発生部
5 電流センサ
7,70 誤差信号生成部
9 パワートランジスタ部
22 比較部
31 プロファイル生成部

Claims (9)

  1. 三相モータ駆動巻線への通電を制御し、前記モータ駆動巻線の端子にそれぞれ接続された高電位側パワートランジスタ及び低電位側パワートランジスタを駆動制御するに際し、
    外部から入力されたトルク指令信号とロータ位置情報に基づいてモータ駆動用のトルク指令信号を発生するとともに、
    各トルク指令信号に基づいて各相駆動用の通電制御信号を生成し、この通電制御信号に基づいて前記モータ駆動巻線の通電を所定の周期で通電制御し、かつ前記三相の巻線に基本波である正弦波に加えて3倍高調波を重畳した電流を通流することを特徴とする
    ブラシレスモータ駆動方法。
  2. 中性点を流出入する電流が3倍高調波を含むことを特徴とする
    請求項1のブラシレスモータ駆動方法。
  3. 前記モータ駆動巻線の各々が含む3倍高調波成分の略3倍の大きさで逆極性の3倍高調波を中性点に流出入させることを特徴とする
    請求項2のブラシレスモータ駆動方法。
  4. 基本波成分の位相に対して3倍高調波成分の位相差を制御して3倍高調波成分を基本波成分に重畳した信号をパワートランジスタの出力端子電圧としてリニア出力することを特徴とする
    請求項2のブラシレスモータ駆動方法。
  5. 基本波成分の位相に対して3倍高調波成分の位相差を制御して3倍高調波成分を基本波成分に重畳した信号をパワートランジスタの出力端子電圧として重み付けしたPWM出力することを特徴とする
    請求項2のブラシレスモータ駆動方法。
  6. モータ固定子巻線の各相を駆動するパワートランジスタと、
    前記モータの回転子位置検出手段と、
    前記モータ固定子巻線の所定の相の電流もしくは電圧を検出するモータ出力検出手段と、
    トルク指令信号と前記回転子位置信号から周期的に変化する生成指令信号を生成する手段と、
    前記検出のモータ出力信号と前記トルク指令信号もしくは前記生成指令信号との誤差信号を生成する手段と、
    前記モータ固定子巻線の中性点へ電流を流す電流印加手段と
    を備えた
    三相ブラシレスモータ駆動装置。
  7. 前記モータ固定子巻線の中性点への電流印加手段のパワートランジスタの面積が各相の相電流駆動手段パワートランジスタ面積よりも小さいことを特徴とする
    請求項6に記載の三相ブラシレスモータ駆動装置。
  8. 前記モータ固定子巻線電流が基本正弦波に3倍高調波を含むものであって、前記中性点に流出入する電流が、前記モータ各相電流の基本波の3倍高調波電流であることを特徴とする
    請求項6に記載の三相ブラシレスモータ駆動装置。
  9. 前記中性点に流出入する3倍高調波電流が、各巻線に重畳された3倍高調波電流の略3倍の大きさで逆極性になるよう構成したことを特徴とする
    請求項8に記載の三相ブラシレスモータ駆動装置。
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