JP2006246649A - インバータ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 1シャント抵抗方式のインバータ装置において、広範な運転状態において電流検出を可能とする。
【解決手段】 直流電源線15に流れる電流Irを検出する電流検出部7を設け、プロセッサ17は、電流IrとPWM信号Cup〜Cwnとに基づいて相電流Iu、Iv、Iwを求める。この場合、電圧指令ベクトルVrを構成するために2つの基本ベクトルとゼロベクトルとを2通りの組み合わせにより選択し、この組み合わせに対応した2つのPWMパターンをPWM周期Tごとに交互に用いながらPWM信号Cup〜Cwnを生成する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、インバータ回路への入力電流を用いて当該インバータ回路の出力電流を検出可能なインバータ装置に関する。
インバータの出力電流を検出するには、従来から以下のような手段が用いられている。
特許文献1に記載された電流検出装置は、インバータ装置の順変換部と逆変換部との間に抵抗(電流検出手段)を備え、この抵抗で発生する電圧を、各相の端子電圧の組み合わせ信号を発生する論理回路の信号でサンプルホールドして電流を検出するようになっている(1シャント抵抗方式)。
特許文献2に記載された電流検出装置は、インバータの下アーム側の各スイッチング素子と直流電源線との間にそれぞれシャント抵抗を備え、これらシャント抵抗に生じる電圧に基づいて電流を検出するようになっている(3シャント抵抗方式)。
この他にも、インバータ回路の出力端子とモータ巻線との間に2個または3個のDCCT(Direct Current Current Transformer)素子を配置して、インバータ回路の出力電流を直接的に検出する方式がある。
特許第2712470号公報 特開平9−229972号公報
モータなどの負荷が接続されたインバータ装置において、モータの駆動制御に用いるため、あるいはインバータ装置やモータの過電流保護に用いるため、モータ巻線に流れる電流を検出することが必要となる。引用文献2に記載された3シャント方式による電流検出装置は、3つの抵抗とそれぞれの端子電圧を増幅するための3つの増幅回路が必要となり、回路構成が複雑化してしまう。また、上記DCCT素子は高価であり、インバータ装置全体としてのコストが高くなる問題がある。
これに対し、特許文献1に記載された1シャント方式による電流検出装置は、直流電源線に抵抗(電流検出手段)を設けることにより、従来から提案されている種々の電流検出方式に比べて構成が簡素となり、コスト的にも有利となる。この電流検出装置は、三相ブリッジインバータ回路のU相、V相、W相の各アームを構成するスイッチング素子のオンオフ状態と直流電源線に流れる電流との間に存在する一定の対応関係に基づいてモータ電流を検出するようになっている。図10は、2相変調を用いた場合のPWM信号Cup、Cvp、Cwp、直流電源線の抵抗に流れる電流IrおよびW相の電流Iwを示している。
しかしながら、この電流検出装置を実際にインバータ回路に適用する場合、駆動回路やスイッチング素子の遅延時間、抵抗の両端電圧をディジタルデータに変換して取り込むためのA/D変換器の変換時間などが存在するために、PWM周期によっては電流を検出できない場合がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、上記1シャント抵抗方式において、広範な運転状態において電流検出が可能となるインバータ装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のインバータ装置は、
駆動信号に基づいて複数のスイッチング素子を通断電することによりゼロベクトルに対応した電圧と基本ベクトルに対応した電圧とを出力可能なインバータ回路と、
前記ゼロベクトルと基本ベクトルとを選択的に組み合わせることにより、前記インバータ回路の出力電圧を指令する電圧指令ベクトルを相異なる複数の組み合わせにより構成し、その各組み合わせに対応した複数のPWMパターンを順に用いながらPWM信号を生成するPWM信号生成手段と、
前記PWM信号に基づいて前記スイッチング素子の駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、
前記インバータ回路への入力電流を検出する入力電流検出手段と、
前記PWM信号と前記検出された入力電流とに基づいて前記インバータ回路の各相の出力電流を得る出力電流検出手段とを備えて構成されていることを特徴とする。
このようにゼロベクトルと基本ベクトルとを選択的に組み合わせて、相異なる複数の組み合わせにより電圧指令ベクトルを構成すると、ある組み合わせにおいては選択された何れかの基本ベクトルの成分(基本ベクトルの大きさ)が小さくなる場合でも、他の組み合わせの中には選択された何れかの基本ベクトルの大きさが比較的大きくなるものが存在する。ここで、電圧指令ベクトルを構成する基本ベクトルの大きさは、当該基本ベクトルに対応したスイッチング状態の継続時間(通電時間)に対応する。ゼロベクトルと基本ベクトルとの組み合わせに対応したPWMパターンは複数あり、それらを順に用いながらPWM信号を生成することにより、相電流の検出に用いる基本ベクトルに対応した通電時間を、何れかのPWMパターンにおいて電流検出可能な時間だけ確保することが可能となる。
本発明のインバータ装置によれば、インバータ回路への入力電流に基づいて当該インバータ回路の出力電流を得ることができる電圧指令ベクトルの範囲を拡張でき、以って広範な運転状態において電流検出が可能となる。
以下、本発明の一実施形態について図1ないし図9を参照しながら説明する。
図1は、インバータ装置の電気的構成を示している。このインバータ装置1は、負荷として接続されたブラシレスモータ2(以下、単にモータ2と称す)を駆動するものであって、直流電源回路3、インバータ回路4、制御部5、ゲート駆動回路6および電流検出部7から構成されている。
このうち直流電源回路3は、ダイオードブリッジ9とコンデンサ10、11とから構成される倍電圧整流回路であり、その入力端子にはリアクトル12を介して単相交流電源13が接続されるようになっている。この直流電源回路3は、直流電源線14、15に対し直流電圧を出力するようになっており、直流電源線14と15の間にはインバータ回路4が接続されている。直流電源線15には電流検出部7の一部をなす検出用抵抗8が介挿されており、その直流電源回路3側の端子は制御部5と共通のグランドに接続されている。
インバータ回路4は、直流電源線14と15の間にIGBTQ1〜Q6が三相ブリッジ接続された構成を有している。IGBTQ1〜Q3は上アーム側のスイッチング素子であり、IGBTQ4〜Q6は下アーム側のスイッチング素子である。IGBTQ1〜Q6には、それぞれ図示極性の還流用のダイオードD1〜D6が接続されている。このインバータ回路4のU相、V相、W相の各出力端子4u、4v、4wには、それぞれモータ2の巻線2u、2v、2wが接続されるようになっている。
電流検出部7(入力電流検出手段に相当)は、検出用抵抗8と、この検出用抵抗8の端子間をレベルシフトして正の電圧とした後に増幅する増幅回路16と、後述するプロセッサ17に内蔵されたA/D変換器18とから構成されている。A/D変換器18は、例えば10ビットの分解能を有している。
制御部5は、DSP(Digital Signal Processor)などの高速演算可能なプロセッサ17により構成されている。このプロセッサ17は、上記A/D変換器18、CPU19、モータ2を制御するための実行プログラムが格納された書き換え可能な不揮発性メモリ20、一時的なデータが格納される揮発性メモリ21などを備えている。
図2は、プロセッサ17の機能を表すブロック図である。プロセッサ17は、そのハードウェア回路および不揮発性メモリ20に記憶されているプログラムとデータにより、A/D変換器18、電流演算部22、電圧指令信号生成部23およびPWM信号生成部24としての機能を実現するようになっている。
ここで、A/D変換器18は、増幅回路16から入力されるアナログ信号をディジタル信号に変換するものである。また、電流演算部22(出力電流検出手段に相当)は、A/D変換して得られたディジタル信号と後述するPWM信号Cup〜Cwnとを用いてモータ2の巻線に流れる相電流Iu、Iv、Iwを演算するものである。
電圧指令信号生成部23は、モータ2の回転速度指令値、回転速度検出値、ロータ位置、演算した相電流Iu、Iv、Iwなどに基づいて、PWM周期Tごとにインバータ回路4が出力すべき電圧指令ベクトルVrを演算するものである。また、PWM信号生成部24(PWM信号生成手段に相当)は、いわゆる空間ベクトル法により、上記電圧指令ベクトルVrを構成するために2つの基本ベクトルとゼロベクトルとを2通りの組み合わせにより選択し、この組み合わせに対応した2つのPWMパターンをPWM周期Tごとに交互に用いることにより、PWM信号Cup、Cun、Cvp、Cvn、Cwp、Cwnを生成するものである。
ゲート駆動回路6(駆動信号生成手段に相当)は、プロセッサ17からPWM信号Cup〜Cwnを入力してレベル変換を行い、IGBTQ1〜Q6の各ゲートに与える駆動信号Gup〜Gwnを生成するようになっている。なお、モータ2のロータ近傍には、ホールICなどから構成される位置検出器25が取り付けられており、電圧指令信号生成部23は、この位置検出器25からの位置信号に基づいてロータ位置および回転速度を検出するようになっている。
次に、本実施形態の作用について図3ないし図9も参照しながら説明する。
インバータ回路4を構成するIGBTQ1〜Q6は、それぞれプロセッサ17から出力されるPWM信号Cup〜CwnがHレベルのときにオン駆動され、Lレベルのときにオフ駆動される。各相について、上アーム側のPWM信号と下アーム側のPWM信号が同時にHレベルとなることはなく、デッドタイム期間を除けば上アーム側のPWM信号と下アーム側のPWM信号の何れか一方がHレベルとなっている。
そこで、各相ごとに上アーム側のIGBTQ1〜Q3がオンしている駆動状態を1で表し、下アーム側のIGBTQ4〜Q6がオンしている駆動状態を0で表し、それをU相、V相、W相の順に並べることにより、インバータ回路4が出力可能なゼロベクトルV0、V7と6つの基本電圧ベクトルV1〜V6を表す。この表記によれば、V0=(000)、V1=(100)、V2=(110)、V3=(010)、V4=(011)、V5=(001)、V6=(101)、V7=(111)となる。図3に示すように、基本ベクトルV1〜V6は、αβ座標において互いに60°の位相差を有している。
図4は、一例として(a)ゼロベクトルV7(111)の駆動状態、(b)基本ベクトルV6(101)の駆動状態、(c)基本ベクトルV1(100)の駆動状態において検出用抵抗8に流れる電流を示している。この検出用抵抗8に流れる電流をIrとし、図示した方向を正とすれば、上記各ベクトルに対応した通電時おける電流Irは次の表に示すようになる。
Figure 2006246649
この表から明らかとなるように、IGBTQ1〜Q6のオンとオフとの組み合わせに応じて決まる8つの駆動状態のうち基本ベクトルV1〜V6に対応した駆動状態のときには、検出用抵抗8に+Iu、−Iw、+Iv、−Iu、+Iw、−Ivの何れかに等しい電流Irが流れる。従って、プロセッサ17の電流演算部22は、電流検出部7で検出した電流Irと現在のインバータ回路4の駆動状態とに基づいて、表1に示された相電流を検出することができる。
PWM信号生成部24は、上述したように、2つの基本ベクトルとゼロベクトルとを組み合わせてなる2つの相異なるPWMパターンをPWM周期Tごとに交互に用いることによりPWM信号Cup〜Cwnを生成する。この2組のPWMパターンの繰り返し周期2Tの間に全ての相電流Iu、Iv、Iwを検出するためには、周期2Tの間に同位相または逆位相の関係とならない少なくとも2種類の基本ベクトルに対応した通電期間が存在することが必要となる。これにより、各基本ベクトルに対応した異なる2相または3相の電流を検出可能となる。2相の電流を検出する場合、残る1相の電流はIu+Iv+Iw=0の関係式から演算により求めることができる。
ここで、上記したPWMパターンにおける各基本ベクトルに対応した通電期間の長さ(以下、通電時間と称す)について具体的に説明する。プロセッサ17がPWM信号Cup〜Cwnを出力した後IGBTQ1〜Q6の通電状態が実際に変化するまでには、デッドタイム、ゲート駆動回路6の遅延時間、IGBTQ1〜Q6のターンオン時間またはターンオフ時間などの要素が介在することによって遅れが生じる。さらに、IGBTQ1〜Q6の通電状態が変化しても、検出用抵抗8に流れる電流が安定するまでに若干の時間を要し、その後A/D変換器18がA/D変換を開始してディジタルデータが出力されるまでに所定の変換時間が必要となる。こうした種々の遅延要素に起因する全遅延時間をTdとすれば、電流検出部7が電流Irを検出するためには、基本ベクトルに対応した通電時間が少なくとも時間Td以上であることが必要となる。
ここで、電圧指令ベクトルVrを形成する基本ベクトルとして、従来と同様に60°の位相差を持つ2つの基本ベクトルを用いた場合の通電時間について図5および図6を参照しながら説明する。図5および図6は、αβ座標における電圧指令ベクトルVrと基本ベクトルとの関係をそれぞれ示したものである。また、図5は、電圧指令ベクトルVrと基本ベクトルV1、V2との各位相差が等しい場合を示し、図6は、電圧指令ベクトルVrが基本ベクトルV1とV2の間に存在し且つ基本ベクトルV2との位相差が小さい場合を示している。
まず、図5(a)において、60°の位相差を持つ2つの基本ベクトルV1とV2を用いた場合、電圧指令ベクトルVrと基本ベクトルV1、V2との各位相差が等しいことから、電圧指令ベクトルVrを形成する基本ベクトルV1とV2の成分(大きさ)は同じである(v1とv2)。ここで、電圧指令ベクトルVrの形成に関与する基本ベクトルの大きさ(以下、単に基本ベクトルの大きさと言う)は、基本ベクトルに対応した駆動状態(スイッチング状態)の継続時間に対応する。
従って、図5(a)に示すように基本ベクトルV1とV2の大きさが小さいと、当該PWM周期において基本ベクトルV1とV2に対応した駆動状態の継続時間(基本ベクトルV1およびV2に対応した通電時間)も短くなり、その通電時間がTd以下となる場合には、何れの当該通電期間内においても電流Irを検出できなくなる。
さらに、図6(a)に示すように、電圧指令ベクトルVrと基本ベクトルV2との位相差が小さい場合、基本ベクトルV2の大きさ(v2)は図5における基本ベクトルV2の大きさ(v2)よりも増大するが、基本ベクトルV1の大きさ(v1)は顕著に小さくなる。そのため、基本ベクトルV2の大きさに対応した通電時間はTdより長くなり、当該通電期間内に電流Ir(Iw)の検出は可能となるが、基本ベクトルV1の大きさに対応した通電時間はTdより極端に短くなり、当該通電期間内でも電流Ir(Iu)を検出できない。
そこで、PWM信号生成部24は、電圧指令ベクトルVrとの位相差が60°以下となる基本ベクトルV1とV2のうち一方の基本ベクトルV1と、この基本ベクトルV1に対して電圧指令ベクトルVrを挟んで120°の位相差を持つ基本ベクトルV3と、ゼロベクトルとの組み合わせにより第1のPWMパターンを生成する。さらに、電圧指令ベクトルVrとの位相差が60°以下となる基本ベクトルV1とV2のうち他方の基本ベクトルV2と、この基本ベクトルV2に対して電圧指令ベクトルVrを挟んで120°の位相差を持つ基本ベクトルV6と、ゼロベクトルとの組み合わせにより第2のPWMパターンを生成する。
図5(a)、(b)は、電圧指令ベクトルVrと基本ベクトルV1、V2との各位相差が等しい場合に、それぞれ第1のPWMパターンにおいて基本ベクトルV1とV3を用いた場合、第2のPWMパターンにおいて基本ベクトルV2とV6を用いた場合を示している。
図5(a)では、基本ベクトルV3の大きさ(vv3)は、従来用いていた基本ベクトルV2の大きさ(v2)と同じであるが、基本ベクトルV1の大きさ(vv1)は、従来の基本ベクトルV1の大きさ(v1)よりも増大する。一方、図5(b)では、基本ベクトルV6の大きさ(vv6)は、従来用いていた基本ベクトルV1の大きさ(v1)と同じであるが、基本ベクトルV2の大きさ(vv2)は、従来の基本ベクトルV2の大きさ(v2)よりも増大する。
つまり、第1のPWMパターンを用いることにより、基本ベクトルV1に対応した通電時間を上記時間Td以上にすることができ、これにより、電流検出部7が電流Ir(Iu)を検出するために十分な通電時間が確保される。また、第2のPWMパターンを用いることにより、基本ベクトルV2に対応した通電時間を上記時間Td以上にすることができ、これにより、電流検出部7が電流Ir(Iw)を検出するために十分な通電時間が確保される。従って、第1のPWMパターンと第2のPWMパターンとを交互に用いることにより、周期2Tの間に2相(ひいては3相)の電流を検出可能となる。
次に、電圧指令ベクトルVrと基本ベクトルV2との位相差が小さい場合について、図6(a)、(b)を参照して説明する。図6(a)、(b)は、電圧指令ベクトルVrと基本ベクトルV2との位相差が小さい場合に、それぞれ第1のPWMパターンにおいて基本ベクトルV1とV3を用いた場合、第2のPWMパターンにおいて基本ベクトルV2とV6を用いた場合を示している。
図6(a)では、基本ベクトルV3の大きさ(vv3)は、従来の基本ベクトルV2の大きさ(v2)と同じであり、さらに、基本ベクトルV1の大きさ(vv1)は、従来の基本ベクトルV1の大きさ(v1)より増大する。一方、図6(b)では、基本ベクトルV6の大きさ(vv6)は、従来用いていた基本ベクトルV1の大きさ(v1)と同じであるが、基本ベクトルV2の大きさ(vv2)は、従来の基本ベクトルV2の大きさ(v2)よりも増大する。
つまり、第1のPWMパターンを用いることにより、基本ベクトルV1およびV3に対応した通電時間を上記時間Td以上にすることができ、これにより、電流検出部7が電流Ir(IuおよびIv)を検出するために十分な通電時間が確保される。また、第2のPWMパターンを用いることにより、基本ベクトルV2に対応した通電時間を上記時間Td以上にすることができ、これにより、電流検出部7が電流Ir(Iw)を検出するために十分な通電時間が確保される。従って、この場合には、第1のPWMパターンと第2のPWMパターンを交互に用いることにより、周期2Tの間にIu、Iv、Iw全ての相の電流を直接検出することができる。
図7は、不揮発性メモリ20に記憶されているプログラムに基づいて、プロセッサ17がPWM信号生成部24の機能として各PWM周期ごとに実行するPWMパターンの設定方法を示すフローチャートである。まず、ステップS1において、プロセッサ17は、電圧指令ベクトルVrのαβ座標上での位相を求め、この位相との位相差が60°以下となる2つの基本ベクトルを特定した後、上述した第1のPWMパターンと第2のPWMパターンを生成する。
続いて、生成した第1のPWMパターンと第2のPWMパターンとの組み合わせが、前回生成した第1のPWMパターンと第2のPWMパターンとの組み合わせと同一か否かを判断する(ステップS2)。そして、同一である(YES)と判断すると、ステップS3に移行して、直前のPWM周期におけるPWMパターンが、第1のPWMパターンであったか否かを判断する。ここで、第1のPWMパターンでなかった(NO)と判断すると、次のPWMパターンに第1のPWMパターンを設定し(ステップS4)、一方、第1のPWMパターンであった(YES)と判断すると、次のPWMパターンに第2のPWMパターンを設定する(ステップS5)。また、ステップS2において、組み合わせが前回と異なる(NO)と判断した場合には、ステップS4に移行する。このように、プロセッサ17は、第1のPWMパターンと第2のPWMパターンをPWM周期Tごとに交互に設定しながらPWM信号を形成する。
図8は、電圧指令ベクトルVrと基本ベクトルV1、V2との各位相差が等しい場合(図5に対応)に、プロセッサ17により形成されるPWM信号Cup、Cvp、Cwpの波形である。第1のPWMパターンでは、基本ベクトルV1に対応する通電時間Tv1がTv1≧Tdとなるように確保されており、第2のPWMパターンでは、基本ベクトルV2に対応する通電時間Tv2がTv2≧Tdとなるように確保されている。
図9は、電圧指令ベクトルVrと基本ベクトルV2との位相差が小さい場合(図6に対応)に、プロセッサ17により形成されるPWM信号Cup、Cvp、Cwpの波形である。第1のPWMパターンでは、基本ベクトルV1およびV3に対応する通電時間Tv1とTv3が、それぞれTv1≧Td、Tv3≧Tdとなるように確保されており、第2のPWMパターンでは、基本ベクトルV2に対応する通電時間Tv2がTv2≧Tdとなるように確保されている。
また、図8、9ともに、第1のPWMパターンと第2のPWMパターンとが、PWM周期ごとに交互に設定されている。また、スイッチング回数をなるべく少なくするために、第1のPWMパターンが設定されているPWM周期においては、基本ベクトルV1(100)→ゼロベクトルV0(000)→基本ベクトルV3(010)の順またはこの逆の順に電圧ベクトルを配置し、一方、第2のPWMパターンが設定されているPWM周期においては、基本ベクトルV6(001)→ゼロベクトルV7(111)→基本ベクトルV2(110)の順またはこの逆の順に電圧ベクトルを配置している。
次に、電圧指令ベクトルVrがある基本ベクトルと重なった場合における電圧指令ベクトルVrの形成に関与する基本ベクトルの組み合わせについて説明する。
電圧指令ベクトルVrが基本ベクトルV2と重なった場合には、電圧指令ベクトルVrとの位相差が60°以下となる基本ベクトルとして、基本ベクトルV1、V2、V3の3つが存在する。この場合、上述した第1のPWMパターンと第2のPWMパターンとの組み合わせとして、まず、(1)の組み合わせが考えられる。
(1)第1のPWMパターン:(V1、V3)、第2のPWMパターン:(V1、V3)
(V1、V3)はそのPWMパターンにおいて選択される2つの基本ベクトルが基本ベクトルV1とV3であることを表している。
この場合、第1のPWMパターンと第2のPWMパターンは相異なるものとはならないが、何れのパターンにおいても、基本ベクトルV1の大きさ(vv1)と基本ベクトルV3の大きさ(vv3)の双方が電圧指令ベクトルVrの大きさと同じになる。つまり、電圧指令ベクトルVrの大きさが電流検出に十分な大きさである限り、PWM周期TごとにIu、Iv、Iw全ての相の電流を直接検出することが可能となる。
一方、PWMパターンを生成する際に、上述した「電圧指令ベクトルVrを挟んで」とは、電圧指令ベクトルVrが、ある基本ベクトルと重なっている場合であっても、その基本ベクトルは電圧指令ベクトルVrを挟むことをも意味する。従って、第1と第2のPWMパターンの組み合わせとしては、下記(2)または(3)の組み合わせであってもよい。
(2)第1のPWMパターン:(V1、V3)、第2のPWMパターン:(V2、V6)
(3)第1のPWMパターン:(V1、V3)、第2のPWMパターン:(V2、V4)
この場合、(2)または(3)の第2のPWMパターンにおいて、基本ベクトルV6またはV4の大きさ(vv6またはvv4)はゼロになってしまうが、基本ベクトルV2の大きさ(vv2)は電圧指令ベクトルVrの大きさと同じになる。また、第1のPWMパターンにおいて、基本ベクトルV1、V3の大きさ(vv1、vv3)も電圧指令ベクトルVrの大きさと同じになるので、電圧指令ベクトルVrの大きさが電流検出に十分な大きさである限り、PWM周期Tまたは2TごとにIu、Iv、Iw全ての相の電流を直接検出することが可能となる。
以上に説明したように、本実施形態のインバータ装置1によれば、直流電源線15に流れる電流Irを検出する電流検出部7を備え、プロセッサ17は、ゼロベクトルと基本ベクトルとの組み合わせに対応した2つのPWMパターンを交互に用いながらPWM信号Cup〜Cwnを生成するように構成したので、電流Irの検出に用いる基本ベクトルに対応した通電時間を、何れかのPWMパターンにおいて電流検出可能な時間だけ確保することが可能となる。そのため、従来の構成では電流検出できなかった運転領域を少なくすることができ、より広範な運転状態において電流検出することが可能となる。
また、2つのPWMパターンがPWM周期Tごとに交互に設定されるので、少なくとも、2・Tごとに相電流Iu、Iv、Iwを検出することが可能となる。さらに、電圧指令ベクトルVrと基本ベクトルV2との位相差が小さい場合には、相電流Iu、Iv、Iwの全ての電流を直接検出できるので、3相のうちの何れか2相(例えば、より長い通電時間で検出された2相)を選択して用いることができる。また、3相の電流全てを用いることにより、2相の電流からIu+Iv+Iw=0により残りの1相の電流を求める演算処理を省略することも可能である。
また、PWMパターンの設定のみで相電流を求めることができ、各相(少なくとも2相分)の電流を検出するためのセンサおよび増幅回路を設けることなく比較的簡単な構成によって相電流Iu、Iv、Iwを検出することができる。
デッドタイム、ゲート駆動回路6の遅延時間、IGBTQ1〜Q6のスイッチング時間、スイッチング後の電流Irの安定時間、A/D変換器18の変換時間などの遅れ要素が存在しても、電流Irひいては各相電流Iu、Iv、Iwを確実に検出することができる。その結果、変換時間が長い安価なA/D変換器18を用いることができる。
さらに、各PWM期間において、IGBTQ1〜Q6のスイッチング回数が極力少なくなるように、基本ベクトルとゼロベクトルに対応した期間の配列を決定しているので、スイッチング損失の増加を極力抑えることができる。
また、こうした特徴により、インバータ装置1は、エアコンや冷蔵庫などのコンプレッサモータ、家電機器や産業機器等に組み込まれたモータなどであって回転速度範囲が広いものに対しても適用可能である。
なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように変形または拡張が可能である。
2つのPWMパターンを交互に設定せず、例えば、3以上のPWM周期ごとに交互に設定する構成であってもよい。
3相に限らず、さらに多相のインバータ装置にも適用できる。
また、図7のステップS2において、PWMパターンの組み合わせが前回生成したPWMパターンの組み合わせと同一となる電圧指令ベクトルVrの位相領域(60°幅の6領域)を予め定めておき、電圧指令ベクトルVrの位相が前回と同じ領域に存在する場合に、図7のステップS1とS2を省略する構成であってもよい。
検出したモータ電流(相電流Iu、Iv、Iw)に基づいてロータ位置を推定することにより、位置検出器25を省略した構成としてもよい。また、モータはブラシレスモータに限らず、誘導電動機や同期電動機などであってもよい。さらに、インバータ装置1の負荷はモータに限られない。
本発明の一実施形態を示すインバータ装置の電気的構成図 プロセッサの機能を示すブロック図 インバータ回路が出力するαβ座標上の電圧ベクトルを示す図 各電圧ベクトルに対応した駆動状態において検出用抵抗に流れる電流を示す図 電圧指令ベクトルと2つの基本ベクトルとの各位相差が等しい場合のαβ座標における電圧指令ベクトルと基本ベクトルとの関係を示す図 電圧指令ベクトルと基本ベクトルの位相差が小さい場合の図5相当図 PWMパターンの設定方法を示すフローチャート 電圧指令ベクトルと2つの基本ベクトルとの各位相差が等しい場合のPWM信号の波形図 電圧指令ベクトルと基本ベクトルの位相差が小さい場合の図8相当図 従来技術を用いたPWM信号Cup、Cvp、Cwp、直流電流Ir、W相電流Iwを示す図
符号の説明
図面中、1はインバータ装置、4はインバータ回路、6はゲート駆動回路(駆動信号生成手段)、7は電流検出部(入力電流検出手段)、22は電流演算部(出力電流検出手段)、24はPWM信号生成部(PWM信号生成手段)、Q1〜Q6はIGBT(スイッチング素子)である。

Claims (5)

  1. 駆動信号に基づいて複数のスイッチング素子を通断電することによりゼロベクトルに対応した電圧と基本ベクトルに対応した電圧とを出力可能なインバータ回路と、
    前記ゼロベクトルと基本ベクトルとを選択的に組み合わせることにより、前記インバータ回路の出力電圧を指令する電圧指令ベクトルを相異なる複数の組み合わせにより構成し、その各組み合わせに対応した複数のPWMパターンを順に用いながらPWM信号を生成するPWM信号生成手段と、
    前記PWM信号に基づいて前記スイッチング素子の駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、
    前記インバータ回路への入力電流を検出する入力電流検出手段と、
    前記PWM信号と前記検出された入力電流とに基づいて前記インバータ回路の各相の出力電流を得る出力電流検出手段とを備えて構成されていることを特徴とするインバータ装置。
  2. 前記インバータ回路は、ゼロベクトルに対応した電圧と互いに60°の位相差を持つ基本ベクトルに対応した電圧とを出力可能であって、
    前記PWM信号生成手段は、
    前記電圧指令ベクトルとの位相差が60°以下となる基本ベクトルのうち1つの基本ベクトルと、この基本ベクトルに対し前記電圧指令ベクトルを挟んで120°の位相差を持つ基本ベクトルと、ゼロベクトルとの組み合わせにより第1のPWMパターンを生成し、
    前記電圧指令ベクトルとの位相差が60°以下となる基本ベクトルのうち他の1つの基本ベクトルと、この基本ベクトルに対し前記電圧指令ベクトルを挟んで120°の位相差を持つ基本ベクトルと、ゼロベクトルとの組み合わせにより第2のPWMパターンを生成することを特徴とする請求項1記載のインバータ装置。
  3. 前記PWM信号生成手段は、前記複数のPWMパターンを所定のPWM周期ごとに順に用いてPWM信号を生成することを特徴とする請求項1または2記載のインバータ装置。
  4. 前記PWM信号生成手段は、前記複数のPWMパターンを1PWM周期ごとに順に用いてPWM信号を生成することを特徴とする請求項3記載のインバータ装置。
  5. 前記PWM信号生成手段は、前記スイッチング素子のスイッチング回数が少なくなるように前記各PWMパターンにおいて基本ベクトルに対応する期間とゼロベクトルに対応する期間とを配置することを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載のインバータ装置。
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