JP4672392B2 - インバータ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インバータ回路への入力電流を用いて当該インバータ回路の出力電流を検出可能なインバータ装置に関する。
インバータの出力電流を検出するには、従来から以下のような手段が用いられている。
特許文献1に記載された電流検出装置は、インバータ装置の順変換部と逆変換部との間に電流検出手段を備え、この電流検出手段で発生する電圧を、各相の端子電圧の組み合わせ信号を発生する論理回路の信号でサンプルホールドして電流を検出するようになっている。
特許文献2に記載された電流検出装置は、インバータの下アーム側の各スイッチング素子と直流電源線との間にそれぞれシャント抵抗を備え、これらシャント抵抗に生じる電圧に基づいて電流を検出するようになっている(3シャント抵抗方式)。
特許文献3に記載された電流推定器は、特許文献1記載の電流検出装置と同様にインバータに入力される電流に基づいて相電流を測定するものである。この電流推定器は、複数のPWM周期からなる制御サイクル期間を設定し、この中の1つのPWM周期において電流測定に必要な時間だけスイッチング状態を継続させ、制御サイクル期間におけるその他の全てのPWM周期においてスイッチング状態の継続時間を均等に短縮するようになっている。
この他にも、インバータ回路の出力端子とモータ巻線との間に2個または3個のDCCT(Direct Current Current Transformer)素子を配置して、インバータ回路の出力電流を直接的に検出する方式がある。
特許第2712470号公報 特開平9−229972号公報 米国特許第6049474号明細書(FIG.5)
モータなどの負荷が接続されたインバータ装置において、モータの駆動制御に用いるため、あるいはインバータ装置やモータの過電流保護に用いるため、モータ巻線に流れる電流を検出することが必要となる。引用文献2に記載された3シャント方式による電流検出装置は、3つの抵抗とそれぞれの端子電圧を増幅するための3つの増幅回路が必要となり、回路構成が複雑化してしまう。また、上記DCCT素子は高価であり、インバータ装置全体としてのコストが高くなる問題がある。
これに対し、特許文献1に記載された電流検出装置は、直流電源線に抵抗(電流検出手段)を設けることにより、従来から提案されている種々の電流検出方式に比べて構成が簡素となり、コスト的にも有利となる。この電流検出装置は、三相ブリッジインバータ回路のU相、V相、W相の各アームを構成するスイッチング素子のオンオフ状態と直流電源線に流れる電流との間に存在する一定の対応関係に基づいてモータ電流を検出するようになっている。図13は、2相変調を用いた場合のPWM信号Cup、Cvp、Cwp、直流電源線の抵抗に流れる電流IrおよびW相の電流Iwを示している。
しかしながら、この電流検出装置を実際にインバータ回路に適用する場合、駆動回路やスイッチング素子の遅延時間、抵抗の両端電圧をディジタルデータに変換して取り込むためのA/D変換器の変換時間などが存在するために、PWM周期によっては電流を検出できない場合がある。
これに対し、特許文献3に記載された電流推定器は、複数のPWM周期からなる制御サイクル期間のうち少なくとも1つのPWM周期において電流検出に必要な時間を確保することができる。しかし、この電流推定器を用いると電圧波形や電流波形が歪むことが考えられる。そして、PWM周期における単純な時間調整だけでは、特に電圧利用率が低い場合に電流検出に必要な時間を確保することができない状態が続くため、より深刻な波形歪みが継続的に生じてしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、波形歪みの発生を抑えつつインバータ回路への入力電流に基づいて当該インバータ回路の出力電流を得ることができるインバータ装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のインバータ装置は、
駆動信号に基づいて複数のスイッチング素子を通断電することによりゼロベクトルに対応した電圧と互いに60°の位相差を持つ基本ベクトルに対応した電圧とを出力可能なインバータ回路と、
前記インバータ回路の出力電圧を指令する電圧指令ベクトルに基づいてPWM信号を生成するPWM信号生成手段と、
前記PWM信号に基づいて前記スイッチング素子の駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、
前記インバータ回路への入力電流を検出する入力電流検出手段と、
前記PWM信号と前記検出電流とに基づいて前記インバータ回路の各相の出力電流を得る出力電流検出手段とを備え、
前記PWM信号生成手段は、PWM周期ごとに、前記電圧指令ベクトルを挟むように位置し且つ60°の位相差を持つ2つの基本ベクトルのうち前記電圧指令ベクトルとの位相差が大きい方の基本ベクトルと、この基本ベクトルに対し前記電圧指令ベクトルを挟んで120°の位相差を持つ基本ベクトルと、ゼロベクトルとを選択的に組み合わせることによりPWM信号を生成し、その組み合わせた各基本ベクトルの継続時間が前記電流検出に必要な下限値よりも短い場合には、当該基本ベクトルの継続時間を前記下限値以上に設定するとともに、当該PWM周期の次のPWM周期において当該基本ベクトルの継続時間を短縮補正するように構成されていることを特徴とする。
このように互いに120°の位相差を持つ一対の基本ベクトルを選択して電圧指令ベクトルを構成すると、互いに60°の位相差を持つ一対の基本ベクトルを選択して電圧指令ベクトルを構成する場合に比べ、何れか一方の基本ベクトルの大きさが増大する。基本ベクトルの大きさは、当該基本ベクトルに対応したスイッチング状態の継続時間(通電時間)に対応する。この基本ベクトルの選択の下で、各基本ベクトルの継続時間が電流検出に必要な下限値以上となるように当該基本ベクトルの継続時間を増大補正して延長し、その補償として他のPWM周期において当該基本ベクトルの継続時間を短縮補正する。
本発明のインバータ装置によれば、従来のインバータ装置と比べて基本ベクトルの継続時間の補正が必要となるPWM周期の発生頻度を低減することができるので、波形歪みの発生を抑えつつインバータ回路の出力電流を検出することができる。
(第1の実施形態)
以下、本発明の一実施形態について図1ないし図11を参照しながら説明する。
図1は、インバータ装置の電気的構成を示している。このインバータ装置1は、負荷として接続されたブラシレスモータ2(以下、単にモータ2と称す)を駆動するものであって、直流電源回路3、インバータ回路4、制御部5、ゲート駆動回路6および電流検出部7から構成されている。
このうち直流電源回路3は、ダイオードブリッジ9とコンデンサ10、11とから構成される倍電圧整流回路であり、その入力端子にはリアクトル12を介して単相交流電源13が接続されるようになっている。この直流電源回路3は、直流電源線14、15に対し直流電圧を出力するようになっており、直流電源線14と15の間にはインバータ回路4が接続されている。直流電源線15には電流検出部7の一部をなす検出用抵抗8が介挿されており、その直流電源回路3側の端子は制御部5と共通のグランドに接続されている。
インバータ回路4は、直流電源線14と15の間にIGBTQ1〜Q6が三相ブリッジ接続された構成を有している。IGBTQ1〜Q3は上アーム側のスイッチング素子であり、IGBTQ4〜Q6は下アーム側のスイッチング素子である。IGBTQ1〜Q6には、それぞれ図示極性の還流用のダイオードD1〜D6が接続されている。このインバータ回路4のU相、V相、W相の各出力端子4u、4v、4wには、それぞれモータ2の巻線2u、2v、2wが接続されるようになっている。
電流検出部7(入力電流検出手段に相当)は、検出用抵抗8と、この検出用抵抗8の端子間をレベルシフトして正の電圧とした後に増幅する増幅回路16と、後述するプロセッサ17に内蔵されたA/D変換器18とから構成されている。A/D変換器18は、例えば10ビットの分解能を有している。
制御部5は、DSP(Digital Signal Processor)などの高速演算可能なプロセッサ17により構成されている。このプロセッサ17は、上記A/D変換器18、CPU19、モータ2を制御するための実行プログラムが格納された書き換え可能な不揮発性メモリ20、一時的なデータが格納される揮発性メモリ21などを備えている。
図2は、プロセッサ17の機能を表すブロック図である。プロセッサ17は、そのハードウェア回路および不揮発性メモリ20に記憶されているプログラムとデータにより、A/D変換器18、電流演算部22、電圧指令信号生成部23およびPWM信号生成部24としての機能を実現するようになっている。
ここで、A/D変換器18は、増幅回路16から入力されるアナログ信号をディジタル信号に変換するものである。また、電流演算部22(出力電流検出手段に相当)は、A/D変換して得られたディジタル信号と後述するPWM信号Cup〜Cwnとを用いてモータ2の巻線に流れる相電流Iu、Iv、Iwを演算するものである。
電圧指令信号生成部23は、モータ2の回転速度指令値、回転速度検出値、ロータ位置、演算した電流Iu、Iv、Iwなどに基づいて、PWM周期Tごとにインバータ回路4が出力すべき電圧指令ベクトルVrを演算するものである。また、PWM信号生成部24(PWM信号生成手段に相当)は、いわゆる空間ベクトル法によりPWM周期Tごとに上記電圧指令ベクトルVrを構成する基本ベクトルとゼロベクトルとを選択し、さらに後述する補正処理を実行してPWM信号Cup、Cun、Cvp、Cvn、Cwp、Cwnを生成するものである。
ゲート駆動回路6(駆動信号生成手段に相当)は、プロセッサ17からPWM信号Cup〜Cwnを入力してレベル変換を行い、IGBTQ1〜Q6の各ゲートに与える駆動信号Gup〜Gwnを生成するようになっている。なお、モータ2のロータ近傍には、ホールICなどから構成される位置検出器25が取り付けられており、電圧指令信号生成部23は、この位置検出器25からの位置信号に基づいてロータ位置および回転速度を検出するようになっている。
次に、本実施形態の作用について図3ないし図11も参照しながら説明する。
インバータ回路4を構成するIGBTQ1〜Q6は、それぞれプロセッサ17から出力されるPWM信号Cup〜CwnがHレベルのときにオン駆動され、Lレベルのときにオフ駆動される。各相について、上アーム側のPWM信号と下アーム側のPWM信号が同時にHレベルとなることはなく、デッドタイム期間を除けば上アーム側のPWM信号と下アーム側のPWM信号の何れか一方がHレベルとなっている。
そこで、各相ごとに上アーム側のIGBTQ1〜Q3がオンしている駆動状態を1で表し、下アーム側のIGBTQ4〜Q6がオンしている駆動状態を0で表し、それをU相、V相、W相の順に並べることにより、インバータ回路4が出力可能なゼロベクトルV0、V7と6つの基本電圧ベクトルV1〜V6を表す。この表記によれば、V0=(000)、V1=(100)、V2=(110)、V3=(010)、V4=(011)、V5=(001)、V6=(101)、V7=(111)となる。図3に示すように、基本ベクトルV1〜V6は、αβ座標において互いに60°の位相差を有している。
図4は、一例として(a)ゼロベクトルV7(111)の駆動状態、(b)基本ベクトルV6(101)の駆動状態、(c)基本ベクトルV1(100)の駆動状態において検出用抵抗8に流れる電流を示している。この検出用抵抗8に流れる電流をIrとし、図示した方向を正とすれば、上記各ベクトルに対応した通電時おける電流Irは次の表に示すようになる。
Figure 0004672392
この表から明らかとなるように、IGBTQ1〜Q6のオンとオフとの組み合わせに応じて決まる8つの駆動状態のうち基本ベクトルV1〜V6に対応した駆動状態のときには、検出用抵抗8に+Iu、−Iw、+Iv、−Iu、+Iw、−Ivの何れかに等しい電流Irが流れる。従って、プロセッサ17の電流演算部22は、電流検出部7で検出した電流Irと現在のインバータ回路4の駆動状態とに基づいて、表1に示された相電流を検出することができる。
PWM信号生成部24は、空間ベクトル法によりPWM周期Tごとに電圧指令ベクトルVrを構成する2つの基本ベクトルと1つのゼロベクトルとを選択し、それらをスイッチング回数が少なくなるように組み合わせてPWM信号Cup〜Cwnを生成する。あるPWM周期において全相の電流Iu、Iv、Iwを検出するためには、当該周期中に、同位相または逆位相の関係とならない2種類の基本ベクトルに対応した駆動期間が存在することが必要となる。これにより、各基本ベクトルに対応して異なる2相の電流を検出でき、残る1相の電流はIu+Iv+Iw=0の関係式から演算により求めることができる。
そこで、この基本ベクトルの選択について説明する。
図5は、αβ座標における電圧指令ベクトルVrと基本ベクトルとの関係を示している。ここでは、電圧指令ベクトルVrが、基本ベクトルV1とV2の間に存在し、且つ基本ベクトルV2との位相差が小さい場合を例示している。(a)〜(c)は、基本ベクトルを用いて電圧指令ベクトルVrを得るための3つのベクトル構成を示している。
図5(a)は、従来と同様に60°の位相差を持つ2つの基本ベクトルV1とV2を用いる場合である。電圧指令ベクトルVrと基本ベクトルV2との位相差が小さいことから、基本ベクトルV2の成分(大きさ)は電圧指令ベクトルVrとほぼ同じであるが、基本ベクトルV1の成分(大きさ)は極端に小さくなる。電圧指令ベクトルVrの形成に関与する基本ベクトルの大きさ(以下、単に基本ベクトルの大きさと言う)は、基本ベクトルに対応した駆動状態(スイッチング状態)の継続時間に対応する。従って、図5(a)に示すように基本ベクトルV1の大きさが小さいと、当該PWM周期において基本ベクトルV1に対応した駆動状態の継続時間(基本ベクトルV1に対応した期間)が短くなる。
ところで、プロセッサ17がPWM信号Cup〜Cwnを出力した後IGBTQ1〜Q6の通電状態が実際に変化するまでには、デッドタイム、ゲート駆動回路6の遅延時間、IGBTQ1〜Q6のターンオン時間またはターンオフ時間などの要素が介在することによって遅れが生じる。さらに、IGBTQ1〜Q6の通電状態が変化しても、検出用抵抗8に流れる電流が安定するまでに若干の時間を要し、その後A/D変換器18がA/D変換を開始してディジタルデータが出力されるまでに所定の変換時間が必要となる。こうした種々の遅延要素に起因する全遅延時間をTdとすれば、電流検出部7が電流Irを検出するためには、基本ベクトルに対応した期間が少なくとも時間Td(下限値に相当)以上であることが必要となる。
図6は、60°の位相差を持つ2つの基本ベクトルとゼロベクトルを用いて電圧指令ベクトルVrを構成する従来方式の場合に、基本ベクトルに対応した期間が上述した時間Td未満となり電流検出ができない領域を示している。αβ座標の原点を中心とする円内は、モータ2の回転速度が低いためあるいは軽負荷のためにインバータ回路4の出力電圧が低い領域であり、基本ベクトルに沿った領域内は、電圧指令ベクトルVrが一方の基本ベクトルに接近するために他方の基本ベクトルの大きさが小さくなる領域である。
そこで、PWM信号生成部24は、電圧指令ベクトルVrを挟むように位置し且つ互いに120°の位相差を持つ2つの基本ベクトルとゼロベクトルとを選択的に組み合わせることによりPWM信号Cup〜Cwnを生成する。これに対応する図5(b)、(c)は、それぞれ120°の位相差を持つ2つの基本ベクトルV1とV3、V6とV2を用いた場合を示している。
図5(b)では、電圧指令ベクトルVrを挟むように位置し且つ60°の位相差を持つ2つの基本ベクトルV1とV2のうち電圧指令ベクトルVrとの位相差が大きい方の基本ベクトルV1と、この基本ベクトルV1に対し電圧指令ベクトルVrを挟んで120°の位相差を持つ基本ベクトルV3とを用いている。このようにすると、図5(a)に示す場合と比べて電圧指令ベクトルVrの形成に関与する基本ベクトルV1の大きさを増大することができ、基本ベクトルV1とV3に対応した期間をともに時間Td以上にすることができる。
一方、図5(c)では、基本ベクトルV1とV2のうち電圧指令ベクトルVrとの位相差が小さい方の基本ベクトルV2と、この基本ベクトルV2に対し電圧指令ベクトルVrを挟んで120°の位相差を持つ基本ベクトルV6とを用いている。この場合には、本来増大させたい基本ベクトルV6の大きさを増大させることはできず、元々十分な大きさを持つ基本ベクトルV2の大きさを若干増大させるだけである。ただし、この場合でも全く効果がない訳ではなく、例えば回転速度が低い場合であって電圧指令ベクトルVrが小さいときには、基本ベクトルV2に対応した期間を上記時間Td以上にすることができる場合もある。
以上の説明から明らかとなるように、検出用抵抗8に流れる電流Irに基づいて相電流Iu、Iv、Iwを検出する場合、電圧指令ベクトルVrに対する基本ベクトルの最適な選択は図7および下表に示すようになる。すなわち、2相のαβ座標において、各基本ベクトルV1〜V6を中心として±30°の角度範囲をそれぞれ領域P1〜P6とすると、電圧指令ベクトルVrが領域Pn(n=1〜6)に存在する場合、最も近い基本ベクトルVnを避けて基本ベクトルVn-1とVn+1(ただし、n−1<1の場合にはn+5、n+1>6の場合にはn―5)とを選択する。
Figure 0004672392
この選択に関するデータは、例えば不揮発性メモリ20に記憶されており、PWM信号生成部24は、このデータを参照することにより電圧指令ベクトルVrを構成する基本ベクトルとゼロベクトルとを選択する。これにより、インバータ回路4の出力電圧が小さい場合(本実施形態では回転速度が低い場合)を除いて、各PWM周期において2つの基本ベクトルに対応した期間をともに時間Td以上にすることができ、これら基本ベクトルとゼロベクトルに基づくPWM信号Cup〜Cwnをそのまま用いてIGBTQ1〜Q6を駆動し、相電流Iu、Iv、Iwを検出することが可能となる。
図8は、不揮発性メモリ20に記憶されているプログラムに基づいて、プロセッサ17がPWM信号生成部24の機能として実行する各PWM周期におけるPWM信号の生成方法を示すフローチャートである。上述したように、ステップS1において電圧指令ベクトルVrの存在領域を判定し、ステップS2において120°の位相差を持つ一対の基本ベクトルとゼロベクトルとを選択する。
さて、インバータ回路4の出力電圧が低くなる低速運転時には、電圧指令ベクトルVrの大きさ自体が小さいため、上述した選択基準により基本ベクトルを選択しても基本ベクトルに対応した期間が時間Tdに満たない場合が生じる。そこで、次なる手段として、このような基本ベクトルの大きさを増大して当該期間の継続時間をTd以上に補正する。
図9は、低速運転時における電圧指令ベクトルVrを例示している。電圧指令ベクトルVrは領域P2に存在しており、PWM信号生成部24は、基本ベクトルV1とV3を選択する。その結果、基本ベクトルV1に対応した期間は時間Td以上となるが、基本ベクトルV3に対応した期間は時間Tdよりも短い。図10は、このときのPWM信号Cup、Cvp、Cwpの波形である。各PWM周期においては、スイッチング回数が少なくなるように基本ベクトルV1(100)→ゼロベクトルV0(000)→基本ベクトルV3(010)の順またはこの逆の順に通電状態を変化させている。
PWM信号生成部24は、PWM周期において基本ベクトルV3に対応した期間(基本ベクトルV3の継続時間)を時間Tdに増分補正するとともに、その増やした分だけ電圧を補償するため次のPWM周期において基本ベクトルV3の継続時間を短縮補正する。この補正処理を図8に示すフローチャートで説明する。
プロセッサ17は、ステップS3において、選択した何れかの基本ベクトルに対応した期間が時間Td以上であるか否かを判断し、Td未満(NO)と判断すると直前のPWM周期で増分補正をしたか否かを判断する(ステップS4)。ここで、直前のPWM周期で増分補正をしていない(NO)と判断すると、ステップS5に移行して当該基本ベクトルを増分補正し、直前のPWM周期で増分補正をした(YES)と判断すると、ステップS6に移行してそれに対応した短縮補正をする。その後、ステップS7に移行してPWM信号Cup〜Cwnを生成する。
図11は、この補正処理を行なった後のPWM信号Cup、Cvp、Cwpの波形である。PWM周期1では基本ベクトルV3に対応した期間を時間Tdに増やし、次のPWM周期2では、直前のPWM周期1において増やした時間だけ基本ベクトルV3に対応した期間を短縮補正する。これ以降も、増分補正するPWM周期と短縮補正するPWM周期とが順に繰り返される。
この補正を行うと、PWM周期1、3、5、…において、同位相または逆位相の関係とならない2種以上の基本ベクトルについて時間Td以上の駆動期間が得られる。これにより、各基本ベクトルに対応して異なる2相の電流を検出でき、残る1相の電流も当該2相の電流から演算により求めることができる。
以上説明したように、本実施形態のインバータ装置1によれば、直流電源線15に流れる電流Irを検出する電流検出部7を備え、プロセッサ17は、その電流演算部22の機能として、電流IrとPWM信号Cup〜Cwnとに基づいて相電流Iu、Iv、Iwを求めることができる。従って、各相(少なくとも2相分)の電流を検出するためのセンサおよび増幅回路を設けることなく比較的簡易な構成によってモータ電流Iu、Iv、Iwを検出することができる。
この場合、PWM信号生成部24は、電圧指令ベクトルVrを挟むように位置し且つ互いに120°の位相差を持つ2つの基本ベクトルとゼロベクトルとを選択的に組み合わせることによりPWM信号Cup〜Cwnを生成する。これにより、互いに60°の位相差を持つ一対の基本ベクトルを用いて電圧指令ベクトルVrを構成する従来のものと比べて、一方の基本ベクトルの大きさを増やすことができる。ここで、電圧指令ベクトルVrに最も近い(位相差が最小の)基本ベクトルを選択しないようにすれば、従来の選択方法において小さい方の基本ベクトルの大きさを増大させることができる。
こうした基本ベクトルの選択により、インバータ回路4の出力電圧が低い場合を除いて、各PWM周期において2つの基本ベクトルに対応した通電期間をともに電流検出に必要な時間Td以上にすることができ、各PWM周期ごとに相電流Iu、Iv、Iwを検出することができる。その結果、電流測定ができないPWM周期が存在することに起因する電圧・電流の波形歪みが発生しない。また、PWM信号Cup〜Cwnの補正も不要であるため、補正に伴う波形歪みも発生しない。
低速運転等によりインバータ回路4の出力電圧が低い場合には、上記基本ベクトルの選択によっても電流測定ができないPWM期間が継続する場合も生じる。これに対しては、時間Tdに満たない基本ベクトルに対応した期間を時間Tdに増やし、その増分補正をしたPWM周期の次のPWM期間において短縮補正をする。これにより、少なくとも2・T(T:PWM周期)ごとに相電流Iu、Iv、Iwを検出することが可能となり、継続的に電流検出が不能となる事態を回避できるので、電圧・電流の波形歪みや電流を検出できないことによる制御上の不安定状態の発生を防止することができる。また、PWM信号において、増分補正を行うPWM周期と短縮補正を行うPWM周期とが1つおきに順に配置されるので、補正に伴う波形歪みも最小限に抑えることができる。
デッドタイム、ゲート駆動回路6の遅延時間、IGBTQ1〜Q6のスイッチング時間、スイッチング後の電流Irの安定時間、A/D変換器18の変換時間などの遅れ要素が存在しても、電流Irひいては各相の電流Iu、Iv、Iwを確実に検出することができる。その結果、変換時間が長い安価なA/D変換器18を用いることができる。
さらに、各PWM期間において、IGBTQ1〜Q6のスイッチング回数が極力少なくなるように、基本ベクトルとゼロベクトルに対応した期間の配列を決定しているので、スイッチング損失の増加を極力抑えることができる。
モータ2の回転速度や負荷状態にかかわらず常に電流Iu、Iv、Iwを検出することができるので、安定したモータ制御を実現できる。ベクトル制御と組み合わせれば、さらに高精度のモータ制御が可能となる。また、こうした特徴により、インバータ装置1は、エアコンや冷蔵庫などのコンプレッサモータ、家電機器や産業機器等に組み込まれたモータなどであって回転速度範囲が広いものに対しても適用可能である。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について図12を参照しながら説明する。本実施形態に係るインバータ装置は、第1の実施形態に係るインバータ装置1と同じ電気的構成を備えているが、プロセッサ17がPWM信号生成部の機能として実行する処理内容が一部異なっている。図12は、その処理内容を示すフローチャートであり、図8に示す各ステップと同一の処理を行うステップには同一のステップ番号を付している。
一般に、モータ2の回転速度が高いほど、あるいは負荷トルクが大きいほど電圧利用率Rvが高くなる。電圧利用率Rvとは、インバータ装置が出力し得る最大電圧(2相換算)に対する電圧指令ベクトルVrの大きさの比率である。電圧利用率Rvが高い場合には、急激な負荷変動がない限り、モータ電流を検出できない期間が若干存在してもモータ2を回転し続けることができる。従って、この場合には第1の実施形態で説明したPWM信号Cup〜Cwnを用いずとも、従来から用いられているPWM信号すなわち電圧指令ベクトルVrを挟むように位置し且つ60°の位相差を持つ2つの基本ベクトルとゼロベクトルとを組み合わせてなるPWM信号Cup〜Cwnを用いてモータ制御が可能となる。
そこで、本実施形態のインバータ装置は、電圧利用率Rvが高い場合と低い場合とで上記2種類のPWM信号Cup〜Cwnを切り換えている。すなわち、図12のステップS11において、電圧指令ベクトルVrと直流電源線14、15間の直流電圧VDC(単相交流電源13の電圧でもよい)とから電圧利用率Rvを演算し、ステップS12において電圧利用率Rvが所定のしきい値Rvth以上か否かを判断する。この所定のしきい値Rvthは、上述したように従来のPWM信号Cup〜Cwnを用いてもモータ制御が可能となる下限値である。
ここで、電圧利用率Rvがしきい値Rvth未満である(NO)と判断すると、既に説明したステップS1以下の処理を実行して120°の位相差を持つ基本ベクトルとゼロベクトルを選択してPWM信号Cup〜Cwnを生成する。これに対し、電圧利用率Rvがしきい値Rvth以上(YES)と判断すると、ステップS13に移行して上述した60°の位相差を持つ基本ベクトルとゼロベクトルを選択し、ステップS7においてPWM信号Cup〜Cwnを生成する。
本実施形態によれば、電圧利用率Rvがしきい値Rvth未満となる低速運転時を除いて、電圧指令ベクトルVrを構成する基本ベクトルの大きさが不必要に増大することを防止でき、ゼロベクトルに対応した期間が増えてインバータ装置の主回路における電力損失を低減することができる。
(その他の実施形態)
なお、本発明は上記し且つ図面に示す各実施形態に限定されるものではなく、例えば以下のように変形または拡張が可能である。
第1の実施形態において、2つの基本ベクトルがともに時間Tdに満たない場合には、これら2つの基本ベクトルに対し増分補正をすればよい。
第1の実施形態において、電圧指令ベクトルVrを構成する基本ベクトルの大きさが非常に小さい場合には、基本ベクトルの増分補正を行ったPWM周期の次のPWM周期だけでは短縮補正しきれない場合もある。この場合には、増分補正を行ったPWM周期に続く複数のPWM周期に亘って短縮補正をすればよい。
増分補正による電圧変化を補償する短縮補正を行うPWM周期は、必ずしも増分補正を行ったPWM周期の次に配置する必要はない。しかしながら、波形歪みを低減する上では、第1の実施形態に示したように増分補正を行ったPWM周期の次に配置することが好ましい。
第2の実施形態において、PWM信号生成手段は、電圧指令ベクトルVrが図6に示した電流検出不能領域内に位置する場合に、第1の実施形態と同様にして120°の位相差を持つ2つの基本ベクトルとゼロベクトルとを選択してPWM信号Cup〜Cwnを生成し、電流検出不能領域外に位置する場合に、60°の位相差を持つ2つの基本ベクトルとゼロベクトルとを選択してPWM信号Cup〜Cwnを生成するようにしてもよい。
また、第2の実施形態で説明した図12のステップS12において、電圧利用率Rvに替えて、回転速度、電圧指令ベクトルVrの大きさ、インバータ回路の出力電圧または出力電流に基づいて上記2種類のPWM信号Cup〜Cwnを切り換えるようにしてもよい。
検出した電流Iu、Iv、Iwに基づいてロータ位置を推定することにより、位置検出器25を省略した構成としてもよい。また、モータはブラシレスモータに限らず、誘導電動機や同期電動機などであってもよい。さらに、インバータ装置1の負荷はモータに限られない。
本発明の第1の実施形態を示すインバータ装置の電気的構成図 プロセッサの機能を示すブロック図 インバータ回路が出力するαβ座標上の電圧ベクトルを示す図 各電圧ベクトルに対応した駆動状態において検出用抵抗に流れる電流を示す図 αβ座標における電圧指令ベクトルと基本ベクトルとの関係を示す図 60°の位相差を持つ2つの基本ベクトルを用いる場合に電流検出ができない領域を示す図 電圧指令ベクトルに対する基本ベクトルの選択基準を示す図 PWM信号の生成方法を示すフローチャート 低速運転時における電圧指令ベクトルと基本ベクトルとの関係を示す図 補正前のPWM信号の波形図 補正後のPWM信号の波形図 本発明の第2の実施形態を示す図8相当図 従来技術を用いたPWM信号Cup、Cvp、Cwp、直流電流Ir、W相電流Iwを示す図
符号の説明
1はインバータ装置、4はインバータ回路、6はゲート駆動回路(駆動信号生成手段)、7は電流検出部(入力電流検出手段)、22は電流演算部(出力電流検出手段)、24はPWM信号生成部(PWM信号生成手段)、Q1〜Q6はIGBT(スイッチング素子)である。

Claims (5)

  1. 駆動信号に基づいて複数のスイッチング素子を通断電することによりゼロベクトルに対応した電圧と互いに60°の位相差を持つ基本ベクトルに対応した電圧とを出力可能なインバータ回路と、
    前記インバータ回路の出力電圧を指令する電圧指令ベクトルに基づいてPWM信号を生成するPWM信号生成手段と、
    前記PWM信号に基づいて前記スイッチング素子の駆動信号を生成する駆動信号生成手段と、
    前記インバータ回路への入力電流を検出する入力電流検出手段と、
    前記PWM信号と前記検出電流とに基づいて前記インバータ回路の各相の出力電流を得る出力電流検出手段とを備え、
    前記PWM信号生成手段は、PWM周期ごとに、前記電圧指令ベクトルを挟むように位置し且つ60°の位相差を持つ2つの基本ベクトルのうち前記電圧指令ベクトルとの位相差が大きい方の基本ベクトルと、この基本ベクトルに対し前記電圧指令ベクトルを挟んで120°の位相差を持つ基本ベクトルと、ゼロベクトルとを選択的に組み合わせることによりPWM信号を生成し、その組み合わせた各基本ベクトルの継続時間が前記電流検出に必要な下限値よりも短い場合には、当該基本ベクトルの継続時間を前記下限値以上に設定するとともに、当該PWM周期の次のPWM周期において当該基本ベクトルの継続時間を短縮補正するように構成されていることを特徴とするインバータ装置。
  2. 前記PWM信号生成手段は、基本ベクトルの継続時間を前記下限値以上に延長した場合、当該PWM周期の次のPWM周期において当該基本ベクトルの継続時間を短縮補正しただけでは補正しきれない場合、当該PWM周期に続く複数のPWM周期に亘って短縮補正するように構成されていることを特徴とする請求項1記載のインバータ装置。
  3. 前記PWM信号生成手段は、120°の位相差を持つ2つの基本ベクトルとゼロベクトルとを組み合わせてなる前記PWM信号の他に、前記電圧指令ベクトルを挟むように位置し且つ60°の位相差を持つ2つの基本ベクトルとゼロベクトルとを組み合わせてなるPWM信号を生成可能であって、これら2つのPWM信号のうち何れか一方を選択して出力するように構成されていることを特徴とする請求項1または2記載のインバータ装置。
  4. 前記PWM信号生成手段は、前記電圧指令ベクトルに対する前記インバータ回路の電圧利用率が所定値以上の場合に、60°の位相差を持つ2つの基本ベクトルとゼロベクトルとを組み合わせてなる前記PWM信号を出力するように構成されていることを特徴とする請求項記載のインバータ装置。
  5. 前記PWM信号生成手段は、前記スイッチング素子のスイッチング回数が少なくなるように前記PWM周期において基本ベクトルに対応する期間とゼロベクトルに対応する期間とを配置することを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載のインバータ装置。
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