JP3818993B2 - モータ駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、モータドライブ回路の出力の形態をN型パワー素子のプッシュプル形態としているモータ駆動装置に関する。
近年、AV機器、OA機器などは高機能化、高性能化が要求されており、その駆動用モータとして使用されるブラシレスモータは、高速化している。このような高速回転に適するモータは回転の減衰力が小さいという特徴が有り、モータの回転を減速・停止させるため制動を行わなければ、高速回転から停止までの時間が非常に長くなる。モータの制動法には機械的制動や電気的制動があるが、ブラスレスモータでは、信頼性、発生する雑音などの問題から電気的制動が用いられる。よって、ブラシレスモータの駆動装置には、モータを減速・停止させる電気的制動を行う制御が必要とされる。
ブラシレスタイプのモータに、電力を供給するモータドライブ回路が出力の形態をN型パワー素子のプッシュプル形態としている時、効率よくモータを駆動するためには、モータの駆動電圧より高くした昇圧電圧をモータの駆動電圧側トランジスタのベースまたはゲートに入力する必要があるため、昇圧回路が必要となる。
モータの電気的制動では、短絡制動と逆転制動があるが、短絡制動を行う場合、モータドライブ回路の接地側トランジスタを短絡すると、モータの誘起電圧によりモータ出力端子がマイナスに下がり、モータ出力端子と接地側トランジスタのコレクタ(ドレイン)をエミッタとする寄生トランジスタが動作するため、駆動電圧側トランジスタを短絡する方法が一般的である。さらに、短絡制動では大きな制動トルクを得るためには、大きな制動電流が必要となる。また、モータドライブ回路のパワー素子のコレクタ−エミッタ間(ドレイン−ソース間)の電位差が大きければ、各パワー素子のコレクタ−エミッタ間(ドレイン−ソース間)の電位差と制動電流の積によって大きな電力消費・発熱が生じる。このため、電気的制動を行うとき、モータドライブ回路のパワー素子のコレクタ−エミッタ間(ドレイン−ソース間)の電位差を小さくするため、昇圧回路は、電気的制動を行う間も動作し続ける必要がある。
以下に、従来例におけるモータ駆動装置の電気的制動の制御について、図7にて構成例を示しその動作について説明する。モータの駆動装置の構成で、本発明と関係ない部分については、一部省略している。
図10に示すモータ駆動装置は、ブラシレスタイプのモータ1に、電力を供給するモータドライブ回路が出力の形態をN型パワー素子のプッシュプル形態としているモータドライブ回路2と、モータドライブ回路2を駆動制御する制御回路3と、駆動電圧VCC1を電源電圧VCC2に昇圧して前記モータドライブ回路2と制御回路3を介してモータ1に出力する昇圧回路4と、回転/停止指令信号を入力するStart/Stop信号入力部14と、Start/Stop信号入力部14の出力信号を入力とし、制御回路3にブレーキ信号(Brake)を出力するブレーキ回路5を備えている。
この従来例におけるモータの駆動装置は、モータ回転時に停止指令信号が入力された場合、以下のような動作をする。
図11のタイミング(1)では、Start/Stop信号入力部14に起動指令信号が入力され、ブレーキ回路5はブレーキ信号を出力しておらず、モータドライブ回路2は制御回路3にモータ1が回転するよう制御されている。制御回路3に電源電圧を与えるため、昇圧回路4も動作している。
図11のタイミング(2)では、Start/Stop信号入力部14の入力が停止指令信号に切り替わる。
図11のタイミング(3)では、ブレーキ回路5はブレーキ信号を出力し、制御回路3はブレーキ信号に従ってモータドライブ回路2がモータ1に電気的制動を行うようにモータドライブ回路2を制御する。この時、昇圧回路4は、充分な制動トルクを得るための動作を続ける。
図11のタイミング(4)ではモータ1が停止する。
図11のタイミング(5)では、Start/Stop信号の入力が再び起動指令信号に変わると、モータ1が回転を始める。
従来のモータ駆動装置では、電気的制動を行う際、充分な制動トルクを得るため停止指令信号入力時も昇圧回路が動作を続け、モータ1停止後も昇圧回路4は動作を続ける。
また、特開平9−213035号公報には、昇圧回路を用いたモータの駆動装置が記載されている。
特開平9−213035号公報
モータに電気的制動を行う場合、短絡制動では大きな制動トルクを得るためには、大きな制動電流が必要となる。また、大きな制動電流を流すトランジスタのコレクタ−エミッタ間(ドレイン−ソース間)に印加される電流が大きければ、各パワー素子にかかる電圧と制動電流の積によって大きな電力消費・発熱が生じる。このため、電気的制動を行うとき、モータドライブ回路の抵抗成分を小さくするため、昇圧回路は、電気的制動を行う間も動作し続ける必要がある。しかし、上記のような従来の構成では、モータが停止している待機状態時も昇圧回路は動作しつづけるため、無駄な電力消費が発生している。
本発明の目的は、モータが停止している待機状態時の無駄な電力消費を抑制するモータ駆動装置を提供する。
上記目的を達成するため、本発明の請求項1記載のモータ駆動装置は、ブラシレスタイプのモータに電力を供給するモータドライブ回路が出力の形態をN型パワー素子のプッシュプル形態としているモータドライブ回路と、前記モータドライブ回路を駆動制御する制御回路と、前記制御回路に電源電圧を与える昇圧回路と、前記モータの回転速度に比例した周波数を生成するFG信号生成回路と、前記モータの回転/停止指令信号を入力するStart/Stop信号入力部と、前記Start/Stop信号入力部の出力信号を入力とし、前記制御回路にブレーキ信号を出力するブレーキ回路と、前記FG信号生成回路の出力信号の切り替わりを検出してエッジ検出信号を発生させる第1の切替りエッジ検出回路と、前記Start/Stop信号入力部の出力信号の切り替わりを検出してエッジ検出信号を発生させる第2の切替りエッジ検出回路と、クロックを計数し前記第1,第2の切替りエッジ検出回路の出力信号の論理出力をリセット信号とし前記クロックを規定回カウントすると昇圧回路停止信号を出力するカウンタ回路とを有し、停止指令信号入力時に電気的制動により前記モータを停止させる構成にしている。
このように構成することにより、停止指令信号が入力されるとブレーキ回路からブレーキ信号が出力され、制御回路は電気的制動となるようモータドライブ回路を制御する。モータが回転している間はFG信号が生成され、そのFG信号の切り替わりを検出して生成されるエッジ検出信号によりカウンタはリセットされ続けるため、昇圧回路停止信号は出力されず、大きな制動トルクを得ることが出来る。
ブレーキ信号が出力されモータが停止した後、カウンタがクロックCLKをN回カウントする間にFG信号の切り替わりを検出してエッジ検出信号が出力されない時、モータが停止していると判断し、カウンタ回路は昇圧回路停止信号を出力する。不要となった昇圧回路を停止させることにより、待機時の無駄な電力消費を抑制できる。
また、昇圧回路を停止させた後、起動指令信号が入力されると、Start/Stop入力部に入力される信号の切り替わりを検出してエッジ検出信号が出力され、カウンタをリセットし、昇圧停止信号を解除することにより再び昇圧回路が動作する。
本発明の請求項2記載のモータ駆動装置は、請求項1記載のモータ駆動装置において、前記カウンタ回路が昇圧回路停止信号を出力する時、同時に前記カウンタ回路が前記制御回路へ前記モータドライブ回路のパワー素子全てを停止させる信号を出力する構成にしている。
本発明の請求項3記載のモータ駆動装置は、ブラシレスタイプのモータに電力を供給するモータドライブ回路が出力の形態をN型パワー素子のプッシュプル形態としているモータドライブ回路と、前記モータドライブ回路を駆動制御する制御回路と、前記制御回路に電源電圧を与える昇圧回路と、前記モータの回転速度に比例した周波数を生成するFG信号生成回路と、前記モータのトルク指令信号と基準電圧を入力とする比較器と、前記比較器の出力信号を入力とし、前記制御回路にブレーキ信号を出力するブレーキ回路と、前記FG信号生成回路の出力信号の切り替わりを検出してエッジ検出信号を発生させる第1の切替りエッジ検出回路と、前記比較器の出力信号の切り替わりを検出してエッジ検出信号を発生させる第2の切替りエッジ検出回路と、クロックを計数し前記第1,第2の切替りエッジ検出回路の出力信号の論理出力をリセット信号とし前記クロックを規定回カウントすると昇圧回路停止信号を出力するカウンタ回路とを有し、トルク指令信号が基準電圧を越えた時に電気的制動により前記モータを停止させる構成にしている。
この構成により、トルク指令信号が基準電圧を越えるとブレーキ回路からブレーキ信号が出力され、制御回路は電気的制動となるようモータドライブ回路を制御する。モータが回転している間は、FG信号が生成され、そのFG信号の切り替わりを検出して生成されるエッジ検出信号によりカウンタはリセットされ続けるため、昇圧回路停止信号は出力されず、大きな制動トルクを得ることが出来る。
ブレーキ信号が出力されモータが停止した後、カウンタがクロックを前記規定回カウントする間にFG信号の切り替わりを検出してエッジ検出信号が出力されない時、モータが停止していると判断し、カウンタ回路は昇圧回路停止信号を出力する。不要となった昇圧回路を停止させることにより、待機時の無駄な電力消費を抑制できる。
また、昇圧回路を停止させた後、起動指令信号が入力されると、Start/Stop入力部に入力される信号の切り替わりを検出してエッジ検出信号が出力され、カウンタをリセットし、昇圧停止信号を解除することにより再び昇圧回路が動作する。
本発明の請求項4記載のモータ駆動装置は、請求項3記載のモータ駆動装置において、前記カウンタ回路が昇圧回路停止信号を出力する時、同時に前記カウンタ回路が前記制御回路へ前記モータドライブ回路のパワー素子を停止させる信号を出力する構成にしている。
本発明の請求項5記載のモータ駆動装置は、ブラシレスタイプのモータに電力を供給するモータドライブ回路が出力の形態をN型パワー素子のプッシュプル形態としているモータドライブ回路と、前記モータドライブ回路を駆動制御する制御回路と、前記制御回路に電源電圧を与える昇圧回路と、前記モータの回転速度に比例した周波数を生成するFG信号生成回路と、前記モータの回転/停止指令信号を入力するStart/Stop信号入力部と、前記モータのトルク指令信号と基準電圧を入力とする比較器と、前記Start/Stop信号入力部の出力信号と前記比較器の出力信号との論理出力を入力とし、前記制御回路にブレーキ信号を出力するブレーキ回路と、前記FG信号生成回路の出力信号の切り替わりを検出してエッジ検出信号を発生させる第1の切替りエッジ検出回路と、前記Start/Stop信号入力部の出力信号の切り替わりを検出してエッジ検出信号を発生させる第2の切替りエッジ検出回路と、前記比較器の出力信号の切り替わりを検出してエッジ検出信号を発生させる第3の切替りエッジ検出回路と、クロックを計数し前記第1,第2,第3の切替りエッジ検出回路の出力信号の論理出力をリセット信号とし前記クロックを規定回カウントすると昇圧回路停止信号を出力するカウンタ回路を有し、ブレーキ信号出力時に電気的制動により前記モータを停止させる構成にしている。
このように構成することにより、停止指令信号が入力されるまたはトルク指令信号が基準電圧を越えるとブレーキ回路からブレーキ信号が出力され、制御回路は電気的制動となるようモータドライブ回路を制御する。モータが回転している間は、FG信号が生成され、そのFG信号の切り替わりを検出して生成されるエッジ検出信号によりカウンタはリセットされ続けるため、昇圧回路停止信号は出力されず、大きな制動トルクを得ることが出来る。
ブレーキ信号が出力されモータが停止した後、カウンタがクロックを前記規定回カウントする間にFG信号の切り替わりを検出してエッジ検出信号が出力されない時、モータが停止していると判断し、カウンタ回路は昇圧回路停止信号を出力する。不要となった昇圧回路を停止させることにより、待機時の無駄な電力消費を抑制できる。
また、昇圧回路を停止させた後、起動指令信号が入力されると、Start/Stop入力部に入力される信号の切り替わりを検出してエッジ検出信号が出力され、カウンタをリセットし、昇圧停止信号を解除することにより再び昇圧回路が動作する。
本発明の請求項6記載のモータ駆動装置は、請求項5記載のモータ駆動装置において、前記カウンタ回路が昇圧回路停止信号を出力する時、同時に前記カウンタ回路が前記制御回路へ前記モータドライブ回路のパワー素子を停止させる信号を出力する。
本発明のモータ駆動装置は、電気的制動によるモータ停止後、昇圧回路をoffさせることで、省電力化が達成できる。
以下、本発明のモータ駆動装置を図1〜図9に示す各実施の形態に基づいて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明による(実施の形態1)のブラシレスモータを含むモータ駆動装置を示す。
このモータ駆動装置は、ブラシレスタイプのモータ1に電力を供給する出力の形態がN型パワー素子のプッシュプル形態のモータドライブ回路2と、モータドライブ回路2を駆動制御する制御回路3と、駆動電圧VCC1を電源電圧VCC2に昇圧して制御回路3を介してモータ1に与える昇圧回路4と、モータ1の回転速度に比例した周波数信号(FG信号)を生成するFG信号生成回路8と、回転/停止指令信号を入力するStart/Stop信号入力部14と、Start/Stop信号入力部14の出力信号を入力とし、制御回路3にブレーキ信号(Brake)を出力するブレーキ回路5と、FG信号生成回路8の出力信号及びStart/Stop信号入力部14の出力信号を各々入力とし、各々のエッジ検出信号を出力する第1,第2の切替りエッジ検出回路9,10Aと、クロック回路6と、第1,第2の切替りエッジ検出回路9,10Aの2つの出力信号をリセット信号とし、クロック回路5の出力するクロックCLKをN回カウントすると昇圧回路停止信号を出力するカウンタ回路6を有し、ブレーキ信号出力時に電気的制動により前記モータ1を停止させるよう構成されている。
図3のタイミング(1)では、Start/Stop信号入力部14に起動指令信号が入力され、ブレーキ回路5はブレーキ信号を出力しておらず、モータドライブ回路2は制御回路3にモータ1が回転するよう制御されている。制御回路3に電源電圧を与えるため、昇圧回路4も動作している。この時、カウンタ回路7は、FG信号生成回路8から出力されるモータの回転数に応じたFG信号のエッジ検出信号により、論理ゲート15を介してリセットされ続けるため、カウント数が設定数Nに到達せず、昇圧回路停止信号を出力しない。
図3のタイミング(2)では、Start/Stop信号入力部14の入力が停止指令信号に切り替わる。この時、Start/Stop信号入力部14の出力の第2の切替りエッジ検出回路10Aは、切り替わりの向きが異なるためエッジ検出信号を出力しない。
図3のタイミング(3)では、ブレーキ回路5はブレーキ信号を出力し、制御回路3はブレーキ信号に従ってモータドライブ回路2がモータ1に電気的制動を行うようにモータドライブ回路2を制御する。この時、昇圧回路4は、充分な制動トルクを得るため、動作を続ける。
図3のタイミング(4)では、モータ1が停止する。この時、FG信号の切替りがなくなるため、第1の切替りエッジ検出回路9はエッジ検出信号を出力せず、カウンタ回路7にリセット信号が入力されなくなる。
図3のタイミング(5)では、カウンタ回路7が、設定された規定回数Nをカウントアップし、昇圧回路4に昇圧回路停止信号を出力する。
図3のタイミング(6)では、Start/Stop信号入力部14の入力が再び起動指令信号に変わると、Start/Stop信号入力部14の出力の第2の切替りエッジ検出回路10Aが、エッジ検出信号を出力する。カウンタ回路7をリセットされ、昇圧回路停止信号は解除される。
図3のタイミング(7)では、制御回路3は、モータ1が回転するようモータドライブ回路2を制御し、モータ1が回転を始める。
(実施の形態2)
図2は本発明の(実施の形態2)を示す。
図1に示した(実施の形態1)ではカウンタ回路7が規定回数Nを計数したときに昇圧回路4へ昇圧回路停止信号S1を出力しただけであったが、この(実施の形態2)では、カウンタ回路7が規定回数Nを計数したときに昇圧回路4へ昇圧回路停止信号S1を出力すると共に、モータドライブ回路2のパワー素子の全てを停止させる信号S2を制御回路3へ出力する点だけが(実施の形態1)とは異なっている。
(実施の形態3)
図4は本発明による(実施の形態3)のモータ駆動装置を示す。
このモータ駆動装置は、ブラシレスタイプのモータ1に電力を供給するモータドライブ回路が出力の形態をN型パワー素子のプッシュプル形態としているモータドライブ回路2と、モータドライブ回路を駆動制御する制御回路3と、制御回路3に電源電圧VCC2を与えるモータ1の駆動電圧VCC1を入力とする昇圧回路4と、モータ1の回転速度に比例した周波数を生成するFG信号生成回路8と、トルク指令信号(TCL)13と基準電圧Vrefを入力とする比較器12と、前記比較器12の出力信号を入力とし、前記制御回路3にブレーキ信号を出力するブレーキ回路5と、前記FG信号生成回路8の出力信号及び前記比較器12の出力信号を各々入力とし、各々のエッジ検出信号を出力する第1,第2の切替りエッジ検出回路9,11Aと、クロック回路6と、第1,第2の切替りエッジ検出回路9,11Aの2つの出力信号をリセット信号とし、クロック回路5の出力するクロックCLKを規定数のN回カウントすると昇圧回路停止信号S1を出力するカウンタ回路6とを有し、ブレーキ信号出力時に電気的制動により前記モータ1を停止させるよう構成されている。
図6のタイミング(1)では、トルク指令信号(SS)13は、比較器12に基準電圧Vrefに対してモータ1が回転状態となる信号を入力している。この時、ブレーキ回路5はブレーキ信号を出力しておらず、モータドライブ回路2は制御回路3にモータ1が回転するよう制御されている。制御回路3に電源電圧を与えるため昇圧回路4も動作している。この時、カウンタ回路7は、FG信号生成回路8から出力されるモータの回転数に応じたFG信号のエッジ検出信号により、論理ゲート15を介してリセットされ続けるため、カウント数が設定数Nに到達せず、昇圧回路停止信号S1を出力しない。
図6のタイミング(2)では、比較器12にトルク指令信号13は、基準電圧に対してモータ1が停止状態となる信号を入力する。この時、比較器12の出力の第2の切替りエッジ検出回路11Aは、切り替わりの向きが異なるためエッジ検出信号を出力しない。
図6のタイミング(3)では、ブレーキ回路5はブレーキ信号を出力し、制御回路3はブレーキ信号に従ってモータドライブ回路2がモータ1に電気的制動を行うようにモータドライブ回路2を制御する。この時、昇圧回路4は、充分な制動トルクを得るため、動作を続ける。
図6のタイミング(4)では、モータ1が停止する。この時、FG信号の切替りがなくなるため、第1の切替りエッジ検出回路9はエッジ検出信号を出力せず、カウンタ回路7にリセット信号が入力されなくなる。
図6のタイミング(5)では、カウンタ回路7が設定回Nをカウントアップし、昇圧回路4に昇圧回路停止信号S1を出力する。
図6のタイミング(6)では、比較器12にトルク指令信号13は、再び基準電圧に対してモータ1が回転状態となる信号を入力し、比較器12の出力の第2の切替りエッジ検出回路11Aが、エッジ検出信号を出力する。カウンタ回路7をリセットされ、昇圧回路停止信号S1は解除される。
図6のタイミング(7)では、制御回路3は、モータ1が回転するようモータドライブ回路2を制御し、モータ1が回転を始める。
(実施の形態4)
図5は本発明の(実施の形態4)を示す。
図4に示した(実施の形態3)ではカウンタ回路7が規定回数Nを計数したときに昇圧回路4へ昇圧回路停止信号S1を出力しただけであったが、この(実施の形態4)では、カウンタ回路7が規定回数Nを計数したときに昇圧回路4へ昇圧回路停止信号S1を出力すると共に、モータドライブ回路2のパワー素子の全てを停止させる信号S2を制御回路3へ出力する点だけが(実施の形態3)とは異なっている。
(実施の形態5)
図7は本発明の(実施の形態5)のモータ駆動装置を示す。
このモータ駆動装置は、ブラシレスタイプのモータ1に電力を供給するモータドライブ回路が出力の形態をN型パワー素子のプッシュプル形態としているモータドライブ回路2と、前記モータドライブ回路2を駆動制御する制御回路3と、前記制御回路3に電源電圧を与える昇圧回路4と、前記モータ1の回転速度に比例した周波数を生成するFG信号生成回路8と、回転/停止指令信号を入力するStart/Stop信号入力部14と、トルク指令信号13と基準電圧を入力とする比較器12と、前記Start/Stop信号入力部14の出力信号と前記比較器12の出力信号を論理ゲート16を介して、この論理ゲート16のNAND出力に基づいて前記制御回路3にブレーキ信号を出力するブレーキ回路5と、前記FG信号生成回路8の出力信号及び前記Start/Stop信号入力部14の出力信号及び前記比較器12の出力信号を各々入力とし、各々のエッジ検出信号を出力する第1,第2,第3の切替りエッジ検出回路9,10B,11Bと、クロック回路6と、第1,第2,第3の切替りエッジ検出回路9,10B,11Bの3つの切替りエッジ検出回路の出力信号をリセット信号とし、前記クロック回路6の出力するクロックCLKをN回の規定回カウントすると昇圧回路停止信号S1を出力するカウンタ回路7とを有し、ブレーキ信号出力時に電気的制動により前記モータ1を停止させる。
図9のタイミング(1)では、Start/Stop信号入力部14に起動指令信号が入力され、比較器12にトルク指令信号13は、基準電圧に対してモータ1が回転状態となる信号を入力している。この時、ブレーキ回路5はブレーキ信号を出力しておらず、モータドライブ回路2は制御回路3にモータ1が回転するよう制御されている。制御回路3に電源電圧を与えるため、昇圧回路4も動作している。この時、カウンタ回路7は、FG信号生成回路8から出力されるモータの回転数に応じたFG信号のエッジ検出信号により、論理ゲート15を介してリセットされ続けるため、カウント数が設定数Nに到達せず、昇圧回路停止信号を出力しない。
図9のタイミング(2)では、Start/Stop信号入力部14の入力が停止指令信号に切り替わる。または、比較器12にトルク指令信号13は、基準電圧に対してモータ1が停止状態となる信号を入力する。この時、Start/Stop信号入力部14の出力の第2の切替りエッジ検出回路10B、または比較器12の出力の第3の切替りエッジ検出回路11Bは、切り替わりの向きが異なるためエッジ検出信号を出力しない。
図9のタイミング(3)では、論理ゲート16を介してブレーキ回路5がブレーキ信号を出力し、制御回路3はブレーキ信号に従ってモータドライブ回路2がモータ1に電気的制動を行うようにモータドライブ回路2を制御する。この時、昇圧回路4は、充分な制動トルクを得るため、動作を続ける。
図9のタイミング(4)では、モータ1が停止する。この時、FG信号の切替りがなくなるため、第1の切替りエッジ検出回路9はエッジ検出信号を出力せず、カウンタ回路7にリセット信号が入力されなくなる。
図9のタイミング(5)では、カウンタ回路7が、設定数Nをカウントアップし、昇圧回路4に昇圧回路停止信号を出力する。
図9のタイミング(6)では、Start/Stop信号入力部14の入力が再び起動指令信号に変わる。または、比較器12にトルク指令信号13は、再び基準電圧に対してモータ1が回転状態となる信号を入力している。この時、Start/Stop信号入力部14の出力の第2の切替りエッジ検出回路10B、または比較器12の出力の第3の切替りエッジ検出回路11Bがエッジ検出信号を出力する。カウンタ回路7はリセットされ、昇圧回路停止信号は解除される。
図9のタイミング(7)では、制御回路3はモータ1が回転するようモータドライブ回路2を制御し、モータ1が回転を始める。
(実施の形態6)
図8は本発明の(実施の形態6)を示す。
図7に示した(実施の形態5)ではカウンタ回路7が規定回数Nを計数したときに昇圧回路4へ昇圧回路停止信号S1を出力しただけであったが、この(実施の形態6)では、カウンタ回路7が規定回数Nを計数したときに昇圧回路4へ昇圧回路停止信号S1を出力すると共に、モータドライブ回路2のパワー素子の全てを停止させる信号S2を制御回路3へ出力する点だけが(実施の形態5)とは異なっている。
AV機器、OA機器などの各種機器に使用されるモータの駆動回路に使用できる。
本発明の(実施の形態1)のスイッチング回路の構成図 本発明の(実施の形態2)のスイッチング回路の構成図 本発明の(実施の形態1)の動作を説明するためのタイミングチャート 本発明の(実施の形態3)のスイッチング回路の構成図 本発明の(実施の形態4)のスイッチング回路の構成図 本発明の(実施の形態3)の動作を説明するためのタイミングチャート 本発明の(実施の形態5)のスイッチング回路の構成図 本発明の(実施の形態6)のスイッチング回路 本発明の(実施の形態5)の動作を説明するためのタイミングチャート 従来例のスイッチング回路の構成図 同従来例の動作を説明するためのタイミングチャート
符号の説明
1 ブラシレスモータ
2 モータドライブ回路
3 制御回路
4 昇圧回路
5 ブレーキ回路
6 クロック回路
7 カウンタ回路
8 FG信号生成回路
9,10A 第1,第2の切替りエッジ検出回路
9,11A 第1,第2の切替りエッジ検出回路
9,10B,11B 第1,第2,第3の切替りエッジ検出回路
12 比較器
13 トルク指令信号(SS)
14 Start/Stop信号入力部
15,16 論理ゲート
S1 昇圧回路停止信号
S2 パワー素子停止信号

Claims (6)

  1. ブラシレスタイプのモータに電力を供給するモータドライブ回路が出力の形態をN型パワー素子のプッシュプル形態としているモータドライブ回路と、
    前記モータドライブ回路を駆動制御する制御回路と、
    前記制御回路に電源電圧を与える昇圧回路と、
    前記モータの回転速度に比例した周波数を生成するFG信号生成回路と、
    前記モータの回転/停止指令信号を入力するStart/Stop信号入力部と、
    前記Start/Stop信号入力部の出力信号を入力とし前記制御回路にブレーキ信号を出力するブレーキ回路と、
    前記FG信号生成回路の出力信号の切り替わりを検出してエッジ検出信号を発生させる第1の切替りエッジ検出回路と、
    前記Start/Stop信号入力部の出力信号の切り替わりを検出してエッジ検出信号を発生させる第2の切替りエッジ検出回路と、
    クロックを計数して前記第1,第2の切替りエッジ検出回路の出力信号の論理出力をリセット信号とし前記クロックを規定回カウントすると昇圧回路停止信号を出力するカウンタ回路と
    を有し、ブレーキ信号出力時に電気的制動により前記モータを停止させるモータ駆動装置。
  2. 請求項1記載のモータ駆動装置において、前記カウンタ回路が昇圧回路停止信号を出力する時に前記カウンタ回路が前記制御回路へ前記モータドライブ回路のパワー素子を停止させる信号を出力することを特徴とするモータ駆動装置。
  3. ブラシレスタイプのモータに電力を供給するモータドライブ回路が出力の形態をN型パワー素子のプッシュプル形態としているモータドライブ回路と、
    前記モータドライブ回路を駆動制御する制御回路と、
    前記制御回路に電源電圧を与える昇圧回路と、
    前記モータの回転速度に比例した周波数を生成するFG信号生成回路と、
    前記モータのトルク指令信号と基準電圧を入力とする比較器と、
    前記比較器の出力信号を入力とし前記制御回路にブレーキ信号を出力するブレーキ回路と、
    前記FG信号生成回路の出力信号の切り替わりを検出してエッジ検出信号を発生させる第1の切替りエッジ検出回路と、
    前記比較器の出力信号の切り替わりを検出してエッジ検出信号を発生させる第2の切替りエッジ検出回路と、
    クロックを計数し前記第1,第2の切替りエッジ検出回路の出力信号の論理出力をリセット信号とし前記クロックを規定回カウントすると昇圧回路停止信号を出力するカウンタ回路と
    を有し、ブレーキ信号出力時に電気的制動により前記モータを停止させるモータ駆動装置。
  4. 請求項3記載のモータ駆動装置において、前記カウンタ回路が昇圧回路停止信号を出力する時に前記カウンタ回路が前記制御回路へ前記モータドライブ回路のパワー素子を停止させる信号を出力することを特徴とするモータ駆動装置。
  5. ブラシレスタイプのモータに電力を供給するモータドライブ回路が出力の形態をN型パワー素子のプッシュプル形態としているモータドライブ回路と、
    前記モータドライブ回路を駆動制御する制御回路と、
    前記制御回路に電源電圧を与える昇圧回路と、
    前記モータの回転速度に比例した周波数を生成するFG信号生成回路と、
    前記モータの回転/停止指令信号を入力するStart/Stop信号入力部と、
    前記モータのトルク指令信号と基準電圧を入力とする比較器と、
    前記Start/Stop信号入力部の出力信号と前記比較器の出力信号との論理出力を入力とし前記制御回路にブレーキ信号を出力するブレーキ回路と、
    前記FG信号生成回路の出力信号の切り替わりを検出してエッジ検出信号を発生させる第1の切替りエッジ検出回路と、
    前記Start/Stop信号入力部の出力信号の切り替わりを検出してエッジ検出信号を発生させる第2の切替りエッジ検出回路と、
    前記比較器の出力信号の切り替わりを検出してエッジ検出信号を発生させる第3の切替りエッジ検出回路と、
    クロックを計数し前記第1,第2,第3の切替りエッジ検出回路の出力信号の論理出力をリセット信号とし前記クロックを規定回カウントすると昇圧回路停止信号を出力するカウンタ回路と
    を有し、ブレーキ信号出力時に電気的制動により前記モータを停止させるモータ駆動装置。
  6. 請求項5記載のモータ駆動装置において、前記カウンタ回路が昇圧回路停止信号を出力する時に前記カウンタ回路が前記制御回路へ前記モータドライブ回路のパワー素子を停止させる信号を出力することを特徴とするモータ駆動装置。
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