JP2007252034A - ファンモータ駆動装置及びファンモータ駆動方法 - Google Patents

ファンモータ駆動装置及びファンモータ駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ファンモータの駆動により発生する騒音を極力抑制すると共に、半導体素子における発熱も抑制することができるファンモータ駆動装置を提供する。
【解決手段】ファンモータ駆動装置1において、PWM信号のデューティが上昇して、PWM制御によりモータ7が発生する駆動騒音のレベルが風切音のレベルよりも小さくなる低騒音領域に至る最低値Vchangeに到達すると、PWM信号の搬送波周波数を予め定めた下限値fminまで低下させ、駆動部16を構成するFETの温度上昇を抑制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ファンを回転駆動するためのファンモータを、半導体素子を介してPWM制御により駆動するファンモータ駆動装置、及びファンモータ駆動方法に関する。
一般に、モータをPWM制御によって駆動すると、その駆動音がユーザにより騒音として認識される環境にある場合、PWM制御に使用する搬送波周波数は人間の可聴域限界である20kHz付近に設定されることがある。ところが、トランジスタなどの半導体素子はスイッチング周波数が高くなるほど損失が増加するため、それに応じて素子のサイズを大きくしたり、放熱構造を大型化する必要があった。
そして、特許文献1には、斯様な問題を解決することを目的として、PWM信号の搬送波周波数を、数10Hz以下の極めて低い値に設定してファンモータを駆動するという技術が開示されている。
特開2002−142494号公報
しかしながら、特許文献1に開示されている技術を実際に適用しようとすると新たな問題が派生する。即ち、ファンが回転するとその回転数に応じて風切り音が発生するが、モータの回転数が低くなる領域では風切り音は低下する。ところが、極めて低い搬送波周波数でPWM制御を行うとモータの低速領域において振動音が著しく大きくなる傾向を示すため、その振動音が耳につき易くなってしまう。
一方、PWM信号の搬送波周波数を20kHz程度に設定した場合、半導体素子の発熱を抑制する別の手段として、PWM信号のデューティが高くなる領域(例えば、デューティ80%以上)ではPWM制御を行わないようにする方式がある。但し、デューティが100%の場合はスイッチング損失が発生しなくなるため、モータの回転数を最高にする際には100%に設定する。
ところが、上記制御方式の場合、PWMデューティが80%から100%にステップ的に変化することになり、回転数の急激な変化による突発音が発生したり、突入電流が流れてしまうという問題があった。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、ファンモータの駆動により発生する騒音を極力抑制すると共に、半導体素子における発熱も抑制することができるファンモータ駆動装置及びファンモータ駆動方法を提供することにある。
請求項1記載のファンモータ駆動装置によれば、PWM信号のデューティに応じて、ファンモータに発生する駆動騒音のレベルが風切音のレベルよりも小さくなる低騒音領域では、PWM信号の搬送波周波数を予め定めた下限値まで低下させて半導体素子の温度上昇を抑制する。即ち、一般に回転数が上昇するに連れてファンによる風切音は大きくなるので、PWMデューティを上昇させて上記低騒音領域に至った場合は、搬送波周波数を低下させてモータの駆動騒音は問題にならない。
そして、搬送波周波数を低下させれば半導体素子で発生するスイッチング損失は低減されるので、半導体素子の発熱を抑制しつつPWMデューティをそのまま上昇させることが可能となる。従って、PWMデューティを連続的に変化させることができるようになり、騒音レベルの上昇を抑制しつつファンモータの回転駆動をスムーズに行うことができる。
請求項2記載のファンモータ駆動装置によれば、PWM信号の搬送波周波数を、複数段階を経ることで下限値まで低下させるので、ファンモータの駆動状態の変化を緩衝させることができる。
請求項3記載のファンモータ駆動装置によれば、PWM信号の搬送波周波数を下限値までリニアに低下させるので、ファンモータの駆動状態をより滑らかに変化させることができる。
請求項4記載のファンモータ駆動装置によれば、PWM信号のデューティが低騒音領域に至る最低値を、ファンモータの負荷トルクばらつきが最大となる場合に応じて設定する。即ち、ファンモータの回転数をPWM制御する場合、PWMデューティは負荷トルクに応じて変化するため、負荷トルクばらつきが最大となる場合に応じて前記デューティの最低値を設定すれば、負荷のトルクがばらついても、常に低騒音領域内で運転することができる。
請求項5記載のファンモータ駆動装置によれば、3相ファンモータの極対数をPn,最高回転数をRmax[rpm]として、電気角60度の期間に行うスイッチング回数をNminとすると、前記搬送波周波数の下限値fminを、
fmin=Pn・Rmax・Nmin/10
に設定する。斯様に設定すれば、3相モータを最高回転数で回転させた場合に行うPWM制御の最低スイッチング回数を確保した上で、搬送波周波数を充分に低下させることができる。
(第1実施例)
以下、本発明を車両のラジエータ部に配置されるファンモータを駆動する装置に適用した場合の第1実施例について図1乃至図7を参照して説明する。図1は、ファンモータ駆動装置の一構成例を示すものである。ファンモータ駆動装置1は、例えばECU(Electronic Control Unit)などの上位コントローラ2よりPWM信号として与えられるファンの回転速度指令を入力信号処理部3で受けると、PWM信号のデューティに応じた電圧信号に変換して回転数指令決定部4に出力する。上位コントローラ2は、例えばラジエータ内部の水温を検知する水温センサ(図示せず)からの出力信号を受けて、検知される水温に応じた回転速度指令を出力するものである。
回転数指令決定部4は、上記電圧信号に応じて回転数指令を決定し、出力デューティ決定部5に出力する。ファン6は、3相ブラシレスDCモータ7によって回転駆動されるようになっており、モータ7の回転状態は回転検出部8により検出される。回転検出部8は、例えばホールICやレゾルバ、ロータリエンコーダなどのセンサで構成したり、或いはモータ7の巻線に発生する誘起電圧波形に基づいて(所謂センサレス方式)回転を検出するように構成しても良い。
実回転数算出部9は、回転検出部8によって出力される検出信号(モータ7を構成するロータの回転位置信号)に基づいてモータ7の回転数を算出し、出力デューティ決定部5の入力側に出力する。そして、出力デューティ決定部5に対しては、実回転数算出部9によって算出された回転数と、回転数指令決定部4によって出力される回転数指令との差分が入力されるようになっている。また、出力デューティ決定部5に対しては、電源電圧補正部10からの補正指令も与えられている。電源電圧補正部10は、車両のバッテリ11の電圧を検出し、その電圧変動に応じた補正値を出力デューティ決定部5に出力する。
出力デューティ決定部5は、入力される各信号に基づいてPWM信号のデューティを決定し、PWM周波数生成・決定部12及び駆動信号生成部13に出力する。PWM周波数生成・決定部12は、基準クロック発生部14より与えられる基準クロック信号に基づいてPWM制御における搬送波を生成するもので、出力デューティ決定部5で決定されたPWMデューティにより上記搬送波の周波数を決定するようになっている。
回転検出部8によって出力される検出信号は通電パターン生成部15にも与えられており、通電パターン生成部15は、上記検出信号が示すロータの回転位置に応じて通電パターンを生成すると、駆動信号生成部13に出力する。駆動信号生成部13は、通電パターン生成部15により生成された通電パターンについて、PWM周波数生成・決定部12より与えられるPWM搬送波及び出力デューティ決定部5で決定されたPWMデューティに基づきPWM信号を生成し(図2参照)、駆動部16に出力する。駆動部16は、図8に示すように、例えば6個のパワーMOSFET16U,16V,16W,16X,16Y,16Z(半導体素子)を3相ブリッジ接続して構成されるインバータ回路であり、駆動部16が出力するPWM信号は、上記各FET16U〜16Zのゲートに与えられる。
次に、本実施例の作用について図3乃至図8も参照して説明する。図3は、PWM制御の搬送波周波数を20kHzと10kHzとに変化させてモータの回転数を上昇させた場合における、ファン及びモータの駆動騒音レベル変化を示すものである。搬送波周波数が20kHzの場合は、駆動騒音は回転数の全域に亘ってファンの風切音が支配的になるため、音圧レベルは略線形に上昇している。これに対して、搬送波周波数が10kHzの場合は、回転数が低い領域ではモータの駆動騒音(振動音)が上昇するため、音圧レベルが周波数20kHzの場合よりも高くなっている。
そこで、本実施例では、搬送波周波数を低く設定した場合において、モータ7の駆動騒音が次第に低下することで騒音レベルが搬送波周波数を高く設定した場合と同様のレベルになる回転数:Nchangeを予め測定しておく。この回転数がNchange以上となる領域を「低騒音領域」とする。
そして、実際にモータ7を駆動する場合、PWM周波数生成・決定部12は、最初はPWM制御の搬送波周波数を20kHzに設定して制御を開始し、回転数が上昇してNchangeに達すると、搬送波周波数をfmin(例えば10k〜12kHz程度)まで低下させるようにする(図5参照)。即ち、低騒音領域では、PWM制御の搬送波周波数をfminまで低下させてもファン6の風切り音が支配的となっているので、モータ7の駆動騒音は問題とならない。
尚、回転数の制御はPWMデューティによって行われるため、回転数がNchangeとなるPWMデューティ:Vchangeを予め定めて、そのデューティを制御しきい値とする。また、回転数に対応するPWMデューティは、モータ7の負荷によって変動するため、図4に示すように、負荷トルクがばらつく範囲で最大となった場合に応じたPWMデューティVchangeを設定する。
上記のように制御する結果、図6に示すように、従来のように搬送波周波数を20kHz一定で制御した場合に比較して、PWMデューティが高くなる領域において駆動部16を構成する半導体素子の温度上昇を抑制することが可能となる。
ここで、搬送波周波数fminを、どのようにして決定するかを説明する。図2に示すように、電気角120度で矩形波通電を行う場合、U,V,Wの各相電圧は図7に示すようになり、電気角60度毎に通電パターンが切り替わる。図8には、駆動部16を構成するインバータ回路の詳細と、モータ7の各相巻線との接続状態を示すと共に、図7に示す通電パターン(1)〜(6)に対応する各相巻線の通電方向を示す。尚、図示はしないが、各FET16U〜16Zのソース,ドレイン間にはフライホイールダイオードが接続されている。
モータ7の最高回転数をRmax[rpm]とすると、Rmax’[rps]は、
Rmax’=Rmax/60 …(1)
となる。電気角360度に対応する時間T360[S]は、モータ7の極対数をPnとすると、
T360=1/Rmax’/Pn …(2)
となり、電気角60度に対応する時間T60[S]は、
T60=T360/6
=1/Rmax’/Pn/6=10/Rmax/Pn …(3)
となる。
従って、電気角60度の期間内に行うPWM制御のスイッチング回数をNminとすると、搬送波周波数fminは、
fmin=Nmin/T60=Pn・Rmax・Nmin/10 …(4)
となる。具体数値例として、3相ブラシレスモータの極対数が4,最高回転数3000rpm,電気角60度期間内でスイッチングを10回行うとすれば、
fmin=4×3000×10/10=12000[Hz]
即ち、12kHzとなる。
以上のように本実施例によれば、ファンモータ駆動装置1において、PWM信号のデューティが上昇して、PWM制御によりモータ7が発生する駆動騒音のレベルが風切音のレベルよりも小さくなる低騒音領域に至る最低値Vchangeに到達すると、PWM信号の搬送波周波数を予め定めた下限値fminまで低下させ、駆動部16を構成するFET16U〜16Zの温度上昇を抑制するようにした。従って、FET16U〜16Zの発熱を抑制しつつPWMデューティをそのまま上昇させることが可能となり、PWMデューティを連続的に変化させることができ、モータ7の回転駆動をスムーズに行うことができる。
そして、PWM信号のデューティが低騒音領域に至る最低値Vchangeを、モータ7の負荷トルクばらつきが最大となる場合に応じて設定したので、負荷のトルクがばらついても、常に低騒音領域内で運転することができる。
また、PWM制御における搬送波周波数の下限値fminを(4)式により設定したので、モータ7を最高回転数で回転させた場合に行うPWM制御の最低スイッチング回数を確保した上で、搬送波周波数を充分に低下させることができる。
(第2,第3実施例)
図9,図10は夫々本発明の第2,第3実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分についてのみ説明する。第2,第3実施例の構成は基本的に第1実施例と同様であり、PWM信号のデューティが最低値Vchangeに到達した時点から、PWM周波数生成・決定部12が搬送波周波数を下限値fminまで低下させる態様が異なっている。
即ち、第1実施例では、図5に示したように搬送波周波数を下限値fminまで直ちにに低下させたが、図9に示す第2実施例では、複数段階(例えば3段階)を経て低下させる。また、図10に示す第3実施例では、下限値fminまでリニアに低下させる。
以上のように作用させる第2実施例によれば、モータ7の駆動状態の変化を緩衝させることができる。また、第3実施例によればモータ7の駆動状態をより滑らかに変化させることができる。
(第4実施例)
図11は本発明の第4実施例を示すものであり、第1実施例と異なる部分について説明する。第4実施例のファンモータ駆動装置21は、ファンモータとしてDCモータ22をロウサイド駆動する構成である。即ち、バッテリ11の正側端子とグランドとの間には、DCモータ22とNチャネルMOSFET(半導体素子)23との直列回路が接続されている。そして、DCモータ22には、フライホイールダイオード24が逆並列に接続されている。
また、回転検出部8,実回転数算出部9,通電パターン生成部15及び駆動部16は削除されており、PWM周波数生成・決定部12に替わるPWM周波数生成・決定部24は、DCモータ22の駆動に適するように生成,決定した周波数の搬送波を出力する。そして、駆動信号生成部13に替わる駆動信号生成部26は、PWM信号を生成してFET23のゲートに出力する。この場合も、搬送波周波数の下限値fminは、数10Hz(例えば50Hz)程度に設定すれば良い(例えば、特許文献1参照)。
以上のように構成された第4実施例によれば、ファンモータがDCモータ22である場合についても、本発明を同様に適用することができる。
本発明は上記し又は図面に記載した実施例にのみ限定されるものではなく、以下のような変形が可能である。
半導体素子は、FETに限ることなくパワートランジスタやIGBTなどでも良い。
PWMデューティの最低値Vchangeや、搬送波周波数の下限値fminは、個別の設計に応じて適宜変更すれば良い。
4相以上の多相モータの場合も同様に、最高回転数と各相の通電角中に必要な最低スイッチング回数から下限値fminを決定すれば良い。
第4実施例において、DCモータ22をハイサイド駆動するように構成しても良い。
車両のラジエータ部に配置されるものに限ることなく、ファンモータを駆動する装置であれば広く適用が可能である。
本発明を車両のラジエータ部に配置されるファンモータを駆動する装置に適用した場合の第1実施例であり、駆動装置の一構成例を示す図 PWM信号の通電パターン例を示す図 PWM制御の搬送波周波数を20kHz,10kHzに変化させてモータの回転数を上昇させた場合に、ファン及びモータの駆動騒音レベル変化を示す図 負荷トルクがばらつく場合に、PWMデューティとファンモータの回転数との関係を示す図 PWMデューティの変化に応じた搬送波周波数の変化を示す図 搬送波周波数を一定に制御した場合と、第1実施例の制御を実行した場合とで、PWMデューティの変化に応じた半導体素子の温度変化を示す図 電気角120度で矩形波通電を行う場合、U,V,Wの各相電圧波形を示す図 駆動部を構成するインバータ回路の詳細と、モータの各相巻線との接続状態を示す図 本発明の第2実施例を示す図5相当図 本発明の第3実施例を示す図5相当図 本発明の第4実施例を示す図1相当図
符号の説明
図面中、1はファンモータ駆動装置、6はファン、7はブラシレスDCモータ(ファンモータ)、16X〜16ZはパワーMOSFET(半導体素子)、21はファンモータ駆動装置、22はDCモータ(ファンモータ)、23はNチャネルMOSFET(半導体素子)を示す。

Claims (10)

  1. ファンを回転駆動するためのファンモータを、半導体素子を介してPWM制御により駆動するファンモータ駆動装置において、
    PWM信号のデューティが、PWM制御により前記ファンモータに発生する駆動騒音のレベルが前記ファンの回転によって発生する風切音のレベルよりも小さくなる低騒音領域については、前記PWM信号の搬送波周波数を予め定めた下限値まで低下させて、前記半導体素子の温度上昇を抑制することを特徴とするファンモータ駆動装置。
  2. 前記PWM信号の搬送波周波数を、前記下限値まで複数段階を経て低下させることを特徴とする請求項1記載のファンモータ駆動装置。
  3. 前記PWM信号の搬送波周波数を、前記下限値までリニアに低下させることを特徴とする請求項1記載のファンモータ駆動装置。
  4. PWM信号のデューティが前記低騒音領域に至る最低値は、前記ファンモータの負荷トルクばらつきが最大となる場合に応じて設定されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のファンモータ駆動装置。
  5. 前記ファンモータが3相モータである場合、モータの極対数をPn,最高回転数をRmax[rpm]として、電気角60度の期間に行うスイッチング回数をNminとすると、前記搬送波周波数の下限値fminを、
    fmin=Pn・Rmax・Nmin/10
    に設定することを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のファンモータ駆動装置。
  6. ファンを回転駆動するためのファンモータを、半導体素子を介してPWM制御により駆動する方法において、
    PWM信号のデューティが、PWM制御により前記ファンモータに発生する駆動騒音のレベルが前記ファンの回転によって発生する風切音のレベルよりも小さくなる低騒音領域については、前記PWM信号の搬送波周波数を予め定めた下限値まで低下させて、前記半導体素子の温度上昇を抑制することを特徴とするファンモータ駆動方法。
  7. 前記PWM信号の搬送波周波数を、前記下限値まで複数段階を経て低下させることを特徴とする請求項6記載のファンモータ駆動方法。
  8. 前記PWM信号の搬送波周波数を、前記下限値までリニアに低下させることを特徴とする請求項6記載のファンモータ駆動方法。
  9. PWM信号のデューティが前記低騒音領域に至る最低値は、前記ファンモータの負荷トルクばらつきが最大となる場合に応じて設定することを特徴とする請求項6乃至8の何れかに記載のファンモータ駆動方法。
  10. 前記ファンモータが3相モータである場合、モータの極対数をPn,最高回転数をRmax[rpm]として、電気角60度の期間に行うスイッチング回数をNminとすると、前記搬送波周波数の下限値fminを、
    fmin=Pn・Rmax・Nmin/10
    に設定することを特徴とする請求項6乃至9の何れかに記載のファンモータ駆動方法。
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