JP6128915B2 - 電力供給用コネクタ及びこのコネクタを用いた定着装置 - Google Patents

電力供給用コネクタ及びこのコネクタを用いた定着装置 Download PDF

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Description

本発明は、発熱体を絶縁基板上に形成したヒータに電力を供給するためのコネクタ、このコネクタを有する定着装置に関するものである。
記録材に形成したトナー像を記録材に加熱定着する定着装置として、エンドレスベルトと、エンドレスベルトの内面に接触するセラミックヒータと、を有する装置が実用化されている。この装置に用いられるヒータのセラミック基板には、発熱体と、発熱体と電気的に接続された電極部が形成されている。ヒータは樹脂製のヒータホルダに保持されており、ヒータの電極部には電力供給用コネクタが接続される。コネクタ内部に設けられたコンタクト端子は、ヒータの電極との導通不良を防ぐために、ヒータの電極部に対して所定の接点圧を確保する必要がある。
セラミック基板の両面に発熱体を設けたヒータ(以下、両面発熱ヒータと称する)を使用する場合、電極も基板両面に設けるケースが考えられる。この場合、コンタクト端子のバネ接点はヒータ基板両面の電極夫々に対向する形になる(特許文献1)。
特開2002−299014号公報
しかし、ヒータの低熱容量化等の理由でセラミック基板の厚みが薄くなるとコンタクト端子のバネ接点の変位量も減り、十分な接圧を確保することが難しくなる。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、接点不良を防ぐことができるコネクタ及びこのコネクタを用いた定着装置を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するための本発明は、基板と、前記基板の一方の面に設けられた第一の電極及び前記基板の他方の面に設けられた第二の電極と、を有するヒータと、電気的に絶縁性のハウジングと、前記第一の電極に接触する第一のバネ接点と前記第二の電極に接触する第二のバネ接点とを有し前記ハウジングの内部に設けられているコンタクト端子と、を有し、前記ヒータに接続される電力供給用コネクタと、を有し、記録材に形成された未定着画像を記録材に加熱定着する定着装置において、前記第一のバネ接点と前記第二のバネ接点は、前記基板の面と平行な方向において異なる位置に設けられており、前記第一及び第二のバネ接点は線対称な形状であることを特徴とする。
また、本発明は、電気的に絶縁性のハウジングと、ヒータ基板の一方の面に設けられた第一の電極に接触する第一のバネ接点と、前記基板の他方の面に設けられた第二の電極に接触する第二のバネ接点とを有し前記ハウジングの内部に設けられているコンタクト端子と、を有する電力供給用コネクタにおいて、前記第一のバネ接点と前記第二のバネ接点は、前記基板の面と平行な方向において異なる位置に設けられており、前記第一及び第二のバネ接点は線対称な形状であることを特徴とする。
また、本発明は、基板と、前記基板の一方の面に設けられた第一の電極及び前記基板の他方の面に設けられた第二の電極と、を有するヒータと、前記ヒータに接続される電力供給用コネクタと、を有し、記録材に形成された未定着画像を記録材に加熱定着する定着装置において、前記電力供給用コネクタは、電気的に絶縁性のハウジングと、前記第一の電極に接触する第一のバネ接点を有し前記ハウジングの内部に設けられている第一のコンタクト端子と、前記第二の電極に接触する第二のバネ接点を有し前記ハウジングの内部に設けられている第二のコンタクト端子と、を有し、前記第一及び第二のバネ接点は線対称な形状であることを特徴とする。
また、本発明のコネクタは、電気的に絶縁性のハウジングと、ヒータ基板の一方の面に設けられた第一の電極に接触する第一のバネ接点を有し前記ハウジングの内部に設けられている第一のコンタクト端子と、前記基板の他方の面に設けられた第二の電極に接触する第二のバネ接点を有し前記ハウジングの内部に設けられている第二のコンタクト端子と、を有し、前記第一及び第二のバネ接点は線対称な形状であることを特徴とする。
本発明によれば、接点不良を防ぐことができるコネクタ及びこのコネクタを用いた定着装置を提供できる。
本発明の定着装置の断面図である。 本発明の第1実施形態におけるヒータの構成を示す図である。 本発明の第1実施形態におけるヒータとヒータ支持部材の支持関係を示している。 本発明の第1実施形態において、ヒータへコネクタが取り付く様子を示す図である。 本発明の第1実施形態において、コネクタのコンタクト端子の形状を示す図である。 本発明の第1実施形態において、コネクタの断面図を示す図である。 本発明の第1実施形態において、コネクタが、ヒータ支持部材に取り付けられたときの、コネクタ部の断面を示す図である。 本発明の第2実施形態において、ヒータとヒータ支持部材の支持関係を示す図である。 本発明の第2実施形態において、ヒータへコネクタが取り付く様子を示す図である。 本発明の第2実施形態において、コネクタのコンタクト端子の形状を示す図である。 本発明の第2実施形態のコネクタの断面図である。 本発明の第2実施形態のコネクタが、ヒータを支持したヒータ支持部材に取り付いたときの、コネクタの断面図である。 本発明の第3実施形態のコネクタのコンタクト端子の形状を示す図である。 本発明の第3実施形態のコネクタの断面図である。 本発明の第3実施形態において、コネクタが、ヒータを支持したヒータ支持部材に取り付いたときの、コネクタの断面図である。 本発明の第4実施形態において、ヒータとヒータ支持部材の支持関係を示す図である。 図16(b)で示したヒータを支持している支持部材が組み付いた状態を示す図である。 本発明の第4実施形態において、ヒータへコネクタが取り付く様子を示す図である。 本発明の第4実施形態において、コネクタが取付けられた状態を示す図である。 本発明の第4実施形態において、コネクタが、ヒータを支持したヒータ支持部材に取り付いたときの、コネクタの断面図である。 画像形成装置の全体構成を示す図である。 第5実施形態の構成を示す図。 第6実施形態のコンタクト端子を示す図。 実施形態6のコネクタを示す図。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。
<第1実施形態>
(画像形成装置の全体構成)
図21は、画像形成装置の全体構成を示す図である。この画像形成装置は電子写真方式を用いたプリンタである。
プリンタ100は、外部のホストコンピュータ等(図示せず)から画像情報を受信し、受信した画像情報に応じた画像をシートS(記録媒体)に形成して記録する。
プリンタ100がプリント信号を受信すると、感光ドラム71の回転駆動が開始される。感光ドラム71は時計方向に規定の周速度にて回転駆動される。そして、規定のバイアスが印加されている帯電ローラ72により、感光ドラム71の表面が規定の電位に帯電される。
次に、不図示のホストコンピュータ等からの画像情報に応じて感光ドラム71の表面の帯電処理済みの部位が、レーザスキャナ73により走査および露光される。露光された領域では画像情報に応じた静電潜像が感光ドラム71の表面に形成される。そして、現像装置74により、現像されて、感光ドラム71の表面にトナー画像として可視像化される。
一方、所定のタイミングにて駆動された給送ローラ75により給送カセットからシートSが一枚分離給送される。給送カセットから給送されたシートSはレジストローラ対76により所定の制御タイミングにて感光ドラム71と転写ローラ77との間に形成された転写ニップ部Nへと給送される。そして、シートSが転写ニップ部Nを挟持搬送される過程において感光ドラム71上のトナー画像がシートSに順次転写される。
そして、転写処理されたシートSは、定着装置1によりトナー画像の加熱定着処理が施された後、排出ローラ対79を通過して、プリンタ100の外へと排出される。
感光ドラム71上に残された転写残トナーは、クリーニング装置80によりクリーニングされ、一連の画像形成プロセスが完了する。
なお、感光ドラム71、帯電ローラ72、レーザスキャナ73、現像装置74、転写ローラ77、クリーニング装置80は、画像形成手段を構成する。
(定着装置の構成)
次に、定着装置1の概要を、図1を用いて説明する。図1は本実施形態における定着装置1の断面図である。
定着装置1は加熱ユニット2、加圧ローラ3、搬送ローラ4、シート搬送ガイド部と外装部で構成される。加熱ユニット2は、ヒータ5及びヒータ支持部材6(基板ホルダ)で構成され、電力を投入するとヒータが発熱し、また加圧ローラ3側へと付勢手段(不図示)によって付勢される。加圧ローラ3は外部からの駆動により回転する。加熱ユニット2は筒状のフィルム(エンドレスベルト)7を有し、フィルム7は加圧ローラ3に追従して回転する。未定着トナー画像を担持したシートSが加熱ユニット2と加圧ローラ3の接触部に搬送されると、熱と圧力によってトナーがシートSに固着し、その後、搬送ローラ4から排出部(不図示)へと搬送される。
(加熱ユニットの構成)
次に図2から図5を用いて、本実施形態における加熱ユニット2の説明を行う。
まず、ヒータ5の概略構成を、図2を用いて説明する。図2(a)はヒータ5の断面図である。図2(b)は図2(a)の矢視図bで幅の広い発熱体8を配置する一方側の面(第1の面)を示している。図2(c)は図2(a)の矢視図cで図2(b)で示す面と反対側に幅の狭い発熱体8を配置する他方側の面(第2の面)を示している。なお、図2(b)に示す面と図2(c)に示す面は互いに平行である。
ヒータ5は、セラミック系の材料からなる電気的に絶縁性の基板9(絶縁基板)を有する。この絶縁基板9上には通電により発熱する発熱体8が設けられている。絶縁基板9上には、発熱体8に電力を供給するための電極部10、10f、10r(第1の面側電極、第2の面側電極)と、電極部10、10f、10rから発熱体8へ電気を導通させる(電気的に接続されている)導通部11とが設けられている。また、絶縁基板9上には、ガラスなどを材料とし、発熱体8と導通部11を保護する保護層12が設けられている。なお、前記第1の面側電極である電極部10、10fは絶縁基板9の一方側の面に設けられ、第2の面側電極である電極部10、10rは基板の他方側の面に設けられている。
発熱体8は、様々なサイズのシートに対応するために表裏で長手方向の長さが異なっており、後述するコネクタ13と電極部10、10f、10r、及び導通部11を介して電力が供給されると、電力応じた発熱量で各発熱体8が発熱する。電力の供給を制御することで、各発熱体8を同時に発熱するか、どちらか一方の発熱体8のみを発熱させるかは任意に変更可能である。
接地される電極部10、10f、10r及び発熱体8は、両面ともシートSの中心位置からヒータの長手方向に対して等間隔になるように配置することが望ましい。これは発熱分布をシートSの中心位置から左右(ヒータの長手方向)対称にすることで、ヒータ端部の温度上昇を抑制させることを目的としている。
次に、図3、図4を用いてコネクタ13(コネクタ)の取り付けについて説明する。
図3はヒータ5とヒータ支持部材6の支持関係を示している。図3(a)は全体を、図3(b)はヒータ5のフィルム7と接触する側を、図3(c)はヒータ支持部材6の支持面側で切り欠き部を、それぞれ、示している。ヒータ支持部材6は、長手方向の溝部でヒータ5を支持し、フィルム7の回転軌跡を規制する。そして、ヒータ5の電極部10fが溝部で露出するように位置している。なお、電極10fと電極10rに対して、一対のバネ接点を有する一つのコネクタ13が接続されるが、ヒータの電極10f及び10rが設けられた端部とは反対側の端部に設けた二つの電極10に対しては、互いに独立したコネクタが接続される。よって、本実施形態では、3つのコネクタを使用し、二本の発熱体を独立に制御可能な回路構成としている。
ヒータ支持部材6は、ヒータ5の支持面側に電極部10rがある場合、電極部10rが露出するように切り欠かれている。
図4は、ヒータ5へコネクタ13が取り付く様子を示す図である。コネクタ13は、フィルム7の端部よりも外側で矢印方向へ挿入してヒータ支持部材6へ取り付けられる。すなわち、コネクタ13は、ヒータ5の長手方向の端部に接続される。
(コネクタの構成)
続いて、図5と図6を用いてコネクタ13の構成について説明する。
図5はコネクタ13のコンタクト端子14の形状を示す図である。コンタクト端子14は断面がコの字形状であり、ステンレスやチタン合金などを材料とし、表面をメッキ処理してある。またコの字開口部に、絶縁基板9に設けられた電極部10f、10rと接触する第1のコネクタ側電極であるバネ接点16fと、第2のコネクタ側電極であるバネ接点16rが設けられている。前記第1のバネ接点16fには基板側の第1の電極部10fと接触する第1の接点部16fcが設けられ、第2のバネ接点16rには基板側の第2の電極部10rと接触する第2の接点部16rcが設けられている。そして、これら接点部16fc、16rcは絶縁基板9の面と交差する方向に弾性的に変位可能であって、コネクタがヒータ及びヒータ支持部材に接続されると、それぞれの接点部16fc、16rcが弾性変形して電極部10f、10rと接触する。
コンタクト端子14は端部で束線17が圧着され、制御基板(図示しない)に接続される。
図6はコネクタ13の断面図である。コネクタ13は電気的に絶縁性のハウジング15と、ハウジング15の内部に保持されたコンタクト端子14とを有している。コネクタ13のハウジング15は、コンタクト端子14と同様に断面がコの字形状である。コンタクト端子14は、ハウジング15のコの字の開口部とは逆側から差し込み、ハウジングに保持される。接点部16fc、16rc(第1の接点部、第2の接点部)はコネクタ13を組み付ける方向と直交する方向(図5記載の矢印方向)にずれて配置されている。すなわち、第1の接点部16fcと第2の接点部16rcは弾性変位したときに接点部相互が接触しない位置になるように配置されている。これにより、電極部10f、10rと直交する方向(図6記載の矢印方向)でお互いが干渉することなく変位することが出来る。このように、二つのバネ接点16fと16rはヒータの基板の面と平行な方向において異なる位置に設けられている。
尚、バネ接点16f、16rはコネクタが加熱ユニットと接続されていないときは、それぞれの接点部16fc、16rcが変位する方向(バネ接点の付勢方向)で距離gだけオーバーラップしている(コンタクト端子14等に突き当たらなければ任意に前記距離gを変更することは出来る)。
図7はコネクタ13が、ヒータ5を支持したヒータ支持部材6に取り付いたときの、コネクタ13の断面図である。図7(a)はコネクタの取り付け方向に平行な断面であり、図7(b)はヒータ5の長手方向に平行(図7(a)に示す)な断面図であり、説明のためヒータ支持部材6を削除している。これらの図に示すように、バネ接点16f、16rは変位し、電極部10f、10rに所定の接圧で接触する。
すなわち、バネ接点16f、16rは、ヒータ5の面に垂直な方向に弾性的に変位可能で、ヒータ5とコネクタ13とが接続された場合には、弾性により接点部16fc、16rcで電極部10f、10rを押圧して接触する。
また、接点部16fc、16rcは、ヒータ5の表面に垂直に投影した場合の位置が異なるように設けられている。そして、ヒータ5とコネクタ13とが接続されていない場合には、バネ接点16f、16rはヒータ5の面に垂直な方向で重なり合うようになっている。さらに、ヒータ5は、長尺形状であり、ヒータ5の面に垂直に投影した接点部16fc、16rcの位置は、長手方向にずれている。
ヒータ5は、長尺形状であり、このように接点部16fc,16rcの位置を長手方向にずらすように配置することで、短手方向にずらすよりも電極をより大きくすることができ、接触抵抗を減らすとともにヒータ5を安定して挟持できる。同じ電極の大きさならば、ヒータ5の短手方向の幅を小さくして加熱ユニット2を小型化できる。
以上のことからバネ接点16f、16rは各々の変位に対して制約がないため、ヒータ5の厚みtに影響されることなく所望の変位量を確保することが出来、安定した接圧を確保することが出来る。また、コンタクト端子14の輸送時にお互いの接点部16fc、16rcがこすれ合うことが無くなり、接点不良を回避することが出来る。
<第2実施形態>
次に本発明の第2実施形態を図8〜図12に基づいて説明する。
なお、本実施形態において、第1実施形態と共通の部分は説明を省略している。第1実施形態と異なる箇所はコネクタの挿入方向及びコンタクト端子の形状である。
コネクタの取り付けについて図8、図9を用いて説明する。
図8はヒータ5とヒータ支持部材62(基板ホルダ)の支持関係を示している。図8(a)は全体を、図8(b)はヒータ5のフィルム7と接触する側を、図8(c)はヒータ支持部材62の支持面側で切り欠き部を、それぞれ、示している。ヒータ支持部材62は、長手方向の溝部でヒータ5を支持し、フィルム7の回転軌跡を規制する。そしてヒータ5の電極部10fが溝部で露出するように位置している。
ヒータ支持部材62は、ヒータ5の支持面側に電極部10rがある場合、電極部10rが露出するように切り欠かれている。
図9は、ヒータ5へコネクタ23が取り付く様子を示す図である。コネクタ23は、フィルム7の端部よりも外側で矢印方向へ挿入してヒータ支持部材62へ取り付けられる。
続いて、図10と図11を用いてコネクタ23の構成について説明する。図10はコネクタ23のコンタクト端子24の形状を示す図である。コンタクト端子24は断面がコの字形状であり、ステンレスやチタン合金などを材料とし、表面をメッキ処理してある。またコの字開口部に、電極部10f、電極部10rに、それぞれ、弾性的に接続するバネ接点16f、16rが設けられている。コンタクト端子24は端部で束線17が圧着され、制御基板(図示しない)に接続される。尚、本実施形態では電極部10f、10rは通電時に共通線で繋がれている。
図11はコネクタ23の断面図である。コネクタ23はハウジング15と、ハウジング15の内部に保持されたコンタクト端子24とを有している。コネクタ23のハウジング15は、コンタクト端子24と同様に断面がコの字形状である。コンタクト端子24は、ハウジング15のコの字の開口部とは逆側から差し込み、保持される。バネ接点16f、16rはコネクタ23を組み付ける方向(図10記載の矢印方向)にずれて配置され、電極部10f、10rと直交する方向(図11記載の矢印方向)でお互いが干渉することなく変位することが出来る。すなわち、長尺形状のヒータ5の面に垂直に投影した接点部16fc、16rcの位置は、長手方向にずれている。これにより、第1の接点部16fcと第2の接点部16rcは弾性変位したときに接点相互が接触しないように構成されている。
尚、バネ接点16f、16rはそれぞれの接点部16fc、16rcが変位する方向で距離gだけ互いにオーバーラップしているが、コンタクト端子24等に突き当たらなければ任意に距離を変更することが出来る。
図12はコネクタ23が、ヒータ5を支持したヒータ支持部材62に取り付いたときの、コネクタ23部の断面図である。同図に示すように、バネ接点16f、16rは変位し、電極部10f、10rに所定の接圧で接続される。
以上のことからバネ接点16f、16rは各々の変位に対して制約がないため、ヒータ5の厚みtに影響されることなく所望の変位量を確保することが出来、安定した接圧を確保することが出来る。また、コンタクト端子24の輸送時にお互いの接点部16fc、16rcがこすれ合うことが無くなり、接点不良を回避することが出来る。
このように、本実施形態のように、コネクタ23をヒータ5の長手方向から組み付けた場合においても第1実施形態と同様の効果を有する。そして、基板の表裏に接続する接点部はお互いに基板の長手方向にずれていることで、ヒータの短手方向の幅を増やす必要が無く、加熱ユニットの大型化を防ぐことが出来る。
<第3実施形態>
次に本発明の第3実施形態を図13〜図15に基づいて説明する。
なお、本実施形態において、第1実施形態と共通の部分は説明を省略している。第1実施形態と異なる箇所はバネ接点の形状である。
図13と図14を用いてコネクタ33の構成について説明する。
図13はコネクタ33のコンタクト端子34の形状を示す図である。コンタクト端子34は断面がコの字形状であり、ステンレスやチタン合金などを材料とし、表面をメッキ処理してある。またコの字開口部には、電極部10f、電極部10rに、それぞれ、弾性的に接続するバネ接点161f、162f、161r、162rが設けられている。バネ接点161f、162fは、バネ接点161r、162rを矢印方向で挟んでいる。コンタクト端子34は端部で束線17が圧着され、制御基板(図示しない)に接続される。
図14はコネクタ33の断面図である。コネクタ33はハウジング15と、ハウジング15の内部に保持されたコンタクト端子34とを有している。コネクタ33のハウジング15は、コンタクト端子34と同様に断面がコの字形状である。コンタクト端子34は、ハウジング15のコの字の開口部とは逆側から差し込み、保持される。バネ接点161f、162f、161r、162rはコネクタ33を組み付ける方向と直交する方向(図13記載の矢印方向)にずれて配置され、電極部10f、10rと直交する方向(図14記載の矢印方向)でお互いが干渉することなく変位することが出来る。
尚、バネ接点161f、162fとバネ接点161r、162rはそれぞれの接点部が変位する方向で距離gだけ互いにオーバーラップしているが、コンタクト端子34等に突き当たらなければ任意に距離を変更することが出来る。
図15はコネクタ33が、ヒータ5を支持したヒータ支持部材に取り付いたときの、コネクタ33の断面図である。図15(a)はコネクタ33の取り付け方向に平行な断面であり、図15(b)はヒータ5の長手方向に平行(図15(a)に示す)な断面図であり、説明のためヒータ支持部材を削除している。これらの図に示すように、バネ接点161f、162fは電極部10fと、バネ接点161r、162rは電極部10rと、夫々接触する。即ち、1か所の電極部に対し複数の接点で接触する。また、バネ接点161f、162fとバネ接点161r、162rはコンタクト端子34の中心線L(図15(b)参照)に対し対称に配置している。
なお、バネ接点161f,162fは、第1のコネクタ側電極を構成し、バネ接点161r、162rは第2のコネクタ側電極を構成する。
また、コネクタ13とヒータ5とが接続されると、バネ接点161f、162fは、それぞれ、接点部161fc、162fc(複数の接点部分)で電極部10fに接触し、バネ接点161r、162rは、それぞれ、接点部161rc、162rc(複数の接点部分)で電極部10rに接触する。そして、接点部161fc、162fcと接点部161rc、162rcとは、ヒータ5の面に垂直に投影した位置が、それぞれ、異なっている。
以上のことからバネ接点161f、162f、161r、162rは各々の変位に対して制約がないため、ヒータ5の厚みtに影響されることなく所望の変位量を確保することが出来、安定した接圧を確保することが出来る。
また、コンタクト端子34の輸送時にお互いの接点部161fc、162fc、161rc、162rcがこすれ合うことが無くなり、接点不良を回避することが出来る。
また、1か所の電極部に対し複数のバネ接点を対称に接続することで、ヒータ5の表裏に配置した接点部によりコンタクト端子34の姿勢を安定する状態にすることが出来、姿勢の変化による接圧の低減を防ぐことが出来る。
また、バネ接点161fがバネ接点の中でヒータ5の長手方向の端部に最も近い位置に配置され、バネ接点161fの反力をヒータ支持部材が受けるのでヒータ5の端部にかかるせん断応力を低減することが出来る。また、端部でヒータ5がヒータ支持部材とバネ接点161fで挟持されるので、ヒータ5がしっかりと支持される。
<第4実施形態>
次に本発明の第4実施形態を図16〜図20に基づいて説明する。
なお、本実施形態において、第1実施形態及び第3実施形態と共通の部分は説明を省略している。第1実施形態及び第3実施形態と異なる箇所はヒータ支持部材の形状である。
図16、図17を用いてコネクタ13の取り付けについて説明する。
図16はヒータ5とヒータ支持部材63(基板ホルダ)の支持関係を示している。図16(a)は全体を、図16(b)はヒータ5のフィルム7と接触する側を、図16(c)はヒータ支持部材63の支持面側で切り欠き部を、それぞれ、示している。ヒータ支持部材63は、長手方向の溝部でヒータ5を支持し、フィルム7の回転軌跡を規制する。そして、ヒータ5の電極部10fが溝部で露出するように位置している。
ヒータ支持部材63は、ヒータ5の支持面側に電極部10rがある場合、電極部10rが露出するように切り欠かれている。
図17は図16(b)で示したヒータ5を支持している支持部材20が組み付いた状態を示す。ヒータ5はヒータ支持部材63と支持部材20で挟み込まれた状態で第3実施形態に記載したコネクタ33が取付く。
図18は、ヒータ5へコネクタ33が取り付く様子を示す図である。コネクタ33は、フィルム7の端部よりも外側で矢印方向へ挿入してヒータ支持部材63へ取り付く。
続いて、図19はコネクタ33の取付いた状態を示す。説明のためハウジング15を外している。図19(a)はヒータ5のフィルム7と接触する側に設けられている電極部10fの側から見た図である。支持部材20はバネ接点161f、162fの間に配置される。図19(b)は図19(a)の裏側から見た図である。
図20はコネクタ33が、ヒータ5を支持したヒータ支持部材63に取り付いたときの、コネクタ33部の断面図である。図20(a)はコネクタ33の取り付け方向に平行な断面であり、図20(b)はヒータ5の長手方向に平行(図20(a)記載)な断面図である。
これらの図に示すように、ヒータ支持部材63に設けられた支持部63a、63bは、ヒータ5を挟んでバネ接点161f、162fの対向側に配置され、バネ接点161f、162fからの接圧に対しヒータ5を支持する。また、バネ接点161fがバネ接点の中でヒータ5の長手方向の端部に最も近い位置に配置され、バネ接点161fの反力を支持部材63bが受けるのでヒータ5の端部にかかるせん断応力を低減することが出来る。
さらに、支持部材20はヒータ5を挟んでバネ接点161r、162rの対向側に配置され、バネ接点161r、162rからの接圧に対しヒータ5を支持する。
以上のことから第3実施形態に記載の効果に加えて、バネ接点161f、162f、161r、162rからの接圧がヒータ5に与えるせん断応力を低減することが出来、ヒータ5の薄肉化を実現することが出来る。
<第5実施形態>
次に第5実施形態を説明する。本例のヒータ200は3系統の電力供給ラインを有し、各々の電力供給ラインに接続されている発熱体が独立駆動できる構成になっている。また、一つのハウジングの中に図13で示したコンタクト端子が2つ入っているコネクタを使用している。
図22(a)に示すように、ヒータ表面には2系統の発熱ライン(発熱体201aと発熱体201b)が設けられており、ヒータ裏面には1系統の発熱ライン(発熱体201c)が設けられている。それぞれの発熱体は発熱分布が異なっている。具体的には、発熱体201a(基板短手方向で2本設けられている)はヒータ長手方向端部から中央に向うに連れて発熱量が大きくなる発熱分布であり、発熱体201bはヒータ長手方向中央から端部に向うに連れて発熱量が大きくなる発熱分布である。発熱体201cは、発熱体201a同様、ヒータ長手方向端部から中央に向うに連れて発熱量が大きくなる発熱分布であるが、図に示すように、長さが発熱体201aよりも短くなっている。これらの発熱体を図22(e)に示すような電力供給回路の中に組み入れてある。スイッチ240a〜240cを制御することにより、種々の発熱分布を形成することができる。例えば記録材のサイズに適した発熱分布を形成することができる。
図22に示すように、ヒータ200には5つの電極210a〜210eが設けられている。これらの電極にコネクタが接続されるが、2つのコネクタ(ハウジング230A、ハウジング230B)を接続するだけで図22(e)に示す回路を構成できるようになっている。各コネクタハウジングには、図13に示したものと同様のコンタクト端子が2つずつ収納されている。したがって、コネクタ端子は4つ(220a〜220d)使用することになるが、図22(c)に示すように、全てのバネ接点がいずれかの電極と接触するコンタクト端子は、コンタクト端子220aのみである。他のコンタクト端子に対応するヒータ面には、一方の面にしか電極が存在しないからである。
4つのコンタクト端子220a〜220dは全て同一の形状である。このように、両面発熱ヒータに対応するコネクタでありながら、コンタクト端子を共通化することでコネクタのコストを抑えることができる。また、2つのハウジング230Aと230Bも同じ形状とすれば、よりコストを抑えることができる。
なお、本例のコンタクト端子は図13と実質的に同じ構造なので、ヒータ基板が薄くても、バネ接点による接点圧を十分に確保することができる。
<第6実施形態>
次に本発明の第3実施形態を図23と図24に基づいて説明する。本実施形態のコネクタ333が他の実施形態と異なる点は、一つのハウジング内で上側に配置されているバネ接点と下側に配置されているバネ接点が、電気的に独立したコネクタ端子34aと34bに夫々設けられている点である。
図23はコンタクト端子の斜視図である。二つのバネ接点161f及び162fを有するコンタクト端子34aにはケーブル17aが繋がっており、二つのバネ接点161r及び162rを有するコンタクト端子34bにはケーブル34bが繋がっている。なお、161fc、162fc、161rc、162rcはバネ接点各々の接点部である。
図24(a)はヒータ5を保持するヒータホルダ6にコネクタ333を取り付けた状態を示している。図24(b)はコネクタをヒータから取り外した状態の図24の(b)−(b)で示すラインにおけるコネクタの断面図である。tはヒータの厚みを示している。コンタクト端子34aはハウジング315に設けた固定部14Aに固定されている。コンタクト端子34bはハウジング315に設けた固定部14Bに固定されている。コネクタをヒータから取り外した状態では、図24(b)に示すように、コンタクト端子34aのバネ接点161f及び162fと、コンタクト端子34bのバネ接点161r及び162rは、それぞれの接点部が変位する方向で互いにオーバーラップしている。
本例のコネクタでもヒータ5の厚みtに影響されることなく、安定した接点圧を確保することが出来る。
ところで、上下のコンタクト端子を異極として使用するに当たり、充分な絶縁距離を要求される場合もある。この場合の絶縁距離確保の方法を説明する。ハウジング315内には絶縁突起350を設けている。この絶縁突起350はコンタクト端子34a及び34bをハウジング315に装着する際のガイド機能も有している。図24(b)に示すように、絶縁突起350はハウジング315内のコンタクト端子34aと34bの中間に位置し、ハウジング中央部に向かい突起が突き出る構造となっている。
図24(c)は、図24(b)のD部拡大図である。絶縁突起350の突起先端はバネ接点161fと接触しないクリアランスyを確保する。また、コンタクト端子34aと34bの本体同士の絶縁距離は、図24(c)に示すa+b+cで表され、絶縁距離<(a+b+c)とすることで、要求される絶縁距離を満足することが出来る。
1・・・定着装置
2・・・加熱ユニット
3・・・加圧ローラ
5・・・ヒータ
6、62,63・・・ヒータ支持部材
8・・・発熱体
9・・・絶縁基板
10、10f、10r・・・電極部
11・・・導通部
13、23、33・・・コネクタ
14、24、34・・・コンタクト端子
15・・・ハウジング
16、16f、16r、161f、162f、161r、162r・・・バネ接点
16fc、16rc、161fc、162fc、161rc、162rc・・・接点部

Claims (14)

  1. 基板と、前記基板の一方の面に設けられた第一の電極及び前記基板の他方の面に設けられた第二の電極と、を有するヒータと、
    電気的に絶縁性のハウジングと、前記第一の電極に接触する第一のバネ接点と前記第二の電極に接触する第二のバネ接点とを有し前記ハウジングの内部に設けられているコンタクト端子と、を有し、前記ヒータに接続される電力供給用コネクタと、
    を有し、記録材に形成された未定着画像を記録材に加熱定着する定着装置において、
    前記第一のバネ接点と前記第二のバネ接点は、前記基板の面と平行な方向において異なる位置に設けられており、
    前記第一及び第二のバネ接点は線対称な形状であることを特徴とする定着装置。
  2. 前記コネクタを前記ヒータから取り外した状態で、前記第一のバネ接点と前記第二のバネ接点は、バネ接点の付勢方向において互いにオーバーラップすることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
  3. 前記装置は更に、前記ヒータによって加熱されるエンドレスベルトを有し、記録材上の未定着画像は前記エンドレスベルトを介して加熱されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
  4. 電気的に絶縁性のハウジングと、
    ヒータ基板の一方の面に設けられた第一の電極に接触する第一のバネ接点と、前記基板の他方の面に設けられた第二の電極に接触する第二のバネ接点とを有し前記ハウジングの内部に設けられているコンタクト端子と、
    を有する電力供給用コネクタにおいて、
    前記第一のバネ接点と前記第二のバネ接点は、前記基板の面と平行な方向において異なる位置に設けられており、
    前記第一及び第二のバネ接点は線対称な形状であることを特徴とする電力供給用コネクタ。
  5. 前記コネクタを前記ヒータから取り外した状態で、前記第一のバネ接点と前記第二のバネ接点は、バネ接点の付勢方向において互いにオーバーラップすることを特徴とする請求項4に記載の電力供給用コネクタ。
  6. 基板と、前記基板の一方の面に設けられた第一の電極及び前記基板の他方の面に設けられた第二の電極と、を有するヒータと、
    前記ヒータに接続される電力供給用コネクタと、
    を有し、記録材に形成された未定着画像を記録材に加熱定着する定着装置において、
    前記電力供給用コネクタは、
    電気的に絶縁性のハウジングと、
    前記第一の電極に接触する第一のバネ接点を有し前記ハウジングの内部に設けられている第一のコンタクト端子と、
    前記第二の電極に接触する第二のバネ接点を有し前記ハウジングの内部に設けられている第二のコンタクト端子と、
    を有し、前記第一及び第二のバネ接点は線対称な形状であることを特徴とする定着装置。
  7. 前記第一のコンタクト端子と前記第二のコンタクト端子は、互いに異なるケーブルに接続されていることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
  8. 前記第一のバネ接点と前記第二のバネ接点は、前記基板の面と平行な方向において異なる位置に設けられていることを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
  9. 前記コネクタを前記ヒータから取り外した状態で、前記第一のバネ接点と前記第二のバネ接点は、バネ接点の付勢方向において互いにオーバーラップすることを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか一項に記載の定着装置。
  10. 前記装置は更に、前記ヒータによって加熱されるエンドレスベルトを有し、記録材上の未定着画像は前記エンドレスベルトを介して加熱されることを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれか一項に記載の定着装置。
  11. 電気的に絶縁性のハウジングと、
    ヒータ基板の一方の面に設けられた第一の電極に接触する第一のバネ接点を有し前記ハウジングの内部に設けられている第一のコンタクト端子と、
    前記基板の他方の面に設けられた第二の電極に接触する第二のバネ接点を有し前記ハウジングの内部に設けられている第二のコンタクト端子と、
    を有し、前記第一及び第二のバネ接点は線対称な形状であることを特徴とする電力供給用コネクタ。
  12. 前記第一のコンタクト端子と前記第二のコンタクト端子は、互いに異なるケーブルに接続されていることを特徴とする請求項11に記載の電力供給用コネクタ。
  13. 前記第一のバネ接点と前記第二のバネ接点は、前記基板の面と平行な方向において異なる位置に設けられていることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の電力供給用コネクタ。
  14. 前記コネクタを前記ヒータから取り外した状態で、前記第一のバネ接点と前記第二のバネ接点は、バネ接点の付勢方向において互いにオーバーラップすることを特徴とする請求項11乃至請求項13のいずれか一項に記載の電力供給用コネクタ。
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