JP3445034B2 - 加熱装置 - Google Patents

加熱装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発熱部を有する略
面状の加熱体(以下、ヒーターと記す)と、該ヒーター
の長手方向端部に配置されてヒーターと電気的に接続す
るヒーターコネクタと、ヒーターに他部材を介してある
いは直接に圧接して加熱ニップ部を形成する加圧ローラ
ーと、ヒーターの加圧ローラーに対向していない周囲を
覆うヒーターホルダーを有し、加熱ニップ部に被加熱材
を導入して挟持搬送させてヒーターの熱で加熱する加熱
装置に関する。また該加熱装置を画像加熱定着装置とし
て備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】便宜上、特開昭63−313182号公
報・特開平1−263679号公報・特開平2−157
878号公報・特開平4−44075〜44083号公
報等に開示のフィルム加熱方式の加熱装置を例にして説
明する。
【0003】この加熱装置は、発熱部を有する略面状の
ヒーターと、該ヒーターの長手方向端部に配置されて該
ヒーターと電気的に接続するヒーターコネクタと、ヒー
ターに耐熱性フィルムを介して加熱ニップ部を形成する
加圧ローラーと、ヒーターの加圧ローラーに対向してい
ない周囲を覆うヒーターホルダーを有し、加熱ニップ部
に被加熱材を導入して挟持搬送させて被加熱材を耐熱性
フィルムを介してヒーターの熱で加熱する方式・構成の
装置であり、低熱容量で昇温の速いヒーターを用い、加
熱ニップ部を集中的に加熱できて、クイックスタート性
があり、また省電力等の特長を有する装置である。
【0004】該加熱装置は、例えば、複写機/レーザー
ビームプリンター/ファクシミリ/マイクロフィルムリ
ーダープリンター/画像表示(ディスプレイ)装置/記
録機等の画像形成装置において、電子写真/静電記録/
磁気記録等の適宜の画像形成プロセス手段により加熱溶
融性の樹脂等よりなるトナーを用いて被記録材(転写
材、感光紙、静電記録紙等)の面に転写方式あるいは直
接方式で形成担持させた未定着トナー画像を永久定着像
として熱定着させる画像加熱定着装置として有効に使用
できる。
【0005】低熱容量で昇温の速い加熱体としては、耐
熱性・絶縁性・良熱伝導性のセラミック材基板と、該基
板に印刷・焼成等の手段で形成具備させた通電発熱部と
しての発熱抵抗部を基本構成体とし、発熱抵抗部に電力
を供給して発熱させる、全体に低熱容量で昇温の速い所
謂セラミックヒーターが用いられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種の加熱装
置において、ヒーターはヒーターホルダーに接着固定さ
せていたため、以下のような課題があった。
【0007】1)ヒーターの接着剤として熱硬化型の接
着材を用いる必要があり、この接着剤の硬化の為に組立
て工数及びコストがかかっていた。
【0008】2)急速加熱するヒーターと耐熱性樹脂か
らなるヒーターホルダーとでは、熱容量及び熱膨張率の
差があり、ヒーターホルダーに接着固定されたヒーター
が加熱時の内部応力(熱応力)によって破壊することも
あった。
【0009】本発明はこの種の加熱装置について上記
1)や2)のような課題を解消することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は下記の構成を特
徴とする加熱装置である。
【0011】(1)発熱部を有する略面状のヒーター
と、前記ヒーターの長手方向端部に配置されて前記ヒー
ターと電気的に接続するヒーターコネクタと、前記ヒー
ターに他部材を介してあるいは直接に圧接して加熱ニッ
プ部を形成する加圧ローラーと、前記ヒーターの加圧ロ
ーラーに対向していない周囲を覆うヒーターホルダーを
有し、加熱ニップ部に被加熱材を導入して挟持搬送させ
てヒーターの熱で加熱する加熱装置において、前記ヒー
ターコネクタは、ハウジング部と、ハウジング部内部の
ヒーターコネクタ挿入方向上流側に固定端を有し下流側
に自由端を有するバネ接点部とを有しており、前記ヒー
ターは前記ヒーターホルダーとヒーターの長手方向に直
交する方向でガタを有して緩くはまり合い、前記ヒータ
ーコネクタは前記ヒーターの長手方向に直交する方向
で、かつ前記加熱ニップ部において前記加圧ローラーの
回転方向とは逆側から組付くことを特徴とする加熱装
置。
【0012】(2)被加熱材が未定着画像を担持した被
記録材であり、装置が該未定着画像を被記録材に加熱定
着させる画像加熱定着装置であることを特徴とする
(1)に記載の加熱装置。
【0013】
【0014】即ち、ヒーターをヒーターホルダーに対し
て緩いはまり合わせでかつ接着固定させないことで、従
来の接着工程にかかるコスト及び材料コストを削減でき
る。
【0015】また、ヒーターコネクタは、ハウジング部
と、ハウジング部内部のヒーターコネクタ挿入方向上流
側に固定端を有し下流側に自由端を有するバネ接点部と
を有しており、ヒーターはヒーターホルダーとヒーター
の長手方向に直交する方向でガタを有して緩くはまり合
い、ヒーターコネクタはヒーターの長手方向に直交する
方向で、かつ加熱ニップ部において加圧ローラーの回転
方向とは逆側から組付く構成であるので、ヒーターをヒ
ーターホルダーに緩いはまり合わせでかつ接着固定して
いないことで生じる、ヒーター電極部とヒーターコネク
タの電気的接続のガタ(振れ)は、ヒーターコネクタを
ヒーターの長手方向に直交する方向で、かつ加熱ニップ
部における加圧ローラーの回転方向とは逆側から組付け
ることで問題なくなる。即ち、コネクタ組付け方向をヒ
ーターのガタ付勢方向と逆側にすることで加圧ローラー
が回転するとヒーターコネクタのバネ接点部ヒーター電
極部に対し食い込み方向になり(食い込む方向に力が加
わる)、バネ接点部のヒーター側の対応電極部に対する
接圧(接触圧)が上がり、ヒーターとヒーターコネクタ
の電気的接続ガタは防止され、接点部の信頼性は向上す
る。
【0016】またヒーターをヒーターホルダーに緩いは
まり合わせでかつ接着固定していないことで生じる、ヒ
ーター電極部とヒーターコネクタの電気的接続のガタ
(振れ)は、ヒーターコネクタをヒーターの長手方向に
直交する方向で、かつ加熱ニップ部における加圧ローラ
ーの回転方向とは逆側から組付けることで問題なくな
る。即ち、コネクタ組付け方向をヒーターのガタ付勢方
向と逆側にすることでヒーターコネクタのバネ接点部が
ヒーター電極部に対し食い込み方向になり、バネ接点部
のヒーター側の対応電極部に対する接圧(接触圧)が上
がり、ヒーターとヒーターコネクタの電気的接続ガタは
防止され、接点部の信頼性は向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】
(1)画像形成装置例 図1は画像形成装置の一例の概略構成模型図である。本
例の画像形成装置は、転写式電子写真プロセス利用、プ
ロセスカートリッジ着脱式のレーザービームプリンター
である。
【0018】1は第一の像担持体としての回転ドラム型
電子写真感光体(以下、ドラムと記す)である。このド
ラム1は矢示の時計方向に所定の回転周速度(プロセス
スピード)にて回転駆動され、その回転過程で一次帯電
器2により所定の極性・電位に一様に帯電処理される。
【0019】次いでそのドラム帯電処理面に対してレー
ザースキャナー3により、目的の画像情報の時系列電気
デジタル画素信号に対応して変調された出力レーザー光
Lによる走査露光がなされることで、回転ドラム1面に
目的の画像情報に対応した静電潜像が形成される。
【0020】次いでその潜像が現像器4によりトナーT
で反転現像される(ドラム1面のレーザー露光部にトナ
ーが付着)。
【0021】一方、給紙ローラー5の駆動により給紙カ
セット6内に積載収納されている第二の像担持体(記録
媒体)としての転写紙Pが一枚分離給送されて装置内に
導入され、その転写紙Pがレジストローラー対7により
ドラム1と転写ローラー8との圧接部である転写ニップ
部に所定のタイミングにて搬送されることで、転写ニッ
プ部において該搬送転写紙に対してドラム1面側の前記
トナー画像が順次に転写されていく。
【0022】転写ニップ部を通過した転写紙は回転ドラ
ム1の面から分離されて次の(2)項で説明する画像加
熱定着装置Aに導入されて、所定の温度と加圧力により
トナー画像の定着処理を受け、排紙ローラー10により
装置外に排紙される。
【0023】転写紙分離後の回転ドラム1面はクリーニ
ング装置9により転写残りトナー等の残存付着物が除去
されて清浄面化され、繰り返して作像に供される。
【0024】本例のプリンターは、ドラム1・帯電器2
・現像器4・クリーニング装置9の4つのプロセス機器
を包含させてプロセスカートリッジKとなし、これをプ
リンター本体に着脱自在としてある。
【0025】(2)画像加熱定着装置A 本例の画像加熱定着装置Aは、特開平4−44075〜
44083号公報、同4−204980〜204984
号公報等に開示の所謂テンションレスタイプのフィルム
加熱方式・加圧ローラー駆動式の加熱装置である。図2
は該装置Aの要部の側面図、図3は要部の横断面図、図
4は分解斜視図である。
【0026】11は加熱体であり、本例は図2・図3に
おいて紙面に垂直な方向を長手とする横長・面状のセラ
ミックヒーターである。このヒーター11の構成につい
ては次の(3)項で説明する。21は横断面略半円形・
樋型の、横長のヒーターホルダーである。このヒーター
ホルダー21は後述する円筒状フィルム26の回転ガイ
ド部材(フィルムガイド部材)としても機能する。
【0027】22・22(図4)はこのヒーターホルダ
ー21の両端部にそれぞれ外方に突出させて具備させた
延長張り出し部である。ヒーターホルダー21はこの延
長張り出し部22・22も含めて例えばPPSや液晶ポ
リマー等の耐熱性樹脂の成形品である。
【0028】ヒーターホルダー21の下面の略中央部に
は上記の延長張り出し部22・22の下面も含めてホル
ダー長手に沿ってヒーター嵌め込み溝部23を具備させ
てあり、ヒーター11はこの溝部23内に、ヒーター表
面側を外側にして嵌入される。
【0029】溝部23の幅W23はヒーター11の幅W11
よりも所定に大きく設定してある。ヒーター11は溝部
23内に接着固定せずに嵌入収容させてある。従って、
ヒーター11はホルダー21の溝部23に緩いはまり合
わせで、かつ接着固定していないことで溝部22内を幅
方向に移動自由度(ガタ)を有している。
【0030】24は上記ヒーターホルダー21の内側に
配設した、横断面下向きU字型の横長の補強部材であ
る。
【0031】25・25(図4)はこの補強部材24の
両端部の上部切欠き部に嵌着される押子部材であり、補
強部材24の両端部の上部切欠き部を補完する部分25
aと、後述する定着フィルム26の端部を規制するフラ
ンジ部(鍔座部)25bを有している。
【0032】26は円筒状の耐熱性フィルム(以下、定
着フィルムと記す)である。この定着フィルム26は、
耐熱性、トナー離型性、強靭性を有する単層フィルム、
あるいは所望の表面処理やラミネート処理をした複合層
フィルムである。本例ではポリイミド(PI)フィルム
であり、耐熱処理した50μmの単層フィルム、あるい
は4フッ化エチレン(PTFE)で離型性付与処理した
複合層フィルムである。そして、前記ヒーターホルダー
21の下面の溝部23にヒーター11を嵌め入れ、ヒー
ターホルダー21の内側に補強部材24を入れ、このヒ
ーターホルダー21・ヒーター11・補強部材24の外
側に上記の円筒状の定着フィルム26をルーズに外嵌
し、補強部材24の両端部側にそれぞれ押子部材25・
25を嵌着させることで、ヒーターアセンブリとして組
み立てられる。
【0033】27は芯金27aとシリコーンゴム等の耐
熱弾性層27bからなる加圧部材としての加圧ローラー
である。この加圧ローラー27は芯金27aの両端部を
回転自由に軸受け支持させて不図示の装置側板間に配設
してある。
【0034】この加圧ローラー27の上側に、前記のヒ
ーターアセンブリ11・21〜26をヒーター11側を
下向きにして装置側板間に配置し、押子部材25・25
にそれぞれ不図示の加圧ばね等の加圧部材により所定の
下向き加圧力F・F(例えば、A4幅で総圧4〜8K
g)を与えてヒーターアセンブリ11・21〜26を加
圧ローラー27の上面に押し付けることで、加圧ローラ
ー27の耐熱弾性層27bの弾性に抗してヒーター11
と加圧ローラー27とを定着フィルムを挟ませて圧接さ
せて、所定幅の定着ニップ部(加熱ニップ部)Nを形成
させてある。
【0035】加圧ローラー27は駆動源Mの駆動力が不
図示のギア等の動力伝達機構を介して伝達されて所定の
周速度で矢示の反時計方向Rに回転駆動される。
【0036】この加圧ローラー27の回転駆動により定
着ニップ部Nにおいて、該加圧ローラー27と定着フィ
ルム26の外面との摩擦力で円筒状の定着フィルム26
に回転力が作用して、該フィルム26が定着ニップ部N
においてその内面がヒーター11の表面である下面に密
着して摺動しつつ、フィルム回転ガイド部材兼用のヒー
ターホルダー21の外回りを矢示の時計方向に回転駆動
される。補強部材24もその上面で円筒状フィルム26
の内面を受けてガイドするフィルム回転ガイド部材とし
て機能する。フィルム26の内面とこれが接触摺動する
ヒーター下面との摺動抵抗を低減するために両者間に耐
熱性グリス等の潤滑材を介在させるとよい。
【0037】31・32はヒーター11に対する給電用
と検温用のヒーターコネクタである。給電用のヒーター
コネクタ31はヒーターホルダー21の両端部の一方側
の延長張り出し部22に嵌着して組付けられ、検温用の
ヒーターコネクタ32は他方側の延長張り出し部22に
嵌着して組付けられる。
【0038】そして次の(3)項で説明するように、給
電用のヒーターコネクタ31を介してヒーター11の発
熱抵抗部13に電力が供給されてヒーター11が昇温す
る。また該ヒーター11の温度情報が検温用のヒーター
コネクタ32を介して制御部に入力し、ヒーター11が
所定の温度に維持されるようにヒーター11に対する供
給電力の制御がなされる。
【0039】加圧ローラー27の回転駆動によりフィル
ム26が回転され、またヒーター11が所定の定着温度
(例えば150deg以上)に立ち上がって温調された
状態において、定着ニップ部Nの回転加圧ローラー27
と回転フィルム26との間に未定トナー画像Tを有する
被加熱材としての前述の転写紙Pがそのトナー画像担持
面側をフィルム26側にして導入されてフィルム26の
外面に密着して、フィルム26と一緒に定着ニップ部N
を挟持搬送されることにより、ヒーター11の熱がフィ
ルム26を介して転写紙に付与されてトナー画像Tが転
写紙P面に加熱定着される。定着ニップ部Nを通った転
写紙Pはフィルム26の外面から分離されて搬送され
る。
【0040】このようなフィルム加熱方式の装置Aは、
熱容量が小さく昇温の速いヒーター11を用いることが
でき、ヒーター11が所定の温度に達する間での時間を
大きく短縮できる。常温からでも容易に高温に立ち上げ
ることができるため、非プリント時に装置が待機状態に
あるときのスタンバイ温調をする必要がなく省電力化で
きる。
【0041】また本例の装置Aの場合は、回転するフィ
ルム26には、定着ニップ部Nの部分以外には実質的に
テンションが作用しないので、回転状態にあるフィルム
26の、フィルム回転ガイド部材兼用のヒーターホルダ
ー21の長手に沿うフィルム寄り移動力が小さい。その
ためフィルム寄り規制手段としてはフィルムの端部を単
純に受け止めるだけのフランジ部25b・25bの配設
で足り、装置構成を簡略にできる利点もある。
【0042】(3)ヒーター11の構成、及び給電・温
調系 図5の(a)はヒーター11の一部切欠き表面側模型
図、(b)は裏面側模型図である。
【0043】12はヒーター基板であり、Al23
(アルミナ)、AlN、SiC等の電気絶縁性・耐熱性
・良熱伝導性・低熱容量の、例えば厚さ1mm・幅10
mm・長さ240mmの細長のセラミック基板である。
【0044】13は通電により発熱する薄膜発熱抵抗部
であり、基板12の表面側に基板長手に沿って、例え
ば、TaSiO2 、AgPd、Ta2 N、RuO2 、ニ
クロム等の電気抵抗材料のペーストをスクリーン印刷等
により、例えば幅1〜3mm・厚さ数十μmの細帯状パ
ターンに塗工し焼成して形成したものである。蒸着やス
パッタリング等により形成することもできる。
【0045】14a・14bは基板表面の長手方向一方
側の端部面に並設した一対の第一と第二の電極パター
ン、14cは発熱抵抗部13に略並行させて形成具備さ
せた導電路パターンである。
【0046】第二の電極パターン14bとその側の発熱
抵抗部13の一端部は電気的に導通接続させてある。発
熱抵抗部13の他端部とその側の導電路パターン14c
の一端部は電気的に導通接続させてある。導電路パター
ン14cの他端部は第一の電極パターン14aと電気的
に導通接続させてある。
【0047】上記の第一の電極パターン14a→導電路
パターン14c→発熱抵抗部13→導電路パターン14
c→第二の電極パターン14bにて一連の電路(ACラ
イン)が構成される。
【0048】15a・15bは基板表面の長手方向他方
側の端部面に並設した一対の第3と第4の電極パターン
である。
【0049】16は基板表面側において、第一と第二の
電極パターン14a・14b部分、及び第三と第四の電
極パターン15a・15b部分を除いて、発熱抵抗部1
3と導電路パターン14cを覆わせて形成した、耐熱ガ
ラス等のオーバーコート層(ヒーター表面保護層)であ
る。
【0050】ヒーター裏面側において、15d・15e
はヒーター基板裏面に左端部側からヒーター基板の長手
方向の略中央部にかけて略並行に形成具備させた2条の
導電路パターンである。
【0051】17はこの並行2条の導電路パターン15
d・15eの端部間に導通させて、ヒーター基板裏面に
耐熱性接着剤で接着させて、あるいは焼成形成した温度
検知素子としてのサーミスタである。
【0052】一方の導電路パターン15dの他端部は導
電性スルーホール15cを介してヒーター表面側の前記
第三の電極パターン15aと電気的に導通接続させてあ
る。他方の導電路パターン15eの他端部は導電性スル
ーホール15fを介してヒーター表面側の前記第四の電
極パターン15bと電気的に導通接続させてある。
【0053】上記の第三の電極パターン15a→導電性
スルーホール15c→導電路パターン15d→サーミス
タ17→導電路パターン15e→導電性スルーホール1
5f→第四の電極パターン15bにて一連の電路(DC
ライン)が構成される。
【0054】第一と第二の電極パターン14a・14
b、導電路パターン14c、第三と第四の電極パターン
15a・15b、導電路パターン15d・15e等は、
例えば、Ag等の導電材料のペーストをスクリーン印刷
等により所要パターンに塗工し、焼成して形成したもの
である。
【0055】上記のヒーター11はその表面側を外側に
してヒーターホルダー21の下面の溝部23に嵌入され
る。
【0056】その嵌入状態において、ヒーター11の前
記ACラインの第一と第二の電極パターン14a・14
b部分を有している一端側部分がヒーターホルダー21
の前記一端側の延長張り出し部22の下面溝部23に位
置し、ヒーター11の前記DCラインの第三と第四の電
極パターン15a・15b部分を有している他端側部分
がヒーターホルダー21の他端側の延長張り出し部22
の下面溝部23に位置している。
【0057】給電用のヒーターコネクタ31はヒーター
ホルダー21の上記一端側の延長張り出し部22に次の
(4)項で説明するように組付けられ、この組付け状態
において該給電用のヒーターコネクタ31内の第一と第
二のバネ接点部31aと31bがヒーター11のACラ
インの第一と第二の電極パターン14a・14bに対し
てそれぞれ圧接して電気的に導通接続状態になる。
【0058】また検温用のヒーターコネクタ32もヒー
ターホルダー21の他端側の延長張り出し部22に次の
(4)項で説明するように組付けられ、この組付け状態
において該検温用のヒーターコネクタ32内の第一と第
二のバネ接点部32aと32bがヒーター11のDCラ
インの第三と第四の電極パターン15a・15bに対し
てそれぞれ圧接して電気的に導通接続状態になる。
【0059】而して、ヒーター11のACラインの第一
と第二の電極パターン14a・14b間に給電用のヒー
ターコネクタ31の第一と第二のバネ接点部31aと3
1bによりAC電源Sから、ACドライバー19、リー
ド線31c・31dを介して電力が供給されることで、
ヒーター11の発熱抵抗部13が全長に渡って発熱して
ヒーター11が急速昇温する。
【0060】またヒーター11の昇温温度がサーミスタ
17で検出されてその検温情報が、DCラインの第三と
第四の電極パターン15a・15b、検温用のヒーター
コネクタ32の第一と第二のバネ接点部32aと32
b、リード線32c・32d、A/D変換器20を介し
て制御部(CPU)21へ入力する。A/D変換器20
はサーミスタ17の出力をデジタル化して制御部21に
入力する。
【0061】制御部21はその入力するヒーター検温情
報に基づいてトライアック等を含むACドライバー19
を制御して、ヒーター11の表面温度が所定の加熱温度
(定着温度)に維持されるようにACラインの発熱抵抗
部13への供給電力を制御してヒーター11を温調す
る。
【0062】発熱抵抗部13への通電制御は、位相制
御、波数制御等を用い、例えば波数制御なら、AC入力
電圧の14波を基本単位としてこのうちの何波を発熱抵
抗部13に通電するかで入力電力を変化させる。ON/
OFFの比率はデューティー比で表し、0〜A%の間で
変化させることができる。
【0063】18は安全素子としての温度ヒューズであ
る。ACドライバー19と、給電用のヒーターコネクタ
31の第一のバネ接点部31aとを結ぶリード線31c
に直列に介入させて、かつヒーター11の裏面に当接さ
せて、あるいは耐熱性接着剤で接着させて、もしくは近
接させて配設してある。通電制御系の故障でヒーター1
1に対して給電が無制限に続行される事態となるヒータ
ー暴走状態になったとき上記の温度ヒューズ16がヒー
ター11の過熱で作動して、発煙や発火に至る前に発熱
抵抗部13に対する電力供給が遮断され、ヒーター11
の暴走が停止する。
【0064】(4)ヒーターコネクタ31・32 図6は給電用及び検温用のヒーターコネクタ31・32
の構造、及び嵌着要領の説明図である。
【0065】該ヒーターコネクタ31・32はそれぞれ
ヒーターホルダー21の一端側と他端側の延長張り出し
部22・22の外側に該延長張り出し部の上面側と下面
側を挟んで嵌着する口部33・34を有するハウジング
部と、その内部に設けた第一と第二のバネ接点部31a
・31b,32a・32bを有する。
【0066】バネ接点部31a・31b,32a・32
bは例えばTi−Cu等、180〜300°Cの使用温
度に耐え得る材料である。
【0067】そして、これらのヒーターコネクタ31・
32を、それぞれヒーターホルダー21の一端側と他端
側の延長張り出し部22・22に対して、ヒーターの長
手方向に直交する方向で、かつ加熱ニップ部Nにおける
加圧ローラー27の回転方向Rとは逆側Zから、延長張
り出し部22のヒーターコネクタ嵌着挿入側の側部に口
部33・34の奥壁部が突き当たって受け止められてそ
れ以上のコネクタ嵌着挿入移動が阻止されるまで十分に
嵌着挿入する(図6の(a)→(b))。
【0068】前述したように、ヒーター11はその表面
側を外側にしてヒーターホルダー21の下面の溝部23
に嵌入されていて、その嵌入状態において、ヒーター1
1のACラインの第一と第二の電極パターン14a・1
4b部分を有している一端側部分がヒーターホルダー2
1の一端側の延長張り出し部22の下面溝部23に位置
しているから、ヒーターホルダー21の該一端側の延長
張り出し部22に対する給電用のヒーターコネクタ31
の上記嵌着により、該コネクタ31内の第一と第二のバ
ネ接点部31a・31bがヒーター11のACラインの
第一と第二の電極パターン14a・14bに対して圧接
して電気的に導通接続状態になる。
【0069】また、ヒーター11のDCラインの第一と
第二の電極パターン15a・15b部分を有している他
端側部分がヒーターホルダー21の他端側の延長張り出
し部22の下面溝部23に位置しているから、ヒーター
ホルダー21の該他端側の延長張り出し部22に対する
検温用のヒーターコネクタ32の上記嵌着により、該コ
ネクタ32内の第一と第二のバネ接点部32a・32b
がヒーター11のDCラインの第一と第二の電極パター
ン15a・15bに対して圧接して電気的に導通接続状
態になる。
【0070】各バネ接点部31a・31b,32a・3
2bの対応電極パターンに対する押圧力は50〜300
gである。
【0071】a)前述したように本実施形態例において
は、ヒーターホルダー21のヒーター収容溝部23の幅
23はヒーター11の幅W11よりも所定に大きく設定し
てあり、ヒーター11はこの溝部23内に接着固定せず
に嵌入収容させてあるから、ヒーター11はホルダー2
1の溝部23に緩いはまり合わせでかつ接着固定してい
ないことで、溝部22内を幅方向に移動自由度(ガタ)
を有している。またヒーター11の長手方向の熱膨張伸
びも規制されず自由度がある。
【0072】このようにヒーター11をヒーターホルダ
ー21に対して緩いはまり合わせでかつ接着固定させな
いことで、従来の接着工程にかかるコスト及び材料コス
トを削減できる。
【0073】また加熱時のヒーター11とヒーターホル
ダー21との互いの熱容量差及び熱膨張差から生じる内
部応力を開放でき、該内部応力に起因する使用時のヒー
ター11の破損、あるいは繰り返し疲労によるヒーター
寿命の短命化を防止することができる。
【0074】b)一方、ヒーター11をホルダー21の
溝部23に緩いはまり合わせでかつ接着固定していない
ことで生じる、ヒーター11とヒーターコネクタ31・
32の電気的接続のガタ(振れ)は、前記のようにヒー
ターコネクタ31・32をヒーター11の長手方向に直
交する方向で、かつ加熱ニップ部Nにおける加圧ローラ
ー27の回転方向Rとは逆側Zから組付けることで問題
なくなる。
【0075】即ち、ヒーターコネクタ31・32を、そ
れぞれヒーターホルダー21の一端側と他端側の延長張
り出し部22・22に対して、ヒーターの長手方向に直
交する方向で、かつ加熱ニップ部Nにおける加圧ローラ
ー27の回転方向Rとは逆側Zから、延長張り出し部2
2のヒーターコネクタ嵌着側の側部に口部33・34の
奥壁部が突き当たって受け止められてそれ以上のコネク
タ嵌着挿入移動が阻止されるまで十分に嵌着挿入したと
き(図6の(a)→(b))、溝部23内を幅方向に移
動ガタを有しているヒーター11は、Z方向から嵌着挿
入されたヒーターコネクタ31・32のバネ接点部31
a・31b,32a・32bのヒーター11側の対応電
極パターン31a・31b,32a・32bに対する接
触摩擦力で移動力を受けて、溝部23の幅内をヒーター
コネクタ31・32の嵌着挿入方向Zに移動して図6の
(b)のようにそのZ方向下流側の溝部側壁23aに突
き当たって受け止められるまで一旦片寄り移動した状態
になる。
【0076】そしてこの状態において加圧ローラー27
が回転Rすると、ヒーター11は、加熱ニップ部Nにお
いて上記のZ方向とは逆方向の加圧ローラー回転摩擦力
をフィルム26を介して受けて、溝部23の幅内を加圧
ローラー27の回転方向Rに移動して図6の(c)のよ
うにそのR方向下流側の溝部側壁23bに突き当たって
受け止められるまで逆片寄り移動して、この片寄り位置
に落ち着く。
【0077】またこのとき、ヒーターコネクタ31・3
2のバネ接点部31a・31b,32a・32bには上
記のように逆片寄り移動したヒーター11の対応電極パ
ターン31a・31b,32a・32bからの摩擦力が
加わる。この摩擦力はバネ接点部31a・31b,32
a・32bを図6の(d)のようにD方向に回転させる
力であり、バネ接点部31a・31b,32a・32b
が対応電極パターン31a・31b,32a・32bに
対して食い込み方向となることで、バネ接点部31a・
31b,32a・32bの対応電極パターン31a・3
1b,32a・32bに対する接圧(接触圧)が上が
り、ヒーター11とヒーターコネクタ31・32の電気
的接続のガタ(振れ)は防止され、接点部の信頼性は向
上する。 (5)加熱装置Aの他の構成例 図7の(a)・(b)・(c)はそれぞれフィルム加熱
方式の加熱装置Aの他の構成形態例を示したものであ
る。
【0078】(a)のものは、ヒーターホルダー21に
保持させたヒーター11と、フィルム駆動ローラー35
と、テンションローラー36との互いに略並行の3部材
間に、エンドレスベルト状の耐熱性フィルム26を懸回
張設し、フィルム26を挟んでヒーター11と加圧ロー
ラー27とを圧接させて加熱ニップ部Nを形成させ、フ
ィルム26を駆動ローラー35により回転駆動させるも
のである。
【0079】(b)のものは、ヒーターホルダー21に
保持させたヒーター11と、フィルム駆動ローラー35
との互いに略並行の2部材間に、エンドレスベルト状の
耐熱性フィルム26を懸回張設し、フィルム26を挟ん
でヒーター11と加圧ローラー27とを圧接させて加熱
ニップ部Nを形成させ、フィルム26を駆動ローラー3
5により回転駆動させるものである。
【0080】(c)のものは、耐熱性フィルム26とし
て、エンドレスフィルム状のものではなく、ロール巻き
にした長尺の有端フィルムを用い、これを繰り出し軸3
7から、ヒーターホルダー21に保持させたヒーター1
1の下面を経由させて、巻き取り軸38へ掛け渡し、フ
ィルム26を挟んでヒーター11と加圧ローラー27と
を圧接させて加熱ニップ部Nを形成させ、フィルム26
を巻き取り軸38で巻上て走行移動させるものである。
【0081】このような構成の加熱装置Aについても本
発明を適用して効果が有ることは勿論である。
【0082】また、本発明の加熱装置は実施形態例の画
像加熱定着装置としてばかりではなく、その他、例え
ば、画像を担持した記録材を加熱して表面性(つや等)
を改質する装置、仮定着処理する装置、シート状物を給
紙して乾燥処理・ラミネート処理する等の加熱装置とし
て広く使用できることは勿論である。
【0083】また、本発明はフィルム加熱方式の加熱装
置としてばかりではなく、ヒーターホルダーに保持させ
たヒーターと加圧ローラーとを直接圧接させて加熱ニッ
プ部を形成させて該加熱ニップ部に被加熱材を導入・搬
送させて加熱する構成の装置等にも適用できることは勿
論である。
【0084】また、ヒーター11のパターン構成等も実
施形態例のものに限られるものではないことは勿論であ
る。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、こ
の種の加熱装置において、ヒーターをヒーターホルダー
に対して緩いはまり合わせでかつ接着固定させないこと
で、従来の接着工程にかかるコスト及び材料コストを削
減できる。
【0086】また加熱時のヒーターとヒーターホルダー
との互いの熱容量差及び熱膨張差から生じる内部応力を
開放でき、該内部応力に起因する使用時のヒーターの破
損、あるいは繰り返し疲労によるヒーター寿命の短命化
を防止することができる。
【0087】またヒーターをヒーターホルダーに緩いは
まり合わせでかつ接着固定していないことで生じる、ヒ
ーター電極部とヒーターコネクタの電気的接続ガタもヒ
ーターコネクタをヒーターの長手方向に直交する方向
で、かつ加熱ニップ部における加圧ローラーの回転方向
とは逆側から組付けることで防止され、ヒーターコネク
タのバネ接点部がヒーター電極部に対し食い込み方向に
なり、バネ接点部のヒーター側の対応電極部に対する接
圧(接触圧)が上がり、接点部の信頼性は向上する。従
って、使用時にコネクタの信頼性を損なうことなく、な
おかつヒーター破損等の事故を防止することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の一例の概略構成図
【図2】画像加熱定着装置例の要部の側面図
【図3】同装置の要部の横断面図
【図4】同装置の分解斜視図
【図5】(a)はヒーターの一部切欠き表面側模型図、
(b)は裏面側模型図
【図6】(a)乃至(d)は給電用及び検温用のヒータ
ーコネクタの構造、及び嵌着要領の説明図
【図7】(a)・(b)・(c)はそれぞれフィルム加
熱方式の加熱装置の他の構成形態例の略図
【符号の説明】
1 回転ドラム型電子写真感光体 2 一次帯電器 3 レーザービームスキャナー 4 現像器 5 給紙ローラー 6 給紙カセット P 転写紙 7 レジストローラー 8 転写ローラー 9 クリーニング装置 10 排紙ローラー K プロセスカートリッジ A 画像加熱定着装置 11 ヒーター 21 ヒーターホルダー 26 定着フィルム 27 加圧ローラー 31・32 ヒーターコネクタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱部を有する略面状のヒーターと、前
    記ヒーターの長手方向端部に配置されて前記ヒーターと
    電気的に接続するヒーターコネクタと、前記ヒーターに
    他部材を介してあるいは直接に圧接して加熱ニップ部を
    形成する加圧ローラーと、前記ヒーターの加圧ローラー
    に対向していない周囲を覆うヒーターホルダーを有し、
    加熱ニップ部に被加熱材を導入して挟持搬送させてヒー
    ターの熱で加熱する加熱装置において、前記ヒーターコネクタは、ハウジング部と、ハウジング
    部内部のヒーターコネクタ挿入方向上流側に固定端を有
    し下流側に自由端を有するバネ接点部とを有しており、
    前記ヒーターは前記ヒーターホルダーとヒーターの長手
    方向に直交する方向でガタを有して緩くはまり合い、前
    記ヒーターコネクタは前記ヒーターの長手方向に直交す
    る方向で、かつ前記加熱ニップ部において前記加圧ロー
    ラーの回転方向とは逆側から組付くことを特徴とする加
    熱装置。
  2. 【請求項2】 被加熱材が未定着画像を担持した被記録
    材であり、装置が該未定着画像を被記録材に加熱定着さ
    せる画像加熱定着装置であることを特徴とする請求項1
    に記載の加熱装置。
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