JP7280554B2 - 加熱装置、定着装置及び画像形成装置 - Google Patents

加熱装置、定着装置及び画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、加熱装置、定着装置及び画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ等の画像形成装置において、用紙上のトナーを熱により定着させる定着装置や用紙上のインクを乾燥させる乾燥装置などに用いられる加熱部材として、面状の抵抗発熱体を有する面状ヒータが知られている。
面状ヒータは、抵抗発熱体に電力が供給されることで発熱する。そのため、面状ヒータには、電源からの電力を供給するためのコネクタが電気的に接続される電極部が設けられている。
例えば、特許文献1(特開2001-23732号公報)には、面状ヒータの電極部に接続されるコネクタとして、面状ヒータとこれを保持するヒータホルダとを表側と裏側とから挟むことで、面状ヒータの電極部に対してコネクタが有するコンタクト端子を圧接させる構成が開示されている。
ところで、上記のように、面状ヒータとヒータホルダとをコネクタによって一緒に挟んで保持する構成においては、ヒータホルダの厚みにばらつきがあると、これに伴ってコンタクト端子と電極部との接点位置が厚み方向に変化する。その結果、電極部に対するコンタクト端子の接触圧が変化して、電極部に必要以上の接触圧がかかったり、反対に接触力不足となったりするといった問題がある。
上記課題を解決するため、本発明は、板状部材に電極部と発熱部とが設けられている加熱部材と、前記加熱部材を保持する保持部材とを備える加熱装置において、前記板状部材の前記電極部が設けられている面とは反対側の面で、前記電極部に対応する前記板状部材の領域には他の電極部が設けられておらず、前記保持部材は、前記板状部材の厚さ方向で前記板状部材に接触する接触部を備え、前記領域に対向する前記保持部材の少なくとも一部が除かれた部分を有し、前記発熱部に電力を供給するためのコネクタを有し、前記コネクタは、前記電極部に接触する接点部を有するコンタクト端子と、前記接点部に対向する接点対向部を、備え、前記コネクタは、前記一部が除かれた部分において前記接点部と前記接点対向部が前記加熱部材のみを挟むようにして保持しつつ、前記一部が除かれた部分以外の箇所において前記保持部材と接触することを特徴とする。
本発明によれば、電極部に対するコンタクト端子の接触圧が保持部材の厚みのばらつきの影響を受けにくくなるので、接触圧の変動を抑制することができるようになる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の概略構成図である。 定着装置の概略構成図である。 ヒータの平面図である。 ヒータの分解斜視図である。 コネクタの斜視図である。 ヒータにコネクタが接続された状態を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るヒータ及びヒータホルダの斜視図である。 ヒータホルダでヒータが保持された状態の斜視図である。 ヒータホルダでヒータが保持された状態を裏側から見た底面図である。 ヒータにコネクタが接続された状態を示す断面図である。 図10におけるA-A断面図である。 コンタクト端子がヒータとヒータホルダとを一緒に挟んで保持する比較例を示す断面図である。 コンタクト端子と電極部との接点に対する孔部の配置を示す平面図である。 コネクタによってヒータのみを保持する例を示す断面図である。 ハーネスの弾性復元力によってヒータをヒータホルダに対して押し付けた構成を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る加熱装置の断面図である。 ヒータホルダの変形例を示す図である。 他の定着装置の概略構成図である。 別の定着装置の概略構成図である。 さらに別の定着装置の概略構成図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明について説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。
図1は、本発明の実施の一形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
図1に示す画像形成装置100は、画像形成装置本体に対して着脱可能な4つの作像ユニット1Y,1M,1C,1Bkを備える。各作像ユニット1Y,1M,1C,1Bkは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの異なる色の現像剤を収容している以外は同様の構成となっている。具体的には、各作像ユニット1Y,1M,1C,1Bkは、像担持体としてのドラム状の感光体2と、感光体2の表面を帯電する帯電装置3と、感光体2の表面に現像剤としてのトナーを供給してトナー画像を形成する現像装置4と、感光体2の表面をクリーニングするクリーニング装置5とを備える。
また、画像形成装置100は、各感光体2の表面を露光し静電潜像を形成する露光装置6と、記録媒体としての用紙Pを供給する給紙装置7と、各感光体2に形成されたトナー画像を用紙Pに転写する転写装置8と、用紙Pに転写されたトナー画像を定着する定着装置9と、用紙Pを装置外に排出する排紙装置10とを備える。
転写装置8は、複数のローラによって張架された中間転写体としての無端状の中間転写ベルト11と、各感光体2上のトナー画像を中間転写ベルト11へ転写する一次転写部材としての4つの一次転写ローラ12と、中間転写ベルト11上に転写されたトナー画像を用紙Pへ転写する二次転写部材としての二次転写ローラ13とを有する。複数の一次転写ローラ12は、それぞれ、中間転写ベルト11を介して感光体2に接触している。これにより、中間転写ベルト11と各感光体2とが互いに接触し、これらの間に一次転写ニップが形成されている。一方、二次転写ローラ13は、中間転写ベルト11を介して中間転写ベルト11を張架するローラの1つに接触している。これにより、二次転写ローラ13と中間転写ベルト11との間には二次転写ニップが形成されている。
また、画像形成装置100内には、給紙装置7から送り出された用紙Pが搬送される用紙搬送路14が形成されている。この用紙搬送路14における給紙装置7から二次転写ニップ(二次転写ローラ13)に至るまでの途中には、一対のタイミングローラ15が設けられている。
次に、図1を参照して上記画像形成装置の印刷動作について説明する。
印刷動作開始の指示があると、各作像ユニット1Y,1M,1C,1Bkにおいては、感光体2が図1の時計回りに回転駆動され、帯電装置3によって感光体2の表面が均一な高電位に帯電される。次いで、原稿読取装置によって読み取られた原稿の画像情報、あるいは端末からプリント指示されたプリント情報に基づいて、露光装置6が各感光体2の表面を露光することで、露光された部分の電位が低下して静電潜像が形成される。そして、この静電潜像に対して現像装置4からトナーが供給され、各感光体2上にトナー画像が形成される。
各感光体2上に形成されたトナー画像は、各感光体2の回転に伴って一次転写ニップ(一次転写ローラ12の位置)に達すると、図1の反時計回りに回転駆動する中間転写ベルト11に順次重なり合うように転写される。そして、中間転写ベルト11上に転写されたトナー画像は、中間転写ベルト11の回転に伴って二次転写ニップ(二次転写ローラ13の位置)へ搬送され、二次転写ニップにおいて搬送されてきた用紙Pに転写される。この用紙Pは、給紙装置7から供給されたものである。給紙装置7から供給された用紙Pは、タイミングローラ15によって一旦停止された後、中間転写ベルト11上のトナー画像が二次転写ニップに至るタイミングに合わせて二次転写ニップへ搬送される。かくして、用紙P上にフルカラーのトナー画像が担持される。また、トナー画像が転写された後、各感光体2上に残留するトナーは各クリーニング装置5によって除去される。
トナー画像が転写された用紙Pは、定着装置9へと搬送され、定着装置9によって用紙Pにトナー画像が定着される。その後、用紙Pは排紙装置10によって装置外に排出されて、一連の印刷動作が完了する。
続いて、定着装置9の構成について説明する。
図2に示すように、本実施形態に係る定着装置9は、定着部材としての無端状の定着ベルト20と、定着ベルト20の外周面に接触してニップ部Nを形成する対向部材としての加圧ローラ21と、定着ベルト20を加熱する加熱装置19とを備えている。また、加熱装置19は、加熱部材としての面状のヒータ22と、ヒータ22を保持する保持部材としてのヒータホルダ23と、ヒータホルダ23を支持する支持部材としてのステー24等で構成されている。
定着ベルト20は、例えば外径が25mmで厚みが40~120μmのポリイミド(PI)製の筒状基体を有している。定着ベルト20の最表層には、耐久性を高めて離型性を確保するために、PFAやPTFE等のフッ素系樹脂による厚みが5~50μmの離型層が形成される。基体と離型層の間に厚さ50~500μmのゴム等からなる弾性層を設けてもよい。また、定着ベルト20の基体はポリイミドに限らず、PEEKなどの耐熱性樹脂やニッケル(Ni)、SUSなどの金属基体であってもよい。定着ベルト20の内周面に摺動層としてポリイミドやPTFEなどをコートしてもよい。
加圧ローラ21は、例えば外径が25mmであり、中実の鉄製芯金21aと、この芯金21aの表面に形成された弾性層21bと、弾性層21bの外側に形成された離型層21cとで構成されている。弾性層21bはシリコーンゴムで形成されており、厚みは例えば3.5mmである。弾性層21bの表面は離型性を高めるために、厚みが例えば40μm程度のフッ素樹脂層による離型層21cを形成するのが望ましい。
ヒータ22は、定着ベルト20の幅方向に渡って長手状に設けられている。また、ヒータ22は、ヒータホルダ23側から定着ベルト20側(ニップ部N側)に向かって、断熱層40、基材層30、第1絶縁層51、発熱部61を有する導体層60、第2絶縁層52が、順次積層されて構成されている。断熱層40は、基材層30よりも熱伝導率の低い材料で構成された層であるが、断熱層40に代えて、基材層30よりも熱伝導率の高い熱伝導層が設けられていてもよい。すなわち、基材層30の発熱部61などが設けられる面とは反対側の面には、断熱層又は熱伝導層などの、基材層30とは熱伝導率が異なる層が設けられている。
ヒータホルダ23及びステー24は、定着ベルト20の内周側に配置されている。ステー24は、金属製のチャンネル材で構成され、その両端部分が定着装置9の両側板に支持されている。ステー24によってヒータホルダ23及びこれに保持されるヒータ22が支持されていることで、加圧ローラ21が定着ベルト20に加圧された状態で、ヒータ22が加圧ローラ21の押圧力を確実に受けとめてニップ部Nを安定的に形成する。
ヒータホルダ23は、ヒータ22の熱によって高温になりやすいため、耐熱性の材料で形成されることが望ましい。例えば、ヒータホルダ23をLCPなどの低熱伝導性の耐熱性樹脂で形成した場合は、ヒータ22からヒータホルダ23への伝熱が抑制され効率的に定着ベルト20を加熱することが可能である。
加圧ローラ21は、バネ等の付勢手段によって定着ベルト20側へ付勢されている。これにより、加圧ローラ21は定着ベルト20を介してヒータ22に圧接され、定着ベルト20と加圧ローラ21との間にニップ部Nが形成される。また、加圧ローラ21は駆動手段によって回転駆動されるように構成されており、加圧ローラ21が図2の矢印方向に回転すると、これに伴って定着ベルト20が従動回転する。
印刷動作が開始されると、加圧ローラ21が回転駆動され、定着ベルト20が従動回転を開始する。また、ヒータ22に電力が供給されることで、定着ベルト20が加熱される。そして、定着ベルト20の温度が所定の目標温度(定着温度)に到達した状態で、図2に示すように、未定着トナー画像が担持された用紙Pが、定着ベルト20と加圧ローラ21との間(ニップ部N)に搬送されることで、未定着トナー画像が加熱及び加圧されて用紙Pに定着される。
図3は、ヒータ22を表側から見た平面図、図4は、ヒータ22の分解斜視図である。
なお、以下の本実施形態に係る説明において、ヒータ22に対する、定着ベルト20側(ニップ部N側)を「表側」と称し、ヒータホルダ23側を「裏側」と称して説明する。また、以下の説明において、ヒータ22が定着ベルト20の回転軸方向に伸びる方向をヒータ22の「長手方向」と称し、ヒータ22を構成する各層が積層された方向をヒータ22の「厚さ方向」と称する。また、ヒータ22の「長手方向」と「厚さ方向」の両方向に対して直交する方向をヒータ22の「短手方向」という。
図4に示すように、本実施形態に係るヒータ22は、複数の層を含む加熱部材である。ヒータ22が有する複数の層とは、一体に形成されたものをいう。層を一体に形成する方法としては、例えば、基材層30に塗布(コーティング)することによって形成する方法がある。本実施形態において、ヒータ22が有する複数の層としては、以下のようなものが挙げられる。本実施形態に係るヒータ22は、平板状の基材層30と、基材層30の表側に設けられた第1絶縁層51と、第1絶縁層51の表側に設けられた導体層60と、導体層60の表側を被覆する第2絶縁層52と、基材層30の裏側に設けられた断熱層40との、複数の構成層が積層されて構成されている。本実施形態では、基材層30、第1絶縁層51、及び断熱層40の各層によって、導体層60が設けられる板状部材が構成されている。ここでいう板状部材とは、ヒータ22を構成する板状の部材であって、表側又は裏側のいずれか一方の面に電極部とこれに接続された発熱部とが設けられたものを言う。本実施形態では、板状部材が複数の層で構成されているが、板状部材は1つの層で構成されていてもよい。導体層60は、面状の抵抗発熱体で構成された一対の発熱部61と、各発熱部61の長手方向一端部側に設けられた一対の電極部62と、電極部62と発熱部61との間及び発熱部61同士を接続する複数の給電線63とで構成されている。また、図3に示すように、導体層60のうち、各電極部62は、後述のコネクタとの接続を確保するため、少なくとも一部が第2絶縁層52に被覆されておらず露出した状態となっている。
各発熱部61は、例えば、銀パラジウム(AgPd)やガラス粉末などを調合したペーストをスクリーン印刷等により基材層30に塗工し、その後、当該基材層30を焼成することによって形成することができる。発熱部61の材料として、これら以外に、銀合金(AgPt)や酸化ルテニウム(RuO2)の抵抗材料を用いてもよい。本実施形態では、各発熱部61が互いに平行に基材層30の長手方向に延びるように設けられている。各発熱部61の一端部(図3における右端部)同士は、給電線63を介して互いに電気的に接続され、各発熱部61の他端部(図3における左端部)は、それぞれ別の給電線63を介して電極部62に対して電気的に接続されている。給電線63は、発熱部61よりも小さい抵抗値の導体で構成されている。給電線63や電極部62の材料としては、銀(Ag)もしくは銀パラジウム(AgPd)等を用いることができ、このような材料をスクリーン印刷するなどによって給電線63や電極部62が形成されている。
基材層30は、ステンレス(SUS)や鉄、アルミニウム等の金属材料で構成されている。また、基材層30の材料として、金属材料のほか、セラミック、ガラス等を用いることも可能である。各絶縁層51,52及び断熱層40は、耐熱性ガラスで構成されている。また、これらの材料として、セラミックあるいはポリイミド(PI)等を用いることも可能である。また、基材層30が窒化アルミニウムである場合も、基材層30にそれ以外の各層の材料を塗布することで、各層を一体に形成することができる。
図5は、ヒータ22に接続されるコネクタ70の斜視図である。
本実施形態に係る加熱装置19は、上記ヒータ22の発熱部61に電力を供給するためのコネクタ70を備えている。図5に示すように、コネクタ70は、樹脂製のハウジング71と、ハウジング71に固定された板バネのコンタクト端子72とで構成されている。コンタクト端子72はヒータ22の各電極部62に接触する一対の接点部72aを有する。また、コネクタ70(コンタクト端子72)には、給電用のハーネス80が接続されている。
図6に示すように、コネクタ70は、ヒータ22とヒータホルダ23とを表側と裏側とから一緒に挟むようにして取り付けられる。これにより、コンタクト端子72の各接点部72aがヒータ22の電極部62に対して弾性的に接触(圧接)することで、コネクタ70を介して発熱部61と画像形成装置に設けられた電源とが電気的に接続され、電源から発熱部61へ電力が供給可能な状態となる。
ところで、従来のように、コネクタがヒータとヒータホルダとを一緒に挟んで保持する構成においては、ヒータやヒータホルダの厚み(表側の面から裏側の面までの寸法)にばらつきが生じると、コネクタのコンタクト端子とヒータの電極部との接点位置が厚み方向に変化する。その結果、電極部に対するコンタクト端子の接触圧も変動する。そして、ヒータとヒータホルダとのそれぞれの厚みの積み上げ公差によってコンタクト端子の接触圧の変動が大きくなると、接触圧を適切な値(範囲内)に管理することが難しくなる。仮に、コンタクト端子の接触圧が適切な範囲を下回った場合は、接触圧不足により導通を確保することができなくなり、ヒータへの給電が良好に行えなくなる。反対に、コンタクト端子の接触圧が適切な範囲を超えると、過度な接触圧により電極部又はコンタクト端子が摩耗し、ひいてはヒータへの給電が良好に行えなくなってしまう。また、ヒータが微小に移動する要因としては、加圧ローラと噛み合っているギアが外れた場合の速度変動により定着ベルトが振動した際のヒータの振動や、熱によるヒータの長手方向への伸縮などがある。また、ヒータやヒータホルダが微小に移動する要因としては、定着ベルトがヒータ及びヒータホルダに対して摺動することによる摺動抵抗などがある。
そこで、本実施形態に係る構成においては、このようなコンタクト端子72の接触圧不良(接触圧不足又は接触圧過剰)を防止するため、次のような対策を講じている。以下、本実施形態の特徴的な構成について説明する。
図7は、本実施形態に係るヒータ22及びヒータホルダ23の斜視図、図8は、本実施形態に係るヒータホルダ23によってヒータ22が保持された状態の斜視図、図9は、図8に示すヒータ22及びヒータホルダ23を裏側から見た底面図である。なお、図7~図9においては、ヒータ22に関して基材層30及び電極部62のみ図示し、その他の構成部分は省略している。
図7~図9に示すように、本実施形態に係るヒータホルダ23には、ヒータ22が収容される凹部230が設けられている。凹部230は、ヒータ22とほぼ同等のサイズの矩形(長方形)状に形成された底面部23aと、底面部23aの各辺(4辺)に設けられた4つの側面部23b,23c,23d,23eとで構成されている。凹部230のうち、特に、底面部23aは、加圧ローラ21からの加圧力に抗してヒータ22を支持するために、ヒータ22の厚さ方向でヒータ22に対して接触する接触部として機能する。そして、この凹部230には、ヒータ22の各電極部62に対応する位置、すなわち図9に示すようにヒータ22がヒータホルダ23に保持された状態で裏側から見たときに各電極部62と重なる位置に、表側から裏側へ貫通する孔部23gが設けられている。このように、本実施形態では、ヒータホルダ23に孔部23gが設けられていることで、ヒータホルダ23は、基材層30の裏側における電極部62に対応する部分を除いて配置されている。言い換えれば、本実施形態では、電極部62と反対側のヒータ22の面(裏面)で、電極部62に対応するヒータ22の領域に対向するヒータホルダ23の少なくとも一部が除かれている。ここでいう、電極部62に対応するヒータ22の領域とは、電極部62が設けられた領域の厚さ方向の反対側の領域を意味する。
また、ヒータホルダ23の長手方向に延びる外壁部の一部には、孔部23gと連通する側方開口部23hが設けられている。コネクタ70は、この側方開口部23hから孔部23g内に差し込まれるようにして取り付けられる。
図10は、ヒータ22及びヒータホルダ23に対してコネクタ70が取り付けられた状態を示す断面図、図11は、図10におけるA-A断面図である。
図10及び図11に示すように、コネクタ70が取り付けられた状態では、コンタクト端子72の一対の接点部72aが電極部62に対して接触する。また、接点部72aに対向するコンタクト端子72の接点対向部72bは、ヒータホルダ23の孔部23g内に挿入されてヒータ22の裏側の面(断熱層40)に接触する。このように、コンタクト端子72の接点部72aと接点対向部72bとによってヒータ22は表側と裏側とから挟まれるようにして保持される。
一方、コネクタ70のハウジング71(ヒータ22の裏側に配置される部分)は、ヒータホルダ23の孔部23g内には挿入されず、ヒータホルダ23の裏側の面に接触する。このように、ハウジング71がヒータホルダ23の裏側の面に接触することで、ハウジング71とコンタクト端子72との協働によりヒータ22とヒータホルダ23とが表側と裏側とから一緒に挟まれるように保持される。これにより、ヒータ22とヒータホルダ23との分離が規制される。
上記のように、本実施形態では、コンタクト端子72がヒータホルダ23を挟むことなく、ヒータ22のみを挟むようにして取り付けられる。このように、コンタクト端子72が(ヒータホルダ23を介さずに)ヒータ22のみを挟むようにして取り付けられることで、図12に示すようなコンタクト端子72がヒータ22とヒータホルダ23とを一緒に挟んで保持するものに比べて、ヒータホルダ23を挟まない分、コンタクト端子72が挟む部材の数が減るので、部材の厚みの積み上げ公差に伴うコンタクト端子72の接触圧のばらつきが低減される。すなわち、本実施形態では、コンタクト端子72の接触圧が、ヒータホルダ23の厚みのばらつきの影響を受けないので、その分、接触圧の変動を抑制することが可能である。その結果、接触圧の管理が行いやすくなり、接触圧不足や接触圧過剰を防止できるようになるので、接触圧を適切な値(範囲内)に設定することができるようになる。なお、本実施形態のヒータホルダ23に設けられた孔部23gは、上述のように、コンタクト端子72の接触圧がヒータホルダ23の厚みの影響を受けないようにするために設けられたものであり、温度センサ(温度検知素子)をヒータホルダ23を介さずにヒータ22に接触させるために設けられた孔部とは異なるものである。すなわち、本実施形態に係る孔部23gには、温度センサは配置されていない。
コンタクト端子72の接触圧の変動を効果的に抑制するには、図13に示すように、ヒータホルダ23を設けない領域(孔部23g)が、平面視して少なくともコンタクト端子72と電極部62との接点Cに対応した部分を含む領域であることが望ましい。また、ヒータホルダ23を設けない領域は、必ずしも電極部62全体を含まなくてもよい。
また、孔部23gの貫通方向の長さは同じ程度がよい。
上記図10及び図11に示す例では、コネクタ70のハウジング71とコンタクト端子72との協働によってヒータ22とヒータホルダ23とを分離しないように保持しているが、これらの分離を他の方法で規制できれば、図14に示す例のように、コネクタ70のハウジング71とコンタクト端子72との両方がヒータ22のみを挟んで保持する構成としてもよい。この場合、ヒータ22とヒータホルダ23との分離を規制する方法として、例えば、図15に示すように、曲げられた状態で設置されているハーネス80の曲げ方向とは反対方向に戻ろうとする弾性復元力Fを利用してもよい。すなわち、ハーネス80の弾性復元力Fによって、コネクタ70を介してヒータ22をヒータホルダ23(凹部230の底面部23a)に対して押し付けることで、これらの分離を規制することができる。
続いて、本発明の他の実施形態について説明する。
上述の実施形態(第1実施形態)では、ヒータホルダ23を電極部62に対応する部分において省略する(設けない)ようにしているが、本発明の第2実施形態では、図16に示すように、ヒータホルダ23の裏側の面を部分的に凹ませて、ヒータホルダ23の厚みを、発熱部61に対応する部分よりも電極部62に対応する部分で薄くしている(T1>T2)。言い換えれば、電極部62と反対側のヒータ22の面で、電極部62に対応するヒータ22の領域に対向するヒータホルダ23の接触部(底面部23a)の少なくとも一部が、それ以外の接触部(底面部23a)の厚さに比して薄く形成されている。ここでいう、電極部62に対応するヒータ22の領域とは、上記と同様に、電極部62が設けられた領域の厚さ方向の反対側の領域を意味する。このように、電極部62に対応する部分においてヒータホルダ23の厚みを薄くすることで、当該部分におけるヒータホルダ23の厚みのばらつきを小さくすることができる。これにより、コンタクト端子72によって挟まれる部分(この場合、ヒータ22とヒータホルダ23)の厚みの積み上げ公差が小さくなるので、電極部62に対するコンタクト端子72の接触圧の変動を抑制することができる。その結果、接触圧の管理が行いやすくなり、接触圧不足や接触圧過剰を防止できるので、接触圧を適切な値(範囲内)に設定することができるようになる。
以上のように、本発明に係る定着装置においては、電極部の少なくとも一部(接点C)に対応する箇所において、ヒータホルダを部分的に省略する、又は薄くすることで、コンタクト端子が挟む部分の厚みのばらつきを小さくし、ヒータに対するコネクタの接触圧不良を防止することが可能である。これにより、ヒータに対するコネクタの導通性を良好に確保することができるようになり、信頼性が向上する。
ここで、定着装置等に用いられる面状ヒータとしては、上述の実施形態のような基材層の表側のみに発熱部と電極部とが設けられているもののほか、基材層の表側と裏側の両方に発熱部と電極部とが設けられているものがあるが(例えば、特開2014-109754号公報参照)、本発明は、ヒータの板状部材における電極部が設けられている面とは反対側の面で、電極部に対応する板状部材の領域には他の電極部は設けられていないことを前提としている。その理由は、電極部が表裏両側の同じ領域に設けられたものの場合、表側の電極部に加えて裏側の電極部の露出も確保するため、裏側の電極部に対応する部分でヒータホルダを設けないようにする必要があるが、本発明は、このような裏側の電極部の機能性を確保するために必然的にヒータホルダの一部を省略するものとは全く異なる技術思想に基づくものであるからである。すなわち、本発明は、裏側の電極部の機能性確保のためにヒータホルダの一部を省略する必要のない構成において、電極部に対するコンタクト端子の接触圧の変動抑制のために、電極部に対応する部分でヒータホルダを省略するものであり、このような発想はこれまでにない新しいものである。
なお、上述の実施形態では、電極部が設けられている面を板状部材の表側としているが、電極部が設けられる面は、本実施形態における表側の面とは反対側の裏側の面でもよい。電極部が設けられる面は適宜設定されるものである。また、電極部の数やその位置も特に限定されるものではない。例えば、1つの電極部を板状部材の長手方向の一端部側に設け、他の電極部を板状部材の長手方向の他端部側に設けてもよい。さらに、電極部は、板状部材の同じ面にのみ設けられていてもよいが、1つの電極部を板状部材の長手方向の一端部側の表側に設け、他の電極部を板状部材の長手方向の他端部側の裏側に設けてもよい。つまり、電極部が設けられている面とは反対側の面で、電極部に対応する板状部材の領域には他の電極部が設けられていない構成であればよく、電極部は板状部材の同じ面にのみ設けられている必要はない。ただし、電極部が板状部材の長手方向の一端部側のみに設けられている構成の場合は、電極部が板状部材の長手方向の両端部側に設けられている構成に比べて、電極部に接続するコネクタなどの数を減らすことができる利点がある。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加え得ることは勿論である。
上述の実施形態では、ヒータホルダ23が、ヒータ22に対してその短手方向の両端部側及び中央部側を含む全体に渡って接触する平面状の底面部23a(接触部)を有しているが(図7参照)、図17に示す例のように、底面部23aに凹部23iを設け、
段差状にしてもよい。この場合、ヒータホルダ23の段差部23jが、ヒータ22の厚さ方向でヒータ22に対してその短手方向の両端部側で接触する接触部となる。このように、ヒータホルダ23の底部23aに凹部23iを設け、ヒータホルダ23がヒータ
22に対してその短手方向の中央部側では接触しないようにすることで、ヒータ22からヒータホルダ23への熱伝達を低減でき、省エネ効果の向上を図れる。
また、上述の実施形態では、ヒータ22の電極部62が発熱部61に接続されているが、本発明は、電極部62が発熱部61に接続されているものに限らず、例えばサーミスタなどの温度センサに電極部が接続されている構成においても適用可能である。
また本発明は、図2に示す定着装置のほか、図18~図20に示すような定着装置にも適用可能である。以下、図18~図20に示す各定着装置の構成について簡単に説明する。
まず、図18に示す定着装置9は、定着ベルト20に対して加圧ローラ21側とは反対側に、押圧ローラ90が配置されており、この押圧ローラ90とヒータ22とによって定着ベルト20を挟んで加熱するように構成されている。一方、加圧ローラ21側では、定着ベルト20の内周にニップ形成部材91が配置されている。ニップ形成部材91は、ステー24によって支持されており、ニップ形成部材91と加圧ローラ21とによって定着ベルト20を挟んでニップ部Nを形成している。
次に、図19に示す定着装置9では、前述の押圧ローラ90が省略されており、定着ベルト20とヒータ22との周方向接触長さを確保するために、ヒータ22が定着ベルト20の曲率に合わせて円弧状の板状部材で構成されている。その他は、図18に示す定着装置9と同じ構成である。
最後に、図20に示す定着装置9では、定着ベルト20のほかに加圧ベルト92が設けられ、加熱ニップ(第1ニップ部)N1と定着ニップ(第2ニップ部)N2とを分けて構成している。すなわち、加圧ローラ21に対して定着ベルト20側とは反対側に、ニップ形成部材91とステー93とを配置し、これらニップ形成部材91とステー93を内包するように加圧ベルト92を回転可能に配置している。そして、加圧ベルト92と加圧ローラ21との間の定着ニップN2に用紙Pを通紙して加熱及び加圧して画像を定着する。その他は、図2に示す定着装置9と同じ構成である。
また、本発明は、上記のような定着装置のほか、用紙に塗布されたインクを乾燥させる乾燥装置や、被覆部材としてのフィルムを用紙等のシートの表面に熱圧着する被覆装置(ラミネータ)などに用いられる加熱装置にも適用可能である。また、本発明に係る画像形成装置は、プリンタのほか、複写機、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機であってもよい。さらに、本発明は、電子写真方式の画像形成装置に限らず、インクジェット方式の画像形成装置にも適用可能である。
9 定着装置
19 加熱装置
20 定着ベルト(定着部材)
21 加圧ローラ(対向部材)
22 ヒータ(加熱部材)
23 ヒータホルダ(保持部材)
23a 底面部(接触部)
23g 孔部
23j 段差部(接触部)
30 基材層
40 断熱層
51 第1絶縁層
52 第2絶縁層
60 導体層
61 発熱部
62 電極部
70 コネクタ
72 コンタクト端子
80 ハーネス
N ニップ部
特開2001-23732号公報

Claims (7)

  1. 板状部材に電極部と発熱部とが設けられている加熱部材と、
    前記加熱部材を保持する保持部材とを備える加熱装置において、
    前記板状部材の前記電極部が設けられている面とは反対側の面で、前記電極部に対応する前記板状部材の領域には他の電極部が設けられておらず、
    前記保持部材は、前記板状部材の厚さ方向で前記板状部材に接触する接触部を備え、
    前記領域に対向する前記保持部材の少なくとも一部が除かれた部分を有し、
    前記発熱部に電力を供給するためのコネクタを有し、
    前記コネクタは、前記電極部に接触する接点部を有するコンタクト端子と、前記接点部に対向する接点対向部を、備え、
    前記コネクタは、前記一部が除かれた部分において前記接点部と前記接点対向部が前記加熱部材のみを挟むようにして保持しつつ、前記一部が除かれた部分以外の箇所において前記保持部材と接触することを特徴とする加熱装置。
  2. 前記保持部材は、前記電極部に対応する部分に貫通する孔部を有する請求項1に記載の加熱装置。
  3. 板状部材に電極部と発熱部とが設けられている加熱部材と、
    前記加熱部材を保持する保持部材とを備える加熱装置において、
    前記板状部材の前記電極部が設けられている面とは反対側の面で、前記電極部に対応する前記板状部材の領域には他の電極部が設けられておらず、
    前記保持部材は、前記板状部材の厚さ方向で前記板状部材に接触する接触部を備え、
    前記領域に対向する前記保持部材の少なくとも一部が除かれており、
    前記発熱部に電力を供給するために前記電極部に接触するコンタクト端子を備え、
    前記コンタクト端子は、前記電極部に対応する部分で前記加熱部材のみを挟むようにして保持し、
    前記コンタクト端子に接続された給電用のハーネスを備え、
    曲げられた状態で設置されている前記ハーネスの弾性復元力によって前記加熱部材を前記保持部材に押し付けるように構成したことを特徴とする加熱装置。
  4. 前記保持部材は、前記板状部材の厚さ方向で前記板状部材の短手方向の両端部側の縁部に接触する接触部を備える請求項1から3のいずれか1項に記載の加熱装置。
  5. 前記保持部材は、前記板状部材の厚さ方向で前記板状部材の短手方向の中央部側に接触しない非接触部を備える請求項1から3のいずれか1項に記載の加熱装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の加熱装置と、
    前記加熱装置によって加熱される定着部材と、
    前記定着部材に対して接触してニップ部を形成する対向部材と、を備えることを特徴とする定着装置
  7. 請求項1から5のいずれか1項に記載の加熱装置、あるいは請求項6に記載の定着装置を備えることを特徴とする画像形成装置
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