JP2023018604A - 加熱装置、定着装置、画像形成装置 - Google Patents

加熱装置、定着装置、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】温度検知部材の検知精度を高めることを課題とする。【解決手段】定着ベルト20と、定着ベルト20に対向する加圧ローラ21と、ヒータ22と、サーミスタ25とを備えた定着装置9であって、サーミスタ25は、 温度検知素子251と、温度検知素子251を面で加圧する板バネ252と、 板バネ252を保持する保持体254と、保持体254を温度検知素子251側へ加圧する一または複数のコイルバネ256と、を備え、板バネ252のバネ定数が、コイルバネ256のバネ定数の積算値以上である。【選択図】図8

Description

本発明は、加熱装置、定着装置および画像形成装置に関する。
複写機、プリンタなどの画像形成装置においては、用紙上のトナーを熱により定着させる定着装置や、用紙上のインクを乾燥させる乾燥装置など、発熱部を有する加熱体が搭載されたものが知られている。一般的に、このような加熱体を備える装置においては、加熱体の温度、又は加熱体によって加熱される部材の温度を検知するために、サーミスタなどの温度検知部材が設けられている。
例えば特許文献1(特開2019-98312号公報)の定着装置では、ヒータの基材の裏側にサーミスタが設けられる。サーミスタに設けられた温度検知素子は、スポンジやゴムなどの緩衝材を介してコイルバネにより加圧されており、温度検知素子はこの加圧力により基材の裏面に押し当てられる。
温度検知素子が被検知部材であるヒータ(の基材)に対して傾いて当接する等により、温度検知素子がヒータに対して位置ズレしてしまう。この位置ズレにより、温度検知素子によって検知するヒータの部分も変わってしまい、検知精度に悪影響を与えてしまう。
温度検知部材の検知精度を高めることを課題とする。
上記の課題を解決するため、本発明は、回転部材と、前記回転部材に対向する対向部材と、加熱体と、温度検知部材とを備えた加熱装置であって、前記温度検知部材は、 温度検知素子と、前記温度検知素子を面で加圧する第1バネ部材と、 前記第1バネ部材を保持する保持体と、前記保持体を前記温度検知素子側へ加圧する一または複数の第2バネ部材と、を備え、前記第1バネ部材のバネ定数が、前記第2バネ部材のバネ定数の積算値以上であることを特徴とする。
本発明の加熱装置によれば、温度検知部材による検知精度を高めることができる。
画像形成装置の概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る定着装置の概略構成を示す側面断面図である。 ヒータの平面図である。 図3と抵抗発熱体の形状が異なるヒータの平面図である。 ヒータへの電力供給を示す図である。 ヒータおよびヒータホルダにコネクタを装着した状態の斜視図である。 サーミスタの平面図である。 サーミスタの側面図である。 耐熱性フィルムとその周辺の構成を示す斜視図である。 ヒータホルダの斜視図である。 ヒータホルダの平面図である。 ヒータをヒータホルダに取り付けた状態の平面図である。 上記と異なる構成のサーミスタにおいて、温度検知素子に対して垂直方向の力がかかった場合を示す図である。 上記と異なる構成のサーミスタにおいて、温度検知素子に対して垂直方向と異なる方向の力がかかった場合を示す図である。 保持体の変形例を示す斜視図である。 加圧ローラを加圧する加圧機構を示す側面図である。 上記と異なる定着装置の概略構成を示す側面断面図である。 上記と異なる定着装置の概略構成を示す側面断面図である。 上記と異なる定着装置の概略構成を示す側面断面図である。
以下、添付の図面に基づき、本発明について説明する。なお、本発明を説明するための各図面において、同一の機能もしくは形状を有する部材や構成部品等の構成要素については、判別が可能な限り同一符号を付すことにより一度説明した後ではその説明を省略する。以下の説明では、温度検知部材を備えた加熱装置の一例として、トナー画像を熱により定着させる定着装置を例示する。
図1は、本発明の実施の一形態に係る画像形成装置の概略構成図である。
図1に示す画像形成装置100は、画像形成装置本体に対して着脱可能な4つの作像ユニット1Y,1M,1C,1Bkを備える。各作像ユニット1Y,1M,1C,1Bkは、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの異なる色の現像剤を収容している以外は同様の構成となっている。これらの色の現像剤は、カラー画像の色分解成分に対応する。各作像ユニット1Y,1M,1C,1Bkは、像担持体としてのドラム状の感光体2と、帯電装置3と、現像装置4と、クリーニング装置5とを備える 。帯電装置3は感光体2の表面を帯電する。現像装置4は、感光体2の表面に現像剤としてのトナーを供給してトナー画像を形成する。クリーニング装置5は感光体2の表面をクリーニングする。
また、画像形成装置100は、露光装置6と、給紙装置7と、転写装置8と、定着装置9と、排紙装置10とを備える。露光装置6は、各感光体2の表面を露光し、その表面に静電潜像を形成する。給紙装置7は、記録媒体としての用紙Pを用紙搬送路14に供給する。転写装置8は各感光体2に形成されたトナー画像を用紙Pに転写する。定着装置9は用紙Pに転写されたトナー画像を用紙P表面に定着させる。排紙装置10は用紙Pを装置外に排出する。各作像ユニット1、感光体2、帯電装置3、露光装置6、転写装置8などは、用紙に画像を形成するための画像形成手段を構成している。
転写装置8は、中間転写体としての無端状の中間転写ベルト11と、一次転写部材としての4つの一次転写ローラ12と、二次転写部材としての二次転写ローラ13とを有する。中間転写ベルト11は複数のローラによって張架される。一次転写ローラ12は各感光体2上のトナー画像を中間転写ベルト11へ転写する。二次転写ローラ13は中間転写ベルト11上に転写されたトナー画像を用紙Pへ転写する。複数の一次転写ローラ12は、それぞれ、中間転写ベルト11を介して感光体2に接触している。これにより、中間転写ベルト11と各感光体2とが互いに接触し、これらの間に一次転写ニップが形成される。一方、二次転写ローラ13は、中間転写ベルト11を介して中間転写ベルト11を張架するローラの1つに接触している。これにより、二次転写ローラ13と中間転写ベルト11との間には二次転写ニップが形成されている。
また、用紙搬送路14における給紙装置7から二次転写ニップ(二次転写ローラ13)に至るまでの途中には、一対のタイミングローラ15が設けられている。
次に、図1を参照して上記画像形成装置の印刷動作について説明する。
印刷動作開始の指示があると、各作像ユニット1Y,1M,1C,1Bkにおいては、感光体2が図1の時計回りに回転駆動され、帯電装置3によって感光体2の表面が均一な高電位に帯電される。次いで、原稿読取装置によって読み取られた原稿の画像情報、あるいは端末からプリント指示されたプリント情報に基づいて、露光装置6が各感光体2の表面を露光する。これにより、露光された部分の電位が低下して静電潜像が形成される。そして、この静電潜像に対して現像装置4からトナーが供給され、各感光体2上にトナー画像が形成される。
各感光体2上に形成されたトナー画像は、各感光体2の回転に伴って回転し、一次転写ニップ(一次転写ローラ12の位置)に達する。そしてトナー画像は、図1の反時計回りに回転駆動する中間転写ベルト11に順次重なり合うように転写される。そして、中間転写ベルト11上に転写されたトナー画像は、中間転写ベルト11の回転に伴って二次転写ニップ(二次転写ローラ13の位置)へ搬送される。トナー画像は、二次転写ニップにおいて搬送されてきた用紙Pに転写される。この用紙Pは、給紙装置7から供給されたものである。給紙装置7から供給された用紙Pは、タイミングローラ15によって一旦停止された後、中間転写ベルト11上のトナー画像が二次転写ニップに至るタイミングに合わせて二次転写ニップへ搬送される。かくして、用紙P上にフルカラーのトナー画像が担持される。また、トナー画像が転写された後、各感光体2上に残留するトナーは各クリーニング装置5によって除去される。
トナー画像が転写された用紙Pは、定着装置9へと搬送され、定着装置9によって用紙Pにトナー画像が定着される。その後、用紙Pは排紙装置10によって装置外に排出されて、一連の印刷動作が完了する。
続いて、定着装置の構成について説明する。
図2に示すように、本実施形態に係る定着装置9は、回転部材あるいは定着部材としての定着ベルト20と、対向部材あるいは加圧部材としての加圧ローラ21と、加熱体としてのヒータ22と、保持部材としてのヒータホルダ23と、支持部材としてのステー24と、複数の温度検知部材としてのサーミスタ25等を備えている。定着ベルト20は無端状のベルトからなる。加圧ローラ21は定着ベルト20の外周面に接触して、定着ベルト20との間に定着ニップNを形成する。ヒータ22は定着ベルト20を加熱する。ヒータホルダ23はヒータ22を保持する。ステー24はヒータホルダ23を支持する。サーミスタ25は基材30の温度を検知する。つまり、ヒータ22はサーミスタ25(あるいはサーモスタット)により温度を検知される被検知部材である。図2の紙面に直交する方向は定着ベルト20、加圧ローラ21、ヒータ22、ヒータホルダ23、ステー24等の長手方向であり、以下、この方向を単に長手方向と呼ぶ。なお、この長手方向は搬送される用紙の幅方向、定着ベルト20のベルト幅方向、そして、加圧ローラ21の軸方向でもある。
定着ベルト20は、例えば外径が25mmで厚みが40~120μmのポリイミド(PI)製の筒状基体を有している。この筒状基体は、定着ベルト20の内周面を含む。定着ベルト20の最表層には、耐久性を高めて離型性を確保するために、PFAやPTFE等のフッ素系樹脂による厚みが5~50μmの離型層が形成される。基体と離型層の間に厚さ50~500μmのゴム等からなる弾性層を設けてもよい。また、定着ベルト20の基体はポリイミドに限らず、PEEKなどの耐熱性樹脂やニッケル(Ni)、SUSなどの金属基体であってもよい。定着ベルト20の内周面に摺動層としてポリイミドやPTFEなどをコートしてもよい。
加圧ローラ21は、例えば外径が25mmであり、中実の鉄製芯金21aと、この芯金21aの表面に形成された弾性層21bと、弾性層21bの外側に形成された離型層21cとで構成されている。弾性層21bはシリコーンゴムで形成されており、厚みは例えば3.5mmである。弾性層21bの表面には、離型性を高めるために、厚みが例えば40μm程度のフッ素樹脂層による離型層21cを形成するのが望ましい。
加圧ローラ21が付勢手段によって定着ベルト20側へ付勢されることで、加圧ローラ21は定着ベルト20を介してヒータ22に圧接される。これにより、定着ベルト20と加圧ローラ21との間に定着ニップNが形成される。また、加圧ローラ21は駆動手段によって回転駆動されるように構成されており、加圧ローラ21が図2の矢印方向に回転すると、これに伴って定着ベルト20が従動回転する。
ヒータ22は、定着ベルト20の幅方向に渡って長手状に設けられた面状の加熱体である。ヒータ22は、板状の基材30と、基材30上に設けられた抵抗発熱体31と、抵抗発熱体31を被覆する絶縁層32等で構成されている。以下、基材30の定着ニップN側(図2の右側)の面を基材30のおもて面、ヒータホルダ23側(図2の左側)の面を基材30の裏面とする。
また、ヒータ22は、絶縁層32側で定着ベルト20の内周面に対して接触しており、抵抗発熱体31から発された熱は、絶縁層32を介して定着ベルト20へと伝達される。本実施形態では、抵抗発熱体31や絶縁層32が基材30の定着ベルト20側(定着ニップN側)に設けられているが、反対に、抵抗発熱体31や絶縁層32を基材30のヒータホルダ23側に設けてもよい。その場合、抵抗発熱体31の熱が基材30を介して定着ベルト20に伝達されることになるため、基材30は窒化アルミニウムなどの熱伝導率の高い材料で構成されることが望ましい。また、基材30を熱伝導率の高い材料で構成することで、抵抗発熱体31を基材30の定着ベルト20側とは反対側に配置しても、定着ベルト20を十分に加熱することが可能である。
ヒータホルダ23およびステー24は、定着ベルト20の内周側に配置されている。ステー24は、金属製のチャンネル材で構成され、その両端部分が定着装置9の両側板に支持されている。ステー24によってヒータホルダ23およびヒータ22が支持されることで、加圧ローラ21が定着ベルト20に加圧された状態で、ヒータ22が加圧ローラ21の押圧力を確実に受けとめることができる。これにより、定着ベルト20と加圧ローラ21との間に定着ニップNが安定的に形成される。
また、ヒータホルダ23には、定着ベルト20をガイドするガイド部26が設けられている。ガイド部26は、ヒータ22のベルト回転方向の上流側(図2におけるヒータ22の下側)と下流側(図2におけるヒータ22の上側)とにそれぞれ設けられている。また、上流側と下流側のガイド部26は、ヒータ22の長手方向に渡って間隔をあけて複数配置されている。各ガイド部26は、略扇型に形成されており、定着ベルト20の内周面に対向するようにベルト周方向に延在する円弧状又は凸曲面状のベルト対向面260を有する。
ヒータホルダ23は長手方向に複数の貫通孔23aを有する。貫通孔23aはヒータホルダ23の厚み方向に貫通した開口部である。この貫通孔23aに、サーミスタ25や後述するサーモスタットが設けられる。これらのサーミスタ25やサーモスタットは、コイルバネ256により加圧されて基材30の裏面に押し当てられている。なお図2では、便宜的にサーミスタ25を矩形で表示しており、サーミスタ25の詳細な構成については後述する。
本実施形態に係る定着装置9において、印刷動作が開始されると、加圧ローラ21が回転駆動され、定着ベルト20が従動回転を開始する。このとき、定着ベルト20の内周面がガイド部26のベルト対向面260に接触してガイドされることで、定着ベルト20は安定かつ円滑に回転する。また、ヒータ22の抵抗発熱体31に電力が供給されることで、定着ベルト20が加熱される。そして、定着ベルト20の温度が所定の目標温度(定着温度)に到達した状態で、図2に示すように、未定着トナー画像が担持された用紙Pが、定着ベルト20と加圧ローラ21との間(定着ニップN)に搬送されることで、未定着トナー画像が加熱および加圧されて用紙Pに定着される。定着ベルト20はヒータ22に加熱される被加熱部材であり、用紙P上のトナー画像を加熱する加熱部材である。
図3は、本実施形態に係るヒータの平面図である。ヒータ22等の長手方向(図2の紙面に直交する方向)に交差する方向(本実施形態では垂直な方向)で、基材30の抵抗発熱体31などが設けられた面に沿う方向である図3の上下方向Yをヒータ22の短手方向、あるいは、定着装置9に通紙される用紙の搬送方向でもある。
図3に示すように、板状の基材30の表面には、抵抗発熱体31と、導電体としての給電線33A、33Bと、第1電極部34Aおよび第2電極部34Bとが設けられる。以下、これらの給電線を単に給電線33、これらの電極部を単に電極部34とも称する。
抵抗発熱体31は、例えば、銀パラジウム(AgPd)やガラス粉末などを調合したペーストをスクリーン印刷等により基材30に塗工し、その後、当該基材30を焼成することによって形成 できる。本実施形態では、抵抗発熱体31の抵抗値を常温で80Ωとしている。抵抗発熱体31の材料は、前述したもの以外に、銀合金(AgPt)や酸化ルテニウム(RuO)の抵抗材料を用いてもよい。給電線33や電極部34の材料は、銀(Ag)もしくは銀パラジウム(AgPd)をスクリーン印刷等で形成することができる。給電線33は、抵抗発熱体31よりも小さい抵抗値の導体で構成されている。
基材30の材料としては、耐熱性および絶縁性に優れるアルミナや窒化アルミニウムなどのセラミックや、ガラス、マイカなどの非金属材料が好ましい。本実施形態では、短手方向の幅8mm、長手方向の幅270mm、厚さ1.0mmのアルミナ基材を使用している。他に、金属などの導電材料に絶縁性材料を積層したもので、基材30を構成してもよい。基材30の金属材料としては、アルミニウムやステンレスなどが低コストで好ましい。基材30をステンレス板により構成することで、熱応力による割れを抑制できる。また、ヒータ22の均熱性を向上し画像品位を高めるために、基材30を銅、グラファイト、グラフェンなどの高熱伝導率の材料で構成してもよい。
絶縁層32は、例えば厚さ75μmの耐熱性ガラスで構成される。絶縁層32によって抵抗発熱体31と給電線33とを被覆し、これらを絶縁、保護すると共に、定着ベルト20との摺動性を維持する。
以上のヒータ22の構成は一例である。例えば、図4に示すように、長手方向に分割された複数の抵抗発熱体31を有するヒータ22であってもよい。
図5は、本実施形態に係るヒータへの電力供給回路を示す図である。
図5に示すように、本実施形態では、抵抗発熱体31に電力を供給するための電力供給回路が、交流電源200とヒータ22の電極部34A,34Bとを電気的に接続することで構成されている。また、電力供給回路には、供給電力量を制御するトライアック210が設けられている。制御部220は、抵抗発熱体31への供給電力量を、サーミスタ25の検知温度に基づいて、トライアック210を介して制御する。制御部220は、CPU、ROM、RAM、I/Oインターフェース等を包含するマイクロコンピュータで構成される。制御部220は、定着装置9に設けられていてもよいし、画像形成装置本体に設けられていてもよい。
また、定着装置9は、遮断装置としてのサーモスタット27を有する。サーモスタット27は、熱変形する熱変形部を有する。熱変形部は金属材からなる。この熱変形部が所定量以上熱変形すると、抵抗発熱体31への電力供給が遮断される。サーミスタ25およびサーモスタット27は、基材30に接触してその温度を検知する。
本実施形態では、長手方向中央側と端部側とにそれぞれサーミスタ25を配置する。従って、検知されたヒータ22の長手方向中央側と端部側との温度に基づいて、ヒータ22への通電制御を実施できる。ただし、サーミスタ25の数および配置は上記の図4に限らない。
図6は、ヒータ22及びヒータホルダ23にコネクタ60を装着した状態を示す斜視図である。
図6に示すように、コネクタ60は、樹脂製のハウジング71と、コンタクト端子72と、を有している。コンタクト端子72は、ハウジング71に固定された板バネである。コンタクト端子72は、ヒータ22の各電極部34に接触する一対の接点部72aを有する。また、コネクタ60(コンタクト端子72)には給電用のハーネス(導線)73が接続されている。
コネクタ60は、ヒータ22とヒータホルダ23とを表側と裏側とから一緒に挟むようにして取り付けられる。これにより、コンタクト端子72の各接点部72aがヒータ22の電極部34に対して弾性的に接触(圧接)する。これにより、コネクタ60を介してヒータ22と画像形成装置に設けられた電源とが電気的に接続され、電源からヒータ22へ電力が供給可能な状態となる。また本実施形態のように、給電部材としてのコネクタ60が、ヒータ22とヒータホルダ23とを一緒に挟んで保持する挟持部材としての機能も兼ねることで、挟持部材を別途設ける必要が無くなり、部品点数を少なくすることが可能である。
次に、サーミスタ25のより詳細な構成について、図7~図9を用いて説明する。図7はサーミスタ25の平面図である。図8はサーミスタ25の側面図であり、図8の下側がヒータ22側(図2の右側)である。
図7に示すように、温度検知部材としてのサーミスタ25は、温度検知素子251と、第1バネ部材としての板バネ252と、筒状部材としての耐熱性フィルム253と、保持体254と、リード線255と、第2バネ部材としてのコイルバネ256(図8参照)とを備える。
保持体254は、耐熱性に優れるLCP(結晶ポリマー)などの樹脂材料により形成される。図7に示すように、保持体254は長手方向に延在する。保持体254は長手方向の中央部に両端部より幅の狭い幅狭部を有する。保持体254の幅狭部の位置に、温度検知素子251、板バネ252、耐熱性フィルム253が設けられる。
保持体254は、ヒータ22側と反対側の面で、長手方向両端部にそれぞれ突起254aを有する。図8に示すように、コイルバネ256はその一端側が突起254aに固定され、その他端側が定着装置9の筐体に固定される。コイルバネ256により、保持体254が長手方向両端でそれぞれヒータ22側(図2の右側)へ付勢される。
図8に示すように、保持体254は、突起254aと反対側へ突出する位置決め部254bを有する。位置決め部254bは、ヒータホルダ23(図2参照)の凹部に係合し、ヒータホルダ23に位置決めされる部分である。
保持体254の長手方向一端にはリード線255が設けられる。リード線255は温度検知素子251に電気的に接続される。
図8および図9に示すように、板バネ252は、保持体254のヒータ22側の面に、その一端252aと他端252bとが固定されている。また板バネ252は、一端252aと他端252bとの間に当接部252cを有する。当接部252cは、基材30の裏面(図2参照)に略水平な面である。当接部252cは温度検知素子251に当接し、温度検知素子251を面で加圧する。板バネ252は、中央側の当接部252cに対して、一端252a側と他端252b側とが対称になっている。ただし、板バネ252の形状は必ずしも対称形状である必要はない。
耐熱性フィルム253は、絶縁性、耐熱性、耐摩耗性、熱伝導性の良好な樹脂材料により形成され、例えばポリイミドにより形成される。耐熱性フィルム253は円筒状をなし、温度検知素子251、板バネ252、そして、保持体254の長手方向中央側を周状に覆っている。これにより、温度検知素子251のヒータ22との絶縁性を確保できる。
温度検知素子251は、耐熱性フィルム253を介して基材30(図2参照)の裏面に接触している。これにより、温度検知素子251がヒータ22の温度を検知する。
保持体254は、コイルバネ256によりヒータの側(図8の下側)へ加圧されている。また温度検知素子251は、板バネ252の弾性力により、耐熱性フィルム253を介して基材の裏面に押し当てられている。
板バネ252は、その長手方向が抵抗発熱体31の長手方向に平行に設けられる。ただし、必ずしもこれに限るものではなく、後述の図13等のように板バネ252を配置することもできる。
板バネ252は、当接部252cにより、温度検知素子251に面接触する。これにより、板バネ252が温度検知素子251の面全体に対して均一な加圧力を加えることができ、温度検知素子251をヒータの基材に対して安定して当接させることができる。ただし、板バネ252が間接的に温度検知素子251に当接してもよい。
板バネ252により温度検知素子251をヒータ22側に押し当てることにより、例えばセラミック繊維や弾性体などにより温度検知素子251をヒータ22側へ押し当てる構成と比較すると、板バネ252の温度検知素子251や耐熱性フィルム253への接触面積を減らすことができる。これにより、ヒータ22から板バネ252側への熱の流出を抑制できる。
図8に示すように、リード線255は、温度検知素子251に接続される。温度検知素子251は、リード線255を介して、ヒータ22を制御する制御部に接続される。
次に、ヒータ22を保持するヒータホルダ23の詳細な構成について、図10~図12を用いて説明する。図10はヒータホルダ23の斜視図である。図11はヒータホルダ23の平面図で、ヒータホルダ23を図2の右側から見た図である。図12はヒータホルダ23にヒータ22を取り付けた状態の平面図である。
図10および図11に示すように、ヒータホルダ23は凹部23bを有する。図12に示すように、凹部23bにヒータ22が嵌め込まれることで、ヒータ22がヒータホルダ23に保持される。
図10に示すように、凹部23bには、その長手方向の異なる箇所に複数の貫通孔23aを有する。図11に示すように、各貫通孔23aの裏面側から、温度検知素子251が板バネ252の加圧力を受けて基材30の裏面(図2参照)に当接する。図12に示すように、各貫通孔23aは、長手方向において、ヒータ22の抵抗発熱体31に対応する位置に設けられる。また、各温度検知素子251は、抵抗発熱体31に対応する位置に設けられる。板バネ252は、その長手方向がヒータ22や抵抗発熱体31の長手方向(図11の左右方向)と平行に設けられる。ただし、必ずしも平行である必要はない。
次に、温度検知素子の位置ズレについて、図13および図14を用いて説明する。ただし、図13および図14では、板バネ252の長手方向がヒータ22等の短手方向に平行に配置されている。つまり、上記実施形態の板バネ252が90度回転した配置になっている。しかし、板バネ252の形状や保持体254に保持されている点などについては、前述の実施形態と同様である。
定着ベルトと加圧ローラが圧接されて定着ニップが形成された際、図13に示すように、温度検知素子251に対して垂直に力Fがかかれば、板バネ252には、一端252a側と他端252b側とに均等に力が加わり(図13の点線矢印参照)、その弾性変形量も等しくなる。
しかし、保持体254の位置ズレなどにより、保持体254が基材に対して平行でない場合、図14に示すように温度検知素子251にかかる力Fが垂直方向からずれ、板バネ252の一端252a側と他端252bとにかかる力に差が生じる。図14では、力Fが図の上方向へずれたことで一端252a側にかかる力が他端252b側にかかる力よりも大きくなっている。これにより、板バネ252は一端252a側へ大きく弾性変形し、当接部252cに当接する温度検知素子251も図の上方向へ大きく位置ズレしてしまう。
上記温度検知素子251の位置ズレにより、温度検知素子251が検知するヒータ22の短手方向の位置が変化してしまう。これにより、温度検知素子251が抵抗発熱体31に対応する位置の外側へ位置ズレする等して、温度検知素子251の検知結果に誤差を生じてしまう。つまり、温度検知素子251の位置ズレにより正規の位置に配置された場合よりも検知温度が小さくなってしまう。特に、本実施形態のヒータ22は、図4に示すようその長手方向に対して短手方向の寸法が特に小さく、このような問題が顕著である。
そこで本実施形態では、板バネ252のバネ定数をコイルバネ256のバネ定数の積算値よりも大きく設定する。ここでいうコイルバネ256のバネ定数の積算値とは、同一のサーミスタ25に設けられた全てのコイルバネ256のバネ定数の積算値である。つまり、本実施形態ではコイルバネ256が二つ設けられる(図8参照)ため、これらのコイルバネ256のバネ定数の積算値よりも板バネ252のバネ定数を大きく設定する。これにより、温度検知素子251を支える板バネ252が、保持体254を押すコイルバネ256よりも弾性変形しにくくなる。従って、図14のように温度検知素子251に加えられる力Fの方向が垂直方向からずれた場合でも、温度検知素子251の位置ズレ量を小さく抑えることができる。ただし、コイルバネ256の数は本実施形態に限るものではない。
また本実施形態では、前述のように、板バネ252の長手方向が抵抗発熱体31の長手方向と並行になるように板バネ252を配置する。これにより、温度検知素子251に加えられる力Fの方向が垂直方向からずれた場合でも、温度検知素子251が抵抗発熱体31の短手方向に位置ズレしにくくなる。従って、温度検知素子251が抵抗発熱体31に対向する位置から外れにくくなり、温度検知素子251の位置ズレによる検知精度の低下を抑制できる。
また、図10に示すように、保持体254、板バネ252、そして温度検知素子251は、筒状の耐熱性フィルム253に覆われている。温度検知素子251は、耐熱性フィルム253の内面に押し当てられ、耐熱性フィルム253を介して基材に当接する。そして、この耐熱性フィルム253は、その長手方向が抵抗発熱体31の長手方向に平行になるように配置される。これにより、温度検知素子251に対して垂直方向の力がかかりやすくし、その位置ズレを抑制できる。特に、耐熱性フィルム253の厚み方向(保持体254などの厚み方向)の径を、保持体254、板バネ252、および、温度検知素子251のこの方向の長さBよりも少し大きく設けることで、上記効果を効果的に得ることができる。
また、保持体254の変形例として、図15に示すように、保持体254に突起部254cを設けてもよい。突起部254cは、基材の側へ突出し、耐熱性フィルム253の内面に当接する。突起部254cは、保持体254の長手方向の両端側に設けられる。突起部254cの高さは、板バネ252と温度検知素子251を合わせた高さと同程度に設けられる。突起部254cを設けることにより、耐熱性フィルム253の長手方向に延在する筒形状を維持しやすくなる。従って、温度検知素子251に対して垂直方向の力がかかりやすくし、その位置ズレを抑制できる。
また本実施形態の上記サーミスタの構成は、加圧ローラと定着ベルトとの加圧力を調整可能な加圧機構を有する定着装置に適用することが好適である。つまり、このような構成の定着装置では、定着装置が使用されない場合等に、加圧ローラと定着ベルトとを加圧状態から脱圧状態へ移行することができる。しかし、このように加圧ローラと定着ベルトとの加圧状態と脱圧状態の切り換えを可能にすると、加圧ローラと定着ベルトとを脱圧状態から加圧状態へ移行させる際に、温度検知素子251に対して加えられる力Fが垂直方向からずれる可能性が高くなる。しかし上記のように、本実施形態の構成によれば、圧力低下機構を設けた場合でも、温度検知素子251の位置ズレを抑制できる。
上記のような加圧機構を設けることにより、加圧ローラ21と定着ベルト20との間で、定着動作時のような圧接状態が必要ない場合に、加圧ローラ21の定着ベルト20に対する加圧力を弱める(脱圧状態にする)制御を行うことができる。この脱圧状態にする場合としては、例えば定着装置や画像形成装置が輸送梱包状態にある場合や長時間画像形成装置が起動されていない時などがある。これにより、加圧ローラの塑性変形を抑制したり、サーミスタ25の板バネ252の塑性変形を抑制して温度検知素子251の検知精度の悪化を抑制できる。
具体的な加圧機構の一例を、図16を用いて説明する。図16に示すように、加圧機構40は、加圧レバー41と、スプリング42と、カム43と、カム当接部材44等を備える。加圧ローラ21から定着ベルト20に対する加圧方向は、図16の左方向である。加圧機構40は加圧ローラ21の定着ベルト20に対する加圧力を変更できる。
加圧レバー41は、その一端側にスプリング42が連結されている。加圧レバー41の他端側にはカム当接部材44が設けられ、カム43に当接する。加圧レバー41は、軸受45を介して加圧ローラ21の軸部211に当接する。
カム43は小径部43aと中径部43bと大径部43cとを備えている。カム43が回転することにより、カム当接部材44に当接させる部分を小径部43a、中径部43b、そして大径部43cとの間で切り替える。
定着動作時には、カム43が大径部43cをカム当接部材44に当接させる。これにより、加圧ローラ21が定着ベルト20に強く圧接される。また、上記の加圧力を弱めたい場合には、カム43が中径部43bをカム当接部材44に当接させ、加圧ローラ21の定着ベルト20に対する加圧力を小さくする。また、カム43が小径部43aをカム当接部材44に当接させることにより、脱圧状態にすることもできる。以上の加圧機構の構成は一例であり、適宜、加圧ローラ21の定着ベルト20に対する加圧力を調整できる加圧機構を採用できる。
また、本発明は、前述の定着装置のほか、図17~図19に示すような定着装置にも適用可能である。以下、図17~図19に示す各定着装置の構成について簡単に説明する。
まず、図17に示す定着装置9は、定着ベルト20に対して加圧ローラ21側とは反対側に、押圧ローラ55が配置されている。押圧ローラ55は、回転部材としての定着ベルト20に対向して回転する対向回転部材である。この押圧ローラ55とヒータ22とが定着ベルト20を挟んで加熱するように構成されている。一方、加圧ローラ21側では、定着ベルト20の内周にニップ形成部材56が配置されている。ニップ形成部材56は、ステー24によって支持されている。ニップ形成部材56と加圧ローラ21とによって、定着ベルト20を挟んで定着ニップNを形成している。
次に、図18に示す定着装置9では、前述の押圧ローラ55が省略されており、定着ベルト20とヒータ22との周方向接触長さを確保するために、ヒータ22が定着ベルト20の曲率に合わせて円弧状に形成されている。その他は、図17に示す定着装置9と同じ構成である。
最後に、図19に示す定着装置9について説明する。定着装置9は、加熱アセンブリ92、定着部材あるいは対向部材である定着ローラ93、加圧アセンブリ94からなる。加熱アセンブリ92は、先の実施形態で説明したヒータ22、ヒータホルダ23、ステー24、回転部材としての加熱ベルト120等を有する。また、定着ローラ93は、中実の鉄製芯金93aと、この芯金93aの表面に形成された弾性層93bと、弾性層93bの外側に形成された離型層93cとで構成されている。また、定着ローラ93に対して加熱アセンブリ92側とは反対側に、加圧アセンブリ94が設けられている。加圧アセンブリ94は、ニップ形成部材95とステー96とを配置し、これらニップ形成部材95とステー96を内包するように加圧ベルト97を回転可能に配置している。そして、加圧ベルト97と定着ローラ93との間の定着ニップN2に用紙Pを通紙して加熱および加圧して画像を定着する。
以上の図17~図19の定着装置においても、温度検知素子251に加えられる力の方向が垂直方向からずれることにより、温度検知素子251の位置ズレが生じ得る。従って、上記サーミスタ25の構成を適用することにより、サーミスタ25の検知精度を高めることができる。
また、本発明は、上記の実施形態で説明したような定着装置に限らず、用紙に塗布されたインクを乾燥させる乾燥装置、さらには、被覆部材としてのフィルムを用紙等のシートの表面に熱圧着するラミネータや、包材のシール部を熱圧着するヒートシーラーなどの熱圧着装置のような加熱装置にも適用可能である。このような装置にも本発明の温度検知部材を適用することで、温度検知部材の検知精度を高めることができる。
本発明に係る画像形成装置は、図1に示すカラー画像形成装置に限らず、モノクロ画像形成装置や、複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらの複合機等であってもよい。
記録媒体としては、用紙P(普通紙)の他、厚紙、はがき、封筒、薄紙、塗工紙(コート紙やアート紙等)、トレーシングペーパ、OHPシート、プラスチックフィルム、プリプレグ、銅箔等が含まれる。
1 画像形成装置
9 定着装置(加熱装置)
20 定着ベルト(回転部材あるいは定着部材)
21 加圧ローラ(対向部材あるいは加圧部材)
22 ヒータ(加熱体あるいは被検知部材)
25 サーミスタ(温度検知部材)
251 温度検知素子
252 板バネ(第1バネ部材)
253 耐熱性フィルム(筒状部材)
254 保持体
254c 突起部
256 コイルバネ(第2バネ部材)
30 基材
31 抵抗発熱体
40 加圧機構
N 定着ニップ(ニップ部)
X 長手方向
Y 短手方向
特開2019-98312号公報

Claims (7)

  1. 回転部材と、
    前記回転部材に対向する対向部材と、
    加熱体と、
    温度検知部材とを備えた加熱装置であって、
    前記温度検知部材は、
    温度検知素子と、
    前記温度検知素子を面で加圧する第1バネ部材と、
    前記第1バネ部材を保持する保持体と、
    前記保持体を前記温度検知素子側へ加圧する一または複数の第2バネ部材と、を備え、
    前記第1バネ部材のバネ定数が、前記第2バネ部材のバネ定数の積算値以上であることを特徴とする加熱装置。
  2. 前記加熱体は基材と抵抗発熱体とを有し、
    前記第1バネ部材は、その長手方向が前記抵抗発熱体の長手方向と並行となるように配置される請求項1記載の加熱装置。
  3. 前記温度検知部材は、前記保持体および前記温度検知素子を内側に有する筒状部材を有し、
    前記筒状部材の長手方向が前記温度検知素子の長手方向と並行に設けられる請求項1または2記載の加熱装置。
  4. 前記保持体は、前記温度検知素子の側へ突出し、前記筒状部材の内面に当接する突起部を有する請求項3記載の加熱装置。
  5. 前記対向部材は前記回転部材を加圧する加圧部材であり、
    前記加圧部材を加圧して前記回転部材に押し当てる加圧機構をさらに備えた請求項1から4いずれか1項に記載の加熱装置であって、
    前記加圧機構の加圧力を変更することにより、前記加圧部材の前記回転部材に対する加圧力を変更できる加熱装置。
  6. 記録媒体上のトナーを加熱して定着させる定着装置である請求項1から5いずれか1項に記載の加熱装置。
  7. 請求項1から6いずれか1項に記載の加熱装置を備えた画像形成装置。
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