JP6125275B2 - コーティング剤およびその塗布方法 - Google Patents

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Description

本発明は、コーティング剤に関し、詳しくは、長期にわたって各種産業製品などの金属面、塗装面または樹脂面などに、親水性や防汚性などを与えることができる、コーティング剤およびその塗布方法に関する。
従来より、車両の金属面、塗装面または樹脂面などには、車両用コーティング剤を塗布して、艶および光沢、撥水性、さらには防汚性を与えることが、よく実施されている。
このような車両用コーティング剤として、例えば、湿気硬化性シリコーンオリゴマーと、硬化触媒と、分子の両末端に反応性官能基を少なくとも有する両末端型反応性シリコーンオイルとを、湿気硬化性シリコーンオリゴマー100重量部に対して、両末端型反応性シリコーンオイルが25重量部以上の割合となるように含有する車両用コーティング剤が、提案されている。具体的には、例えば、湿気硬化性シリコーンオリゴマーとしてKR−500(動粘度(25℃):25mm/s、信越化学社製)20重量%と、硬化触媒として有機チタニウム化合物タイプDX−175(信越化学社製)1重量%と、両末端型反応性シリコーンオイルとしてX−21−5841(動粘度(25℃):30mm/s、信越化学社製)5重量%とをエタノールに溶解させた車両用コーティング剤が、提案されている(例えば、特許文献1(実施例4)参照。)。
特開2008−75021号公報
一方、このようなコーティング剤としては、例えば、塗膜を効率よく硬化させ、また、優れた硬度を得るための硬化性の向上や、その塗膜に水滴が付着した際に、水滴跡を残り難くするための親水性の向上などが要求される場合がある。さらには、防汚性の向上が要求される場合もある。
本発明の目的は、硬化性のよい塗膜を得ることができ、長期にわたって各種産業製品の金属面、塗装面または樹脂面などに、親水性や防汚性などを与えることができるコーティング剤およびその塗布方法を提供することにある。
上記した目的を達成するために、本発明のコーティング剤は、湿気硬化性シリコーンオリゴマーと、硬化触媒と、分子の両末端にヒドロキシル基を有する両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイルとを含有し、前記湿気硬化性シリコーンオリゴマーが、テトラアルコキシシランまたはその部分加水分解縮合物であり、前記両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイルの25℃における動粘度が、50mm/s以下であることを特徴としている。
また、本発明のコーティング剤では、前記湿気硬化性シリコーンオリゴマーが、テトラエトキシシランまたはその部分加水分解縮合物であることが好適である。
また、本発明のコーティング剤では、前記硬化触媒が、有機アルミニウム化合物および有機チタニウム化合物を含むことが好適である。
また、本発明のコーティング剤では、前記両末端ヒドロキシル基含有シリコーンオイルの配合割合が、前記湿気硬化性シリコーンオリゴマー100質量部に対して、150質量部を超えることが好適である。
また、本発明のコーティング剤の塗布方法は、上記のコーティング剤を塗工する工程、前記コーティング剤を乾燥させる工程、および、水分を含む布で前記コーティング剤の塗膜を拭く工程を含むことを特徴としている。
本発明のコーティング剤は、テトラアルコキシシランまたはその部分加水分解縮合物からなる湿気硬化性シリコーンオリゴマーと、硬化触媒と、25℃における動粘度が50mm/s以下の両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイルとを含有するので、硬化性良く、親水性および防汚性に優れた塗膜を得ることができ、また、それら親水性および防汚性を、長期にわたって維持することができる。
また、本発明のコーティング剤の塗布方法では、上記のコーティング剤を塗工および乾燥させ、その塗膜を水分を含む布で拭くため、塗膜の親水性を向上させることができ、防汚性の向上を図ることができる。
本発明のコーティング剤は、湿気硬化性シリコーンオリゴマーと、硬化触媒と、分子の両末端にヒドロキシル基を有する両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイルとを含有している。
本発明において、湿気硬化性シリコーンオリゴマーは、例えば、分子末端にアルコキシシリル基を有する低分子量のシリコーンオリゴマーであって、後述する硬化触媒の存在下で、アルコキシシリル基の架橋により、常温で硬化するものが挙げられる。
このような湿気硬化性シリコーンオリゴマーとしては、テトラアルコキシシランまたはその部分加水分解縮合物が挙げられる。
テトラアルコキシシランは、Si原子にアルコキシ基が4つ結合した化合物であって、Si原子に結合するアルコキシ基としては、例えば、炭素数1〜4のアルコキシ基、具体的には、例えば、メトキシ基、エトキシ基、プロポキシ基、イソプロポキシ基、n−ブトキシ基、イソブトキシ基、sec−ブトキシ基、tert−ブトキシ基などが挙げられる。Si原子に結合する4つのアルコキシ基は、同一またはそれぞれ相異なっていてもよい。アルコキシ基として、好ましくは、メトキシ基、エトキシ基、より好ましくは、エトキシ基が挙げられる。
テトラアルコキシシランとしては、例えば、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、テトラプロポキシシラン、テトライソプロポキシシラン、テトラn−ブトキシシラン、テトライソブトキシシラン、テトラsec−ブトキシシラン、テトラtert−ブトキシシラン、モノメトキシトリエトキシシラン、モノメトキシトリプロポキシシラン、モノメトキシトリブトキシシラン、モノエトキシトリメトキシシラン、モノエトキシトリプロポキシシラン、モノエトキシトリブトキシシラン、モノプロポキシトリメトキシシラン、モノプロポキシトリエトキシシラン、モノプロポキシトリブトキシシラン、モノブトキシトリメトキシシラン、モノブトキシトリエトキシシラン、モノブトキシトリプロポキシシラン、ジメトキシジエトキシシラン、ジメトキシジプロポキシシラン、ジメトキシジブトキシシラン、ジエトキシジプロポキシシラン、ジエトキシジブトキシシラン、ジプロポキシジブトキシシラン、または、これらの混合物などが挙げられる。
テトラアルコキシシランとして、好ましくは、テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラン、より好ましくは、テトラエトキシシランが挙げられる。
テトラアルコキシシランの部分加水分解縮合物とは、上記したテトラアルコキシシランに水を加えて、公知の触媒の存在下で撹拌しながら昇温することにより、部分的に加水分解を生じさせるとともに、縮合させることにより得られるものである。
このような湿気硬化性シリコーンオリゴマーとして、好ましくは、テトラエトキシシランまたはその部分加水分解縮合物が挙げられる。テトラエトキシシランまたはその部分加水分解縮合物を用いれば、塗膜に優れた親水性や防汚性を与えることができる。
また、湿気硬化性シリコーンオリゴマーは、25℃における動粘度が、例えば、0.1mm/s以上、好ましくは、0.5mm/s以上であり、例えば、200mm/s以下、好ましくは、50mm/s以下である。
また、湿気硬化性シリコーンオリゴマーは、市販品として入手可能であり、例えば、SILICATE TES 40 WIN(テトラエトキシシランの部分加水分解縮合物、旭化成ワッカーシリコーン社製)、X−40−9238(テトラエトキシシランの部分加水分解縮合物、信越化学社製)、X−40−2308(テトラメトキシシランの部分加水分解縮合物、信越化学社製)、MKCシリケートMS51、MKCシリケートMS56、MKCシリケートMS57、MKCシリケートMS56S(以上、テトラメトキシシランの部分加水分解縮合物、三菱化学社製)などが用いられる。これら湿気硬化性シリコーンオリゴマーは、単独で用いてもよく、また、2種以上併用してもよい。
また、湿気硬化性シリコーンオリゴマーの配合割合は、後述する両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイルの配合割合にもよるが、本発明のコーティング剤の全量に対して、例えば、0.1質量%以上、好ましくは、1質量%以上であり、例えば、75質量%以下、好ましくは、50質量%以下である。本発明のコーティング剤の全量に対して、湿気硬化性シリコーンオリゴマーの配合割合が上記下限未満では、均一な皮膜を得ることができず、また、上記上限を超えると、皮膜形成は良好である一方、作業性、仕上がりに困難を生じる場合がある。
本発明において、硬化触媒は、湿気硬化性シリコーンオリゴマーを硬化させ得る触媒であれば、制限されないが、例えば、ジブチル錫ジアセテート、ジブチル錫ジオクチレート、ジブチル錫ジラウレートなどの有機錫化合物、例えば、アルミニウムトリス(アセチルアセトン)、アルミニウムトリス(アセトアセテートエチル)、アルミニウムジイソプロポキシ(アセトアセテートエチル)などの有機アルミニウム化合物、例えば、ジルコニウム(アセチルアセトン)、ジルコニウムトリス(アセチルアセトン)、ジルコニウムテトラキス(エチレングリコールモノメチルエーテル)、ジルコニウムテトラキス(エチレングリコールモノエチルエーテル)、ジルコニウムテトラキス(エチレングリコールモノブチルエーテル)などの有機ジルコニウム化合物、例えば、チタニウムテトラキス(エチレングリコールモノメチルエーテル)、チタニウムテトラキス(エチレングリコールモノエチルエーテル)、チタニウムテトラキス(エチレングリコールモノブチルエーテル)などの有機チタニウム化合物などの有機金属化合物、例えば、塩酸、硝酸、硫酸、リン酸などの鉱酸類や、ギ酸、酢酸、シュウ酸、トリフルオロ酢酸などの有機酸類などの酸、例えば、アンモニア、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの無機塩基や、エチレンジアミン、アルカノールアミンなどの有機塩基などのアルカリ、例えば、アミノ変性シリコーン、アミノシラン、シラザン、アミン類などのアミノ化合物などが挙げられる。
また、硬化触媒は、市販品として入手可能であり、例えば、有機アルミニウム化合物として、アルミキレートD(川研ファインケミカル社製)、DX−9740(信越化学社製)、有機チタニウム化合物として、D−25(信越化学社製)などが用いられる。これら硬化触媒は、単独で用いてもよく、また、2種以上併用してもよい。
これらのうち、好ましくは、有機アルミニウム化合物、有機チタニウム化合物が挙げられ、より好ましくは、有機アルミニウム化合物および有機チタニウム化合物の併用(すなわち、硬化触媒が、有機アルミニウム化合物および有機チタニウム化合物を含む。)が挙げられる。
有機アルミニウム化合物および有機チタニウム化合物を併用すれば、有機チタニウム化合物によって、コーティング剤の塗膜の表面を早く硬化させることができるとともに、有機アルミニウム化合物によって、塗膜の内側をゆっくりと硬化させることができるため、硬化性の向上を図ることができ、効率よく、優れた硬度の塗膜を得ることができる。
また、有機アルミニウム化合物と有機チタニウム化合物とを併用する場合、それらの配合割合は、湿気硬化性シリコーンオリゴマー100質量部に対して、有機アルミニウム化合物が、例えば、5質量部以上、好ましくは、10質量部以上、より好ましくは、20質量部以上であり、例えば、100質量部以下、好ましくは、70質量部以下、より好ましくは、50質量部以下である。また、有機チタニウム化合物が、例えば、0.1質量部以上、好ましくは、0.5質量部以上、より好ましくは、1質量部以上であり、例えば、10質量部以下、好ましくは、5質量部以下、より好ましくは、3質量部以下である。
また、硬化触媒の配合割合は、本発明のコーティング剤の全量に対して、例えば、0.01質量%以上、好ましくは、0.05質量%以上、より好ましくは、0.1質量%以上であり、例えば、25質量%以下、好ましくは、10質量%以下、より好ましくは、5質量%以下である。硬化触媒の配合割合が、上記の範囲内であれば、十分に硬化反応を進行させることができる。
なお、本発明において、湿気硬化性シリコーンオリゴマーは、予め硬化触媒が含有されている湿気硬化性シリコーンオリゴマーの市販品を用いてもよい。
本発明において、両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイルは、分子の両末端にヒドロキシル基が導入された変性シリコーンオイルであって、例えば、下記一般式(1)で示される。
(一般式(1)中、Rは、置換または非置換の非反応性の1価の炭化水素基を示し、pおよびqはそれぞれ1〜3の整数を示し、mは0〜600の整数を示す。)
一般式(1)において、Rとしては、例えば、メチル、エチル、プロピル、ブチル、ヘキシルなどの非置換のアルキル基、例えば、3,3,3−トリフルオロプロピルなどの置換のアルキル基、例えば、フェニルなどの非置換のアリール基などが挙げられる。好ましくは、Rとしては、メチルが挙げられる。
一般式(1)中、pおよびqは同一またはそれぞれ相異なっていてもよく、それぞれ、例えば、1〜3の整数、好ましくは、1を示す。
また、mは、例えば、0〜600の整数、好ましくは、8〜60の整数、さらに好ましくは、20〜45の整数を示す。
また、両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイルの25℃における動粘度は、0.65mm/s以上、好ましくは、5mm/s以上、さらに好ましくは、15mm/s以上であり、50mm/s以下、好ましくは、45mm/s以下、さらに好ましくは、35mm/s以下である。
両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイルの25℃における動粘度が上記範囲であれば、塗膜を硬化性よく硬化させることができ、また、優れた親水性、防汚性を与えることができる。
また、両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイルは、市販品として入手可能であり、具体的には、XC96−723(動粘度(25℃)30mm/s、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)、X−21−5841(動粘度(25℃)30mm/s、信越化学社製)などが用いられる。
これら両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイルは、単独で用いてもよく、また、2種以上併用してもよい。
本発明において、両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイルの配合割合は、湿気硬化性シリコーンオリゴマー100質量部に対して、例えば、70質量部以上、好ましくは、100質量部以上、より好ましくは、150質量部を超過し、例えば、300質量部以下、好ましくは、250質量部以下、より好ましくは、200質量部以下である。両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイルの配合割合が、上記範囲であれば、親水性や防汚性などの耐久性に優れた塗膜を得ることができる。
また、両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイルの配合割合は、本発明のコーティング剤の全量に対して、例えば、0.1質量%以上、好ましくは、0.5質量%以上であり、例えば、50質量%以下、好ましくは、30質量%以下に設定することもできる。
そして、本発明のコーティング剤は、上記した成分を溶剤などに配合することにより、適宜調製することができる。
溶剤としては、湿気硬化性シリコーンオリゴマー、硬化触媒および両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイルを溶解または分散できるものであれば、制限されないが、例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノール、ブタノール、イソブタノール、s−ブタノール、t−ブタノールなどのアルコール系溶剤、例えば、ミネラルスピリットなどの石油系溶剤、例えば、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オクタン、イソオクタン、ノナン、デカン、ウンデカン、ドデカンなどの脂肪族炭化水素系溶剤(イソパラフィン系溶剤を含む。)、例えば、ベンゼン、トルエン、キシレンなどの芳香族炭化水素系溶剤、例えば、揮発性ジメチルポリシロキサンなどのシリコーン系溶剤などが挙げられる。これら溶剤は、単独で用いてもよく、また、2種以上併用してもよい。
また、溶剤の配合割合は、本発明のコーティング剤の全量に対して、各成分が配合された残余の質量%でよい。
また、本発明のコーティング剤には、本発明の優れた効果を阻害しない範囲において、艶出し剤または保護剤として一般に慣用されている、例えば、粘度調整剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、一般の顔料または染料および蛍光顔料などの着色剤、香料、界面活性剤、シリコーンパウダーなどの添加剤を、必要に応じて適宜、配合することができる。添加剤として、シリコーンパウダーを用いると、コーティング剤の塗布後の拭き取り(過剰に供給されたコーティング剤の除去)を効率よく行うことができる。
そして、このようにして得られた本発明のコーティング剤を塗布する塗布対象物としては、例えば、車両(例えば、自動車や自動二輪、電車など)のホイールなどの金属面、車両のボディなどの塗装面、車両のバンパーなどの樹脂面などが挙げられる。また、塗布対象物として、さらに、船舶、航空機などの機体、自動販売機、物置、室外機、看板、建物の外壁材、カーポート、門扉などのエクステリア関連製品などの、金属面、塗装面、樹脂面なども挙げられる。
以下において、本発明のコーティング剤の塗布方法について記述する。
この方法では、まず、上記のコーティング剤を、上記したような各種産業製品の金属面、塗装面または樹脂面に塗工(塗布)する。
金属面、塗装面または樹脂面に対する塗布は、制限されず、例えば、本発明のコーティング剤をスポンジに含浸させて、そのスポンジで、金属面、塗装面または樹脂面を擦るなど、適宜公知の方法が用いられる。なお、塗布方法は、例えば、刷毛塗り、スプレーコーティングなど、その目的および用途により適宜選択することができる。
次いで、この方法では、コーティング剤を乾燥させる。
乾燥条件は、特に制限されないが、乾燥温度が、例えば、5℃以上、好ましくは、10℃以上であり、例えば、35℃以下、好ましくは、25℃以下である。また、乾燥時間が、例えば、5分以上、好ましくは、10分以上であり、例えば、120分以下、好ましくは、60分以下である。
このような乾燥によって、金属面、塗装面または樹脂面に塗布されたコーティング剤は、溶剤成分が揮発し、それに伴って、硬化触媒および空気中の水分が作用して湿気硬化性シリコーンオリゴマーが硬化し、これらの各面に塗膜(硬化皮膜)が形成される。
その後、この方法では、水分を含む布(例えば、タオルなど)でコーティング剤の塗膜を拭く。
このようなコーティング剤の塗布方法では、上記のコーティング剤を塗工および乾燥させ、その塗膜を水分を含む布で拭くため、塗膜の親水性を向上させることができ、防汚性の向上を図ることができる。
なお、上記した方法では、乾燥させた塗膜を水分を含む布で拭いたが、例えば、乾燥後の塗膜を乾いた布で拭くこともできる。
そして、この塗膜が、金属面、塗装面または樹脂面に、良好な艶および光沢を付与するコーティングの役割を果たす。しかも、湿気硬化性シリコーンオリゴマーが金属面、塗装面または樹脂面において硬化することで塗膜を形成しつつ、その湿気硬化性シリコーンオリゴマーのアルコキシ基と両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイルのヒドロキシル基とが結合するために、両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイルが経時的に消失することなく、両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイルが湿気硬化性シリコーンオリゴマーを介して、金属面、塗装面または樹脂面に定着し、これらの各面に良好な親水性および防汚性を与える。そのため、この塗膜は、塗布直後、洗浄後、さらには、長期にわたる耐久後においても、金属面、塗装面または樹脂面に良好な艶および光沢、親水性を与えることができる。
とりわけ、本発明のコーティング剤によれば、塗装面の被膜の親水性および硬化性が良好で、長期にわたる金属面、塗装面または樹脂面の親水性および防汚性などの耐久性を維持することができる。
以下に実施例および比較例を挙げて本発明をさらに詳しく説明するが、本発明はこれに制限されるものではない。また、以下に示す実施例の数値は、実施形態において記載されている数値(すなわち、上限値または下限値)に代替することができる。
実施例1
・湿気硬化性シリコーンオリゴマー 5.0質量%
X−40−9238(アルコキシ基:エトキシ)<信越化学社製>
・有機アルミニウム化合物 1.2質量%
アルミキレートD<川研ファインケミカル社製>
・有機チタニウム化合物 0.1質量%
D−25<信越化学社製>
・両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイル 8.5質量%
X−21−5841(動粘度(25℃)30mm/s)<信越化学社製>
・シリコーンパウダー 3.0質量%
KMP−590<信越化学社製>
上記の成分を82.2質量%のイソパラフィン系溶剤に順次添加し、攪拌しながら溶解させて、コーティング剤を得た。
実施例2
・湿気硬化性シリコーンオリゴマー 5.0質量%
X−40−9238(アルコキシ基:エトキシ)<信越化学社製>
・有機アルミニウム化合物 1.2質量%
アルミキレートD<川研ファインケミカル社製>
・有機チタニウム化合物 0.1質量%
D−25<信越化学社製>
・両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイル 6.5質量%
X−21−5841(動粘度(25℃)30mm/s)<信越化学社製>
シリコーンパウダー 3.0質量%
KMP−590<信越化学社製>
上記の成分を84.2質量%のイソパラフィン系溶剤に順次添加し、攪拌しながら溶解させて、コーティング剤を得た。
実施例3
・湿気硬化性シリコーンオリゴマー 5.0質量%
X−40−9238(アルコキシ基:エトキシ)<信越化学社製>
・有機アルミニウム化合物 1.0質量%
DX−9740<信越化学社製>
・両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイル 8.5質量%
X−21−5841(動粘度(25℃)30mm/s)<信越化学社製>
上記の成分を85.5質量%のエタノールに順次添加し、攪拌しながら溶解させて、コーティング剤を得た。
実施例4
・湿気硬化性シリコーンオリゴマー 5.0質量%
X−40−9238(アルコキシ基:エトキシ)<信越化学社製>
・有機チタニウム化合物 0.3質量%
D−25<信越化学社製>
・両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイル 8.5質量%
X−21−5841(動粘度(25℃)30mm/s)<信越化学社製>
上記の成分を86.2質量%のエタノールに順次添加し、攪拌しながら溶解させて、コーティング剤を得た。
実施例5
・湿気硬化性シリコーンオリゴマー 5.0質量%
X−40−2308(アルコキシ基:メトキシ)<信越化学社製>
・有機アルミニウム化合物 1.2質量%
アルミキレートD<川研ファインケミカル社製>
・有機チタニウム化合物 0.1質量%
D−25<信越化学社製>
・両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイル 8.5質量%
X−21−5841(動粘度(25℃)30mm/s)<信越化学社製>
上記の成分を85.2質量%のイソオクタンに順次添加し、攪拌しながら溶解させて、コーティング剤を得た。
実施例6
・湿気硬化性シリコーンオリゴマー 5.0質量%
X−40−9238(アルコキシ基:エトキシ)<信越化学社製>
・有機チタニウム化合物 0.3質量%
D−25<信越化学社製>
・両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイル 6.5質量%
XC96−723(動粘度(25℃)30mm/s)<モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製>
上記の成分を88.2質量%のエタノールに順次添加し、攪拌しながら溶解させて、コーティング剤を得た。
実施例7
・湿気硬化性シリコーンオリゴマー 5.0質量%
X−40−2308(アルコキシ基:メトキシ)<信越化学社製>
・有機チタニウム化合物 0.3質量%
D−25<信越化学社製>
・両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイル 6.5質量%
XC96−723(動粘度(25℃)30mm/s)<モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製>
上記の成分を88.2質量%のエタノールに順次添加し、攪拌しながら溶解させて、コーティング剤を得た。
実施例8
・湿気硬化性シリコーンオリゴマー 5.0質量%
X−40−9238(アルコキシ基:エトキシ)<信越化学社製>
・有機アルミニウム化合物 1.2質量%
アルミキレートD<川研ファインケミカル社製>
・有機チタニウム化合物 0.1質量%
D−25<信越化学社製>
・両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイル 8.5質量%
X−21−5841(動粘度(25℃)30mm/s)<信越化学社製>
上記の成分を85.2質量%のイソオクタンに順次添加し、攪拌しながら溶解させて、コーティング剤を得た。
実施例9
・湿気硬化性シリコーンオリゴマー 5.0質量%
X−40−9238(アルコキシ基:エトキシ)<信越化学社製>
・有機アルミニウム化合物 1.2質量%
アルミキレートD<川研ファインケミカル社製>
・有機チタニウム化合物 0.1質量%
D−25<信越化学社製>
・両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイル 6.5質量%
X−21−5841(動粘度(25℃)30mm/s)<信越化学社製>
上記の成分を87.2質量%のイソオクタンに順次添加し、攪拌しながら溶解させて、コーティング剤を得た。
比較例1
・湿気硬化性シリコーンオリゴマー 5.0質量%
MSE−100(アルコキシ基:エトキシ)(メチル基含有)<旭化成ワッカーシリコーン社製>
・有機アルミニウム化合物 1.2質量%
アルミキレートD<川研ファインケミカル社製>
・有機チタニウム化合物 0.1質量%
D−25<信越化学社製>
・両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイル 8.5質量%
X−21−5841(動粘度(25℃)30mm/s)<信越化学社製>
・シリコーンパウダー 3.0質量%
KMP−590<信越化学社製>
上記の成分を82.2質量%のイソパラフィン系溶剤に順次添加し、攪拌しながら溶解させて、コーティング剤を得た。
比較例2
・湿気硬化性シリコーンオリゴマー 5.0質量%
X−40−9238(アルコキシ基:エトキシ)<信越化学社製>
・有機アルミニウム化合物 1.2質量%
アルミキレートD<川研ファインケミカル社製>
・有機チタニウム化合物 0.1質量%
D−25<信越化学社製>
・両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイル 8.5質量%
KF−9701(動粘度(25℃)60mm/s)<信越化学社製>
上記の成分を85.2質量%のエタノールに順次添加し、攪拌しながら溶解させて、コーティング剤を得た。
比較例3
・湿気硬化性シリコーンオリゴマー 5.0質量%
KR−500(アルコキシ基:メトキシ)(メチル基含有)<信越化学社製>
・有機チタニウム化合物 0.3質量%
D−25<信越化学社製>
・両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイル 6.5質量%
XC96−723(動粘度(25℃)30mm/s)<モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製>
上記の成分を88.2質量%のエタノールに順次添加し、攪拌しながら溶解させて、コーティング剤を得た。
比較例4
・湿気硬化性シリコーンオリゴマー 5.0質量%
KR−500(アルコキシ基:メトキシ)(メチル基含有)<信越化学社製>
・有機チタニウム化合物 0.3質量%
D−25<信越化学社製>
・両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイル 6.5質量%
KF−9701(動粘度(25℃)60mm/s)<信越化学社製>
上記の成分を88.2質量%のエタノールに順次添加し、攪拌しながら溶解させて、コーティング剤を得た。
比較例5
・湿気硬化性シリコーンオリゴマー 5.0質量%
MSE−100(アルコキシ基:エトキシ)(メチル基含有)<旭化成ワッカーシリコーン社製>
・有機アルミニウム化合物 1.2質量%
アルミキレートD<川研ファインケミカル社製>
・有機チタニウム化合物 0.1質量%
D−25<信越化学社製>
・両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイル 8.5質量%
X−21−5841(動粘度(25℃)30mm/s)<信越化学社製>
上記の成分を85.2質量%のイソオクタンに順次添加し、攪拌しながら溶解させて、コーティング剤を得た。
<塗布方法>
実施例10〜19および比較例6〜10
JIS K 2396(自動車用艶出しコーティング剤)に規定されている白色試験片および黒色試験片に対して、表1に記載の各実施例および各比較例のコーティング剤を、それぞれ、ウレタンスポンジを用いて均一に塗布した。その際、各試験片の一部の領域を未処理面として残しておいた。20℃で20分間乾燥させた後、水を含む清潔なタオルで表面を拭いた。また、実施例19では、水を含むタオルに代えて乾燥したタオルを用いた。
<評価方法>
下記する方法によって実施例10〜19および比較例6〜10で得られた塗膜を評価した。
なお、初期評価については、処理後2日間自然乾燥させた後に評価した。
耐久評価については、JIS K 2396(自動車用艶出しコーティング剤)に規定されている屋外暴露試験に準じて行い、各処理時間後に評価した。その結果を表1に示す。
1)初期の親水性
試験片を30°に傾けた状態で、処理面に水をかけ、親水状態を目視判定した。評価の基準を下記する。
◎:全体に濡れ広がり、親水性を非常に有する。
○:親水性を有する。
△:部分的に水滴が残り、親水性をやや有する。
×:水玉になり、親水性を有さない。
2)被膜の硬化性
親水評価後の艶の変化を目視判定した。評価の基準を下記する。なお、塗膜硬度および硬化性が十分であれば、塗膜が水滴により破壊および除去されることなく維持されるため、塗膜の艶を維持することができる。
◎:ほとんど同じ状態で維持された艶が観察される。
○:やや低下した状態で維持された艶が観察される。
△:低下した状態で維持された艶が観察される。
×:濃淡やムラがある艶が観察される。
3)親水の持続性
屋外に放置し、1ヶ月毎に洗車用スポンジを用いて水洗い後、試験片を30°に傾けた状態で、処理面にスプレーで水をかけ、1ヶ月後、3ヶ月後および6ヶ月後の親水状態を目視判定した。評価の基準を下記する。
◎:全体に濡れ広がり、親水性を非常に有する。
○:親水性を有する。
△:部分的に水滴が残り、親水性をやや有する。
×:水玉になり、親水性を有さない。
4)被膜の防汚性
処理後屋外に放置し、1ヶ月毎に洗車用スポンジを用いて水洗いした。1ヶ月後、3ヶ月後および6ヶ月後の汚れの付着度合、汚れの除去性を目視判定した。評価の基準を下記する。
◎:汚れの付着が少なく、簡単に清浄になる。
○:汚れの付着はあるものの、清浄になる。
△:汚れの付着があり、部分的に落ちにくい汚れがある。
×:未処理部分よりも汚れの付着が多く、落ちない汚れがある。

Claims (5)

  1. 湿気硬化性シリコーンオリゴマーと、硬化触媒と、分子の両末端にヒドロキシル基を有する両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイルとを含有し、
    前記湿気硬化性シリコーンオリゴマーが、テトラアルコキシシランの部分加水分解縮合物であり、
    前記両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイルの25℃における動粘度が、50mm/s以下であることを特徴とする、親水性コーティング剤。
  2. 前記湿気硬化性シリコーンオリゴマーが、テトラエトキシシランの部分加水分解縮合物であることを特徴とする、請求項1に記載の親水性コーティング剤。
  3. 前記硬化触媒が、有機アルミニウム化合物および有機チタニウム化合物を含むことを特徴とする、請求項1または2に記載の親水性コーティング剤。
  4. 前記両末端型ヒドロキシル基含有シリコーンオイルの配合割合が、前記湿気硬化性シリコーンオリゴマー100質量部に対して、150質量部を超えることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の親水性コーティング剤。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の親水性コーティング剤を塗工する工程、
    前記親水性コーティング剤を乾燥させる工程、および、
    水分を含む布で前記親水性コーティング剤の塗膜を拭く工程
    を含むことを特徴とする親水性コーティング剤の塗布方法。
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