JP6121861B2 - コンバイン - Google Patents

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Description

本発明は、走行機体に刈取部と、脱穀部と、穀粒タンクと、運転座席と、安全フレームとを備えているコンバインに関する。
上記のように構成されたコンバインとして特許文献1には運転座席の後方に安全フレームを備えた構成が記載されている。この特許文献1では、安全フレームが、運転座席の後方の穀粒タンク(文献では貯留タンク)の前板に下端部が止着された門型であり、上部で横方向に延びるフレーム部分の中間部分には、穀粒タンクから穀粒を排出する旋回筒支持用の凹部が形成されている。
この特許文献1では、旋回筒を低い高さで旋回させる際には、安全フレームに旋回筒が接触することで、この旋回時に運転者への接触を阻止して安全を確保するものである。また、この構成では、安全フレームの上端が、運転者を保護するレベルにあるため、走行機体が転倒した場合には運転者の保護が可能となる。
また、特許文献2には、穀粒タンク(文献ではグレンタンク)の前部に運転座席が配置され、運転座席の上方のキャノピールーフを支持する一対の支柱が穀粒タンクの前面に配置されている。この一対の支柱は、補強し合うものであり、安全フレームの役目も果たすように構成されている。
コンバインではないが、特許文献3には、運転座席の前方に配置される単一の前支柱と、運転座席の後方に配置される左右一対の後支柱と、これらに連なり運転座席の上方に配置されるルーフ枠と、を備えた安全フレーム(文献では運転席保護フレーム)が示されている。
実公平04‐44046号公報 実開平05‐42063号公報 特開2013−64323号公報
コンバインによる収穫作業においても、圃場の外側に下る姿勢の傾斜面が連なる作業環境では、走行機体が圃場の外側に移動する際に走行機体が転倒することも考えられ、運転者を保護する安全フレームの装着が望まれている。
自脱型のコンバインを例に挙げると、走行機体の前端に刈取部を備え、この刈取部で刈り取った穀稈が供給される脱穀装置を走行機体の左右の一方側に備え、この脱穀装置と並列する位置に穀粒タンクを備えている。この穀粒タンクは後端位置の縦向き姿勢の軸芯を中心に揺動することによりメンテナンス性を高めた構成も多く採用されている。
穀粒タンクの前側にはエンジンが配置され、このエンジンを覆うボンネットの上面に運転座席が備えられ、この運転座席の前方位置には操縦塔が配置されている。また、運転座席の前方位置の下方にはデッキが配置され、このデッキには脱穀装置の反対側の側部から乗降することになる。
安全フレームは簡素な構成でありながら、運転者が存在する空間を強固に保護することが望ましい。また、前述した構成のコンバインに安全フレームを備える構成を考えると、支柱の下端部を走行機体に対して単純に連結することが困難であり安全フレームを強固に支持する構成が望まれる。
本発明の目的は、機体構成に対応する安全フレームを備えたコンバインを合理的に構成する点にある。
本発明の特徴は、走行機体に刈取部と、脱穀部と、穀粒タンクと、運転座席と、前記運転座席の後方位置でエアークリーナを収納するクリーナケースと、安全フレームとを備えているコンバインであって、前記安全フレームが、前記運転座席を基準にして左右方向での一方側において、前記運転座席よりも後側に配置される第1後支柱部と、この第1後支柱部の上部に連なり前記運転座席を基準にして左右方向の一方側で前記運転座席の上側において前側に延びる第1上部フレーム部と、前記第1上部フレーム部の前端側に連なり前記運転座席よりも前側で下側に延びる第1前支柱部を備えると共に、前記運転座席を基準にして左右方向で前記第1後支柱部の反対側において、前記運転座席よりも後側に配置される第2後支柱部と、この第2後支柱部の上部に連なり前記運転座席を基準にして左右方向の一方側で前記運転座席の上側において前側に延びる第2上部フレーム部と、前記第2上部フレーム部の前端側に連なり前記運転座席よりも前側で下側に延びる第2前支柱部を備え、前記第1後支柱部と前記第2後支柱部とが、前記運転座席の後方で後連結フレーム部により連結され、前記クリーナケースが補強フレームによって補強され、前記クリーナケースの上部に前記第1後支柱部と前記第2後支柱部とが支持されている点にある。
この構成によると、運転座席の後方に配置される第1後支柱部の上部に連なる第1上部フレーム部が、平面視において運転座席の左右何れか一方の上側に配置される。この構成では、運転座席に着座した運転者の上方に位置する第1上部フレーム部を、第1後支柱部に強固に支持できるため、例えば、走行機体が転倒することがあっても、運転座席に着座した運転者を第1上部フレーム部で保護することが可能となる。また、第1後支柱部と第1上部フレーム部とが連結する一体的な構造物にできるため、高い強度を得る。
従って、コンバインの構成に対応する安全フレームを備えたコンバインが合理的に構成された。
さらに、第1上部フレーム部の前端側に連なり運転座席の前側で下側に延びる第1前支柱部を備えているので、第1後支柱部と第1上部フレーム部と第1前支柱部とが一体物となり安全フレームの強度を高めることが可能となる。
また、第1後支柱部と第2後支柱部とが、運転座席の後方で後連結フレーム部により連結されているので、第2後支柱部と第1後支柱部との相対的な位置関係が後連結フレーム部により保持され安全フレームの強度を高めることが可能となる。
そしてさらに、クリーナケースの上部に第1後支柱部と第2後支柱部とが支持されているので、運転座席の比較的近傍に配置されるクリーナケースを利用して第1後支柱部及び第2後支柱部を支持することから、安全フレーム全体を小型化しつつ、運転者の保護性能を高めることが可能となる。
本発明は、側面視において、前記第1上部フレーム部の前端と前記運転座席の前方のフロントパネルの上面とを結ぶ仮想直線より下側領域に、前記運転座席に着座した運転者の運転空間が形成されても良い。
これによると、例えば、走行機体が転倒した場合には、走行機体の姿勢によりパネルと、第1上部フレーム部と、第1後支柱部との少なくとも何れかが地面や壁面等に対して先に接触することになる。これは、走行機体が転倒して運転座席に着座した運転者の方向に地面や壁面が相対的に接近する状況でも、第1上部フレーム部と第1後支柱部とが地面や壁面等が運転者に接触する不都合を阻止し、運転空間に存在する運転者の保護を確実に行えることになる。
本発明は、前記第1前支柱部の下端部が前記運転座席の下方のデッキに支持されても良い。
これによると、運転座席の下方で強固に形成されるデッキに対して第1前支柱部の下端を支持することにより、これに連なる第1上部フレーム部の支持強度を高めることも可能となる。
本発明は、前記第1後支柱部と、前記第1上部フレーム部と、前記第1前支柱部とが前記走行機体において、前記運転座席を基準にして左右方向の外端側に配置されても良い。
これによると、走行機体が外端側を下側にして転倒しても、第1後支柱部と第1上部フレーム部と第1前支柱部とにより運転者を保護することが可能となる。
本発明は、前記第1前支柱部が、側面視において前記運転座席の前方の操縦塔と重複する位置に配置されても良い。
これによると、運転者が走行機体の外側位置から運転座席の方向に乗り込む場合や、走行機体の外側位置から外方に移動する場合に第1前支柱部が妨げにならず、乗降を容易にする。
本発明は、前記安全フレームが、前記第1上部フレーム部と前記第2上部フレーム部とを連結する横向き姿勢の上部連結フレーム部を備えても良い。
これによると、第1上部フレーム部と第2上部フレーム部とが上部連結フレーム部により繋がることになり、安全フレームの強度を一層向上させる。
本発明は、前記第1後支柱部と、前記第1上部フレーム部とが前記走行機体において、前記運転座席を基準にして左右方向の外端側に配置され、
前記第2前支柱部の下端部が前記運転座席の前方の操縦塔のフロントパネルに支持されても良い。
これによると、走行機体が外端側を下側にして転倒しても、第1後支柱部と第1上部フレーム部と第1前支柱部とにより運転者を保護することが可能となる。しかも、第2前支柱部の下端部をフロントパネルに支持することにより、第2上部フレーム部の支持強度を高めることが可能となる。
本発明は、前記安全フレームが、前記第1上部フレーム部の前端側に連なり前記運転座席の前側で下側に延び、その下端部が前記運転座席の下方のデッキに支持される第1前支柱部を備え、
前記フロントパネルに横長姿勢のパネルフレームが支持され、このパネルフレームに対して前記第2前支柱部の下端部が連結すると共に、前記第1前支柱部の中間部分が連結しても良い。
これによると、第1前支柱部の下端部をデッキに支持することにより第1上部フレーム部の支持強度を高めると共に、パネルフレームに対して第2前支柱部の下端部が連結し、このパネルフレームに対して第1前支柱部の中間部分が連結することにより第1前支柱部と第2前支柱部との相対的な位置関係を維持して安全フレームの強度を一層向上させることが可能となる。
本発明は、エンジンを収容するエンジンボンネットが、前後向き姿勢の開閉軸芯を中心にした揺動により開閉自在に走行機体に支持され、前記安全フレームが前記エンジンボンネットと干渉しない位置に配置されても良い。
これによると、エンジンボンネットが開閉自在に構成されているコンバインにおいても安全フレームを無理なく備えることが可能となる。
本発明は、前記穀粒タンクが、縦向き姿勢の揺動軸芯を中心にして揺動自在に支持され、前記安全フレームが前記穀粒タンクの揺動に干渉しない位置に配置されても良い。
これによると、穀粒タンクが揺動自在に支持されているコンバインにおいても安全フレームを無理なく備えることが可能となる。
第1実施形態のコンバインの右側面図である。 第1実施形態のコンバインの平面図である。 第1実施形態のコンバインの正面図である。 第1実施形態の安全フレームの左側面図である。 第1実施形態の安全フレームの平面図である。 第1実施形態の安全フレームの正面図である。 第1実施形態の安全フレームの構成を示す平面図である。 第1実施形態の安全フレームの構成を示す正面図である。 第1実施形態の安全フレームの構成を示す後面図である。 第1実施形態で開放状態のエンジンボンネットを示す正面図である。 第1実施形態の安全フレームの斜視図である。 比較例のコンバインの右側面図である。 比較例のコンバインの平面図である。 比較例のコンバインの正面図である。 比較例の安全フレームの左側面図である。 比較例の安全フレームの平面図である。 比較例の安全フレームの正面図である。 比較例の開放状態のエンジンボンネットを示す正面図である。 比較例の安全フレームの斜視図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
〔第1実施形態・コンバインの全体構成〕
図1〜図5に示すように、左右一対のクローラ走行装置1によって走行する走行機体2の前端に刈取部3を昇降自在に備えると共に、走行機体2に対して脱穀部4と穀粒タンク5とアンローダ6とを備え、走行機体2の穀粒タンク5の前部位置に運転部Cを備え、この運転部Cの運転者を保護する安全フレームSを備えて自脱型のコンバインが構成されている。
この実施形態では自脱型のコンバインを示しているが、コンバインは普通型のものであっても良い。
このコンバインは、機体フレーム2Fに対して刈取部3と、脱穀部4と、穀粒タンク5と、アンローダ6とを支持しており、エンジンボンネット11の内部空間にエンジンEと、ラジエータERとを収容している。収穫作業時にはエンジンEの駆動力でクローラ走行装置1を駆動して走行機体2を走行させると共に、この走行速度と同期して刈取部3を駆動し、所定速度で脱穀部4を駆動する。これにより、刈取部3で穀稈の刈り取りを行うと共に、刈取穀稈を脱穀部4に搬送して脱穀処理を行い、この脱穀処理により得られた処理物から穀粒を選別して穀粒タンク5に貯留する作動が自動的に行われる。
刈取部3は、複数の引起装置3Aを有し、各々の引起装置3Aで引き起こした穀稈の株元を切断して脱穀部4に対し、搬送機構3Bにより横倒れ姿勢で搬送する。脱穀部4は、刈取部3からの刈取穀稈の穂先部分を扱室に供給して扱き処理を行い、この扱室からの処理物を選別から穀粒を選別して穀粒タンク5に供給し、選別により穀粒から分離した藁屑等は、脱穀部4の後端から排出する。
穀粒タンク5は、脱穀部4から供給される穀粒を貯留するように構成されている。アンローダ6は、縦向き姿勢の旋回軸芯Yと同軸芯に配置される縦スクリューコンベア6Aと、この縦スクリューコンベア6Aの上端部に対して横向き姿勢の昇降軸芯Zを中心に揺動自在に備えられた横スクリューコンベア6Bとで構成されている。
このアンローダ6は、穀粒タンク5に貯留された穀粒を搬出するように機能するものであり、旋回軸芯Yと同軸芯となる揺動軸芯を中心にした揺動により穀粒の排出方向を任意に設定でき、昇降軸芯Zを中心にした揺動により、横スクリューコンベア6Bの先端からの排出高さを任意に設定できる。
また、このコンバインでは、アンローダ6の横スクリューコンベア6Bを図2、図3に示す格納姿勢で支持する支持フレーム7を備えている。更に、穀粒タンク5は、図2に仮想線で示すように、旋回軸芯Yを中心にして前端側を外方に引き出す形態で揺動自在に支持されている。
〔運転部〕
運転部Cは、エンジンボンネット11の上面に備えられた運転座席12と、この運転座席12より下側で作業者が搭乗するデッキ13と、運転座席12の前方位置の操縦塔14と、この操縦塔14の上面のフロントパネル15と、運転座席12の左側部位置のサイドパネル17とを備えている。運転座席12には着座した運転者を拘束するシートベルト12Aを備えている。
フロントパネル15にはメータの他に操縦レバー16が備えられている。サイドパネル17には走行速度の設定用、収穫作業にクラッチ類を制御するための複数の操作レバー18が備えられている。
特に、この運転部Cは、エンジンボンネット11とフロントパネル15との中間位置が、左右方向の外端側(同図では右側)に開放しており、この外端側から運転部Cに対する乗降を可能にしている。
運転座席12の後方で穀粒タンク5の前側にクリーナケース21の内部にエアークリーナ22を収納している。クリーナケース21は、機体フレーム2Fに支持されると共に、内部に補強フレームを備えて高強度に製造されている。また、エアークリーナ22からクリーナケース21の上面を貫通する筒状体23の上端にプレクリーナ24が備えられている。
エンジンボンネット11の外端側には、クリーナケース21の外端側に達する高さの吸気ケース25を備えている。この吸気ケース25には防塵網25Aが張設され、この防塵網25Aを介して吸引した空気がエンジンEのラジエータERに供給される。
エンジンボンネット11は、走行機体2の外端側の下部において前後方向に沿う姿勢の開閉軸芯Pを中心にして機体フレーム2Fに対して揺動自在に支持されている。この構成から、開閉軸芯Pを中心にしてエンジンボンネット11と吸気ケース25とを一体的に揺動させることにより、図10に示す如く、エンジンEの上方を大きく開放してメンテナンスを容易に行えるように構成されている。
尚、エンジンボンネット11の開閉軸芯Pは、前後方向に沿う姿勢に限るものではなく、例えば、エンジンボンネット11の外端側の後端位置に縦向き姿勢に設定されるものでも良い。このように構成したものでも、エンジンボンネット11と吸気ケース25とを開閉軸芯Pを中心に揺動させることによりエンジンEの上方を大きく開放することが可能となる。
〔安全フレーム〕
安全フレームSは、図3〜図11に示すように、第1後支柱部31Rと、第1上部フレーム部31Tと、第1前支柱部31Fと、第2後支柱部32R(第2支柱部の一例)と、第2上部フレーム部32Tと、第2前支柱部32Fと、後連結フレーム部33と、上部連結フレーム部34と、を基本的な強度部材として備えている。
第1後支柱部31Rは、運転座席12の後方において縦向き姿勢で配置されている。第1上部フレーム部31Tは第1後支柱部31Rの上側に連なり運転座席12の上側で前側に延びる姿勢で配置されている。第1前支柱部31Fは第1上部フレーム部31Tの前端に連なり運転座席12の前側を下方に延びる縦向き姿勢で配置されている。
このコンバインでは、運転部C(運転座席12)に対して運転者が乗降する位置が走行機体2の右側の外端側に設定されている。第1後支柱部31Rと、第1上部フレーム部31Tと、第1前支柱部31Fとは、丸パイプ材の折り曲げや溶接により一体的に形成されたものであり、これらは、運転座席12を基準にして右側で、走行機体2の右側の外端側に配置されている。
第1後支柱部31Rの下端部は、後述するように、クリーナケース21の上面に支持される。
また、第1前支柱部31Fは、側面視において操縦塔14と重複する位置に配置され、下端部がデッキ13に固定されている。具体的には、第1前支柱部31Fは操縦塔14を上下に貫通する位置に配置されている。これにより、第1前支柱部31Fに妨げられることなく、運転部C(運転座席12)に運転者が乗降できるようにしている。
特に、この安全フレームSでは、図1に示す如く、側面視において第1上部フレーム部31Tの前端と運転座席12の前方のフロントパネル15の上面とを結ぶ仮想直線Tより下側領域に、運転座席12に着座した運転者の運転空間を形成している。
第2後支柱部32Rは、運転座席12の後方において縦向き姿勢で配置されている。第2上部フレーム部32Tは第2後支柱部32Rの上側に連なり運転座席12の上側で前側に延びる姿勢で配置されている。第2前支柱部32Fは第2上部フレーム部32Tの前端に連なり運転座席12の前側を下方に延びる縦向き姿勢で配置されている。
第2後支柱部32Rと、第2上部フレーム部32Tと、第2前支柱部32Fとは、丸パイプ材の折り曲げや溶接により一体的に形成されたものであり、これらは、運転座席12を基準にして左側に配置されている。尚、安全フレームSを構成するフレーム部の材料は、丸パイプ材に限るものではなく、角パイプ材、アングル材、チャンネル材等の使用も可能である。
第2後支柱部32Rは第1後支柱部31Rと平行に配置され、第2上部フレーム部32Tは第1上部フレーム部31Tと平行に配置され、第2前支柱部32Fは第1前支柱部31Fと平行に配置されている。
また、第1後支柱部31Rの下端部と第2後支柱部32Rの下端部とを後連結フレーム部33により連結しており、この後連結フレーム部33が左右一対のブラケット41を介してクリーナケース21の上面に支持されている。左右一対のブラケット41の下端部を繋ぐ断面形状逆U字状の強度部材41aがクリーナケース21に対して上方から嵌め付けられている。クリーナケース21の内部で外端側に近い位置(吸気ケース25の側)には内部補強フレーム21aが備えられている。特に、クリーナケース21と内部補強フレーム21aとはエンジンEを収容する空間を構成するエンジンフレームEFの上部に固設されている。
後連結フレーム部33の上方位置には、第1後支柱部31Rの中間部と第2後支柱部32Rの中間部とを連結する後部補強フレーム35が備えられている。
特に、本発明では、後連結フレーム部33を備えずに、第1後支柱部31Rの下端部と、第2後支柱部32Rの下端部とが、クリーナケース21の上面に対して直接的に支持される構成であって良い。また、この第1後支柱部31Rの下端部と、第2後支柱部32Rの下端部とが機体フレーム2Fに対して直接的に支持される構成であっても良い。
更に、第2上部フレーム部32Tと第1上部フレーム部31Tとを一対の上部連結フレーム部34により連結しており、これらの上面を覆う位置にルーフパネル36を備えている。尚、ルーフパネル36には金属板や樹脂板が用いられている。また、このルーフパネル36が高強度のものである場合には、上部連結フレーム部34を用いずに、このルーフパネル36で上部連結フレーム部34を兼用しても良い。尚、ルーフパネル36を備えずに安全フレームSを構成しても良い。
フロントパネル15の部位に横向き姿勢でパネルフレーム37を備えており、このパネルフレーム37の左側の上面に対して、第2前支柱部32Fの下端部が連結すると共に、このパネルフレーム37の右端部に対して第1前支柱部31Fの中間部が連結している。
パネルフレーム37は、機体の前後方向に延びてサイドパネル17を下方から支持するサイドパネルフレーム17aの前端に支持されている。尚、第2前支柱部32Fの下端部は、操縦塔14の上部や、フロントパネル15に対して直接的に支持されても良い。
〔第1実施形態の作用・効果〕
この第1実施形態のように、第1後支柱部31Rと第1上部フレーム部31Tと第1前支柱部31Fとで一体形成される右側の構造物、及び、第2後支柱部32Rと第2上部フレーム部32Tと第2前支柱部32Fとで一体形成される左側の構造物により運転座席12を前後左右方向から保護することが可能となる。これにより、走行機体2が転倒し、何れの方向から地面や壁面等が運転部Cに相対的に接近することがあっても、安全フレームSの一部が地面や壁面等に接触することにより、運転座席12に着座した運転者が地面や壁面等に対して直接的に接触する不都合を阻止できる。
特に、運転部Cにキャビンを備えたコンバインと比較すると、運転部Cの大型化や重量化を抑制し、低廉でありながら運転者の安全を確保することが可能となる。
第1実施形態のコンバインのように、第1後支柱部31Rの下端部と、第2後支柱部32Rの下端部とをクリーナケース21の上面に支持することにより、このクリーナケース21を有効に利用して第1後支柱部31Rと、第2後支柱部32Rとの上下方向での寸法を短縮しつつ夫々の支持構造の複雑化を抑制する。更に、開閉軸芯Pを中心にしたエンジンボンネット11の揺動開閉と、旋回軸芯Yを中心にした穀粒タンク5の揺動とを支障なく行える。
この構成の安全フレームSでは、パネルフレーム37に対して第2前支柱部32Fの下端部が連結し、このパネルフレーム37に対して第1前支柱部31Fの中間部分が連結するため、第2前支柱部32Fの上下寸法を短くできる。しかも、第1前支柱部31Fが比較的長寸であっても、第1前支柱部31Fの中間部分がパネルフレーム37により第2前支柱部32Fの下端部に連結するため強度の向上が可能となる。
尚、このように構成した安全フレームSは、アンローダ6を、旋回軸芯Yを中心に旋回させた場合に、横スクリューコンベア6Bが運転部Cの空間内に侵入する作動を抑制することも可能となる。
比較例・コンバインの全体構成〕
本発明の実施形態を表すものではないが、参考までに機能的に似た構造の比較例のコンバインについて説明する。
図12〜図14に示すように、左右一対のクローラ走行装置1によって走行する走行機体2の前端に刈取部3を昇降自在に備えると共に、走行機体2に対して脱穀部4と穀粒タンク5とアンローダ6とを備え、走行機体2の穀粒タンク5の前部位置に運転部Cを備え、この運転部Cの運転者を保護する安全フレームSを備えて自脱型のコンバインが構成されている。
この比較例のコンバインは、第1実施形態のコンバインより小型であり、安全フレームSの構成が第1実施形態と異なる点を除いて、基本的な構成は第1実施形態と同様であり、収穫作業も第1実施形態に説明したものと同様に行われる。
刈取部3は、複数の引起装置3Aを有し、各々の引起装置3Aで引き起こした穀稈の株元を切断して脱穀部4に対し、搬送機構3Bにより横倒れ姿勢で搬送する。脱穀部4は、刈取部3からの刈取穀稈の穂先部分を扱室に供給して扱き処理を行い、この扱室からの処理物を選別から穀粒を選別して穀粒タンク5に供給し、選別により穀粒から分離した藁屑等は、脱穀部4の後端から排出する。
穀粒タンク5は、脱穀部4から供給される穀粒を貯留するように構成されている。アンローダ6は、縦向き姿勢の旋回軸芯Yと同軸芯に配置される縦スクリューコンベア6Aと、この縦スクリューコンベア6Aの上端部に対して横向き姿勢の昇降軸芯Zを中心に揺動自在に備えられた横スクリューコンベア6Bとで構成されている。
このアンローダ6は、穀粒タンク5に貯留された穀粒を搬出するように機能するものであり、旋回軸芯Yを中心にした旋回により穀粒の排出方向を任意に設定でき、昇降軸芯Zを中心にした揺動により、横スクリューコンベア6Bの先端からの排出高さを任意に設定できる。尚、このアンローダ6では横スクリューコンベア6Bが2つに分割自在に構成され、図13に示すように、折り畳むことの可能となる。
また、このコンバインでは、アンローダ6の横スクリューコンベア6Bを図13、図14に示す格納姿勢で支持する支持フレーム7を備えている。更に、穀粒タンク5は、旋回軸芯Yを中心にして前端側を外方に引き出す形態で揺動自在に支持されている。
〔運転部〕
この比較例においても、運転部Cは、エンジンボンネット11の上面に備えられた運転座席12と、この運転座席12より下側で作業者が搭乗するデッキ13と、運転座席12の前方位置の操縦塔14と、この操縦塔14の上面のフロントパネル15と、運転座席12の左側部位置のサイドパネル17とを備えている。運転座席12には着座した運転者を拘束するシートベルト12Aを備えている。
フロントパネル15にはメータの他に操縦レバー16が備えられている。サイドパネル17には走行速度の設定用、収穫作業にクラッチ類を制御するための複数の操作レバー18が備えられている。
この運転部Cは、エンジンボンネット11とフロントパネル15との中間位置が、外端側(同図では右側)に開放しており、この外端側から運転部Cに対する乗降を可能にしている。
エンジンボンネット11の外端側には、吸気ケース25を備えている。この吸気ケース25には防塵網25Aが張設され、この防塵網25Aを介して吸引した空気がエンジンEのラジエータERに供給される。
エンジンボンネット11は、走行機体2の外端側の下部において前後方向に沿う姿勢の開閉軸芯Pを中心にして機体フレーム2Fに対して揺動自在に支持されている。この構成から、開閉軸芯Pを中心にしてエンジンボンネット11と吸気ケース25とを一体的に揺動させることにより、図18に示す如く、エンジンEの上方を大きく開放してメンテナンスを容易に行える。
尚、エンジンボンネット11の開閉軸芯Pは、前後方向に沿う姿勢に限るものではなく、例えば、エンジンボンネット11の外端側の後端位置に縦向き姿勢に設定されるものでも良い。このように構成したものでも、エンジンボンネット11と吸気ケース25とを開閉軸芯Pを中心に揺動させることによりエンジンEの上方を大きく開放することが可能となる。
〔安全フレーム〕
安全フレームSは、図15〜図19に示すように、第1後支柱部31Rと、第1上部フレーム部31Tと、第1前支柱部31Fと、第2横支柱部32S(第2支柱部の一例)と、第2横フレーム部32Uと、を基本的な強度部材として備えている。
第1後支柱部31Rは、運転座席12の後方において縦向き姿勢で配置されている。第1上部フレーム部31Tは第1後支柱部31Rの上側に連なり運転座席12の上側で前側に延びる姿勢で配置されている。第1前支柱部31Fは第1上部フレーム部31Tの前端に連なり運転座席12の前側を下方に延びる縦向き姿勢で配置されている。
このコンバインでは、運転部C(運転座席12)に対して運転者が乗降する位置が走行機体2の右側の外端側に設定されている。第1後支柱部31Rと、第1上部フレーム部31Tと、第1前支柱部31Fとは、丸パイプ材の折り曲げや溶接により形成されたものであり、これらは、運転座席12を基準にして右側で、走行機体2の右側の外端側に配置されている。安全フレームSを構成するフレーム部の材料は、丸パイプ材に限るものではなく、角パイプ材、アングル材、チャンネル材等の使用も可能である。
第1後支柱部31Rの下端部は、穀粒タンク5の後方位置の機体フレーム2Fに支持されている。この第1後支柱部31Rの上部に連なる第1上部フレーム部31Tは穀粒タンク5の上方位置に配置されることになる。
また、第1前支柱部31Fは、側面視において操縦塔14と重複する位置に配置され、下端部がデッキ13に固定されている。具体的には、第1前支柱部31Fは操縦塔14の外側方位置において上下に向かう姿勢で配置されている。これにより、第1前支柱部31Fに妨げられることなく、運転部C(運転座席12)に運転者が乗降できるようにしている。
特に、この安全フレームSでは、図12に示す如く、側面視において第1上部フレーム部31Tの前端と運転座席12の前方のフロントパネル15の上面とを結ぶ仮想直線Tより下側領域に、運転座席12に着座した運転者の運転空間を形成している。
第2横支柱部32Sは、運転座席12の左側方の空間に配置され、下端部が機体フレーム2Fに支持されている。第2横フレーム部32Uは運転座席12の上側において走行機体2の横方向に延び、第1上部フレーム部31Tに連結している。また、第2横支柱部32Sと第2横フレーム部32Uとを結ぶ第2補強フレーム部32Mを備えている。
この比較例のコンバインでは、図13に仮想線で示すように、穀粒タンク5が、旋回軸芯Yを中心にして前端側を外方に引き出す形態で揺動自在に支持されている。この揺動に干渉しない位置に第1後支柱部31Rと第1上部フレーム部31Tとの位置が設定されている。
比較例の作用・効果〕
この比較例のように、第1後支柱部31Rと第1上部フレーム部31Tと第1前支柱部31Fとを一体形成した右側の構造物、及び、第2横支柱部32Sと第2上部フレーム部32Tとを一体形成した左側の構造物により運転座席12を前後左右方向から保護することが可能となる。これにより、走行機体2が転倒し何れの方向から地面や壁面等が運転部Cに相対的に接近することがあっても、安全フレームSの一部が地面や壁面等に接触することにより、運転座席12に着座した運転者が地面や壁面等に対して直接的に接触する不都合を阻止できる。
特に、運転部Cにキャビンを備えたコンバインと比較すると、この実施形態のようにキャビンを装着することが基本的に困難な小型のコンバインにおいて低廉でありながら運転者の安全を確保することが可能となる。
この比較例のように小型のコンバインであっても、第1後支柱部31Rと第1前支柱部31Fとの下端部を機体側に支持した安全フレームSを構成できる。しかも、この構成により、開閉軸芯Pを中心にしたエンジンボンネット11の揺動開閉と、旋回軸芯Yを中心にした穀粒タンク5の揺動とを支障なく行える。
尚、このように構成した安全フレームSは、アンローダ6を、旋回軸芯Yを中心に旋回させた場合に、横スクリューコンベア6Bが運転部Cの空間内に侵入する作動を抑制することも可能となる。
〔別実施形態〕
(b)第1前支柱部31Fの下端部をフロントパネル15の上面に支持する。この構成により第1前支柱部31Fの短縮が可能となる。
(d)第1実施形態の構成の改良として、第2前支柱部32Fの下端部をデッキ13に支持する、又は、機体フレーム2Fに支持する。この構成により、第2前支柱部32Fの支持強度を一層向上させることが可能となる。
本発明は、コンバインに備える安全フレームに利用することができる。
2 走行機体
2F 機体フレーム
3 刈取部
4 脱穀部
11 エンジンボンネット
12 運転座席
13 デッキ
14 操縦塔
15 フロントパネル
17 パネルフレーム
21 クリーナケース
22 エアークリーナ
31R 第1後支柱部
31T 第1上部フレーム部
31F 第1前支柱部
32R 第2支柱部(第2後支柱部)
32T 第2上部フレーム部
32F 第2前支柱部
32S 第2支柱部(第2横支柱部)
32U 第2横フレーム部
33 後連結フレーム部
34 上部連結フレーム部
37 パネルフレーム
P 開閉軸芯
S 安全フレーム
Y 揺動軸芯(旋回軸芯)

Claims (10)

  1. 走行機体に刈取部と、脱穀部と、穀粒タンクと、運転座席と、前記運転座席の後方位置でエアークリーナを収納するクリーナケースと、安全フレームとを備えているコンバインであって、
    前記安全フレームが、前記運転座席を基準にして左右方向での一方側において、前記運転座席よりも後側に配置される第1後支柱部と、この第1後支柱部の上部に連なり前記運転座席を基準にして左右方向の一方側で前記運転座席の上側において前側に延びる第1上部フレーム部と、前記第1上部フレーム部の前端側に連なり前記運転座席よりも前側で下側に延びる第1前支柱部を備えると共に、前記運転座席を基準にして左右方向で前記第1後支柱部の反対側において、前記運転座席よりも後側に配置される第2後支柱部と、この第2後支柱部の上部に連なり前記運転座席を基準にして左右方向の一方側で前記運転座席の上側において前側に延びる第2上部フレーム部と、前記第2上部フレーム部の前端側に連なり前記運転座席よりも前側で下側に延びる第2前支柱部を備え、
    前記第1後支柱部と前記第2後支柱部とが、前記運転座席の後方で後連結フレーム部により連結され、
    前記クリーナケースが補強フレームによって補強され、前記クリーナケースの上部に前記第1後支柱部と前記第2後支柱部とが支持されているコンバイン。
  2. 側面視において、前記第1上部フレーム部の前端と前記運転座席の前方のフロントパネルの上面とを結ぶ仮想直線より下側領域に、前記運転座席に着座した運転者の運転空間が形成されている請求項1記載のコンバイン。
  3. 前記第1前支柱部の下端部が前記運転座席の下方のデッキに支持されている請求項1又は2記載のコンバイン。
  4. 前記第1後支柱部と、前記第1上部フレーム部と、前記第1前支柱部とが前記走行機体において、前記運転座席を基準にして左右方向の外端側に配置されている請求項1〜3のいずれか一項記載のコンバイン。
  5. 前記第1前支柱部が、側面視において前記運転座席の前方の操縦塔と重複する位置に配置されている請求項1〜4のいずれか一項記載のコンバイン。

  6. 前記安全フレームが、前記第1上部フレーム部と前記第2上部フレーム部とを連結する横向き姿勢の上部連結フレーム部を備えている請求項1〜5のいずれか一項記載のコンバイン。
  7. 前記第1後支柱部と、前記第1上部フレーム部とが前記走行機体において、前記運転座席を基準にして左右方向の外端側に配置され、
    前記第2前支柱部の下端部が前記運転座席の前方の操縦塔のフロントパネルに支持されている請求項1〜6のいずれか一項記載のコンバイン。
  8. 前記安全フレームが、前記第1上部フレーム部の前端側に連なり前記運転座席の前側で下側に延び、その下端部が前記運転座席の下方のデッキに支持される前記第1前支柱部を備え、
    前記フロントパネルに横長姿勢のパネルフレームが支持され、このパネルフレームに対して前記第2前支柱部の下端部が連結すると共に、前記第1前支柱部の中間部分が連結している請求項7記載のコンバイン。
  9. エンジンを収容するエンジンボンネットが、前後向き姿勢の開閉軸芯を中心にした揺動により開閉自在に走行機体に支持され、前記安全フレームが前記エンジンボンネットと干渉しない位置に配置されている請求項1〜8のいずれか一項記載のコンバイン。
  10. 前記穀粒タンクが、縦向き姿勢の揺動軸芯を中心にして揺動自在に支持され、前記安全フレームが前記穀粒タンクの揺動に干渉しない位置に配置されている請求項1〜9のいずれか一項記載のコンバイン。
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