JP2016178869A - 収穫機 - Google Patents

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Koji Yamagata
山形  浩司
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孝文 三井
孝広 内
Takahiro Uchi
孝広 内
衛 新家
Mamoru Araya
衛 新家
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Abstract

【課題】前走行装置と後走行装置とを備え、脱穀装置を含めた機体の重心をできるだけ低くして走行の安定化を図り、また、メンテナンス作業を行い易くしようとする。
【解決手段】前走行装置2Fと後走行装置2Rとの間で車体フレーム1上にエンジン7を備え、エンジン7よりも機体横外側を覆う側部カバー9を備え、側部カバー9が複数のカバー体91,92,93の組み合わせで構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、前走行装置と後走行装置とを備え、その前走行装置と後走行装置とに支持される車体フレームにエンジンを載置し、エンジンよりも機体外側を覆う側部カバーを備えた収穫機に関する。
上記のように前走行装置と後走行装置とによって構成された走行装置を備え、かつ原動機を搭載した収穫機としては、下記[1]に記載のものが知られている。
[1]後輪の上方にモーターを搭載し、そのモーターは機体内部に格納された状態に構成された自走式コンバイン(特許文献1参照)。
特開平09−107773号公報(段落〔0007〕、図1、図2)
上記の特許文献1に記載された構造のコンバインは、前走行装置と後走行装置とによって構成された走行装置を備えているので、良好な走行性能を発揮し得る点で有用なものであるが、次のような問題があった。
つまり、原動機であるモーターが後輪の上方位置付近に設けられていて、機体重心が高くなりがちである。また、そのモーターが車体内部に格納された状態で設けてあるため、そのモーターのメンテナンスなどを行い難いという問題があった。
本発明は、前走行装置と後走行装置とを備えた収穫機において、脱穀装置を含めた機体の重心をできるだけ低くして走行の安定化を図り、また、メンテナンス作業を行い易くしようとするものである。
〔解決手段1〕
上記課題を解決するために講じた本発明における収穫機の技術手段は、前走行装置と、後走行装置と、前記前走行装置と前記後走行装置とに支持される車体フレームと、前記前走行装置と前記後走行装置との間で前記車体フレームに載置されたエンジンとを備え、前記エンジンよりも機体横外側を覆う側部カバーを備え、前記側部カバーが複数のカバー体の組み合わせで構成されていることである。
〔解決手段1にかかる発明の作用及び効果〕
上記解決手段1にかかる本発明の構成によると、エンジンは、前走行装置と後走行装置との間で、各走行装置の高さによる制約を受けることのない車体フレームに載置されるものであるから、対地的に低く位置させ易い。これによって機体重心を低くして安定した走行を行い易いという利点がある。
また、エンジンよりも機体横外側を覆う側部カバーを開放してエンジンを外部空間に露呈させ、メンテナンスを行い易くなる点で有利である。しかも、その側部カバーが単一の大きな部材で構成されたものではなく、複数のカバー体の組み合わせで構成されているので、側部カバーの開放に際しての取り扱い操作も楽になり、この点でもエンジン周りのメンテナンスを行い易くなる利点がある。
〔解決手段2〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記側部カバーは、前記前走行装置と前記後走行装置との間にわたって配設されたものであるということである。
〔解決手段2にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段2にかかる発明の構成によると、側部カバーによって、前走行装置と後走行装置との間にわたる機体横外側を覆っているので、この前走行装置と後走行装置との間に相当する範囲の車体フレーム上の空間を各種装置の配設用空間として利用し易くなる。
したがって、前走行装置や後走行装置の高さによる制約を受けることのない比較的低い位置の車体フレーム上を、各種装置の配設用空間として広範囲に確保し得る利点がある。
〔解決手段3〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記エンジンは前記前走行装置の直後方に配設されているということである。
〔解決手段3にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段3にかかる発明の構成によると、前走行装置の直後方の比較的低い位置に配設されたエンジンの横外側を側部カバーで確実に覆うことができる。
したがって、機体重心を低くして安定した走行を行い易いととともに、前走行装置の存在によって横側方からエンジンへのアクセスが阻害される虞もなく、メンテナンス作業を行い易いという利点がある。
〔解決手段4〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記側部カバーは、前記エンジンの上部側を覆う第1カバー体と、前記エンジンの下部側を覆う第2カバー体とを備えているということである。
〔解決手段4にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段4にかかる発明の構成によると、メンテナンスの所要頻度などに応じて、エンジンの上部側を覆う第1カバー体だけを開放したり、エンジンの下部側を覆う第2カバー体だけを開放したり、あるいはその両方を開放したりすることができる。
したがって、必要な部位だけを開放してメンテナンス作業を行うことができ、作業性を向上し得る利点がある。
〔解決手段5〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記第1カバー体に対して、前記第2カバー体が下端側ほど機体内方側へ向く内向き傾斜面に形成されているということである。
〔解決手段5にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段5にかかる発明の構成によると、第2カバー体の下端側が機体内方側に向かう内向き傾斜を有しているので、その第2カバー体の収穫対象物や他物との接触度合いを軽減することができる。したがって、早期の摩耗や損傷が生じる可能性を少なくできる利点がある。
〔解決手段6〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記エンジンの後方位置にラジエータを設けてあり、前記エンジンから前記ラジエータへの動力伝達機構が前記側部カバーで覆われているということである。
〔解決手段6にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段6にかかる発明の構成によると、側部カバーを動力伝達機構の閉塞手段としても活用できる点で有用である。
〔解決手段7〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記側部カバーは前記ラジエータの横外側を覆うように構成されているということである。
〔解決手段7にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段7にかかる発明の構成によると、ラジエータの横側部に存在する側部カバーを開閉することで、ラジエータのメンテナンスを行い易くなる利点がある。
〔解決手段8〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記側部カバーは、前記エンジンの上部側を覆う第1カバー体と、前記エンジンの下部側を覆う第2カバー体とを備え、前記第1カバー体と第2カバー体との境界は、前記ラジエータの機体横外方側を覆うように設けられた第3カバー体の下端と同一又はほぼ同一の高さ位置であるように設定されているということである。
〔解決手段8にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段8にかかる発明の構成によると、例えば第2カバー体を着脱する際に、第3カバー体が干渉しない状態で着脱作業を行い易く、また、第3カバー体を着脱する際にも第2カバー体が干渉しない状態で作業を行い易い。したがって、これらの第2カバー体や第3カバー体を個別に着脱操作する際の作業を行い易い点で有利である。
〔解決手段9〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記第1カバー体の後端縁と、前記第3カバー体の前端縁との境界は、前記第2カバー体の後端縁と同一又はほぼ同一の前後方向位置であるように設定されているということである。
〔解決手段9にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段9にかかる発明の構成によると、例えば第3カバー体を着脱する際に、第2カバー体が干渉しない状態で着脱作業を行い易く、また、第2カバー体を着脱する際にも第3カバー体が干渉しない状態で作業を行い易い。したがって、これらの第2カバー体や第3カバー体を個別に着脱操作する際の作業を行い易い点で有利である。
〔解決手段10〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記エンジンと前記ラジエータとの間にメンテナンス用の空間部があり、このメンテナンス用の空間部の機体横外方側が前記側部カバーによって覆われているということである。
〔解決手段10にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段10にかかる発明の構成によると、側部カバーを開放するだけでメンテナンス用の空間部をただちに開放することができるので、メンテナンス作業を能率良く行い易い利点がある。
〔解決手段11〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記エンジンから前記ラジエータへの動力伝達機構は、前記メンテナンス用の空間部の上方側を迂回するように設けられているということである。
〔解決手段11にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段11にかかる発明の構成によると、動力伝達機構がメンテナンス用空間部をあまり狭めないように設けられているので、メンテナンス用空間部を広く保って作業性良くメンテナンスを行い易いという利点がある。
〔解決手段12〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記エンジンの上方側に上部メンテナンス用空間を備え、その上部メンテナンス用空間が前記側部カバーで覆われているということである。
〔解決手段12にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段12にかかる発明の構成によると、エンジンの上方側からもメンテナンス作業を行うことができるので、エンジン周りのメンテナンス作業を行い易いという利点がある。
〔解決手段13〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記エンジンの上方にグレンタンクが備えられ、前記側部カバーは、前記グレンタンクの下端と前記エンジンを支持する車体フレームとの間を覆うように配備されているということである。
〔解決手段13にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段13にかかる発明の構成によると、グレンタンクがメンテナンス用空間部のカバー手段としての役割を果たすので、側部カバーを小型化する上で有用である。
〔解決手段14〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記側部カバーは前記エンジンの上部側を覆う第1カバー体を備え、この第1カバー体は、下端縁側が下向きとなる閉塞姿勢と、前記下端縁側が機体横外方へ張り出した開放姿勢とに姿勢変更されるように、前記閉塞姿勢で上端縁側に備えたヒンジで上下揺動可能に支持されているということである。
〔解決手段14にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段14にかかる発明の構成によると、エンジンの上部側を覆う第1カバー体を、上端側のヒンジに支持させた状態で開閉操作できるので、全体を脱着するような構造のものに比べて開閉操作を容易に行い易いという利点がある。
〔解決手段15〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記側部カバーは、前記エンジンの上部側を覆う第1カバー体を備えるとともに、その第1カバー体の開放姿勢を維持する位置保持体を備え、この位置保持体は、前記エンジンとそのエンジンの後方位置に設けたラジエータとの間に存在するメンテナンス用の空間から外れた位置に取り付けられているということである。
〔解決手段15にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段15にかかる発明の構成によると、第1カバー体の開放姿勢を維持する位置保持体がメンテナンス用の空間部から外れた位置に取り付けられているので、メンテナンス用の空間部への出入りが楽に行い易いという利点がある。
〔解決手段16〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記側部カバーは前記エンジンの下部側を覆う第2カバー体を備え、この第2カバー体は、上端縁側が上向きとなる閉塞姿勢と、前記上端縁側が機体横外方へ張り出した開放姿勢とに姿勢変更されるように、前記閉塞姿勢で下端縁側に設けてあるヒンジで上下揺動可能に支持されているということである。
〔解決手段16にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段16にかかる発明の構成によると、下端縁側に設けてあるヒンジで上下揺動可能に支持されている第2カバー体を備えることで、第2カバーを完全に脱着する手数要さずにメンテナンス作業を行うことができる。そして、そのメンテナンス作業は、低い位置にある第2カバー体が下端側のヒンジで開閉されるので、上方側から視界を遮る虞が少なく、便利に用いることができる利点がある。
〔解決手段17〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記側部カバーは、前記エンジンの下部側を覆う第2カバー体を備え、前記第2カバー体は、機体に対して着脱可能に装備されているということである。
〔解決手段17にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段17にかかる発明の構成によると、2カバー体を機体に対して着脱可能にしたことにより、エンジン下部側のメンテナンス作業を行う際などに、作業空間を広くして作業性を高めやすいという利点がある。
〔解決手段18〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記側部カバーは、前記エンジンの後方位置に設けられたラジエータの機体横外方側を覆う第3カバー体を備え、前記第3カバー体は、上下方向に沿う揺動軸心を備えた縦ヒンジによって水平方向に揺動開閉可能に構成されているということである。
〔解決手段18にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段18にかかる発明の構成によると、比較的高い位置にあるラジエータの機体横外方側を覆う第3カバー体が縦ヒンジによって水平方向の揺動で開閉できるので、第3カバー体を開放した状態での作業を楽に行い易いという利点がある。
〔解決手段19〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記第3カバー体は、前記縦ヒンジが、その第3カバー体の前端部に設けられているということである。
〔解決手段19にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段19にかかる発明の構成によると、第3カバー体が前端側の縦ヒンジに支持されて後方側を開放できるので、後方側に配備されたラジエータ周りを大きく開放して、作業性のよいメンテナンスを行い易いという利点がある。
〔解決手段20〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記車体フレームにグレンタンク支持用のタンク支持台が立設され、このタンク支持台に、前記側部カバーのうちで、前記エンジンの上部側を覆う第1カバー体が支持されているということである。
〔解決手段20にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段20にかかる発明の構成によると、グレンタンクを支持するために高く構成されたタンク支持台を側部カバーの取付手段として利用できるので、エンジンの上部側を覆う第1カバー体を、高い位置で大きく開放できるように構成し易いという利点がある。
〔解決手段21〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記タンク支持台に、前記第1カバー体の開放姿勢を維持する位置保持体が備えられているということである。
〔解決手段21にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段21にかかる発明の構成によると、位置保持体によって第1カバー体の開放姿勢を維持することができるので、第1カバー体を位置保持してメンテナンス作業を便利に行い易いものである。また、その第1カバー体の位置保持手段としてグレンタンクの支持を行うタンク支持台を利用するので、部材の兼用化によるコスト低減を図ることができ、かつ、機体の最横外側に近づけて配備し易いので、位置保持手段の伸縮量も比較的短く設定でき、小型化を図り易い上でも有効である。
〔解決手段22〕
上記課題を解決するために講じた本発明の他の技術手段は、前記タンク支持台に、前記エンジンの後方に位置するラジエータの支持部が設けられているということである。
〔解決手段22にかかる発明の作用及び効果〕
上記の解決手段22にかかる発明の構成によると、タンク支持台をラジエータの支持手段として利用でき、部材の兼用によるコスト低減を図り得る利点がある。
全稈投入型コンバインの右側面図である。 全稈投入型コンバインの全体平面図である。 全稈投入型コンバインの背面図である。 側部カバーを外した状態でのタンク支持台部分を示す右側面図である。 車体フレームを示す平面図である。 車体フレームを示す斜視図である。 車体フレームに対するタンク支持台の取付位置関係を示す分解斜視図である。 タンク支持台を示す平面図である。 タンク支持台を示す側面図である。 脱穀装置とグレンタンクとタンク支持台とを示す背面図である。 タンク支持台に対する側部カバーの取付状態を示す上下方向での断面図である。 タンク支持台に対する側部カバーの取付状態を示す上下方向での断面図である。 グレンタンクを外してタンク支持台の取付状態を示す平面図である。 内支柱の形状とアクチュエータの作動形態との関係を示す概念図である。 グレンタンクを排出姿勢で維持した構造を示す断面図である。 タンク支持台と側部カバーと底部枠との関係を示す斜視図である。 タンク支持台と底部枠との関係を示す斜視図である。 脱穀装置及びグレンタンクを示し、(a)はグレンタンクが貯留姿勢位置にあり、(b)はグレンタンクが排出姿勢位置にある状態を示す正面図である。 タンク支持台とラジエータとを示す右側面図である。 グレンタンクの揺動支軸部分を示す拡大側面図である。 側部カバーの配列パターンを示す概略側面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面の記載に基づいて説明する。
〔全体構成〕
図1乃至図5は、本発明に係る収穫機の一例である全稈投入型(普通型)コンバインを示している。図1が右側面を示し、図2が平面を示し、図3は背面を示している。図4は側部カバー9を外した状態でのタンク支持台3部分を示し、図5は車体フレーム1を示している。
これらの図に示すように、上記の全稈投入型コンバインは、車体フレーム1の下側に左右一対の前輪2F,2F(前走行装置に相当する)、及び左右一対の後輪2R,2R(後走行装置に相当する)からなる走行装置2を備えている。
車体フレーム1の前部に運転キャビン15を備え、その後方側に脱穀装置4、及びグレンタンク5を夫々備え、最後部に排ワラ処理装置16を備え、車体フレーム1に対して水平横軸心(図示せず)周りで昇降作動する刈取処理装置17を前部に備えて自走機体を構成している。
上記の走行装置2、脱穀装置4、及び刈取処理装置17などに対して駆動力を伝達するエンジン7は、クランク軸(図示せず)が機体左右方向に沿う状態で、脱穀装置4の右横側部に配設されている。
前記走行装置2の前輪2Fには、車体フレーム1の前部に装着されたトランスミッション20から左右に延出された駆動軸20aを介して伝達される動力が、前輪2Fの機体内方側に向く面に形成された凹入箇所に入り込む状態で配備された減速ケース21、及び減速ケース21に支持された前車軸2aを介して前輪2Fに伝達されるように構成してある。
これにより前輪2Fは、駆動軸20aを介して前記エンジン7の動力が伝達され、水平横軸心x1周りで駆動回転されるように取り付けられたものであり、その左右方向幅L1及び直径D1のいずれもが、後輪2Rよりも大きいタイヤ車輪からなる非操向車輪によって構成してある(図5参照)。
前記後輪2Rは、図4及び図5に示すように、車体フレーム1の後部で、前後方向軸心z1周りで左右揺動自在に装着された後輪支持フレーム22の左右両端側に設けてあり、上下揺動軸心y1周りで操向操作可能な後車軸2bを備えた操向車輪によって構成してある。この後輪2Rは、その左右方向幅L2及び直径D2が前記前輪2Fよりも小さく設定されたタイヤ車輪で構成され、後車軸2bの水平横軸心x2周りで回動する。
図3に示すように、エンジン7に対して外気を吸い込み供給するエアクリーナ76を備えた吸気管77は、搭乗運転部としての運転キャビン15の背部側で右横側部に付設してある。
〔車体フレーム〕
図5及び図6に示すように、車体フレーム1は、断面形状が内向き開放のチャンネル状に形成された前後方向に長い左右一対の縦フレーム10A,10Aと、その縦フレーム10A,10Aの前端側を接続する前横フレーム10Bと、縦フレーム10A,10Aの後端側を接続するパイプ状の後横フレーム10Cとで、平面視矩形枠状に形成されたメインフレーム10(主フレームに相当する)を備えている。
前記前後方向に長い左右一対の縦フレーム10A,10Aは、図示しないが、そのチャンネル状断面の内部空間に、油圧配管や燃料配管、あるいは導電用ハーネスなどを前後方向に沿って配設してある。
前記メインフレーム10における左右の縦フレーム10A,10Aは、その前端側に前輪2Fを支持するための前支持枠部10aが夫々溶接固定されている。この前支持枠部10aは、側面視で立ち上がり部と水平部とを備えたL字状に形成されており、立ち上がり部の前側で水平部の下側に減速ケース21が位置する状態で前輪2Fが支持されている。
また、この前支持枠部10aの上面側には、運転キャビン15を支持するためのキャビン支持部材13の取付座13aも形成されている。
左右の縦フレーム10A,10Aの前部で前支持枠部10aの後側は、前横フレーム10Bによって接続されている。縦フレーム10A,10Aの後端側には後支持枠部10bが夫々溶接固定されていて、この後支持枠部10b同士を接続するように後横フレーム10Cが設けられることにより、縦フレーム10A,10Aの後部同士も連結固定されている。
前横フレーム10Bの前部にはトランスミッション20が連結固定さていて、このトランスミッション20から延出された駆動軸20aが減速ケース21に導入され、エンジン7の動力がトランスミッション20及び減速ケース21を経て前車軸2aから前輪2Fに伝達されるように構成してある。
後横フレーム10Cの左右方向での中間位置に設けたブラケット10cに、後輪支持フレーム22を前後方向軸心z1周りで上下揺動自在に装着してあり、後輪2Rは、後輪支持フレーム22の左右両端側に設けた上下揺動軸心y1周りで操向操作可能に構成されている。
上記のメインフレーム10の上側には、脱穀装置4やエンジン7を搭載するための格子状搭載フレーム11を設けてある。この格子状搭載フレーム11には、前記脱穀装置4やエンジン7が搭載されている。また、この格子状搭載フレーム11やメインフレーム10には、グレンタンク5を支持するためのタンク支持台3の支持フレーム部12を設けてある。
また、前記左右の縦フレーム10A,10Aのうち、左側の縦フレーム10Aの横外側部には、燃料タンク80を搭載するための梯子状の燃料タンク載置台14が設置されている。この燃料タンク載置台14は、前記左側の縦フレーム10Aの横外側面から横外方へ延出された前後二箇所の延出ブラケット14aにわたって掛け渡された一対の縦長支持材14b,14bと、その一対の縦長支持材14b,14bの前後複数箇所で左右方向に連結された連結材14cとで平面視梯子状に形成されている。
後横フレーム10Cの左右方向での中間位置に設けたブラケット10cの近く位置で、後横フレーム10Cの上側に、作動油タンク81を設けてある。
前記格子状搭載フレーム11は、メインフレーム10における左右の縦フレーム10A,10Aを横切るように、縦フレーム10A,10Aの上側に配設された横格子フレーム11a,11b,11cと、その横格子フレーム11a,11b,11cと同一平面上に位置する縦格子フレーム11d,11eとを備えて格子状に構成されたものである。
図5及び図6に示されるように、前記縦格子フレーム11d,11eのうち、中間位置の横格子フレーム11bと、後部位置の横格子フレーム11cとを繋ぐ位置にある縦格子フレーム11dは、脱穀装置4の右横側壁4Rの直下に相当する箇所にある。また、その縦格子フレーム11dの近く位置で、中間位置の横格子フレーム11bよりも前方側に位置する縦格子フレーム11dは、左右方向で少し右側よりに変位した位置で前部位置の横格子フレーム11aと中間位置の横格子フレーム11bとを連結している。
図5及び図6に示されるように、前記縦格子フレーム11d,11eのうち、前部位置の横格子フレーム11aと中間位置の横格子フレーム11bとの右側端に連結される縦格子フレーム11eは、中間位置の横格子フレーム11bよりも後方側にまで延出されていて、その延出端側が、後述する支持部材12bを介して右側の縦フレーム10Aに連結固定されている。
前記格子状搭載フレーム11は、その横格子フレーム11a,11b,11cの右側端部が右側の縦フレーム10Aよりも横外方へ突出した状態に形成してあるとともに、前端側の横格子フレーム11aの前記横外方へ突出した延長部分と、中間位置の横格子フレーム11bの延長部分とに、エンジン7の取付座11fを設けてある。
これによって、図5に仮想線で図示するように、エンジン7を、その大部分が右側の縦フレーム10Aよりも横外方へ突出した状態で支持することができる。このとき、エンジン7の横外側端位置は、前輪2Fの横外側縁や、格子状搭載フレーム11の横外側端と同じ位置、もしくは、それよりも少し機体内方側寄りに位置するように、つまり略同じ位置に設けられている。
右側の縦フレーム10Aよりも右横外方へ突出した前記後端側の横格子フレーム11cの延長部分、及び中間位置の横格子フレーム11bの後方側に、右側の縦フレーム10Aの横外方へ向けて突出形成された前後一対の支持部材12a,12bを設けてある。この前後一対の支持部材12a,12bと、前端側の横格子フレーム11aの右横外方へ突出した延出端側に連結される縦格子フレーム11eの上面に設けた取付座12cと、メインフレーム10における右側の縦フレーム10Aの上面に設けた取付座12dとによって、タンク支持台3を搭載設置するための支持フレーム部12を構成している。
上記のように構成された車体フレーム1に対して、運転キャビン15、刈取処理装置17、脱穀装置4、グレンタンク5、及びエンジン7等が次のように配設されている。
〔運転キャビン〕
すなわち、運転キャビン15は、図1に示すキャビン支持部材13の上側に搭載設置されている。キャビン支持部材13は、図5、及び図6に示すように、左右の縦フレーム10A,10Aの前端側に設けられた前支持枠部10a,10aの上面側に設けた取付座13aに連結固定されている。
これによって、運転キャビン15は、前輪2Fの外径の上縁よりも高い位置で、かつ前輪2Fの後縁よりも前方側の位置でキャビン支持部材13を介して車体フレーム1に支持されている。
運転キャビン15内には操縦操作用のステアリングハンドル15a等が配備され、ステアリングハンドル15aの操作で後輪2Rが操向操作されるように構成されている。この運転キャビン15内には、図示しないが、操縦操作用、及び作業操作用の各種の操作具、ならびに計器類が配備されている。
〔刈取処理装置〕
図1乃至図3に示すように、車体フレーム1に搭載した脱穀装置4の前側の水平横軸心周りで昇降作動する刈取処理装置17を設けてある。
この刈取処理装置17は、脱穀装置4に対して刈り取られた茎稈などの作物を供給するフィーダ17Aと、植立茎稈などの作物穂先側を掻き込む掻き込みリール17Bや、株元側を切断する刈取装置17C、及び刈り取った作物を刈幅方向の中央部に寄せ集める横送りオーガ17Dを備えて、作物を刈り取ってフィーダ17Aに送り込み、脱穀装置4に供給するように構成されている。
このフィーダ17Aは、図示はしないが、角筒状のケース内部に前後方向に回動する無端帯状の搬送体が装備されていて、送り込まれた刈取り作物を後方上方に向けて搬送するように構成されている。フィーダ17Aによる作物搬送方向は、脱穀装置4内における扱胴40の扱胴回転軸心p1(図5,10参照)に沿う前後方向であり、フィーダ17A部分の昇降動作に伴って、掻き込みリール17Bや刈取装置17C及び横送りオーガ17Dも昇降作動可能に構成してある。
〔脱穀装置〕
脱穀装置4は、前述したように、車体フレーム1のメインフレーム10上に配設された格子状搭載フレーム11に対して、図5に示すように、脱穀装置4の右側の横側縁が縦格子フレーム11dに沿う状態で配設されている。これによって、脱穀装置4は、左右方向では、左右の前輪2F及び後輪2Rの間隔幅内に位置する状態で配設されることになる。
このとき、脱穀装置4の左の横側縁の前方側は、メインフレーム10の左側の縦フレーム10Aよりも横外側に張り出して、左右方向で前輪2Fの内方側端部に極接近した状態で配設されているが、後方側では、後輪2Rの最大操向範囲よりも左右方向で内方側に位置するように配設されている。
このように配設された脱穀装置4は、機体の左右方向での中心線CLに対して、脱穀装置4の全体の左右方向での中心線であるところの扱胴回転軸心p1が、左側へ偏倚した状態で配設されている。つまり、脱穀装置4の左右方向での中心線は、内部に配設されている扱胴40の前後方向の扱胴回転軸心p1と同一の位置に存在している。
また、脱穀装置4は、その下面が前述したように格子状搭載フレーム11に搭載されているので、図1に示すように、非操向車輪である前輪2Fの前車軸2aよりも少し低く、操向車輪である後輪2Rの後車軸2bよりも少し高い位置にある。つまり、非操向車輪である前輪2Fの前車軸2a、もしくは操向車輪である後輪2Rの後車軸2bと略同じ高さに位置するように配設されている。
前記フィーダ17Aは、脱穀装置4と同様に機体の左右方向での中心線CLに対して、左側へ偏倚した状態で配設されており、図5に示すように、機体の左右方向での中心線CLに対して右寄りに偏倚したトランスミッション20とは平面視で部分的に重複する位置に配設されている。
排ワラ処理装置16は、脱穀装置4の後部に一体的に装着されており、脱穀処理後の排ワラを切断して機外へ排出するように構成されている。
脱穀装置4は、外郭縁が機体前後方向に長い略直方体形状に形成された躯体フレーム(図示せず)を備え、この躯体フレームを車体フレーム1に固定してあるとともに、躯体フレームの前後左右に側板41を取り付けて全体が矩形箱状に形成されている。そして、扱胴40の上側に相当する天板42が、左側の側板41によって構成される左横側壁4Lの上縁付近に設けられた前後方向に沿う揺動軸心(図示せず)回りで揺動開閉可能に構成されている。
〔エンジン〕
エンジン7は、図4乃至図7に示すように、前記格子状搭載フレーム11の前端側の横格子フレーム11aの横外方へ突出した延長部分と、中間位置の横格子フレーム11bの延長部分とに設けた取付座11fに搭載されている。これによって、エンジン7は、脱穀装置4が偏倚した側とは反対側の右横外側で、右側の前輪2Fの後方側に位置している。そして、エンジン7の横外側端位置は、前後方向視で前輪2Fの横外側縁とほぼ同等、もしくは、少し機体内方側寄りに位置するように、つまり略同じ位置に設けられている。
前記エンジン7は、その下面が前述したように格子状搭載フレーム11に搭載されているので、図1に示すように、非操向車輪である前輪2Fの前車軸2aよりも少し低く、操向車輪である後輪2Rの後車軸2bよりも少し高い位置にある。つまり、非操向車輪である前輪2Fの前車軸2a、もしくは操向車輪である後輪2Rの後車軸2bと略同じ高さに位置するように配設されている。
そして、エンジン7の上端は、前輪2Fの外周縁の上端よりも少し低い位置、あるいは同程度の高さに位置するように配設されている。
また、エンジン7は、前後方向で前車軸2aと後車軸2bとの間に位置し、かつ前車軸2aに近い側に配設されている。これによって、エンジン7の後方側におけるタンク支持台3の下方には比較的前後方向で幅広の空間部s1が形成される。この空間部s1に、図7乃至図9、及び図13に示すように、タンク支持台3の外支柱30の下端部と内支柱31の下端部とを連結する機器搭載台32が備えられている。
機器搭載台32には、図13に示すように、各種の油圧アクチュエータを制御するためのバルブユニット60が配設されている。また、この空間部s1には、バルブユニット60の後方側に位置する状態で、機器搭載台32とは別に車体フレーム1に設けられた載置部を介してバッテリー61が設けてある。さらに、この空間部s1には、図4に示すように、タンク支持台3の後述する後外支柱30cの上部にリザーブタンク62が取り付けてあり、その後外支柱30cの後方側の車体フレーム1上に燃料用フィルタ63が設けられている。エンジン7の後方側にはオイルフィルタ64が設けてあり、この空間部s1の内部に多くのメンテナンスを要する機器類が集約的に配設されている。
そして、エンジン7の上方側は、タンク支持台3の上側に載置されるグレンタンク5の底部との間に、図4に示すように上部メンテナンス用空間s2が存在しているので、この上部メンテナンス用空間s2を利用して上方側からエンジン7等のメンテナンスを行うことも可能である。
〔タンク支持台〕
車体フレーム1の右横側部に設けられた支持フレーム部12やメインフレーム10を利用して搭載されるタンク支持台3は次のように構成されている。
図1、図5、及び図10に示されるように、タンク支持台3は、脱穀装置4の横側方箇所に配備され、かつ前輪2Fと後輪2Rとの間に配備されている。
このタンク支持台3は、図7乃至図10に示されるように、脱穀装置4から遠い側に配設された外支柱30と、それよりも脱穀装置4に近い側に配設された内支柱31とを備えている。これらの外支柱30の下端部と内支柱31の下端部とは、機器搭載台32によって連結され、さらに外支柱30の上部は斜めフレーム33を介して車体フレーム1と連結されている。
さらに外支柱30と内支柱31との各上端部は、上部枠34によって連結されている。この上部枠34に、グレンタンク5の左右方向での一端側に相当する穀粒排出口5A側の端部が、前後方向の揺動軸心z2回りで起伏揺動可能に連結支持され、内支柱31とグレンタンク5との間に、油圧駆動式のダンプシリンダ6(アクチュエータに相当する)を介装して、グレンタンク5の姿勢変更を行うように構成されている。
外支柱30について説明する。
外支柱30は、最前部に位置する前外支柱30aと、前後方向の中間に位置する中間外支柱30bと、最後部に位置する後外支柱30cとの三本の柱材で構成されている。最前部の前外支柱30aが、前端側の横格子フレーム11aの右横外方へ突出した延出端側に連結される縦格子フレーム11eの上面に設けた取付座12cに対して下端側をボルト連結され、上端側も上部枠34に対してボルト連結されている。これにより、前外支柱30aは、タンク支持台3の他の外支柱30(中間外支柱30b及び後外支柱30c)や内支柱31、及び上部枠34を分解する必要なく、単独で着脱可能に構成されている。
このように前外支柱30aを単独で着脱可能に構成してあるのは、エンジン7の取付座11fにエンジン7を搭載した状態で、エンジン7の横外側に前外支柱30aが重複する状態で位置している場合にも、前外支柱30aを取り外すことで、エンジン7の着脱作業を簡単に行い易くするためである。
この前外支柱30aには、図7乃至図9に示されるように、機体内方側に向かう長短二本の腕部材35a,35bが連設されており、下部側の短い腕部材35aには、エアクリーナ76の取付台35cが片持ち状に連設されている。
上部側の長い腕部材35bには、その長さ方向の中間部に、運転キャビン15(運転部に相当する)のキャビン支持部材13(運転部フレームに相当する)と連結するための連結部材18の取付部35dが設けてある。また、この腕部材35bの長さ方向の端部には、脱穀装置4の前端側の右横側壁4Rに対する連結用の連結部35eが設けられている。
したがって、上部側の長い腕部材35bを介して、前外支柱30aを、運転キャビン15のキャビン支持部材13や、脱穀装置4に対して連結固定することが可能となる。これによって前外支柱30aの起立姿勢を維持するための強度を向上させることができる。また、前外支柱30aに下部側の短い腕部材35aを介してエアクリーナ76の取付台35cを設けることにより、前外支柱30aをエアクリーナ76の取付手段として利用することが可能となる。
外支柱30のうち、前後方向の中間に位置する中間外支柱30bは、直線状に形成された角パイプ材で構成され、下端が機器搭載台32に溶接固定され、上端が上部枠34の後述する外側前後フレーム34Aの中間部に溶接固定されている。この中間外支柱30bは、右側の縦フレーム10Aの横外方へ向けて突出形成された支持部材12bの上面側に搭載した状態で連結されている。
この中間外支柱30bの下端に溶接固定された機器搭載台32は、内支柱31の下端にも溶接固定されており、機器搭載台32上には、図8、及び図19に示すように、油圧機器の制御バルブを集約させたバルブユニット60、及びバッテリー61が搭載設置されている。
機器搭載台32は、右側の縦フレーム10Aの横外方へ向けて突出形成された支持部材12bの機体内方側の端部、及び右側の縦フレーム10Aの上面側に設けた取付座12dとに連結されている。
外支柱30のうち、最後部に位置する後外支柱30cは、直線状に形成された角パイプ材で構成され、下端が取付プレート36aに溶接固定され、上端が上部枠34の後述する外側前後フレーム34Aの後部寄り箇所に溶接固定されている。この後外支柱30cの下端は、右側の縦フレーム10Aの横外方へ向けて突出形成された支持部材12aの上側に前記取付プレート36aを介して連結固定されている。
前記取付プレート36aには、上端側を後外支柱30cの上部に溶接固定した斜めフレーム33の下端を溶接固定してあり、後外支柱30cと斜めフレーム33とを一体的に支持部材12aの上側に連結固定可能に構成されている。
前記後外支柱30cの後方側には、ラジエータ70を搭載するための下部支持腕36bが後方向きに突設されている。また、後外支柱30cの前方側には、リザーブタンク62を固定するための取付片36cが機体内方側へ向けて取り付けてある。したがって、このタンク支持台3の後部側にラジエータ70を設置可能に、かつ前部側にリザーブタンク62を取付可能に構成されている。
内支柱31について説明する。
内支柱31は、前後方向では中央の外支柱30に近い位置で、外支柱30よりも脱穀装置4に近い側に位置する一本の柱材で構成されている。
この内支柱31は、前述したように下端が機器搭載台32に溶接固定され、上端が上部枠34の内側前後フレーム34Bに溶接固定されている。内支柱31の下端は、図7及び図11に示すように、車体フレーム1のうちの、機体左右方向での外端部よりも機体内方側に位置するメインフレーム10であるところの、右側の縦フレーム10Aの上側に固定されている。
これによって、内支柱31に集中的に作用するグレンタンク5の持ち上げ時における重量が、縦フレーム10Aによって受け止められるように構成されている。
内支柱31は、図7,9、及び図11に示すように、太い角筒状の下支柱部分31Aと、その下支柱部分31Aよりも細い角筒状の上支柱部分31Bとの組み合わせで構成されている。
上支柱部分31Bは、図7乃至図9、及び図11に示すように、下支柱部分31Aの上端よりも下方側で、かつ下支柱部分31Aの後方側側面に対して、面接触させた状態で溶接して一体化されている。
内支柱31は、上端部が下端部よりも外支柱30から遠ざかる機体内方側へ向けられた傾倒した姿勢で立設されている。そして、下側の太い下支柱部分31Aが車体フレーム1に垂直な面に対して傾倒する角度よりも、上側の細い上支柱部分31Bが、車体フレーム1に垂直な面に対して傾倒する角度が大きくなるように下支柱部分31Aと、上支柱部分31Bとの傾倒角度を異ならせてある。
このように構成したことにより、図14の概念図で示すように、グレンタンク5を所定角度傾ける際のダンプシリンダ6の伸縮量を少なく構成することができる。
例えば、図14に示すように、下支柱部分31Aの下端点A(車体フレーム1への固定点)と上支柱部分31Bの上端点Bとの間が一点鎖線で示す直線状に形成された内支柱31と、下支柱部分31Aの下端点Aと上支柱部分31Bの上端点Bとの間において、太実線で示すように、中間点C1が下端点Aを通る鉛直線Yに近づく側に屈曲した形状の内支柱31とを考え、これを比較してみる。
この直線状に形成された内支柱31も、屈曲した形状の内支柱31も、ともに下端側よりも上端側が外支柱30から遠ざかる機体内方側へ向けられた傾倒姿勢である。このため、内支柱31に沿ってダンプシリンダ6を配設した場合に、内支柱31が単に鉛直方向に起立している構造のものに比べ、グレンタンク5の揺動軸心z2から遠い側を支持して押し上げることができ、グレンタンク5を持ち上げ駆動するための駆動力を軽減できる点では、どちらも変わりなく有用である。
屈曲した形状の内支柱31では、上端点Bと中間点C1との間に所定長さのダンプシリンダ6が配備され、直線状に形成された内支柱31では、上端点Bと中間点C2との間に同じ長さのダンプシリンダ6が配備されたものとする。
この状態で、グレンタンク5を、実線で示す貯留姿勢位置から、二点鎖線で示す排出姿勢位置に傾動させると、屈曲した形状の内支柱31に設けたダンプシリンダ6は、上端点B(グレンタンク5への連結点)と中間点C1(ダンプシリンダ6の下端位置に相当する)との間で距離L3だけ伸長する。直線状に形成された内支柱31に設けたダンプシリンダ6は、上端点B(グレンタンク5への連結点)と中間点C2(ダンプシリンダ6の下端位置に相当する)との間で距離L4だけ伸長する。
このように、グレンタンク5への連結点が同じであっても、グレンタンク5の揺動軸心z2に近い位置にある屈曲した形状の内支柱31に設けられたダンプシリンダ6の方が、グレンタンク5の揺動軸心z2から遠い位置にある直線状の内支柱31に設けられたダンプシリンダ6よりも、伸縮作動量が少なくて済む傾向がある。
また、内支柱31が途中で屈曲していることにより、少なくとも下方側では、脱穀装置4の右横側壁4Rとの間隔を広く確保し易い。したがって、図4及び図10に示すように、この内支柱31と脱穀装置4との間に、二番還元用の穀粒搬送装置44などの、内支柱31の後方側から前方側へ向けて穀粒を搬送する搬送部を位置させ易い。
尚、図4における符号45は、脱穀装置4内の選別部(図示せず)から取り出される一番穀粒をグレンタンク5へ揚送するための一番穀粒搬送装置である。
内支柱31の下支柱部分31Aの上端部には、ダンプシリンダ6の下端側を取り付けるためのブラケット31Cが溶接固定されている。ダンプシリンダ6は、グレンタンク5を起伏揺動させてグレンタンク5を貯留姿勢位置と排出姿勢位置とに位置変更するように伸縮作動する油圧シリンダで構成されたものであり、ブラケット31Cに備えた支軸6a回りで回動可能に装着されている。
また、ブラケット31Cの一部には、上支柱部分31Bの右外側の面に溶接接続される突片部分31Caが設けられていて、下支柱部分31Aの上端部でも上支柱部分31Bと接合されている。
上部枠34について説明する。
図7乃至図9に示すように、外支柱30と内支柱31との各上端部には、上部枠34が連結されている。
上部枠34は、複数本の外支柱30の上端に連結される外側前後フレーム34Aと、内支柱31の上端に連結される内側前後フレーム34Bと、それらの外側前後フレーム34Aと内側前後フレーム34Bとをつなぐ横フレーム34Cとを備えている。
そして、この上部枠34の外側前後フレーム34Aの前後両端部の上側には、グレンタンク5の揺動支軸52を枢支するための支軸支え体34Dが突設されている。この一対の支軸支え体34Dに枢支された揺動支軸52の軸心がグレンタンク5の揺動軸心z2となり、グレンタンク5の左右方向での一端側に相当する穀粒排出口5A側の端部が起伏揺動可能に連結支持されている。
内側前後フレーム34Bの前後方向での中間位置に、内側前後フレーム34Bの右横外方に向く面から斜め右横下方に向けて、樋状の滑りガイド部34Eが延設されている。
この滑りガイド部34Eは、図15に示すように、グレンタンク5を排出姿勢位置にまで持ち上げ操作した際に、そのグレンタンク5の排出姿勢位置を機械的に保持できるようにするための突っ張り部材55を案内するものである。
つまり、突っ張り部材55は、グレンタンク5の底部枠50に設けた支持脚53に対して支軸55a回りで左右揺動可能に上端側を枢支連結されている。そして、その突っ張り部材55の下端部に、内側前後フレーム34Bの上面側に乗り上げた状態を維持するための係合部55bが設けられている。この係合部55bが前記滑りガイド部34Eの樋状の部分に嵌り込む状態で案内される。したがって、グレンタンク5が貯留姿勢から排出姿勢に姿勢変化するとき、グレンタンク5の揺動に伴って突っ張り部材55の上端側の支軸55aが上下揺動し、突っ張り部材55の係合部55bが滑りガイド部34Eに案内されながら、内側前後フレーム34Bの上面に乗り上がる位置にまで移動する。そのとき、突っ張り部材55の係合部55bを内側前後フレーム34Bの上面に乗せ、グレンタンク5を少し降ろすことで、突っ張り部材55がグレンタンク5の排出姿勢位置を機械的に保持できる状態に位置される。このように内側前後フレーム34Bの上面は、グレンタンク5の排出姿勢で突っ張り部材55の下端側を受け止め支持する突っ張り受け部としての機能を備えている。
突っ張り部材55を外すには、グレンタンク5を少し上昇させて内側前後フレーム34Bの上面から係合部55bを外すことによって、再びグレンタンク5を下降側へ移動させ、貯留姿勢位置に操作することができる。
図7乃至図11に示すように、上部枠34のうち、内側前後フレーム34Bには、前後方向の複数箇所に脱穀装置4への接続用ブラケット37が連設されている。したがって、この接続用ブラケット37を脱穀装置4の右横側壁4Rに相当する側板41に接続することにより、タンク支持台3が脱穀装置4によって水平方向への移動を強固に規制された状態で支持されることになる。
タンク支持台3には、機体の右横側部を覆う側部カバー9の取付構造が備えられている。
〔側部カバー〕
側部カバー9、及び側部カバー9の取付構造について説明する。
図1及び図7、ならびに図11,12に示すように、側部カバー9は、エンジン7よりも機体横外側に位置して、機体の横側部を覆うように設けられたものであり、板金製の複数のカバー体の組み合わせで構成されている。
すなわち、側部カバー9は、前輪2Fと後輪2Rとの間に位置し、エンジン7の上部側を覆う第1カバー体91と、エンジン7の下部側を覆う第2カバー体92とを備え、さらに第1カバー体91の後方にラジエータ70の外側を覆う第3カバー体93とを備えて構成されている。
第1カバー体91の上下方向の寸法は、市販されている量産品の鋼板を用いて構成し得る寸法に設定してあるので、合成樹脂製の材料で成型加工した場合や、別の鋼板を溶接して継ぎ足すなどの手数は必要なく、コスト低減を図る上で有用である。つまり、側部カバー9の上下方向の組み合わせ個数は、上下方向の全寸法を、市販されている量産品を組み合わせることによって得られる個数である。
第1カバー体91は、上端縁側が、タンク支持台3の外支柱30に設けた前後一対の取付ブラケット38に対して、前後方向の揺動軸心z3回りで上下揺動可能に枢支連結されている。つまり、第1カバー体91は、下端縁側が下向きとなる閉塞姿勢と、下端縁側が機体横外方へ張り出した開放姿勢とに姿勢変更可能に構成されている。
各取付ブラケット38には、その上部側に第1カバー体91の内面(閉塞姿勢で機体内方側へ向く面)側に設けたヒンジ91aが枢支されて、前記揺動軸心z3回りで上下揺動可能に枢支連結され、下端側には、第1カバー体91の開放姿勢を維持する位置保持体90の一端側が連結されている。位置保持体90の他端側は第1カバー体91の内面側に連結されている。
位置保持体90は、圧縮スプリングを内装したガスダンパで構成されており、図11に示す第1カバー体91の閉塞姿勢から、図12に示す開放姿勢に姿勢変更するにともなって伸長し、開放姿勢で手を離すと、その開放姿勢を維持するように伸長方向への付勢力が設定されている。側部カバー9を閉塞するときには、位置保持体90の付勢力に抗して側部カバー9を押し下げ、図11に示すように、側部カバー9に設けてある周知のロック金具94を、タンク支持台3の外支柱30の横外側に装着した固定金具39のうち、クランク状に屈曲形成されている最上位の固定金具39aに係着させることによって固定する。
図4及び図16に示すように、位置保持体90は、側部カバー9で覆われる機体内方側の空間、すなわち、タンク支持台3によって確保されたグレンタンク5下方のメンテナンス用の空間部s1から外れて位置するように設けられている。つまり、外支柱30のうちの前外支柱30a、及び後外支柱30cの横外側で、かつ前外支柱30a、及び後外支柱30cと前後方向で重複、もしくはほぼ重複するように設けられている。
第2カバー体92は、図7、図11、図12、及び図16に示すように、下端縁側が、車体フレーム1の外側端箇所に設けた前後一対の止め金39cに対して係合するように、第2カバー体92の内面(閉塞姿勢で機体内方側へ向く面)側にフック部材92aを備えている。上端縁側は、第1カバー体91と同様に、周知のロック金具94を備えて、タンク支持台3の外支柱30の横外側に装着した固定金具39のうち、クランク状に屈曲形成されている下側の固定金具39bに係着させることによって固定する。
これによって第2カバー体92は、上端縁側が上向きとなる閉塞姿勢と、上端縁側が機体横外方へ張り出した開放姿勢とに姿勢変更されるように、閉塞姿勢で下端縁側に設けてあるフック部材92a(ヒンジに相当する)で上下揺動可能に構成されている。
この第2カバー体92は、フック部材92aとロック金具94との係合を解くことによって、完全に取り外すことができるように構成されている。図11及び図12に示すように閉塞姿勢とした場合には、上端縁側よりも下端縁側が少し機体内方側に位置するように内向き傾斜面に形成されている。
ラジエータ70の機体横外方側を覆う第3カバー体93は、図1、図13、及び図19に示すように、タンク支持台3に搭載されたラジエータ70自体に設けられている。
つまり、タンク支持台3の後外支柱30cの後方側に向けた延出された下部支持腕36bにラジエータ70が搭載されており、そのラジエータ70の前端縁側に、上下方向の揺動軸心y2を備えた縦ヒンジ95を設けてある。この縦ヒンジ95に第3カバー体93を装着して、第3カバー体93を上下方向の揺動軸心y2回りで揺動開閉可能に構成してある。
第3カバー体93の閉塞姿勢の維持は、縦ヒンジ95とは反対側の端部に設けたバックル式の固定具96で締め付け固定して行われるように構成されている。
図1に示すようい、第1カバー体91と第2カバー体92との境界は、ラジエータ70の機体横外方側を覆うように設けられた第3カバー体93の下端と同一又はほぼ同一の高さ位置であるように設定されている。
また、第1カバー体91の後端縁と、第3カバー体93の前端縁との境界は、第2カバー体92の後端縁と同一又はほぼ同一の前後方向位置であるように設定されている。
〔ラジエータ〕
ラジエータ70は、図19に示すように、エンジン7の機体後方側箇所に位置し、正面視では左右方向でエンジン7と重複する状態に配備されている。
脱穀装置4の後方側における機体右側箇所であって、且つ上下方向ではグレンタンク5よりも低い箇所ではあるが、車体フレーム1上での比較的高い位置に配備されている。
前記ラジエータ70は、エンジン7との間に前後方向での間隔を隔てて配設され、エンジン7とラジエータ70との間にメンテナンス用の作業空間となる空間部s1が形成されるように、タンク支持台3のうちの後外支柱30cよりも後方側に設けてあり、ラジエータ70の前方側にメンテナンス用の空間部s1が確保されるように構成してある。ラジエータ70には、伝動ベルトなどの伝動機構が空間部s1の上方を迂回する状態で設けられている。
〔グレンタンク〕
グレンタンク5は、図10、及び図15乃至図18に示すように、角パイプなどの各種の鋼材を組み付けて格子状に形成した底部枠50の上側に、箱状のタンク本体51を搭載してある。これらの底部枠50とタンク本体51とが一体的に連結されて、タンク支持台3の上端部に設けた支軸支え体34Dの前後方向の横軸心z4周りで揺動可能に支持されている。
前記タンク本体51は、脱穀装置4の左外方、及び脱穀装置4の右外方に張り出して、脱穀装置4の左右両側にオーバーハングした状態に延出され、運転キャビン15と同様に機体の左右両端側にわたる幅広に形成されている。
底部枠50の下面側には、図10、及び図15乃至図18に示すように、タンク支持台3の内側前後フレーム34Bと対向する位置に、前後方向で所定間隔を隔てて四本の支持脚53が設けてある。したがって、グレンタンク5が貯留姿勢位置に存在した状態では、支持脚53が内側前後フレーム34Bの上面に当接した状態で支持される。
また、脱穀装置4の左横側壁4Lの上方相当箇所には、底部枠50の前端部と後端部とに対応する位置で、貯留姿勢位置の底部枠50の前端部と後端部とに当接して、グレンタンク5の荷重を支持する別の支持脚43が立設されている。
この支持脚43には、底部枠50の底面と前後方向での前面、もしくは後面とに当接して、グレンタンク5の前後方向での位置規制をも行えるようにL字状の受け台43aが設けられている。
図20に示すように、グレンタンク5の揺動軸心z2を備える揺動支軸52は、タンク支持台3の上端部に設けた支軸支え体34Dの軸受け部34Daの軸端側に、サークリップ54の係合溝52aを形成してあって、この係合溝52aにサークリップ54を係入することにより、揺動支軸52の軸線方向移動を規制できるように構成されている。
〔別実施形態の1〕
上記の実施形態では、走行装置2として、前輪2Fを非操向車輪で構成し、後輪2Rを操向車輪で構成したものを示したが、これに限らず、例えば、前輪2Fを操向車輪とし、後輪2Rを非操向車輪としてもよい。また、前輪2F及び後輪2Rをともに操向車輪で構成してもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の2〕
上記の実施形態では、走行装置2として、前輪2Fと後輪2Rとを、ともに駆動するように構成した構造のものを示したが、これに限らず、例えば、前輪2Fを非操向車輪で構成された駆動輪とし、後輪2Rを駆動されていない操向車輪で構成する、あるいは前輪2Fを駆動されていない操向車輪として、後輪2Rを非操向車輪からなる駆動輪としてもよい。
また、前輪2F及び後輪2Rをともに操向車輪で構成して、前輪2Fもしくは後輪2Rのいずれか一方を駆動輪で構成してもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の3〕
上記の実施形態では、前走行部を非操向車輪からなる前輪2Fで構成し、後走行部を操向車輪からなる後輪2Rで構成したものを示したが、これに限らず、例えば、前走行部をセミクローラタイプのクローラ走行装置で構成し、後走行部を操向車輪からなる後輪2Rで構成したものであってもよい。逆に、前走行部を操向車輪からなる前輪2Fで構成して、後走行部をセミクローラタイプのクローラ走行装置で構成してもよい。
この場合、セミクローラタイプのクローラ走行装置を駆動し、操向車輪で構成される後輪2R又は前輪2Fは非駆動のものであっても良いし、セミクローラタイプのクローラ走行装置と、操向車輪で構成される後輪2R又は前輪2Fを共に駆動するものであっても良い。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の4〕
上記の実施形態では、脱穀装置4の上方に配設されるグレンタンク5を、左右方向の一端側に設けた揺動軸心z2の回りで傾動可能に構成し、かつ、前記揺動軸心z2が設けられた側に開閉可能な穀粒排出口5Aを設けて、その傾動姿勢で穀粒を排出可能に構成した構造のものを示したが、これに限られるものではない。例えば、グレンタンク5に開閉可能な穀粒排出口5Aを設けずに、図示しない排出用オーガを設けるなどして穀粒を排出するようにしてもよい。
このように構成すれば、グレンタンク5の傾動用のダンプシリンダ6を設けなくとも排出することも可能であるが、ダンプシリンダ6を設けることで、タンク本体51の底部に存在する穀粒を排出用オーガの存在する側へ集めるように構成するのが望ましい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の5〕
上記の実施形態では、タンク支持台3として、外支柱30と、内支柱31と、上部枠34とを備えて、上部枠34が外支柱30と、内支柱31との連結された構造のものを例示したが、これに限られるものではない。
つまり、上部枠34は、外支柱30、もしくは内支柱31の何れか一方にだけ連結された状態で構成されたものであってもよい。この場合、上部枠34は、内側前後フレーム34Bを備えずに外側前後フレーム34Aのみで構成されたもの、あるいは、逆に外側前後フレーム34Aを備えずに内側前後フレーム34Bのみで構成されたものであってもよい。
また、上部枠34を備えずに外支柱30と内支柱31とで構成されたものであってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の6〕
上記の実施形態では、タンク支持台3として、外支柱30を三本用い、内支柱31を1本用いた構造のものを示したがこのような構造に限られるものではない。
例えば、外支柱30を二本で構成したり、四本以上で構成してもよい。また、内支柱31も、一本だけのものに限らず、二本、あるいは三本以上を用いたものであってもよい。
また、内支柱31の数が外支柱30の数よりも少ない構造のものに限らず、互いに同数、又は内支柱31の方が外支柱30の本数よりも多いものであっても差し支えない。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の7〕
上記の実施形態では、タンク支持台3として、内支柱31が、下端部よりも上端部側が機体内方側に位置するように傾倒した構造のものを示したが、これに限られるものではない。つまり、内支柱31を鉛直線に沿って直立した構造で構成してもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の8〕
上記の実施形態では、脱穀装置4に対するタンク支持台3の連結が、内側前後フレーム34Bを介して行われた構造を示したが、これに限られるものではない。例えば、内支柱31の一部、あるいは外支柱30の一部を脱穀装置4に支持させるようにしてもよい。
また、タンク支持台3を支持させる対象としては、脱穀装置4に限らず、例えば、別途車体フレーム1側に設けた固定部材を用いて、その固定部材にタンク支持台3を連結してもよい。このような別途設ける固定部材などを含めて、タンク支持台3が連結される対象物を総称して、車体フレーム1上に固定された支持部という。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の9〕
上記の実施形態では、ダンプシリンダ6が内支柱31に取り付けられた構造のものを示したが、これに限らず、ダンプシリンダ6を支持するための構造物を、車体フレーム1側から別途立設させるなどしてもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の10〕
上記の実施形態では、内支柱31が上下の別々の部材を溶接で接合して一体化した構造のものを示したが、これに限らず、一連の部材で構成されたものであってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の11〕
上記の実施形態では、斜めフレーム33を外支柱30の上部に連結した構造のものを示したが、これに限られるものではない。
例えば、斜めフレーム33を上部枠34の外側前後フレーム34Aに連結する、あるいは、外支柱30と外側前後フレーム34Aとの両方に連結するなどしてもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の12〕
上記の実施形態では、タンク支持台3を脱穀装置4の横側部に配設した構造のものを例示したがこれに限られるものではない。例えば、脱穀装置4の後方側にタンク支持台3を配設して、グレンタンク5を機体後方側へ穀粒排出するようにダンプ作動させるような構造のものであってもよい。
また、脱穀装置4として、脱粒処理を行う脱穀部と選別処理を行う選別部とが別々に構成されているようなものにおいては、脱穀部と選別部とが上下に重なっていず、L字状に配置されている構造のものもあるが、この場合における脱穀装置4の横側部としては、脱穀部の横側部であっても、選別部の横側部であってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の13〕
上記の実施形態では、図21(a)に示すように、側部カバー9として、第1カバー体91と第2カバー体92とを上下に配置し、第1カバー体91を前後方向の揺動軸心z2回りで開閉可能に構成し、第3カバー体93として、ラジエータ70に対して上下方向の揺動軸心y2回りで回動するように装着させた構造のものを例示したが、これに限られるものではない。
例えば、図21(b)に示すように、第1カバー体91と第2カバー体92とを上下に配置し、第1カバー体91がラジエータ70の横外側を覆うように構成して、第3カバー体93を用いない構造であってもよい。
また、図21(c)に示すように、第1カバー体91と第2カバー体92とを上下に配置し、第1カバー体91はラジエータ70の横外側には達しない長さのもので構成して、ラジエータ70の横外側を開放し、ラジエータ70の横外側を覆う第3カバー体93は用いない構造であってもよい。この場合、ラジエータ70の防塵作用は、ラジエータ70自身が備える防塵カバーで行われる。ラジエータ70のメンテナンスが必要なときにはそのラジエータ70を着脱してカバーの分解を行うなどすればよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の14〕
上記の実施形態では、前後方向の揺動軸心z2回りで開閉可能に構成された第1カバー体91、又は第2カバー体92を、単一の部材で構成した構造のものを例示したが、これに限られるものではない。
例えば、第1カバー体91、又は第2カバー体92、もしくはその両方を、前後方向、もしくは上下方向で複数に分割して、第1カバー体91と第2カバー体92とが三枚、又は四枚以上のカバー体で構成されるものであってもよい。
また、第1カバー体91と第2カバー体92との分割枚数は互いに同一である必要はなく、第1カバー体91の分割枚数が第2カバー体92の分割枚数よりも多い、もしくは、逆に第2カバー体92の分割枚数が第1カバー体91の分割枚数よりも多いものであってもよい。
さらに、第1カバー体91、又は第2カバー体92の何れか一方を前後方向、もしくは上下方向で複数に分割し、他方は分割しない構造であってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の15〕
上記の実施形態では、第1カバー体91及び第2カバー体92を前後方向の揺動軸心z2回りで開閉可能に構成し、第3カバー体93を上下方向の揺動軸心y2回りで回動するようにした構造のものを例示したがこれに限られるものではない。
例えば、第1カバー体91又は第2カバー体92、もしくはその両方を、図示しない上下方向の揺動軸心回りで水平方向に揺動開閉するように構成してもよい。第3カバー93も、上下方向の揺動軸心y2回りでの揺動に限らず、図示しない前後方向の揺動軸心回りで上下方向に揺動開閉するように構成してもよい。
また、第1カバー体91と第2カバー体92とを、ともに同じ前後方向のもしくは上下方向の揺動軸心回りで揺動開閉するようにしたものに限らず、いずれか一方を前後方向の揺動軸心回りで揺動開閉するように構成し、他方を上下方向の揺動軸心回りで揺動開閉するように構成してもよい。さらにまた、前述したように第1カバー体91や第2カバー体92が前後でも分割されているような構造のものでは、その第1カバー体91の分割されたカバー体部分を、上下又は前後方向の別々の揺動軸心回りで揺動開閉可能であるように構成してもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の16〕
上記の実施形態では、側部カバー9の位置保持体90として、圧縮スプリングを内装したガスダンパで構成された構造のものを採用し、このガスダンパをメンテナンス用の空間部s1の前後両側に配設した構造のものを例示したが、これに限られるものではない。
つまり、位置保持体90としてのガスダンパを、メンテナンス用の空間部s1の前後方向での一端部、もしくは中央部の何れか一箇所にだけ設ける構造のもので構成してもよい。
また、3箇所以上に設ける構造のものであってもよい。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
〔別実施形態の17〕
上記の実施形態では、側部カバー9の位置保持体90としては、圧縮スプリングを内装したガスダンパで構成された構造のものを例示したが、このような構造に限定されるものではない。
例えば、タンク支持台3の外支柱30と側部カバー9の内面とを図示しない腰折れリンクで接続し、側部カバー9の閉塞姿勢では腰折れリンクが折り畳まれた状態にあり、側部カバー9を開放姿勢に操作すると、腰折れリンクが伸展されて側部カバー9の開放姿勢が維持されるように構成したものであってもよい。このときの側部カバー9の開放姿勢は、直線状に伸展した腰折れリンクの突っ張り作用によって維持され、閉塞姿勢に切り換えるときには、人為的に腰折れリンクを折り畳み姿勢側へ操作する。
また、腰折れリンクに限らず、突っ張り棒となるような部材と、その突っ張り棒を係合させることが可能な部位を装備させて、開放姿勢に操作した側部カバー9の開放姿勢を、突っ張り棒で支持するようにするなど、適宜の位置保持手段を採用することができる。
その他の構成は、前述した実施形態と同様の構成を採用すればよい。
本発明で示す収穫機としては、稲、麦、とうもろこしなどの穀物を収穫するものに限らず、大豆などの豆類や菜種などの花卉類を収穫するものに適用することもできる。
1 車体フレーム
2 走行装置
2F 前輪(前走行装置)
2R 後輪(後走行装置)
3 タンク支持台
4 脱穀装置
5 グレンタンク
6 アクチュエータ(ダンプシリンダ)
7 エンジン
9 側部カバー
10 主フレーム
30 外支柱
31 内支柱
34 上部枠
70 ラジエータ
90 位置保持体
91 第1カバー体
92 第2カバー体
93 第3カバー体
s1 空間部
s2 上部メンテナンス用空間

Claims (22)

  1. 前走行装置と、
    後走行装置と、
    前記前走行装置と前記後走行装置とに支持される車体フレームと、
    前記前走行装置と前記後走行装置との間で前記車体フレームに載置されたエンジンとを備え、
    前記エンジンよりも機体横外側を覆う側部カバーを備え、
    前記側部カバーが複数のカバー体の組み合わせで構成されている収穫機。
  2. 前記側部カバーは、前記前走行装置と前記後走行装置との間にわたって配設されたものである請求項1記載の収穫機。
  3. 前記エンジンは前記前走行装置の直後方に配設されている請求項1又は2記載の収穫機。
  4. 前記側部カバーは、前記エンジンの上部側を覆う第1カバー体と、前記エンジンの下部側を覆う第2カバー体とを備えている請求項1〜3のいずれか一項記載の収穫機。
  5. 前記第1カバー体に対して、前記第2カバー体が下端側ほど機体内方側へ向く内向き傾斜面に形成されている請求項4記載の収穫機。
  6. 前記エンジンの後方位置にラジエータを設けてあり、
    前記エンジンから前記ラジエータへの動力伝達機構が前記側部カバーで覆われている請求項1〜5のいずれか一項記載の収穫機。
  7. 前記側部カバーは前記ラジエータの横外側を覆うように構成されている請求項6記載の収穫機。
  8. 前記側部カバーは、前記エンジンの上部側を覆う第1カバー体と、前記エンジンの下部側を覆う第2カバー体とを備え、前記第1カバー体と第2カバー体との境界は、前記ラジエータの機体横外方側を覆うように設けられた第3カバー体の下端と同一又はほぼ同一の高さ位置であるように設定されている請求項6又は7記載の収穫機。
  9. 前記第1カバー体の後端縁と、前記第3カバー体の前端縁との境界は、前記第2カバー体の後端縁と同一又はほぼ同一の前後方向位置であるように設定されている請求項8記載の収穫機。
  10. 前記エンジンと前記ラジエータとの間にメンテナンス用の空間部があり、このメンテナンス用の空間部の機体横外方側が前記側部カバーによって覆われている請求項6〜9のいずれか一項記載の収穫機。
  11. 前記エンジンから前記ラジエータへの動力伝達機構は、前記メンテナンス用の空間部の上方側を迂回するように設けられている請求項10記載の収穫機。
  12. 前記エンジンの上方側に上部メンテナンス用空間を備え、その上部メンテナンス用空間が前記側部カバーで覆われている請求項1〜11のいずれか一項記載の収穫機。
  13. 前記エンジンの上方にグレンタンクが備えられ、前記側部カバーは、前記グレンタンクの下端と前記エンジンを支持する車体フレームとの間を覆うように配備されている請求項1〜12のいずれか一項記載の収穫機。
  14. 前記側部カバーは前記エンジンの上部側を覆う第1カバー体を備え、この第1カバー体は、下端縁側が下向きとなる閉塞姿勢と、前記下端縁側が機体横外方へ張り出した開放姿勢とに姿勢変更されるように、前記閉塞姿勢で上端縁側に備えたヒンジで上下揺動可能に支持されている請求項1〜13のいずれか一項記載の収穫機。
  15. 前記側部カバーは、前記エンジンの上部側を覆う第1カバー体を備えるとともに、その第1カバー体の開放姿勢を維持する位置保持体を備え、この位置保持体は、前記エンジンとそのエンジンの後方位置に設けたラジエータとの間に存在するメンテナンス用の空間から外れた位置に取り付けられている請求項1〜14のいずれか一項記載の収穫機。
  16. 前記側部カバーは前記エンジンの下部側を覆う第2カバー体を備え、この第2カバー体は、上端縁側が上向きとなる閉塞姿勢と、前記上端縁側が機体横外方へ張り出した開放姿勢とに姿勢変更されるように、前記閉塞姿勢で下端縁側に設けてあるヒンジで上下揺動可能に支持されている請求項1〜15のいずれか一項記載の収穫機。
  17. 前記側部カバーは、前記エンジンの下部側を覆う第2カバー体を備え、前記第2カバー体は、機体に対して着脱可能に装備されている請求項1〜16のいずれか一項記載の収穫機。
  18. 前記側部カバーは、前記エンジンの後方位置に設けられたラジエータの機体横外方側を覆う第3カバー体を備え、前記第3カバー体は、上下方向に沿う揺動軸心を備えた縦ヒンジによって水平方向に揺動開閉可能に構成されている請求項1〜17のいずれか一項記載の収穫機。
  19. 前記第3カバー体は、前記縦ヒンジが、その第3カバー体の前端部に設けられている請求項18記載の収穫機。
  20. 前記車体フレームにグレンタンク支持用のタンク支持台が立設され、このタンク支持台に、前記側部カバーのうちで、前記エンジンの上部側を覆う第1カバー体が支持されている請求項1〜19のいずれか一項記載の収穫機。
  21. 前記タンク支持台に、前記第1カバー体の開放姿勢を維持する位置保持体が備えられている請求項20記載の収穫機。
  22. 前記タンク支持台に、前記エンジンの後方に位置するラジエータの支持部が設けられている請求項20又は21記載の収穫機。
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