JP2010284104A - コンバインのグレンタンク - Google Patents

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翔太 石原
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【課題】グレンタンクを閉じた状態で機体側に固定するロック機構のロック状態が、路上走行時や作業走行時の機体振動に伴って解除されないように構成する。
【解決手段】グレンタンク12を閉じた状態で機体側に固定するロック機構Lを、フック部34aを一体的に備えるロックレバー34と、前記フック部34aを係脱させる係合部材31とで構成するにあたり、前記ロックレバー34をグレンタンク12側または揚穀筒11側に設け、一方前記係合部材31をロックレバー34に対応させて揚穀筒11側またはグレンタンク12側に設けると共に、前記係合部材31にロックレバー34のフック部34aを係合させたロック状態から、このロック状態が解除される方向へのロックレバー34の動きを規制するストッパ41を前記ロックレバー34に取付けた。
【選択図】図5

Description

本発明は、開閉回動自在に機体に支持したコンバインのグレンタンクにおいて、該グレンタンクを閉じた状態で機体側に固定するロック機構に関する。
従来のコンバインでは、脱穀部で脱穀された穀粒を一時的に貯留するグレンタンクを開閉回動自在に機体に支持すると共に、前記グレンタンクを閉じた状態で機体側に固定するロック機構を備えており、このロック機構をグレンタンクの上部を固定する上部ロック機構と、グレンタンクの下部を固定する下部ロック機構とで構成し、更に両ロック機構の操作部を同時に操作できるように、該操作部をグレンタンクの前側下部に近接させて設けることによって、グレンタンクを閉じた状態での両ロック機構のロック操作とロック解除操作とを一動作で簡単に行えるように構成したものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−55067号公報(第4−6頁、図3−図10)
ところで、上述の如くグレンタンクを閉じた状態で機体側に固定するロック機構を廉価に構成する一つの方法として、グレンタンクの上部を固定する上部ロック機構の操作部を、グレンタンクの下部を固定する下部ロック機構の操作部に近接させることなく上部ロック機構に直接的に構成することによって、ワイヤや引張スプリング等の連係部品を省いてコストダウンを図ることができる。しかし、この場合は、コンバインの路上走行時や作業走行時の機体振動に伴って、上部ロック機構のロック状態が解除されてしまうといった不具合を起こし易かった。
本発明は、上記課題を解決することを目的として創案したものであって、脱穀部で脱穀された穀粒を揚穀筒により揚上搬送して一時的に貯留するグレンタンクを備え、該グレンタンクを開閉回動自在に機体に支持すると共に、グレンタンクを閉じた状態で機体側に固定するロック機構を備えたコンバインにおいて、前記ロック機構を、フック部を一体的に備えるロックレバーと、前記フック部を係脱させる係合部材とで構成するにあたり、前記ロックレバーをグレンタンク側または揚穀筒側に設け、一方前記係合部材をロックレバーに対応させて揚穀筒側またはグレンタンク側に設けると共に、前記係合部材にロックレバーのフック部を係合させたロック状態から、このロック状態が解除される方向へのロックレバーの動きを規制するストッパを前記ロックレバーに取付けたことを特徴としている。
本発明によれば、グレンタンクを閉じた状態で機体側に固定するロック機構を、フック部を一体的に備えるロックレバーと、前記フック部を係脱させる係合部材とで構成するにあたり、前記ロックレバーをグレンタンク側または揚穀筒側に設け、一方前記係合部材をロックレバーに対応させて揚穀筒側またはグレンタンク側に設けると共に、前記係合部材にロックレバーのフック部を係合させたロック状態から、このロック状態が解除される方向へのロックレバーの動きを規制するストッパを前記ロックレバーに取付けたので、コンバインの路上走行時や作業走行時の機体振動に伴って、前記係合部材にロックレバーのフック部を係合させたロック状態が解除されてしまうといった従来の不具合を解消することができる。そして、前記ロックレバーによるフック部の係合部材に対する係脱操作時は、ロックレバーに取付けたストッパを容易に作用させることができると共に、その解除も容易に行うことができる。
コンバインの側面図。 コンバインの平面図。 一部を省略した揚穀筒とグレンタンクの斜視図。 ロック機構の斜視図。 ロック機構(ストッパ)の作用図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1及び図2は、コンバインの側面図と平面図であって、コンバインは、走行部である左右一対のクローラ走行装置1L,1Rに支持した走行機体2を有しており、該走行機体2の前部右側にエンジン3を搭載し、このエンジン3の上方には、コンバインの操縦部4を構成する運転席5を配置している。
一方、走行機体2の前部左側には、穀稈の刈取りと搬送を行なう前処理部6を昇降自在に架設し、この前処理部6の後方には、刈取った穀稈を脱穀する脱穀部7と、該脱穀部7で脱穀された後の排稈を後方に搬送する排藁搬送装置8と、該排藁搬送装置8を介して搬送される排藁を切断処理するカッタ装置9を備えている。
また、運転席5の後方には、脱穀部7の図示しない選別部で選別された穀粒を揚穀筒11により揚上搬送して一時的に貯留するグレンタンク12が設けてあり、このグレンタンク12内に一時的に貯留された穀粒は、縦搬送パイプ13を経て起伏及び回動動作自在な穀粒排出オーガ14の排出口14aから機外に排出できるようになっている。尚、グレンタンク12は、縦搬送パイプ13の縦軸心Y周りに、図2に実線で示す閉じた状態の収納位置から二点鎖線で示す開放位置に亘り開閉動自在に走行機体2に支持されている。
そして、運転席5前方の床面を形成する搭乗ステップ15の前側には、走行機体2の操向及び前処理部6の昇降操作を行うマルチステアリングレバー16を備えた操縦塔17を立設している。また、運転席5左側のサイドパネル18には、主変速レバー19や副変速レバー21等のコンバインの操縦に必要な各種操作具と、機体の左右傾斜角を一定の角度に設定する図示しない水平ダイヤル等を配置している。
ところで、図3は、脱穀部7の機体中心側の図示しない側壁に沿って立設した揚穀筒11とグレンタンク12の一部を省略した斜視図であって、グレンタンク12の機体中心側上部に備える穀粒投入口12aと揚穀筒11上部の穀粒排出口11aとの連接部には、図示しないゴムシールを介在させて両者12a,11aの密接性を高めている。そして、グレンタンク12の穀粒投入口12aと揚穀筒11上部の穀粒排出口11aの下方位置(グレンタンク12の上下方向略中間位置)には、グレンタンク12を閉じた状態で機体側に固定するロック機構Lを備えており、以下このロック機構Lについて詳細に説明する。
図4は、前記ロック機構Lの構成を示す斜視図であって、グレンタンク12の機体中心側の側壁12bには、L字状に曲げ形成したベースプレート25が固設してあり、このベースプレート25に、L字状に曲げ形成すると共に下側に補強プレート27を溶接したホルダ28をボルト29,29を用いて螺設している。そして、グレンタンク12の機体中心側に突出するホルダ28の突片28aには、揚穀筒11に固設したベース11bにボルト30,30を用いて螺設した係合部材31、即ち略逆三角形のプレート32に突設したピン33に臨むU字状の切欠き部Cを設けてあり、該切欠き部Cは、グレンタンク12を図2に二点鎖線で示す開放位置から縦搬送パイプ13の縦軸心Y周りに実線で示す閉じた状態の収納位置まで回動させた時、係合部材31を構成するピン33に外嵌してグレンタンク12の収納位置における位置決めと、グレンタンク12の上下のガタ取りがなされる。
また、ホルダ28の突片28aの基端部側には、係合部材31を構成するピン33に係脱する鉤状のフック部34aを一体的に備えたロックレバー34を回動自在に支持している。更に詳しく説明すると、ホルダ28の突片28aの基端部側には、図5に示すロック機構Lの作用図のように、ロックレバー34の回動支点となる雄ネジ付ピン35が固設してあり、この雄ネジ付ピン35に略L字状に形成したプレートからなるロックレバー34が、ワッシャ36及びスプリングワッシャ37を介してロックナット38,38を用いて回動自在に締着してあり、それによってロックレバー34には、適度な回動(操作)抵抗が付与されている。
更に、ロックレバー34の回動支点となる雄ネジ付ピン35と、ロックレバー34の把持部34bとの中間位置には、図5に二点鎖線で示す如くロックレバー34を上向きに回動させて、揚穀筒11側に設けた係合部材31を構成するピン33に鉤状のフック部34aを係合させたロック状態から、該ロック状態が解除される方向へのフック部34aの動作を規制するためのストッパ41を設けている。
前記ストッパ41は、L字状に曲げ形成したプレートからなり、ロックレバー34に固設した雄ネジ付ピン42にナット43を用いて螺設することによって、雄ネジ付ピン42周りにストッパ41を自在に回動させることができるように構成している。そして、ストッパ41の下部には、上述の如くロック機構Lのロック状態が解除される方向へのフック部34aの動作を規制するために、当該ストッパ41が当接して作用するホルダ28の突片28aの上面Sに不要に干渉することなくスムーズに回動するように面取り部41a設けている。尚、図中符号41bは、ストッパ41の把持部(操作部)に相当する曲げ片である。また、図中符号44は、ロックレバー34によってロック機構Lのロック状態を解除する際、必要以上にロックレバー34を回動操作しないようにするためにホルダ28の突片28aに設けた規制ピンである。
更に詳しく説明すると、グレンタンク12を図2に二点鎖線で示す開放位置から実線で示す閉じた状態の収納位置まで回動させる時は、図5に実線で示すように、グレンタンク12側に設けたロックレバー34を予め下向きに回動させて、該ロックレバー34のD部がホルダ28の突片28aに設けた規制ピン44に当接する状態にしておく。この状態でグレンタンク12を収納位置まで回動させると、揚穀筒11側に設けた係合部材31を構成するピン33に、ロックレバー34を回動自在に支持するホルダ28の突片28aに設けたU字状の切欠き部Cが外嵌する。
次いで上述した状態から、図5に二点鎖線で示す如くロックレバー34を上向きに回動させると、揚穀筒11側に設けた係合部材31を構成するピン33に鉤状のフック部34aが係合してロック状態になる。更に、このロック状態において、ロックレバー34に設けたストッパ41の把持部41bを持ちながら、その作用面41cがホルダ28の突片28aの上面Sに当接するまで当該ストッパ41を回動させる。このようにすると、揚穀筒11側に設けた係合部材31を構成するピン33に鉤状のフック部34aを係合させたロック状態から、該ロック状態が解除される方向へのフック部34aの動作、即ちコンバインの路上走行時や作業走行時の機体振動に伴って、前記ロック状態が解除される方向へのロックレバー34の動きをストッパ41によって規制することができる。また、本実施例では、ロックレバー34をグレンタンク12側に、係合部材31を構成するピン33を揚穀筒11側に設けているが、ロックレバー34を揚穀筒11側に、係合部材31を構成するピン33をグレンタンク12側に設けてロック機構Lを構成してもよい。尚、上述の如くロックレバー34の動きを規制するストッパ41は、コンバインの操縦部4(搭乗ステップ15)に搭乗したオペレータ(作業者)が楽な姿勢で操作できるように、その把持部に相当する曲げ片41bを操縦部4側に向けて突出させてある。
以上説明したグレンタンク12を閉じた状態で機体側に固定するロック機構Lによれば、グレンタンク12を閉じた状態で機体側に固定するロック機構Lを、フック部34aを一体的に備えるロックレバー34と、前記フック部34aを係脱させる係合部材31とで構成するにあたり、前記ロックレバー34をグレンタンク12側または揚穀筒11側に設け、一方前記係合部材31をロックレバー34に対応させて揚穀筒11側またはグレンタンク12側に設けると共に、前記係合部材31にロックレバー34のフック部34aを係合させたロック状態から、このロック状態が解除される方向へのロックレバー34の動きを規制するストッパ41を前記ロックレバー34に取付けたので、コンバインの路上走行時や作業走行時の機体振動に伴って、前記係合部材31にロックレバー34のフック部34aを係合させたロック状態が解除されてしまうといった従来の不具合を解消することができる。そして、前記ロックレバー34によるフック部34aの係合部材31に対する係脱操作時は、ロックレバー34に取付けたストッパ41を容易に作用させることができると共に、その解除も容易に行うことができる。
7 脱穀部
11 揚穀筒
12 グレンタンク
31 係合部材
34 ロックレバー
34a フック部
34b 把持部
41 ストッパ
L ロック機構

Claims (1)

  1. 脱穀部(7)で脱穀された穀粒を揚穀筒(11)により揚上搬送して一時的に貯留するグレンタンク(12)を備え、該グレンタンク(12)を開閉回動自在に機体に支持すると共に、グレンタンク(12)を閉じた状態で機体側に固定するロック機構(L)を備えたコンバインにおいて、前記ロック機構(L)を、フック部(34a)を一体的に備えるロックレバー(34)と、前記フック部(34a)を係脱させる係合部材(31)とで構成するにあたり、前記ロックレバー(34)をグレンタンク(12)側または揚穀筒(11)側に設け、一方前記係合部材(31)をロックレバー(34)に対応させて揚穀筒(11)側またはグレンタンク(12)側に設けると共に、前記係合部材(31)にロックレバー(34)のフック部(34a)を係合させたロック状態から、このロック状態が解除される方向へのロックレバー(34)の動きを規制するストッパ(41)を前記ロックレバー(34)に取付けたことを特徴とするコンバインのグレンタンク。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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