JP2004034780A - 収穫機の原動部構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】板金製のボンネット本体と、このボンネット本体の横端部に連結している樹脂製で中空構造の横側壁とを備えて成るエンジンボンネットを、横側壁に歪みや変形が出にくいようにしながら揺動開閉できるようにする。
【解決手段】ボンネット本体9aと横側壁30とにわたって板金部材54を連結してある。板金部材54と、機体のボンネット支持部50のブラケット51とを軸芯Pまわりで相対回動自在に連結して、エンジンボンネット9が軸芯Pまわりで揺動開閉するように構成してある。
【選択図】 図9
【解決手段】ボンネット本体9aと横側壁30とにわたって板金部材54を連結してある。板金部材54と、機体のボンネット支持部50のブラケット51とを軸芯Pまわりで相対回動自在に連結して、エンジンボンネット9が軸芯Pまわりで揺動開閉するように構成してある。
【選択図】 図9
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、板金製のボンネット本体と、このボンネット本体の横端部に連結している樹脂製で中空構造の横側壁とを備えて成るエンジンボンネットを備えてある収穫機の原動部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記収穫機において、従来、エンジンボンネットが横側壁側の下部に位置する軸芯まわりで揺動開閉するものがあった。
この種の収穫機おいては、従来、横側壁と、機体フレームのボンネット支持部とにわたって連結ピンを装着することにより、エンジンボンネットをボンネット支持部によって枢支させる構造が採用されており、次の如き問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来、横側壁が樹脂製であることから、横側壁のボンネット支持部に連結している部分に歪や変形が発生しやすくなっていた。殊に、エンジンボンネットが勢いよく開放された場合、ストロークエンドに到達した際に発生する停止衝撃が大になることから、発生しやすくなっていた。
本発明の目的は、エンジンボンネットを歪むとか変形しにくくしながら揺動開閉できる収穫機の原動部構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0005】
〔構成〕
板金製のボンネット本体と、このボンネット本体の横端部に連結している樹脂製で中空構造の横側壁とを備えて成るエンジンボンネットを備えてある収穫機の原動部構造において、前記横側壁と前記ボンネット本体とにわたって連結されている板金部材を備えるとともに、エンジンボンネットが前記横側壁側の下部に位置する軸芯まわりで揺動開閉するように機体のボンネット支持部と前記板金部材とを前記軸芯まわりで相対回動自在に連結してある。
【0006】
〔作用〕
前記板金部材とボンネット支持部とが相対回動自在に連結しており、この回動軸芯のまわりでエンジンボンネットが揺動開閉するものだから、エンジンボンネットの開放衝撃が側壁に及びにくいように板金部材によって支持や補強作用させながらエンジンボンネットを開放できる。
【0007】
〔効果〕
従って、エンジンボンネットを揺動開閉できるものでありながら、側壁に開放衝撃に起因する歪みや変形が発生しにくいように耐久性の富んだものになった。
【0008】
請求項2による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0009】
〔構成〕
請求項1による発明の構成において、前記板金部材と前記横側壁と前記ボンネット支持部とにわたって連結ピンが装着されている。
【0010】
〔作用〕
板金部材と横側壁とボンネット支持部とにわたって連結ピンが装着されているものだから、連結ピンの支持スパンが極力長くなり、エンジンボンネットが揺動する際にエンジンボンネットとボンネット支持部との間にこじれが発生しにくいように連結ピンが安定的に支持される。
【0011】
〔効果〕
従って、エンジンボンネットを開閉する際、エンジンボンネットとボンネット支持部との間にこじれが発生しにくくてスムーズに開閉操作できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1、図2に示すように、クローラ式走行装置1、運転座席2aを有した搭乗型運転部2、運転座席2aの下方に位置する原動部3のそれぞれを備えている自走機体の機体フレーム4の前端側に、植立穀稈を刈取り処理する刈取部5を昇降操作自在に連結し、この刈取部5からの刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置6と、この脱穀装置6からの穀粒を貯留する穀粒タンク7とを、穀粒タンク7が原動部の後側に位置する状態で自走機体の横方向に並ぶようにして機体フレーム4上に設けて、稲・麦などを収穫するコンバインを構成してある。
【0013】
図1、図5などに示すように、前記原動部3に、出力軸が自走機体の横向きになる姿勢で搭載されたエンジン8、前記運転座席2aを支持する座席支持台に兼用したエンジンボンネット9を設けてある。
【0014】
図3、図4、図5に示すように、前記エンジンボンネット9は、板金製の前壁10、板金製の後壁20、この後壁20と前記前壁10の上端側どうしにわたって連結しているとともに上面側で前記運転座席2aを支持するように構成してある板金製の天井壁22、この天井壁22、前記前壁10、前記後壁20それぞれの機体横外方側の端部にわたって連結しているとともに冷却風供給口46を備えている板金製の横側板40のそれぞれで成るボンネット本体9aと、このボンネット本体9aの機体横外方側の端部に内面側が連結している横側壁30とによって構成してある。
【0015】
図4に示すように、前記前壁10は、除塵網11が付いている吸気口12を備えている板金製の外壁板13と、板金製の内壁板14とを両壁板13,14の間に前壁通気路15ができるように組み合わせて成る中空構造の壁に構成してある。
【0016】
図3、図5などに示すように、前記横側壁30は、横側壁30の上下方向に並んでいる複数個の吸気口31、及び、上枠部32の前端側の前下がり傾斜の部分32aを固定ハンドルとして使用することを可能にする貫通孔33を備えるように、かつ、前記吸気口31どうしの間に位置しているとか吸気口31と貫通孔33との間に位置している仕切り枠部34,35、並びに前枠部36、後枠部37、前記上枠部32、下枠部38のそれぞれが中空枠部になった中空構造になるように樹脂材をブロー成型することによって作製し、下側2つの吸気口31が付いている部分の内面側で、ボンネット本体9aの横端部に連結してある。そして、横側壁30の下側2つの吸気口31の内側にわたって位置するように配置して横側壁30の内部に取付けてある吸気調整板41と、ボンネット本体9aの前記横側板40とによってこれらの間に横壁通気路42を形成してあるとともに、横側板40の前部に前記前壁通気路15と横壁通気路42とを連通させている前開口43を設けてある。吸気調整板41は、多数の貫通孔を備えており、この貫通孔の配置や大きさの作用により、エンジン冷却ラジエータ45とエンジン8との間に位置する冷却ファン47が発揮する吸気圧を横側壁30の下側2つの吸気口31だけでなく、横側壁30の上側の吸気口31にも、前壁10の吸気口12にも及ぶように調節する。横側壁30の下側2つの吸気口31の外面側、上側の吸気口31の外面側及び内面側のそれぞれに、多数の通気用貫通孔を備えた樹脂板で成る除塵具48を装着してある。
【0017】
図3、図4に示すように、エンジンボンネット9の前記横側壁側の下部のボンネット前端付近と後端付近の2個所を、前記機体フレーム4に中空構造の支持杆を連結して設けたボンネット支持部50に対して軸芯Pまわりで回動自在に連結してある。図1などに示すように、前記ボンネット支持部50を構成している支持杆の基端側が、運転部2の床板2bの前端側の下方近くで機体フレーム4に対して機体上下向きの旋回軸芯Yまわりで回動自在に連結しており、ボンネット支持部50は機体フレーム4に対して前記旋回軸芯Yのまわりで自走機体の前後方向に揺動するように支持されている。
【0018】
これにより、エンジンボンネット9は、前記横側壁側の下部に位置する前記軸芯Pまわりで機体フレーム4に対して上下に揺動するように、かつ、前記旋回軸芯Yのまわりで機体フレーム4に対して機体前後方向に旋回移動するように支持されており、ボンネット支持部50を図19の如き機体フレーム4の収容部4aに入り込んだ取付け状態にしておくと、前記揺動軸芯Pが自走機体の前後向きに沿った軸芯になり、エンジンボンネット9が図10に示す如く機体前後向きの前記揺動軸芯Pのまわりで上昇揺動して運転部2の床板2bと穀粒タンク7との間に入り込んだ閉じ位置と、図11に示す如く前記揺動軸芯Pのまわりで下降揺動して前記床板2bと穀粒タンク7との間の横外側に出た第1開き位置とに切り換わる。そして、ボンネット支持部50が前記旋回軸芯Yまわりで揺動すると、エンジンボンネット9が前記旋回軸芯Yのまわりで自走機体の前後方向に旋回移動し、図10に示す如く運転部2の床板2aと穀粒タンク7との間に入り込んだ閉じ位置と、図14に示す如く運転部2の前端側の横外側に出た第2開き位置とに切り換わる。
【0019】
図12などに示すように、前記ボンネット支持部50の先端側に固定のブラケット55によって支持されているロックピン56と、機体フレーム4に固定のブラケット57に基端側が連結ピン58によって回動自在に連結しているロックアーム59とにより、エンジンボンネット9の旋回ロック機構60を構成してある。
すなわち、図12(イ)などに示すように、ボンネット支持部50を機体フレーム4の前記収納部4aに入った収納状態にし、ロックアーム59を前記軸芯Pまわりで下降側に揺動操作して、ロックアーム59の基端側が前記ブラケット57に付いているストッパーピン61に当接したロック位置にすると、ロックアーム59のフック部59aがロックピン56に係合する。すると、旋回ロック機構60は、ボンネット支持部50を前記収納状態にこれから機体外側に出ないようにロックし、エンジンボンネット9を前記閉じ位置に固定するようにロック状態になる。図12(ロ)に示すように、ロックアーム59を連結ピン58の軸芯まわりで上昇側に揺動操作してそのフック部59aをロックピン56から外すことにより、旋回ロック機構60は、ボンネット支持部50のロックを解除してエンジンボンネット9の旋回操作を可能にするようにロック解除状態になる。
【0020】
図13などに示すように、前記ボンネット支持部50の遊端側に固定のブラケット65に基端側が連結ピン66によって回動自在に連結している支持杆67と、この支持杆67が備えている長孔67aに摺動自在に入り込むようにしてエンジンボンネット9の後壁20の内面側に固定してある連結ピン68とにより、エンジンボンネット9の下降ストップ機構71を構成してある。
すなわち、エンジンボンネット9を揺動軸芯Pまわりで上下に揺動操作すると、連結ピン68がエンジンボンネット9と共に揺動軸芯Pのまわりで移動し、支持杆67の長孔67aの内部を移動しながら支持杆67を連結ピン66の軸芯まわりで揺動操作する。エンジンボンネット9が下降揺動していくと、図13(ロ)に示す如くこれに伴って連結ピン68が長孔67aの端部でそれ以上移動しないように支持杆67によって支持される。
【0021】
これにより、下降ストップ機構71は、エンジンボンネット9が揺動軸芯Pのまわりで下降揺動していくと、支持杆67による連結ピン68の支持によって、エンジンボンネット9の下降限界を設定するとともにこの下降限界でエンジンボンネット9を支持して前記第1開き位置に維持するようにストップ作用する。
【0022】
つまり、作業時など通常時には、エンジンボンネット9を運転部の床板2bと穀粒タンク7との間に入り込んだ前記閉じ位置にするとともにこの閉じ位置に前記旋回ロック機構60によってロックしておく。すると、図4、図5に示すように、エンジンボンネット9は、ボンネット本体9aと横側壁30とによってエンジン8の前方、上方、後方及び機体横外側方をそれぞれ覆うようになる。このとき、前記冷却ファン47がエンジン8によって回転駆動されて発揮する吸引作用により、エンジンボンネット外の空気が横側壁30の下側2つの吸気口31から吸気調整板41の貫通孔を通して横壁通気路42に冷却風として吸引され、横側板40の冷却風供給口46からエンジン冷却ラジエータ45に供給される。これとともに、エンジンボンネット外の空気が前壁10の吸気口12から前壁通気路15に冷却風として吸引されるとともにこの前壁通気路15から横側板40の前開口43を通して横壁通気路42に吸引され、横側壁30の下側2つの吸気口31からの冷却風に合流させて冷却風供給口46からエンジン冷却ラジエータ45に供給される。さらに、エンジンボンネット外の空気が横側壁30の上側の外面側及び内面側の吸気口31から両吸気口31の除塵具48どうしの間に冷却風として吸引されるとともにこの部位から横壁通気路42に吸引され、横側壁30の下側2つの吸気口31及び前壁10の吸気口12からの冷却風に合流させて冷却風供給口46からエンジン冷却ラジエータ45に供給される。
【0023】
エンジン8を点検するなど原動部の管理を行う場合、旋回ロック機構60をロック状態にしておき、図11に示すように、エンジンボンネット9を通常状態から前記揺動軸芯Pまわりで前記下降ストップ機構71がストップ作用するまで下降揺動させる。すると、エンジンボンネット9が前記第1開き位置に切り換わってエンジン8の周囲を開放し、点検や修理などの作業が行いやすくなる。
さらに必要に応じ、エンジンボンネット9を旋回ロック機構60による旋回ロックが解除された状態にして閉じ位置から旋回軸芯Yのまわりで自走機体の前方側に旋回移動させる。すると、図14に示すように、エンジンボンネット9が前記第2開き位置に切り換わってエンジン8の周囲をより大きく開放し、点検や修理などの作業とかエンジン8の載せ降ろしが行いやすくなる。
【0024】
エンジンボンネット9の前端側の前記ボンネット支持部50に対する連結は、図6に示す如く横側壁30の前端側下部の内側に横側壁30のブロー成型の際に同時にブロー成型して設けた連結部39を備える連結構造に基づいて行なってある。
【0025】
すなわち、図6、図9などに示すように、横側壁30の前記連結部39と、横側壁30の前枠部36の前面側に一端側の側面がわが当接し、他端側がボンネット本体9aの前壁10の外面側に連結ボルト53によって締め付け連結されている板金部材54と、前記ボンネット支持部50にブラケットを固設して設けたピン支持部51とにわたってボルトで成る連結ピン52を装着してある。
つまり、前記板金部材54が連結ピン52による連結作用と前記連結ボルト53とのために横側壁30の前枠部36とボンネット本体9aの前壁10とにわたって連結されてエンジンボンネット9の強度を高める補強をするように、かつ、板金部材54とエンジンボンネット9とが一体部材になるようにしてある。エンジンボンネット9と板金部材54とが一体に前記軸芯Pまわりでボンネット支持部50に対して揺動するように、横側壁30及び板金部材54と、ボンネット支持部50のピン支持部51とを、連結ピン52によって相対回動自在に連結してある。
【0026】
エンジンボンネット9の後端側の前記ボンネット支持部50に対する連結は、図7に示す如く横側壁30の後端側下部の内側に横側壁30のブロー成型の際に同時にブロー成型して設けた連結部39を備える連結構造に基づいて行なってある。
【0027】
すなわち、図7、図8などに示すように、横側壁30の前記連結部39と、横側壁30の後枠部37の後面側に一端側の側面がわが当接し、他端側がボンネット本体9aの後壁20の外面側に連結ボルト53によって締め付け連結されている板金部材54と、前記ボンネット支持部50にブラケットを固設して設けたピン支持部51とにわたってボルトで成る連結ピン52を装着してある。
【0028】
つまり、前記板金部材54が連結ピン52による連結作用と前記連結ボルト53とのために横側壁30の後枠部37とボンネット本体9aの後壁20とにわたって連結されてエンジンボンネット9の強度を高める補強をするように、かつ、板金部材54とエンジンボンネット9とが一体部材になるようにしてある。エンジンボンネット9と板金部材54とが一体に前記軸芯Pまわりでボンネット支持部50に対して揺動するように、横側壁30及び板金部材54と、ボンネット支持部50のピン支持部51とを、連結ピン52によって相対回動自在に連結してある。
【0029】
図12に示すように、前記下降ストップ機構71の前記連結ピン68は、ボンネット本体9aの後壁20の内面側に固設された補強板73に支持させてある。
この補強板73は、波形に折り曲げ成形した折曲板で成り、波形の底部を後壁20の内面側に溶接することによって後壁20に固設してある。
【0030】
図9に示すように、前記横側壁30の固定ハンドルとしての前記傾斜部分32aの機体横方向での厚さW1を、この傾斜部分32a以外での機体横方向での厚さW2より小にするとともに、前記傾斜部分32aを横側壁30の外面側に変位して存在するように配置してある。これにより、固定ハンドルが運転座席2aの横外側に位置する割には運転座席2aから極力離れて居住空間を極力広くしている。
【0031】
図1、図3などに示すように、前記ボンネット支持部50の外面側のエンジンボンネット9が連結している部分の近くに傾斜ガイド面74aを備えたガイド部材74を付設してあるとともに、中割作業の際、ガイド部材74が傾斜ガイド面74aによって植立穀稈を機体横外側に送り出し案内し、植立穀稈がエンジンボンネット9の横側壁30の下端側とボンネット支持部50との隙間に入り込んで挟まることを防止するように構成してある。
【0032】
〔別実施形態〕
本発明は、コンバインの他、人参や玉ねぎなど各種の作物を収穫対象とする農作業機に装備される原動部にも適用できる。したがって、これらコンバイン、各種の農作業機などを総称して収穫機と呼称する。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバイン全体の側面図
【図2】コンバイン全体の平面図
【図3】エンジンボンネットの斜視図
【図4】原動部の横断平面図
【図5】原動部の縦断正面図
【図6】エンジンボンネット前端側の連結部の断面図
【図7】エンジンボンネット後端側の連結部の断面図
【図8】エンジンボンネット後端側の連結構造を示す後面図
【図9】エンジンボンネット前端側の連結構造を示す正面図
【図10】エンジンボンネットの閉じ状態での斜視図
【図11】エンジンボンネットの第1 開き状態での斜視図
【図12】
(イ)は、旋回ロック機構のロック状態を示す後面図、(ロ)は、旋回ロック機構の解除状態を示す後面図、(ハ)は、連結ピン取り付け構造を示す断面図
【図13】
(イ)は、下降ストップ機構のボンネット閉じ状態での説明図、(ロ)は、下降ストップ機構の作用状態を示す説明図、
【図14】
エンジンボンネットの第2開き状態の説明図
【符号の説明】
9 エンジンボンネット
9a ボンネット本体
30 横側壁
50 ボンネット支持部
52 連結ピン
54 板金部材
P 軸芯
【発明の属する技術分野】
本発明は、板金製のボンネット本体と、このボンネット本体の横端部に連結している樹脂製で中空構造の横側壁とを備えて成るエンジンボンネットを備えてある収穫機の原動部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
上記収穫機において、従来、エンジンボンネットが横側壁側の下部に位置する軸芯まわりで揺動開閉するものがあった。
この種の収穫機おいては、従来、横側壁と、機体フレームのボンネット支持部とにわたって連結ピンを装着することにより、エンジンボンネットをボンネット支持部によって枢支させる構造が採用されており、次の如き問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来、横側壁が樹脂製であることから、横側壁のボンネット支持部に連結している部分に歪や変形が発生しやすくなっていた。殊に、エンジンボンネットが勢いよく開放された場合、ストロークエンドに到達した際に発生する停止衝撃が大になることから、発生しやすくなっていた。
本発明の目的は、エンジンボンネットを歪むとか変形しにくくしながら揺動開閉できる収穫機の原動部構造を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0005】
〔構成〕
板金製のボンネット本体と、このボンネット本体の横端部に連結している樹脂製で中空構造の横側壁とを備えて成るエンジンボンネットを備えてある収穫機の原動部構造において、前記横側壁と前記ボンネット本体とにわたって連結されている板金部材を備えるとともに、エンジンボンネットが前記横側壁側の下部に位置する軸芯まわりで揺動開閉するように機体のボンネット支持部と前記板金部材とを前記軸芯まわりで相対回動自在に連結してある。
【0006】
〔作用〕
前記板金部材とボンネット支持部とが相対回動自在に連結しており、この回動軸芯のまわりでエンジンボンネットが揺動開閉するものだから、エンジンボンネットの開放衝撃が側壁に及びにくいように板金部材によって支持や補強作用させながらエンジンボンネットを開放できる。
【0007】
〔効果〕
従って、エンジンボンネットを揺動開閉できるものでありながら、側壁に開放衝撃に起因する歪みや変形が発生しにくいように耐久性の富んだものになった。
【0008】
請求項2による発明の構成、作用、効果はつぎのとおりである。
【0009】
〔構成〕
請求項1による発明の構成において、前記板金部材と前記横側壁と前記ボンネット支持部とにわたって連結ピンが装着されている。
【0010】
〔作用〕
板金部材と横側壁とボンネット支持部とにわたって連結ピンが装着されているものだから、連結ピンの支持スパンが極力長くなり、エンジンボンネットが揺動する際にエンジンボンネットとボンネット支持部との間にこじれが発生しにくいように連結ピンが安定的に支持される。
【0011】
〔効果〕
従って、エンジンボンネットを開閉する際、エンジンボンネットとボンネット支持部との間にこじれが発生しにくくてスムーズに開閉操作できる。
【0012】
【発明の実施の形態】
図1、図2に示すように、クローラ式走行装置1、運転座席2aを有した搭乗型運転部2、運転座席2aの下方に位置する原動部3のそれぞれを備えている自走機体の機体フレーム4の前端側に、植立穀稈を刈取り処理する刈取部5を昇降操作自在に連結し、この刈取部5からの刈取穀稈を脱穀処理する脱穀装置6と、この脱穀装置6からの穀粒を貯留する穀粒タンク7とを、穀粒タンク7が原動部の後側に位置する状態で自走機体の横方向に並ぶようにして機体フレーム4上に設けて、稲・麦などを収穫するコンバインを構成してある。
【0013】
図1、図5などに示すように、前記原動部3に、出力軸が自走機体の横向きになる姿勢で搭載されたエンジン8、前記運転座席2aを支持する座席支持台に兼用したエンジンボンネット9を設けてある。
【0014】
図3、図4、図5に示すように、前記エンジンボンネット9は、板金製の前壁10、板金製の後壁20、この後壁20と前記前壁10の上端側どうしにわたって連結しているとともに上面側で前記運転座席2aを支持するように構成してある板金製の天井壁22、この天井壁22、前記前壁10、前記後壁20それぞれの機体横外方側の端部にわたって連結しているとともに冷却風供給口46を備えている板金製の横側板40のそれぞれで成るボンネット本体9aと、このボンネット本体9aの機体横外方側の端部に内面側が連結している横側壁30とによって構成してある。
【0015】
図4に示すように、前記前壁10は、除塵網11が付いている吸気口12を備えている板金製の外壁板13と、板金製の内壁板14とを両壁板13,14の間に前壁通気路15ができるように組み合わせて成る中空構造の壁に構成してある。
【0016】
図3、図5などに示すように、前記横側壁30は、横側壁30の上下方向に並んでいる複数個の吸気口31、及び、上枠部32の前端側の前下がり傾斜の部分32aを固定ハンドルとして使用することを可能にする貫通孔33を備えるように、かつ、前記吸気口31どうしの間に位置しているとか吸気口31と貫通孔33との間に位置している仕切り枠部34,35、並びに前枠部36、後枠部37、前記上枠部32、下枠部38のそれぞれが中空枠部になった中空構造になるように樹脂材をブロー成型することによって作製し、下側2つの吸気口31が付いている部分の内面側で、ボンネット本体9aの横端部に連結してある。そして、横側壁30の下側2つの吸気口31の内側にわたって位置するように配置して横側壁30の内部に取付けてある吸気調整板41と、ボンネット本体9aの前記横側板40とによってこれらの間に横壁通気路42を形成してあるとともに、横側板40の前部に前記前壁通気路15と横壁通気路42とを連通させている前開口43を設けてある。吸気調整板41は、多数の貫通孔を備えており、この貫通孔の配置や大きさの作用により、エンジン冷却ラジエータ45とエンジン8との間に位置する冷却ファン47が発揮する吸気圧を横側壁30の下側2つの吸気口31だけでなく、横側壁30の上側の吸気口31にも、前壁10の吸気口12にも及ぶように調節する。横側壁30の下側2つの吸気口31の外面側、上側の吸気口31の外面側及び内面側のそれぞれに、多数の通気用貫通孔を備えた樹脂板で成る除塵具48を装着してある。
【0017】
図3、図4に示すように、エンジンボンネット9の前記横側壁側の下部のボンネット前端付近と後端付近の2個所を、前記機体フレーム4に中空構造の支持杆を連結して設けたボンネット支持部50に対して軸芯Pまわりで回動自在に連結してある。図1などに示すように、前記ボンネット支持部50を構成している支持杆の基端側が、運転部2の床板2bの前端側の下方近くで機体フレーム4に対して機体上下向きの旋回軸芯Yまわりで回動自在に連結しており、ボンネット支持部50は機体フレーム4に対して前記旋回軸芯Yのまわりで自走機体の前後方向に揺動するように支持されている。
【0018】
これにより、エンジンボンネット9は、前記横側壁側の下部に位置する前記軸芯Pまわりで機体フレーム4に対して上下に揺動するように、かつ、前記旋回軸芯Yのまわりで機体フレーム4に対して機体前後方向に旋回移動するように支持されており、ボンネット支持部50を図19の如き機体フレーム4の収容部4aに入り込んだ取付け状態にしておくと、前記揺動軸芯Pが自走機体の前後向きに沿った軸芯になり、エンジンボンネット9が図10に示す如く機体前後向きの前記揺動軸芯Pのまわりで上昇揺動して運転部2の床板2bと穀粒タンク7との間に入り込んだ閉じ位置と、図11に示す如く前記揺動軸芯Pのまわりで下降揺動して前記床板2bと穀粒タンク7との間の横外側に出た第1開き位置とに切り換わる。そして、ボンネット支持部50が前記旋回軸芯Yまわりで揺動すると、エンジンボンネット9が前記旋回軸芯Yのまわりで自走機体の前後方向に旋回移動し、図10に示す如く運転部2の床板2aと穀粒タンク7との間に入り込んだ閉じ位置と、図14に示す如く運転部2の前端側の横外側に出た第2開き位置とに切り換わる。
【0019】
図12などに示すように、前記ボンネット支持部50の先端側に固定のブラケット55によって支持されているロックピン56と、機体フレーム4に固定のブラケット57に基端側が連結ピン58によって回動自在に連結しているロックアーム59とにより、エンジンボンネット9の旋回ロック機構60を構成してある。
すなわち、図12(イ)などに示すように、ボンネット支持部50を機体フレーム4の前記収納部4aに入った収納状態にし、ロックアーム59を前記軸芯Pまわりで下降側に揺動操作して、ロックアーム59の基端側が前記ブラケット57に付いているストッパーピン61に当接したロック位置にすると、ロックアーム59のフック部59aがロックピン56に係合する。すると、旋回ロック機構60は、ボンネット支持部50を前記収納状態にこれから機体外側に出ないようにロックし、エンジンボンネット9を前記閉じ位置に固定するようにロック状態になる。図12(ロ)に示すように、ロックアーム59を連結ピン58の軸芯まわりで上昇側に揺動操作してそのフック部59aをロックピン56から外すことにより、旋回ロック機構60は、ボンネット支持部50のロックを解除してエンジンボンネット9の旋回操作を可能にするようにロック解除状態になる。
【0020】
図13などに示すように、前記ボンネット支持部50の遊端側に固定のブラケット65に基端側が連結ピン66によって回動自在に連結している支持杆67と、この支持杆67が備えている長孔67aに摺動自在に入り込むようにしてエンジンボンネット9の後壁20の内面側に固定してある連結ピン68とにより、エンジンボンネット9の下降ストップ機構71を構成してある。
すなわち、エンジンボンネット9を揺動軸芯Pまわりで上下に揺動操作すると、連結ピン68がエンジンボンネット9と共に揺動軸芯Pのまわりで移動し、支持杆67の長孔67aの内部を移動しながら支持杆67を連結ピン66の軸芯まわりで揺動操作する。エンジンボンネット9が下降揺動していくと、図13(ロ)に示す如くこれに伴って連結ピン68が長孔67aの端部でそれ以上移動しないように支持杆67によって支持される。
【0021】
これにより、下降ストップ機構71は、エンジンボンネット9が揺動軸芯Pのまわりで下降揺動していくと、支持杆67による連結ピン68の支持によって、エンジンボンネット9の下降限界を設定するとともにこの下降限界でエンジンボンネット9を支持して前記第1開き位置に維持するようにストップ作用する。
【0022】
つまり、作業時など通常時には、エンジンボンネット9を運転部の床板2bと穀粒タンク7との間に入り込んだ前記閉じ位置にするとともにこの閉じ位置に前記旋回ロック機構60によってロックしておく。すると、図4、図5に示すように、エンジンボンネット9は、ボンネット本体9aと横側壁30とによってエンジン8の前方、上方、後方及び機体横外側方をそれぞれ覆うようになる。このとき、前記冷却ファン47がエンジン8によって回転駆動されて発揮する吸引作用により、エンジンボンネット外の空気が横側壁30の下側2つの吸気口31から吸気調整板41の貫通孔を通して横壁通気路42に冷却風として吸引され、横側板40の冷却風供給口46からエンジン冷却ラジエータ45に供給される。これとともに、エンジンボンネット外の空気が前壁10の吸気口12から前壁通気路15に冷却風として吸引されるとともにこの前壁通気路15から横側板40の前開口43を通して横壁通気路42に吸引され、横側壁30の下側2つの吸気口31からの冷却風に合流させて冷却風供給口46からエンジン冷却ラジエータ45に供給される。さらに、エンジンボンネット外の空気が横側壁30の上側の外面側及び内面側の吸気口31から両吸気口31の除塵具48どうしの間に冷却風として吸引されるとともにこの部位から横壁通気路42に吸引され、横側壁30の下側2つの吸気口31及び前壁10の吸気口12からの冷却風に合流させて冷却風供給口46からエンジン冷却ラジエータ45に供給される。
【0023】
エンジン8を点検するなど原動部の管理を行う場合、旋回ロック機構60をロック状態にしておき、図11に示すように、エンジンボンネット9を通常状態から前記揺動軸芯Pまわりで前記下降ストップ機構71がストップ作用するまで下降揺動させる。すると、エンジンボンネット9が前記第1開き位置に切り換わってエンジン8の周囲を開放し、点検や修理などの作業が行いやすくなる。
さらに必要に応じ、エンジンボンネット9を旋回ロック機構60による旋回ロックが解除された状態にして閉じ位置から旋回軸芯Yのまわりで自走機体の前方側に旋回移動させる。すると、図14に示すように、エンジンボンネット9が前記第2開き位置に切り換わってエンジン8の周囲をより大きく開放し、点検や修理などの作業とかエンジン8の載せ降ろしが行いやすくなる。
【0024】
エンジンボンネット9の前端側の前記ボンネット支持部50に対する連結は、図6に示す如く横側壁30の前端側下部の内側に横側壁30のブロー成型の際に同時にブロー成型して設けた連結部39を備える連結構造に基づいて行なってある。
【0025】
すなわち、図6、図9などに示すように、横側壁30の前記連結部39と、横側壁30の前枠部36の前面側に一端側の側面がわが当接し、他端側がボンネット本体9aの前壁10の外面側に連結ボルト53によって締め付け連結されている板金部材54と、前記ボンネット支持部50にブラケットを固設して設けたピン支持部51とにわたってボルトで成る連結ピン52を装着してある。
つまり、前記板金部材54が連結ピン52による連結作用と前記連結ボルト53とのために横側壁30の前枠部36とボンネット本体9aの前壁10とにわたって連結されてエンジンボンネット9の強度を高める補強をするように、かつ、板金部材54とエンジンボンネット9とが一体部材になるようにしてある。エンジンボンネット9と板金部材54とが一体に前記軸芯Pまわりでボンネット支持部50に対して揺動するように、横側壁30及び板金部材54と、ボンネット支持部50のピン支持部51とを、連結ピン52によって相対回動自在に連結してある。
【0026】
エンジンボンネット9の後端側の前記ボンネット支持部50に対する連結は、図7に示す如く横側壁30の後端側下部の内側に横側壁30のブロー成型の際に同時にブロー成型して設けた連結部39を備える連結構造に基づいて行なってある。
【0027】
すなわち、図7、図8などに示すように、横側壁30の前記連結部39と、横側壁30の後枠部37の後面側に一端側の側面がわが当接し、他端側がボンネット本体9aの後壁20の外面側に連結ボルト53によって締め付け連結されている板金部材54と、前記ボンネット支持部50にブラケットを固設して設けたピン支持部51とにわたってボルトで成る連結ピン52を装着してある。
【0028】
つまり、前記板金部材54が連結ピン52による連結作用と前記連結ボルト53とのために横側壁30の後枠部37とボンネット本体9aの後壁20とにわたって連結されてエンジンボンネット9の強度を高める補強をするように、かつ、板金部材54とエンジンボンネット9とが一体部材になるようにしてある。エンジンボンネット9と板金部材54とが一体に前記軸芯Pまわりでボンネット支持部50に対して揺動するように、横側壁30及び板金部材54と、ボンネット支持部50のピン支持部51とを、連結ピン52によって相対回動自在に連結してある。
【0029】
図12に示すように、前記下降ストップ機構71の前記連結ピン68は、ボンネット本体9aの後壁20の内面側に固設された補強板73に支持させてある。
この補強板73は、波形に折り曲げ成形した折曲板で成り、波形の底部を後壁20の内面側に溶接することによって後壁20に固設してある。
【0030】
図9に示すように、前記横側壁30の固定ハンドルとしての前記傾斜部分32aの機体横方向での厚さW1を、この傾斜部分32a以外での機体横方向での厚さW2より小にするとともに、前記傾斜部分32aを横側壁30の外面側に変位して存在するように配置してある。これにより、固定ハンドルが運転座席2aの横外側に位置する割には運転座席2aから極力離れて居住空間を極力広くしている。
【0031】
図1、図3などに示すように、前記ボンネット支持部50の外面側のエンジンボンネット9が連結している部分の近くに傾斜ガイド面74aを備えたガイド部材74を付設してあるとともに、中割作業の際、ガイド部材74が傾斜ガイド面74aによって植立穀稈を機体横外側に送り出し案内し、植立穀稈がエンジンボンネット9の横側壁30の下端側とボンネット支持部50との隙間に入り込んで挟まることを防止するように構成してある。
【0032】
〔別実施形態〕
本発明は、コンバインの他、人参や玉ねぎなど各種の作物を収穫対象とする農作業機に装備される原動部にも適用できる。したがって、これらコンバイン、各種の農作業機などを総称して収穫機と呼称する。
【図面の簡単な説明】
【図1】コンバイン全体の側面図
【図2】コンバイン全体の平面図
【図3】エンジンボンネットの斜視図
【図4】原動部の横断平面図
【図5】原動部の縦断正面図
【図6】エンジンボンネット前端側の連結部の断面図
【図7】エンジンボンネット後端側の連結部の断面図
【図8】エンジンボンネット後端側の連結構造を示す後面図
【図9】エンジンボンネット前端側の連結構造を示す正面図
【図10】エンジンボンネットの閉じ状態での斜視図
【図11】エンジンボンネットの第1 開き状態での斜視図
【図12】
(イ)は、旋回ロック機構のロック状態を示す後面図、(ロ)は、旋回ロック機構の解除状態を示す後面図、(ハ)は、連結ピン取り付け構造を示す断面図
【図13】
(イ)は、下降ストップ機構のボンネット閉じ状態での説明図、(ロ)は、下降ストップ機構の作用状態を示す説明図、
【図14】
エンジンボンネットの第2開き状態の説明図
【符号の説明】
9 エンジンボンネット
9a ボンネット本体
30 横側壁
50 ボンネット支持部
52 連結ピン
54 板金部材
P 軸芯
Claims (2)
- 板金製のボンネット本体と、このボンネット本体の横端部に連結している樹脂製で中空構造の横側壁とを備えて成るエンジンボンネットを備えてある収穫機の原動部構造であって、
前記横側壁と前記ボンネット本体とにわたって連結されている板金部材を備えるとともに、エンジンボンネットが前記横側壁側の下部に位置する軸芯まわりで揺動開閉するように機体のボンネット支持部と前記板金部材とを前記軸芯まわりで相対回動自在に連結してある収穫機の原動部構造。 - 前記板金部材と前記横側壁と前記ボンネット支持部とにわたって連結ピンが装着されている請求項1記載の収穫機の原動部構造。
Priority Applications (1)
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JP2002192294A JP2004034780A (ja) | 2002-07-01 | 2002-07-01 | 収穫機の原動部構造 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2002
- 2002-07-01 JP JP2002192294A patent/JP2004034780A/ja active Pending
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KR102389126B1 (ko) * | 2013-09-27 | 2022-04-21 | 가부시끼 가이샤 구보다 | 콤바인 |
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