JP6095034B2 - エレベータの位置検出装置 - Google Patents
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Description
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1によるエレベータを示す構成図である。昇降路1内には、かご(昇降体)2及び釣合おもり(図示せず)が設けられている。かご2及び釣合おもりは、昇降路1内に設置された複数のレール(図示せず)に個別に案内されながら、図示しない巻上機(駆動装置)の駆動力により昇降路1内を上下方向へ移動される。
図4は、この発明の実施の形態2によるエレベータの位置検出装置の被検出体11及び検出器21を示す斜視図である。被検出体11では、第1の被検出プレート12及び第2の被検出プレート13がかご2の移動方向に沿った同一平面上で一体化されている。この例では、第2の被検出プレート13が第1の被検出プレート12よりも水平方向についてかご2に近い位置に配置されている。また、この例では、クロック列16の各高抵抗部16bが第2の被検出プレート13の端部で開放された水平のスリットになっており、ID列15の各高抵抗部15bが矩形状の貫通穴部になっている。一体化された第1及び第2の被検出プレート12,13は、1枚の金属プレートに複数の空間を形成してID列15及びクロック列16を設けることにより製造されている。
図5は、この発明の実施の形態3によるエレベータの位置検出装置の被検出体11及び検出器21を示す斜視図である。また、図6は、図5の第1及び第2の検出部22,23で出力するID信号及びクロック信号のそれぞれの状態の時間的変化を比較するグラフである。共通の被検出体11では、ID列15での低抵抗部15aと高抵抗部15bとの境界の位置と、クロック列16での低抵抗部16aと高抵抗部16bとの境界の位置とが、かご2の移動方向について互いにずれている。この例では、クロック列16での低抵抗部16a及び高抵抗部16bの各幅寸法を基準寸法とすると、ID列15がクロック列16に対してかご2の移動方向について基準寸法の1/2の寸法だけずらして配置されている。これにより、この例では、クロック信号がONになったときから次にOFFになるときまでの時間(又は、クロック信号がOFFになったときから次にONになるときまでの時間)を、クロック信号のON/OFFの切り替わりの周期(1周期)とすると、図6に示すように、第1の検出部22で発生するID信号のON/OFFの状態(出力状態)が切り替わるタイミングが、第2の検出部23で発生するクロック信号のON/OFFの状態(出力状態)が切り替わるタイミングに対して、クロック信号のON/OFFの切り替わりの周期の1/2周期だけずれている。他の構成は実施の形態1と同様である。
図7は、この発明の実施の形態4によるエレベータを示す構成図である。図において、昇降路1内のかご2及び釣合おもり3は、主索(例えばロープ又はベルト等)4により吊り下げられている。主索4は、昇降路1の上部に設けられた巻上機(駆動装置)5の駆動綱車に巻き掛けられている。かご2及び釣合おもり3は、複数のレール6に個別に案内されながら、巻上機5の駆動力により昇降路1内を上下方向へ移動される。かご2及び釣合おもり3は、巻上機5の駆動綱車の回転に応じて移動される。
図9は、この発明の実施の形態5によるエレベータの位置検出装置の被検出体11を示す構成図である。被検出体11では、実施の形態2と同様に、第1及び第2の被検出プレート12,13がかご2の移動方向に沿った同一平面上で一体化されている。この例では、ID列15の各高抵抗部15b及びクロック列16の各高抵抗部16bがいずれも矩形状の貫通穴部になっている。即ち、この例では、第1及び第2の被検出プレート12,13が1枚の穴あきプレートとして一体化されている。一体化された第1及び第2の被検出プレート12,13は、1枚の金属プレートに複数の空間を形成してID列15及びクロック列16を設けることにより製造されている。他の構成は実施の形態2と同様である。
図10は、この発明の実施の形態6によるエレベータの位置検出装置の被検出体11を示す構成図である。ID列15及びクロック列16の各高抵抗部15b,16bのそれぞれには、複数のパンチ穴(空間)43が互いに離して形成されている。これにより、各高抵抗部15bには第1の被検出プレート12の一部が網目状に存在しており、各高抵抗部16bには第2の被検出プレート13の一部が網目状に存在している。高抵抗部15b,16bの全体としては、電気抵抗値及び磁気抵抗値が低抵抗部15a,16aよりも高くなっている。これにより、ID列15及びクロック列16では、渦電流が低抵抗部15a,16aよりも高抵抗部15b,16bで発生しにくくなっている。ID列15が第1の検出領域224を通るときには、高抵抗部15bで発生する渦電流量が低抵抗部15aで発生する渦電流量よりも少なくなり、クロック列16が第2の検出領域234を通るときには、高抵抗部16bで発生する渦電流量が低抵抗部16aで発生する渦電流量よりも少なくなる。
図11は、この発明の実施の形態7によるエレベータの位置検出装置の被検出体11及び検出器21を示す斜視図である。また、図12は、図11の検出器21を示す側面図である。さらに、図13は、図11の第1及び第2の検出部22,23で出力するID信号及びクロック信号のそれぞれの状態の時間的変化を比較するグラフである。検出器21では、第1及び第2の検出部22,23がかご2の移動方向について互いにずらして配置されている。これにより、第1の検出部22に設けられた第1の検出領域224の位置と、第2の検出部23に設けられた第2の検出領域234の位置とが、かご2の移動方向について互いにずれている。この例では、クロック列16での低抵抗部16a及び高抵抗部16bの各幅寸法を基準寸法とすると、図12に示すように、第1の検出領域224の位置と第2の検出領域234の位置とが、かご2の移動方向について基準寸法の1/2の寸法だけずらして配置されている。これにより、この例では、図13に示すように、第1の検出部22で発生するID信号のON/OFFの状態(出力状態)が切り替わるタイミングが、第2の検出部23で発生するクロック信号のON/OFFの状態(出力状態)が切り替わるタイミングに対して、クロック信号のON/OFFの切り替わりの周期の1/2周期だけずれている。他の構成は実施の形態1と同様である。
図14は、この発明の実施の形態8によるエレベータの位置検出装置の検出器21を示す斜視図である。検出器21では、第1及び第2の支持部221,231が共通の支持部26とされている。これにより、第1の検出部22及び第2の検出部23が一体化されている。
図15は、この発明の実施の形態9によるエレベータの位置検出装置の被検出体11及び検出器21を示す斜視図である。また、図16は、図15の第1及び第2の検出部22,23でのID信号及びクロック信号のそれぞれの出力状態の時間的変化を比較するグラフである。ID列15及びクロック列16のそれぞれの上端部には上端識別部(UP側固有ビット)51が設けられ、ID列15及びクロック列16のそれぞれの下端部には下端識別部(DOWN側固有ビット)52が設けられている。ID列15における上端識別部51及び下端識別部52はID列15の低抵抗部15aで構成され、クロック列16における上端識別部51及び下端識別部52はクロック列16の低抵抗部16aで構成されている。
図17は、この発明の実施の形態10によるエレベータの位置検出装置を示すブロック図である。また、図18は、図17のエレベータの位置検出装置の被検出体11a,11b及び検出器21a,21bを示す斜視図である。かご2の移動方向についての各基準位置には、被検出体が複数ずつ固定されている。この例では、2つの被検出体11a,11bが各基準位置にそれぞれ固定されている。共通の基準位置に固定されている各被検出体11a,11bは、水平方向について並べて配置されている。また、共通の基準位置に固定されている各被検出体11a,11bでは、各ID列15に同じ位置情報が設定され、各クロック列16に同じ読み取り情報が設定されている。各被検出体11a,11bの構成は、実施の形態1による被検出体11の構成と同様である。
図19は、この発明の実施の形態11によるエレベータの位置検出装置の被検出体11a,11b及び検出器21a,21bを示す斜視図である。また、図20は、図19の被検出体11a,11b及び検出器21a,21bを示す上面図である。さらに、図21は、図20の検出器21a,21bを示す正面図である。かご2に設けられているA系及びB系の各検出器21a,21bのそれぞれにおいては、図21に示すように、第1の検出部22と第2の検出部23とがかご2の移動方向について互いに離して配置されている。また、各検出器21a,21bを上から見たときには、図20に示すように、第1の検出部22と第2の検出部23とが水平方向について互いにずらして配置され、第1の検出部22及び第2の検出部23のそれぞれの一部同士が互いに重なっている。さらに、各検出器21a,21bを上から見たときには、各検出器21a,21bにおける第1及び第2の検出部22,23の一部同士だけでなく、A系の検出器21aの第2の検出部23及びB系の検出器21bの第1の検出部22のそれぞれの一部同士も、互いに重なっている。また、各検出器21a,21bでは、上から見たとき、第1の検出部22が第2の検出用溝233を避けて配置され、第2の検出部23が第1の検出用溝223を避けて配置されている。
図22は、この発明の実施の形態12によるエレベータの位置検出装置の被検出体11及び検出器21a,21bを示す斜視図である。また、図23は、図22の被検出体11及び検出器21a,21bを示す上面図である。さらに、図24は、図22の検出器21a,21bを示す正面図である。A系及びB系の各検出器21a,21bでは、第1の検出部22と第2の検出部23とが水平方向について並べて配置されている。また、A系の検出器21aとB系の検出器21bとは、かご2の移動方向について互いに離して配置されている。即ち、A系の検出器21aの第1の検出部22及び第2の検出部23が同じ高さに配置され、B系の検出器21bの第1の検出部22及び第2の検出部23がA系の検出器21aの高さと異なる高さに配置されている。この例では、B系の検出器21bがA系の検出器21aの下方に配置されている。さらに、各検出器21a,21bを上から見たときには、各検出器21a,21bのそれぞれの第1の検出部22同士が完全に重なり、各検出器21a,21bのそれぞれの第2の検出部23同士が完全に重なっている。従って、各第1の検出用溝223同士も完全に重なり、各第2の検出用溝233同士も完全に重なっている。この例では、各検出器21a,21bを上から見たとき、第1及び第2の検出用溝223,233のそれぞれの幅方向を一致させて第1の検出部22と第2の検出部23とが並べて配置されている。
図26は、この発明の実施の形態13によるエレベータの位置検出装置の被検出体11及び検出器21a,21bを示す斜視図である。また、図27は、図26の被検出体11及び検出器21a,21bを示す上面図である。さらに、図28は、図26の検出器21a,21bを示す正面図である。クロック列16では、低抵抗部16a及び高抵抗部16bのそれぞれのかご2の移動方向についての寸法(以下、「クロック幅」という)dがすべて同じになっている。A系及びB系の検出器21a,21bの取付間隔(即ち、A系及びB系の検出器21a,21bの水平中心線間距離)L(図28)は、クロック幅dの1以上の整数倍となっている。処理部31は、A系及びB系の検出器21a,21bのそれぞれからの情報であるA系クロック信号及びB系クロック信号を比較することにより、位置検出装置の故障等の異常の有無を判定する。
図29は、この発明の実施の形態14によるエレベータの位置検出装置の被検出体11及び検出器21a,21bを示す斜視図である。また、図30は、図29の被検出体11及び検出器21a,21bを示す上面図である。かご2には、第1の筐体である第1の支持部32と第2の筐体である第2の支持部33とが水平方向について並べて設けられている。第1の支持部32には第1の検出用溝223がかご2の移動方向に沿って設けられ、第2の支持部33には第2の検出用溝233がかご2の移動方向に沿って設けられている。第1の支持部32は、第1の検出用溝223の深さ方向を第1の被検出プレート12の平面方向に一致させてかご2に設けられている。第2の支持部33は、第2の検出用溝233の深さ方向を第2の被検出プレート13の平面方向に一致させてかご2に設けられている。
図31は、この発明の実施の形態15によるエレベータの位置検出装置の被検出体11及び検出器21a,21bを示す斜視図である。被検出体11では、ID列15の各高抵抗部15b及びクロック列16の各高抵抗部16bがいずれも、一端が開放されたスリットではなく、全周が閉じた矩形状の空間部である貫通穴部になっている。即ち、被検出体11では、第1の被検出プレート12及び第2の被検出プレート13のそれぞれが穴あきプレートになっている。他の構成及び動作は実施の形態12と同様である。
図32は、この発明の実施の形態16によるエレベータの位置検出装置の被検出体11及び検出器21a,21bを示す斜視図である。被検出体11では、ID列15の各高抵抗部15b及びクロック列16の各高抵抗部16bのそれぞれが有形部材になっている。高抵抗部15b,16bとしての有形部材は、第1及び第2の被検出プレート12,13を構成する金属よりも渦電流が発生しにくい材料(例えば樹脂又はプラスチック等)で構成されている。この例では、一端が開放された複数のスリットが第1及び第2の被検出プレート12,13に形成されており、高抵抗部15b,16bとしての有形部材が各スリットに嵌っている。即ち、第1及び第2の被検出プレート12,13の各スリットの空間が高抵抗部15b,16bとしての有形部材で埋められている。他の構成及び動作は実施の形態1と同様である。
実施の形態1では、ID列15及びクロック列16のそれぞれに設定された位置情報及び読み取り情報が渦電流方式の検出器21によって検出されるようになっているが、ID列15及びクロック列16のそれぞれに設定された位置情報及び読み取り情報を光学方式の検出器によって検出するようにしてもよい。
Claims (16)
- 第1性質部とこの第1性質部と異なる性質を持つ第2性質部とを昇降路内の位置に対応する配列パターンで昇降体の移動方向へ並べて構成したID列が設けられている第1の被検出プレートと、第1性質部とこの第1性質部と異なる性質を持つ第2性質部とを昇降体の移動方向へ並べて構成したクロック列が設けられている第2の被検出プレートとを有し、上記昇降路内に設けられている被検出体、
第1の検出領域が設けられ上記ID列が上記第1の検出領域を通るときに上記ID列での第1性質部と第2性質部との境界の位置で出力状態が切り替わる時系列信号をID信号として出力する第1の検出部と、第2の検出領域が設けられ上記クロック列が上記第2の検出領域を通るときに上記クロック列での第1性質部と第2性質部との境界の位置で出力状態が切り替わる時系列信号をクロック信号として出力する第2の検出部とを有し、上記昇降体に設けられている検出器、及び
上記クロック信号の出力状態の切り替わりの位置で上記ID信号の出力状態を読み取ることにより、上記昇降路内での上記昇降体の位置を特定する処理部
を備えているエレベータの位置検出装置。 - 上記ID列の上記第2性質部は、上記ID列の上記第1性質部よりも渦電流が発生しにくい性質を持ち、
上記クロック列の上記第2性質部は、上記クロック列の上記第1性質部よりも渦電流が発生しにくい性質を持っており、
上記第1の検出部及び上記第2の検出部のそれぞれは、渦電流方式の検出部である請求項1に記載のエレベータの位置検出装置。 - 上記ID列及び上記クロック列での上記第2性質部の少なくともいずれかに形成されている空間は、複数のパンチ穴である請求項2に記載のエレベータの位置検出装置。
- 上記ID列の上記第2性質部は、上記ID列の上記第1性質部よりも光を通しやすい性質を持ち、
上記クロック列の上記第2性質部は、上記クロック列の上記第1性質部よりも光を通しやすい性質を持っており、
上記第1の検出部及び上記第2の検出部のそれぞれは、光学方式の検出部である請求項1に記載のエレベータの位置検出装置。 - 上記第1の被検出プレート及び上記第2の被検出プレートは、互いに平行に配置されている請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のエレベータの位置検出装置。
- 上記第1の被検出プレート及び上記第2の被検出プレートは、上記昇降体の移動方向に沿った同一平面上で一体化されている請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のエレベータの位置検出装置。
- 上記第1の検出部及び上記第2の検出部は、一体化されている請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載のエレベータの位置検出装置。
- 上記ID信号の出力状態が切り替わるタイミングと、上記クロック信号の出力状態が切り替わるタイミングとは、互いにずれている請求項1〜請求項7のいずれか一項に記載のエレベータの位置検出装置。
- 上記ID列での上記第1性質部と上記第2性質部との境界の位置と、上記クロック列での上記第1性質部と上記第2性質部との境界の位置とは、上記昇降体の移動方向について互いにずれている請求項8に記載のエレベータの位置検出装置。
- 上記第1の検出領域及び上記第2の検出領域のそれぞれの位置は、上記昇降体の移動方向について互いにずれている請求項8に記載のエレベータの位置検出装置。
- 上記処理部は、上記昇降体の移動に応じた信号を出力するエンコーダからの情報に基づいて上記昇降体の移動方向を求め、求めた移動方向の情報、上記ID信号、上記クロック信号のそれぞれに基づいて、上記昇降路内での上記昇降体の位置を特定する請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載のエレベータの位置検出装置。
- 上記ID列及び上記クロック列のそれぞれの上端部には、上端識別部が設けられ、
上記ID列及び上記クロック列のそれぞれの下端部には、下端識別部が設けられ、
上記上端識別部と上記下端識別部とを比べると、上記昇降体の移動方向についての上記第1性質部の寸法、又は上記第1性質部と上記第2性質部との配列パターンが互いに異なっており、
上記ID信号及び上記クロック信号のそれぞれには、上記上端識別部に対応する上端識別情報と、上記下端識別部に対応し上記上端識別情報と異なる下端識別情報とが含まれ、
上記処理部は、上記上端識別情報及び上記下端識別情報に基づいて、上記昇降体の移動方向を特定する請求項1〜請求項10のいずれか一項に記載のエレベータの位置検出装置。 - 上記昇降体の移動方向についての共通の位置には、複数の上記被検出体が設けられ、
上記昇降体には、各上記被検出体に対応する複数の上記検出器が設けられ、
上記処理部は、各上記検出器からの情報に基づいてエレベータの異常を判定する請求項1〜請求項12のいずれか一項に記載のエレベータの位置検出装置。 - 上記昇降体の移動方向についての共通の位置には、単一の上記被検出体が設けられ、
上記昇降体には、上記被検出体に対応する複数の上記検出器が設けられ、
上記処理部は、各上記検出器からの情報に基づいてエレベータの異常の有無を判定する請求項1〜請求項12のいずれか一項に記載のエレベータの位置検出装置。 - 上記クロック列の上記第1性質部及び上記第2性質部のそれぞれの寸法は、上記昇降体の移動方向についてすべて同じクロック幅になっており、
各上記検出器は、上記昇降体の移動方向について互いに離して配置されており、
各上記検出器の取付間隔は、上記クロック幅の1以上の整数倍になっている請求項14に記載のエレベータの位置検出装置。 - 各上記検出器のそれぞれの上記第1の検出部は、上記昇降体に設けられた共通の第1の支持部に設けられ、
各上記検出器のそれぞれの上記第2の検出部は、上記昇降体に設けられた共通の第2の支持部に設けられている請求項14に記載のエレベータの位置検出装置。
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