JPS6282323A - 部品運搬移動要素用の符号化及び読取装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は一般に加工部材を運搬するために使用される移
動要素に符号化された判別番号や信号を送るのに用い、
かつ適切に設けられた読取りステーションにて判別番号
や信号の読取りを可能とし、それに続いて前記移動要素
を所定位置、例えばワークステーションへ移動させるこ
との可能な装置に関する。

〔従来技術と問題点〕

数多くの符号化装置と読取り装置とは既に技術文献に記
載されていたり、また実際に知られている。本発明は特
に簡単に供給でき、安く成し遂げて使用されるにもかか
わらず著しく信頼性の高い作動をする装置を提供するこ
とを目的とする。

〔問題点を解決するための手段と作用〕本発明はまず第
１に各移動要素において、軸線まわりに自由に回転可能
に取付けられた円盤と、移動要素によって支持されて前
記円盤を運搬する軸とを具備し、前記円盤はその主面の
少なくとも１面に、回転駆動を受けるよう、略半径方向
の細片を有して前記軸心と同心の第１環状領域と、前記
軸心まわりに同心状に配設されて検知可能な箇所を有し
た異なる直径の複数の環状符号化領域及び読取り領域と
を有しており、第２には、各読取りステーションにおい
て、圧力気体噴射ノズルが配設され、該読取りステーシ
ョンに停止する前記各移動要素の円盤の第１領域の細片
を横切る方向に気体の噴流を送り、そして同じ円盤の符
号化領域と読取り領域とに対面して略半径方向に配設支
持された少なくとも１個の読取り枝部材が配設され、該
枝部材は円盤の符号化領域と読取り領域との各々に対応
して、それ自体よ（知られている方法で電子解読回路と
作用的に連結されている適切な検知器を担持した装置を
提供する。

本発明の一実施態様においては、各読取ステーションは
互いに離間して円盤が自由になるようその間にはさむこ
との可能な２つの平行な枝部材を有したフォークを装備
している。この枝部材の１つは放射、好ましくは赤外線
放射の発光素子を担い、他方は電子解読回路の一部を成
す受光素子を担っている。好ましくは、３つの符合化及
び読取り領域があり、第１の領域は読取り開始ビットを
送るための孔を有しており、第２の領域はクロックビッ
トを送るための一連の孔を有し、そして第３の領域は一
連の符号化孔を有している。

各移動要素の円盤が読取られる時の移動を行なわせるた
め少なくとも１つの空気圧アクチュエータを含んだ設備
に用いられる本発明の特に好ましい実施態様において、
噴射ノズルは前記アクチュエータの空気排出オリフィス
に連結されている。

以下には本発明の好ましい実施例を添付図面を参照しな
がら記載する。

〔実施例〕

第１図は移動要素１に対する読取りステーションを示し
ており、この各移動要素には、例えば衣服にされる布片
がつるされ得るハンガー棒２が移動要素からつり下げ装
備されている。各移動要素ｌは読取りステーションの正
確に設定された位置を取る。この位置は本実施例では、
小さな傾斜角度で下方に傾いている案内レール３と、大
きな傾斜角度で上方に傾斜している案内レール４とで成
す角度により決定される。

各移動要素１は軸５を有し、該軸には円盤６が回転自由
なように取付けられている。この円盤６の主面の１つは
軸５に関して同心の第１環状領域７を有しており、該領
域７は可能な限り大きな直径を有するために、好ましく
は円盤の周囲に位置している。一連の半径方向細片、或
いはａ８がこの領域に設けられている。その他に、軸５
により近い位置に、３つの一連の環状領域９，１０．１
１が存在する。これらの領域は同心状に、一連のより小
さな直径を有しており、これらは符号化と読取り用に用
いられる。第１の領域７にすぐ続く領域９は貫通した一
連の孔１２を有し、該孔の数と孔間の数は区別数を表わ
す。軸５により近い次の領域１０は貫通した一部ピッチ
の一連の孔１３を有し、それらの孔は読取りに適したク
ロック速さに対応している。領域９の答礼１，２は領域
１０の対応したクロックパルス孔１３と同じ半径方向線
上に位置している。最も内側の領域１１には貫通した孔
１４が１つあり、領域１０のクロックパルス孔１３の１
つと同じ半径方向線上に位置しており、この半径方向線
上には選択的に領域９の区別符号化孔１２が位置しても
よい。領域１１の孔１４．は円盤６が軸５のまわりに回
転する時に読取りが始まるべきであるという信号を送る
ための指標孔である。

ノズル１５が読取りステーションに永久的な固定方法で
装備され、圧縮空気源へプラケット１６を介して連結さ
れている。読取りステーションに到達する各円盤６の各
側面に延長された２つの部材１７Ａと１７Ｂとを有した
フォーク部材１７も該読取りステーションに永久的な方
法で固定されている。またノズル１５は半径方向細片８
を横切る方向でしかも円盤の表面に略接する方向に空気
を吹くよう方向が設定されており、円盤６を軸５のまわ
りに回転させる。この円盤６は調節ねしく図示せず）を
用いて空気がノズル１５から吹出す速さを調節して、読
取り作業に通した略一定の回転速度で回転させられる。

円盤６の一側面に位置したフォーク１７の一方の枝部材
１７Ａは軸１５に対して半径方向に配設された検知器を
担持しており、これらの検知器は各受光素子１８　、１
９　、２０によって構成されており、各受光素子１８　
、１９　、２０は孔を有している領域９，１０゜１１の
各１つに対応して配設されている。これら受光素子は解
読装置２１に含まれている従来からの電子回路（図示せ
ず）に接続されている。

円盤６の他側面に位置したフォーク１７の反対側枝部材
１７Ｂは赤外線放射の発光素子（図上では見えない）を
担持しており、各発光素子は軸５に対して半径方向に配
設され、しかも受光素子１８゜１９　、２０の各々に対
応している。受光素子は、円盤６の孔を通って赤外線放
射が通過する時間毎にその赤外線放射を受光する。

当然ながら、他のタイプの検知器も円盤上の他の手段と
協働するよう提供され得る。例えば、各円盤６は符号化
領域と読取り領域９，１０．１１に磁気タブを設けて、
枝部材１７Ａの検知器はその磁気タブの通過に敏感な頭
部でもよ（１，−ここで記載した解決策は好ましい解決
策であるが、これが唯一の解決策というわけではない。

ノズル１５はフォーク１７に類似して、円盤６の他の主
面と向かい合った第２の枝部材を有したフォークの枝部
材の１つに設置され得る。この第２の枝部材には第２の
圧縮空気噴射ノズルが装備でき、円盤の前記他の主面上
に設けられた半径方向細片に圧縮空気を噴射させること
ができる。

本発明に係る装置の作動を以下に記載する。各移動要素
１の各円盤６はその円盤に特有でそれを区別するのに役
立つ数と位置の孔１２を領域９に設けている。

移動要素１が読取りステーションに停止した時、噴射ノ
ズル１５からの圧縮空気は円盤を回転させる。領域１１
の孔１４は円盤が回転している間に関連した発光素子か
らの放射を通過させることにより、対応した検知器２０
へ読取り開始信号を注ぐ。対応した検知器１８が関連し
た発光素子からの放射を受けたとき、読取りは領域９の
区別孔１２を介して行なわれる。領域１０の孔１３は円
盤６の回転速度を決定するクロックパルス列を送る。円
盤６はプラスチック材でつくられ得る。そして円盤の区
別符号化用の孔１２は１６ビツトのバイナリコード形式
であることが好ましい。読取りは円盤６が続けて数回回
転する間、例えば約４秒の間６回回転する間繰り返され
る。読取りステーションに停止した移動要素１が１度区
分確認されると、停止させられる次のワークステーショ
ンへ向けて送られる。

第３図は本発明に係る上述の装置が用いられた例を示し
ている。移動要素１は長手方向に沿って立設された複数
のワークステーションＰを有した基幹運搬装置２２に沿
って移動させられる。各ワークステーションＰは取込み
乗換え扁平部２４、降下用案内路２５、水平に対して僅
かに傾斜したワークステーション停止帯２６、上昇案内
路２７、下降富内路２８、そして基幹運搬装置２２へ再
び載せるための乗換え扁平部２９を順次具備した分岐路
２３と関連している。読取りステーションは停止帯２６
と上昇案内路２７との間の曲がり部に配設されている。

移動要素は区別符号が読取られた後に、一部分図示され
、さや３２に含まれている引揚げ装置３１を制御する上
述の空気圧アクチュエータによって引き揚げられる。こ
の装置は本発明の対象範囲ではないので詳細には記載し
ない。

然しなから、本発明に係って、各移動要素１上で円盤６
を担持している軸５は離間材３５によって互いに離間し
ている２つの輪３３　、３４をも担持しているというこ
とが第２図に図示されている。引揚げ装置３１は下降中
に引っ込むことが可能であり、離間材３５へ移動して移
動部材１を上方へ駆動して引き揚げるつめを有している
。アクチュエータ３０は移動要素１が読取りステーショ
ンに停止させられている時に引揚げ装置３１を下ろす。

この引揚げ装置３１を下降させると共に、アクチュエー
タ３０からの排気装置は空気オリフィスを有しており、
該オリフィスは可撓性パイプ３６を介して噴射ノズル１
５の空気取入れブラケット１６と連結している。従って
読取り作動用には別の動力源を必要としない。

当然ながら、読取り作動が行なわれる時作動する設備内
のどのアクチュエータでも噴射ノズル１５と連結した排
気オリフィスを有することは可能である。然しなから、
読取りステーションから移動要素１を移動させるアクチ
ュエータを使うことは、区別読取り作動が要求された丁
度その時にこのアクチュエータが必ず作動し始めるため
、特に適切な手法である。

【図面の簡単な説明】

第１図は読取りを受けている移動要素の円盤と共に示し
た読取りステーションの側面図、第２図は第１図の読取
りステーションの斜視図、第３図は第１図と第２図とに
示した様な読取りステーションと、各々が符号化円盤を
装備した。移動要素群とを含んでいる設備の全体図。 ■・・・移動要素、　　　２・・・ハンガー棒、３．４
・・・案内レール、５・・・軸、６・・・円盤、 ７・・・細片（溝）８に対応した領域、８・・・細片（
溝）、 ９・・・孔１２に対応した領域、 １０・・・孔１３に対応した領域、 １１・・・孔１４に対応した領域、 １２・・・区別用孔、　　　１３・・・クロックパルス
孔、１４・・・単一孔、　　　１５・・・ノズル、１７
・・・フォーク部材、 １７Ａ　、　１７Ｂ・・・フォーク部材の枝部材、１８
　、１９　、２０・・・受光素子、２１・・・解読装置
、　　２２・・・基幹運搬装置、２３・・・基幹運搬装
置からの分岐路、２４・・・取込み扁平部、２５・・・
降下用案内路、２６・・・停止帯、　　　２７・・・上
昇案内路、２８・・・下降案内路、　２９・・・送り出
し扁平部、３０・・・アクチュエータ、 ３１・・・引揚げ装置、　３３　、３４・・・輪、Ｐ・
・・ワークステーション。 以下金白

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、読取りステーションにおける変位中に停止する部品
   運搬移動要素用の符号化及び読取り装置であって、まず
   第１に、各移動要素には軸線回りに自由に回転するよう
   取付けられた円盤と、前記移動要素によって支持されて
   前記円盤を担持している軸とを具備し、前記円盤はその
   主面のうち少なくとも一方の主面上には回転駆動を受け
   るよう略半径方向の細片を有して前記軸心と同心状の第
   １環状領域と、前記軸心まわりに同心状に配設されて検
   知可能な箇所を有した異なる直径の複数の環状符号化領
   域及び読取り領域とを有しており、第２には、各読取り
   ステーションにおいて、該読取りステーションに停止す
   る前記各移動要素の円盤の第１領域の細片を横切る方向
   に気体の噴流を送るよう圧縮気体噴射ノズルが配設され
   、そして同じ円盤の前記符号化領域と読取り領域とに対
   面して略半径方向に配設支持された少なくとも１つの読
   取り枝部材が配設され、該枝部材は円盤の符号化領域と
   読取り領域との各々に対応して、それ自体よく知られて
   いる方法で電子解読回路と作用的に連結されている適切
   な検知器を担持した部品運搬移動要素用の符号化及び読
   取り装置。 ２、前記各円盤は３つの同心状の環状符号化及び読取り
   領域を有し、このうち第１の領域は読取りを始める信号
   発信用の単一検知箇所を有しており、第２の領域はクロ
   ック信号発信用の一連の検知箇所を有し、そして第３の
   領域は区別用符号の一連の検知箇所を有してなる特許請
   求の範囲第１項に記載の装置。 ３、前記検知箇所が前記円盤を貫通した孔によって構成
   されており、前記読取り枝部材の検知器が前記円盤の一
   側の前記符号化及び読取り領域と対面するよう前記枝部
   材上に取付けられた受光素子によって構成され、一方反
   対側の枝部材が前記円盤の他側に延設されて前記孔を通
   過して前記受光素子によって検知される放射を発するの
   に適した発光素子を担持してなる特許請求の範囲第１項
   に記載の装置。 ４、前記各円盤にはその主面の両面に半径方向細片が装
   備され、そして２つの圧縮空気噴射ノズルが読取りステ
   ーションに停止された各移動要素の円盤の側方に配設さ
   れてなる特許請求の範囲第１項に記載の装置。 ５、前記噴射ノズルと連結し、空気圧アクチュエータか
   らの排出装置によって構成された圧縮空気源を含んでな
   る特許請求の範囲第１項に記載の装置。 ６、前記空気圧アクチュエータが前記移動要素が区別符
   号を読ませるために停止させられている読取りステーシ
   ョンから該移動要素を移動させるアクチュエータである
   ことを特徴とする特許請求の範囲第５項に記載の装置。