JPH0453526Y2 - - Google Patents

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JPH0453526Y2
JPH0453526Y2 JP1985145626U JP14562685U JPH0453526Y2 JP H0453526 Y2 JPH0453526 Y2 JP H0453526Y2 JP 1985145626 U JP1985145626 U JP 1985145626U JP 14562685 U JP14562685 U JP 14562685U JP H0453526 Y2 JPH0453526 Y2 JP H0453526Y2
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  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
  • Testing Of Devices, Machine Parts, Or Other Structures Thereof (AREA)
  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)
  • Re-Forming, After-Treatment, Cutting And Transporting Of Glass Products (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、ガラス壜体の形状ならびに傷等を
検査する検壜装置に関し、特には回転式の検壜装
置に関する。
(従来の技術) 製壜機によつて製造されたガラス壜体の形状、
すなわち壜の全高および壜口部の内径ならびに外
径さらには壜口部の天傾斜(天面平滑)を検査す
るために、壜の上方よりキヤツプ状の検査ヘツド
を壜口部に降下して検査することが行われてい
る。
この種検壜装置の従来のものとしては、コンベ
アラインに沿つて配置された検査部からコンベア
ラインに沿つて配置された検査部からコンベア上
を移動する検査壜体に対して前記の検査ヘツドが
カム等によつて昇降する直列式のものがほとんど
であつた。
しかしながら、上述した従来装置にあつては、
コンベア上を移動する検査壜体に対して検査ヘツ
ドが昇降するものであるから、壜体の検査をコン
ベア速度に合わせて行わなければならず、また、
検査ヘツドの往復のための戻し時間を必要とする
などの理由から処理能力を向上させるには大きな
制約があつた。さらに、この直列式のものにあつ
ては壜体に対するヘツドの検査時間を長くとるこ
とができず、またコンベア上に検査壜体が置かれ
ていることからその応答性も十分でないこともあ
つて、検査の精度を十分に高めることができない
という大きな問題を有していた。
(考案が解決しようとする課題) この考案は、上のような従来装置の欠点に鑑み
て、コンベアの制約ないしは影響から解放され、
かつその処理能力ならびに検査精度も飛躍的に向
上する新規な回転式検壜装置を提供することを目
的とするものである。
(課題を解決するための手段) すなわち、この考案に係る検壜装置は、中心部
に回転軸を有する回転体よりなり、外周部には搬
入コンベアから搬入ホイルを介して導入されかつ
検壜後搬出ホイルを介して搬出コンベアに搬出さ
れる検査壜体のための複数の壜保持部を備えた検
壜ホイル本体と、前記検壜ホイル上方に前記回転
軸に取り付けられて該検壜ホイルと一体に回転
し、かつ前記各壜保持部に対応して設けられた検
査ヘツドと該検査ヘツドを壜体に対して昇降せし
める昇降装置と前記検査ヘツドによる検査結果を
表示する検査結果表示部とをそれぞれ備えた検査
部と、前記検壜ホイル外側の前記検査結果表示部
の回転軌跡に対応する位置に固設され、前記検査
結果表示部の検査結果を光学的に感知する光学的
感知部とからなることを特徴とする回転式検壜装
置に係るものである。
(作用) この考案の検壜装置は、従来式の装置がコンベ
ア上を移動する壜体に対して直接的にかつ該コン
ベアに沿つて検査ヘツドを往復動させていたこと
から上のような種々の欠点を生じていたことに鑑
みて、このような直列式を排して、検査壜体のた
めの複数の壜保持部を備えた回転体よりなる検壜
ホイル本体をコンベアに接して設け、この検壜ホ
イル本体と一体に回転しかつ前記各壜保持部に対
応して設けられた検査ヘツドと該検査ヘツドを壜
体に対して昇降せしめる昇降装置と前記検査ヘツ
ドによる検査結果を表示する検査結果表示部とを
それぞれ有する検査部を設けて、壜体を回転する
検壜ホイルに次々と保持せしめて連続的に検査が
行えるようにしたものである。
そして、前記検査部の検査結果表示部は、前記
検壜ホイル外側の検査結果表示部の回転軌跡に対
応する位置に固設された光学的感知部によつて感
知され検査壜体の良、不良が判断される。
(実施例) 以下添付の図面に図示した実施例に従つて説明
する。添付の図面第1図はこの考案の回転式検壜
装置の一実施例を示す一部を省略した要部の側面
図、第2図は同じくその概略平面図、第3図は検
査ヘツドの断面図、第4図はこの考案装置と従来
の直列式装置における検査時間を対比的に示した
ヘツドの軌跡図である。
第1図および第2図から理解されるように、こ
の考案に係る回転式検壜装置は、検査壜体のため
の複数の壜保持部12,12…を備えた検壜ホイ
ル本体10と、前記各壜保持部12に対応して設
けられた検査ヘツド30とその昇降装置50およ
び検査結果表示部46,58とからなる検査部2
0と、前記検査結果表示部の検査結果を感知する
光学的感知部60とからなる。
検壜ホイル本体10は、回転軸11を介して図
示しない駆動機構によつて回転する回転体より構
成される。
検壜ホイル本体10は、その外周部に壜体保持
部12を構成する等間隔で形成された複数の外周
切欠部を有し、このようなものは一般にスターホ
イルと称される。実施例では第2図のように外周
を12等分した12ケ所の壜体保持部12−1,12
−2,12−3…12−12が形成されている。
この検壜ホイル本体10は、第2図のように、
搬入ホイル16を介して搬入コンベア8から壜体
Bを受け入れ、かつ検壜後は該壜体Bを搬出ホイ
ル17を介して搬出コンベア9に搬出されるよう
に構成されている。第2図の符号18は壜搬入用
の補助ホイル、19は同じく搬出用の補助ホイル
である。
次に、検査部20は、前記検壜ホイル本体10
の回転軸11に固設された保持プレート21に取
付けられて、前記検壜ホイル本体10と一体に回
転する。
この検査部20は、検査ヘツド30とその昇降
装置50ならびに前記検査ヘツドによる検査結果
を表示する検査結果表示部46,58を備え、こ
れらは前記検壜ホイル10の各壜保持部12,1
2−1…12−12に対応して各々設けられる。
検査ヘツド30は公知のもので、その詳細は第
3図に図示される。この検査ヘツド30は、壜に
対してゲージを当接することによつて壜の全高、
壜口の内径、同じく外径をチエツクするほか、壜
口部より壜内にエアを圧入してエア圧を測定して
壜口天面の平滑度をチエツクするものである。同
図において、符号31はシヤフト、32はヘツド
本体部材、33は外筒部材、34は前記外筒部材
にスプリング35を介して弾装された壜押さえ部
材、36は口内径ゲージ、37は外径ゲージ、3
8は天面押さえパツキング、39はOリング、4
0はエア投入口、41はエアバルブ43を介して
コンプレツサ44等のエア源につながるエア導
管、42は検出部であるエアスイツチ45へつな
がる圧力検出導管である。
なお、このエアスイツチ45は、第1図にも図
示したように、一定のエア圧力を検出して発光ダ
イオードからなる検査結果表示部46を点灯させ
る。
この検査ヘツド30は第1図に図示される昇降
装置50によつて検査のために壜体Bに対して下
降および上昇される。
昇降装置50は、図示しない公知の制御装置に
よつて作動されるエアシリンダ装置51と、該シ
リンダ装置のシリンダロツド52と検査ヘツド3
0の昇降シヤフト31とを連結する連結板55
と、ガイドロツド53によつて構成される。な
お、カム機構とすることも可能である。
そして、連結板55には図のように光を通過す
る透光部からなる検査結果表示部58を設けた検
出プレート57が立設されていて、ヘツド30の
下降位置をチエツクできるように構成されてい
る。
次に、光学的感知部60は、前記検査部20の
検査ヘツド30による検査結果表示部の検査結果
を光学的に感知する部分であつて、実施例ではゲ
ージチエツクのための感知部61とエアチエツク
のための感知部62の2つが設けられている。
この光学的検査部60は、回転する検壜ホイル
10の外側の前記検査結果表示部46,58の回
転軌跡に対応する位置に固設されていて、連続的
に回転する検査部20からの検査結果を光学的に
感知して検査壜体の良否を判断するのである。
(作動) 次に、この装置の作動を説明すると、まず、ゲ
ージチエツクについて説明すると、第3図に図示
の検査ヘツド30が下降して壜口内には口内径ゲ
ージ36が挿入され、壜口外側には口外径ゲージ
37が当接する。そして壜口の天面には天面押さ
えパツキン37が当接するのであるが、その場合
において、口内径もしくは口外径の形状または天
面の高さのいずれか一に異常があると、検査ヘツ
ド30は定められた昇降高さ位置を保持すること
ができずに、高すぎる位置かもしくは低すぎる位
置で停止する。しかるに、この定められた高さ位
置にゲージチエツク感知部61が固設され不良品
をチエツクされる。
実施例のゲージチエツク感知部61は一組の投
光器63および受光器64のセツトからなり、昇
降装置の連結板55に設けた検出プレート57の
透光部(検査結果表示部)58に光が透視される
か否かによつて良品および不良品の選別がなされ
るようになつている。
また、エアチエツクのための感知部62はエア
スイツチ45によつて点灯される発光ダイオード
46の光を感知する受光器62より構成されてい
る。第3図に図示した検査ヘツド30に天面押さ
えパツキン38で壜口天面を押さえつけエア投入
口40から壜内にエアを圧入し内圧が所定に上が
ればエアスイツチ45が作動し発光ダイオード4
6が点灯し、その結果としてエア漏れが無く従つ
て天面が平滑であると判断されるのである。
なお、検査ヘツド30が壜口部に対して下降位
置にあるのは第2図の平面図において矢印で図示
したA1からA2の区間である。また壜口部にエ
アが圧入されるのは同じくC1からC2の区間で
ある。そして、同図の壜保持部12−6に対応す
る位置にゲージチエツク感知部61が設けられて
おり、壜保持部12−9に対応する位置にエアチ
エツク感知部62が設けられている。
なお、光学的感知部60,61,62からの信
号は、第2図の点線で示したように、機外の制御
装置66に送られ、ここで選別された不良品につ
いては搬出コンベア9上に設置されたリジエクト
ノズル68から吹き出されるジエツトエアによつ
てリジエクトプール69に除外される。符号67
はエアバルブである。
(効果) 以上図示し説明したように、この考案によれ
ば、検査壜体を回転する検壜ホイルに次々と保持
せしめて連続的に検査が行えるようにしたもので
あるから、検壜処理の能力ならびにその検査精度
を飛躍的に向上させることができるようになつ
た。
すなわち、添付の図面の第4図はこの考案装置
と従来の直列式装置における検査時間を対比的に
示したヘツドの軌跡図であるが、この図から一目
瞭然であるように、検査ヘツドの下降時間、つま
り図中斜線で示した検査に使用できる有効時間は
回転式と直列式とでは大きな差があり、加えて回
転式の場合は連続的な検査が可能であり、検査精
度を高めつつその処理能力を大幅に高めることが
できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の回転式検壜装置の一実施例
を示す一部を省略した要部の側面図、第2図は同
じくその概略平面図、第3図は検査ヘツドの断面
図、第4図はこの考案装置と従来の直列式装置に
おける検査時間を対比的に示したヘツドの軌跡図
である。 8……搬入コンベア、9……搬出コンベア、1
0……検壜ホイル本体、11……回転軸、12…
…壜保持部、16……搬入ホイル、17……搬出
ホイル、20……検査部、30……検査ヘツド、
36……口内径ゲージ、37……口外径ゲージ、
38……天面押さえパツキン、40……エア投入
口、44……コンプレツサ、45……エアスイツ
チ、50……昇降装置、51……シリンダ装置、
57……検出プレート、58……透光部、60…
…光学的感知部、61……ゲージチエツク感知
部、62……エアチエツク感知部、B……壜。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中心部に回転軸を有する回転体よりなり、外周
    部には搬入コンベアから搬入ホイルを介して導入
    されかつ検壜後搬出ホイルを介して搬出コンベア
    に搬出される検査壜体のための複数の壜保持部を
    備えた検壜ホイル本体と、 前記検壜ホイル上方に前記回転軸に取り付けら
    れて該検壜ホイルと一体に回転し、かつ前記各壜
    保持部に対応して設けられた検査ヘツドと該検査
    ヘツドを壜体に対して昇降せしめる昇降装置と前
    記検査ヘツドによる検査結果を表示する検査結果
    表示部とをそれぞれ備えた検査部と、 前記検壜ホイル外側の前記検査結果表示部の回
    転軌跡に対応する位置に固設され、前記検査結果
    表示部の検査結果を光学的に感知する光学的感知
    部 とからなることを特徴とする回転式検壜装置。
JP1985145626U 1985-09-24 1985-09-24 Expired JPH0453526Y2 (ja)

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JP1985145626U JPH0453526Y2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24

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JP1985145626U JPH0453526Y2 (ja) 1985-09-24 1985-09-24

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JPS6253341U JPS6253341U (ja) 1987-04-02
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004117135A (ja) * 2002-09-26 2004-04-15 Gunze Ltd リーク検出装置、及びリーク検出方法
JP4815244B2 (ja) * 2006-03-28 2011-11-16 日本山村硝子株式会社 びん検査機および製びん装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5646401A (en) * 1979-09-10 1981-04-27 Owens Illinois Inc Apparatus for measuring inner diameter of mouth and detecting defectives in vessels
JPS57111417A (en) * 1980-11-13 1982-07-10 Serac Sa Rotary type weight measuring filling apparatus and controlling thereof

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