JP2820447B2 - ２部分から成るカプセルの充填・閉鎖機械 - Google Patents
２部分から成るカプセルの充填・閉鎖機械Info
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- JP2820447B2 JP2820447B2 JP1220524A JP22052489A JP2820447B2 JP 2820447 B2 JP2820447 B2 JP 2820447B2 JP 1220524 A JP1220524 A JP 1220524A JP 22052489 A JP22052489 A JP 22052489A JP 2820447 B2 JP2820447 B2 JP 2820447B2
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- receiving hole
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61J—CONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
- A61J3/00—Devices or methods specially adapted for bringing pharmaceutical products into particular physical or administering forms
- A61J3/07—Devices or methods specially adapted for bringing pharmaceutical products into particular physical or administering forms into the form of capsules or similar small containers for oral use
- A61J3/071—Devices or methods specially adapted for bringing pharmaceutical products into particular physical or administering forms into the form of capsules or similar small containers for oral use into the form of telescopically engaged two-piece capsules
- A61J3/074—Filling capsules; Related operations
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S53/00—Package making
- Y10S53/90—Capsules
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、２部分から成るカプセル特に硬質ゼラチン
カプセルの充填・閉鎖機械であつて、カプセル下部分と
カプセル上部分を搬送し該カプセル上・下部分を夫々支
持して周面を包囲する受け穴群を有する搬送装置と、前
記受け穴に収容される前記カプセル上・下部分の在・不
在を検査する検査装置とを備え、該検査装置の検査ヘツ
ドが、前記受け穴群と整合可能のかつ差圧源と連通した
複数の室並びに、該室内の圧力によつて影響を受ける電
気的スイツチ装置を有している形式のものに関する。
カプセルの充填・閉鎖機械であつて、カプセル下部分と
カプセル上部分を搬送し該カプセル上・下部分を夫々支
持して周面を包囲する受け穴群を有する搬送装置と、前
記受け穴に収容される前記カプセル上・下部分の在・不
在を検査する検査装置とを備え、該検査装置の検査ヘツ
ドが、前記受け穴群と整合可能のかつ差圧源と連通した
複数の室並びに、該室内の圧力によつて影響を受ける電
気的スイツチ装置を有している形式のものに関する。
西独国特許出願公告第11 17 417号明細書に基づいて
公知になつている前記形式のカプセル充填・閉鎖機械で
はカプセルの、テレスコープ式に差し合わされたカプセ
ル下部分とカプセル上部分（キヤツプ）とは分離され、
該キヤツプは第１の搬送ホイールの受け穴に収容された
まま連行され、また第２の搬送ホイールの受け穴内に収
容されたカプセル下部分は先ずチエツク装置に、次いで
充填装置に、かつ最後に閉鎖装置に供給され、該閉鎖装
置においてキヤツプがカプセル下部分に再び差嵌められ
る。前記チエツク装置では受け穴におけるカプセル下部
分の在・不在が、搬送ホイールの下位で検査ヘツド内の
室に整合させられた受け穴に負圧をかけることによつて
検査される。或る受け穴においてカプセル下部分が不在
の場合には検査時点のあいだ、カプセル下部分を収容し
ていない受け穴へ流入する周辺外気によつて検査ヘツド
内に標準圧が生じるので、電気的な制御線路内の電気接
点が断たれ、これによつて充填・閉鎖機械が停止せしめ
られる。ところで前記公知の充填・閉鎖機械では、特定
数の受け穴を有する搬送ホイールの、どの受け穴にカプ
セル下部分が収容されていないかという問出しは不可能
である。
公知になつている前記形式のカプセル充填・閉鎖機械で
はカプセルの、テレスコープ式に差し合わされたカプセ
ル下部分とカプセル上部分（キヤツプ）とは分離され、
該キヤツプは第１の搬送ホイールの受け穴に収容された
まま連行され、また第２の搬送ホイールの受け穴内に収
容されたカプセル下部分は先ずチエツク装置に、次いで
充填装置に、かつ最後に閉鎖装置に供給され、該閉鎖装
置においてキヤツプがカプセル下部分に再び差嵌められ
る。前記チエツク装置では受け穴におけるカプセル下部
分の在・不在が、搬送ホイールの下位で検査ヘツド内の
室に整合させられた受け穴に負圧をかけることによつて
検査される。或る受け穴においてカプセル下部分が不在
の場合には検査時点のあいだ、カプセル下部分を収容し
ていない受け穴へ流入する周辺外気によつて検査ヘツド
内に標準圧が生じるので、電気的な制御線路内の電気接
点が断たれ、これによつて充填・閉鎖機械が停止せしめ
られる。ところで前記公知の充填・閉鎖機械では、特定
数の受け穴を有する搬送ホイールの、どの受け穴にカプ
セル下部分が収容されていないかという問出しは不可能
である。
本発明の課題は、どの受け穴にカプセル部分が収容さ
れていないか、あるいはどの受け穴に収容されたカプセ
ル部分が不良品であるかという問出しを可能にし、しか
もかかる場合に充填を阻止し、欠陥カプセル部分を放出
し、或いは機械の早期停止を可能にするようにカプセル
充填・閉鎖機械を改良することである。
れていないか、あるいはどの受け穴に収容されたカプセ
ル部分が不良品であるかという問出しを可能にし、しか
もかかる場合に充填を阻止し、欠陥カプセル部分を放出
し、或いは機械の早期停止を可能にするようにカプセル
充填・閉鎖機械を改良することである。
前記課題を解決する本発明の構成手段は、検査ヘツド
の各室が絞りを介して差圧源と接続されており、前記各
室には、該室内の圧力変化時に抵抗又は出力の変化する
夫々１つの電気的な圧力センサが配設されている点にあ
る。
の各室が絞りを介して差圧源と接続されており、前記各
室には、該室内の圧力変化時に抵抗又は出力の変化する
夫々１つの電気的な圧力センサが配設されている点にあ
る。
本発明の構成手段によつて、個々の受け穴毎にカプセ
ル部分の在・不在を確認・検出することができ、その検
出信号に基づいて、当該カプセル部分に関して充填など
のような爾后の処理を阻止し、かつその代りに当該カプ
セル部分の早期放出を制御することが可能になる。それ
のみならず本発明の検査装置によつて、カプセル部分の
ピンポールや変形・欠陥の有無も確認することが可能で
ある。
ル部分の在・不在を確認・検出することができ、その検
出信号に基づいて、当該カプセル部分に関して充填など
のような爾后の処理を阻止し、かつその代りに当該カプ
セル部分の早期放出を制御することが可能になる。それ
のみならず本発明の検査装置によつて、カプセル部分の
ピンポールや変形・欠陥の有無も確認することが可能で
ある。
次に図面に基づいて本発明の１実施例を詳説する。
カプセル下部分ａとこれに差嵌められたキヤツプｂと
から成るカプセルｃを充填し閉鎖する機械は、垂直軸線
を中心としてステツプ・バイ・ステツプ式に回動される
12割出し式の搬送ホイール20を有し、該搬送ホイールの
12のステーシヨン１〜12には循環路線に沿つて個個の処
理装置が配置されている。ステーシヨン１において、充
填すべき空のカプセルｃが無秩序に装入され、方向修正
されかつ整然と搬送ホイール20に供給される。該搬送ホ
イール上でキヤツプｂがカプセル下部分ａから分離され
かつステーシヨン２においてカプセル下部分ａとキヤツ
プｂは検査装置15によつて在・不在及び損傷の有無を検
査される。ステーシヨン３においてキヤツプｂはカプセ
ル下部分ａと上下で重なり合つた状態から側方へずらさ
れるので、ステーシヨン4,5及び６において充填物をカ
プセル下部分ａ内へ充填することができる。ステーシヨ
ン７において欠陥品として認識されたカプセル下部分ａ
とキヤツプｂは放出される。ステーシヨン８においてキ
ヤツプｂは再びカプセル下部分ａと上下で重なり合うよ
うにシフトされ、またステーシヨン９及び10においてカ
プセル下部分ａと合体される。ステーシヨン11では、正
しく充填されかつ閉鎖されたカプセルｃが放出されかつ
搬出される。最後にステーシヨン12において搬送ホイー
ル20の受け穴が、空のカプセルを再びステーシヨン１に
おいて受取る前に清掃される。
から成るカプセルｃを充填し閉鎖する機械は、垂直軸線
を中心としてステツプ・バイ・ステツプ式に回動される
12割出し式の搬送ホイール20を有し、該搬送ホイールの
12のステーシヨン１〜12には循環路線に沿つて個個の処
理装置が配置されている。ステーシヨン１において、充
填すべき空のカプセルｃが無秩序に装入され、方向修正
されかつ整然と搬送ホイール20に供給される。該搬送ホ
イール上でキヤツプｂがカプセル下部分ａから分離され
かつステーシヨン２においてカプセル下部分ａとキヤツ
プｂは検査装置15によつて在・不在及び損傷の有無を検
査される。ステーシヨン３においてキヤツプｂはカプセ
ル下部分ａと上下で重なり合つた状態から側方へずらさ
れるので、ステーシヨン4,5及び６において充填物をカ
プセル下部分ａ内へ充填することができる。ステーシヨ
ン７において欠陥品として認識されたカプセル下部分ａ
とキヤツプｂは放出される。ステーシヨン８においてキ
ヤツプｂは再びカプセル下部分ａと上下で重なり合うよ
うにシフトされ、またステーシヨン９及び10においてカ
プセル下部分ａと合体される。ステーシヨン11では、正
しく充填されかつ閉鎖されたカプセルｃが放出されかつ
搬出される。最後にステーシヨン12において搬送ホイー
ル20の受け穴が、空のカプセルを再びステーシヨン１に
おいて受取る前に清掃される。
垂直軸線を中心としてステツプ・バイ・ステツプ式に
回動される搬送ホイール20の円周に沿つて等しい角度間
隔においてカプセル下部分ａ用の12個の支持体21が固定
されている。また搬送ホイール20に沿つて前記支持体21
の上位にはキヤツプｂ用の支持体22が昇降可能に、また
搬送ホイール20の半径方向にシフト可能に配置されてお
り、従つて上位の支持体22は第１の位置では下位の支持
体21に上下で重なり合つて接触した状態にあり、第２の
位置では下位の支持体21から上方に間隔をおいた状態に
あり、また第３の位置では下位支持体21の上方で搬送ホ
イール20の方へ半径方向にシフトされた状態にある。こ
れら３つの位置は、カム溝25とカムリング26とを有する
定置のカムデイスク24により、半径方向シフト可能なキ
ヤリツジ27と垂直方向シフト可能な昇降部材28とを介し
て制御され、該昇降部材には上位支持体22が固定されて
いる。
回動される搬送ホイール20の円周に沿つて等しい角度間
隔においてカプセル下部分ａ用の12個の支持体21が固定
されている。また搬送ホイール20に沿つて前記支持体21
の上位にはキヤツプｂ用の支持体22が昇降可能に、また
搬送ホイール20の半径方向にシフト可能に配置されてお
り、従つて上位の支持体22は第１の位置では下位の支持
体21に上下で重なり合つて接触した状態にあり、第２の
位置では下位の支持体21から上方に間隔をおいた状態に
あり、また第３の位置では下位支持体21の上方で搬送ホ
イール20の方へ半径方向にシフトされた状態にある。こ
れら３つの位置は、カム溝25とカムリング26とを有する
定置のカムデイスク24により、半径方向シフト可能なキ
ヤリツジ27と垂直方向シフト可能な昇降部材28とを介し
て制御され、該昇降部材には上位支持体22が固定されて
いる。
下位支持体21はカプセル下部分ａ用の垂直に方向づけ
られた複数の受け穴31を、また上位支持体22はキヤツプ
ｂ用のやはり垂直に方位づけられた複数の受け穴32を有
している。受け穴31と32は例えば２列で列当り６個ずつ
支持体21,22に上下で整合するように配設されており、
かつカプセル下部分ａとキヤツプｂと同様に円筒形状を
有している。また受け穴31,32の口径は、受け穴内をカ
プセル下部分ａもしくはキヤツプｂを摺動させうるが、
やや円錐形を以て周面密閉部を形成するように、カプセ
ル下部分ａもしくはキヤツプｂに適合されている。下位
支持体21内の受け穴31は下部の通過口33への移行部に円
錐段34を有し、該円錐段にカプセル下部分ａの半球面状
の底部が支持される。同じく上位支持体22内の受け穴32
も、通過口35への移行部に段36を有し、該段にキヤツプ
ｂの開口縁が支持される。上位支持体22における受け穴
32の通過口35は、カプセル下部分ａを滑り通せるような
口径を有している。すなわちステーシヨン１において空
のカプセルｃは、カプセル下部分ａとキヤツプｂが差し
合わされた状態で上下の支持体21,22の受け穴31,32内に
嵌込まれ、その場合上位支持体22は下位支持体21上に載
つておりかつ上下の受け穴31と32は互に整合している。
この場合キヤツプｂの外径よりも小さな外径を有するカ
プセル下部分ａは上位支持体22の通過口35を通つて下位
支持体21の受け穴31内へ滑り込むが、キヤツプｂの開口
縁は段34に載る。これに続いて、下位支持体21の受け穴
31に通過口33を介して負圧をかける一方、上位支持体22
を垂直上向運動させることによつてキヤツプｂがカプセ
ル下部分ａから引抜かれ、かつ該カプセル下部分は、半
球面状底部が受け穴31の円錐段34に載るまで受け穴31内
に引込まれる。
られた複数の受け穴31を、また上位支持体22はキヤツプ
ｂ用のやはり垂直に方位づけられた複数の受け穴32を有
している。受け穴31と32は例えば２列で列当り６個ずつ
支持体21,22に上下で整合するように配設されており、
かつカプセル下部分ａとキヤツプｂと同様に円筒形状を
有している。また受け穴31,32の口径は、受け穴内をカ
プセル下部分ａもしくはキヤツプｂを摺動させうるが、
やや円錐形を以て周面密閉部を形成するように、カプセ
ル下部分ａもしくはキヤツプｂに適合されている。下位
支持体21内の受け穴31は下部の通過口33への移行部に円
錐段34を有し、該円錐段にカプセル下部分ａの半球面状
の底部が支持される。同じく上位支持体22内の受け穴32
も、通過口35への移行部に段36を有し、該段にキヤツプ
ｂの開口縁が支持される。上位支持体22における受け穴
32の通過口35は、カプセル下部分ａを滑り通せるような
口径を有している。すなわちステーシヨン１において空
のカプセルｃは、カプセル下部分ａとキヤツプｂが差し
合わされた状態で上下の支持体21,22の受け穴31,32内に
嵌込まれ、その場合上位支持体22は下位支持体21上に載
つておりかつ上下の受け穴31と32は互に整合している。
この場合キヤツプｂの外径よりも小さな外径を有するカ
プセル下部分ａは上位支持体22の通過口35を通つて下位
支持体21の受け穴31内へ滑り込むが、キヤツプｂの開口
縁は段34に載る。これに続いて、下位支持体21の受け穴
31に通過口33を介して負圧をかける一方、上位支持体22
を垂直上向運動させることによつてキヤツプｂがカプセ
ル下部分ａから引抜かれ、かつ該カプセル下部分は、半
球面状底部が受け穴31の円錐段34に載るまで受け穴31内
に引込まれる。
下位支持体21の受け穴31におけるカプセル下部分ａの
在・不在、上位支持体22の受け穴32におけるキヤツプｂ
の在・不在並びにカプセル両部分におけるピンホールや
変形のような損傷の有無を検査するためにカプセル下部
分ａとキヤツプｂが互に分離されており、このためにス
テーシヨン２において上位支持体22は、下位支持体21か
ら離隔された上位位置にある（第２図）。ステーシヨン
２に配設された検査装置15は２つの検査ヘツド41,42、
すなわちカプセル下部分ａを検査するための下部検査ヘ
ツド41と、キヤツプｂを検査するための上部検査ヘツド
42を有している。両方の検査ヘツド41,42は搬送ホイー
ル20の回動停止期中に、ステーシヨン２に位置している
支持体21,22に垂直運動によつて接触させられ、すなわ
ち下部検査ヘツド41は下位支持体21の下面に、また上部
検査ヘツド42は上位支持体22の上面に当接可能である。
両検査ヘツド41,42内には垂直方向の複数の盲孔43,44が
設けられており、該盲孔は、支持体21,22内の受け穴31,
32と同じパターンで配設されているので、ステーシヨン
２においては該受け穴と整合している。支持体21,22と
の接触側で前記盲孔43,44は拡径部45,46を有し、該拡径
部の直径は、下位支持体21の通過口33及び上位支持体22
の受け穴32の対面開口よりも大である。盲孔43,44は、
夫々絞り47,48として作用する狭窄された孔を介して、
直角な横方向に延びる通路49,50に開口し、該通路は接
続通路51,52と連通している。下部検査ヘツド41内の接
続通路51は負圧源（図示せず）に、また上部検査ヘツド
42内の接続通路52は圧縮空気源に接続されている。検査
ヘツド41,42では更に各盲孔43,44は夫々１つの横孔53,5
4と連通し、該横孔の開口には圧力センサ57,58のヘツド
55,56が気密に嵌込まれている。
在・不在、上位支持体22の受け穴32におけるキヤツプｂ
の在・不在並びにカプセル両部分におけるピンホールや
変形のような損傷の有無を検査するためにカプセル下部
分ａとキヤツプｂが互に分離されており、このためにス
テーシヨン２において上位支持体22は、下位支持体21か
ら離隔された上位位置にある（第２図）。ステーシヨン
２に配設された検査装置15は２つの検査ヘツド41,42、
すなわちカプセル下部分ａを検査するための下部検査ヘ
ツド41と、キヤツプｂを検査するための上部検査ヘツド
42を有している。両方の検査ヘツド41,42は搬送ホイー
ル20の回動停止期中に、ステーシヨン２に位置している
支持体21,22に垂直運動によつて接触させられ、すなわ
ち下部検査ヘツド41は下位支持体21の下面に、また上部
検査ヘツド42は上位支持体22の上面に当接可能である。
両検査ヘツド41,42内には垂直方向の複数の盲孔43,44が
設けられており、該盲孔は、支持体21,22内の受け穴31,
32と同じパターンで配設されているので、ステーシヨン
２においては該受け穴と整合している。支持体21,22と
の接触側で前記盲孔43,44は拡径部45,46を有し、該拡径
部の直径は、下位支持体21の通過口33及び上位支持体22
の受け穴32の対面開口よりも大である。盲孔43,44は、
夫々絞り47,48として作用する狭窄された孔を介して、
直角な横方向に延びる通路49,50に開口し、該通路は接
続通路51,52と連通している。下部検査ヘツド41内の接
続通路51は負圧源（図示せず）に、また上部検査ヘツド
42内の接続通路52は圧縮空気源に接続されている。検査
ヘツド41,42では更に各盲孔43,44は夫々１つの横孔53,5
4と連通し、該横孔の開口には圧力センサ57,58のヘツド
55,56が気密に嵌込まれている。
圧力センサ57,58は、圧力変化に関連してその電気抵
抗又は出力を変化する圧電制限方式であるのが殊に有利
である。各圧力センサ57,58は電気的な評価回路に接続
されており、該評価回路は、所定の検査時点で当該圧力
センサの所定の出力値によつてカプセル下部分ａ又はキ
ヤツプｂの在・不在及び欠陥・損傷の有無を確認し、場
合によつてはその信号を欠陥表示器、放出装置、遮断装
置などに伝送する。
抗又は出力を変化する圧電制限方式であるのが殊に有利
である。各圧力センサ57,58は電気的な評価回路に接続
されており、該評価回路は、所定の検査時点で当該圧力
センサの所定の出力値によつてカプセル下部分ａ又はキ
ヤツプｂの在・不在及び欠陥・損傷の有無を確認し、場
合によつてはその信号を欠陥表示器、放出装置、遮断装
置などに伝送する。
検査装置15は次のように動作する。すなわち１対の支
持体21,22がステーシヨン２つまり検査ステーシヨン２
内へ進入すると直ちに下部検査ヘツド41が下位支持体21
の下面に向つて持上げられて気密に当接し、また上部検
出ヘツド42が上位支持体22の上面に降下されて気密に当
接する。下位支持体21のすべての受け穴31にカプセル下
部分ａが収容された場合には、盲孔43と横孔53と通過口
33と拡径部45とによつて形成される室内には、通路49及
び接続通路51を介しての空気吸出によつて負圧が発生す
る。それというのはカプセル下部分ａが受け穴31を通る
空気の通流を阻止するからである。負圧発生により圧力
センサ57の抵抗もしくは出力が所定値だけ変化される。
この値は所定の検査時点に問出される。受け穴31の１つ
にカプセル下部分ａが収容されていないか、或いはピン
ホールや変形部をもつたカプセル下部分が収容されてい
る場合には受け穴31を介して前記室内へ空気が流入する
ので、該室に負圧が形成されることはない。この場合当
該検査時点に、所属の圧力センサ57の出力の変化は全く
又はごく僅かしか確認されない。この確認に基づいて当
該受け穴31について信号が発生され、該信号は、当該受
け穴について不正もしくは欠陥を表示するため及び損傷
カプセルをステーシヨン７で放出するために処理され、
かつ下位支持体21の同一の受け穴31について再三にわた
つて不正が検出される場合には、再検査又は機械遮断の
ための信号が発生される。
持体21,22がステーシヨン２つまり検査ステーシヨン２
内へ進入すると直ちに下部検査ヘツド41が下位支持体21
の下面に向つて持上げられて気密に当接し、また上部検
出ヘツド42が上位支持体22の上面に降下されて気密に当
接する。下位支持体21のすべての受け穴31にカプセル下
部分ａが収容された場合には、盲孔43と横孔53と通過口
33と拡径部45とによつて形成される室内には、通路49及
び接続通路51を介しての空気吸出によつて負圧が発生す
る。それというのはカプセル下部分ａが受け穴31を通る
空気の通流を阻止するからである。負圧発生により圧力
センサ57の抵抗もしくは出力が所定値だけ変化される。
この値は所定の検査時点に問出される。受け穴31の１つ
にカプセル下部分ａが収容されていないか、或いはピン
ホールや変形部をもつたカプセル下部分が収容されてい
る場合には受け穴31を介して前記室内へ空気が流入する
ので、該室に負圧が形成されることはない。この場合当
該検査時点に、所属の圧力センサ57の出力の変化は全く
又はごく僅かしか確認されない。この確認に基づいて当
該受け穴31について信号が発生され、該信号は、当該受
け穴について不正もしくは欠陥を表示するため及び損傷
カプセルをステーシヨン７で放出するために処理され、
かつ下位支持体21の同一の受け穴31について再三にわた
つて不正が検出される場合には、再検査又は機械遮断の
ための信号が発生される。
上位支持体22の受け穴32におけるキヤツプｂの在・不
在の検査は前記に類似した方式で行われる。上位支持体
22上に上部検査ヘツド42を気密に載着した場合、受け穴
と盲孔44と横孔54とによつて室が形成され、該室は受け
穴32内のキヤツプｂによつて気密に密閉される。接続通
路52と通路50と絞り48を介して圧縮空気を供給すること
によつて前記室内には圧力が増成され、該圧力によつて
所属圧力センサの抵抗又は出力が変化される。所定の検
査時点に問出される前記抵抗又は出力の変化は、上位支
持体22のすべての受け穴32がキヤツプｂを収容しかつ該
受け穴内に在るキヤツプｂに損傷がないことを表わして
いる。或る受け穴32がキヤツプｂを収容せず、あるいは
或る受け穴32内のキヤツプｂが損傷しているような場合
には、絞り48を通つて流量制限されつつ流入する圧縮空
気は、密封不良の受け穴32を通つて流出するので、当該
圧力センサ58の前で圧力が増成されることはない。これ
によつて当該検査時点において出力の変化はない。この
検出値は下位支持体21の受け穴31について述べたように
処理される。上位支持体22と下位支持体21との互に整合
した受け穴31,32を監視する上部検査ヘツド42と下部検
査ヘツド41における圧力センサ57,58で当該検査時点に
いかなる圧力変化も検出されない場合、両圧力センサの
検出信号の組合せは、カプセルｃが供給されていないこ
とを意味している。この組合せ信号が順次反覆される場
合には供給停滞が生じているので、機械は遮断される。
在の検査は前記に類似した方式で行われる。上位支持体
22上に上部検査ヘツド42を気密に載着した場合、受け穴
と盲孔44と横孔54とによつて室が形成され、該室は受け
穴32内のキヤツプｂによつて気密に密閉される。接続通
路52と通路50と絞り48を介して圧縮空気を供給すること
によつて前記室内には圧力が増成され、該圧力によつて
所属圧力センサの抵抗又は出力が変化される。所定の検
査時点に問出される前記抵抗又は出力の変化は、上位支
持体22のすべての受け穴32がキヤツプｂを収容しかつ該
受け穴内に在るキヤツプｂに損傷がないことを表わして
いる。或る受け穴32がキヤツプｂを収容せず、あるいは
或る受け穴32内のキヤツプｂが損傷しているような場合
には、絞り48を通つて流量制限されつつ流入する圧縮空
気は、密封不良の受け穴32を通つて流出するので、当該
圧力センサ58の前で圧力が増成されることはない。これ
によつて当該検査時点において出力の変化はない。この
検出値は下位支持体21の受け穴31について述べたように
処理される。上位支持体22と下位支持体21との互に整合
した受け穴31,32を監視する上部検査ヘツド42と下部検
査ヘツド41における圧力センサ57,58で当該検査時点に
いかなる圧力変化も検出されない場合、両圧力センサの
検出信号の組合せは、カプセルｃが供給されていないこ
とを意味している。この組合せ信号が順次反覆される場
合には供給停滞が生じているので、機械は遮断される。
第１図はカプセル充填・閉鎖機械の平面図、第２図は第
１図に示したカプセル充填・閉鎖機械のカプセル検査装
置の断面図である。 ａ……カプセル下部分、ｂ……キヤツプ、ｃ……カプセ
ル、1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12……ステーシヨン、15
……検査装置、20……搬送ホイール、21……カプセル下
部分用の下位支持体、22……キヤツプ用の上位支持体、
24……カムデイスク、25……カム溝、26……カムリン
グ、27……キヤリツジ、28……昇降部材、31,32……受
け穴、33……通過口、34……円錐段、35……通過口、36
……段、41,42……検査ヘツド、43,44……盲孔、45,46
……拡径部、47,48……絞り、49,50……通路、51,52…
…接続通路、53,54……横孔、55,56……ヘツド、57,58
……圧力センサ。
１図に示したカプセル充填・閉鎖機械のカプセル検査装
置の断面図である。 ａ……カプセル下部分、ｂ……キヤツプ、ｃ……カプセ
ル、1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12……ステーシヨン、15
……検査装置、20……搬送ホイール、21……カプセル下
部分用の下位支持体、22……キヤツプ用の上位支持体、
24……カムデイスク、25……カム溝、26……カムリン
グ、27……キヤリツジ、28……昇降部材、31,32……受
け穴、33……通過口、34……円錐段、35……通過口、36
……段、41,42……検査ヘツド、43,44……盲孔、45,46
……拡径部、47,48……絞り、49,50……通路、51,52…
…接続通路、53,54……横孔、55,56……ヘツド、57,58
……圧力センサ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) A61J 3/07 B65B 57/02
Claims (4)
- 【請求項１】２部分から成るカプセル特に硬質ゼラチン
カプセルの充填・閉鎖機械であつて、カプセル下部分と
カプセル上部分を搬送し該カプセル上・下部分を夫々支
持して周面を包囲する受け穴群を有する搬送装置と、前
記受け穴に収容される前記カプセル上・下部分の在・不
在を検査する検査装置とを備え、該検査装置の検査ヘツ
ドが、前記受け穴群と整合可能のかつ差圧源と連通した
複数の室並びに、該室内の圧力によつて影響を受ける電
気的スイツチ装置を有している形式のものにおいて、検
査ヘツド（41,42）の各室が絞り（47,48）を介して差圧
源と接続されており、前記各室には、該室内の圧力変化
時に抵抗又は出力の変化する夫々１つの電気的な圧力セ
ンサ（57,58）が配設されていることを特徴とする、２
部分から成るカプセルの充填・閉鎖機械。 - 【請求項２】差圧源が圧縮空気源であり、かつ圧力セン
サ（58）が、所定の正圧時に電気的な出力信号を送出す
るタイプの圧力センサである、請求項１記載の充填・閉
鎖機械。 - 【請求項３】差圧源が負圧源であり、かつ圧力センサ
（57）が、所定の負圧時に電気的な出力信号を送出する
タイプの圧力センサである、請求項１記載の充填・閉鎖
機械。 - 【請求項４】検査ヘツド（41,42）が搬送装置（21,22）
に対して気密に当接するように運動可能である、請求項
１から３までのいずれか１項記載の充填・閉鎖機械。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE3830013.3 | 1988-09-03 | ||
| DE3830013A DE3830013C2 (de) | 1988-09-03 | 1988-09-03 | Füll- und Schließmaschine für zweiteilige Kapseln |
Publications (2)
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|---|---|
| JPH0299066A JPH0299066A (ja) | 1990-04-11 |
| JP2820447B2 true JP2820447B2 (ja) | 1998-11-05 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
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| DE (1) | DE3830013C2 (ja) |
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- 1988-09-03 DE DE3830013A patent/DE3830013C2/de not_active Expired - Fee Related
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