JP2000226097A - カプセル充填機 - Google Patents

カプセル充填機

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JP2000226097A
JP2000226097A JP11026706A JP2670699A JP2000226097A JP 2000226097 A JP2000226097 A JP 2000226097A JP 11026706 A JP11026706 A JP 11026706A JP 2670699 A JP2670699 A JP 2670699A JP 2000226097 A JP2000226097 A JP 2000226097A
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cap
capsule
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Taizo Yamamoto
泰三 山本
Hirokazu Konishi
宏和 小西
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    • A61JCONTAINERS SPECIALLY ADAPTED FOR MEDICAL OR PHARMACEUTICAL PURPOSES; DEVICES OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR BRINGING PHARMACEUTICAL PRODUCTS INTO PARTICULAR PHYSICAL OR ADMINISTERING FORMS; DEVICES FOR ADMINISTERING FOOD OR MEDICINES ORALLY; BABY COMFORTERS; DEVICES FOR RECEIVING SPITTLE
    • A61J3/00Devices or methods specially adapted for bringing pharmaceutical products into particular physical or administering forms
    • A61J3/07Devices or methods specially adapted for bringing pharmaceutical products into particular physical or administering forms into the form of capsules or similar small containers for oral use
    • A61J3/071Devices or methods specially adapted for bringing pharmaceutical products into particular physical or administering forms into the form of capsules or similar small containers for oral use into the form of telescopically engaged two-piece capsules
    • A61J3/074Filling capsules; Related operations
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 嵩密度が低く成形性,流動性などに劣る内容
物あっても、カプセル内に良好に充填することができ、
一定容量のカプセル充填物を確実に製造することができ
るカプセル充填機を提供することを目的とする。 【解決手段】 カプセルポケット221内に収容保持し
たカプセルボディーBに圧送用スクリュー33を用いて
内容物mを圧入することにより、内容物mを充填するこ
とを特徴とするカプセル充填機を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャップとボディ
ーとを仮結合させた空カプセルをキャップを上にした正
立状態に姿勢制御して搬送し、その搬送中に該空カプセ
ルをキャップとボディーとに分離してボディーに内容物
を充填し、再びキャップとボディーとを結合させてカプ
セル充填物を製造するカプセル充填機に関し、更に詳述
すると、従来の充填機では一定量を確実に充填すること
が困難であった、藻草,茶葉の粉砕物や二酸化ケイ素な
どの嵩密度が非常に低く、流動性あるいは成形性の極め
てわるい内容物を充填する場合でも一定量を確実に充填
して安定的にカプセル充填物を得ることができるカプセ
ル充填機に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】従来、
医薬としてのカプセル剤やカプセルに各種食品を充填し
た所謂健康食品などのカプセル充填物は、カプセル充填
機を用いてカプセル内に内容物を自動充填することによ
り製造されている。
【0003】通常、カプセル充填機は、キャップとボデ
ィーとを仮結合させた硬質空カプセルをキャップを上に
した正立状態に姿勢制御して搬送し、その搬送中に空カ
プセルをキャップとボディーとに分離してボディーに内
容物を充填し、再びキャップとボディーとを結合するこ
とにより、カプセル充填物を製造するように構成されて
いる。
【0004】この場合、キャップとボディーとに分離し
た空カプセルのボディーに内容物を充填する手段として
は、各種粉末等の内容物を所定の固形物に成形してカプ
セルボディー内に投入する方式(特公平3−7388号
公報)や、粉末や顆粒状の内容物を振動等によりカプセ
ルボディー内に流し込む方式(特公平4−58340号
公報)が採用されている。
【0005】しかしながら、従来のカプセル充填機は、
内容物の種類によっては十分な性能を発揮することがで
きない場合がある。
【0006】即ち、カプセルに充填される内容物は多岐
にわたっており、成形性や流動性に劣る内容物も多々存
在する。例えば、医薬や食品の添加物として用いられる
二酸化ケイ素粉末などの嵩密度が低く成形性,流動性の
悪いものは、内容物を一旦成形してカプセルボディー内
に投入する方式、あるいは振動を与えてカプセルボディ
ー内に流し込む方式により内容物の充填を行う上記従来
のカプセル充填機では、所定量の内容物を効率よくカプ
セルに充填することができない。また、近年では医薬用
途以外にも所謂健康食品分野での硬質カプセルの適用も
増加しているが、健康食品の性状は医薬以上に多岐にわ
たるため上記従来のカプセル充填機ではカプセルに充填
することが困難なものも多く、例えば藻草や茶葉の粉砕
物など、健康食品には極めて嵩密度が低く成形性,流動
性をほとんど有しないものも多々存在し、このような健
康食品をカプセルに充填して一定容量のカプセル充填物
を安定的に製造することは、上記従来のカプセル充填機
ではほとんど不可能である。
【0007】本発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、内容物が、嵩密度が低く成形性,流動性などに劣る
ものであっても、カプセル内に良好に充填することがで
き、一定容量のカプセル充填物を確実に製造することが
できるカプセル充填機を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため、カプセルのキャップを収容する貫通穴状の
キャップポケットを有するキャップ搬送体と、カプセル
のボディーを収容するボディーポケットを有するボディ
ー搬送体とを具備し、上記ボディー搬送体上に上記キャ
ップ搬送体をキャップポケットとボディーポケットとが
一致した状態で重ね合わせ、キャップポケットとボディ
ーポケットからなるカプセルポケットにキャップとボデ
ィーとを仮結合させた状態の空カプセルをキャップを上
にした正立状態で収容して搬送し、その搬送中に、上記
カプセルポケット内でキャップとボディーとを分離して
キャップをキャップポケット内に保持すると共にボディ
ーをボディーポケット内に保持し、一旦キャップ搬送体
とボディー搬送体とを分離してボディー搬送体のボディ
ーポケット内に収容されたボディー内に内容物を充填し
た後、再び上記ボディー搬送体と上記キャップ搬送体と
をキャップポケットとボディーポケットとが一致した状
態に重ね合わせ、キャップポケットとボディーポケット
からなるカプセルポケット内でキャップとボディーとを
結合させて、カプセル充填物を製造するカプセル充填機
において、下端開口部が上記ボディー搬送体上に配置さ
れたチャンバー内に圧送用スクリューが配設された内容
物充填器を具備し、上記キャップ搬送体とボディー搬送
体とが分離した際に、該内容物充填器により、ボディー
搬送体のボディーポケット内に収容されたボディー内に
内容物を圧入充填するように構成したことを特徴とする
カプセル充填機を提供する。
【0009】即ち、本発明のカプセル充填機は、キャッ
プから分離してボディー搬送体のボディーポケット内に
収容保持したカプセルボディーに、ボディー搬送体上に
配設した内容物充填器により医薬や食品などの内容物を
充填してこのカプセルボディーを再びキャップと結合す
ることにより、医療用カプセル剤やカプセル状食品など
のカプセル充填物を得るものであるが、この場合本発明
では、上記内容物充填器としてチャンバー内に圧送用ス
クリューが配設されたものを用い、チャンバー内に供給
された内容物を圧送用スクリューによりカプセルボディ
ーへと強制的に圧入するものである。
【0010】従って、本発明のカプセル充填機によれ
ば、カプセル内に充填する内容物が、嵩密度が小さく成
形性,流動性に劣るものであっても、上記圧送用スクリ
ューにより強制的にカプセルボディー内に圧入充填する
ことができ、所定量の内容物が充填されたカプセル充填
物を安定的かつ確実に製造することができるものであ
る。
【0011】
【発明の実施の形態及び実施例】以下、本発明の実施例
につき図面を参照して説明する。図1,2は、本発明の
一実施例にかかるカプセル充填機を示すものである。こ
のカプセル充填機は、キャップとボディーとを仮結合し
た空カプセル(以下、単に「空カプセル」という)をキ
ャップを上にした正立状態で連続的に供給する供給部1
と、該供給部1から供給された空カプセルを連続的に搬
送する搬送部2と、空カプセルのボディー内に内容物を
充填する充填部3とを具備しており、上記供給部1から
正立状態で連続的に供給される空カプセルを上記搬送部
2により連続的に搬送しながら、キャップとボディーと
に一旦分離し、そのボディー内に医薬や食品などの内容
物を上記充填部3により充填し、再びキャップとボディ
ーとを連結して、医療用カプセル剤やカプセル状食品な
どのカプセル充填物を全自動で製造するものである。な
お、図1,2中、tは上記供給部1、搬送部2及び充填
部3を駆動する駆動源(図示せず)が配設された基台で
ある。
【0012】上記供給部1は、図1に示されているよう
に、ホッパーh内に収容された空カプセルをキャップを
上にした正立状態とボディーを上にした倒立状態とが混
在した直立状態で連続的に供給する供給ドラム11と、
該供給ドラムから受け取った空カプセルを方向規制する
方向規制ドラム12と、方向規制ドラム12から空カプ
セルをすべてボディーを上にした倒立状態で受け取り、
下方へと搬送する移送ドラム13と、該移送ドラム13
から受け取った正立状態の空カプセルを搬送部2のカプ
セルポケットへと装填するマガジン14とを具備してい
る。なお、上記各ドラム11,12,13に保持された
空カプセルについて上下とは、各ドラム11,12,1
3の外周側を上、中心側を下とした上下であり、上記
「正立状態」とはキャップがドラムの外周側にありボデ
ィーをドラムの中心側に向けてドラムの直径方向に沿っ
て保持された状態をいい、また上記「倒立状態」とはボ
ディーがドラムの外周側にありキャップをドラムの中心
側に向けてドラムの直径方向に沿って保持された状態を
いい、更に上記「直立状態」とは、キャップ及びボディ
ーの方向にかかわらずドラムの直径方向に沿って保持さ
れた状態をいう。
【0013】上記供給ドラム11には、図5に示すよう
に、空カプセルを直立状態で収容することができる供給
ポケット111が周面部に周方向に沿って21個ずつ2
列形成されており、供給ドラム11が図1中反時計回り
に回転することにより、上記ホッパーhに貯留された空
カプセルABがこの供給ポケット111に順次収容され
るようになっている。
【0014】この供給ポケット111は、ホッパーhか
ら空カプセルが入り易いようにその開口部の一部が回転
方向に広がった形状に形成されていると共に、供給ドラ
ム11の径方向内側近傍に供給ドラム11の軸方向に沿
って形成された吸引/吹き出し穴112と連通した状態
となっており、図5(B)に示されているように、1つ
の吸引/吹き出し穴112が、供給ドラム11の幅方向
に沿って並んだ二つの供給ポケット111,111と連
通し、供給ドラム11の一側面に開放されている。ま
た、この供給ポケット111は、その下部に、供給ドラ
ム11の外側面に開放したカプセル排出空間部116と
連通するカプセル排出窓116aが設けられている。
【0015】一方、図4に示されているように、この供
給ドラム11を回転可能に支持している支柱pと該供給
ドラム11との間には、第1給排気ブロック11aが配
設されており、この給排気ブロック11aの前面側(供
給ドラム11側)には、図3,4に示されているよう
に、3つの吸引路113a,113b,114aと1つ
の圧空路115が設けられており、吸引路113a,1
13bと上記吸引/吹き出し穴112とが一致した状態
にあっては、供給ポケット111内が吸引され、圧空路
115と上記吸引/吹き出し穴112とが一致した状態
にあっては、供給ポケット111内に空気が吹き出すよ
うになっている。また、図4,6に示されているよう
に、供給ドラム11を挟んで第1給排気ブロック11a
の反対側には、上記吸引路114aと対向して吸引路1
14bを有する小吸気ブロック11bが配設されてお
り、この小吸気ブロック11bの吸引路114b及び第
1給排気ブロック11aの吸引路114aと上記カプセ
ル排出空間部116とが一致した状態にあっては、供給
ポケット111内がその側面側から吸引されるようにな
っている。
【0016】また、図1,3に示されているように、こ
の供給ドラム11の上下方向中間部から下側にかけてカ
プセルの抜け落ちを防止する左右ガイド体117,11
7がドラム周面に沿って設けられており、供給ドラム1
1の真下部分において、両ガイド体117,117間に
カプセル排出用の間隙が設けられている。
【0017】また、上記方向規制ドラム12は、上記供
給ドラム11よりも小径に形成されており、供給ドラム
11の下側にその周面が近接した状態に配設され、供給
ドラム11と同一の周面速度で供給ドラム11と反対方
向(図1,3中時計回り方向)に回転するようになって
いる。この方向規制ドラム12の周面部には、図7に示
すように、1組が3個×2列の合計6個の方向規制ポケ
ット121からなる3組の方向規制部がそれぞれ周方向
に沿って等間隔ずつ離間して設けられている。これら方
向規制ポケット121は、図8に示されているように、
キャップAとボディーBとを仮結合させた空カプセルA
Bを方向規制ドラム12の幅方向に沿って横倒状態に収
容することができる略長楕円形状の上部121aと、該
上部121aの一端部に連通していると共に、空カプセ
ルABのキャップ部分Aは進入不可能でありボディー部
分Bのみが進入可能な径に設定された底部121bとか
ら構成されている。
【0018】この方向規制ポケット121の上記底部1
21bは、図8(A)に示されているように、方向規制
ドラム12の径方向内側近傍に形成された吸引/吹き出
し穴122と連通した状態となっており、1つの吸引/
吹き出し穴122が方向規制ドラム12の幅方向に沿っ
て並んだ2つの供給ポケット121,121と連通し、
方向規制ドラム12の一側面に開放されている。そし
て、図4に示されているように、この方向規制ドラム1
2を支持している支柱pと該方向規制ドラム12との間
には、上記供給ドラム11の場合と同様に、第2給排気
ブロック12aが配設されており、この給排気ブロック
12aの前面側(方向規制ドラム12側)には、図3,
4に示されているように、吸引路123及び圧空路12
4が設けられており、吸引路123と上記吸引/吹き出
し穴122とが一致した状態にあっては、方向規制ポケ
ット121内が吸引され、圧空路124と上記吸引/吹
き出し穴122とが一致した状態にあっては、方向規制
ポケット121内に空気が吹き出すようになっている。
【0019】また、方向規制ポケット121の上部12
1aは、図8(B)に示されているように、その先端側
が幅狭に形成されている。この幅狭部の幅wは空カプセ
ルABのボディーBの直径よりもやや広く、キャップA
の直径よりもやや狭く設定されており、この方向規制ポ
ケット121の上部121aにキャップBを該幅狭部側
に向けて収容された空カプセルABは、そのキャップB
部分がこの幅狭部に挟まれて、容易に排出されない状態
に保持されるようになっている。更に、この方向規制ド
ラム12の外周面には、図7,8に示されているよう
に、2本1組のスクレーパ挿入溝125が2組、ドラム
12の周方向に沿って形成されており、この2組のスク
レーパ挿入溝125,125はそれぞれ各方向規制ポケ
ット121の上部121aを横切っている。
【0020】図1,3,7に示されているように、この
方向規制ドラム12の周面一側部(図中右側部)から下
側にかけての約1/4周部分には、上記方向規制ポケッ
ト121に収容された空カプセルABの抜け落ち防止及
び方向規制を行う方向規制ガイド体126が周面に沿っ
て設けられている。この方向規制ガイド体126は、図
7(B)に示されているように、上記方向規制ポケット
121に対応して2つのV字溝127,127が形成さ
れており、両V字溝127,127間に形成された山形
部分が倒立状態で方向規制ポケット121に収容された
空カプセルABを横倒しにする方向規制凸部127aと
なっている。
【0021】更に、図1,3,7に示されているよう
に、方向規制ドラム12の周面他側部(方向規制ガイド
体126の反対側)には、4個の剣先状スクレーパ12
8が配設されており、その先端部が上記スクレーパ挿入
溝125内に挿入されている。また、該スクレーパ12
8の下方には、該スクレーパ128により方向規制ポケ
ット121の上部121aから排出された空カプセルA
Bを回収する回収缶128bが配設されている。
【0022】上記移送ドラム13は、上記方向規制ドラ
ム12と同様に、上記供給ドラム11より小径に形成さ
れており、上記方向規制ドラム12の下側にその周面が
近接した状態に配設され、方向規制ドラム12と同一の
周面速度で方向規制ドラム12と反対方向(図1中反時
計回り方向)に回転するようになっている。図3,9に
示されているように、この移送ドラム13の周面には、
上記方向規制ドラム12と同様に、1組が3個×2列の
合計6個の移送ポケット131からなる3組の移送部が
それぞれ周方向に沿って等間隔ずつ離間して設けられて
いる。
【0023】これら移送ポケット131は、図9,10
に示したように、カプセルが入り易いようにその開口部
の一部が移送ドラム13の幅方向に広がった形状に形成
されていると共に、移送ドラム13の径方向内側近傍に
形成された吸引/吹き出し穴132と連通した状態とな
っており、1つの吸引/吹き出し穴132が移送ドラム
13の幅方向に沿って並んだ2つの移送ポケット13
1,131と連通し、移送ドラム13の一側面に開放さ
れている。そして、図4,9に示されているように、こ
の移送ドラム13を支持している支柱pと該移送ドラム
13との間には、上記供給ドラム11及び方向規制ドラ
ム12の場合と同様に、第3給排気ブロック13aが配
設されており、この給排気ブロック13aの前面側(移
送ドラム13側)には、図4,9に示されているよう
に、吸引路133及び圧空路134が設けられており、
吸引路133と上記吸引/吹き出し穴132とが一致し
た状態にあっては、移送ポケット131内が吸引され、
圧空路134と上記吸引/吹き出し穴132とが一致し
た状態にあっては、移送ポケット131内に空気が吹き
出すようになっている。また、図1,3,9に示されて
いるように、この移送ドラム13の周面一側部(図中左
側部)から下側にかけてカプセルの抜け落ちを防止する
ガイド体135が周面に沿って設けられている。
【0024】この、移送ドラム13の下側には、所定個
数の空カプセルABを収容することができるマガジン1
4が配設されている。このマガジン14は、図3,9に
示されているように、空カプセルABの外径よりやや大
径の中空部である2本のカプセル供給路141を有し、
上記移送ドラム13から投入された空カプセルABをこ
のカプセル供給路141に一旦収容して直立状態で上下
方向に沿って縦列させ、この空カプセルABを順次カプ
セル供給路141の下端から搬送部2へと供給するよう
になっている。
【0025】このマガジン14は、上記移送ドラム13
の回転により移送ポケット131がガイド体135を通
過して下方に開口した時に上記カプセル供給路141の
上端開口部が該移送ポケット131の開口部と対向する
位置に配設されており、該カプセル供給路141は、空
カプセルABが確実に進入することができるように移送
ドラム13の反回転方向に向かって開口部の一部が広が
った形状に形成されている。また、該マガジン14に
は、下端部と上部にそれぞれ一対の投受光器からなる光
電センサ142a,142bが配設されており、この光
電センサ142a,142bにより、カプセル供給路1
41内が常に監視されて、空カプセルABの有無及び大
まかな個数が検知され、その結果に応じてマガジン14
の下端部に配設されたシャッター143(図9参照)が
エアーシリンダー144(図9(A)参照)により開閉
するようになっている。
【0026】上記供給部1の動作について図3,4及び
10を参照して説明すると、まずホッパーhに収容され
ている空カプセルABが供給ドラム11の供給ポケット
111に連続的に供給され収容される。この場合、供給
ドラム11が図3中反時計回りに回転して、各供給ポケ
ット111がホッパーhからの供給部分を通過する際、
各供給ポケット111と連通した吸引/吹き出し穴11
2が吸引路113aと一致した状態になって供給ポケッ
ト111内が吸引され、この吸引力により確実にホッパ
ーhから空カプセルABが供給ポケット111内に収容
される。この場合、各供給ポケット111内に収容され
た空カプセルABは、キャップAを上にした正立状態の
ものとボディーBを上にした倒立状態のものとが混在し
た状態となっている。
【0027】この供給ドラム11の供給ポケット111
に収容されたカプセルは、供給ドラム11が回転するこ
とにより供給ドラム11の下側に運ばれ、方向規制ドラ
ム12の方向規制ポケット121に移し替えられる。こ
の時、供給ポケット111と連通した上記吸引/吹き出
し穴112が圧空路115と一致する(図3,4参照)
と共に、方向規制ポケット121と連通した吸引/吹き
出し穴122が吸引路123と一致した状態となり(図
3,4参照)、図10に示されているように、供給ポケ
ット111から空気が吹き出して収容したカプセルAB
を押し出すと共に、方向規制ポケット121が吸引状態
となってカプセルABを確実に受け取るようになってい
る。
【0028】ここで、上記供給ドラム11には、21個
×2列の合計42個の供給ポケット111がドラム周面
部に均一に設けられているのに対し、方向規制ドラム1
2には1組が3個×2列の合計6個の方向規制ポケット
121からなる3組の方向規制部がそれぞれ周方向に沿
って等間隔ずつ離間して設けられているだけである。こ
のため、供給ドラム11の供給ポケット111に収容さ
れた空カプセルABは3個×2列おきに6個ずつ方向規
制ドラム12に移されることになり、ホッパーhから供
給ドラム11に供給された空カプセルABは、供給ドラ
ム11の一周目には方向規制ドラム12に移されること
なく、再びホッパーhからの供給部を通過した後、2周
目に方向規制ドラム12へと移されるようになってい
る。従って、ホッパーhからの供給時に供給ポケット1
11に空カプセルABがうまく収容されず、空の状態の
供給ポケット111が生じたとしても、ホッパーhから
の供給部を2回目に通過する際にこの空のポケットに空
カプセルABが収容され、このため方向規制ドラム12
に空の方向規制ポケット121を生じることなく、確実
に空カプセルABが方向規制ドラム12に供給される。
【0029】また、空カプセルABは、キャップAとボ
ディーBとを容易に分離できる状態に仮結合させたもの
であるから、キャップAとボディーBとに分離しやす
く、ホッパーhには、空カプセルABがキャップAとボ
ディーBとに分離してしまったものが存在する場合があ
る。このような、キャップA又はボディーBが単独で供
給ドラム11の供給ポケット111内に収容されてしま
った場合、ホッパーhからのカプセル供給箇所を通過し
た直後のブラシローラb配設箇所(図3,4参照)にお
いて、単独で供給ポケット111に収容されてしまった
キャップA或いはボディーBが除去されるようになって
いる。
【0030】即ち、図3,4に示されているように、上
記ブラシローラbの配設箇所において、供給ポケット1
11に連通したカプセル排出空間部116が、第1給排
気ブロック11aの吸引路114a又は小吸気ブロック
11bの吸引路114bと一致した状態となり、供給ポ
ケット111内が吸引されるようになっている。この
時、例えば図6(B)に示されているように、供給ポケ
ット111内にボディーBが単独で収容されていると、
上記吸引路114a(もしくは114b)からの吸引力
によって、ボディーBが供給ポケット111の下部に設
けられたカプセル排出窓116aを通してカプセル排出
空間部116へと回転するようにして吸い出され、供給
ポケット111から排出除去される。この場合、同図6
(B)に示されているように、キャップAとボディーB
とが結合した空カプセルABは、キャップAのみ又はボ
ディーBのみよりもその長さが長いため、供給ポケット
111からカプセル排出窓116aへと回転することが
できず、供給ポケット111からカプセル排出空間部1
16へと吸い出されてしまうことはない。
【0031】このようにして、キャップAのみ又はボデ
ィーBのみが供給ポケット111に収容された場合には
直ちにそのキャップA又はボディーBが除去され、供給
ドラム11により搬送されて方向規制ドラム12へと受
け渡される空カプセルは、すべてキャップAとボディー
Bとが仮結合した空カプセルABのみであり、キャップ
Aのみ又はボディーBのみが方向規制ドラム12へと移
されることがないようになっている。なお、供給ポケッ
ト111から方向規制ポケット121へのカプセルの受
け渡しは、上述のように、供給ドラム11の1回転目に
は行われずに2回転目で行われるようになっているの
で、キャップAのみ又はボディーBのみが収容され、そ
れが除去されて空の状態となった供給ポケット111に
は、再びホッパーhからの供給箇所を通過する際に空カ
プセルABが収容されて、方向規制ドラム12へと受け
渡される。
【0032】次に、図10に示されているように、方向
規制ドラム12の方向規制ポケット121にボディーB
側から進入して収容された空カプセルABは、該カプセ
ルのボディーBが方向規制ポケット121の底部121
bにまで進入し、キャップAを上(ドラムの周面側)に
した正立状態で方向規制ポケット121内に完全に収容
される。一方、キャップA側から方向規制ポケット12
1内に進入したカプセルAB’は、キャップAの径がポ
ケット底部121bの径よりも大きいために底部121
bにまで進入することができず、方向規制ドラム12の
周面からボディーB部分を突出させた状態で方向規制ポ
ケット121に保持される。この状態で方向規制ドラム
12が回転していくことにより、ドラム周面から突出し
たボディーB部分が方向規制ガイド体126のV字溝1
27(図7(B)参照)内に進入して、方向規制凸部1
27a(図7(B)参照)の側縁部に当接し、更に方向
規制ドラム12が回転することにより、この空カプセル
AB’は、ボディーB側がドラム12の幅方向外側へと
押圧され、図8(A)に点線で示したように、キャップ
部Aの先端を支点にして方向規制ポケット121の上部
121a内へと倒され、方向規制ドラム12の幅方向に
沿った横倒状態で方向規制ポケット121の上部121
aに収容保持される。このようにして、横倒状態で方向
規制ポケット121の上部121aに収容された空カプ
セルAB’は、キャップA部分が方向規制ポケット12
1の底部121b上に位置し、ボディーB側を外側へと
向けた状態となる。
【0033】そして、このように方向規制ドラム12の
方向規制ポケット121に収容された空カプセルAB及
びAB’は、図10に示されているように、移送ドラム
13の移送ポケット131に移されるが、この場合も方
向規制ポケット121と連通した上記吸引/吹き出し穴
122が圧空路124と一致する(図3,4参照)と共
に、移送ポケット131と連通した吸引/吹き出し穴1
32が吸引路133と一致した状態となり(図3,4参
照)、図10に示されているように、方向規制ポケット
121の底部121bから空気が吹き出して収容したカ
プセルAB及びAB’を押し出すと共に、移送ポケット
131が吸引状態となってカプセルABを確実に受け取
るようになっている。
【0034】このとき、図10に示したように、ボディ
ーB部分が方向規制ポケット121の底部121bにま
で進入して正立状態で方向規制ポケット121に収容さ
れていた空カプセルABは、そのままキャップA側から
移送ポケット131内に進入し、ボディーB側を上(ド
ラム周面側)にした倒立状態で収容される。一方、図1
0に点線で示したように、方向規制ポケット121の上
部121aに横倒状態で収容された空カプセルAB’
は、方向規制ポケット121の底部121bから吹き出
された空気によってキャップA側から移送ポケット13
1へと押し出されると共に、このキャップA側から移送
ポケット131内へと吸引されることにより、キャップ
A側から移送ポケット131内に進入し、ボディーB側
を上(ドラム周面側)にした倒立状態で収容される。従
って、この移送ドラム13に移された空カプセルAB,
AB’は全てボディーB側を上にした倒立状態で移送ポ
ケット131に収容される。
【0035】ここで、空カプセルABが上記供給ドラム
11の供給ポケット111から方向規制ドラム12の方
向規制ポケット121に移し替えられる際、ボディーB
側から方向規制ポケット121に進入する正立状態であ
っても、何らかの理由によりそのボディーB部分が方向
規制ポケット121の底部121bに進入せずに、キャ
ップA側を外側にした逆転横倒状態で方向規制ポケット
121の上部121aに収容されてしまったり、空カプ
セルABがキャップAを上にした正立状態でそのキャッ
プA部分がドラム周面から突出した状態になり方向規制
ガイド体126により横倒しされてキャップA側を外側
にした逆転横倒状態になってしまうことがある。このよ
うな逆転横倒カプセルがそのボディーB側から移送ドラ
ム13の移送ポケット131に移されると、全てがボデ
ィーB側を上にした倒立状態でなければならない移送ド
ラム13に保持された空カプセル中に、キャップAを上
にした正立状態の空カプセルが混入することとなってし
まう。そこで、本実施例の充填機では、このような逆転
横倒カプセルを方向規制ドラム12から移送ドラム13
へと受け渡さずに、この方向規制ドラム12から回収除
去するようになっている。
【0036】即ち、上記逆転横倒カプセルは、キャップ
A側を方向規制ドラム12の外側に向けた状態で方向規
制ポケット121の上部121aに収容されたものであ
るが、この場合方向規制ポケット121の上部121a
は、図8(B)に示されているように、外側部分の幅w
がカプセルのキャップAの径よりも小さい幅狭部とされ
ているため、この逆転横倒カプセルは、方向規制ガイド
体126(図3参照)に押圧されて、方向規制ポケット
121の上部121aの幅狭部に押し込められた状態と
なり、方向規制ポケット121から容易には抜け出ない
状態となる。これにより、方向規制ドラム12から移送
ドラム13への受け渡し時にも移送ドラム13の移送ポ
ケット131に移動することなく、方向規制ポケット1
21の上部121a内に保持されたままこの受け渡し部
分を通過して更に搬送され、方向規制ポケット121の
上部121aを横切るスクレーパ挿入溝125(図8参
照)に挿入されたスクレーパ128(図7参照)によ
り、この反転横倒カプセルが方向規制ポケット121の
上部121aから掻き出され、回収缶128bに回収さ
れるものである。
【0037】上述のようにして方向規制ドラム12から
移送ドラム13に移された直立状態の空カプセルAB及
びAB’は、移送ドラム13が回転することにより下側
へと移動し、図10に示されているように、移送ドラム
13の下方に配設されたマガジン14のカプセル供給路
141,141内にそのボディーB側から投入されて、
図9に示されているように、所定個数の空カプセルA
B,AB’が正立状態で上下方向に沿って縦列した状態
で一旦貯留され、カプセル供給路141,141の下端
開口部から後述する搬送部2のカプセルポケットに順次
装填される。
【0038】この場合、図9に示されているように、上
記マガジン14のカプセル供給路141下端開口部は、
充填機の起動時にはシャッター143により閉塞されて
おり、カプセル供給路141内に所定個数の空カプセル
ABが貯留され、上側の光電センサ142aが空カプセ
ルABを検出し、所定個数の空カプセルABが貯留され
ていることが確認された時点で、エアシンリダー144
が動作して上記シャッター143が開き、搬送部2への
空カプセルABの装填動作が始動するようになってい
る。
【0039】ここで、移送ドラム13に設けられた移送
ポケット131は、上述のように1組が3個×2列の合
計6個の移送ポケット131からなる3組の移送ポケッ
ト群が等間隔ずつ離間して設けられているため、移送ド
ラム13は一定速度で連続回転しているにもかかわら
ず、この移送ドラム13からマガジン14のカプセル供
給路141内への空カプセルABの投入は、3個×2列
の合計6個の空カプセルが連続的に投入された後、所定
時間をおいて次の6個が連続的に投入される動作が繰り
返され、連続的な投入が間歇的に繰り返される。これに
対して、マガジン14のカプセル供給路141下端開口
部から搬送部2への空カプセルの供給は、連続的に行わ
れ、このためマガジン14のカプセル供給路141内に
貯留される空カプセルABの個数が増減を繰り返しなが
ら搬送部2への空カプセルABの供給が行われる。
【0040】また、上述した逆転横倒状態の空カプセル
が頻繁に発生し、これを除去することにより移送ドラム
13に空の移送ポケット131が比較的多く生じたり、
その他の理由により移送ドラム13からマガジン14へ
の空カプセルABの投入速度と、マガジン14から搬送
部2への空カプセル供給速度とのバランスが崩れ、マガ
ジン14のカプセル供給路141内に貯留される空カプ
セルABの個数が減少し、一瞬でもカプセル供給路14
1内が空になると、これを下側の光電センサ142bが
検知し、シャッター143(図9参照)を閉じて空カプ
セルABの搬送部2への供給を停止すると共に、搬送部
2による空カプセルの搬送、分離、内容物充填、結合、
排出等の空カプセル供給以後の動作をすべて停止し、マ
ガジン14のカプセル供給路141内に再び所定個数の
空カプセルが貯留された時点で、これを上側の光電セン
サ142aが検知し、上記シャッター143を開いて搬
送部2への空カプセル供給を再開すると共に、上記空カ
プセル供給以後の動作も同時に再開させ、カプセル充填
動作が再開するようになっている。
【0041】ここで、本実施例では行っていないが、図
9(A)に一点鎖線で示したように、マガジン14の上
下方向中間部に第3の光電センサ142cを設けると共
に、このマガジン14の配設位置よりも搬送部2の搬送
方向上流側に存して、マガジン14内の空カプセルが減
少した際に一時的にマガジン14に代わって空カプセル
の供給を行う予備マガジン(図示せず)を並設し、充填
操作の停止回数を少なくすることもできる。即ち、マガ
ジン14内の空カプセルABが所定個数以下に減少した
際に、これを上記第3光電センサ142cが検知して上
記予備マガジンのシャッターを開き、予備マガジン内に
予め正立状態で収容しておいた予備の空カプセルをマガ
ジン14に代わって該マガジン14よりも上流側におい
て搬送部2へと供給し、このとき搬送部2のカプセルポ
ケットにはすでに予備の空カプセルが収容されているた
めマガジン14から空カプセルABの供給が一時的に停
止し、マガジン14内に再び所定数の空カプセルABが
貯留され、これを上記上側光電センサ142aが検知し
た時点で上記予備マガジンのシャッターを閉じて予備マ
ガジンからの空カプセルの供給を停止すると共に、マガ
ジン14からの供給を再開する。そして、予備マガジン
内の予備カプセルが無くなり、かつマガジン14内の空
カプセルABも無くなった時に初めて、上述した動作に
より充填操作を停止するようにすることができる。これ
により、充填操作の停止回数を減少させ、より効率的に
カプセル充填物を製造することができる。
【0042】次に、上記搬送部2は、上記マガジン14
から空カプセルABを受け取り、これを搬送して、その
搬送中に一旦空カプセルをキャップAとボディーBとに
分離し、後述する充填部3によりボディーB内に内容物
が充填された後再びキャップAとボディーBとを結合さ
せ、充填機外へと搬出するものであり、図1,2に示さ
れているように、その上面が上記マガジン14の下端に
近接した状態に配設されたターンテーブル21を具備し
ている。
【0043】このターンテーブル21は、基台t内に配
設された駆動限(図示せず)に駆動されて、図2中反時
計回りに所定速度で定速回転するようになっており、該
ターンテーブル21には、ボディーディスク(ボディー
搬送体)22及び24枚のキャップセグメント(キャッ
プ搬送体)23が取り付けられている。
【0044】上記ボディーディスク22は、図11に示
されているように、厚肉リング板状のものであり、図9
(B)及び図13(B)に示されているように、上記タ
ーンテーブル21の上端周縁部に外側へと突出するよう
に固定されている。このボディーディスク22には、図
11に示されているように、ボディーディスク22を上
下に貫通する288個のボディーポケット221が周方
向に沿って2列に整列して形成されていると共に、図1
1(B)に示されているように、ボディーディスク22
の径方向に沿って並んだ2個1組のボディーポケット2
21と連通する吸引路222がディスク22の径方向に
沿って形成され、該吸引路222がディスク22の外周
面に開口している。そして、この吸引路222の開口部
が、図9(B)に示されているように、上記支柱pに取
り付けられた吸引ブロック223の吸引穴223aと一
致し、上記マガジン14の直下位置において各ボディー
ポケット221内が吸引路222を通して吸引されるよ
うになっている。
【0045】また、図1,図9及び図13に示されてい
るように、上記ターンテーブル21の上下方向(厚み方
向)中間部外周面には外方へと突出したフランジ211
が設けられており、図9(B)及び図13(B)に示さ
れているように、このフランジ211に上下動自在に取
り付けられた第1昇降体212の上端から上方へと突出
したプランジャーピン213の上端部が上記ボディーポ
ケット221内に挿入されて、このプランジャーピン2
13の上端面がボディーポケット221の底面を構成し
ている。上記プランジャーピン213は、特に図示して
いないが、1つの第1昇降体212に6本×2列の12
本が立設されており、このように12本のプランジャー
ピン213を有する24個の第1昇降体212が上記2
4枚のキャップセグメント23に対応して配設されてい
る。
【0046】一方、上記24枚のキャップセグメント2
3は、図12に示したように、いずれも開き角度の小さ
い略扇形状の板体であり、その外周部に12個のキャッ
プポケット231が6個ずつ2列に整列し周方向に沿っ
て設けられている。該キャップポケット231は図12
(B)に示されているように、キャップセグメント23
を上下に貫通した貫通穴であり、その下端部がやや小径
に形成されて該下端部内周壁に段差232が形成されて
おり、空カプセルABのボディーB部分は通過し得るが
キャップA部分は通過し得ないようになっている。
【0047】各キャップセグメント23は、図9(B)
及び図13(B)に示されているように、上記ターンテ
ーブル21の周縁部に上下動可能に取り付けられた24
個の第2昇降体214の上端部に固定されており、その
キャップポケット231が上記ボディーディスク22の
ボディーポケット221と上下方向に一致した状態でそ
れぞれ各第2昇降体214の昇降運動により上下動する
ようになっている。
【0048】ここで、図9(B)及び図13に示されて
いるように、上記第1昇降体212及び第2昇降体21
4の下端部にはそれぞれカムフォロアー212a,21
4aが設けられており、このカムフォロアー212a,
214aが基台t上に立設されたガイド壁215,21
6のカム溝215a,216aにそれぞれ摺動可能に嵌
入されている。そして、上記ボディーデスク22、第1
昇降体212、キャップセグメント23及び第2昇降体
214は、ターンテーブル21の回転と一体的に回転す
るが、この場合、上記第1昇降体212及び第2昇降体
214の上記カムフォロアー212a,214aがそれ
ぞれガイド壁215,216のカム溝215a,216
aに嵌合した状態で摺動し、該カム溝215a,216
aにガイドされて第1昇降体212及び第2昇降体21
4がそれぞれ上下動し、これにより上記プランジャーピ
ン223及びキャップセグメント23がそれぞれ上下動
するようになっている。
【0049】この搬送部2は、上記供給部1のマガジン
14から供給される正立状態の空カプセルABを、上記
キャップセグメント23のキャップポケット231と上
記ボディーディスク22のボディーポケット221とか
らなるカプセルポケットに収容し、収容後直ちにこの空
カプセルABをキャップAとボディーBとに分離して、
それぞれキャップポケット231及びボディーポケット
221に保持し、キャップセグメント23及びボディー
ディスク22の回転により搬送し、その搬送中に分離不
良検出器24(図2参照)により分離不良を検査し、充
填部3によりボディーB内に内容物を充填した後、押さ
え板41(図2参照)及び結合ローラ42(図2参照)
配設箇所においてキャップAとボディーBとを結合さ
せ、排出シュート5(図2参照)から得られたカプセル
充填物Cを排出し、クリーナ6(図2参照)によりキャ
ップポケット221及びボディーポケット231内が清
掃された後、再び供給部1から空カプセルABの供給を
受けて同様の動作を繰り返すものである。
【0050】上記分離不良検出器24は、図13(B)
に示されているように、略断面逆C字状の枠体の切欠部
の上下に光電センサ241a,241bを配設したもの
であり、基台t上に立設された支柱242の上端部に取
り付けられて、上記ボディーディスク22の上方に配置
されている。
【0051】また、上記充填部3は、図1に示されてい
るように、空カプセルAB内に充填する医薬や食品など
の内容物mを上記ボディーディスク22上に圧送する内
容物充填器31と該充填器31に内容物を供給するホッ
パー36とを具備している。上記内容物充填器31は、
図14に示したように、略ロート状の2つの内空部32
a,32aが互いに連通して並設された(図2参照)形
状を有するチャンバー32を有し、該チャンバー32の
両内空部32a,32a内にそれぞれ圧送用スクリュー
33と内空部32aの内周面に沿って略く字状に折曲し
た攪拌アーム34を配設したものであり、基台t内に配
設された駆動源(図示せず)により上記圧送用スクリュ
ー33が所定速度で回転し、かつその回りを上記攪拌ア
ーム34が所定速度で公転するようになっている。
【0052】一方、図14(B)に示されているよう
に、この内容物充填器31の配設箇所には上記ボディー
ディスク22と上昇限にあるキャップセグメント23と
の間に内容物充填ブロック35が配設されている。この
内容物充填ブロック35は、その下面がボディーディス
ク22の上面にほとんど接した状態となっており、その
下面にはボディーポケット221上を覆うように凹部が
形成され、その凹部内が内容物充填室35aとなってい
る。そして、上記内容物充填器31のチャンバー32の
先端は、ボディーディスク22の径方向外側から斜めに
上記内容物充填ブロック35に連結されており、チャン
バー32の内空部32aは上記内容物充填室35aと連
通した状態となっている。
【0053】この内容物充填器31は、上記ホッパー3
6からチャンバー32内に連続的に供給される内容物m
を、上記攪拌アーム34により攪拌しながら上記圧送用
スクリュー33の回転により上記内容物充填室35aに
圧送し、該充填室35aからボディーディスク22のボ
ディーポケット221に収容されたカプセルボディーB
内に内容物mを圧入するものである。
【0054】次に、上記押さえ板41は、ボディーディ
スク22上に重なり合った状態のキャップセグメント2
3上に近接した状態に配設されており、この押さえ板4
1によりキャップセグメント23に形成されたキャップ
ポケット231の上面が塞がれるようになっている。ま
た、上記結合ローラ42はボディーディスク22上に重
なり合った状態のキャップセグメント23上にほとんど
接した状態で回転自在に配設されており、キャップセグ
メント23の回転により該キャップセグメント23のキ
ャップポケット231上を転がるように回転するように
なっている。
【0055】また、上記排出シュート5は、図2に示さ
れているように、円弧状に湾曲した四角枠状の回収部5
1と該回収部51の後端部(搬送方向下流側の端部、以
下同じ)に連結された排出管52とからなり、上記回収
部51の開放した下面がボディーディスク22上に重な
り合った状態のキャップセグメント23の上面に近接し
ていると共に、上記排出管52が下降傾斜しながら装置
外へと延出しており、その排出管52には排出流路を切
り換える切換フラップ53がスイング可能に配設されて
いる。そして、この排出シュート5は、キャップポケッ
ト231とボディーポケット221とからなるカプセル
ポケットからキャップセグメント23上に排出されたカ
プセル充填物Cを上記回収部51内に一旦収容し、これ
を該回収部51の後端部に配設された圧空噴出部(図示
せず)から噴出する圧空により回収部51内に収容した
カプセル充填物Cを上記排出管52へと投入し、この排
出管52を通して装置外に排出するようになっており、
その際、上記分離不良検出器24で分離不良のカプセル
が検出された場合には、その不良カプセルの排出時に合
わせて上記切り替フラップ53がスイングし、排出流路
を切り替えるようになっている。
【0056】更に、上記クリーナ6は、ボディーディス
ク22上に重なり合った状態のキャップセグメント23
上に近接した状態に配設されたバキューム式のクリーナ
であり、キャップポケット231及びボディーポケット
221内に残留した内容物等を吸引してこれらポケット
231,221内を清掃するものである。
【0057】次に、上記供給部1のマガジン14から上
記搬送部2のキャップセグメント23のキャップポケッ
ト231とボディーセグメント22のボディーポケット
221に投入された空カプセルABが、これらキャップ
セグメント23及びボディーセグメント22の回転によ
り搬送され、内容物が充填され、カプセル充填物が得ら
れるまでの動作を、図15を参照して説明する。
【0058】上記供給部1により姿勢制御され、マガジ
ン14内に正立状態で収容された空カプセルABは、図
15に示されているように、マガジン14の下端からキ
ャップポケット231とボディーポケット221とから
なるカプセルポケットに投入される。即ち、この空カプ
セル投入部では、キャップセグメント23がボディーデ
ィスク22上に接合された下降限にあって、キャップポ
ケット231とボディーポケット221とでカプセルポ
ケットが形成されており、このカプセルポケット内に空
カプセルABが正立状態でそのボディーB側から投入さ
れる。
【0059】この時、図9(B)に示されているよう
に、ボディーディスク22の吸引路222が、吸引ブロ
ック223の吸引穴223aと一致し、ボディーポケッ
ト221内が吸引路222を通して吸引された状態とな
っており、その吸引力によってマガジン14から空カプ
セルABが確実にキャップポケット231とボディーポ
ケット221とからなるカプセルポケットに収容され
る。更に、キャップポケット231の下端部には空カプ
セルABのボディーBは通過し得るがキャップは通過し
得ない段差232(図12(B)参照)が設けられてい
るため、キャップAをキャップポケット231内に残
し、ボディーBのみが上記吸引力によりこの段差232
を通過してボディーポケット221の底部まで移動す
る。これにより、空カプセルABがキャップAとボディ
ーBとに分離してそれぞれキャップポケット231、ボ
ディーポケット221内に収容保持される。
【0060】このようにして分離したキャップAとボデ
ィーBは、キャップセグメント23及びボディーディス
ク22の回転により充填部3の配設個所へと搬送され
る。このとき、図15に示されているように、キャップ
セグメント23はカム溝216aにガイドされて上昇す
る上記第2昇降体214(図9及び図13参照)と共に
上昇し、上記分離不良検出器24内を通過して、キャッ
プAとボディーBとの分離不良が検査される。即ち、上
述の分離動作が正常に行われずキャップAとボディーB
とが結合したままであると、図13に示されているよう
に、空カプセルABのボディーB部分がキャップセグメ
ント23の下面から突出した状態となり、これが下側の
光電センサ241bにより検出され、また何らかの理由
により正常に姿勢制御されずにボディーBを上にした倒
立状態で供給された空カプセルやダブルキャップ(2個
のキャップが重なり合ってしまった空カプセル)はキャ
ップセグメント23の上面から突出した状態となり、こ
れが上側の光電センサ241aにより検出される。これ
により、最終製品に空カプセルやダブルキャップが混入
することを防止するようになっている。
【0061】一方、該ボディーポケット221に収容さ
れたボディーBは、分離不良検出器24の下側を通過
し、充填部2の配設個所で所定量の内容物が充填され
る。
【0062】即ち、図14に示されているように、カプ
セルボディーBを収容したボディーポケット221は、
充填器31のチャンバー32と連通した内容物充填室3
5aの下を通過するが、この内容物充填室35a内に
は、上述したように、上記充填器31のチャンバー32
から内容物mが圧送されており、この内容物充填室35
aから内容物mが所定の圧力でカプセルポケット221
内に圧入され、カプセルボディーB内に充填される。な
お、キャップAを保持したキャップセグメント23は、
図14,15に示されているように、上記内容物充填室
35aが設けられた内容物充填ブロック35の上方を通
過する。また、カプセルボディーBへの内容物の充填量
は、内容物充填器31の圧送用スクリュー33の回転数
やねじれ角度、ターンテーブル21の回転速度、プラン
ジャーピン213の高さ、などにより調節することがで
きる。
【0063】この充填部2の配設個所を通過すると、キ
ャップセグメント23はカム溝216aにガイドされて
下降する上記第2昇降体214(図9及び図13参照)
と共に下降し、図15に示されているように、再びボデ
ィーディスク22上にキャップセグメント23が重なり
合って接合された状態となり、次いで、押さえ板41の
下を通過する際に、プランジャーピン213が取り付け
られた第1昇降体212がカム溝215aにガイドされ
て上昇し、内容物が充填されたボディーBがプランジャ
ーピン213により押し上げられて、押さえ板41によ
り押さえられたキャップAに仮結合し、一旦プランジャ
ーピン213が下降した後に再び上昇してキャップAの
先端がキャップセグメント23上から若干突出した状態
となり、この状態で結合ローラ42の下を通過する際に
該結合ローラ42によりキャップAが押し下げられ、キ
ャップAとボディーBとが完全に結合し、カプセル充填
物Cが製造される。
【0064】次いで、このカプセル充填物Cを収容した
キャップポケット231及びボディーポケット221は
排出シュート5の配設個所に移動すると共に、このとき
図15に示されているように、プランジャーピン213
が取り付けられた第1昇降体212がカム溝215aに
ガイドされて更に上昇し、カプセル充填物Cがプランジ
ャーピン213により押し上げられて、キャップポケッ
ト231とボディーポケット221とからなるカプセル
ポケットからキャップセグメント23上に押し出され、
排出シュート5の回収部51内に収容される。そして、
この回収部51の後端部において、圧空噴出部(図示せ
ず)から噴出されるエアーにより排出管52(図2参
照)に投入され、この排出管52を通して装置外へと排
出される。その際、上記分離不良検出器24で分離不良
のカプセルが検出された場合には、図2に一点鎖線で示
したように、その不良カプセルの排出時に合わせて上記
切り替フラップ53がスイングして、排出流路を切り替
え、不良カプセルを分別回収するようになっている。
【0065】カプセル充填物Cを排出した後、プランジ
ャーピン213が降下して初期状態に戻ると共に、クリ
ーナ6(図2参照)によりキャップポケット231内及
びボディーポケット221内が清掃され、再び供給部1
のマガジン14から空カプセルABが供給されて、同様
の動作が繰り返され、カプセル充填物Cが全自動で連続
的に製造されるものである。
【0066】このように、本実施例のカプセル充填機
は、キャップAとボディーBとを仮結合した空カプセル
ABをキャップAを上にした正立状態に姿勢制御して連
続的に供給し、これをキャップセグメント23のキャッ
プポケット231とボディーディスク22のボディーポ
ケット221からなるカプセルポケットに収容して搬送
し、その搬送中に、空カプセルABをキャップAとボデ
ィーBとに分離してキャップAをキャップポケット23
1内に保持すると共にボディーBをボディーポケット2
21内に保持し、ボディーポケット221内に収容保持
したボディーBに、ボディーディスク22上に配設した
内容物充填器31により医薬や食品などの内容物を充填
してこのボディーBを再びキャップAと結合することに
より、医療用カプセル剤やカプセル状食品などのカプセ
ル充填物Cを得るものであり、この場合本実施例の充填
機では、上記内容物充填器31としてチャンバー32内
に圧送用スクリュー33が配設されたものを用い、チャ
ンバー32内に供給された内容物mを圧送用スクリュー
33によりカプセルボディーBへと強制的に圧入するも
のである。
【0067】従って、本実施例のカプセル充填機によれ
ば、カプセル内に充填する内容物mが、藻草や茶葉の粉
砕物、二酸化ケイ素粉末などの嵩密度が小さく成形性,
流動性に劣るものであっても、これを上記圧送用スクリ
ュー33により強制的にカプセルボディーB内に圧入充
填することができ、所定量の内容物mが充填されたカプ
セル充填物を安定的かつ確実に製造することができるも
のである。
【0068】なお、本発明のカプセル充填機は、上記実
施例に限定されるものではなく、空カプセルを正立状態
に姿勢制御して供給する供給部、供給された空カプセル
を搬送する搬送手段、搬送中に空カプセルをキャップと
ボディーとに分離する分離手段、内容物が充填されたボ
ディーを再びキャップと結合させる結合手段、及び得ら
れたカプセル充填物を排出回収する手段等の構成は種々
変更することができる。例えば、図3に示されているよ
うに、上記実施例では供給ドラム11から方向規制ドラ
ム12へと空カプセルを移し替える際、3個×2列の6
個ずつ6個おきにカプセルABを移し替え、方向規制ド
ラム12の2回転目にカプセルが移動するようにした
が、1個×2列の2個ずつ2個おきに空カプセルABを
供給ドラム11から方向規制ドラム12へと移し替える
ようにしてもよく、更には各空カプセルABを供給ドラ
ム11の1回転目に方向規制ドラム12に移し替えるよ
うにしてもよい。
【0069】また、その他の構成についても本発明の要
旨を逸脱しない限り、適宜変更することができる。更
に、本発明のカプセル充填機は、藻草や茶葉の粉砕物、
二酸化ケイ素粉末などの嵩密度が小さく成形性,流動性
に劣る内容物をカプセルに充填する場合に好適に用いら
れるが、充填する内容物はこのような特殊なものに限定
されるものではなく、良好な成形性や流動性を有する通
常の内容物も良好に充填することができる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本カプセル充填機
によれば、カプセル内に充填する内容物が、藻草や茶葉
の粉砕物、二酸化ケイ素粉末などの嵩密度が小さく成形
性,流動性に劣るものであっても、圧送用スクリューに
より強制的にカプセルボディー内に内容物を圧入充填す
ることができ、所定量の内容物が充填されたカプセル充
填物を安定的かつ確実に製造することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるカプセル充填機を示
す概略正面図である。
【図2】同カプセル充填機を示す概略平面図である。
【図3】同カプセル充填機の供給部を示す概略図であ
る。
【図4】同供給部を示す概略断面図である。
【図5】(A),(B)は、いずれも同供給部を構成す
る供給ドラムを示す断面図である。
【図6】同供給ドラムに空カプセルを収容保持した状態
及びその空カプセルの挙動を説明する拡大断面図であ
る。
【図7】同供給部を構成する方向規制ドラムを示す概略
図である。
【図8】(A)は同方向規制ドラムを示す拡大断面図、
(B)は同方向規制ドラムに設けられた方向規制ポケッ
トを示す拡大平面図である。
【図9】(A),(B)は、ともに同供給部を構成する
移送ドラム及びマガジンを示す断面図である。
【図10】同供給部により行われる空カプセルの姿勢制
御を説明する説明図である。
【図11】同カプセル充填機の搬送部を構成するボディ
ーディスクを示すもので、(A)は平面図、(B)は
(A)のB−B線に沿った断面図である。
【図12】同搬送部を構成するキャップセグメントを示
すもので、(A)は平面図、(B)は(A)のB−B線
に沿った断面図である。
【図13】同搬送部に設けられた分離不良検出器の配設
個所を示すもので、(A)は平面図、(B)は断面図で
ある。
【図14】同カプセル充填機の充填部を示すもので、
(A)は概略断面図、(B)は拡大断面図である。
【図15】同カプセル充填機による内容物充填動作を順
次説明する説明図である。
【符号の説明】
1 供給部 11 供給ドラム 111 供給ポケット 12 方向規制ドラム 121 方向規制ポケット 13 移送ドラム 131 移送ポケット 14 マガジン 2 搬送部 21 ターンテーブル 213 プランジャーピン 22 ボディーディスク(ボディー搬送体) 221 ボディーポケット 23 キャップセグメント(キャップ搬送体) 231 キャップポケット 24 分離不良検出器 3 充填部 31 内容物充填器 32 チャンバー 33 圧送用スクリュー 41 押さえ板 42 結合ローラ 5 排出シュート 51 回収部 52 排出管 6 クリーナ A キャップ B ボディー AB 空カプセル C カプセル充填物 t 基台 p 支柱 h ホッパー b ブラシローラ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カプセルのキャップを収容する貫通穴状
    のキャップポケットを有するキャップ搬送体と、カプセ
    ルのボディーを収容するボディーポケットを有するボデ
    ィー搬送体とを具備し、上記ボディー搬送体上に上記キ
    ャップ搬送体をキャップポケットとボディーポケットと
    が一致した状態で重ね合わせ、キャップポケットとボデ
    ィーポケットからなるカプセルポケットにキャップとボ
    ディーとを仮結合させた状態の空カプセルをキャップを
    上にした正立状態で収容して搬送し、その搬送中に、上
    記カプセルポケット内でキャップとボディーとを分離し
    てキャップをキャップポケット内に保持すると共にボデ
    ィーをボディーポケット内に保持し、一旦キャップ搬送
    体とボディー搬送体とを分離してボディー搬送体のボデ
    ィーポケット内に収容されたボディー内に内容物を充填
    した後、再び上記ボディー搬送体と上記キャップ搬送体
    とをキャップポケットとボディーポケットとが一致した
    状態に重ね合わせ、キャップポケットとボディーポケッ
    トからなるカプセルポケット内でキャップとボディーと
    を結合させて、カプセル充填物を製造するカプセル充填
    機において、下端開口部が上記ボディー搬送体上に配置
    されたチャンバー内に圧送用スクリューが配設された内
    容物充填器を具備し、上記キャップ搬送体とボディー搬
    送体とが分離した際に、該内容物充填器により、ボディ
    ー搬送体のボディーポケット内に収容されたボディー内
    に内容物を圧入充填するように構成したことを特徴とす
    るカプセル充填機。
  2. 【請求項2】 上記ボディー搬送体として、周方向に沿
    って多数のボディーポケットが整列形成された円盤状又
    はリング板状のボディーディスクを具備すると共に、上
    記キャップ搬送体として、1又は複数のキャップポケッ
    トを有し、上記ボディーディスク上に該キャップポケッ
    トとボディーポケットとが一致した状態で上下動可能に
    配設された複数のキャップセグメントを具備した請求項
    1記載のカプセル充填機。
  3. 【請求項3】 上記キャップポケットの下端部にカプセ
    ルのボディーは通過可能であるがキャップは通過できな
    い段差を有し、かつ上記ボディーポケット内にはプラン
    ジャーピンが上下動可能に配設されており、上記キャッ
    プポケットとボディーポケットとからなるカプセルポケ
    ット内に収容した空カプセルを上記ボディーポケット側
    から吸引することにより、空カプセルをキャップとボデ
    ィーとに分離してキャップをキャップポケット内に保持
    すると共にボディーをボディーポケット内に保持し、内
    容物充填後に上記プランジャーピンで上記ボディーポケ
    ット内に収容されたボディーを押し上げて上記キャップ
    ポケット内に収容されたキャップと再び結合させるよう
    に構成した請求項1又は2記載のカプセル充填機。
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