JP2017171485A - 移動手摺り劣化診断装置および移動手摺り劣化診断方法、並びにこれらに用いられる位置特定目印 - Google Patents

移動手摺り劣化診断装置および移動手摺り劣化診断方法、並びにこれらに用いられる位置特定目印 Download PDF

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Abstract

【課題】
検出データによって乗客コンベアの属性を確認することができる移動手摺り劣化診断装置を提供する。
【解決手段】
移動手摺り劣化診断装置12が、乗客コンベアの移動手摺り内に位置する鋼製コードからの磁束を磁束センサ13によって検出し、検出された磁束に基づいて鋼製コードの損傷を検出し、移動手摺りに設けられ、乗客コンベアの属性に対応したパターンを有する間隙部を有する磁性体Mからの磁束を磁束センサによって検出する。
【選択図】図3

Description

本発明は、エスカレーターや動く歩道などの乗客コンベアに備えられている移動手摺りの損傷を診断する移動手摺り劣化診断装置および移動手摺り劣化診断方法、並びにこれらにおいて用いられる位置特定目印に関する。
上記分野における従来技術として、例えば特許文献1に記載された技術が知られている。本技術においては、乗客コンベアの移動手摺りに鉄箔シールを貼り付け、磁気探傷装置により、移動手摺り内部の鋼製コード(スチールコード)からの漏洩磁束と共に鉄箔シールからの磁束も検出する。鉄箔シールからの磁束検出により得られた検出信号を、鋼製コードの損傷位置を検出する際の基準位置を認識するための基準信号とする。これにより、鋼製コードの損傷位置を正確に検出できる。
特開平10−218541号公報
前記従来技術では、検出信号データによって基準位置を認識することはできるが、検出データと測定対象の乗客コンベアの属性(製造番号など)とは別手段により関連付ける必要がある。このため、移動手摺りの劣化診断作業が繁雑になるという問題がある。
そこで、本発明は、検出データによって乗客コンベアの属性を確認することができる移動手摺り劣化診断装置および移動手摺り劣化診断方法を提供する。
前記課題を解決するため、本発明による移動手摺り劣化診断装置は、乗客コンベアの移動手摺り内に位置する鋼製コードからの磁束を磁束センサによって検出し、検出された磁束に基づいて鋼製コードの損傷を検出するものであって、移動手摺りに設けられ、乗客コンベアの属性に対応したパターンを有する間隙部を有する磁性体からの磁束を磁束センサによって検出する。
また、前記課題を解決するために、本発明による移動手摺り劣化診断方法は、乗客コンベアの移動手摺り内に位置する鋼製コードからの磁束に基づいて前記鋼製コードの損傷を検出する方法であって、移動手摺りの表面に、乗客コンベアの属性に対応したパターンを有する間隙部を有する磁性箔体を貼り付け、次に、移動手摺りを駆動しながら、磁性箔体からの磁束および鋼製コードからの磁束を検出する。
また、前記課題を解決するために、本発明による位置特定目印は、乗客コンベアの移動手摺りの劣化を診断する時に移動手摺りにおける基準位置を示すものであって、乗客コンベアの属性に対応したパターンを有する間隙部を有する磁性体を備える。
本発明によれば、磁束検出データに、鋼製コードの損傷に関する情報と乗客コンベアに関する情報を含めることができるので、検出データによって、診断対象の乗客コンベアの属性を確認することができる。
上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の一実施形態によって移動手摺りの劣化損傷を検出する乗客コンベアの構成を示す斜視図である。 図1のエスカレーターの内部構成を示す側面図である。 本発明の一実施形態である移動手摺り劣化診断装置の概略構成を示す。 位置特定目印の例と、検出信号の例を示す。 位置特定目印の他の例を示す。 位置特定目印の他の例を示す。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の一実施形態である移動手摺り劣化診断装置あるいは劣化診断方法によって移動手摺りの劣化損傷を検出する乗客コンベアの構成を示す斜視図である。なお、図1においては、乗客コンベアはエスカレーターである。
図1に示すように、エスカレーター1は、乗客が乗るステップ2と、ステップ2の進行方向と同方向に移動する移動手摺り3を備えている。移動手摺り3は、ステップ2の左右両側に位置するデッキ5上に立設される欄干4に沿って、ステップ2と同期して移動する。なお、移動手摺り3は、ステップ2の進行方向に対してステップ2の左右両側に設けられている。移動手摺りの表面には、後述するように、基準位置並びに測定対象のエスカレーターの製造番号などを特定するための位置特定目印Mが貼り付けられる。位置特定目印Mは、磁気探傷により検出可能な磁性箔体によって構成される。図1において、位置特定目印Mは、左右両方の移動手摺りの各表面において同様の位置に一枚ずつ張り付けられるが、これに限らず、左右で別の位置に貼り付けられたり、複数枚貼り付けられたりしても良い。
移動手摺り3は、無端状に構成され、ステップ2の両側にステップ2の移動方向と平行に設けられた欄干4に沿って周回する。すなわち、移動手摺り3は、欄干4の上方側ではステップ2の進行方向と同方向に移動し、欄干4の端部に至ると円弧状に下方に移動して上下逆の状態でスカートガード等を備えたデッキ5内部に引き入れられる。そして、移動手摺り3は、デッキ5内を通って欄干4の反対端部に至り、上下逆の状態でデッキ5から外部に出て円弧状に上方に移動して欄干4の上方側に戻る。また、デッキ5内部には移動手摺り3を駆動する駆動装置等が設けられている。
図2は、図1のエスカレーター1の内部構成を示す側面図である。
図2に示すように、エスカレーター1は、上階の床下と下階の床下に埋め込まれると共に、その間に掛けわたされたフレーム6を備えている。そして、上階の床下に設けられた図示しない駆動装置により回転される駆動スプロケット7と下階の床下に設けられた従動スプロケット8に図示しないチェーンを巻き掛け、そのチェーンに図1に示す複数のステップ2を無端状に設けている。
移動手摺り3は、図2に示すように移動手摺り駆動用のターミナルギア9によって駆動される。ターミナルギア9は図示しない駆動装置によって回転する駆動スプロケット7とチェーン10により構成され、同期回転するようになっている。これにより駆動スプロケット7による駆動力を受けて、移動手摺り3とステップ2は同じ速度で同方向に駆動される。この移動手摺り3は、複数の移動手摺り支持ガイド11と、移動手摺り支持ガイド11間に設けられるテンション装置とによって、張力を確保かつ保持している。
さらに、移動手摺り3には、図2に示すように上階および下階に水平部Aおよび円弧状部Bがあり、上下階に位置する水平部Aの間は傾斜状態にある。
図2から判るように、図1に示す位置特定目印Mは、移動手摺りの表面に張り付けられているので、移動手摺りと共に循環駆動される。
このような構成を有するエスカレーター1に対して、本発明の一実施形態である移動手摺り劣化診断装置は、デッキ5およびフレーム6内を移動してくる移動手摺り3の往路側の水平部Aにおいて、移動手摺り3の劣化診断のための計測を行う。なお、移動手摺り劣化診断装置の設置位置は、上下階のどちらでも良い。
図3は、本発明の一実施形態である移動手摺り劣化診断装置の概略構成を示す。図3は、位置特定目印を移動手摺りに貼り付け、移動手摺り劣化診断装置をエスカレーターに取り付けた状態を示す。
図3に示すように、移動手摺り3における基準位置となる所定の箇所に位置特定目印Mが貼り付けられる。貼り付け手段は、粘着性テープのほか、位置特定目印M自体に粘着性を持たせるなど、任意の手段が適用できる。
移動手摺り診断装置12において、コイル部13は、移動手摺り内の鋼製コードおよび位置特定目印Mを構成する磁性箔体を磁化する磁化用コイルあるいは電磁石と、鋼製コードおよび位置特定目印Mが発生する磁束を検知するセンシングコイルとを備える。制御部14は、検出開始および検出終了、センシングコイルからの検出信号取得、磁化用コイルの励磁などを制御する。また、制御装置14は、通常の磁気探傷装置と同様に、検波などの信号処理を行い、損傷による信号を抽出する。
なお、磁化用コイルは、コイル部13とは別体にしても良いし、移動手摺り診断装置とは別の励磁電源を含む磁化装置が備えていても良い。また、センシングコイルに代えて、ホール素子などの他の磁束センサを用いても良い。
コイル部13と制御部14とは信号線を含む連結部15によって連結される。コイル部13でセンシングした信号は、連結部15を介して、制御部14に送られ、信号処理後、制御部14に一時格納される。制御部14に格納された検出信号は、USB等の接続ケーブル17を介して、パーソナルコンピュータなどのコンピュータシステム16に取込まれる。コンピュータシステム16は、所定のプログラムを実行することにより、取り込んだ検出信号データをデータ処理して移動手摺りの劣化判定を行う。なお、制御部14とコンピュータシステム16との間のデータ通信には、接続ケーブル17に代えて、WI−FI(登録商標)等の無線通信手段を用いても良い。
移動手摺り内における鋼製コードに断線などの損傷部が有る場合、鋼製コードがコイル部13によって磁化されると、損傷部では正常な個所よりも漏れ磁束が大きくなる。このため、損傷部の漏れ磁束がセンシングコイルによって検出されると、正常な個所とは信号のレベルや波形が異なる検出信号が得られる。従って、センシングコイルの信号によって、損傷部の位置を計測できる。
また、後述するように、位置特定目印Mを構成する磁性箔体にはスリット部が設けられる。このスリット部においても漏れ磁束が発生するが、その状態は、スリット部の形状、大きさ、個数、位置、配置などによって異なり、これに応じて、センシングコイルの検出信号の信号パターンが異なる。従って、エスカレーターの製造番号に対応してスリット部のパターンを異ならしめれば、位置特定目印Mにおける検出信号によって製造番号を識別できる。なお、位置特定目印Mに固有の検出信号が得られるので、センシングコイルの検出信号により、基準位置を確認できる。
図4は、位置特定目印の例と、それを移動手摺りに貼付けて、移動手摺りを駆動しながら移動手摺り診断装置12で位置特定目印を検出した時の検出信号の例を示す。なお、長方形状の外形を有する位置特定目印の長手方向が、移動手摺りが走る方向である。
図4に示す位置特定目印M1のようにスリット部S1(図中の塗りつぶし部)が1つあり、スリット部S1を移動手摺り診断装置12でセンシングすると、検出信号N1には信号P1のような大きく変化する信号が検出される。また、位置特定目印M2のように、二つのスリットS2とS3とを近接して配置すると、検出信号N2には、大きく変化し連結した波形を有する信号P2およびP3が検出される。
このように、位置特定目印における磁性箔体に設けられるスリット部のパターンに応じて、特定の信号波形が得られる。従って、製造番号を構成する記号や数字毎に、スリット部の異なるパターンを設定し、位置特定目印に、製造番号に応じたスリットパターン列を設けることにより、製造番号に応じた検出信号波形が得られる。これにより、検出信号に基づいて、移動手摺りの劣化を診断したエスカレーターの製造番号を確認できる。
図5および図6は、位置特定目印の他の例を示す。
図5および図6においては、略長方形の位置特定目印の長手方向が移動手摺りの幅方向である。これらの例においては、複数のスリット部が、コイルでセンシングする方向並びに移動手摺りの幅方向に、規則的に分散配置されている。このような、位置特定目印を、移動手摺りの幅方向において複数個(本実施形態では5個)配列されたセンシングコイルによって検出する。すなわち、移動手摺りが駆動されると、図示のような五本の軌跡に沿ってセンシングコイルによってセンシングされる。この時得られる複数の検出信号波形より、診断対象のエスカレーターの属性に関する複数の情報、例えば、製造番号および移動手摺りの位置(エスカレーターの左側か右側か)に関する情報を確認することができる。
ここで、上記のような位置特定目印を用いて移動手摺りの劣化を診断する方法について説明する。
予め、エスカレーターの製造番号および移動手摺りの位置(左右どちらか)に対応してスリット部が設けられた位置特定目印を作成して保管しておく。
保守技術者は、保管された位置特定目印から、診断対象のエスカレーター用の位置特定目印を選択する。
次に、保守技術者は、選択した位置特定目印を診断対象のエスカレーターの移動手摺りに貼り付けると共に、移動手摺り劣化診断装置本体を移動手摺り近傍に、すなわち移動手摺り内の鋼製コードや位置特定目印からの磁束を検出できる位置に設置する。
次に、エスカレーターのステップを定速駆動して、移動手摺りをステップと同期して駆動しながら、移動手摺り劣化診断装置を作動させて、センシングコイルの検出信号を取得する。この時、移動手摺りは、一周以上周回させ、無端状の移動手摺りの全周についてセンシングする。周回回数は、例えば、位置特定目印の周回回数を目視することにより確認する。また、周回回数は、検出信号を確認しながら、位置特定目印の検出信号が得られた回数によって確認してもよい。
取得された検出信号に基づいて、鋼製コードの損傷の有無および損傷位置を診断する。ここで、損傷位置は、位置特定目印を貼り付けた位置を基準位置として、位置特定目印の検出信号と損傷による検出信号との時間間隔と診断時のエスカレーターの駆動速さすなわち移動手摺りの移動速さから基準位置と損傷位置との間の移動手摺りの長さを算出することにより、計測できる。この時、同じ検出信号における、位置特定目印の検出信号に基づいて、診断したエスカレーターの製造番号および移動手摺りの位置(左右どちらか)が確認できるので、検出データと、診断したエスカレーターおよび移動手摺りとを確実に対応づけることができる。なお、パーソナルコンピュータが、データ処理により劣化診断を行う時に、位置特定目印の検出データから製造番号および移動手摺りの位置に関する情報を抽出して、検出データに対応づけて記憶するようにしても良い。
本実施形態では、診断対象のエスカレーターの属性情報に応じたパターンでスリット部が設けたが、スリット部に限らず、任意の形状の間隙部であればよい。
また、位置特定目印となる磁性箔体を移動手摺り内に埋め込んでも良い。さらに、移動手摺りの特定個所において、移動手摺り内の複数の鋼製コードに、間隙部として断線部を所定のパターンで設け、これを位置特定目印としても良い。これらの位置特定目印は外部から目視することは難しいが、検出信号によりその位置を確認することができる。
このように、移動手摺りが、その特定の位置に、間隙部を有する磁性体を備えていれば、その磁性体を位置特定目印とすることができる。
また、本実施例の様に複数のセンシングコイルが配列されている場合には、位置特定目印は、少なくとも各センシングコイルで1回以上の検知をするようなパターンとすれば、各センシングコイルの異常(例えば、あるセンシング時間帯において、一つのセンシングコイルはスリット等を検出しなかったが、他のセンシングコイルは特定のパターンを検出するような場合)を検知することもできる。
なお、本発明は前述した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前述した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置き換えをすることが可能である。
例えば、上述の実施形態は、エスカレーターに限らず、動く歩道などの乗客コンベアに対して適用できる。
1 エスカレーター
2 ステップ
3 移動手摺り
4 欄干
5 デッキ
6 フレーム
7 駆動スプロケット
8 従動スプロケット
9 ターミナルギア
10 チェーン
11 支持ガイド
12 移動手摺り劣化診断装置
13 コイル部
14 制御部
15 連結部
16 コンピュータシステム
17 接続ケーブル
M,M1,M2 位置特定目印
S,S1,S2,S3 スリット部

Claims (7)

  1. 乗客コンベアの移動手摺り内に位置する鋼製コードからの磁束を磁束センサによって検出し、検出された前記磁束に基づいて前記鋼製コードの損傷を検出する移動手摺り劣化診断装置において、
    前記移動手摺りに設けられる磁性体であって、前記乗客コンベアの属性に対応したパターンを有する間隙部を有する前記磁性体からの磁束を前記磁束センサによって検出することを特徴とする移動手摺り劣化診断装置。
  2. 請求項1に記載の移動手摺り劣化診断装置において、
    前記属性は製造番号であることを特徴とする移動手摺り劣化診断装置。
  3. 請求項1に記載の移動手摺り劣化診断装置において、
    前記磁性体は、前記移動手摺りの表面に設けられる磁性箔体であることを特徴とする移動手摺り劣化診断装置。
  4. 請求項3に記載の移動手摺り劣化診断装置において、
    前記間隙部がスリット部であることを特徴とする移動手摺り劣化診断装置。
  5. 請求項1に記載の移動手摺り劣化診断装置において、
    前記磁性体は、前記鋼製コードの一部であり、前記間隙部は、前記鋼製コードの一部における断線部であることを特徴とする移動手摺り劣化診断装置。
  6. 乗客コンベアの移動手摺り内に位置する鋼製コードからの磁束に基づいて前記鋼製コードの損傷を検出する移動手摺り劣化診断方法において、
    前記移動手摺りの表面に、前記乗客コンベアの属性に対応したパターンを有する間隙部を有する磁性箔体を貼り付け、
    次に、前記移動手摺りを駆動しながら、前記磁性箔体からの磁束および前記鋼製コードからの磁束を検出することを特徴とする移動手摺り劣化診断方法。
  7. 乗客コンベアの移動手摺りの劣化を診断する時に移動手摺りにおける基準位置を示す位置特定目印において、
    前記乗客コンベアの属性に対応したパターンを有する間隙部を有する磁性体を備えることを特徴とする位置特定目印。
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