JP6093389B2 - 車両用空力構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両用空力構造に関し、特に、走行中の車両床下を流通する空気を加速させる車両用空力構造に関する。
自動車等の車両の走行中においては、タイヤの内側とマッドガード縦壁との間では、車両の床下の空気流れは乱れている。これにより、この部分における床下空気の圧力が、サイドシルよりも高くなり、車両外側方向への流れが生じる。このような空気の流れが、走行抵抗となり、車両の燃費が悪化したり、走行安定性が阻害される等の課題が生じていた。
このような課題に対処するために、フロントタイヤの周辺に空力部材を配置することが以下の特許文献に記載されている。
特許文献1では、車両用フェンダーにディンプルを形成することによって、ホイールハウス内の空気抵抗を軽減する発明が記載されている。図8を参照して、インナーフェンダ100の表面に複数のディンプル102が形成されている。これにより、車速が増加してホイールハウス内の空気の流速が所定速度に達すると、インナーフェンダ100のディンプル102によって、インナーフェンダ100の表面に近接する境界層の流れが層流から乱流へ遷移する。従って、境界層の剥離位置が下流へ移動するため、空気抵抗の原因になる低圧の剥離域の圧力が上昇し、空気抵抗が低減する。
特許文献2では、気流への効力を低減させるための車両用整流装置が記載されている。具体的には、図9を参照して、タイヤ202の前方で、車両用整流装置200は、車幅方向及び上下方向に略沿って延びた前面部を有するフラップ部204と、フラップ部204の前面部から車両前方へ突き出す突起部206とを備えている。また、フラップ部204の前面部は、車両の走行時に表面に沿って流れる気流の進行方向を、後方に配置された前輪や、ロアアームを避ける方向へ変化させている。
特開2008−247146号公報 特開2012−56499号公報
しかしながら、上記した特許文献に記載された発明では、車両の床下を流通する空気に起因した空気抵抗を、充分に低減できない恐れがあった。
具体的には、特許文献1に記載された発明では、ディンプル102はタイヤの後方に形成されているため、タイヤの内側側方で空気流れが乱れることによる課題を、このディンプル102で解消することは困難であった。
また、特許文献2に記載された発明でも、空力部材であるフラップ部204は、前輪の前方に形成されている。従って、この文献に記載された発明によっても、タイヤの内側側方で空気流れが乱れることによる課題を解決することは困難であった。
本発明は、このような問題点を鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、タイヤの内側側方にて床下の空気流れを加速することで、空気抵抗等が低減された車両用空力構造を提供することに有る。
本発明の車両用空力構造は、車両の床下を流通する空気の流れを変更する車両用空力構造であり、前記車両の床下面よりも下方であって、タイヤの内側側面よりも内側側方であり、前記タイヤの前端またはフラップよりも後方に、前記車両の床下面よりも下方を流通する前記空気の流れに影響を与える空力付加物を配置し、前記空力付加物は、前記車両の床下面よりも下方に延在させたマッドガードの、前記タイヤを向く側壁に形成されることを特徴とする。
更に、本発明の車両用空力構造は、前記空力付加物は、ボルテックスジェネレーターであることを特徴とする。
更に、本発明の車両用空力構造は、前記空力付加物は、ジェット構造であることを特徴とする。
本発明の車両用空力構造によれば、車両の床下を流通する空気の流れを変更する車両用空力構造であり、前記車両の床下面よりも下方であって、タイヤの内側側面よりも内側側方であり、前記タイヤの前端またはフラップよりも後方に、前記車両の床下面よりも下方を流通する前記空気の流れに影響を与える空力付加物を配置し、前記空力付加物は、前記車両の床下面よりも下方に延在させたマッドガードの、前記タイヤを向く側壁に形成されることを特徴とする。従って、車両の床下を流通する空気を加速することで、タイヤの内側側方から外側に向かう空気の流れが抑止され、これにより空気抵抗が低くなり、燃費向上、騒音低減、高速安定性向上等の効果が奏される。
更に、本発明の車両用空力構造によれば、前記空力付加物は、ボルテックスジェネレーターである。従って、ボルテックスジェネレーターにて、車両床下を流れる空気と車両部品との境界で、空気の流れを乱すことにより、車両床下の空気の流れを加速して整流することができる。
更に、本発明の車両用空力構造によれば、前記空力付加物は、ジェット構造であることを特徴とする。従って、ジェット構造により、空気の流れを直接的に加速することで、車両床下の流れを整流することが出来る。
本発明の車両用空力構造を示す図であり、(A)は車両を示す側面図であり、(B)はタイヤの周辺部を示す断面図であり、(C)は車両前部を示す側面図である。 本発明の車両用空力構造を示す図であり、(A)はボルテックスジェネレーターを示す側面図であり、(B)はその部分の断面図である。 本発明の車両用空力構造を示す図であり、空力付加物としてのジェット構造を示す斜視図である。 本発明の車両用空力構造を示す図であり、タイヤの内側側方に空力付加物が備えられる構成を示す断面図である。 本発明の車両用空力構造を示す図であり、(A)および(B)はタイロッドに空力付加物が備えられる構成を示す図である。 本発明の車両用空力構造を示す図であり、(A)および(B)はドライブシャフトに空力付加物が備えられる構成を示す図である。 本発明の車両用空力構造を示す図であり、(A)および(B)はロアアームに空力付加物が備えられる構成を示す図である。 背景技術を示す図であり、空力付加物が形成されたフェンダーを示す斜視図である。 背景技術の車両用整流装置を示す断面図である。
以下、図面を参照して、車両用空力構造の形態を説明する。以下に説明する形態では、図1ないし図3が本発明の形態であり、図4ないし図7が参考の形態である。
図1を参照して、本形態の車両用空力構造が採用された車両を説明する。図1(A)は車両10を示す側面図であり、図1(B)はタイヤの周辺部を示す断面図であり、図1(C)は車両前部を示す側面図である。
図1(A)を参照して、本形態の車両10では、前方に配置されたタイヤ12の内側側方に、この図には現れない空力付加物を形成している。更に本形態では、車両床下面24よりも下方に、このような空力付加物を形成している。本形態では、このように空力付加物を配置することで、走行時に於いて、車両床下面24より下方を流通する空気を後方に向かって加速している。よって、車両床下を流通する空気の一部が、タイヤ12の内側側方から、車体の外側方向に流動することが抑止されている。
図1(B)を参照して、本形態の空力付加物は、タイヤ12の内側側面と、ホイールハウス14の縦壁14Aとの間に規定される領域16に形成されている。このような部分に空力付加物を配置することにより、領域16における空気の流れが加速され、領域16を通過した空気の大部分は、そのまま直線的に後方に通過するようになる。この図では、本形態での空気流れを、実線の矢印で示している。従って、背景技術のように、車両10の外側に向かって進行する流れ(点線の矢印で示す)が抑制されているので、走行抵抗の減少、燃費向上、高速安定性の向上等の効果が奏される。
図1(C)を参照して、本形態の空力付加物は、車両床下面24よりも下方であって、且つ、タイヤ12の前端20またはフラップ18よりも後方に形成されている。即ち、タイヤ12の前方にフラップ18が形成される場合は、本形態の空力付加物はフラップ18よりも後方に配置される。一方、このようなフラップ18が形成されない場合は、タイヤ12の前端20よりも後方に、空力付加物が形成される。タイヤ12の前端20またはフラップ18よりも後方部分では、これらの部品により車両床下面24を流通する空気は乱されるが、本形態では、この部分に空力付加物を配置することで、車両10の外側に向かって進行する空気の流れを抑制している。
図2を参照して、上記した空力付加物の具体例を説明する。図2(A)はマッドガード26を示す側面図であり、図2(B)は断面図である。
図2(A)を参照して、マッドガード26は、ホイールハウスの内部にて、タイヤ12の上方部分を囲むように配置される部材である。本形態では、マッドガード26の縦壁部分を、下方に延在させて垂下部30を設け、この垂下部30に、空力付加物としてのボルテックスジェネレーター28を形成している。
図2(A)および図2(B)を参照して、垂下部30は、車両床下面24よりも下方に延在している。また、垂下部30の内壁を部分的にタイヤ12側に突出させて、ボルテックスジェネレーター28を形成している。図2(A)に示すように、ボルテックスジェネレーター28は、タイヤ12の前端20またはフラップ18よりも後方に配置されている。
ボルテックスジェネレーター28は、ここでは、縦方向に沿って複数が形成されている。ボルテックスジェネレーター28の具体的な形状としては、例えば、側面視で菱型形状を呈しており、中央部が突出している。ここで、ボルテックスジェネレーター28は他の形状でも良く、例えば円筒状の突起物でも良いし、厚み方向に窪む形状でも良い。
ボルテックスジェネレーター28を形成することにより、走行時において、車両床下面24を流れる空気が車両外側方向に向かって流れるのを抑制することが出来る。具体的には、車両走行時に、タイヤ12の内側とマッドガード26の縦壁との間の領域16で空気が流れると、垂下部30付近の空気の流れは、ボルテックスジェネレーター28により乱され、垂下部30の側面から空気が剥離される。更に、タイヤ12の前面に当たった後に領域16に流入した空気も、ボルテックスジェネレーター28で乱される。
これにより、領域16を流通する空気は加速され、この領域16を通過した空気の大部分は即座に後方に流れるので、領域16およびその近傍の圧力が、車両側部よりも高くなることが回避される。よって、車両床下から車両側方外側への空気の流れが抑制され、上記したような空気抵抗が低減する等の効果が奏される。
図3を参照して、本形態で形成される空力付加物として、ジェット構造32が採用されても良い。ジェット構造32は、図2(A)に示す垂下部30の、タイヤ12を向く側面に、一体的に形成される。ジェット構造32は、前方に向かって開口する前方開口部32Aと、後方に向かって開口する後方開口部32Bとを有している。また、後方開口部32Bの開口面積は、前方開口部32Aの開口面積よりも小さい。よって、車両走行時に、ジェット構造32の前方開口部32Aから流入した空気は、加速された状態で後方開口部32Bから後方に向かって噴射される。このことから、図2(B)に示す領域16にて流通する空気を加速して後方流通させることで、ボルテックスジェネレーター28の場合と同様の効果が奏される。
なお、後方開口部32Bが前方開口部32Aの開口面積よりも狭い形態を例示したが、前方開口部32Aと後方開口部32Bの開口面積にかかわらず、前方開口部32Aよりも開口面積が小さい狭窄部を、前方開口部32Aと後方開口部32Bとの間に設けるなどの形態も考えられる。
図4を参照して、本発明の他の形態を説明する。図2および図3に例示した車両用空力構造では、マッドガード26の内部側壁にボルテックスジェネレーター等の空力付加物を配置したが、空力付加物は他の位置に形成されても良い。
即ち、空力付加物は、上記した領域16に配置される車両構成部品、例えば、ドライブシャフト36、タイロッド38またはロアアーム40に形成されても良い。ここで、領域16とは、ホイールハウス14の縦壁14Aを下方に延長させた面(一点鎖線で示す)と、タイヤ12の内側側面とで挟まれる領域である。
ドライブシャフト36、タイロッド38またはロアアーム40は、締結部42を介してホイール34に接続される部材である。換言すると、ここでは、ドライブシャフト36、タイロッド38またはロアアーム40の一部であって、領域16に配置される部分に、本発明の空力付加物を配置することが出来る。
ここでは、ドライブシャフト36、タイロッド38およびロアアーム40、に形成される空力付加物44、46、48を墨付三角にて示している。空力付加物44等としては、上記したようなボルテックスジェネレーター28(図2(A))またはジェット構造32(図3)が採用される。このような部材に空力付加物44等を形成することによって、車両走行時において領域16を通過する空気の流れを、加速して整流することができる。
図5を参照して、空力付加物46が形成されたタイロッド38を説明する。図5(A)はタイロッド38等の構造を示す斜視図であり、図5(B)はタイロッド38を正面から見た図である。
図5(A)を参照して、ここでは、締結部42と接続される接続部の近傍にて、タイロッド38に空力付加物46が形成されている。尚、タイロッド38は、ドライブシャフト36よりも前方に配置されるため、空力付加物46を配置することによる効果が奏されやすい環境にある。
図5(B)を参照して、本形態では、タイロッド38の上面に空力付加物46Aを形成し、更に、タイロッド38の下面にも空力付加物46Bを形成している。このように、タイロッド38の上下両面に空力付加物46A、46Bを形成することにより、タイロッド38の上方近傍および下方近傍を通過する空気の流れを加速させることが可能となり、空気抵抗を低減する等の効果を更に大きくすることが出来る。
更に、タイロッド38を正面から見た場合において、タイロッド38の上面に配置される空力付加物46Aと、タイロッド38の下面に配置される空力付加物46Bと、の位置は異ならせても良い。即ち、タイロッド38の延伸方向に沿って、空力付加物46Aと、空力付加物46Bとは、互い違いに(千鳥状に)配置されても良い。これにより、空力付加物46A、46Bを空気が通過することにより、渦が発生しやすく成り、より多くの空気を加速し、上記した効果を更に顕著なものとすることができる。
図6を参照して、空力付加物46が形成されたドライブシャフト36を説明する。図6(A)はドライブシャフト36等の構造を示す斜視図であり、図6(B)はドライブシャフト36を正面から見た図である。
図6(A)を参照して、本形態では締結部42(図5(A)参照)に接近する部分のドライブシャフト36に空力付加物44を形成している。
また、図6(B)に示すように、ドライブシャフト36には、ドライブシャフト36の表面を螺旋状に突出させることで、空力付加物44が形成されている。ドライブシャフト36は、ステアリングハンドルからの回転力をタイヤに伝達させるために回転する。よって、空力付加物44を螺旋状に形成することで、ドライブシャフト36が回転した状況下であっても、ドライブシャフト36の上側および下側の両方に空力付加物44を配置して、空気を加速させるという効果を奏することが出来る。また、空力付加物44が螺旋状であることにより、ドライブシャフト36の上端における空力付加物44の位置と、ドライブシャフト36の下端における空力付加物44の位置とが、互い違いになるので、空気を加速させる効果を更に大きくすることが出来る。
図7を参照して、空力付加物48が形成されたロアアーム40を説明する。図7(A)はロアアーム40を示す斜視図であり、図7(B)はロアアーム40を正面から見た図である。
図7(A)および図7(B)を参照して、本形態では、締結部42の近傍にて、ロアアーム40の上面および下面に、空力付加物48を形成している。ロアアーム40は、他の部材と比較すると前後方向に幅が長い部材である。従って、空力付加物48を、車幅方向および前後方向に沿って、複数個配置することができる。ロアアーム40の上面および下面に、複数の空力付加物48を形成することで、空気の流れを加速する効果を大きくすることが出来る。図7(B)に示すように、ここでも、ロアアーム40の上面に形成される空力付加物48Aと、ロアアーム40の下面に形成される空力付加物48Bとの位置は、車幅方向に於いて互い違いに配置されている。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更が可能である。
例えば、上記した空力付加物は、スタビライザ、ハウジング、サスペンション、サブフレームに形成されても良い。
また、本形態の空力付加物を図2から図7に例示したが、これらは複数が組み合わせて用いられても良い。
10 車両
12 タイヤ
14 ホイールハウス
14A 縦壁
16 領域
18 フラップ
20 前端
24 車両床下面
26 マッドガード
28 ボルテックスジェネレーター
30 垂下部
32 ジェット構造
32A 前方開口部
32B 後方開口部
34 ホイール
36 ドライブシャフト
38 タイロッド
40 ロアアーム
42 締結部
44 空力付加物
46、46A、46B 空力付加物
48、48A、48B 空力付加物

Claims (3)

  1. 車両の床下を流通する空気の流れを変更する車両用空力構造であり、
    前記車両の床下面よりも下方であって、タイヤの内側側面よりも内側側方であり、前記タイヤの前端またはフラップよりも後方に、前記車両の床下面よりも下方を流通する前記空気の流れに影響を与える空力付加物を配置し、
    前記空力付加物は、前記車両の床下面よりも下方に延在させたマッドガードの、前記タイヤを向く側壁に形成されることを特徴とする車両用空力構造。
  2. 前記空力付加物は、ボルテックスジェネレーターであることを特徴とする請求項1に記載の車両用空力構造。
  3. 前記空力付加物は、ジェット構造であることを特徴とする請求項1に記載の車両用空力構造。
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