JP7487395B1 - サスペンションアーム - Google Patents

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理生 鈴森
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Abstract

【課題】空力特性を向上させることのできるサスペンションアームを提供する。【解決手段】ロアアーム30は、底壁31と、底壁31から車両上方に突出するとともに前後方向Yにおいて互いに対向する前壁32Aおよび後壁32Bとを有する。ロアアーム30は、車幅方向Xに延在する板状をなす整流部70を有する。整流部70は、前壁32Aの上部から車両前方に向けて斜め下方に突出するように前壁32Aに片持ち支持される。【選択図】図1

Description

本発明は、サスペンションアームに関するものである。
自動車等の車両には、車体と車輪とを繋ぐサスペンションアームが設けられている(例えば、特許文献1)。特許文献1に記載のサスペンションアームは、互いに対向するように車幅方向に延在する一対の側壁と、一対の側壁の下端同士を繋ぐように延在する底壁とを有している。
特開2016-107838号公報
ここで、サスペンションアームは、車両の下部に、同車両の外方に露出するように設けられる。そのため、車両の走行に際して、サスペンションアームには走行風が当たるようになる。このようにしてサスペンションアームに走行風が当たることで、空力特性の低下を招くおそれがある。
上記課題を解決するためのサスペンションアームは、底壁と、前記底壁から車両上方に突出するとともに車両前後方向において互いに対向する前壁および後壁と、を有するサスペンションアームにおいて、車幅方向に延在する板状をなし、前記前壁の上部から車両前方に向けて斜め下方に突出するように前記前壁に片持ち支持された整流部を備える。
サスペンションアームの一実施形態であるロアアームの側端面図である。 同ロアアームが適用される車両の懸架装置を示す概略図である。 同ロアアームの斜視図である。 同ロアアームを構成するアーム本体と補強部材とを分離して示す分解斜視図である。 同ロアアームの平面図である。 同ロアアームの底面図である。 同ロアアームにおける整流部の基端部分およびその周辺の拡大側断面図である。 同ロアアームにおける前壁および整流部の拡大側断面図である。 同ロアアームにおける整流部の角度θと長さ比率RとCd値との関係を示すグラフである。 同ロアアームにおける整流部の角度θと長さ比率RとCL値との関係を示すグラフである。
以下、図1~図10を参照して、サスペンションアームを懸架装置のロアアームとして具体化した一実施形態について説明する。
<懸架装置10>
図2に示すように、懸架装置10は、車体100と車輪110との間に配置されるとともに、車体100に対して車輪110を揺動自在に支持している。懸架装置10は、路面から車輪110を介して車体100に伝達される衝撃を緩和するとともに、路面に対して車輪110を押し付けるように構成されている。
懸架装置10は、アッパーアーム20と、ロアアーム30と、サスペンションスプリング80とを備えている。
アッパーアーム20およびロアアーム30は、車幅方向Xに延びている。アッパーアーム20は、ロアアーム30の上方に配置されている。アッパーアーム20およびロアアーム30は、車体100のフレーム101と、車輪110を支持する支持部材111とを連結している。
サスペンションスプリング80は、車両上下方向(以下、上下方向Z)に延びている。サスペンションスプリング80の下端部は、ロアアーム30に支持されている。
<ロアアーム30>
図1および図3に示すように、ロアアーム30は、底壁31と、前壁32Aと、後壁32Bと、整流部70とを有している。底壁31は、車幅方向Xおよび車両前後方向(以下、前後方向Y)に延在している。底壁31は、車幅方向Xに延びる長尺状をなしている。前壁32Aおよび後壁32Bは、底壁31の前後方向Yにおける両端縁から上方に突出するとともに互いに対向している。整流部70は、前壁32Aの上部から車両前方に向けて延びている。この整流部70については、後に詳述する。
ロアアーム30は、アーム本体40と、補強部材50と、樹脂成形部60とを有している。
<アーム本体40>
図1および図4に示すように、アーム本体40は、本体側底壁41と、本体側前壁42Aと、本体側後壁42Bとを有している。本体側底壁41は、車幅方向Xに延びる長尺状をなしている。本体側前壁42Aおよび本体側後壁42Bは、本体側底壁41の前後方向Yにおける両端縁から上方に突出するとともに互いに対向している。アーム本体40は上方に開口している。
アーム本体40は、例えば、金属板をプレス加工することにより成形されている。アーム本体40の材料としては、高張力鋼などの金属材料が挙げられる。
本体側底壁41の車幅方向Xにおける中間部41aは、その他の部分よりも前後方向Yにおける幅が大きい。中間部41aの前後方向Yにおける幅は、車幅方向Xにおける両側の部分ほど徐々に小さくなっている。本体側底壁41の中間部41aは、上下方向Zから見て紡錘状をなしている。
本体側底壁41のうち車幅方向Xの両側において中間部41aに隣り合う部分は、車幅方向Xにおいて直線状に延びている。
本体側前壁42Aおよび本体側後壁42Bは、前後方向Yにおいて対称な形状をなしている。このため、以降では、本体側前壁42Aの構成について説明することで、本体側後壁42Bの構成についての説明を省略することがある。
本体側前壁42Aは、本体側底壁41の車幅方向Xにおける全体にわたって延びている。本体側前壁42Aの車幅方向Xにおける一端部であって、後述する第1連結部47を構成する部分は、本体側底壁41よりも車幅方向Xに突出している。
本体側前壁42Aのうち中間部41aから突出する部分は、本体側底壁41に連なる傾斜部43と、傾斜部43に連なる直線部44とを有している。
傾斜部43は、上方に向かうほど前後方向Yにおいて本体側後壁42Bから離れるように傾斜している。
直線部44は、上下方向Zにおいて直線状に延びている。本体側前壁42Aの直線部44および本体側後壁42Bの直線部44は、平行に延びている。
本体側前壁42Aおよび本体側後壁42Bは、第1フランジ45Aおよび第2フランジ45Bをそれぞれ有している。第1フランジ45Aは、本体側前壁42Aにおける本体側底壁41とは反対側の端部から前後方向Yにおいて本体側後壁42Bとは反対側に突出している。第1フランジ45Aおよび第2フランジ45Bは、前後方向Yにおいて互いに反対側に突出している。第1フランジ45Aは、本体側前壁42Aの突出方向における先端部分を構成している。第1フランジ45Aは、本体側前壁42Aの車幅方向Xにおける全体にわたって延びている。
図3および図4に示すように、アーム本体40は、スプリング収容部46と、第1連結部47と、第2連結部48とを有している。スプリング収容部46は、アーム本体40の車幅方向Xにおける中央部を構成している。第1連結部47および第2連結部48は、スプリング収容部46の車幅方向Xにおける両端にそれぞれ連なっている。
<スプリング収容部46>
図1および図4に示すように、スプリング収容部46は、中間部41aと、本体側前壁42Aと、本体側後壁42Bとによって、サスペンションスプリング80(図2参照)の下端部が収容される収容空間を形成している。スプリング収容部46における本体側前壁42Aおよび本体側後壁42Bは、前後方向Yにおいて互いに反対側に膨出している。スプリング収容部46の底部、すなわち中間部41aには、上下方向Zに貫通する貫通孔46aが設けられている。貫通孔46aは、円形状をなしている。
<第1連結部47>
図3および図4に示すように、第1連結部47は、アーム本体40における車体100に連結される部分である。第1連結部47における本体側前壁42Aおよび本体側後壁42Bは、車幅方向Xにおいて平行に延びている。第1連結部47における本体側前壁42Aおよび本体側後壁42Bは、本体側底壁41の車幅方向Xにおける端縁よりも車幅方向Xに突出している。
第1連結部47における本体側前壁42Aおよび本体側後壁42Bには、前後方向Yに貫通する第1連結孔47aがそれぞれ設けられている。第1連結部47は、第1連結孔47aに挿入された図示しない回転軸を介して車体100のフレーム101に対して回転可能に連結される。
<第2連結部48>
第2連結部48は、アーム本体40における車輪110に連結される部分である。第2連結部48における本体側前壁42Aおよび本体側後壁42Bは、車幅方向Xにおいて平行に延びている。
第2連結部48における本体側前壁42Aおよび本体側後壁42Bには、前後方向Yに貫通する第2連結孔48aがそれぞれ設けられている。第2連結部48は、第2連結孔48aに挿入された図示しない回転軸を介して車輪110の支持部材111に対して回転可能に連結される。
図1および図4に示すように、補強部材50は、平板状をなしている。補強部材50は、スプリング収容部46における第1連結部47側の部分を上方から覆っている。補強部材50の材料としては、高張力鋼などの金属材料が挙げられる。補強部材50は、第1フランジ45Aおよび第2フランジ45Bの上面に対して、例えば溶接により接合されている。図5に示すように、補強部材50の前後方向Yにおける両端縁は、第1フランジ45Aおよび第2フランジ45Bの前後方向Yにおける外端縁よりも内側に位置している。
<樹脂成形部60>
図1および図3~図5に示すように、樹脂成形部60は、アーム本体40および補強部材50をインサートして成形されている。樹脂成形部60は、補強部材50が接合されたアーム本体40が図示しない金型装置の内部にインサート品として配置された後、当該金型装置の内部に樹脂が充填されることにより成形されている。樹脂成形部60の材料としては、例えば、熱可塑性の樹脂材料が挙げられる。
樹脂成形部60は、第1被覆部61と、第2被覆部64と、第3被覆部67とを有している。
<第1被覆部61>
第1被覆部61は、本体側前壁42Aの車両前方側の面(以下、前面)を被覆している。詳しくは、第1被覆部61は、本体側前壁42Aの前面のうち第1連結孔47aおよび第2連結孔48aのそれぞれの周囲を除く部分を被覆している。本体側前壁42Aの前面は、本体側前壁42Aにおける本体側後壁42Bに対向する面とは反対側の面であり、第1フランジ45Aの下面を含む。なお本実施形態では、第1被覆部61が「被覆部」に相当する。
第1被覆部61は、本体側前壁42Aの傾斜部43を被覆する傾斜被覆部61bと、本体側前壁42Aの直線部44を被覆する直線被覆部61aとを有している。傾斜被覆部61bは、本体側前壁42Aの傾斜部43における外方側の面に沿って延びている。直線被覆部61aは、本体側前壁42Aの直線部44における外方側の面に沿って延びている。
第1被覆部61は、本体側前壁42Aの車幅方向Xにおける両端部にそれぞれ係合する2つの係合部62と、第1フランジ45Aの先端部分に係合する係合部63とを有している。
各係合部62は、本体側前壁42Aの車幅方向Xにおける一端部を前後方向Yにおける両側、および車幅方向Xにおける一方側から被覆している。各係合部62は、本体側前壁42Aの上記一端部に対して上下方向Zにおける全体にわたって係合している。
係合部63は、第1フランジ45Aの先端部分を上下方向Zにおける両側、および前後方向Yにおける前側から被覆している。係合部63は、第1フランジ45Aの先端部分に対して車幅方向Xにおける全体にわたって係合している。
スプリング収容部46における第1連結部47側の部分においては、係合部63は、第1フランジ45Aの先端部分に加えて、第1フランジ45Aと補強部材50との接合部分を被覆している。
<第2被覆部64>
第2被覆部64は、本体側後壁42Bの車両後方側の面(以下、後面)を被覆している。詳しくは、第2被覆部64は、本体側後壁42Bの後面のうち第1連結孔47aおよび第2連結孔48aのそれぞれの周囲を除く部分を被覆している。本体側後壁42Bの後面は、本体側後壁42Bにおける本体側前壁42Aに対向する面とは反対側の面であり、第2フランジ45Bの下面を含む。
第2被覆部64は、本体側後壁42Bの傾斜部43を被覆する傾斜被覆部64bと、本体側後壁42Bの直線部44を被覆する直線被覆部64aとを有している。傾斜被覆部64bは、本体側後壁42Bにおける傾斜部43の後面に沿って延びている。直線被覆部64aは、本体側後壁42Bにおける直線部44の後面に沿って延びている。
第2被覆部64は、本体側後壁42Bの車幅方向Xにおける両端部にそれぞれ係合する2つの係合部65と、第2フランジ45Bの先端部分に係合する係合部66とを有している。
各係合部65は、本体側後壁42Bの車幅方向Xにおける一端部を前後方向Yにおける両側、および車幅方向Xにおける一方側から被覆している。各係合部65は、本体側後壁42Bの上記一端部に対して上下方向Zにおける全体にわたって係合している。
係合部66は、第2フランジ45Bの先端部分を上下方向Zにおける両側、および前後方向Yにおける後方側から被覆している。係合部66は、第2フランジ45Bの先端部分に対して車幅方向Xにおける全体にわたって係合している。
スプリング収容部46における第1連結部47側の部分においては、係合部66は、第2フランジ45Bの先端部分に加えて、第2フランジ45Bと補強部材50との接合部分を被覆している。
<第3被覆部67>
図1、図4および図6に示すように、第3被覆部67は、本体側底壁41の下面の全体を被覆している。図5および図6に示すように、第3被覆部67は、本体側底壁41の車幅方向Xにおける両端部にそれぞれ係合する2つの係合部68と、貫通孔46aの周縁部に係合する係合部69とを有している。
図4~図6に示すように、各係合部68は、本体側底壁41の車幅方向Xにおける一端部を上下方向Zにおける両側、および車幅方向Xにおける一方側から被覆している。各係合部68は、本体側底壁41の上記一端部に対して前後方向Yにおける全体にわたって係合している。
係合部69は、貫通孔46aの周縁部を上下方向Zにおける両側、および貫通孔46aの内面側から被覆している。係合部69は、貫通孔46aの周縁部に対して周方向の全体にわたって係合している。
ロアアーム30の底壁31は、本体側底壁41と第3被覆部67とを含んでいる。ロアアーム30の前壁32Aは、本体側前壁42Aと第1被覆部61とを含んでいる。ロアアーム30の後壁32Bは、本体側後壁42Bと第2被覆部64とを含んでいる。
図1、図3および図6に示すように、ロアアーム30は、整流部70、突出壁部71、およびリブ72を有する。本実施形態では、これら整流部70、突出壁部71、およびリブ72を利用して、ロアアーム30の周辺における空気の流れが整流される。
<整流部70>
整流部70は、車幅方向Xに延在する板状をなしている。整流部70は、前壁32Aに沿って車幅方向Xに延びる長尺状をなしている。整流部70は、スプリング収容部46における前壁32Aの車幅方向Xにおける全体にわたって延びている。整流部70は、スプリング収容部46における前壁32Aの前面に沿って湾曲して延びている。整流部70は、第1被覆部61と一体に設けられている。整流部70は、第1被覆部61のうちスプリング収容部46における本体側前壁42Aの前面を被覆する部分から、車両前方に延びている。整流部70は、前壁32Aの上部、詳しくは上端から車両前方に向けて斜め下方に突出するように前壁32Aに片持ち支持されている。前壁32Aの上部は、前壁32Aのうち第1フランジ45Aに連なる部分である。整流部70の車幅方向Xにおける各部においては、同整流部70が同一形状になっている。
整流部70は、本体部70aと先端部70bとにより構成される。
図1、図5および図7に示すように、本体部70aは、整流部70における前壁32A側の部分を構成している。本体部70aは、前後方向Yにおいて直線状に延びている。本体部70aは、前後方向Yにおいて前壁32Aから離れるほど下方に位置するように水平方向に対して傾斜している。本体部70aにおける前記前壁32A側の端部(以下、基端部分70c)は、前壁32Aの上端よりも車両上方の位置まで延びている。
先端部70bは、整流部70の先端部分、すなわち前壁32Aから遠い側の端部を構成している。先端部70bは、車両下方に向けて湾曲するように前後方向Yに延びている。
<突出壁部71>
図5および図8に示すように、突出壁部71は、整流部70の基端部分70cに設けられている。突出壁部71は、整流部70と一体に設けられている。突出壁部71は、樹脂成形部60の一部をなしている。突出壁部71は、断面略矩形状で、前壁32Aに沿って車幅方向Xに延びる突条をなしている。突出壁部71は、上記基端部分70cの上端であって、且つ同基端部分70cの後端から車両上方に向けて突出している。突出壁部71は、スプリング収容部46(詳しくは、本体側前壁42A)における車幅方向Xの全体にわたって延びている。突出壁部71は、スプリング収容部46の前面に沿って湾曲して延びている。
<リブ72>
図3、図6および図8に示すように、リブ72は、第1リブ72aおよび第2リブ72bにより構成されている。リブ72は、樹脂成形部60の一部をなしている。
第1リブ72aは、整流部70の下面に設けられる。第1リブ72aは、前後方向Yおよび上下方向Zに延在するように、前後方向Yに延びている。第1リブ72aは、車幅方向Xに間隔をおいて、互いに平行に延びるように複数設けられている。各第1リブ72aは、整流部70の下面と前壁32Aの前面とに挟まれた部分において、整流部70の下面と前壁32Aの前面とを繋ぐように架設される。各第1リブ72aの下端面は、車幅方向Xから見て、車両上方に向けて凸状をなすように湾曲して延びている。本実施形態では、各第1リブ72aにより、整流部70の下面と前壁32Aの前面とに挟まれた部分が、車幅方向Xにおける右側の部分と左側の部分とに区画されている。
第2リブ72bは、前壁32Aの前面下部、底壁31の下面、および後壁32Bの後面下部にわたって延びている。具体的には、第2リブ72bは、傾斜被覆部61b、第3被覆部67、および傾斜被覆部64bの外面において前後方向Yに延びている。
第2リブ72bは、第1リブ72aに連なるように、ロアアーム30の外面において延びている。詳しくは、第2リブ72bは、断面略矩形状で、ロアアーム30の外面に沿って前後方向Yに延びる突条をなしている。第2リブ72bは、車幅方向Xに間隔をおいて、互いに平行に延びるように、複数設けられている。ロアアーム30の下方において走行風が流れる際に、この第2リブ72bによって空気が整流される。
本実施形態によれば、車両前方からロアアーム30の前壁32Aに向かう走行風を、整流部70によって遮るとともに偏向することで、同前壁32Aに当たらないように車両上方や車両側方に逃がすことができる。これにより、ロアアーム30に生じる抗力を低減することができる。
以下では、図8に示すように、整流部70、詳しくはその本体部70aの上記前壁32Aからの突出方向における長さを「整流部70の長さL」とする。また、本体側底壁41の下面から本体側前壁42Aの上面までの高さを「アーム本体40の高さH」とする。整流部70の長さLに対するアーム本体40の高さHの比率を「長さ比率R(=L/H)」とする。車幅方向Xから整流部70を見たときに、前後方向Yに延びる仮想軸線Vと整流部70の本体部70aとがなす角度を「整流部70の角度θ」とする。
図8から明らかなように、本実施形態のロアアーム30では、整流部70の長さLが過度に短くなる場合、前壁32Aに走行風が当たり易くなるため、同ロアアーム30に作用する抗力が大きくなってしまう。また、整流部70の長さLが過度に長くなる場合、整流部70における走行風が当たる部分の面積が大きくなるため、同整流部70に作用する抗力、ひいてはロアアーム30に作用する抗力が大きくなってしまう。
この点をふまえて、本実施形態では、発明者等によるシミュレーションの結果をもとに、整流部70の長さLが適当な長さになるように、具体的には上記長さ比率Rが「0.62」になるように、ロアアーム30の各部の形状が設定されている。
また図8から明らかなように、本実施形態のロアアーム30では、整流部70の角度θが「0度」に近づくほど、前壁32Aに走行風が当たり易くなるため、ロアアーム30に作用する抗力が大きくなってしまう。一方、整流部70の角度θが「90度」に近づくほど、走行風が整流部70に当たる角度θが直角に近くなるため、同整流部70に作用する抗力、ひいてはロアアーム30に作用する抗力が大きくなってしまう。
この点をふまえて、本実施形態では、発明者等によるシミュレーションの結果をもとに、整流部70の角度θが適当な角度、具体的には「35度」になるように、ロアアーム30の各部の形状が設定されている。
<シミュレーション結果>
以下、整流部70の長さL、アーム本体40の高さH、および整流部70の角度θを変化させた場合のロアアーム30の空力特性について、発明者等によるシミュレーションの結果を用いて説明する。
図9は、整流部70の角度θを「10度」、「35度」、「60度」にした場合において、ロアアーム30の抗力係数であるCd値(以下、単にCd値という)と上記長さ比率Rとの関係を示すグラフである。図9の一点鎖線は、整流部70の角度θを「10度」にした場合のグラフであり、図9の実線は、整流部70の角度θを「35度」にした場合のグラフであり、図9の破線は、整流部70の角度θを「60度」にした場合のグラフである。
図9に一点鎖線で示すように、整流部70の角度θが「10度」の場合において、長さ比率Rが「0.95~1.10」の範囲になると、Cd値が好適に低減されることが確認された。本シミュレーションでは、整流部70の角度θが「10度」の場合において、長さ比率Rが「1.05」になると、Cd値が最も小さくなった。
図9に実線で示すように、整流部70の角度θが「35度」の場合において、長さ比率Rが「0.60~0.90」の範囲になると、Cd値が好適に低減されることが確認された。本シミュレーションでは、整流部70の角度θが「35度」の場合において、長さ比率Rが「0.73」になると、Cd値が最も小さくなった。
図9に破線で示すように、整流部70の角度θが「60度」の場合においては、長さ比率Rが「0.60~0.70」の範囲になると、Cd値が好適に低減されることが確認された。本シミュレーションでは、整流部70の角度θが「60度」の場合において、長さ比率Rが「0.62」になると、Cd値が最も小さくなった。
図10は、整流部70の角度θを「10度」「35度」「60度」にした場合において、ロアアーム30の揚力係数であるCL値(以下、単にCL値という)と上記長さ比率Rとの関係を示すグラフである。図10の一点鎖線は、整流部70の角度θを「10度」にした場合のグラフであり、図10の実線は、整流部70の角度θを「35度」にした場合のグラフであり、図9の破線は、整流部70の角度θを「60度」にした場合のグラフである。
図10に示すように、整流部70の角度θが「10度」、「35度」、「60度」のいずれの場合においても、長さ比率Rが大きくなるほど、すなわち、整流部70の長さLが長くなるほどCL値が低減されることが確認された。
図10に一点鎖線で示すように、整流部70の角度θが「10度」の場合において、長さ比率Rを「1.05」にすると、上述のようにCd値を低減できるものの、CL値が「0」からずれた値、詳しくは負の値になることが確認された。
ここで、CL値が小さい値になるほど、ロアアーム30に作用する揚力が抑えられるようになる。ただし、CL値が過度に負の値となる場合、車両の転がり抵抗が増加する要因となる。そのため、CL値は概ね「0」であることが好ましい。この点、整流部70の角度θを「10度」にするとともに長さ比率Rを「1.05」にする場合には、CL値が過度に負の値になってしまうため、車両の転がり抵抗が大きくなってしまうことが確認された。
図10に実線で示すように、整流部70の角度θが「35度」の場合においては、長さ比率Rが「0.60~0.70」の範囲になると、CL値が略「0」になることが確認された。また図10に破線で示すように、整流部70の角度θが「60度」の場合においても、長さ比率Rが「0.60~0.70」の範囲になると、CL値が略「0」になることが確認された。いずれの場合においても、Cd値が低減されるとともに、CL値が略「0」になることで車両の転がり抵抗の増加が抑えられることが確認された。
以上のことから、整流部70の角度θを「35度」に設定するとともに長さ比率Rを「0.62」に設定することにより、ロアアーム30の空力特性を効果的に向上できることが分かる。
<作用効果>
本実施形態の作用および効果について説明する。
(1)ロアアーム30は、底壁31と、底壁31から車両上方に突出するとともに前後方向Yにおいて互いに対向する前壁32Aおよび後壁32Bとを有する。ロアアーム30は、車幅方向Xに延在する板状をなす整流部70を有する。整流部70は、前壁32Aの上部から車両前方に向けて斜め下方に突出するように前壁32Aに片持ち支持される。
こうした構成によれば、車両前方からロアアーム30の前壁32Aに向かう走行風を、整流部70によって遮るとともに偏向することで、同前壁32Aに当たらないように車両上方や車両側方に逃がすことができる。これにより、ロアアーム30に生じる抗力を低減することができる。また、上記走行風は整流部70の前面、すなわち車両前方から見て斜め上方に向けて傾斜する傾斜面に衝突する。この衝突に伴い、整流部70には同整流部70を下方に押圧する力が発生するようになる。この押圧力により、ロアアーム30に作用する揚力を抑えることができる。本実施形態によれば、このようにして、ロアアーム30における空力特性を向上させることができる。
(2)整流部70の下面には、前後方向Yに延びる第1リブ72aが設けられている。こうした構成によれば、整流部70の下面と前壁32Aの前面とに挟まれた部分(以下、特定部分という)に、第1リブ72aに沿って前後方向Yに流れる空気の流れを形成することができる。これにより、特定部分における空気の流れの滞留が抑えられる。しかも、各第1リブ72aにより、特定部分は車幅方向Xにおける右側の部分と左側の部分とに区画されている。これにより、特定部分においては車幅方向Xに空気が流れ難くなるため、同特定部分に対して、整流部70の車幅方向Xにおける両側から回り込むようにして空気が流入することを抑えることができる。したがって上記構成によれば、ロアアーム30に生じる抗力を低減することができる。
なお本実施形態では、発明者等によるシミュレーションの結果から、以下のことが確認されている。すなわち、整流部70の角度θを「35度」に設定するとともに長さ比率Rを「0.62」に設定する場合において第1リブ72aを設けることにより、同第1リブ72aが設けられない場合と比較して、Cd値が低減されることが確認された。また、整流部70の角度θが「35度」に設定されるとともに長さ比率Rが「0.62」に設定されるものに、第1リブ72aを設けた場合であっても、CL値は略「0」のままで殆ど変化しないことが確認された。
(3)整流部70の先端部70bは、車両下方に向けて湾曲して延びている。こうした構成によれば、整流部70の先端部分が湾曲していない場合や車両上方に向けて湾曲して延びている場合と比較して、整流部70の先端部70bを通過した走行風が同整流部70の車両後方側、すなわち上記特定部分に回り込むことを抑えることができる。これにより、ロアアーム30に生じる抗力を低減することができる。
(4)整流部70の基端部分70cは、前壁32Aの上端よりも車両上方の位置まで延びている。
本実施形態では、走行風の一部が整流部70の前面に沿って車両後方に向けて斜め上方に流れる。上記構成によれば、整流部70の基端部分70cが前壁32Aの上端よりも車両上方の位置まで延びている分だけ、同基端部分70cを通過した走行風の流れを、ロアアーム30の上部開口、詳しくはスプリング収容部46の上部開口から離間させることができる。これにより、基端部分70cを通過した走行風の流れがロアアーム30の内部に進入することを抑えることができる。そのため、ロアアーム30に生じる抗力を低減することができる。
(5)整流部70の基端部分70cにおける上端であって、且つ後端には、車両上方に向けて突出するとともに車幅方向Xに延在する突出壁部71が設けられる。
本実施形態では、走行風の一部が整流部70の前面に沿って車両後方に向けて斜め上方に流れる。上記構成によれば、この走行風の流れの向きを、上記突出壁部71により、ロアアーム30の上部開口から離間する方向、具体的には上方に変更することができる。これにより、走行風が整流部70を通過した後に、ロアアーム30の内部に進入することを抑えることができる。
(6)ロアアーム30は、アーム本体40と、同アーム本体40をインサートして成形される樹脂成形部60とを備える。アーム本体40は、本体側底壁41と、本体側底壁41から車両上方に突出するとともに前後方向Yにおいて互いに対向する本体側前壁42Aおよび本体側後壁42Bとを有する。樹脂成形部60は、本体側前壁42Aの前面を被覆する第1被覆部61を有している。底壁31は本体側底壁41を含み、前壁32Aは本体側前壁42Aと第1被覆部61とを含み、後壁32Bは本体側後壁42Bを含む。整流部70は、第1被覆部61に一体に設けられている。
こうした構成によれば、アーム本体40をインサートして成形される樹脂成形部60の一部として整流部70を成形することができる。これにより、アーム本体40とは別体の整流部70をアーム本体40に対して後付けする場合と比較して、ロアアーム30の部品点数の増加、および組付工数の増加を抑えることができる。また、アーム本体40と整流部70との位置合わせが不要になる。
<変更例>
本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態および以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・樹脂成形部60から係合部62,63,65,66,68,69のうち少なくとも1つが省略されてもよい。
・ロアアーム30から補強部材50が省略されてもよい。
・整流部70の先端部70bの形状は、任意に変更することができる。例えば、整流部70の先端部70bを直線状に延びる形状にすることができる。
・整流部70の各部における長さLを、車幅方向Xにおいて一定にすることの他、車幅方向Xにおいて異なっていてもよい。
・整流部70や突出壁部71の車幅方向Xにおける延設範囲は、任意に変更することができる。例えば、整流部70や突出壁部71を、ロアアーム30の車幅方向Xにおける全体に渡って延びるように設けてもよい。
・ロアアーム30から突出壁部71が省略されてもよい。
・整流部70の基端部分70cを、前壁32Aの上端よりも車両上方の位置まで延びる形状にすることに代えて、前壁32Aの上端まで延びる形状にしたり、前壁32Aの上端よりも車両下方の位置まで延びる形状にしたりしてもよい。
・第1リブ72aおよび第2リブ72bのうち少なくとも一方が省略されてもよい。
・第2被覆部64および第3被覆部67のうち少なくとも一方が省略されてもよい。
・整流部70は、樹脂成形部60に対して着脱可能に構成されていてもよい。その他、整流部70を樹脂成形部60とは別体に形成するとともに、同整流部70を樹脂成形部60に固定すること等も可能である。
・ロアアーム30から樹脂成形部60が省略されてもよい。この場合、整流部70は、本体側前壁42Aに溶接などにより固定されるものであってもよいし、本体側前壁42Aに対して着脱可能に構成されていてもよい。また、整流部70は金属材料によって形成されてもよい。
<付記>
上記実施形態は、以下の付記に記載する構成を含む。
[付記1]底壁と、前記底壁から車両上方に突出するとともに車両前後方向において互いに対向する前壁および後壁と、を有するサスペンションアームにおいて、
車幅方向に延在する板状をなし、前記前壁の上部から車両前方に向けて斜め下方に突出するように前記前壁に片持ち支持された整流部を備える、サスペンションアーム。
[付記2]前記整流部の下面には、車両前後方向に延びるリブが設けられている、[付記1]に記載のサスペンションアーム。
[付記3]前記整流部の先端部分は、車両下方に向けて湾曲して延びている、[付記1]または[付記2]に記載のサスペンションアーム。
[付記4]前記整流部における前記前壁側の端部は、前記前壁の上端よりも車両上方の位置まで延びている、[付記1]~[付記3]のいずれか一つに記載のサスペンションアーム。
[付記5]前記整流部における前記前壁側の端部に設けられ、当該端部から車両上方に向けて突出するとともに車幅方向に延在する突出壁部を有する、[付記4]に記載のサスペンションアーム。
[付記6]本体側底壁と、前記本体側底壁から車両上方に突出するとともに車両前後方向において互いに対向する本体側前壁および本体側後壁と、を有するアーム本体と、前記アーム本体をインサートして成形される樹脂成形部と、を備え、前記樹脂成形部は、前記本体側前壁における車両前方側の面を被覆する被覆部を有しており、前記底壁は、前記本体側底壁を含み、前記前壁は、前記本体側前壁と前記被覆部とを含み、前記後壁は、前記本体側後壁を含み、前記整流部は、前記被覆部に一体に設けられている、[付記1]~[付記5]のいずれか一つに記載のサスペンションアーム。
10…懸架装置
20…アッパーアーム
30…ロアアーム
31…底壁
32A…前壁
32B…後壁
40…アーム本体
41…本体側底壁
41a…中間部
42A…本体側前壁
42B…本体側後壁
43…傾斜部
44…直線部
45A…第1フランジ
45B…第2フランジ
46…スプリング収容部
46a…貫通孔
47…第1連結部
47a…第1連結孔
48…第2連結部
48a…第2連結孔
50…補強部材
60…樹脂成形部
61…第1被覆部
61a,64a…直線被覆部
61b,64b…傾斜被覆部
62,63,65,66,68,69…係合部
64…第2被覆部
67…第3被覆部
70…整流部
70a…本体部
70b…先端部
70c…基端部分
71…突出壁部
72…リブ
72a…第1リブ
72b…第2リブ
80…サスペンションスプリング
100…車体
101…フレーム
110…車輪
111…支持部材

Claims (6)

  1. 底壁と、前記底壁から車両上方に突出するとともに車両前後方向において互いに対向する前壁および後壁と、を有するサスペンションアームにおいて、
    前記前壁は、車両上下方向に延びる本体側前壁と、前記本体側前壁における車両上方側の端部から車両前方に延びるフランジと、を有し、
    車幅方向に延在する板状をなし、前記フランジの前端部分から車両前方に向けて斜め下方に突出するように前記フランジに片持ち支持された整流部を備える、サスペンションアーム。
  2. 前記整流部の下面には、車両前後方向に延びるリブが設けられている、
    請求項1に記載のサスペンションアーム。
  3. 前記整流部の先端部分は、車両下方に向けて湾曲して延びている、
    請求項1または2に記載のサスペンションアーム。
  4. 前記整流部における前記前壁側の端部は、前記前壁の上端よりも車両上方の位置まで延びている、
    請求項1または2に記載のサスペンションアーム。
  5. 前記整流部は、前記前壁側の端部から車両上方に向けて突出するとともに車幅方向に延在する突出壁部を有する、請求項4に記載のサスペンションアーム。
  6. 本体側底壁と、前記本体側底壁から車両上方に突出するとともに車両前後方向において互いに対向する前記本体側前壁および本体側後壁と、前記フランジと、を有するアーム本体と、
    前記アーム本体をインサートして成形される樹脂成形部と、を備え、
    前記樹脂成形部は、前記本体側前壁における車両前方側の面と前記フランジにおける車両下方側の面とを被覆する被覆部を有しており、
    前記底壁は、前記本体側底壁を含み、前記前壁は、前記本体側前壁と前記フランジと前記被覆部とを含み、前記後壁は、前記本体側後壁を含み、
    前記整流部は、前記被覆部に一体に設けられている、
    請求項1または2に記載のサスペンションアーム。
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