JP6071811B2 - 鞍乗り型車両 - Google Patents

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Description

本発明は、鞍乗り型車両において、樹脂部材を車体フレームに締結する締結構造の改良に関する。
樹脂部材(繊維強化樹脂部材を含む)を相手部材に締結する構造として、樹脂部材の変形等を防止するため、樹脂部材に金属製のカラー部材を一体化させ、このカラー部材にねじ部材を挿入し相手部材に締結する構造が利用される(例えば、特許文献1(図1)参照。)。
特許文献1の図1に示すように、樹脂部材(2)(括弧付き数字は、特許文献1記載の符号を示す。以下同じ。)に筒状を呈する金属部材(3)が内包されるようにして一体化され、この金属部材(3)に形成した穴(7)にカラー(4)が圧入され、このカラー(4)に締結手段(5)が挿通され、この締結手段(5)を介して相手部材(6)に樹脂部材(2)が締結される。
ところで、特許文献1の技術では、過大な荷重が掛かった場合や、長期使用等によって樹脂部材(2)に劣化が生じたときに、この樹脂部材(2)に生じた劣化を外側から容易に判断することは困難であった。
例えば、乗員が跨って座る鞍乗り型車両に特許文献1の技術を利用し、乗員が座るシートを支持するシートフレームに樹脂部材を適用すると、この樹脂部材に生じた劣化を外側から容易に判断することは困難であった。
シートフレームの劣化を容易に判断することができる技術が望まれる。
特開2012−137139公報
本発明は、樹脂製のシートフレームを備えた鞍乗り型車両において、シートフレームの劣化を容易に判断することができる技術を提供することを課題とする。
請求項1に係る発明は、前輪を支持し、この前輪を操向するハンドルバーを支持し、後輪を支持し、この後輪を駆動するパワーユニットを支持する車体フレームと、この車体フレームの後部に、主として樹脂部材で形成されると共に金属カラーが内蔵される締結部にて締結され運転者が跨って操縦するシートを支持するシートフレームとを備える鞍乗り型車両において、金属カラーは、樹脂部材で締結方向に覆われ、シートフレームは、金属カラーの内径側に位置する樹脂部材が所定の荷重で変形したときに、締結部が移動してシートフレームの劣化を表示する劣化表示部を備えていることを特徴とする。
請求項2に係る発明では、締結部は、車幅方向に挿入される締結部材によって車体フレームに取付けられることを特徴とする。
請求項3に係る発明では、締結部は、下部締結部と、この下部締結部の上方に設けられる上部締結部とからなり、劣化表示部は、下部締結部と上部締結部のうちのいずれか一方の締結部に備えられると共に、その移動方向は下部締結部と上部締結部の間を結ぶ線に直交する方向を指向していることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、側面視で、運転者が座る着座位置は、締結部よりも車両後方に配置されることを特徴とする。
請求項5に係る発明では、劣化表示部は、締結部のうちの上部締結部に備えられていることを特徴とする。
請求項6に係る発明では、上部締結部は、下部締結部よりも車両前方に配置され、金属カラーは、車両前後に長い長孔を備え、金属カラーは、長孔の締結部材の軸方向で樹脂部材に覆われ、この樹脂部材に長孔の後側中心と同軸の丸孔が開けられ、この丸孔に締結部材が挿入され、丸孔の前側で金属カラーの長孔を覆う樹脂部材が劣化表示部を成すことを特徴とする。
請求項7に係る発明では、鞍乗り型車両は、オフロード用自動二輪車であって、シートフレームは、高さ方向荷重を支持することを特徴とする。
請求項8に係る発明では、シートフレームは、上面と、この上面の左右端部から下方に延びると共にシートの側面から滑らかに繋がる側面とを備える箱型構造であって、上面に、シートを取り外したときに開口する開口部を備え、側面の車幅方向内側に、パワーユニットが吸入する空気を濾過するエアクリーナエレメントが配置されることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、シートフレームは、締結部が移動したときに、シートフレームの劣化を表示する劣化表示部を備えている。締結部が移動することにより、劣化表示部の外観が変化する。劣化表示部の外観が変化することで、車両の外側から容易にシートフレームの劣化を判断することができる。
請求項2に係る発明では、締結部は、車幅方向に挿入される締結部材によって車体フレームに取付けられる。締結部材は、車幅方向に挿入されるので、車両側方から締結作業がし易い。結果、締結工数を減らすことができる。加えて、取付精度も確保し易い。
請求項3に係る発明では、劣化表示部は、下部締結部と上部締結部のうちのいずれか一方の締結部に備えられている。すなわち、他方の締結部を軸として、一方の締結部を下部締結部と上部締結部の間を結ぶ線に直交する方向に揺動させることで、下部締結部と上部締結部の両方を移動させる場合に比べ、シートフレーム全体の変位量を小さくすることができる。
請求項4に係る発明では、車両側面視で、着座位置は、締結部よりも車両後方に位置する。着座位置が締結部より車両後方にあれば、重量の嵩む車体フレームを車両後方へ延ばす必要がないため、車体フレームを小型化し、軽量化することができる。
請求項5に係る発明では、劣化表示部は、締結部のうちの上部締結部に備えられている。シートフレームに力が加わったときに、シートフレームの上部は、車両前後方向へ移動するため、劣化表示部が下部締結部に備えられている場合に比べ、シートフレームの上部に配置したシートに座る運転者は、シートフレームの移動に容易に気付き易い。結果、シートフレーム劣化の発見が容易になる。
請求項6に係る発明では、シートフレームは、長孔の軸方向で樹脂部材に覆われ、この樹脂部材に長孔の後側中心と同軸の丸孔が開けられ、この丸孔に締結部材が挿入される。シートフレームに過大な力が加わったとき、シートフレームは、長孔に沿って車両後方へ移動する。長孔の前側を覆う部位となる樹脂部材が劣化表示部となることで、劣化表示部の位置が特定されるので、車両の外側から容易にシートフレームの劣化を判断することができる。
請求項7に係る発明では、シートフレームの荷重支持を運転者からの高さ方向荷重の支持に特定するようにした。これにより、例えば、車幅方向荷重等他方向の荷重は無視でき、上下方向に、精度の高い荷重設定が可能なる。
請求項8に係る発明では、シートフレームは、上面と、この上面の左右端部から下方に延びると共にシートの側面に滑らかに繋がる側面とを備える箱型構造であって、側面の車幅方向内側に、エアクリーナエレメントを備えている。
このような構造のシートフレームであれば、別体のサイドカバーやエアクリーナケースが不要になる。結果、部品点数を削減することができる。また、シートフレームの上面に、開口部を備えるので、この開口部から側面の内側に備えられるエアクリーナエレメントを目視チェックし易くできる。従って、エアクリーナのメンテナンス性が高められる。
本発明に係る自動二輪車の左側面図である。 自動二輪車を説明する図1の要部拡大図である。 シートフレームの斜視図である。 車体フレームへの取付構造を説明するシートフレームの正面図である。 図3の5部拡大図である。 図6(a)はシートフレーム変形前の締結部を表す作用図である。図6(b)はシートフレーム変形後の締結部を表す作用図である。 図7(a)は図6(a)の7(a)−7(a)線断面図である。図7(b)は図6(b)の7(b)−7(b)線断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。図中及び実施例において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、自動二輪車に乗車する運転者から見た方向を示す。
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、自動二輪車10は、パワーユニット20を支持する車体フレーム11と、この車体フレーム11の前端に設けられ前輪13を支えるフロントフォーク15と、このフロントフォーク15の上端に取付けられ運転者が前輪13を操向するハンドルバー16と、車体フレーム11から車両後方へ延び後輪14を上下揺動可能に支えるスイングアーム17と、このスイングアーム17と車体フレーム11の間に介在されスイングアーム17を揺動自在に支持するリンク機構18及びリヤクッション19と、前輪13と後輪14の間に設けられるシート22とを備え、このシート22に運転者が跨って乗車する鞍乗り型車両であって、オフロード(不整地)での走行に適合させた車両である。
図2に示すように、車体フレーム11は、前輪13(図1参照)を操舵可能に支持するヘッドパイプ31と、このヘッドパイプ31から車体後方で且つ下方へ延びてパワーユニット(エンジン21)を支持する左右一対のメインフレーム32L、32R(図手前側の符号32Lのみ示す。)と、これらのメインフレーム32L、32Rの後端から後下方に延びピボット軸33を介してスイングアーム17を支持するピボットフレーム34L、34R(図手前側の符号34Lのみ示す。)と、ヘッドパイプ31から下方へ延びるダウンチューブ35と、このダウンチューブ35から分岐した後に車両後方へ延びてピボットフレーム34L、34Rの下端に各々連結されるアンダフレーム36L、36R(図手前側の符号36Lのみ示す。)と、ダウンチューブ35とメインフレーム32L、32Rの間に各々渡されるサブフレーム37L、37R(図手前側の符号37Lのみ示す。)と、メインフレーム32L、32Rの後端から更に後方に延びて運転者が跨って座るシート22(図1参照)を支持するシートフレーム38とからなる。シートフレーム38は、車体フレーム11の後部に備えられ、主に、高さ方向荷重を支持する。
フロントフォーク15は、ヘッドパイプ31に操向可能に支持され、フロントフォーク15の下端に、前輪13が回転自在に取付けられ、フロントフォーク15の上端に、前輪13を操向するハンドルバー16が取付けられている。スイングアーム17の車両後端に、後輪14が回転自在に取付けられている。以上をまとめると、車体フレーム11は、前輪13を支持すると共にハンドルバー16を支持し、スイングアーム17を介して後輪14を支持し、この後輪14を駆動するパワーユニット20を支持する。
図中、下側サイドカバー45(図1参照)は、取り外されている。
図1に戻り、フロントフォーク15に、前輪13がはね上げる泥の飛散を防止するフロントフェンダ41が取付けられる。パワーユニット20の上方で車体フレーム11の側方には、ラジエータシュラウド42L、42R(図手前側の符号42Lのみ示す。)が配置され、これらのラジエータシュラウド42L、42Rの後端に連続すると共に、シート22の下方に連続して車両後方へサイドカバー43が延びている。サイドカバー43は、シートフレーム38に一体的に設けられている。サイドカバー43の後端に連続して車両後方に、後輪14がはね上げた泥の飛散を防止するリヤフェンダ44が延びている。サイドカバー43の下半分に重なるようにして、サイドカバー43には、下側サイドカバー45が取付けられている。
左右のピボットフレーム34L、34Rの下端近傍に、車幅方向外方に突出し運転者が足を置くことができるステップ51L、51R(図手前側の符号51Lのみ示す。)が設けられる。左側のステップ51Lの車両前方にて、エンジン21のクランクケース53に、チェンジペダル52が設けられている。
図2に戻り、パワーユニットとしてのエンジン21は、クランクケース53と、このクランクケース53から上方に延びるシリンダ部56と、このシリンダ部56の車両後方に配置されると共にシリンダ部56の車両後方側に面する後面56bへ接続される吸気系57と、このシリンダ部56の車両前方側に面する前面56aから延びる排気系58と、シリンダ部56の車両前方に配置されるラジエータユニット59とからなる水冷式エンジンである。
吸気系57は、サイドカバー43と一体形成したシートフレーム38に設けられるエアクリーナ61と、このエアクリーナ61に連結され所定の混合気を供給するスロットルボデイ62とからなり、スロットルボデイ62の前端がシリンダ部56の後面56bへ接続される。排気系58は、シリンダ部56の前面56aから延びる排気管67と、この排気管の後方に配置される消音器68とからなる。
シリンダ部56は、シリンダボデイ63と、シリンダヘッド64と、ヘッドカバー65とからなる。クランクケース53の上面に、シリンダボデイ63とシリンダヘッド64とヘッドカバー65とがこの順に載置されると共に、クランクケース53に締結される。
なお、本実施例では、動力源となるパワーユニットはエンジンとしたが、エンジンとモータを組合せたハイブリッドユニットやモータユニットに変更することは差し支えない。
次に、サイドカバー43と一体的に形成されるシートフレーム38について説明する。
図3に示すように、シートフレーム38は、上面71と、この上面71の左右端部から下方に延びる側面72L、72Rと、側面72L、72Rの前部と上面71の前部の間に上下に渡される前面73とを備え、箱型構造を呈する。図1を併せて参照し、側面72L、72Rは、シート22の側面22sから滑らかに繋がるように延びている。
シートフレーム38の前面73には、スロットルボデイ62に連結される円形のクリーナ出口75が形成される。図4に示すように、クリーナ出口75の車両後方で、側面72L、72Rの車幅方向内側には、パワーユニット20が吸入する空気を濾過するエアクリーナエレメント76(図2参照)が装着されるエレメント取付部77が備えられている。
シートフレーム38の上面71には、シート22(図1参照)を取り外したときに開口する開口部78を備えており、エレメント取付部77及びこのエレメント取付部77に装着されるエアクリーナエレメント76を視認することができる。
サイドカバー43と一体的に形成され運転者が座るシート22(図1参照)を支持するシートフレーム38は、炭素繊維基材と炭素繊維強化樹脂とを組み合わせてなる炭素繊維強化プラスチック(CFRP)で形成されている。
本実施例で採用したシートフレーム38の製造工法として、炭素繊維基材を準備し、この炭素繊維基材に金属カラー83をセットした後、プリフォームしたものを準備する。次に、炭素繊維強化樹脂ペレットを射出成形した射出成形品(樹脂部材)を準備する。次に、プリフォームした炭素繊維基材に樹脂部材覆いつつ接着剤で接着することでシートフレーム38を形成する。
シートフレーム38は、炭素繊維でフレーム、サイドカバー及びエアクリーナケースを一体的に形成したので、別体のサイドカバーやエアクリーナケースが不要になる。結果、部品点数を削減することができる。部品点数が減るので、組立工数も削減できる。さらに、シートフレーム38は、樹脂部材を含む炭素繊維で形成されるので、従来のように、金属部材と樹脂部材とを組み合わせたものに比べて大幅な軽量化を図ることができる。
また、シートフレーム38の上面71に、開口部78を備えるので、この開口部78から側面72L、72Rの内側に備えられるエアクリーナエレメント76を目視チェックし易くできる。従って、エアクリーナ61のメンテナンス性を高められる。
次に、シートフレーム38の締結構造について説明する。
図4に示すように、シートフレーム38の前端上下に、車体フレーム11側にシートフレーム38を取付けるための締結部90が設けられる。締結部90は、下部締結部91L、91Rと、この下部締結部91L、91Rの上方に設けられる上部締結部92L、92Rとからなる。図2にて、上部締結部92L、92Rは、下部締結部91L、91Rより車両前方に配置される。
上部締結部92L、92R及び下部締結部91L、91Rは、車幅方向に挿入される締結部材95、96によって、各々、車体フレーム11に取付けられる。シートフレーム38側の樹脂部材84(図5参照)に設けられている上部締結部92L、92Rには、金属製のカラー(金属カラー83)が鋳ぐるみされる。また、下部締結部91L、91Rには、金属製の筒状カラー(金属カラー82)が鋳ぐるみされる。これらの金属カラーの車幅方向内面83bに車体フレーム11の一部となるフランジ部11a、11bが合わされ、車幅方向外側からボルト95、96が挿入されフランジ部11a、11bに各々形成しためねじ部に締結されることで、車体フレーム11にシートフレーム38が締結される。
車幅方向外側からボルト95、96を挿入し、車体フレーム11にシートフレーム38を締結するようにしたので、シートフレーム38の樹脂部材に劣化が生じたときに、シートフレーム38の交換が容易に行え、交換時間の短縮を図ることができる。すなわち、締結部90は、車幅方向に挿入される締結部材95、96によって車体フレーム11に取付けられる。車幅方向に挿入される締結部材95、96であれば、車両側方から締結作業がし易い。加えて、取付精度を確保し易い。
次に、劣化表示部100を有する上部締結部92の構造につき詳細に説明する。
図5に示すように、樹脂部材84で締結方向に覆われ、樹脂部材84に内蔵されている金属カラー83は、車両前後に沿って長い長孔101を備えている。この長孔101の前半部は、樹脂部材84で塞がれている。車幅方向外方に面し、長孔101が樹脂部材84で塞がれている部分が、シートフレーム38の劣化を表示する劣化表示部100となっている。
シートフレーム38に備えられている劣化表示部100は、金属カラー(上部金属カラー83)の内径側に位置する樹脂部材84が所定の荷重で変形したときに、締結部90(図2参照)が移動してシートフレーム38の劣化を表示するものである。
以上に述べたシートフレームの締結部に劣化表示部が備えられている自動二輪車の作用を次に述べる。
図6(a)は変形前のシートフレームの状態を表した図であり、図6(b)は変形後のシートフレームの状態を表した図である。
図6(a)において、劣化表示部100は、下部締結部91と上部締結部92の間を結ぶ線Yに直交する方向に沿って延びている。すなわち、劣化表示部100は、下部締結部91と上部締結部92の間を結ぶ線Yに直交する方向を指向している。なお、本実施例では、劣化表示部100は、上部締結部92に設けられているが、上部締結部92の代わりに、下部締結部91に設けることは差し支えない。
図5を併せて参照し、金属カラー83は、車両前後に沿って長い長孔(長円穴)101を備え、金属カラー83は、長孔(長円穴)101の締結部材95の軸方向で樹脂部材84に覆われ、この樹脂部材に長孔(長円穴)101の後側中心と同軸の丸孔(正円穴)102が開けられ、この丸孔(正円穴)102に締結部材95が挿入される。
シートフレーム38に備えられている劣化表示部100は、具体的には、図6(b)に示すように、下部締結部91を回動軸に、上部締結部92が矢印m方向に移動する。締結部(上部締結部92)が移動することにより、上部締結部92に備えられている劣化表示部100が引き裂かれ、外観が変化する。劣化表示部100の外観が変化することで、車両の外側からシートフレーム38の劣化を容易に判断することができる。
シートフレーム38に過大な力が加わったとき、シートフレーム38は、長孔101に沿って車両後方へ移動する。長孔101の前側を覆う部位が劣化表示部100となることで、劣化表示部100の位置が特定されるので、車両の外側から容易にシートフレーム38の劣化を判断することができる。
図7(a)は、図6(a)の7(a)−7(a)線断面図であり、図7(b)は、図6(b)の7(b)−7(b)線断面図である。
図7(a)のシートフレーム変形前では、長孔101において、締結部材95のねじ部が通る丸孔102を除く部分は、樹脂部材84で覆われる。
図7(b)のシートフレーム変形後では、シートフレーム38が車両後方へ移動し、長孔101を覆っている樹脂部材84を引き裂く。これにより、車両側方からシートフレーム38の劣化を容易に判断することができる。なお、符号110はワッシャである。
図6(a)、図6(b)を併せて参照し、劣化表示部100は、締結部90のうちの上部締結部92L、92Rに備えられている。シートフレーム38に力が加わったときに、シートフレーム38の上部は、車両前後方向へ移動するため、シートフレーム38の上部に取付けられるシート22に座っている運転者は、シートフレーム38の移動に容易に気付くことができる。結果、シートフレーム38劣化の発見が容易になる。
劣化表示部100は、下部締結部91と上部締結部92のうちのいずれか一方の締結部に備えられている。すなわち、他方の締結部(下部締結部91)を軸として、一方の締結部(上部締結部92)を下部締結部91と上部締結部92の間を結ぶ線Yに直交する方向に揺動させることで、下部締結部91と上部締結部92の両方を移動させる場合に比べ、シートフレーム38全体の変位量を小さくすることができる。
シートフレーム38の荷重支持は、運転者Rからの高さ方向荷重の支持に特定するようにした。これにより、例えば、車幅方向荷重等他方向の荷重は無視でき、上下方向に、精度の高い荷重設定が可能になる。
なお、本発明のシートフレームに利用される樹脂部材とは、強化繊維により強化されている樹脂をいう。強化繊維は、本実施例では、炭素繊維を利用したが、ガラス繊維、アルミナ繊維、金属繊維等の無機繊維や、フッ素系樹脂、フェノール系樹脂等の有機樹脂から単種または複数を任意に選択可能なものとする。これらの強化繊維は、繊布状、不繊布状等の各種形態を採ることができるものとする。
また、繊維基材は、本実施例では、シート状の炭素繊維基材を利用したが、この他、樹脂の含浸されていない強化繊維であれば、不繊布、チョップドファイバー等の短繊維状の均質形態が好ましい。
図1に戻り、車両側面視で、運転者が座る着座位置Sは、締結部90よりも車両後方に位置する。着座位置Sが締結部90より車両後方にあれば、重量の嵩む車体フレーム11を車両後方へ延ばす必要がないため、車体フレーム11を小型化し、軽量化することができる。
尚、本発明は、実施の形態では自動二輪車に適用したが、鞍乗り型三輪車にも適用可能であり、一般の鞍乗り型車両に適用することは差し支えない。
本発明は、樹脂製のリヤフレームが備えられている自動二輪車に好適である。
10…鞍乗り型車両(オフロード用自動二輪車)、11…車体フレーム、13…前輪、14…後輪、16…ハンドルバー、20…パワーユニット、22…シート、22s…シートの側面、38…シートフレーム、61…エアクリーナ、71…上面、72L、72R…側面、76…エアクリーナエレメント、78…開口部、82…金属カラー(下部金属カラー)、83…金属カラー(上部金属カラー)、84…樹脂部材、90…締結部、91(91L、91R)…下部締結部、92(92L、92R)…上部締結部、95…締結部材、100(100L、100R)…劣化表示部、101…長孔、102…丸孔、R…運転者、S…着座位置。

Claims (8)

  1. 前輪(13)を支持し、この前輪(13)を操向するハンドルバー(16)を支持し、後輪(14)を支持し、この後輪(14)を駆動するパワーユニット(20)を支持する車体フレーム(11)と、この車体フレーム(11)の後部に、主として樹脂部材(84)で形成されると共に金属カラー(82、83)が内蔵される締結部(90)にて締結され運転者(R)が跨って操縦するシート(22)を支持するシートフレーム(38)とを備える鞍乗り型車両において、
    前記金属カラー(83)は、前記樹脂部材(84)で締結方向に覆われ、
    前記シートフレーム(38)は、前記金属カラー(83)の内径側に位置する前記樹脂部材(84)が所定の荷重で変形したときに、前記締結部(90)が移動して前記シートフレーム(38)の劣化を表示する劣化表示部(100L、100R)を備えていることを特徴とする鞍乗り型車両。
  2. 前記締結部(90)は、車幅方向に挿入される締結部材(95、96)によって前記車体フレーム(11)に取付けられることを特徴とする請求項1記載の鞍乗り型車両。
  3. 前記締結部(90)は、下部締結部(91L、91R)と、この下部締結部(91L、91R)の上方に設けられる上部締結部(92L、92R)とからなり、
    前記劣化表示部(100L、100R)は、前記下部締結部(91L、91R)と前記上部締結部(92L、92R)のうちのいずれか一方の締結部に備えられると共に、その移動方向は前記下部締結部(91L、91R)と前記上部締結部(92L、92R)の間を結ぶ線(Y)に直交する方向を指向していることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の鞍乗り型車両。
  4. 車両側面視で、前記運転者(R)が座る着座位置(S)は、前記締結部(90)よりも車両後方に位置することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の鞍乗り型車両。
  5. 前記劣化表示部(100L、100R)は、前記締結部(90)のうちの前記上部締結部(92L、92R)に備えられていることを特徴とする請求項3又は請求項4記載の鞍乗り型車両。
  6. 前記上部締結部(92L、92R)は、前記下部締結部(91L、91R)よりも車両前方に配置され、
    前記金属カラー(83)は、車両前後に長い長孔(101、101)を備え、
    前記金属カラー(83)は、前記長孔(101、101)の前記締結部材(95、95)の軸方向で前記樹脂部材(84)に覆われ、この樹脂部材(84)に前記長孔(101、101)の後側中心と同軸の丸孔(102、102)が開けられ、この丸孔(102、102)に前記締結部材(95、96)が挿入され、前記丸孔(102、102)の前側で前記金属カラー(83)の長孔(101、101)を覆う前記樹脂部材(84)が前記劣化表示部(100L、100R)を成すことを特徴とする請求項3〜5のいずれか1項記載の鞍乗り型車両。
  7. 前記鞍乗り型車両は、オフロード用自動二輪車(10)であって、
    前記シートフレーム(38)は、前記運転者(R)からの高さ方向荷重を支持することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項記載の鞍乗り型車両。
  8. 前記シートフレーム(38)は、上面(71)と、この上面(71)の左右端部から下方に延びると共に前記シート(22)の側面(22s)に滑らかに繋がる側面(72L、72R)とを備える箱型構造であって、 前記上面(71)に、前記シート(22)を取り外したときに開口する開口部(78)を備え、
    前記側面(72L、72R)の車幅方向内側に、パワーユニット(20)が吸入する空気を濾過するエアクリーナエレメント(76)を備えていることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項記載の鞍乗り型車両。
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