JPH1149064A - 自動二輪車等のサイドカバー - Google Patents
自動二輪車等のサイドカバーInfo
- Publication number
- JPH1149064A JPH1149064A JP21377997A JP21377997A JPH1149064A JP H1149064 A JPH1149064 A JP H1149064A JP 21377997 A JP21377997 A JP 21377997A JP 21377997 A JP21377997 A JP 21377997A JP H1149064 A JPH1149064 A JP H1149064A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side cover
- metal
- motorcycle
- resin
- fiber reinforced
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、スクータ等のサイドカバーを製造
するにあたり、機械加工を廃止し、一層の軽量化とコス
ト削減を図ることを目的とする。 【解決手段】 スクータの変速機構５等の左側面を覆う
サイドカバー１１を、ガラス長繊維マットにポリプロピ
レン樹脂を積層した繊維強化樹脂で成形し、クラッチ部
３を囲う内面側に、アルミ製等の遮熱板１２を一体成形
し、また強度を要する箇所に、メタルカラー１４、２
１、メタルブシュ１８、ストッパピン１６等のアルミ製
等の補強部材をインサート成形する。
するにあたり、機械加工を廃止し、一層の軽量化とコス
ト削減を図ることを目的とする。 【解決手段】 スクータの変速機構５等の左側面を覆う
サイドカバー１１を、ガラス長繊維マットにポリプロピ
レン樹脂を積層した繊維強化樹脂で成形し、クラッチ部
３を囲う内面側に、アルミ製等の遮熱板１２を一体成形
し、また強度を要する箇所に、メタルカラー１４、２
１、メタルブシュ１８、ストッパピン１６等のアルミ製
等の補強部材をインサート成形する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動二輪車等の変
速機構等の側面を覆うサイドカバーに関する。
速機構等の側面を覆うサイドカバーに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、例えばスクータのＶベルト式変速
機構等の左側面には、前方のエンジン側から後方のクラ
ッチ側にかけて、車体の左側面を覆うレフトサイドカバ
ーが装着されるが、このようなレフトサイドカバーは、
例えばクラッチ周りから発生する熱に対して耐久性があ
り、またこのレフトサイドカバーに形成されるキックス
タータシャフトの軸受部とか、スタータピニオンシャフ
トの軸受部等には強度が必要とされるため、アルミ合金
等の軽量金属材料からダイカストで製造されている。
機構等の左側面には、前方のエンジン側から後方のクラ
ッチ側にかけて、車体の左側面を覆うレフトサイドカバ
ーが装着されるが、このようなレフトサイドカバーは、
例えばクラッチ周りから発生する熱に対して耐久性があ
り、またこのレフトサイドカバーに形成されるキックス
タータシャフトの軸受部とか、スタータピニオンシャフ
トの軸受部等には強度が必要とされるため、アルミ合金
等の軽量金属材料からダイカストで製造されている。
【０００３】そして、ダイカストで製造したレフトサイ
ドカバーは、例えば軸受部等については精度を要するた
め、機械加工を行って精度を高め、またサイドカバーの
外側表面に表面処理を施す等によって仕上げている。
ドカバーは、例えば軸受部等については精度を要するた
め、機械加工を行って精度を高め、またサイドカバーの
外側表面に表面処理を施す等によって仕上げている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にダイカストで製造した鋳造品に機械加工を施すような
方法は工数と手間がかかり、また金属素材から製造する
方法は、軽量化に限度があり、また材料費も高くなりが
ちである。
にダイカストで製造した鋳造品に機械加工を施すような
方法は工数と手間がかかり、また金属素材から製造する
方法は、軽量化に限度があり、また材料費も高くなりが
ちである。
【０００５】そこで本発明は、サイドカバーを製造する
にあたり、機械加工を廃止し、一層の軽量化とコスト削
減を図ることを目的とする。
にあたり、機械加工を廃止し、一層の軽量化とコスト削
減を図ることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、請求項１において、自動二輪車等の変速機構
等の側面を覆うサイドカバーにおいて、全体を繊維強化
樹脂にて一体に成形し、且つクラッチ等の発熱部を囲う
内面側に、金属製の遮熱板を一体成形した。
本発明は、請求項１において、自動二輪車等の変速機構
等の側面を覆うサイドカバーにおいて、全体を繊維強化
樹脂にて一体に成形し、且つクラッチ等の発熱部を囲う
内面側に、金属製の遮熱板を一体成形した。
【０００７】このようにカバー全体を繊維強化樹脂で一
体に成形すれば、軽量化が図れるとともに、材料費が安
価になる。そして、クラッチ等の発熱部を囲う内面側
に、当該部位周りから発生する熱を遮断する金属製の遮
熱板を一体成形し、繊維強化樹脂の熱的損耗等を防止す
る。
体に成形すれば、軽量化が図れるとともに、材料費が安
価になる。そして、クラッチ等の発熱部を囲う内面側
に、当該部位周りから発生する熱を遮断する金属製の遮
熱板を一体成形し、繊維強化樹脂の熱的損耗等を防止す
る。
【０００８】ここで遮熱板の素材として、例えばアルミ
合金等の軽量の金属が好ましいが、より安価な鋼板等を
使用しても良く、或いはその他の金属素材でも良い。ま
た、繊維強化樹脂の強化繊維は、ガラス繊維、カーボン
繊維、セラミックス繊維、アラミド繊維等任意であり、
また樹脂については、熱可塑性樹脂でも熱硬化性樹脂で
も良い。そしてこのような繊維強化樹脂によるカバー全
体の成形は、例えば予め繊維と樹脂が積層された積層シ
ートを軟化させ、プレス型でプレス成形するような成形
法でも良く、或いは、型の上に繊維と樹脂を同時に吹き
付けて積層するスプレーアップ式の成形法でも良く、或
いはその他の成形法でも良い。
合金等の軽量の金属が好ましいが、より安価な鋼板等を
使用しても良く、或いはその他の金属素材でも良い。ま
た、繊維強化樹脂の強化繊維は、ガラス繊維、カーボン
繊維、セラミックス繊維、アラミド繊維等任意であり、
また樹脂については、熱可塑性樹脂でも熱硬化性樹脂で
も良い。そしてこのような繊維強化樹脂によるカバー全
体の成形は、例えば予め繊維と樹脂が積層された積層シ
ートを軟化させ、プレス型でプレス成形するような成形
法でも良く、或いは、型の上に繊維と樹脂を同時に吹き
付けて積層するスプレーアップ式の成形法でも良く、或
いはその他の成形法でも良い。
【０００９】また、金属製の遮熱板の一体成形は、例え
ば繊維強化樹脂を成形する際、遮熱板を所定箇所にセッ
トしておくことで、繊維強化樹脂が成形された時に同時
に一体成形されるようにする。
ば繊維強化樹脂を成形する際、遮熱板を所定箇所にセッ
トしておくことで、繊維強化樹脂が成形された時に同時
に一体成形されるようにする。
【００１０】また請求項２では、前記サイドカバーの内
面側の所定箇所に、キックスタータシャフト等を軸受す
る金属製の軸受カラー等をインサート成形するようにし
た。
面側の所定箇所に、キックスタータシャフト等を軸受す
る金属製の軸受カラー等をインサート成形するようにし
た。
【００１１】すなわち、このような箇所は強度を要する
箇所であるため、予め当該シャフト等に対応する金属製
カラー等を準備しておき、例えば繊維強化樹脂を型内で
成形する場合は、金属製カラー等を型内の所定箇所にセ
ットし、その周囲に繊維強化樹脂を充填する等により、
金属製カラー等を繊維強化樹脂内に埋め込んで補強す
る。ここで、金属製カラー等は、アルミ合金或いはその
他の任意の金属材料が適用出来る。
箇所であるため、予め当該シャフト等に対応する金属製
カラー等を準備しておき、例えば繊維強化樹脂を型内で
成形する場合は、金属製カラー等を型内の所定箇所にセ
ットし、その周囲に繊維強化樹脂を充填する等により、
金属製カラー等を繊維強化樹脂内に埋め込んで補強す
る。ここで、金属製カラー等は、アルミ合金或いはその
他の任意の金属材料が適用出来る。
【００１２】そしてこのようにインサート成形すること
で、軸受等に必要な強度を充分確保することが出来、し
かも例えば金属製カラー等の内面に所定の精度を持たせ
ておけば、機械加工等の手間を省くことが出来る。
で、軸受等に必要な強度を充分確保することが出来、し
かも例えば金属製カラー等の内面に所定の精度を持たせ
ておけば、機械加工等の手間を省くことが出来る。
【００１３】また請求項３では、前記繊維強化樹脂を、
熱可塑性樹脂をガラス長繊維で強化したものとし、サイ
ドカバーの製造を、予めガラス長繊維マットと熱可塑性
樹脂を積層した積層シートから流動成形法にて形成する
ようにした。
熱可塑性樹脂をガラス長繊維で強化したものとし、サイ
ドカバーの製造を、予めガラス長繊維マットと熱可塑性
樹脂を積層した積層シートから流動成形法にて形成する
ようにした。
【００１４】このように、予め熱可塑性樹脂と長繊維マ
ット等を積層した積層シートを利用し、この積層シート
を樹脂の融点より高い温度で加熱し、金型内で樹脂を流
動させるような状態でプレス成形する流動成形法により
成形すれば、例えば熱硬化性樹脂をチョップト・ストラ
ンドガラス等で補強し、プレス成形するＳＭＣ（sheet
molding compound）成形品等に較べて強度向上が図れる
とともに、成形サイクルが短くなり、生産性に優れる。
またインサート成形も容易である。
ット等を積層した積層シートを利用し、この積層シート
を樹脂の融点より高い温度で加熱し、金型内で樹脂を流
動させるような状態でプレス成形する流動成形法により
成形すれば、例えば熱硬化性樹脂をチョップト・ストラ
ンドガラス等で補強し、プレス成形するＳＭＣ（sheet
molding compound）成形品等に較べて強度向上が図れる
とともに、成形サイクルが短くなり、生産性に優れる。
またインサート成形も容易である。
【００１５】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態について添付
した図面に基づき説明する。ここで図１は本発明に係る
サイドカバーが適用されるスクータの変速機構等を示す
略水平断面図、図２はサイドカバーの断面図である。
した図面に基づき説明する。ここで図１は本発明に係る
サイドカバーが適用されるスクータの変速機構等を示す
略水平断面図、図２はサイドカバーの断面図である。
【００１６】スクータ等の自動二輪車は、図１に示すよ
うに、前方のエンジン１のクランクシャフト２と、後方
のクラッチ部３のドライブシャフト４との間に、変速機
構５を備えており、この変速機構５は、クランクシャフ
ト２の左端部側に設けられたプーリ６と、ドライブシャ
フト４に設けられたプーリ７と、これら前後のプーリ
６、７間に巻回されたＶベルト８を備えている。因み
に、１０は後方車輪である。
うに、前方のエンジン１のクランクシャフト２と、後方
のクラッチ部３のドライブシャフト４との間に、変速機
構５を備えており、この変速機構５は、クランクシャフ
ト２の左端部側に設けられたプーリ６と、ドライブシャ
フト４に設けられたプーリ７と、これら前後のプーリ
６、７間に巻回されたＶベルト８を備えている。因み
に、１０は後方車輪である。
【００１７】そしてこの車体のうち、前方のエンジン１
側面から後方のクラッチ部３側面にかけて、主として変
速機構５の左側面を覆うようにレフトサイドカバー１１
が設けられ、このレフトサイドカバー１１は繊維強化樹
脂にて一体成形されている。
側面から後方のクラッチ部３側面にかけて、主として変
速機構５の左側面を覆うようにレフトサイドカバー１１
が設けられ、このレフトサイドカバー１１は繊維強化樹
脂にて一体成形されている。
【００１８】また、特に周囲の発熱が大きいような箇
所、及び強度を要する箇所については、特に内面側に金
属製の遮熱部材、及び金属製の補強部材を一体成形して
おり、実施形態では、図２にも示すように、遮熱のた
め、クラッチ部３周りに遮熱板１２を一体成形し、また
補強のため、キックスタータシャフト１３の軸受部にメ
タルカラー１４を、キックスプリング１５の端部受部に
金属製のストッパピン１６を、キックスタータドリブン
シャフト１７の軸受部にメタルブシュ１８を、スタータ
ピニオンシャフト２０の軸受部にメタルカラー２１を一
体成形している。
所、及び強度を要する箇所については、特に内面側に金
属製の遮熱部材、及び金属製の補強部材を一体成形して
おり、実施形態では、図２にも示すように、遮熱のた
め、クラッチ部３周りに遮熱板１２を一体成形し、また
補強のため、キックスタータシャフト１３の軸受部にメ
タルカラー１４を、キックスプリング１５の端部受部に
金属製のストッパピン１６を、キックスタータドリブン
シャフト１７の軸受部にメタルブシュ１８を、スタータ
ピニオンシャフト２０の軸受部にメタルカラー２１を一
体成形している。
【００１９】ここで、本実施形態におけるレフトサイド
カバー１１の樹脂素材及び製造法等について更に詳述す
ると、繊維強化樹脂として、ガラス長繊維をニードルパ
ンチしたスワールマット４０wt％に対し、熱可塑性樹脂
であるポリプロピレン樹脂６０wt％を積層した積層シー
トを使用し、この積層シートから所定量のブランクを切
出した後、ポリプロピレン樹脂の融点以上の温度（例え
ば２００〜２２０℃）に加熱して、樹脂が金型内で流動
しやすい状態にする。
カバー１１の樹脂素材及び製造法等について更に詳述す
ると、繊維強化樹脂として、ガラス長繊維をニードルパ
ンチしたスワールマット４０wt％に対し、熱可塑性樹脂
であるポリプロピレン樹脂６０wt％を積層した積層シー
トを使用し、この積層シートから所定量のブランクを切
出した後、ポリプロピレン樹脂の融点以上の温度（例え
ば２００〜２２０℃）に加熱して、樹脂が金型内で流動
しやすい状態にする。
【００２０】一方、金型内には、予めアルミ合金製等の
遮熱板１２、メタルカラー１４、２１、ストッパピン１
６、メタルブシュ１８を所定箇所に位置決めセットし、
このうちメタルカラー１４、２１、メタルブシュ１８に
ついては予め内径に精度を持たるようにしている。そし
てこのような金型内に前記要領で加熱したブランクを移
載し、型締めすると同時にプレス圧を加える。ここで、
プレス機としては、メカニカルプレス、油圧プレスいず
れも可能である。そして冷却固化させれば製造が完了す
る。
遮熱板１２、メタルカラー１４、２１、ストッパピン１
６、メタルブシュ１８を所定箇所に位置決めセットし、
このうちメタルカラー１４、２１、メタルブシュ１８に
ついては予め内径に精度を持たるようにしている。そし
てこのような金型内に前記要領で加熱したブランクを移
載し、型締めすると同時にプレス圧を加える。ここで、
プレス機としては、メカニカルプレス、油圧プレスいず
れも可能である。そして冷却固化させれば製造が完了す
る。
【００２１】以上のような流動成形法により、図２に示
すようなレフトサイドカバー１１が成形され、同時に遮
熱板１２、メタルカラー１４、２１、ストッパピン１
６、メタルブシュ１８が一体成形され、この後機械加工
等は不要である。
すようなレフトサイドカバー１１が成形され、同時に遮
熱板１２、メタルカラー１４、２１、ストッパピン１
６、メタルブシュ１８が一体成形され、この後機械加工
等は不要である。
【００２２】尚、このようなインサート成形は、熱可塑
性樹脂を融点以上の温度に加熱してプレス成形する流動
成形法を用いることにより、極めて容易に成形すること
が出来、また強度も確保出来る。因みに、本実施形態の
レフトサイドカバー１１は、従来品に較べて大幅な軽量
化が可能となり、また製造コストも従来品以下のコスト
で済むことが確認された。
性樹脂を融点以上の温度に加熱してプレス成形する流動
成形法を用いることにより、極めて容易に成形すること
が出来、また強度も確保出来る。因みに、本実施形態の
レフトサイドカバー１１は、従来品に較べて大幅な軽量
化が可能となり、また製造コストも従来品以下のコスト
で済むことが確認された。
【００２３】尚、本発明は、以上のような実施形態に限
定されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載
した事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果
を奏するものは、本発明の技術的範囲の属する。例え
ば、樹脂素材等は一例であり、またサイドカバーの形状
等も任意である。
定されるものではない。本発明の特許請求の範囲に記載
した事項と実質的に同一の構成を有し、同一の作用効果
を奏するものは、本発明の技術的範囲の属する。例え
ば、樹脂素材等は一例であり、またサイドカバーの形状
等も任意である。
【００２４】
【発明の効果】以上のように本発明のサイドカバーは、
請求項１のように、全体を繊維強化樹脂にて一体に成形
し、クラッチ等の発熱部を囲う内面側に、金属製の遮熱
板を一体成形するようにしたため、熱的損耗を防止しつ
つ軽量化が図られ、また材料費が安価になる。また請求
項２のように、強度を要する部分に金属製カラー等をイ
ンサート成形すれば、強度の補強がなされるとともに、
例えば金属製カラー等の内面に所定の精度を持たせてお
けば、機械加工等の手間を省くことが出来る。また請求
項３のように、繊維強化樹脂として、熱可塑性樹脂をガ
ラス長繊維で強化したものとし、また予めガラス長繊維
マットと熱可塑性樹脂を積層した積層シートから流動成
形法にて成形するようにすれば、強度向上が図れるとと
もに、成形サイクルが短くして生産性の向上を図ること
が出来る。また、インサート成形も容易に行うことが出
来る。
請求項１のように、全体を繊維強化樹脂にて一体に成形
し、クラッチ等の発熱部を囲う内面側に、金属製の遮熱
板を一体成形するようにしたため、熱的損耗を防止しつ
つ軽量化が図られ、また材料費が安価になる。また請求
項２のように、強度を要する部分に金属製カラー等をイ
ンサート成形すれば、強度の補強がなされるとともに、
例えば金属製カラー等の内面に所定の精度を持たせてお
けば、機械加工等の手間を省くことが出来る。また請求
項３のように、繊維強化樹脂として、熱可塑性樹脂をガ
ラス長繊維で強化したものとし、また予めガラス長繊維
マットと熱可塑性樹脂を積層した積層シートから流動成
形法にて成形するようにすれば、強度向上が図れるとと
もに、成形サイクルが短くして生産性の向上を図ること
が出来る。また、インサート成形も容易に行うことが出
来る。
【図１】本発明に係るサイドカバーが適用されるスクー
タの変速機構等を示す略水平断面図
タの変速機構等を示す略水平断面図
【図２】サイドカバーの断面図
３…クラッチ部、５…変速機構、１１…レフトサイドカ
バー、１２…遮熱板、１３…キックスタータシャフト、
１４…メタルカラー、１５…キックスプリング、１６…
ストッパピン、１７…キックスタータドリブンシャフ
ト、１８…メタルブシュ、２０…スタータピニオンシャ
フト、２１…メタルカラー。
バー、１２…遮熱板、１３…キックスタータシャフト、
１４…メタルカラー、１５…キックスプリング、１６…
ストッパピン、１７…キックスタータドリブンシャフ
ト、１８…メタルブシュ、２０…スタータピニオンシャ
フト、２１…メタルカラー。
Claims (3)
- 【請求項１】 自動二輪車等の変速機構等の側面を覆う
サイドカバーであって、全体が繊維強化樹脂にて一体に
成形され且つクラッチ等の発熱部を囲う内面側に、金属
製の遮熱板が一体成形されることを特徴とする自動二輪
車等のサイドカバー。 - 【請求項２】 請求項１に記載の自動二輪車等のサイド
カバーにおいて、前記サイドカバーの内面側の所定箇所
には、キックスタータシャフト等を軸受する金属製の軸
受カラー等がインサート成形されることを特徴とする自
動二輪車等のサイドカバー。 - 【請求項３】 請求項１又は請求項２に記載の自動二輪
車等のサイドカバーにおいて、前記繊維強化樹脂は、熱
可塑性樹脂をガラス長繊維で強化したものであり、前記
サイドカバーは、予めガラス長繊維マットと熱可塑性樹
脂を積層した積層シートから流動成形法にて形成される
ことを特徴とする自動二輪車等のサイドカバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21377997A JPH1149064A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 自動二輪車等のサイドカバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21377997A JPH1149064A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 自動二輪車等のサイドカバー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1149064A true JPH1149064A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16644907
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21377997A Pending JPH1149064A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 自動二輪車等のサイドカバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1149064A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005255151A (ja) * | 2004-02-10 | 2005-09-22 | Honda Motor Co Ltd | 自転車用変速機ケース |
| US7201686B2 (en) * | 2003-07-16 | 2007-04-10 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Saddle-type vehicle and engine |
| CN100374347C (zh) * | 2003-09-30 | 2008-03-12 | 本田技研工业株式会社 | 机动二轮车的侧罩构造 |
| US7631718B2 (en) | 2003-07-16 | 2009-12-15 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Saddle-type vehicle and engine |
| US8186244B2 (en) | 2004-02-10 | 2012-05-29 | Honda Motor Co., Ltd. | Transmission casing for bicycle |
| CN102691779A (zh) * | 2011-03-23 | 2012-09-26 | 加特可株式会社 | 变速箱 |
| JP2015051662A (ja) * | 2013-09-05 | 2015-03-19 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
| JP2018178786A (ja) * | 2017-04-06 | 2018-11-15 | スズキ株式会社 | エンジン及び車両 |
-
1997
- 1997-08-08 JP JP21377997A patent/JPH1149064A/ja active Pending
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7201686B2 (en) * | 2003-07-16 | 2007-04-10 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Saddle-type vehicle and engine |
| US7631718B2 (en) | 2003-07-16 | 2009-12-15 | Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha | Saddle-type vehicle and engine |
| CN100374347C (zh) * | 2003-09-30 | 2008-03-12 | 本田技研工业株式会社 | 机动二轮车的侧罩构造 |
| JP2005255151A (ja) * | 2004-02-10 | 2005-09-22 | Honda Motor Co Ltd | 自転車用変速機ケース |
| JP4514041B2 (ja) * | 2004-02-10 | 2010-07-28 | 本田技研工業株式会社 | 自転車用変速機ケース |
| US8186244B2 (en) | 2004-02-10 | 2012-05-29 | Honda Motor Co., Ltd. | Transmission casing for bicycle |
| CN102691779A (zh) * | 2011-03-23 | 2012-09-26 | 加特可株式会社 | 变速箱 |
| JP2012197918A (ja) * | 2011-03-23 | 2012-10-18 | Jatco Ltd | トランスミッションケース |
| JP2015051662A (ja) * | 2013-09-05 | 2015-03-19 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
| JP2018178786A (ja) * | 2017-04-06 | 2018-11-15 | スズキ株式会社 | エンジン及び車両 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH1149064A (ja) | 自動二輪車等のサイドカバー | |
| CN104786517A (zh) | 齿条壳体的制造方法、以及齿条壳体 | |
| CN103261749A (zh) | 蜗轮和电动式动力转向装置 | |
| CN106696163A (zh) | 一种车身覆盖件的注塑成型工艺及电动车翼子板 | |
| CN210116317U (zh) | 一种用于新能源汽车的轮毂 | |
| CN1192867C (zh) | 粘结压制磁体的注塑件及注塑工艺 | |
| KR19990032757A (ko) | 차량용 댐퍼풀리허브 제조방법 | |
| CN103269840B (zh) | 注射成型机 | |
| JP2011218757A (ja) | 繊維強化樹脂構造部材及びその製造方法 | |
| JPH1182687A (ja) | チェーン式動力伝達装置のスプロケット保持機構 | |
| US11426954B2 (en) | Fiber reinforced resin molded article and method of manufacturing the same | |
| CN100455849C (zh) | 一种组合式蜗轮制作方法 | |
| CN103398085A (zh) | 一种花键轴头组件及其制造方法 | |
| KR101589110B1 (ko) | 자동차용 패널 제작 방법 | |
| JPH11115863A (ja) | 自動二輪車等のボトムブリッジ周りの構造 | |
| CN112517850A (zh) | 一种离合器铸件的生产工艺 | |
| JPH11105147A (ja) | スプロケットの加工方法 | |
| CN1128184A (zh) | 摩托车轮毂的制造方法 | |
| KR102119322B1 (ko) | 반응고 다이캐스팅 주조를 활용한 알루미늄 소형 주물 제조방법 | |
| JPH08229977A (ja) | 樹脂成形品の製造方法及び製造装置 | |
| JPS6270017A (ja) | Ｆｒｐ製ロツカ−ア−ムの製造方法 | |
| CN201330729Y (zh) | 一种扇叶机构 | |
| JPH08331814A (ja) | 磁石発電機の製造方法 | |
| CN202301604U (zh) | 带钢质外壳的汽车刹车毂 | |
| JPS6289565A (ja) | 繊維強化金属部材の製造方法 |